JPH08332999A - 乗り物の座席列 - Google Patents

乗り物の座席列

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JPH08332999A
JPH08332999A JP8146165A JP14616596A JPH08332999A JP H08332999 A JPH08332999 A JP H08332999A JP 8146165 A JP8146165 A JP 8146165A JP 14616596 A JP14616596 A JP 14616596A JP H08332999 A JPH08332999 A JP H08332999A
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JP
Japan
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seat
row
locking
lever
manual lever
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Pending
Application number
JP8146165A
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English (en)
Inventor
Harald Merensky
メレンスキ ハラルト
Paul Baeumlisberger
ベウムリスベルガー パウル
Gerhard Klein
クライン ゲルハルト
Peter Miehlke
ミールク ペーター
Frank-H Schoenenberg
シューネンベルク フランク−ハインリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiper Recaro GmbH and Co
Original Assignee
Keiper Recaro GmbH and Co
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Publication date
Application filed by Keiper Recaro GmbH and Co filed Critical Keiper Recaro GmbH and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/06Arrangements of seats, or adaptations or details specially adapted for aircraft seats
    • B64D11/0693Width modification of seat assemblies, e.g. for class modification
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/242Bus seats
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D11/00Passenger or crew accommodation; Flight-deck installations not otherwise provided for
    • B64D11/06Arrangements of seats, or adaptations or details specially adapted for aircraft seats
    • B64D11/0639Arrangements of seats, or adaptations or details specially adapted for aircraft seats with features for adjustment or converting of seats
    • B64D11/064Adjustable inclination or position of seats

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 座席の数および/または互いからの座席の分
離に関して簡便な相互転換を備えた乗り物の座席列を提
供する。 【解決手段】 改良型の乗り物の座席列、特に航空機の
乗客の座席列に関する。座席列は、座席列が最大または
最小の幅を有する二つの位置で隣の座席に対して骨組み
の横断支柱の方向へ移動可能である少なくとも一つの座
席であって、係止機構によって骨組みに上記二つの位置
にロックされる座席と、係止機構と手動レバー用の手動
で解放可能なロック装置とを始動するための三つの異な
る傾斜位置へ移動可能であって二つの端部の座席分離部
材の一つに取り付けられた手動レバーとを備える。手動
レバーの中央位置は係止機構の解放状態に対応し、他の
二つの傾斜位置は、それぞれ最大または最小幅の座席列
の配置のための係止機構の有効状態に対応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乗り物の座席列、特
に航空機の座席列に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の航空機の座席列(独国特許434
7938C1参照)では、溝付きロールを手動レバーで
回転し、ボーデンケーブル(Bowden cable)の一端に接続
された上記溝に栓(peg) を係合する。これらケーブルは
横断支柱の方向において移動する部品のための係止機構
を始動し、また連結装置をも始動する。これら要素によ
り、中央の座席の背もたれの両脇の二つのサイド部分
が、中央部分または外側の二つの座席の背もたれに接続
される。通常の幅の三つの座席から幅の広い二つの座席
へ変えるためには、初めに、手動レバーを中央位置から
終端位置へと傾斜させ、係止機構を解放しなければなら
ず、これは座席列の幅を変えるのに前もって必要なこと
である。最小の幅になったらすぐに、手動レバーを他方
の終端位置へ傾斜し、連結装置を始動する。幅の広い二
つの座席からなる座席列を通常の三つの座席からなる座
席列に変更するには、初めに、手動レバーを中央位置へ
動かし、それから他方の終端位置へ動かし、そして他方
の終端位置から中央位置へと動かさなければならない。
手動レバーが動くようになる前段階では、ロック装置の
始動部材を構成するプッシュボタンを始動しなければな
らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】改良した上記タイプ、
特に座席の数および/または互いからの座席の分離に関
して簡便な相互転換を備えた乗り物の座席列を創造する
という目的は、本発明の基本である。この目的は本発明
の特徴を備えた乗り物の座席列によって満たされる。
【0004】
【課題を解決するための手段】手動レバーの中央位置が
係止機構の解放状態に対応することは、各転換のために
は、手動レバーを一方の終端位置から中央位置を通り他
方の終端位置へと傾斜することのみが必要とされるた
め、手動レバーの始動を簡単にし、従って座席列の転換
も簡単になる。
【0005】好適実施形態では、手動レバーは歯付き輪
状の歯車を介して係止機構へ連結される。手動レバーか
ら係止機構へのこのタイプの力の伝達は、必要な力消費
量を低減し、問題の影響範囲をかなり低減できる。
【0006】係止機構は、一つの横断支柱の外側に沿っ
て該横断支柱へ剛性的に接続されたレールと、座席列の
幅が変えられたときに前記レールに沿って移動する係止
ディスク(ロックディスク)とを有するのが好ましい。
この係止ディスク(ロックディスク)は、係止ディスク
(ロックディスク)がレールの一端に当接する一方の位
置から、係止ディスク(ロックディスク)に設けられた
切欠き(ノッチ)がレールに沿った移動のために使用さ
れるレールと整列する一つの位置を越えて、係止ディス
ク(ロックディスク)がレールの他端に当接する位置へ
と移動可能である。横断支柱の方向において可動な座席
列の部分は、このように簡単な方法で移動に対抗してし
っかりと止められる。係止ディスク(ロックディスク)
上にレールと協動するショルダがある限りにおいては、
係止ディスク(ロックディスク)を用いる簡便な方法に
より、横断支柱に沿って可動な部分の移動がなされる前
に中央位置を越えて手動レバーが傾斜しないことを確実
にする。
【0007】上記座席列が幅の広い二つの座席から通常
の幅の三つの座席へと、そしてその逆へと変えられるタ
イプであるならば、連結装置は第二の歯車を有する歯車
によって手動レバーへ連結される。中央の座席の背もた
れの二つのサイド部分は、所望により上記連結装置を用
いて、中央部分または二つの外側の座席の背もたれへ接
続される。第二の歯付き輪状の歯車により、第一の歯付
き輪状の歯車と同様に手動レバーへ供給しなければなら
ない始動力が低減される。更に、このような歯車による
連結は、問題の影響を受けにくい。この第二の歯付き輪
状の歯車は、その外周面の一部にのみ延びる歯付き縁部
分を備えた輪状部材を有するのが好ましい。この歯付き
縁部分は、手動レバーが中央位置にあるときには歯付き
縁部分と関連する歯付き輪状部材とは係合しないように
設計、構成されている。このように、横断支柱の方向に
おいて可動な部分の運動中に、手動レバーから連結装置
へ伝達される始動力を不要とすることを容易に確実なも
のとすることができる。捕捉装置はこの目的で第二の歯
付き輪状の歯車を備え、この捕捉装置は、歯付き縁部分
が係合されないときに回転に対して上記歯車を止めてお
く。上記捕捉装置は例えば一つの歯付き輪状部材におい
て掛け金式に止めるクリック止め装置(click-stop devi
ce) によって形成してもよい。しかしながら戻り止めを
用いてもよい。
【0008】手動レバーを傾斜する前に初めに解放しな
ければならないロック装置は、手動レバーが取り付けら
れた端部の座席分離部材のパネルの外側の凹部に配設さ
れた好適なデザインを備えた傾斜レバーを有する。手動
レバーに剛性的に接続されたロックディスクと協動する
傾斜レバーへ係止部材が連結される。傾斜レバーが静止
位置から解放位置へ傾斜されると、上記係止部材はロッ
クディスクから離れて外へ引き戻される。ロックディス
クはカムまたはその類似部材を有し、係止部材は手動レ
バーの二つの終端位置においてそのカムの二つの端部に
当接する。
【0009】係止部材がロック位置に係合する静止位置
へ戻すために傾斜レバーをバネにより付勢することも利
点がある。それから傾斜レバーは、手動レバーが小さな
角度へ傾斜されるまで十分に長い時間だけ解放位置に保
持されることのみを要求される。それから係止部材は、
傾斜レバーが他の終端位置になるまで十分に長い時間だ
けカムに当接し、再びカムへ係合し、ここで手動レバー
は自動的に係止され、傾斜レバーは初めの位置へ自動的
に戻る。
【0010】傾斜レバーの始動状態でのみ座席分離部材
のカバーの外側を越えて位置する表示要素が、傾斜レバ
ーに取り付けられる。それから突起またはノブの形態を
有する表示要素は、横断支柱の方向において可動な部分
が係止されていないことをすぐに表示する。
【0011】中央の座席が分割された背もたれを有する
これらタイプの座席列では、中央の座席の背もたれの二
つのサイド部分が中央部分または二つの外側の座席の背
もたれへ接続されているように、転換前に、全て別々に
傾斜調節可能な背もたれを同じ角度に配置する必要があ
る。好適な形態では、全ての制御要素は、所望の位置に
背もたれを維持する気体バネを備える。制御要素を同時
に作動することによって、全ての背もたれは、同じ位
置、好ましくは最も急な位置へ自動的に傾斜される。背
もたれのこの配置は、転換が始められる前に傾斜レバー
により始動装置を始動することによってなされる。
【0012】後述の図面の簡単な説明、本発明の詳細な
説明、特許請求の範囲、および図面に示された幾つかの
図を参照することにより本発明をより理解することがで
きるであろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、図面では同じ
要素を同じ参照番号で示し、ここには航空機の乗客用の
座席が示され、この座席は、幅の広い二つの座席から通
常の幅の三つの座席へ、そしてその逆へ転換可能であ
り、二つの平行な横断支柱を有し、ここでは後方横断支
柱1のみを示した。両横断支柱は基礎台に剛性的に接続
されている。横断支柱は、背もたれが座席分離部材へ傾
斜可能に接続されるように一緒に設けられた三つの座席
を保持し、座席分離部材は、前方横断支柱から後方横断
支柱1まである角度で延びており、図5に示したよう
に、これら横断支柱を越えて座席後部へ延び、そして背
もたれとの接続領域まで上方へと延びる。中央の座席の
背もたれは隣接した三つの部分に区分されており、これ
ら部分のうちの両脇のサイド部分は中央部分に、または
所望により一方または他方の隣接した座席の背もたれに
剛性的に接続されている。外側の両座席の背もたれに接
続されている場合には、幅の広い二つの座席を利用可能
である。この場合における中央の座席の背もたれの両脇
の二つのサイド部分は隙間無くこの背もたれの中央部分
に当接されており、また外側の二つの座席の背もたれへ
当接されている。座席列の幅は、この配置では、横断支
柱に沿って計って最小である。これに対し、通常の幅の
三つの座席を提供するために中央の座席の背もたれの二
つのサイド部分が中央部分へ接続されているならば、各
背もたれ間には隙間が存在する。座席列の幅は、この配
置では、最大である。
【0014】幅の広い二つの座席から通常の幅の三つの
座席への座席列の転換は、座席列のアクセス可能な一つ
の端部からなされる。座席列のこの端部に設けられた座
席分離部材2は、図1に示したように手動レバー5のた
めに、略90°の角度を越えて延びる円形の切欠き付き
凹部4を後方部分のパネル3に有し、手動レバー5は、
後方横断支柱1に対し平行な軸6へ剛性的に接続されて
いる。
【0015】軸6には座席分離部材2の内側に直接接し
てロックディスク7が配置され、このロックディスク7
は本実施形態ではカム7’(図4参照)を有し、カム
7’はその周面の一部に高さ一定の部分を有する。図4
でも示したように係止部材としてのロックステム8がロ
ックディスク7の中心へ向けられ、そのロックステム8
は座席分離部材2へ固定された案内通路9において軸線
方向において案内され、ロック位置にあるときにはカム
7’の一方または他方の端部に当接する。このようにロ
ックステム8が引き込まれず、従ってカム7’を解放し
ないならば、水平または垂直位置をそれぞれとる二つの
終端位置から手動レバー5を動かすことはできない。
【0016】軸6へ伝達される手動レバー5の回転モー
メントを制限して、事故を防ぐために、本設計では、手
動レバー5はクラッチにより軸6へ連結されている。こ
のクラッチは、クラッチディスクを押しつけるバネパッ
ケージ10のみにより図2で示した。
【0017】座席分離部材2の反対側を向いたロックデ
ィスク7の側面に歯付き輪状部材(歯車)11が配置さ
れ、軸6に剛性的に接続されており、この歯付き輪状部
材11は、その下に配置された第二の歯付き輪状部材
(歯車)12と噛合する。第二の歯付き輪状部材12は
伝達軸13へ固定されており、伝達軸13は、次の座席
分離部材14まで後方横断支柱1に対し平行に延び、座
席分離部材2に対する場合と同様に次の座席分離部材1
4に回転可能に取り付けられている。
【0018】図2および図5で示したように、係止ディ
スク15が座席分離部材14の近くの畳み込み式に伸縮
自在な伝達軸13へ固定されている。この係止ディスク
15は、その外面へ開口する切欠き15’を有し、この
切欠き15’は断面四角形である。後方横断支柱1に取
り付けられ、後方横断支柱1に沿って延び、そして断面
四角形のレール16と協動して係止ディスク15は、横
断支柱に沿って可動な部分のための係止機構を形成す
る。座席列の幅が最小であるとき、係止ディスク15は
レール16の一方の端面に当接し、幅が最大であると
き、レール16の他方の端面に当接し、従って移動可能
な部分が後方横断支柱1に対してぴったりと接続され
る。これに対し、手動レバー5が中央位置にあるとき、
形状および大きさの点でレール16の断面とぴったり合
う切欠き15’がレール16と整列する。この位置で
は、切欠き15’と係合しているレール16に沿って二
つの終端位置の間で係止ディスク15を動かすことがで
きる。図示していないが、係止ディスク15の一方の側
面には切欠き15’の一方のフランク、即ち切欠き15
の互いに反対側に位置する側部の一つに沿って、そして
他方の側面には他方のフランク、即ち、切欠き15の互
いに反対側に位置する側部の他方に沿ってショルダ突出
部(shoulder ledge)が設けられる。これらショルダは、
手動レバー5が一方または他方の終端位置から中央位置
へと傾斜されたときにレール16に当接する。このよう
に、切欠き15’は一方および他方でレール16と整列
し、手動レバー5は、係止ディスク15がレール16に
沿って他方の端部を過ぎて押される前に、中央位置を越
えて傾斜されることを防止されている。
【0019】図4に示したように、ロックディスク7と
協動して手動レバー5のためのロック機構を形成するロ
ックステム8を始動するために、傾斜レバー17が設け
られる。この傾斜レバー17は座席分離部材2において
傾斜可能な鉛直軸18に設けられ、パネル3の第二凹部
19に配置されている。ロック機構を解除するには、図
示していない予め付勢されたバネの力に対抗して、座席
分離部材2の内側を向いた傾斜位置から座席分離部材2
の外側を向いた傾斜位置へ傾斜レバー17を動かさなけ
ればならない。傾斜レバー17は、座席分離部材2の内
側において傾斜レバー17に対して略直角な傾斜アーム
20と一つの部品として構成され、この傾斜アーム20
は、リンク21またはケーブル線によってロックステム
8へ接続されている。ロックステム8を係止位置へ押す
方向へ傾斜レバー17をバネ(図示せず)により予め付
勢しておく。ロックディスク7のカム7’がロックステ
ム8の下側へ通されたあと、ロックステム8は自動的に
ロック位置に再びなる。
【0020】説明した実施形態にあるように、座席列の
座席間の距離を変えるだけでなく、通常の幅の三つの座
席から広い幅の二つの座席への転換、およびその逆の転
換を可能とするならば、中央の座席の背もたれの各部分
の係止を変えるまえに、別々に傾斜可能な背もたれを同
じ傾斜角度にしなければならない。本実施形態では、予
め付勢されたロック可能な気体バネ(gas spring)を用い
て全ての背もたれを選択した角度に維持する。全ての背
もたれを同じ位置にするためには、全ての気体バネを同
時に解放し、全ての座席を最も急な角度に調節する。こ
のように全ての気体バネを同時に解放することは、始動
軸22で達成され、この始動軸22は、前方横断支柱に
対し平行に走っており、座席分離部材2および14に回
転可能に設けられている。対応した回転において気体バ
ネの制御要素を押す径方向へ延びるアクチュエータが設
けられる。このために必要な始動軸22は、傾斜レバー
17により回転される。始動軸22から径方向へ突出し
た棒部材23が、図4に示したように、接続リンク24
を越えて傾斜アーム20の自由端部へ接続されている。
【0021】中央の座席の背もたれの二つのサイド部分
を所望により中央部分または外側の二つの座席の背もた
れへ接続する連結要素は、手動レバー5により始動され
る機械的な連結装置を形成する。この目的で、座席分離
部材2の外側と手動レバー5の内側との間において、分
割、区分されたセグメント歯付きディスク25が軸6に
剛性的に配置されている。図3に示したように、このセ
グメント歯付きディスク25は、その周面の一部にのみ
延びる歯付きリム、即ち歯付き縁部分25’を有し、畳
み込み式に伸縮自在な接続軸27へ取り付けられた歯付
き輪状部材(歯車)26と対応する。この接続軸27は
セグメント歯付きディスク25の後ろで後方横断支柱1
に対し平行に走り、図示していないが、その上方にある
被駆動連結装置へ延びている。歯付き縁部分25’は、
連結装置の始動が必要な場合だけ歯付き輪状部材26と
噛合する。これは、手動レバー5を中央位置と終端位置
との間で傾斜させた場合である。
【0022】歯付き縁部分25’が歯付き輪状部材26
と噛合しないならば、歯付き輪状部材26が回転され
ず、従って連結装置が始動されないようにするために、
歯付き輪状部材26と協動するバネ付勢ロック機構の形
態をとる捕捉装置が設けられる。しかしながら、分割歯
付きディスク25から離れた歯付き輪状部材26の歯と
協動する戻り止めも働く。更にセグメント歯付きディス
ク25が、歯の付いていない領域にある外周面に沿って
延びるノッチを有し、座席分離部材2から延びる位置決
めピンがノッチに係合し、手動レバー5の傾斜領域をし
っかりと限定してもよい。
【0023】座席列の非係合状態が見えるようにするた
めに、図1に示したように、例えば傾斜レバー17が解
放位置にあるときにのみ第二凹部19から突出するよう
な表示要素としての突起28を傾斜レバー17に設ける
こともできる。タブ、即ち突起28は、上記目的で例え
ば赤のような目立つ色を有する。お分かりのように、例
えば傾斜レバー17が解放位置にあるときにカバー、即
ちパネル3の外側から突出するノブのような他の警告機
構を設けてることもできる。
【0024】本実施形態では、例えばビジネスクラスで
の使用のような二つの幅の広い座席を備えた座席列の設
置は、手動レバー5の鉛直位置に対応し、例えばエコノ
ミークラスでの使用のような通常の幅の三つのシートの
設置は、水平位置に対応する。手動レバー5が水平位置
であるところから始めると、幅の広い二つの座席へ座席
列を転換するためにロックステム8を引き戻すために傾
斜レバー17を初めにその解放位置へ外方へ傾斜しなけ
ればならない。更に傾斜レバー17の上記傾斜運動によ
って気体バネが解放され、背もたれが最も急な位置へ傾
斜される。更に、ロックステム8がカム7’に載るた
め、手動レバー5が中央位置へ傾斜され、傾斜レバー1
7が解放される。それから手動レバー5は、レール16
上の係止ディスク15の一つのショルダ突出部が更なる
運動を妨げているため、中央位置にのみ傾斜できる。更
に、座席列の幅は、座席分離部材2が座席列の他方の端
部へと押された最小の値になる。このようにして三つの
座席の背もたれ間の空隙は完全になくなる。この移動中
には、係止ディスク15は少しだけレール16の他端を
越えて外方へレール16に沿って動く。係止ディスク1
5のショルダ突出部がもはやレール16に当接していな
いので、手動レバー5を鉛直位置へ傾斜することができ
る。この傾斜運動によって、係止ディスク15は、レー
ル16の前方端部に当接する角度へ傾斜され、ここでは
横断支柱の方向へ可動な部分が再び後方横断支柱1へし
っかりと係止される。また中央位置から鉛直位置へ手動
レバー5を傾斜したとき、セグメント歯付きディスク2
5の歯付き縁部分25’は、接続軸27を通して連結装
置を始動する歯付き輪状部材26と係合する。これによ
り、中央部分に対する中央の座席の背もたれの二つのサ
イド部分の接続が解放される。手動レバー5がその鉛直
位置に達するとすぐに、カム7’がロックステム8が再
び所定位置に位置するようにロックステム8の下側を通
り、傾斜レバー17は自動的にロック位置に戻り、突起
28を元の位置に戻す。
【0025】座席列を通常の幅の三つの座席での配置へ
再び転換すべきであるならば、初めに傾斜レバー17を
再び外方へ傾斜しなければならない。それから手動レバ
ー5を初めに中央位置へ傾斜し、座席列の幅を変えたあ
と、水平位置へ傾斜する。
【0026】本発明の現在のある好適実施形態を特別に
本願で説明したが、本発明の当業者にとっては、本願で
示し説明した種々の実施形態の変更および修正が本発明
の精神および範囲を逸脱することなく可能であることは
明らかである。従って本発明は特許請求の範囲および法
の適用規則により求められた範囲にのみ制限されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】パネルによって覆われ、手動レバーと傾斜レバ
ーとを有する航空機の乗客の座席列の座席分離部材の側
面図である。
【図2】図1に示した座席分離部材の後ろ側と、関連の
パネルのない同じ座席に対応する他の座席分離部材の後
ろ側とを示した部分平面図である。
【図3】パネルのない図1に示した座席分離部材の内側
の部分図である。
【図4】パネルはないが、設置された傾斜レバーとその
傾斜レバーにより始動される部分とを備えた図1に示し
た座席分離部材を上方から見た部分図である。
【図5】図2の左側に示した座席分離部材と、ロックデ
ィスクと、後方横断支柱とを示した部分図である。
【符号の説明】
1…後方横断支柱 2、14…座席分離部材 5…手動レバー 6…軸 7…ロックディスク 7’…カム 8…ロックステム 11…歯付き輪状部材 12…第二の歯付き輪状部材 13…伝達軸 15…係止ディスク 15’…切欠き 16…レール 25…歯付きディスク 25’…歯付き縁部分 26…歯付き輪状部材 28…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウル ベウムリスベルガー ドイツ連邦共和国,デー−74538 ベスタ イム ローゼンガルテン,ハラー シュト ラーセ 22 (72)発明者 ゲルハルト クライン ドイツ連邦共和国,デー−74523 シュベ ブ.ホール/ヘッセンタール,シュミーツ ガッセ 28 (72)発明者 ペーター ミールク ドイツ連邦共和国,デー−74535 マイン ハルト/ブーベノルビス,イム ビーセン グルント 13 (72)発明者 フランク−ハインリッヒ シューネンベル ク ドイツ連邦共和国,デー−74523 シュベ ブ.ホール/シュルツドルフ,ハールベク 71

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機の乗客の座席列のような特別な利
    用を有する乗り物の座席列において、 a)前方横断支柱と該前方横断支柱に対し平行な後方横
    断支柱とを有する全座席用の全体座席骨組みを具備し、
    前記前方横断支柱および後方横断支柱は、互いに対して
    動かないように基礎台に剛性的に接続されており、 b)座席列が最大幅と最小幅とをとる二つの位置間にお
    いて、隣接した座席に対し横断支柱の方向において移動
    可能である少なくとも一つの座席を具備し、該座席は、
    上記これらの位置において係止機構により前記全体座席
    骨組みへロック可能であり、 c)ロック装置を働かせるための手動レバーを具備し、
    該手動レバーは、三つの異なる揺動位置へと可動である
    と共に、終端にある二つの座席の部分の一つに回転可能
    に配置されており、 d)前記手動レバー用の手動で解除可能なロック装置を
    具備し、該ロック装置は、前記係止機構(15,1
    5’,16)の解放状態に対応した前記手動レバー
    (5)の中央位置と、最小幅の座席列の配置における前
    記係止装置(15,15’,16)の有効状態に対応し
    た第一の傾斜位置と、最大幅の座席列の配置に対応した
    第二の傾斜位置とを有することを特徴とする乗り物の座
    席列。
  2. 【請求項2】 前記手動レバー(5)を歯付きの輪状の
    歯車(11,12)を介して前記係止機構(15,1
    5’,16)へ連結したことを特徴とする請求項1に記
    載の乗り物の座席列。
  3. 【請求項3】 前記係止機構(15,15’,16)
    が、前記横断支柱(1)の一つの外側に沿って該横断支
    柱に剛性的に接続されたレール(16)と、座席列の幅
    を変えている間に該レール(16)に沿って動く係止デ
    ィスク(15,15’)とを有し、該係止ディスクは、
    該係止ディスクが前記レール(16)の一方の前端部に
    当接する一つの位置から、前記レールに沿った運動のた
    めに前記係止ディスクに設けられた切欠き(15’)が
    前記レール(16)と整列する位置を越えて、前記係止
    ディスクが前記レール(16)の他方の端部に当接する
    第二の位置へと、前記手動レバー(5)により動かされ
    ることを特徴とする請求項1に記載の乗り物の座席列。
  4. 【請求項4】 前記切欠き(15’)が前記レールに整
    列したときに該レール(16)に当接するショルダを更
    に具備することを特徴とする請求項3に記載の乗り物の
    座席列。
  5. 【請求項5】 通常の幅の三つの座席を幅の広い二つの
    座席へ転換したとき、およびその逆へ転換したときに、
    中央の座席の背もたれの二つのサイド部分を中間部分ま
    たは外側の二つの座席の背もたれの一つと接続する連結
    装置を設け、該連結装置が第二の歯付き輪状の歯車(2
    5,25’,26)を介して前記手動レバー(5)へ接
    続されていることを特徴とする請求項1に記載の乗り物
    の座席列。
  6. 【請求項6】 前記第二の歯付き輪状の歯車が歯付き輪
    状部材(25)を有し、該歯付き輪状部材(25)は、
    その周面の一部にのみ延びる歯付き縁部分(25’)を
    備え、該歯付き縁部分(25’)は、前記手動レバー
    (5)の中央位置において対応の歯付き輪状部材(2
    6)と係合しないままであるような形状で配置されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の乗り物の座席列。
  7. 【請求項7】 前記歯付き縁部分(25’)に対応する
    前記歯付き輪状部材(26)用の捕捉装置を更に具備
    し、該捕捉装置は、前記歯付き縁部分(25’)が係合
    していないならば回転に対抗して前記歯付き輪状部材を
    固定しておくことを特徴とする請求項6に記載の乗り物
    の座席列。
  8. 【請求項8】 前記ロック装置(7,7’,8)が、端
    部の座席分離部材(2)のパネル(3)の外側の凹部
    (19)に配置され且つ該座席分離部材に傾斜可能に取
    り付けられた始動部材としての傾斜レバー(17)と、
    該傾斜レバー(17)を傾斜することにより可動な係止
    部材(8)と、前記係止機構(15,15’,16)の
    駆動軸(6)へ剛性的に取り付けられ且つ前記傾斜レバ
    ーと協動するロックディスク(7,7’)とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の乗り物の座席列。
  9. 【請求項9】 前記ロックディスク(7)がカム
    (7’)を有し、前記係止部材(8)が前記手動レバー
    (5)の終端位置において前記カムの二つの端部に当接
    することを特徴とする請求項8に記載の乗り物の座席
    列。
  10. 【請求項10】 前記傾斜レバー(17)は、前記係止
    部材(8)がロックされた位置をとる初期位置へ戻るよ
    うにバネにより付勢されていることを特徴とする請求項
    8に記載の乗り物の座席列。
  11. 【請求項11】 前記傾斜レバー(17)に対応した表
    示要素(28)を更に具備し、該表示要素は、前記傾斜
    レバー(17)の解放位置においてのみパネル(3)の
    外側を越えて突出することを特徴とする請求項7に記載
    の乗り物の座席列。
  12. 【請求項12】 始動装置(22)を更に具備してお
    り、該始動装置は、外側の両座席の背もたれおよび中央
    の座席の背もたれの部分と、該始動装置と前記傾斜レバ
    ー(17)間の歯車接続(23,24)とを選択された
    位置に維持する気体バネの全ての解放要素を同時に始動
    することを特徴とする請求項5に記載の乗り物の座席
    列。
JP8146165A 1995-06-07 1996-06-07 乗り物の座席列 Pending JPH08332999A (ja)

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