JPH08332175A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

磁気共鳴イメージング装置

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JPH08332175A
JPH08332175A JP7139773A JP13977395A JPH08332175A JP H08332175 A JPH08332175 A JP H08332175A JP 7139773 A JP7139773 A JP 7139773A JP 13977395 A JP13977395 A JP 13977395A JP H08332175 A JPH08332175 A JP H08332175A
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JP
Japan
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magnetic field
static magnetic
coil
resonance imaging
magnetic resonance
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Application number
JP7139773A
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English (en)
Inventor
Yoshitomo Sakakura
良知 坂倉
Hiromi Kawamoto
宏美 河本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置の大型化をしなくても高均一な静磁場を提
供する静磁場補正手段を備える磁気共鳴イメージング装
置を提供すること。 【構成】複数個の独立したループコイル3から成るm=
0の不要磁場成分を除去するための静磁場補正コイル1
と、このm=0の不要磁場成分を除去するための静磁場
補正コイル1を設けるための円筒状の巻枠2と、複数個
の独立した鞍型コイル5から成るm≧1の不要磁場成分
を除去するための静磁場補正コイル4と、このm≧1の
不要磁場成分を除去するための静磁場補正コイル4を設
けるための円筒状の巻枠2と、電源および可変抵抗器か
ら成るこれら静磁場補正コイル1、4の端子部とから構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴(MR:magneti
c resonance )現象を用いて被検体のMR像を得る磁気
共鳴イメージング装置において、均一な静磁場を得るた
めに設けられる静磁場補正コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング装置(以下MRI
装置と称する)は、静磁場発生手段により発生させた静
磁場中に被検体を配置し、この静磁場中に傾斜磁場を重
畳し、かつ、励起回転磁場を印加して上記被検体に磁気
共鳴現象を生じさせ、誘起された磁気共鳴信号を被検体
近傍に配置するRFコイルにより検出し、画像再構成処
理を施すことにより、上記被検体の画像情報を得るもの
である。このMRI装置において、アーティファクトの
無い高品質な画像情報を得るためには、前記静磁場発生
手段より発生させる静磁場は高均一でなければならな
い。磁場は一般に数1で表されるルジャンドル関数で展
開される項から構成されていることが知られている。
【0003】
【数1】 n m (u) はルジャンドル関数、Anmは展開係数であ
る。この数1で、第1項(1)は得ようとしている均一
な静磁場であり、第2項(2)以下の各項はチャンネル
と呼ばれ、静磁場に悪影響をおよぼす不要磁場成分であ
る。数1の第2項(2)、第3項(3)を展開したもの
を数2、数3に示す。
【0004】
【数2】
【0005】
【数3】 数2の第1項(5)はZチャンネル、第2項(6)はX
チャンネル、第3項(7)はYチャンネルと呼ばれ、こ
れらは3次元座標XYZを定義したとき、それぞれZ方
向の傾斜磁場、X方向の傾斜磁場、Y方向の傾斜磁場に
等しい。数3の第1項(8)はZ2チャンネル、第2項
(9)はZXチャンネル、第3項(10)はZYチャンネ
ル、第4項(11)はX2−Y2チャンネル、第5項(1
2)はXYチャンネルと呼ばれる。このチャンネルと呼
ばれる不要磁場成分を除去するために静磁場補正コイル
が用いられる。従来のMRI装置では、1つの静磁場補
正コイルで1つのチャンネルの不要磁場成分を打ち消し
ていた。図7は、従来のMRI装置の静磁場補正コイル
の説明図である。(a)は数1の第5項(数3の第1項
(8))のZ2チャンネルの磁場を打ち消すためのZ2
チャンネル除去コイル19、(b)は数1の第10項の
Z3チャンネルの磁場を打ち消すためのZ3チャンネル
除去コイル20である。このZ2チャンネル除去コイル
19とZ3チャンネル除去コイル20を(c)に示すよ
うに同心円状に重ね合わせることにより、これら2つの
チャンネルの不要磁場成分を打ち消すことができる。な
お、Z2チャンネルとZ3チャンネルを例にして説明し
たが、一般には数1で表されるルジャンドル関数で展開
される第2項以下nが小さいチャンネルから順に補正コ
イルが設けられていた。上述のように、他のチャンネル
の不要磁場成分を打ち消すためには、その打ち消す不要
磁場成分のチャンネル数分だけ静磁場補正コイルを重ね
合わせる必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに1つの静磁場補正コイルで1つのチャンネルの不要
磁場成分のみを打ち消すように構成すると、理想的には
数1で表されるルジャンドル関数で展開される第2項以
下の全てのチャンネルに対する静磁場補正コイルを必要
とするため、装置が大型化してしまうという問題があっ
た。実際には設置スペースの制約上から数1で表される
ルジャンドル関数で展開される第2項以下の全てのチャ
ンネルに対する静磁場補正コイルを設けることは困難で
あり、従来のMRI装置では静磁場補正コイルは数チャ
ンネルから十数チャンネル程度設けているにすぎなかっ
た。これは数チャンネルから十数チャンネルの不要磁場
成分しか打ち消すことができないということであるか
ら、高均一な静磁場を得ることは困難である。
【0007】本発明は、上記問題点を解決し、装置の大
型化をしなくても高均一な静磁場を提供する静磁場補正
手段を備える磁気共鳴イメージング装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、所望スライス面の磁気共
鳴情報を得る磁気共鳴イメージング装置において、均一
な静磁場を得るため、複数個の独立した補正コイルを巻
枠に固定し、各補正コイルに可変抵抗器を接続する静磁
場補正手段と、この可変抵抗器の抵抗値を制御する制御
手段を備える。
【0009】請求項2記載の本発明は、前記可変抵抗器
の抵抗値を診断モードに応じてあらかじめ設定する。請
求項3記載の本発明は、前記制御手段をルジャンドル関
数で表される静磁場に不要な磁場成分の和を除去するた
めの磁場を発生させるように、前記補正コイルに流す電
流値を制御する。
【0010】請求項4記載の本発明は、前記複数個の独
立した補正コイルを並列に接続するものとする。請求項
5記載の本発明は、前記複数個の独立した補正コイルの
うち、任意の補正コイルを切り換え手段によって直列に
接続されるものとする。
【0011】請求項6記載の本発明は、前記複数個の独
立した補正コイルまたは直列に接続された補正コイルに
それぞれ電源を設ける。請求項7記載の本発明は、前記
補正コイルを固定するための巻枠として、傾斜磁場コイ
ルの巻枠または静磁場コイルの巻枠を用いる。
【0012】請求項8記載の本発明は、前記巻枠の形状
を円筒状または楕円筒状とする。請求項9記載の本発明
は、前記巻枠の形状を平板状とする。請求項10記載の
本発明は、前記補正コイルを静磁場の補正のほかに、傾
斜磁場を発生させることができるものとする。
【0013】
【作用】本発明により、静磁場補正コイルのための設置
スペースが少なくて済み、安価で高均一な静磁場が得ら
れる。また、この静磁場補正コイルは複数個の独立した
コイルから構成されているため、磁場成分の除去領域を
自由に変更でき、局所領域で磁場を制御することも可能
である。さらに、静磁場補正コイルの巻枠は2層だけで
済むため、製造上の効率がよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、MRI装置において不要磁場
成分を除去して均一な静磁場を得るための静磁場補正コ
イルの実施例である。図1(a)は数1で表されるルジ
ャンドル関数においてm=0の不要磁場成分を除去する
ための静磁場補正コイルを示したものであり、(b)は
m≧1の不要磁場成分を除去するための静磁場補正コイ
ルを示したものである。m=0の不要磁場成分を除去す
るための静磁場補正コイル1は、円筒状の巻枠2に端か
ら等間隔で細かく、独立したループコイル3を巻き付け
てある。m≧1の不要磁場成分を除去するための静磁場
補正コイル4は、円筒状の巻枠2に等間隔で細かく鞍型
コイル5を配置してある。このm=0の不要磁場成分を
除去するための静磁場補正コイル1とm≧1の不要磁場
成分を除去するための静磁場補正コイル4は(c)に示
すように重ね合わされる。そして、これらm=0の不要
磁場成分を除去するための静磁場補正コイル1を構成す
る独立したループコイル3の端子、m≧1の不要磁場成
分を除去するための静磁場補正コイル4を構成する独立
した鞍型コイル5の端子は、可変抵抗器および電源から
構成される静磁場補正コイル端子部6に接続される。こ
の静磁場補正コイル端子部6の実施例を示したのが図2
である。m=0の不要磁場成分を除去するための静磁場
補正コイル1を構成する独立した各ループコイル3の一
端に可変抵抗器7が接続され、これら一端に可変抵抗器
7が接続された各ループコイル5は電源8に対して並列
接続される。同様にm≧1の不要磁場成分を除去するた
めの静磁場補正コイル4を構成する独立した各鞍型コイ
ル5の一端に可変抵抗器7が接続され、これら一端に可
変抵抗器7が接続された各鞍型コイル5は電源8に対し
て並列接続される。この各可変抵抗器7は、図3に示す
制御手段により、所望の抵抗値が設定できるようになっ
ている。制御手段は、初期設定値を設定するためのモー
ド設定器9、均一な静磁場となるように静磁場補正コイ
ル1、4のループコイル3、鞍型コイル5に流す電流値
を算出する演算器10、各可変抵抗器7の抵抗値の設定
を行う制御回路11、MRI装置に実際に発生している
磁場を計測する磁場計測器12から構成される。除去す
べき各不要磁場成分の大きさは被検体により異なるが、
診断部位に依存することが知られいる。これを利用し
て、モード設定器9には実際に診断で使用したデータな
どから診断部位による初期設定値を入力してある。
【0015】以下、上述した構成を有するMRI装置の
静磁場補正コイルの実施例の作用について、図2、図3
および静磁場補正のフローチャートを示す図4を参照し
ながら説明する。
【0016】まず、数1に示したルジャンドル関数の第
2項以下で表される除去すべき各不要磁場成分の展開係
数Anmの診断部位に応じた初期設定値(Anm0 をモー
ド設定器9により演算器10に設定する(処理1)。設
定値に対応した電流値Il (lはループの数)が各静磁
場補正コイル1、4のループコイル3、鞍型コイル5に
流れるよう制御回路11により各可変抵抗器7の抵抗値
を設定し、電源8から各静磁場補正コイル1、4のルー
プコイル3、鞍型コイル5に電流(Il0 を流し、静
磁場補正磁場を発生させる(処理2)。磁場計測器12
により実際に被検体にかかっている静磁場Bを計測する
(処理3)。この測定結果から演算器10で、数1に示
したルジャンドル関数の第2項以下で表される除去すべ
き各不要磁場成分の展開係数Anm´を求める(処理
4)。いま求めた展開係数Anm´と設定値Anmとの誤差
量を算出し、0に近似できるか否かしきい値を設けて判
定する(処理5)。この処理5の判定において、0に近
似できると判定されれば、不要磁場成分が除去されてい
るものと見なされ、処理を終了する。0に近似できない
と判定されれば、求めた展開係数Anm´に応じた抵抗値
を制御回路11により各可変抵抗器7に設定する(処理
6)。電源8から各静磁場補正コイル1、4のループコ
イル3、鞍型コイル5に電流Il ´が流され、調整され
た静磁場補正磁場が発生する(処理7)。処理3に戻
り、上記処理を繰り返す。
【0017】上記実施例では、巻枠2を2層にするだけ
で各不要磁場成分の和を除去できるよう構成されている
ため、チャンネルごとに除去していた従来装置と比べ、
少ない設置スペースで高均一な静磁場を得ることが可能
である。また、診断部位による初期設定値を設けている
ため、誤差が0に収束しやすくなり、静磁場補正にかか
る時間を短縮することができる。
【0018】上記実施例においては、m=0の不要磁場
成分を除去するための静磁場補正コイル1を構成する各
ループコイル3、m≧1の不要磁場成分を除去するため
の静磁場補正コイル4を構成する各鞍型コイル5はそれ
ぞれ電源8に対して並列に接続されていたが、これに限
定されない。例えば、各ループコイル3、各鞍型コイル
5の端子部にスイッチおよびスイッチ制御回路を設け、
制御手段で算出された可変抵抗値が等しくなるコイルを
直列に接続するようこのスイッチ制御回路に信号を送
り、スイッチを駆動することにより選択的にコイルを直
列接続する。このように構成すれば、直列接続された部
分には同一電流が確実に流れるため、全てのコイルを並
列接続した場合と比較して、コイルおよび可変抵抗器の
素子の特性のばらつきによる誤差を軽減することができ
る。
【0019】また、上記実施例においては、静磁場補正
コイル1、4を構成する各コイル3、5に電流を供給す
る電源8を1台用いていたが、これに限定されない。並
列に接続される各コイルごとに専用の電源を設けてもよ
い。一般に、素子は電流が多く流れるほど加熱するが、
並列接続された素子間に温度差が生じると、これら素子
を流れる電流の値が設定値と異なってしまうことが考え
られるが、このように各コイルごとに専用の電源を設け
れば、この問題を解消することができる。なお、各コイ
ルに流す電流値は小さいため、電源の容量を小さくで
き、さほど高価になることはない。
【0020】また、上記実施例においては、静磁場補正
コイル1、4を専用の巻枠2に固定する例を示したが、
これに限定されない。例えば、傾斜磁場コイルの巻枠を
利用して、この巻枠の外側に静磁場補正コイル1、4を
設けてもよいし、静磁場コイルの巻枠を利用して、この
巻枠の内側に静磁場補正コイル1、4を設けてもよい。
図5は、静磁場補正コイル1、4を傾斜磁場コイルの巻
枠円筒の外側に設ける場合の実施例を示した断面図であ
る。一般にMRI装置のコイルは、外側から順に静磁場
を発生させるための静磁場コイル13、得ようとするス
ライス画像の方向に応じた傾斜磁場を発生させるための
傾斜磁場コイル15、円筒内に挿入された被検体の診断
部位に対してRF信号を送受信するホールボディRFコ
イル(以下、WB−RFコイルと呼ぶ)16が配置され
る。静磁場コイル13の内側には静磁場の簡単な補正を
行う鉄シム14が設けられる。傾斜磁場コイル15とW
B−RFコイル16の間には、RF信号等を遮断するた
めのRFシールド17が設けられる。そして、本発明の
静磁場補正コイル1、4は傾斜磁場コイル15の巻枠円
筒を利用し、この巻枠円筒の外側に一体化して設けられ
る。このようにすれば、装置が簡略化し、小形化でき
る。ただし、傾斜磁場コイル15やWB−RFコイル1
6は診断の際、磁場やRF信号を発生させたり、解除さ
せたりするため、これらコイルの内側にコイルを設けた
場合、誘導起電圧が生じてしまうことが予想される。し
たがって、静磁場補正コイル1、4は傾斜磁場コイル1
5の外側に設けるのが好ましい。
【0021】また、上記実施例においては、巻枠形状が
円筒であったが、これに限定されない。例えば、楕円形
の筒状になっていても構わない。さらに、平板状磁石を
用いたMRI装置に適用する場合には、図6に示すよう
に静磁場補正コイル1、4を平板状にする。図6(a)
は数1で表されるルジャンドル関数においてm=0の不
要磁場成分を除去するための静磁場補正コイルを示した
ものであり、(b)はm≧1の不要磁場成分を除去する
ための静磁場補正コイルを示したものである。m=0の
不要磁場成分を除去するための静磁場補正コイル1は、
平板状の巻枠2に等間隔で細かく、同心円状に独立した
ループコイル3を配置してある。m≧1の不要磁場成分
を除去するための静磁場補正コイル4は、平板状の巻枠
2に等間隔で細かく鞍型コイル5を配置してある。この
m=0の不要磁場成分を除去するための静磁場補正コイ
ル1とm≧1の不要磁場成分を除去するための静磁場補
正コイル4は重ね合わせて用いる。
【0022】また、上記実施例では、静磁場補正コイル
1、4が静磁場を補正する目的でのみ使用される例を示
したが、この静磁場補正コイル1、4は任意の3次元方
向に磁場を発生させることができるため、制御手段で静
磁場補正磁場と渦磁場を合成した磁場を算出し、静磁場
補正磁場と渦磁場の合成磁場を発生させても構わない。
このようにすれば、撮像中に生じる渦磁場をも補正する
ことができるので、よりきれいな画像を得るという利点
がある。
【0023】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
静磁場補正コイルの設置スペースが少くても高均一な静
磁場を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の静磁場補正コイルの実施例。
【図2】本発明の静磁場補正コイルの端子部の実施例。
【図3】本発明の静磁場補正コイルに接続される可変抵
抗器の制御手段を示す実施例。
【図4】本発明の静磁場補正の実施例を示すフローチャ
ート。
【図5】本発明の静磁場補正コイルの設置例を示す断面
図。
【図6】本発明の平板状磁極を用いたMRI装置への適
用例。
【図7】従来の静磁場補正コイルの構成。
【符号の説明】
1 静磁場補正コイル(m=0) 2 巻枠 3 ループコイル 4 静磁場補正コイル(m≧1) 5 鞍型コイル 6 静磁場補正コイル端子部 7 可変抵抗器 8 電源 9 モード設定器 10 演算器 11 制御回路 12 磁場計測器 13 静磁場コイル 14 鉄シム 15 傾斜磁場コイル 16 WB−RFコイル 17 RFシールド 18 ライナー 19 Z2チャンネル除去コイル 20 Z3チャンネル除去コイル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望スライス面の磁気共鳴情報を得る磁気
    共鳴イメージング装置において、均一な静磁場を得るた
    め、複数個の独立した補正コイルを巻枠に固定し、各補
    正コイルに可変抵抗器を接続する静磁場補正手段と、こ
    の可変抵抗器の抵抗値を制御する制御手段を備えること
    を特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
  2. 【請求項2】前記可変抵抗器の抵抗値を診断モードに応
    じてあらかじめ設定することを特徴とする請求項1記載
    の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、ルジャンドル関数で表さ
    れる静磁場に不要な磁場成分の和を除去するための磁場
    を発生させるように、前記補正コイルに流す電流値を制
    御することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    磁気共鳴イメージング装置。
  4. 【請求項4】前記複数個の独立した補正コイルが並列に
    接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 【請求項5】前記複数個の独立した補正コイルのうち、
    任意の補正コイルを切り換え手段によって直列に接続さ
    れることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 【請求項6】前記複数個の独立した補正コイルまたは直
    列に接続された補正コイルにそれぞれ電源を設ける請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の磁気共鳴イメージ
    ング装置。
  7. 【請求項7】前記補正コイルを固定するための巻枠とし
    て、傾斜磁場コイルの巻枠または静磁場コイルの巻枠を
    用いることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれ
    かに記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 【請求項8】前記巻枠の形状が円筒状または楕円筒状で
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 【請求項9】前記巻枠の形状が平板状であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の磁気共
    鳴イメージング装置。
  10. 【請求項10】前記補正コイルが静磁場の補正のほか
    に、傾斜磁場を発生させることができることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の磁気共鳴イ
    メージング装置。
JP7139773A 1995-06-07 1995-06-07 磁気共鳴イメージング装置 Pending JPH08332175A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520722A (ja) * 2009-03-20 2012-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴システム用モザイク式シム・コイル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012520722A (ja) * 2009-03-20 2012-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 磁気共鳴システム用モザイク式シム・コイル
US9081070B2 (en) 2009-03-20 2015-07-14 Koninklijke Philips N.V. Tesseral shim coil for a magnetic resonance system

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