JPH08331851A - メイン電源立ち上げ方法とその装置 - Google Patents

メイン電源立ち上げ方法とその装置

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JPH08331851A
JPH08331851A JP15978895A JP15978895A JPH08331851A JP H08331851 A JPH08331851 A JP H08331851A JP 15978895 A JP15978895 A JP 15978895A JP 15978895 A JP15978895 A JP 15978895A JP H08331851 A JPH08331851 A JP H08331851A
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JP
Japan
Prior art keywords
power supply
thyristor
voltage
supply voltage
ignited
Prior art date
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Pending
Application number
JP15978895A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sato
一男 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH08331851A publication Critical patent/JPH08331851A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メイン電源の立ち上げにサイリスタの点弧電
圧を徐々に上げて行う従来方法では、点弧の際の瞬間的
な突入電流が過大に流れるので、それを防止する方法と
その装置を求める。 【構成】 入力電源5を観測し、サイリスタ1a 〜1c
点弧後、先に観測した入力電源5の電圧が低下あるいは
メインコンデンサ2へ充電できない場合に、その不具合
な相は数サイクル遅らせて点弧するか、あるいはその相
を飛ばして別の相を点弧して電源を立ち上げするように
して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電源を観測し、電
圧に合わせてサイリスタを点弧しメイン電源を立ち上げ
る方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来これらのサーボ制御装置等の主回路
電源の投入は、一括して行われて電源を立ち上げていた
[以下、これを『従来例1』という]。また、具体的な
従来技術として3相交流電源電圧入力で、位相関係より
1相を用いて、低電圧から高電圧へとサイリスタを点弧
して、電源を立ち上げていた。この手法に特開平4-2637
2 号・電源立ち上げ方式がある[以下これを『従来例
2』という]。この従来例2は、交流電源を入力とし、
ダイオードサイリスタ混合ブリッジによる整流回路によ
り整流し、交流電源のリップルを平滑化するコンデンサ
に充電する直流電源において、電源投入時に直流電源の
負荷を基準としてこの基準より見た交流電源の瞬時値を
検出し、基準より見た直流の正側の電圧を検出し、検出
した交流電圧瞬時値と直流電源電圧を比較し、交流電圧
瞬時値が直流電源電圧より、ある電圧値相当分高く、か
つ交流電圧瞬時値が減少傾向にあるときに整流回路のサ
イリスタを点弧する電源立ち上げ方式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来例1の
技術では突入電流等により、一つのサーボ制御装置でも
瞬間的に電流が流れ、入力電流の過大やそれにより電源
電圧がドロップして立ち上がらない等の問題があった。
さらに、従来例2としては、例えば交流電圧50Hzで
300V迄を10Vづつ立ち上げて行くと、600ms
の時間が掛かる。瞬間的に交流電圧電源が0Vに落ち、
それから変換された直流電圧が低下した時も、立ち上が
るのに時間が掛かるという問題があった。すなわち、こ
の従来例2は、交流電源の1周期中に1回しかサイリス
タの点弧をしないので、電源の立ち上げに時間が掛かる
わけである。そこで本発明は、入力電流を課題にするこ
となく、スムーズに電源を立ち上げる方法とその装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は入力電源を観測し、サイリスタを点弧する
タイミングにてサイリスタを点弧して、メインコンデン
サに充電した時、突入電流により電圧がドロップする場
合に、位相を変えるあるいは数サイクル遅らせ、電源を
立ち上がらせるようにするメイン電源立ち上げ方法とそ
の装置である。すなわち、交流電源電圧を直流電圧に変
換するコンバータ回路におて、交流電源電圧及び直流電
圧を観測する手段を持ち、それぞれの電圧に合わせてサ
イリスタの点弧タイミングを変えるメイン電源立ち上げ
方法であり、またサイリスタを点弧してメインコンデン
サに充電した時、突入電流等により交流電源電圧が低下
した際に、点弧しているサイリスタを他の相のサイリス
タに変えて点弧させる前項に記載のメイン電源立ち上げ
方法であり、さらにサイリスタを点弧してメインコンデ
ンサに充電した時、突入電流等により交流電源電圧が低
下した際に、点弧したサイリスタの再度の点弧を2サイ
クル以上遅らせる前項に記載のメイン電源立ち上げ方法
であり、さらにまた交流電源電圧を直流電圧に変換する
サイリスタモジュールと、変換した直流電圧の電荷を平
滑化するメインコンデンサと、交流電源電圧と変換した
直流電圧とを観測しその観測したアナログ値をデジタル
値に変換して逐次マイクロコンピュータへ与えるA/D
変換器と、点弧するサイリスタの選択及び選択したサイ
リスタの点弧タイミング等の制御を行うマイクロコンピ
ュータと、マイクロコンピュータからの指令に従いサイ
リスタの点弧を行うサイリスタドライバとをそれぞれ設
け、交流電源電圧及び直流電圧に合わせてサイリスタの
点弧タイミングを変える手段を具備したメイン電源立ち
上げ装置である。
【0005】
【作用】本発明は、上記手段により、一度に数台のサー
ボ制御装置等が立ち上がり、入力電流が過大になった
り、それにより電源電圧がドロップして立ち上がらなく
なることを防止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。なお、各図面において、同一符号は同一もしく
は相当部材を表す。図1は本発明の一実施例における回
路構成を示すブロック図である。図1において、1はサ
イリスタモジュールで1a 〜1c はサイリスタ, 1d 〜
1f はダイオード、2はメインコンデンサ、3はA/D
(アナログ→デジタル)変換器、4はマイクロコンピュ
ータ、5は入力電源[図1での図示は商用3相交流電
源]、6はサイリスタドライバ、7は負荷である。
【0007】 以上のように構成された回路において、
その動作を説明する。まず、A/D変換器3にて入力電
源R,S,T相の電圧を観測し、電源が入力された場
合、入力電源R,S,T相の位相より、サイリスタの点
弧する電圧を徐々に上げ、メインコンデンサ2に充電し
て立ち上げる。そして、サイリスタを点弧したらその後
の電圧を観測し、図2の(a) のようになっていることを
確認する。例えば先にR相で点弧されてメインコンデン
サ2のP−N間電圧がV1 であったとし、時点T1 でS
相の点弧が行われ、P−N間電圧がV2 にビルドアップ
される。このときの電源電圧波形VSは正常である。
【0008】 もし、図2の(c) のように電源電圧波形
VSにおける欠損VD等があり、入力電源電圧が低下し
た場合、その時のP−N間の電圧V1 にて図2の(a) の
ように電圧V2 なる迄、数サイクル[2サイクル以上]
待つか、サイリスタを点弧している相を別の相にして、
つまり例えばR相の次の電圧が異常のS相を飛ばして電
圧が正常のT相へと続ける[これは電圧観測で予知可能
である]。
【0009】 このようにして、入力電源電圧のピーク
迄、メインンコンデンサ2に充電して行き、立ち上げ
る。また、入力電源電圧が低下した以外にもサイリスタ
の点弧した電圧に対し、P−N間電圧が追いついていか
ない場合も、同様にして数サイクル待つか、サイリスタ
を点弧している相を別の相にして続ける。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
度に過大な電流が流れ、それにより電源電圧が低下した
り、それにより電源電圧が立ち上がらなくなることを防
止し、スムーズに立ち上げ可能という特段の効果を奏す
ることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
【図2】サイリスタ点弧時の入力電源電圧波形とP−N
間電圧の変化状態を表し、 (a) は正常時の電源電圧波形図 (b) は正常時の直流電圧[P−N間電圧]の変化を示す
図 (c) は異常時の電源電圧波形図 (d) は異常時の直流電圧[P−N間電圧]の状態を示す
【符号の説明】
1 サイリスタモジュール 2 メインコンデンサ 3 A/D[アナログ→デジタル]変換器 4 マイクロコンピュータ 5 入力電源[商用3相交流電源] 6 サイリスタドライバ 7 負荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源電圧を直流電圧に変換するコン
    バータ回路において、前記交流電源電圧及び前記直流電
    圧を観測する手段を持ち、それぞれの前記電圧に合わせ
    てサイリスタの点弧タイミングを変えることを特徴とす
    るメイン電源立ち上げ方法。
  2. 【請求項2】 前記サイリスタを点弧して前記メインコ
    ンデンサに充電した時、突入電流等により前記交流電源
    電圧が低下した際に、点弧している前記サイリスタを他
    の相のサイリスタに変えて点弧させることを特徴とする
    請求項1記載のメイン電源立ち上げ方法。
  3. 【請求項3】 前記サイリスタを点弧して前記メインコ
    ンデンサに充電した時、突入電流等により前記交流電源
    電圧が低下した際に、点弧した前記サイリスタの再度の
    点弧を2サイクル以上遅らせることを特徴とする請求項
    1記載のメイン電源立ち上げ方法。
  4. 【請求項4】 前記交流電源電圧を直流電圧に変換する
    サイリスタモジュールと、前記変換した直流電圧を平滑
    化するメインコンデンサと、前記交流電源電圧と前記変
    換した直流電圧とを観測しその観測したアナログ値をデ
    ジタル値に変換して逐次マイクロコンピュータへ与える
    A/D変換器と、点弧する前記サイリスタの選択及び選
    択した前記サイリスタの点弧タイミング等の制御を行う
    マイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータか
    らの指令に従い前記サイリスタの点弧を行うサイリスタ
    ドライバとをそれぞれ設け、前記交流電源電圧及び前記
    直流電圧に合わせて前記サイリスタの点弧タイミングを
    変える手段を具備したことを特徴とするメイン電源立ち
    上げ装置。
JP15978895A 1995-06-01 1995-06-01 メイン電源立ち上げ方法とその装置 Pending JPH08331851A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752596B1 (ko) * 2006-05-10 2007-08-29 홍억선 사이리스터 다이오드를 이용한 커패시터 초기전류충전 장치및 방법
EP2362522A3 (de) * 2010-02-25 2013-05-01 EDAG GmbH & Co. KGaA Ladegerät für ein Elektrofahrzeug
WO2014182793A1 (en) * 2013-05-07 2014-11-13 University Of Central Florida Research Foundation, Inc. Power inverter implementing phase skipping control

Cited By (4)

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KR100752596B1 (ko) * 2006-05-10 2007-08-29 홍억선 사이리스터 다이오드를 이용한 커패시터 초기전류충전 장치및 방법
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WO2014182793A1 (en) * 2013-05-07 2014-11-13 University Of Central Florida Research Foundation, Inc. Power inverter implementing phase skipping control
US9473044B2 (en) 2013-05-07 2016-10-18 University of Central Research Foundation, Inc. Power inverter implementing phase skipping control

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