JPH08331535A - 多地点間通信システム - Google Patents

多地点間通信システム

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JPH08331535A
JPH08331535A JP7161385A JP16138595A JPH08331535A JP H08331535 A JPH08331535 A JP H08331535A JP 7161385 A JP7161385 A JP 7161385A JP 16138595 A JP16138595 A JP 16138595A JP H08331535 A JPH08331535 A JP H08331535A
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JP
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video
terminal device
communication
multipoint
terminal equipment
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JP7161385A
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Masanori Kawashima
正徳 川島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在の話者端末装置が映像能力の無い電話端
末装置である場合も、現在の話者端末装置を正確に判別
することができる多地点間通信システムを提供する。 【構成】 話者端末判別部2により現在に話者端末装置
が映像能力がない電話端末装置であることが判別される
と、蓄積映像配信部3は、当該話者端末装置に対応する
蓄積映像を映像蓄積部4から取り出して、多地点間接続
されているテレビ電話端末装置に配信するために映像合
成部6に転送する。映像合成部6は、蓄積映像配信部3
が配信する蓄積映像を、端末情報記憶部5に記憶されて
いる話者端末装置に関する情報と共に送信映像にオーバ
レイし、映像信号として映像符号化復号化部207に送
出する。映像信号は、映像符号化復号化部207で符号
化され、更に多重化分離部210により送信フレーム単
位に多重化されて、回線インターフェース211を介し
て通信回線に送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の通信端末装置を
通信回線を介して多地点間通信制御装置に接続すること
により多地点間通信を行う多地点間通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像圧縮符号化技術の発達及びI
SDNに代表される高速・高品質なディジタル回線の普
及と共に、AV(オーディオビジュアル)サービスが注
目されており、ITU−T勧告H.221,H.242
及びH.243等の勧告に基づいたテレビ電話端末装置
等のマルチメディア通信端末装置が普及してきた。
【0003】このような通信端末装置を用いて、例え
ば、3地点以上の多地点間を接続してテレビ会議を行う
ことができる多地点間テレビ会議システムが既に提案さ
れている。該多地点間テレビ会議システムは、多地点間
通信制御装置(以下、MCUという)に複数の通信端末
装置を接続することにより多地点間通信を実現してい
る。
【0004】前記従来のMCUは、接続されている各通
信端末装置から送られてくる音声信号の音声レベルを検
出し、比較することにより、任意の時点における話者端
末装置を判別し、判別された話者端末装置から送られて
きた映像を各通信端末装置に配信する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のMCUを用いる多地点間通信システムに
よれば、該MCUを介して映像能力を有する通信端末装
置(例えばテレビ電話端末装置)と映像能力の無い通信
端末装置(例えば電話端末装置)とが多地点間接続され
ているときに、電話端末装置が話者端末装置となった場
合は、その電話端末装置からMCUへは映像が送られな
いので、MCUから他のテレビ電話端末装置に配信され
る映像が乱れたり、現在の話者端末装置とは関係のない
映像(例えば、現在の話者端末装置に変更する前の話者
端末装置に対応する映像)が配信されてしまうため、当
該多地点間通信に参加している各端末装置においてユー
ザが現在の話者端末装置を識別することが困難になると
いう問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、現在の話者端末装置が映像能力の無い場
合であっても、ユーザが現在の話者端末装置を容易に識
別することができる多地点間通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の通信端末装置を通信回線を介して
多地点間通信制御装置に接続することにより多地点間通
信を行う多地点間通信システムにおいて、前記多地点間
通信制御装置は、前記多地点間通信に参加している通信
端末装置の中から話者端末装置を判別する話者端末判別
手段と、前記話者端末判別手段により判別された話者端
末装置が映像能力を有するか否かを判別する映像能力判
別手段と、映像能力を有しない通信端末装置に対応する
映像を蓄積する映像蓄積手段と、前記映像能力判別手段
により前記話者端末装置が映像能力を有しないと判別さ
れた場合に、前記映像蓄積手段に蓄積されている映像を
前記多地点通信に参加している通信端末装置に配信する
蓄積映像配信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】また、前記映像蓄積手段は、映像能力を有
しない通信端末装置のそれぞれに対応する映像を予め蓄
積することが好ましい。
【0009】また、前記多地点間通信制御装置は、前記
多地点間通信に参加している各通信端末装置に関する情
報を記憶する端末情報記憶手段と、前記蓄積映像配信手
段が配信する映像に前記端末情報記憶手段により記憶さ
れている配信中の話者端末装置に関する情報をオーバレ
イする映像合成手段とを備えることが好ましい。
【0010】更に、前記話者端末判別手段は、前記多地
点間通信に参加している各通信端末装置から入力される
音声信号の音声レベルに基づいて話者端末装置を判別す
るようにしてもよい。
【0011】
【作用】請求項1の多地点間通信システムによれば、話
者端末判別手段により判別された話者端末装置が、映像
能力判別手段により映像能力がないと判別された場合
に、映像蓄積手段に蓄積されている映像が蓄積映像配信
手段により通信端末装置に配信される。
【0012】また、請求項2の多地点間通信システムに
よれば、映像能力を有しない通信端末装置のそれぞれに
対応する映像が、映像蓄積手段に予め蓄積される。
【0013】また、請求項3の多地点間通信システムに
よれば、蓄積映像配信手段が配信する映像に、端末情報
記憶手段に記憶されている配信中の話者端末装置に関す
る情報が、映像合成手段によりオーバレイされる。
【0014】更に、請求項4の多地点通信システムによ
れば、話者端末判別手段により、多地点間通信に参加す
る通信端末装置からの音声レベルに基づいて話者端末装
置が判別される。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0016】図1は、本実施例に係る多地点間通信制御
装置(MCU)の機能構成を示すブロック図である。
【0017】同図において、1は端末種別判別部であ
り、MCUにISDNを介して接続されている通信端末
装置の種別を判別する。例えば、MCUがISDN通信
回線を介して複数の通信端末装置に接続されている場合
は、各通信端末装置からの着信を示す呼設定メッセージ
に含まれる伝達能力(ITU−T勧告Q.931で規定
される)に基づいて、着信した通信端末装置が映像能力
を持つテレビ電話端末装置であるか、映像能力を持たな
い電話端末装置であるかを判別する。
【0018】端末種別判別部1は、音声符号化復号化部
206及び多重化分離部210に接続されている。端末
種別判別部1は、着信した通信端末装置が電話端末装置
であると判別した場合は、その電話端末装置から送られ
てきた音声信号を音声符号化復号化部206に送出す
る。また、端末種別判別部1は、着信した通信端末装置
がテレビ電話端末であると判別した場合は、受信フレー
ムを多重化分離部210に送出する。
【0019】多重化分離部210は音声符号化復号化部
206及び映像符号化復号化部207に接続されてお
り、後述するように受信フレームの分離処理及び送信フ
レームへの多重化処理を行う。多重化分離部210は、
分離処理の後、映像信号を映像符号化復号化部207に
送出し、音声信号を音声符号化復号化部205に送出す
る。映像符号化復号化部207は、多重化分離部210
から送出された映像信号を復号化して映像合成部6に送
る。また、音声符号化復号化部205は、多重化分離部
210から送出された音声信号を復号化し、話者端末判
別部2に送出する。
【0020】話者端末判別部2は蓄積映像配信部3に接
続されており、音声符号化復号化部205により復号化
された、各通信端末から送られてきた音声信号の音声レ
ベルを検出し、各音声レベルを比較することにより現在
の話者端末装置を判別し、判別結果を蓄積映像配信部3
に送出する。
【0021】蓄積映像配信部3は映像蓄積部4及び映像
合成部6に接続されており、後述するように、必要に応
じて、話者端末判別部2により判別された話者端末装置
に対応する蓄積映像を映像蓄積部4から取り出し、取り
出した蓄積映像を映像合成部6に送る。映像合成部6
は、蓄積映像配信部3から送られた蓄積映像に、端末情
報記憶部5に記憶されている、話者端末装置に関する情
報をオーバレイし、映像符号化復号化部207に送る。
【0022】端末情報記憶部5は、多地点間通信に参加
する各通信端末装置に関する情報として、例えば発アド
レス、ユーザ略称等の情報を記憶する。これらの情報
は、後述する操作部から入力されるか、又は、通信端末
装置をMCUに接続する際にデータとして転送される。
映像合成部6から映像符号化復号化部207に送られた
映像は符号化され、更に多重化分離部210により、音
声符号化復号化部205により再度符号化された音声信
号と共に送信フレーム単位に多重化されて、回線インタ
ーフェース211を介してISDN通信回線に送出され
る。
【0023】図2は、図1に示したように動作する機能
ブロックを実現可能なMCUの概略構成を示すブロック
図である。
【0024】同図において、CPU201は、ROM2
02に格納されている制御プログラムに従ってMCU2
00全体を制御するものであり、上述した端末種別判別
部1,話者端末判別部2及び蓄積映像配信部3としての
機能を有する。
【0025】CPU201は、ROM(Read Only Memor
y)202と、CPU201の作業領域として使用される
と共に、図1に示した映像蓄積部4及び端末情報記憶部
5として使用されるRAM(Random Access Memory)20
3と、ユーザがMCU200の制御を行うための制御情
報を入力する際に使用するキーボード,タブレット,マ
ウス等の入力部204a及びCRT等の出力部204b
を有する操作部204と、音声信号の符号化及び復号化
を行う音声符号化復号化部205と、復号化された音声
信号の加算処理等を行う音声処理部206と、画像信号
を生成する画像処理部208と、画像信号の符号化及び
復号化を行う画像符号化復号化部207と、送信画像の
ウィンドウィング,フィルタリング等の処理を行う画像
処理部208と、パーソナルコンピュータ等の外部デー
タ装置を接続するためのチャネルインターフェース20
9と、各種データ信号の多重化処理及び分離処理を行う
多重化分離部210と、複数のISDN回線に接続され
ISDNユーザ網インターフェースに従って各回線の制
御を行う回線インターフェース211とに、バス212
を介して接続されている。
【0026】音声符号化復号化部205はITU−T勧
告Gシリーズで規定されている音声の符号化復号化アル
ゴリズムに従って、多地点間通信に参加する各通信端末
装置から受信した音声信号の復号化処理及び各通信端末
装置に送信する音声信号の符号化処理を行う。
【0027】音声処理部206は、音声符号化復号化部
205により復号化された音声信号から現在の話者端末
装置を判別するための音声レベルを取り出して、それを
話者端末判別部2としてのCPU201に転送する。ま
た、音声処理部206は、各通信端末装置からの音声信
号を音声合成(加算処理)して、再び音声符号化復号化
部205に転送する。
【0028】画像符号化復号化部207は、ITU−T
勧告H.261で規定されている画像の符号化復号化ア
ルゴリズムに従って、多地点間通信に参加する各通信端
末装置から受信した画像信号の復号化処理及び各通信端
末装置に送信する画像信号の符号化処理を行う。
【0029】画像処理部208は、RAM203から取
り出した話者端末装置に対応する蓄積映像に当該話者端
末装置に関する情報をオーバレイしたり、多地点間通信
に参加しているすべての通信端末装置からの映像の合成
処理,ウィンドウィング及びフィルタリング等を行う。
【0030】多重化分離部210は、ITU−T勧告
H.221に従って、音声符号化復号化部205からの
音声信号、画像符号化復号化部207からの画像信号、
チャネルインターフェース209か入力される各種デー
タ信号及びCPU201により実行される制御プログラ
ムにより生成される各種制御データ信号等を現在の通信
能力及び通信モードに応じて送信フレーム単位に多重化
する多重化処理、及び、映像能力を持つテレビ電話端末
装置から送られてきた受信フレームを構成単位の各メデ
ィアに分離し、音声符号化復号化部205、画像符号化
復号化部207、チェネルインターフェース209にお
いて接続されている外部データ装置又はCPU201に
通知する分離処理を行う。
【0031】上記構成からなるMCU200を用いて多
地点間通信を行う多地点間通信システムの一例を、図3
及び図4に示す。両図において、映像能力を持つテレビ
電話端末装置301,302,304及び映像能力を持
たない電話端末装置303が多地点間通信に参加してお
り、各通信端末装置はISDN回線を介してMCU20
0に接続されている。
【0032】図3に、テレビ電話端末装置302が話者
端末装置である場合の通信状態を示す。この場合、MC
U200は、テレビ電話端末装置302から送られてき
た映像信号を音声信号と共に当該多地点間通信に参加し
ている他のテレビ電話端末装置301及び304に配信
し、電話端末装置303には音声信号のみを配信する。
【0033】一方、図4に示すように電話端末装置30
3が話者端末装置である場合は、話者端末装置から映像
信号を得ることができないので、MCU200は電話端
末装置303に対応する蓄積映像をRAM203から取
り出して、その映像を電話端末装置303からの音声信
号と共に、当該多地点間通信に参加しているテレビ電話
端末装置301,302及び304に配信する。
【0034】図5に、現在の話者端末装置が電話端末装
置303である場合に配信される映像の一例を示す。同
図において、映像501はMCU200から映像能力を
有するテレビ電話端末装置301,302及び304に
配信される映像である。RAM203に現在の話者端末
装置である電話端末装置303に対応する映像が蓄積さ
れていた場合はその蓄積映像が映像501として使用さ
れる。また、電話端末装置303に対応する映像が蓄積
されていない場合はデフォルトの蓄積映像が映像501
として使用される。更に、画面の下部には、RAM20
3に記憶されていた通信端末装置に関する情報(例えば
アドレスやユーザ略称等)の中から取り出された電話端
末装置に関する情報502がオーバレイされる。
【0035】図6は、話者端末装置の映像を多地点間通
信に参加しているテレビ電話端末装置に配信する際の、
映像送信手順の一例を示すフローチャートである。
【0036】まず、現在の話者端末装置が映像能力を持
つテレビ電話端末装置であるか、映像能力を持たない電
話端末装置であるかが判別される(ステップS10
0)。
【0037】ステップS100で現在の話者端末装置が
テレビ電話端末装置であると判別された場合は、多地点
間通信に参加しているテレビ電話端末装置に対して配信
される映像として、話者端末装置であるテレビ電話端末
装置からの受信映像がRAM203に記憶される(ステ
ップS101)。そして、記憶された映像が映像符号化
復号化部207において符号化され、音声信号やデータ
信号等と送信フレームに多重化された後、当該多地点間
通信に参加しているテレビ電話端末装置に対して送出さ
れる(ステップS107)。
【0038】一方、ステップS100で、現在の話者端
末装置が電話端末装置であると判別された場合は、当該
電話端末装置に対応する蓄積映像をRAM203から取
り出すための処理が行われ(ステップS102)、その
処理の結果、蓄積映像の取得に成功したか否かが判別さ
れる(ステップS103)。ここで、何等かの理由によ
り蓄積映像の取得に失敗したと判別された場合は、その
話者端末装置に対応する映像として、RAM203に記
憶されているデフォルトの映像が取り出される(ステッ
プS104)。
【0039】ステップS102又はステップS104に
おいて電話端末装置に対応する映像が取り出された後、
電話端末装置の端末情報(例えばアドレスやユーザ略
称)がRAM203から取り出される(ステップS10
5)。この端末情報は、上述したように、通信端末装置
がMCU200に接続されたときにデータとして送信さ
れたもの、又は、操作者により操作部204から入力さ
れ、RAM203に記憶されたものである。
【0040】ステップS105で取り出された情報は文
字情報(ビットマップデータ)に変換され、ステップS
102又はステップS104で取り出された蓄積映像に
オーバレイされて、各テレビ電話端末装置に送信する映
像信号が生成される(ステップS106)。生成された
映像信号は、映像符号化復号化部207において符号化
され、音声信号やデータ信号等と送信フレームに多重化
された後、当該多地点間通信に参加しているテレビ電話
端末装置301,302及び304に配信される(ステ
ップS107)。
【0041】以上説明したように、本実施例によれば、
現在の話者端末装置が映像能力のない電話端末装置であ
るときは、RAMに予め記憶しておいた当該電話端末装
置に対応する蓄積映像又はデフォルト映像を映像信号と
して使用すると共に、その電話端末装置の端末情報をビ
ットマップデータ化して映像信号にオーバレイするよう
にしたので、従来のようにテレビ電話端末装置に配信す
る映像が乱れてしまったり、現在の話者端末装置とは関
係のない映像が配信されてしまうということを防止する
ことができる。従って、現在の話者端末装置が映像能力
の無い場合であっても、ユーザは、現在の話者端末装置
が映像能力のない端末装置であることを視覚的な情報に
基づいて容易に識別することができるようになる。
【0042】また、多地点間通信に参加する通信端末装
置のそれぞれに対応する映像を予め蓄積しておくことに
より、ユーザは、現在の話者端末装置が映像能力のない
端末装置であることを容易に識別することが可能になる
と共に、現在の話者端末装置がどの通信端末装置である
かを正確に識別することが可能となる。
【0043】また、多地点間通信に参加している通信端
末装置のそれぞれに関する情報を記憶して、話者端末装
置に対応する映像にオーバレイするようにしたので、多
地点間通信に参加する通信端末装置のそれぞれに対応す
る映像を予め蓄積していない場合であっても、オーバレ
イされた情報に基づいて現在の話者端末装置を識別する
ことが可能になる。
【0044】なお、本実施例では通信回線としてISD
Nを利用したが、これに限られるものではなく、例えば
PSTN(アナログ電話網),CSPDN(回線交換
網)又はLAN(ローカルエリアネットワーク)等の様
々な回線に適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の多地点
間通信システムによれば、複数の通信端末装置を通信回
線を介して多地点間通信制御装置に接続することにより
多地点間通信を行う多地点間通信システムにおいて、前
記多地点間通信制御装置は、前記通信端末装置に対応す
る映像を蓄積する映像蓄積手段と、前記多地点間通信に
参加している通信端末装置の中から話者端末装置を判別
する話者端末判別手段と、前記話者端末判別手段により
判別された話者端末装置が映像能力を有するか否かを判
別する映像能力判別手段と、前記映像能力判別手段によ
り前記話者端末装置が映像能力を有していないと判別さ
れた場合に、当該話者端末装置の映像として前記映像蓄
積手段により蓄積されている映像を前記多地点通信に参
加している通信端末装置に配信する蓄積映像配信手段と
を備えることにより、現在の話者端末装置が映像能力が
ない通信端末装置である場合には蓄積されている映像が
配信される。これにより、現在の話者端末装置が映像能
力を有しない端末装置であっても、映像能力を有する通
信端末装置に配信される映像が乱れたり、現在の話者端
末装置とは関係のない映像が配信されてしまうことを防
止することができるので、ユーザは、現在の話者端末装
置が映像能力を有しない通信端末装置であることを視覚
的な情報に基づいて容易に識別することができるという
効果が得られる。
【0046】また、請求項2の多地点間通信システムに
よれば、前記映像蓄積手段は、映像能力を有しない通信
端末装置のそれぞれに対応する映像を予め蓄積するよう
にしたので、ユーザは、現在の話者端末装置が映像能力
を有しない通信端末装置であることを容易に識別するこ
とが可能になると共に、現在の話者端末装置がどの通信
端末装置であるかを正確に識別することが可能になると
いう効果が得られる。
【0047】また、請求項3の多地点間通信システムに
よれば、多地点間通信制御装置は、前記多地点間通信に
参加している各通信端末装置に関する情報を記憶する端
末情報記憶手段と、前記蓄積映像配信手段が配信する映
像に前記端末情報記憶手段により記憶されている前記話
者端末装置に関する情報をオーバレイする映像合成手段
とを備えるようにしたので、多地点間通信に参加してい
る通信端末装置のそれぞれに対応する映像を蓄積してい
ない場合であっても、オーバレイされた情報に基づい
て、配信中の話者端末装置がどの通信端末装置であるか
を識別することが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る多地点間通信制御装置
(MCU)の機能構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した機能構成を実現可能なMCUの構
成を示すブロック図である。
【図3】多地点間通信システムの構成の一例を示す図で
ある。
【図4】多地点間通信システムの構成の一例を示す図で
ある。
【図5】話者端末装置が電話端末装置であるときにMC
Uから送信する映像の一例を示す図である。
【図6】同実施例に係る多地点間通信システムによる、
話者端末装置の映像送信手順の一例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 端末種別判別部(映像能力判別手段) 2 話者端末判別部(話者端末判別手段) 3 蓄積映像配信部(蓄積映像配信手段) 4 映像蓄積部(映像蓄積手段) 5 端末情報記憶部(端末情報記憶手段) 6 映像合成部(映像合成手段) 201 CPU(端末種別判別手段,話者端末判別手
段,蓄積映像配信手段) 203 RAM(映像蓄積手段,端末情報記憶手段) 206 音声処理部(音声合成手段) 208 画像処理部(映像合成手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末装置を通信回線を介して
    多地点間通信制御装置に接続することにより多地点間通
    信を行う多地点間通信システムにおいて、 前記多地点間通信制御装置は、前記多地点間通信に参加
    している通信端末装置の中から話者端末装置を判別する
    話者端末判別手段と、前記話者端末判別手段により判別
    された話者端末装置が映像能力を有するか否かを判別す
    る映像能力判別手段と、映像能力を有しない通信端末装
    置に対応する映像を蓄積する映像蓄積手段と、前記映像
    能力判別手段により前記話者端末装置が映像能力を有し
    ないと判別された場合に、前記映像蓄積手段に蓄積され
    ている映像を前記多地点通信に参加している通信端末装
    置に配信する蓄積映像配信手段とを備えることを特徴と
    する多地点間通信システム。
  2. 【請求項2】 前記映像蓄積手段は、映像能力を有しな
    い通信端末装置のそれぞれに対応する映像を予め蓄積す
    ることを特徴とする請求項1記載の多地点間通信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記多地点間通信制御装置は、前記多地
    点間通信に参加している各通信端末装置に関する情報を
    記憶する端末情報記憶手段と、前記蓄積映像配信手段が
    配信する映像に前記端末情報記憶手段により記憶されて
    いる配信中の話者端末装置に関する情報をオーバレイす
    る映像合成手段とを備えることを特徴とする請求項1又
    は2記載の多地点間通信制御システム。
  4. 【請求項4】 前記話者端末判別手段は、前記多地点間
    通信に参加している各通信端末装置から入力される音声
    信号の音声レベルに基づいて話者端末装置を判別するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の多地
    点間通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044287A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像配信装置,配信映像切替え方法,配信映像切替えプログラムおよび配信映像切替えプログラム記録媒体
US7667729B2 (en) 2004-03-25 2010-02-23 Nec Corporation Multi-point conference system and multi-point conference device

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