JPH08332936A - 車両のブレーキ制御装置 - Google Patents

車両のブレーキ制御装置

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Publication number
JPH08332936A
JPH08332936A JP14037395A JP14037395A JPH08332936A JP H08332936 A JPH08332936 A JP H08332936A JP 14037395 A JP14037395 A JP 14037395A JP 14037395 A JP14037395 A JP 14037395A JP H08332936 A JPH08332936 A JP H08332936A
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JP
Japan
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pressure
switching valve
brake
output
brake control
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Application number
JP14037395A
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English (en)
Inventor
Toshiya Osawa
俊哉 大澤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08332936A publication Critical patent/JPH08332936A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部圧力源からの吐出圧の異常な低下に伴
い、制動力低下や車両挙動の不安定化が生ずることを防
止する車両のブレーキ制御装置を提供する。 【構成】 パイロット圧切換弁9は、運転者操作による
車輪制動が必要となる場合、出力圧切換弁10にリザー
バタンク圧Pr を、また、それ以外の車輪制動が必要と
なる場合は、出力圧切換弁10に元圧Ps を供給して要
求される制動を実施し、さらに、出力圧切換弁10に供
給される圧力が、リザーバタンク圧Pr より大きく、ポ
ンプ1の最低吐出圧Pmin より小さい範囲に設定した設
定圧P1 以下では、マスターシリンダ圧Pm をホイール
シリンダ11に供給する位置で車輪制動を行い、ポンプ
圧Pが低下した場合に対処する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部圧力源からの吐出
圧を入力に、運転者によるブレーキ操作とは別のブレー
キ制御、例えば、車輪の制動ロックを防止するアンチス
キッド制御や、ホイールスピンを防止するトラクション
コントロール用のブレーキ制御や、追突防止用の自動ブ
レーキや、車両の水平面挙動制御のための左右輪ブレー
キ制御などを行える構成のブレーキ制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のブレーキ制御装置として本願出
願人は先に、特願平6−327769号公報のごときブ
レーキ制御装置を既に提案済みである。このブレーキ制
御装置は、運転者のブレーキ操作力に対応したブレーキ
操作圧を発生する倍力装置付きのブレーキ操作圧系と、
外部圧力源からの吐出圧を、制御圧指令値に基づき調圧
し、ブレーキ制御圧を発生する電子制御圧系と、切り換
え指令に応じて、前記ブレーキ操作圧系からのブレーキ
操作圧と、前記電子制御圧系からのブレーキ制御圧のう
ち、どちらか一方を選択しホイールシリンダにブレーキ
液圧として供給する出力圧切り換え弁とを具え、該出力
圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ操作
圧が選択されている位置にある時には、ブレーキ操作圧
に等しくなるような制御圧指令値を電子制御圧系に出力
し、また、前記出力圧切り換え弁により、ブレーキ液圧
としてブレーキ制御圧が選択されている位置にある時に
は、車両の走行状態に基づいた制御圧指令値を出力する
構成のものである。
【0003】つまり、運転者のブレーキ操作力に対応し
たブレーキ操作圧が要求される場合は、ブレーキ操作圧
をホイールシリンダにブレーキ液圧として供給し、ま
た、運転者によるブレーキ操作とは別のブレーキ制御が
要求される場合は、ブレーキ制御圧をホイールシリンダ
にブレーキ液圧として供給して、要求される制動力を適
切に実施すると共に、出力圧切り換え弁による切り換え
時に発生する圧力段差に伴い、運転者が受ける制動力の
急変や、ブレーキペダルへのキックバック等の違和感を
解消するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
ブレーキ制御装置にあっては、前記出力圧切り換え弁に
より、ブレーキ液圧としてブレーキ制御圧が選択される
位置にある場合に、何等かの異常により、前記外部圧力
源からの吐出圧が低下すると、前記電子制御圧系への入
力圧が減少して制動力の急変や車両の挙動が不安定にな
ることも考慮される。
【0005】この対策として、例えば、前記外部圧力源
からの吐出圧を検知するセンサを設けることが考えられ
るが、センサ自体は高価なものであるため、ブレーキ制
御装置のコストが上昇してしまう。
【0006】また、前記出力圧切り換え弁がソレノイド
推力による電磁式切り換え弁である場合、出力圧切り換
え弁一個に対してソレノイドが一つ必要となり、ブレー
キ制御装置全体のソレノイド数を増加させるため、ブレ
ーキ制御装置が大型化すると共に、さらにコストが上昇
するという問題も生じる。
【0007】本発明の目的は、以上の事実に鑑みなされ
たもので、外部圧力源からの吐出圧、または、リザーバ
タンクのリザーバタンク圧を、出力圧切り換え弁にパイ
ロット圧として供給するパイロット圧切り換え弁を設け
て前記出力圧切り換え弁の切り換えを行うことにより、
上記した問題を解決するブレーキ制御装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
である、請求項1に係る、車両のブレーキ制御装置は、
運転者のブレーキ操作力に対応したブレーキ操作圧を発
生する倍力装置付きのブレーキ操作圧系と、外部圧力源
からの吐出圧を、制御圧指令値に基づき調圧し、ブレー
キ制御圧を発生する電子制御圧系と、切り換え指令に応
じて、前記ブレーキ操作圧系からのブレーキ操作圧と、
前記電子制御圧系からのブレーキ制御圧のうち、どちら
か一方を選択しホイールシリンダにブレーキ液圧として
供給する出力圧切り換え弁とを具え、該出力圧切り換え
弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ操作圧が選択さ
れている位置にある時には、ブレーキ操作圧に等しくな
るような制御圧指令値を、また、前記出力圧切り換え弁
により、ブレーキ液圧としてブレーキ制御圧が選択され
ている位置にある時には、車両の走行状態に基づいた制
御圧指令値を電子制御圧系に出力する構成のブレーキ制
御装置において、前記出力圧切り換え弁をブレーキ制御
圧選択位置にすべき切り換え指令の発生時は、前記外部
圧力源からの吐出圧を出力圧切り換え弁にパイロット圧
として供給して出力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択
位置にし、前記出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧選択
位置にすべき切り換え指令の発生時は、リザーバタンク
のリザーバタンク圧を前記出力圧切り換え弁にパイロッ
ト圧として供給して出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧
選択位置にするパイロット圧切り換え弁を設けたことを
特徴とするものである。
【0009】請求項2に係る、車両のブレーキ制御装置
において、前記出力圧切り換え弁は、出力圧切り換え弁
へ入力されるパイロット圧が設定圧以上の時、ブレーキ
制御圧選択位置になり、また、出力圧切り換え弁へ入力
されるパイロット圧が設定圧以下の時では、ブレーキ操
作圧選択位置となるよう構成したことを特徴とするもの
である。
【0010】さらに、請求項3に係る、車両のブレーキ
制御装置において、前記設定圧は、前記リザーバタンク
圧以上且つ、前記外部圧力源からの最低吐出圧以下の範
囲に設定したことを特徴とするものである。
【0011】加えて、請求項4に係る、車両のブレーキ
制御装置は、運転者のブレーキ操作力に対応したブレー
キ操作圧が要求される時に、故障により前記パイロット
圧切り換え弁が前記外部圧力源からの吐出圧を前記出力
圧切り換え弁にパイロット圧として供給してしまう場
合、前記外部圧力源からの吐出圧を遮断する入力側開閉
切り換え弁を、前記外部圧力源と前記電子制御圧系との
間に挿入したことを特徴とするものである。
【0012】さらに加えて、請求項5に係る、車両のブ
レーキ制御装置は、前記電子制御圧系から前記リザーバ
タンクに至る回路中に、外部圧力源からの吐出圧に応動
して、該吐出圧が設定圧以下の時に閉じるドレン側開閉
切り換え弁を挿入したことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項6に係る、車両のブレーキ制
御装置において、前記ドレン側開閉切り換え弁の設定圧
は、前記リザーバタンク圧以上、前記外部圧力源からの
最低吐出圧以下で且つ、前記入力側開閉切り換え弁の設
定圧以下の範囲に設定することを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】上述した構成から、本発明である、請求項1に
係る、車両のブレーキ制御装置は、切り換え指令に応じ
て、外部圧力源からの吐出圧、または、リザーバタンク
のリザーバタンク圧を出力圧切り換え弁にパイロット圧
として供給するパイロット圧切り換え弁を設け、前記出
力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択位置にすべき切り
換え指令の発生時には、前記外部圧力源からの吐出圧を
出力圧切り換え弁に供給して出力圧切り換え弁をブレー
キ制御圧選択位置にし、また、前記出力圧切り換え弁を
ブレーキ操作圧選択位置にすべき切り換え指令の発生時
には、前記リザーバタンクのリザーバタンク圧を前記出
力圧切換え弁にパイロット圧として供給して出力圧切り
換え弁をブレーキ操作圧選択位置にする。
【0015】同時に、前記電子制御圧系には、前記出力
圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ操作
圧が選択されている位置にある時には、ブレーキ操作圧
に等しくなるような制御圧指令値が、また、前記出力圧
切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ制御圧
が選択されている位置にある時には、車両の走行状態に
基づいた制御圧指令値が入力される。
【0016】請求項2に係る、車両のブレーキ制御装置
において、前記出力圧切り換え弁は、出力圧切り換え弁
へ入力されるパイロット圧が設定圧以上の時、ブレーキ
制御圧選択位置し、また、出力圧切り換え弁へ入力され
るパイロット圧が設定圧以下の時ではブレーキ操作圧選
択位置とする。
【0017】さらに、請求項3に係る、車両のブレーキ
制御装置において、前記設定圧は、前記リザーバタンク
圧以上且つ、外部圧力源からの最低吐出圧以下の範囲に
設定することが好ましい。
【0018】加えて、請求項4に係る、車両のブレーキ
制御装置において、前記外部圧力源と前記電子制御圧系
との間に挿入した入力側開閉切り換え弁は、運転者のブ
レーキ操作力に対応したブレーキ操作圧が要求される時
に、故障により前記パイロット圧切り換え弁が前記外部
圧力源からの吐出圧を前記出力圧切り換え弁にパイロッ
ト圧として供給してしまう場合、前記外部圧力源からの
吐出圧を遮断する。
【0019】さらに加えて、請求項5に係る、車両のブ
レーキ制御装置において、前記電子制御圧系と前記リザ
ーバタンクとの間に挿入したドレン側開閉切り換え弁
は、外部圧力源からの吐出圧に応動して、該吐出圧が設
定圧以下の時に閉じる。
【0020】また、請求項6に係る、車両のブレーキ制
御装置において、前記ドレン側開閉切り換え弁の設定圧
は、前記リザーバタンク圧以上、前記外部圧力源からの
最低吐出圧以下で且つ、前記入力側開閉切り換え弁の設
定圧以下の範囲に設定することが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細
に説明する。
【0022】図1は、本発明である車両のブレーキ制御
装置の第一実施例で、外部圧力源からの吐出圧であるポ
ンプ圧が調圧され、ブレーキ制御圧が車輪4輪に加わる
ように配置した場合を示す構成図である。
【0023】第一実施例において、1はポンプ、2はポ
ンプ1からのポンプ圧Pを制御信号V1 を基に断続可能
にする入力側開閉切換弁、3はポンプ1と入力側開閉切
換弁2を介して接続される電子油圧制御弁で、入力側開
閉切換弁2と電子油圧制御弁3間の圧力を元圧Ps と
し、その元圧Ps を制御圧指令値Vc を基にブレーキ制
御圧Pc に調圧する電子制御圧系を構成している。4
は、リザーバタンクで、入力側開閉切換弁2が閉位置に
ある場合、元圧Ps がリザーバタンク4に抜けること
で、元圧Ps はリザーバタンク4のリザーバタンク圧P
r に等しくなる。
【0024】一方、5は、ブレーキペダル6と制動倍力
装置7とを有するマスターシリンダで、運転者のブレー
キペダル6の踏み込みに応じたマスターシリンダ圧Pm
を発生させるブレーキ操作圧系を構成し、圧力センサ8
よりマスターシリンダ圧Pmを常に検出する。また、マ
スターシリンダ5のポート5Fおよび5Rは、それぞれ
左右前輪および左右後輪の制動に供されるものとする。
【0025】9は切り換え指令Vに基づいて、入力側開
閉切換弁2と電子油圧制御弁3間の元圧Ps 、または、
リザーバタンク4のリザーバタンク圧Pr のいずれか一
方をパイロット圧(作動圧)として出力するパイロット
圧切換弁で、前輪部および後輪部ごとに1個ずつ左右輪
それぞれ共通に設けてある。
【0026】10は、パイロット圧として元圧Ps を供
給される時は、ブレーキ制御圧選択位置に、また、パイ
ロット圧としてリザーバタンク圧Pr を供給される時
は、マスターシリンダ圧選択位置に切り換わって、ホイ
ールシリンダ11にホイールシリンダ圧Pw を供給する
出力圧切換弁である。
【0027】100は、例えば、車輪回転センサやスロ
ットル開度センサといった車両状態を検知する各種セン
サと、圧力センサ8の情報信号を基に演算を行い、入力
側開閉切換弁2と電子油圧制御弁3およびパイロット圧
切換弁9を各々制御するためのコントロールユニットで
ある。
【0028】次に、第一実施例の作用を説明する。
【0029】出力圧切換弁10は、パイロット圧切換弁
9からのパイロット圧が任意の圧力P1 以下では、マス
ターシリンダ圧選択位置となって、マスターシリンダ5
のポート5Fおよび5Rをホイールシリンダ11に連通
し、逆に、パイロット圧が圧力P1 以上では、ブレーキ
制御圧選択位置となって、電子油圧制御弁3をホイール
シリンダ11に連通するよう設定圧P1 を設定する。
【0030】さらに、設定圧P1 はリザーバタンク4の
リザーバタンク圧Pr より大きく、ポンプ1が吐出可能
な最低吐出圧Pmin より小さい範囲に設定する。
【0031】運転者のブレーキ操作による車輪制動が要
求される場合(以下、通常ブレーキ時)、ホイールシリ
ンダ11へのブレーキ油圧の供給はブレーキ操作圧系で
行い、運転者のブレーキペダル6への踏力が、制動倍力
装置7によって倍力されたマスターシリンダ圧Pm を発
生する。
【0032】同時に、コントロールユニット100が前
記各種センサからの情報信号を基に通常ブレーキ時を判
断し、切り換え指令Vをパイロット圧切換弁9に出力し
て、パイロット圧としてリザーバタンク圧Pr を出力圧
切換弁10に供給する。
【0033】従って、出力圧切換弁10は、マスターシ
リンダ圧選択位置となって、マスターシリンダ圧Pm を
ホイールシリンダ11に供給し、運転者のブレーキ操作
による車輪制動を実施する。
【0034】このとき、圧力センサ8の出力した情報信
号が、コントロールユニット100に入力されてマスタ
ーシリンダ圧Pm を検出し、制御信号V1 と制御圧指令
値Vc とをそれぞれ入力側開閉切換弁2及び電子油圧制
御弁3に出力して、入力側開閉切換弁2を開くと共に、
電子油圧制御弁3に供給される元圧Ps (ポンプ圧P)
を、検出されたマスターシリンダ圧Pm に一致するよう
調圧する。
【0035】一方、運転者のブレーキ操作による車輪制
動とは別のブレーキ制御が要求される場合、(以下、ホ
イールシリンダ圧制御時)、ホイールシリンダ11への
ブレーキ油圧の供給は電子制御圧系で行い、コントロー
ルユニット100が前記各種センサからの情報信号を基
にホイールシリンダ圧制御時を判断し、切り換え指令V
をパイロット圧切換弁9に出力して、パイロット圧とし
て元圧Ps を出力圧切換弁10に供給し、出力圧切換弁
10をブレーキ制御圧選択位置に切り換えて、ブレーキ
制御圧Pc をホイールシリンダ11に供給する。
【0036】同時に、コントロールユニット100は、
電子油圧制御弁3に制御圧指令値Vc を出力して、電子
油圧制御弁3に供給される元圧Ps (ポンプ圧P)を、
車両の走行状態に基づいたブレーキ制御圧に調圧して、
ホイールシリンダ圧Pw を制御し、例えば、アンチスキ
ッド制御やトラクションコントロール制御等のブレーキ
制御を実施する。
【0037】しかも、出力圧切換弁10の切り換えがな
されるまで、電子油圧制御弁3では、ブレーキ制御圧P
c をマスターシリンダ圧Pm に一致するよう調圧してい
るから、ホイールシリンダ11に供給されるブレーキ油
圧が、ブレーキ操作圧系のマスターシリンダ圧Pm か
ら、電子制御圧系のブレーキ制御圧Pc に切り換わる時
に生じる圧力段差が解消される。
【0038】このとき、異常により、ポンプ1の吐出す
るポンプ圧Pが急激に低下するか、入力側開閉切換弁2
が閉位置で動かなくなるかして元圧Ps が低下する場
合、元圧Ps は設定圧P1 以下になるため(入力側開閉
切換弁2を閉じた場合、元圧Ps はリザーバタンク4の
リザーバタンク圧Pr に等しい)、パイロット圧切換弁
9が元圧Ps を出力圧切換弁10に供給しても、出力圧
切換弁10は、ブレーキ操作圧選択位置のままで、運転
者のブレーキ操作による車輪制動を行い、異常なブレー
キ制御圧Pc をホイールシリンダ11に供給することに
よる制動力の急変や車両の挙動が不安定になることを防
止する。
【0039】異常により入力側開閉切換弁2が開位置で
動かなくなる場合は、パイロット圧切換弁9が、通常ブ
レーキ時にはパイロット圧としてリザーバタンク圧Pr
を、また、ホイールシリンダ圧制御時にはパイロット圧
として元圧Ps を供給するから、運転者のブレーキ操作
による車輪制動と、それとは別の車輪制動を確保し、上
記作用効果を得ることもできる。
【0040】一方、異常によりパイロット圧切換弁9
が、元圧Ps を出力圧切換弁10に供給する位置で動か
なくなる場合、通常ブレーキ時については、コントロー
ルユニット100により入力側開閉切換弁2を閉位置に
切り換えることで、リザーバタンク圧Pr に等しくなっ
た元圧Ps をパイロット圧として出力圧切換弁10に供
給して、運転者のブレーキ操作による車輪制動を実施す
る。
【0041】また、パイロット圧切換弁9が、元圧Ps
を出力圧切換弁10に供給する位置で動かなくなる場合
のホイールシリンダ圧制御時については、コントロール
ユニット100により入力側開閉切換弁2を開位置に切
り換えることで、元圧Ps をパイロット圧として出力圧
切換弁10に供給して、正常な元圧Ps では運転者のブ
レーキ操作による車輪制動とは別のブレーキ制御を実施
し、低下した元圧Psでは設定値P1 に従い運転者のブ
レーキ操作による車輪制動を実施する。
【0042】他方、パイロット圧切換弁9がリザーバタ
ンク圧Pr を出力圧切換弁10に供給する位置で動かな
くなる場合は、運転者のブレーキ操作による車輪制動を
確保することによって制動力を保証するため、元圧の低
下による制動力の急変や車両の挙動が不安定になること
はない。
【0043】図2は、本発明の車両のブレーキ制御装置
の第二実施例で、車輪4輪にブレーキ制御圧が加わるよ
うに配置した場合を示す構成図である。
【0044】以下、第二実施例は、図2を参照して説明
し、第一実施例と同一部分には同一符号を付して示し、
説明を省略する。
【0045】12は、電子油圧制御弁3とリザーバタン
ク4との間に設けたドレン側開閉切換弁で、任意の圧力
P2 を設定しておいて、入力側開閉切換弁2と電子油圧
制御弁3間の元圧Ps がこの設定圧P2 以下では閉位置
になって電子油圧制御弁3とリザーバタンク4と遮断
し、逆に、設定圧P2 以上では開位置になって電子油圧
制御弁3をリザーバタンク4に連通するように構成す
る。
【0046】このとき、設定圧P2 はリザーバタンク4
のリザーバタンク圧Pr より大きく、ポンプ1の吐出可
能な最低吐出圧Pmin より小さく且つ、出力圧切換弁1
0の設定圧P1 より小さく設定する。
【0047】第二実施例を説明するにあたり、電子油圧
制御弁3とパイロット圧切換弁9及び出力圧切換弁10
は、第一実施例と同様の作用を行うものである。
【0048】ブレーキ制御装置の各構成要素が正常に機
能する場合は、電子油圧制御弁3で元圧Ps を調圧する
に当たって、入力側開閉切換弁2を開位置とすると、ド
レン側開閉切換弁12は元圧Ps に基づき開いて、電子
油圧制御弁3とリザーバタンク4間を連通し、元圧Ps
を電子油圧制御弁3で、要求されるブレーキ制御圧Pc
に調圧する。
【0049】一方、異常により、ポンプ圧Pが急激に低
下するか、入力側開閉切換弁2が閉位置で動かなくなる
かした場合は、元圧Ps が低下し、設定圧P2 以下にな
るとドレン側開閉切換弁12は閉位置となる。
【0050】従って、出力圧切換弁10が故障し、ここ
から電子油圧制御弁3を介してリザーバタンク4へマス
ターシリンダ圧Pm が漏れることがあっても、元圧Ps
の低下によって、ドレン側開閉切換弁12が、電子油圧
制御弁3とリザーバタンク4間を遮断することで、マス
ターシリンダ圧Pm がリザーバタンク4に抜けることを
防止し、運転者のブレーキ操作による車輪制動を、制動
力の急変や不安定な車両挙動のないものにする。
【0051】この様に、ドレン側開閉切換弁12は元圧
Ps に応動して電子油圧制御弁3の機能を確保しつつ、
電子油圧制御弁3とリザーバタンク4間を開閉し、出力
圧切換弁10からのマスターシリンダ圧Pm の漏れを防
いで、運転者のブレーキ操作による安定した車輪制動を
実施することができる。
【0052】さらに、第一実施例に記載のパイロット圧
切換弁9が、元圧Ps を出力圧切換弁10に供給する位
置で動かなくなる場合、設定圧P2 をリザーバタンク圧
Prより大きく、ポンプ1の最低吐出圧Pmin より小さ
く且つ、出力圧切換弁10の設定圧P1 より小さい範囲
で設定しているため、通常ブレーキ時に、入力側開閉切
換弁2を閉位置にすることにより、元圧Ps がリザーバ
タンク4に抜けて低下し、設定圧P1 以下になると出力
圧切換弁10はマスターシリンダ圧選択位置に切り換わ
り、さらに、設定圧P2 以下になるとドレン側開閉切換
弁12も閉位置となることで、マスターシリンダ圧Pm
がホイールシリンダ11に供給され、且つ、マスターシ
リンダ圧Pm が出力圧切換弁10から漏れを発生して
も、ドレン側開閉切換弁12が元圧Ps に基づき、電子
油圧制御弁3とリザーバタンク4間を遮断し、漏れを防
止する。
【0053】また、ホイールシリンダ圧制御時は、入力
側開閉切換弁2を開位置にするから、ドレン側開閉切換
弁12が元圧Ps に基づき、電子油圧制御弁3とリザー
バタンク4間を連通し、要求されたブレーキ制御圧に調
圧可能となると共に、出力圧切換弁10へパイロット圧
として元圧Ps が加わるため、出力圧切換弁10は、ブ
レーキ制御圧選択位置となり、ブレーキ制御圧Pc がホ
イールシリンダ11に供給される。
【0054】ここで、図3より電子油圧制御弁3の一実
施例について詳細に説明しておく。図3は電子油圧制御
弁3の構成を示すものであり、20は等しい径を有する
スプール、21はスリーブ、22はスプール20を貫通
する断面積A0 の油路、23は油路22に挿入しスリー
ブ21の内壁21aに当接している反力ピン、24はス
プール20と連結するプランジャ、25はソレノイド、
26,27はスプール20を支持するばねである。
【0055】次に、電子油圧制御弁3の作用を説明する
と、まず入力ポート3sに元圧Psを入力し、図1に示
すコントロールユニット100の制御圧指令値Vc か
ら、ソレノイド25にソレノイド電流が通電され、スプ
ール20がプランジャ24を介して、図面左方向の力F
s を受ける。また、スプール20には、ばね26,27
により図面左方向の力F1 と、図面右方向の力F2 が加
わる。さらに、スプール20には断面積A0 の反力ピン
23が挿入してあるため、出力ポート3c の出力圧をP
c とすると、スプール20系の力の釣合から、 Fs +F1 =Pc ・A0 +F2 よって、 Pc =(Fs +F1 −F2)/A0 ここで、ばね26,27が同等のものであるとすると、
力F1 ,F2 は、ほぼ一定のため、 Pc =Fs /A0 ---- (1) となり、出力圧Pc はソレノイド推力Fs に比例して変
化する。
【0056】つまり、出力圧Pc は、コントロールユニ
ット100からの制御圧指令値Vcに比例するというこ
とであるから、電子油圧制御弁3の出力圧Pc とコント
ロールユニット100からの制御圧指令値Vc との関係
は、ヒステリシスを含め図4に示すものになる。
【0057】よって、(1)式からも明らかなように、
ソレノイド推力Fs の増加によりスプール20が図面左
方向に移動した場合、出力圧Pc が大きくなり、逆にソ
レノイド推力Fs の減少によりスプール20が図面右方
向に移動した場合、出力圧P c が小さくなるように制御
される。
【0058】
【発明の効果】以上、述べてきたように、本発明であ
る、請求項1に係る、車両のブレーキ制御装置は、パイ
ロット圧切り換え弁により、外部圧力源からの吐出圧、
または、リザーバタンクのリザーバタンク圧を出力圧切
り換え弁に供給し、該出力圧切り換え弁をブレーキ制御
圧選択位置、または、ブレーキ操作圧選択位置に切り換
えて、ホイールシリンダに適切なブレーキ液圧を供給す
る構成から、運転者のブレーキ操作による車輪制動とは
別のブレーキ制御が要求される場合でも、電子制御圧系
への入力圧を発生する外部圧力源の異常時には、前記出
力圧切り換え弁はブレーキ操作圧選択位置のまま、ブレ
ーキ操作圧をホイールシリンダに供給して、運転者のブ
レーキ操作による車輪制動を実施し、前記外部圧力源か
らの吐出圧の低下に起因する制動力の急変や不安定な車
両の挙動を防止することができる。
【0059】このとき、前記パイロット圧切り換え弁
は、前記出力圧切り換え弁へ供給する流体の流量は小さ
く、且つ、パイロット圧切り換え弁での圧力損失は大き
くして良いことから小型化することができ、加えて、前
記出力圧切り換え弁は、ブレーキ制御装置に既存の液圧
に基づき切り換わることから、ソレノイド推力による電
磁式切り換え弁を用いた場合に比べ、ブレーキ制御装置
全体のソレノイド数を低減することができ、全体とし
て、ブレーキ制御装置の小型化と低コスト化が実現でき
る。
【0060】さらに、前記出力圧切り換え弁は、電磁式
切り換え弁を用いた場合に比べ、バルブスプールの受圧
面積を制限されないため、バルブスプールを起動させる
力を任意に設定して、ホイールシリンダに供給するブレ
ーキ液圧の流量を大きく、或いは、出力圧切り換え弁で
の圧力損失を小さくできることから、設計に自由度を持
たせることができる。
【0061】請求項2に係る、車両のブレーキ制御装置
において、前記出力圧切り換え弁は、出力圧切り換え弁
へ入力されるパイロット圧が設定圧以上の時、ブレーキ
制御圧選択位置になり、また、設定圧以下ではブレーキ
操作圧選択位置になるから、運転者のブレーキ操作によ
る車輪制動とは別のブレーキ制御が要求される場合で
も、前記外部圧力源の異常時には、前記外部圧力源から
の吐出圧のみで、前記出力圧切り換え弁をブレーキ操作
圧選択位置にして運転者のブレーキ操作による車輪制動
を実施し、前記外部圧力源からの吐出圧の低下に起因す
る制動力の急変や不安定な車両の挙動を防止することが
できる。
【0062】さらに、請求項3に係る、車両のブレーキ
制御装置において、前記設定圧を、前記リザーバタンク
圧以上且つ、外部圧力源からの最低吐出圧以下の範囲に
設定すると、前記外部圧力源からの吐出圧の低下に起因
する制動力の急変や不安定な車両の挙動を、より実用的
な範囲で防止することができる。
【0063】加えて、請求項4に係る、車両のブレーキ
制御装置において、前記外部圧力源と前記電子制御圧系
間に挿入した入力側開閉切り換え弁が、前記外部圧力源
からの吐出圧を遮断し、前記外部圧力源からの吐出圧を
リザーバタンク圧に等しくするから、運転者のブレーキ
操作力に対応したブレーキ操作圧が要求される場合に、
前記パイロット圧切り換え弁が前記外部圧力源からの吐
出圧を前記出力圧切り換え弁に供給することがあって
も、前記出力圧切り換え弁はブレーキ操作圧選択位置の
ままで、運転者のブレーキ操作による車輪制動を実施
し、前記外部圧力源からの吐出圧の低下に起因する制動
力の急変や不安定な車両の挙動を防止することができ
る。
【0064】さらに加えて、請求項5に係る、車両のブ
レーキ制御装置において、前記電子制御圧系から前記リ
ザーバタンクに至る回路中に挿入したドレン側開閉切り
換え弁は、前記外部圧力源からの吐出圧に応動して閉じ
るから、前記外部圧力源からの吐出圧の低下によって、
運転者のブレーキ操作力に対応したブレーキ操作圧が要
求される時に、該ブレーキ操作圧がリザーバタンクに抜
ける漏れを防止し、制動力の急変や不安定な車両の挙動
を一層軽減することができる。
【0065】また、請求項6に係る、車両のブレーキ制
御装置において、前記ドレン側開閉切り換え弁の設定圧
は、前記リザーバタンク圧以上、前記外部圧力源からの
最低吐出圧以下で且つ、前記入力側開閉切り換え弁の設
定圧以下の範囲に設定すると、前記外部圧力源からの吐
出圧が、前記出力圧切り換え弁の設定圧以下になると出
力圧切り換え弁はブレーキ操作圧選択位置に切り換わ
り、さらに、前記ドレン側開閉切り換え弁の設定圧以下
になるとドレン側開閉切り換え弁は閉位置となるから、
出力圧切り換え弁に連動させてドレン側開閉切り換え弁
の作動を機能的に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両のブレーキ制御装置を示す第
一実施例の構成図である。
【図2】本発明による車両のブレーキ制御装置を示す第
二実施例の構成図である。
【図3】電子油圧制御弁の一実施例を示す構成図であ
る。
【図4】同例における電子油圧制御弁の特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 入力側開閉切換弁 3 電子油圧制御弁 4 リザーバタンク 5 マスターシリンダ 5F,5R ポート 6 ブレーキペダル 7 制動倍力装置 8 圧力センサ 9 パイロット圧切換弁 10 出力圧切換弁 11 ホイールシリンダ 12 ドレン側開閉切換弁 20 スプール 21 スリーブ 22 油路 23 反力ピン 24 プランジャ 25 ソレノイド 26,27 ばね 100 コントロールユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者のブレーキ操作力に対応したブレ
    ーキ操作圧を発生する倍力装置付きのブレーキ操作圧系
    と、 外部圧力源からの吐出圧を、制御圧指令値に基づき調圧
    し、ブレーキ制御圧を発生する電子制御圧系と、 切り換え指令に応じて、前記ブレーキ操作圧系からのブ
    レーキ操作圧と、前記電子制御圧系からのブレーキ制御
    圧のうち、どちらか一方を選択しホイールシリンダにブ
    レーキ液圧として供給する出力圧切り換え弁とを具え、 該出力圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレー
    キ操作圧が選択されている位置にある時には、ブレーキ
    操作圧に等しくなるような制御圧指令値を、また、前記
    出力圧切り換え弁により、ブレーキ液圧としてブレーキ
    制御圧が選択されている位置にある時には、車両の走行
    状態に基づいた制御圧指令値を電子制御圧系に出力する
    構成のブレーキ制御装置において、 前記出力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択位置にすべ
    き切り換え指令の発生時は、前記外部圧力源からの吐出
    圧を出力圧切り換え弁にパイロット圧として供給して出
    力圧切り換え弁をブレーキ制御圧選択位置にし、 前記出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧選択位置にすべ
    き切り換え指令の発生時は、リザーバタンクのリザーバ
    タンク圧を前記出力圧切り換え弁にパイロット圧として
    供給して出力圧切り換え弁をブレーキ操作圧選択位置に
    するパイロット圧切り換え弁を設けたことを特徴とする
    車両のブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記出力圧切り換え
    弁は、出力圧切り換え弁へ入力されるパイロット圧が設
    定圧以上の時、ブレーキ制御圧選択位置になり、また、
    出力圧切り換え弁へ入力されるパイロット圧が設定圧以
    下の時では、ブレーキ操作圧選択位置となるよう構成し
    たことを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記設定圧は、前記
    リザーバタンク圧以上且つ、前記外部圧力源からの最低
    吐出圧以下の範囲に設定したことを特徴とする車両のブ
    レーキ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項におい
    て、運転者のブレーキ操作力に対応したブレーキ操作圧
    が要求される時に、故障により前記パイロット圧切り換
    え弁が前記外部圧力源からの吐出圧を前記出力圧切り換
    え弁にパイロット圧として供給してしまう場合、前記外
    部圧力源からの吐出圧を遮断する入力側開閉切り換え弁
    を、前記外部圧力源と前記電子制御圧系との間に挿入し
    たことを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項におい
    て、前記電子制御圧系から前記リザーバタンクに至る回
    路中に、外部圧力源からの吐出圧に応動して、該吐出圧
    が設定圧以下の時に閉じるドレン側開閉切り換え弁を挿
    入したことを特徴とする車両のブレーキ制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記ドレン側開閉切
    り換え弁の設定圧は、前記リザーバタンク圧以上、前記
    外部圧力源からの最低吐出圧以下で且つ、前記入力側開
    閉切り換え弁の設定圧以下の範囲に設定することを特徴
    とする車両のブレーキ制御装置。
JP14037395A 1995-06-07 1995-06-07 車両のブレーキ制御装置 Pending JPH08332936A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348751A (ja) * 1998-02-21 1999-12-21 Robert Bosch Gmbh 自動車ブレ―キ装置の制御方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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