JPH0833020B2 - 排水溝形成用の装置 - Google Patents

排水溝形成用の装置

Info

Publication number
JPH0833020B2
JPH0833020B2 JP2505496A JP50549690A JPH0833020B2 JP H0833020 B2 JPH0833020 B2 JP H0833020B2 JP 2505496 A JP2505496 A JP 2505496A JP 50549690 A JP50549690 A JP 50549690A JP H0833020 B2 JPH0833020 B2 JP H0833020B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pan
collar
side wall
frame member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2505496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04505781A (ja
Inventor
ジョン ヴィー ビーマー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KONSUTORAKUSHON KYASUTEINGU CO
Original Assignee
KONSUTORAKUSHON KYASUTEINGU CO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KONSUTORAKUSHON KYASUTEINGU CO filed Critical KONSUTORAKUSHON KYASUTEINGU CO
Publication of JPH04505781A publication Critical patent/JPH04505781A/ja
Publication of JPH0833020B2 publication Critical patent/JPH0833020B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F3/00Sewer pipe-line systems
    • E03F3/04Pipes or fittings specially adapted to sewers
    • E03F3/046Open sewage channels
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/50Removable forms or shutterings for road-building purposes; Devices or arrangements for forming individual paving elements, e.g. kerbs, in situ
    • E01C19/502Removable forms or shutterings, e.g. side forms; Removable supporting or anchoring means therefor, e.g. stakes
    • E01C19/506Removable forms or shutterings, e.g. side forms; Removable supporting or anchoring means therefor, e.g. stakes for kerbs, gutters or similar structures, e.g. raised portions, median barriers
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03FSEWERS; CESSPOOLS
    • E03F5/00Sewerage structures
    • E03F5/04Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps
    • E03F2005/0412Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps with means for adjusting their position with respect to the surrounding surface
    • E03F2005/0413Gullies inlets, road sinks, floor drains with or without odour seals or sediment traps with means for adjusting their position with respect to the surrounding surface for height adjustment

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、1987年10月2日出願の米国特許第07/103、
678号の部分継続である1989年3月17日出願の現在係属
中の米国特許出願第325、615号の継続出願である。
技術分野 本発明は、建設業に関し、とりわけ、排水溝形成用の
アセンブリとアセンブリ用の新規なフレームを含む格子
で覆った排水溝の形成に関する。
背景技術 格子または一枚板で覆ったコンクリート張りの排水溝
を道路、駐車場、その他の建設に使用することは公知で
ある。代表的な排水溝は、一対のフレームを間隔をおい
て配し、それぞれのフレームには格子を支持する表面が
あってその上に金属の格子をのせるものである。間隔を
あけた一対のフレームと格子で覆った排水溝の形成方法
には潜在的に二つの問題があった。従来技術のフレーム
のデザインに起因する問題である。従来のフレームのデ
ザインでは、排水溝の形枠にフレームを直接取り付ける
ための配慮が全然なかった。また、一度形枠に取り付け
たフレームを簡単に正確に水平にするための配慮もなか
った。このため、排水溝用のフレームと格子の設置が必
要なプロジェクトは膨大な手間と費用がかかった。排水
溝の形枠にフレームを取り付けるためにフレームを前準
備せねばならないため、コンクリート打設の前の排水溝
形枠作業に非常に時間がかかった。フレームを調整し水
平にする方法がうまくないため、余分の時間がかかっ
た。しかし、フレームの正確な位置決めは、重要なこと
で是非必要でもある。格子を支持するフレーム面が同じ
水平面になければ、自動車などの重いものが排水溝の上
を通った時に格子がぐらつくことになり、破損したり、
時には全く外れて、非常に大きな危険を招くことにもな
る。ぐらついている格子は振動を伴いフレームの下のコ
ンクリートの欠けを加速する。
格子で覆った排水溝を形成する最も一般的な方法は、
まず、傾斜をつけたコンクリートの床スラブの準備から
はじまる。コンクリートを養生しおわったら、箱形の形
枠を排水溝の中の床スラブの上におく。形枠は通常一対
の互いに平行な、排水溝の床から溝の深さの一番上まで
のびるベニヤの側壁からなり、各側壁は排水溝の壁に対
応する。通常木製のバタ材からなる、多数のスプレッダ
ーが側壁の上方部の間に固定されていて対峙する側壁の
間隔をたもつ。
第一の側壁の上端に片方の端部が取り付けられ第二の
側壁の下部にもう一方がとりつけられた木製の間柱から
なる内側ブレーシングが使われる。間柱を取り付ける側
壁の上端を交互にすることにより、ブレーシングは十文
字に交差する。
フレームは普通断面がL字形の縦長の棒材からなり、
格子を支持するための水平な表面をもち、その上に格子
の下側の縁が乗るようになっている。また、垂直な背面
があって格子の側縁と接触している。フレームには形枠
に直接取り付ける、または調整するための手段はなにも
ついていない。
直接形枠に取り付けるための手段が従来のフレームに
はないため、通常木製のフレームシート用形枠を作成せ
ねばならない。フレームシートの形枠は、フレームの背
面の高さと格子支持面の幅に合致するように寸法を正確
に作らねばならない。シート形枠とフレームの全長は厳
密に接触する必要があるので、シートの形枠は正確な寸
法にしなければならない。シートの形枠が出来たら、フ
レームをシート形枠にクギ付けするための穴を(もしな
い場合は)設けるため、フレームにドリルで穴をあけ
る。シートの形枠は、フレームを形枠の側壁に取り付け
るために位置を安定させるのに必要である。シートの形
枠がフレームに合致していないと、フレームを形枠の側
壁に取り付けたときに平らにならず、内側か外側に傾い
て正確に位置しない事になる。その結果、、シートの形
枠を取り外しもう一度やり直してフレームを再度シート
の形枠にクギづけせねばならなくなる。このフレームの
整合の誤りはコンクリート注入後までわからないことが
多く、格子がシートに正しく乗らないことになる。
次に、内側のバタ材をシート形枠に対向する各側壁の
内面の上端にそって配置する。そして、形枠の側壁のフ
レームより下の位置に、ドリルで穴をあける。穴は適切
な位置にあけねばならない。ワイヤー穴の位置が悪い
と、フレームが水平にならない。しかし、排水溝の中の
傾斜したコンクリートスラブ上においたときに、排水溝
の形枠ユニットの頂点が排水溝の頂点と同じ高さにない
ので、穴の正確な位置決めは難しい。この為、ワイヤー
穴を明ける場所を正しく整合させるのが難しい。位置が
適切でないと、フレームを正しく水平にするために穴を
新しくあけなければならない。
次にシート形枠をクギづけしたフレームを、9番など
の太いワイヤーで各形枠の上部に取り付ける。ワイヤー
を形枠側壁にあけた穴に通し、フレームの側壁の頂部と
内側バタ材の上に持ってくる。そして、ワイヤーの二つ
の端部をより合わせて、フレームを定位置に締める。こ
の時点でフレームが水平でない、あるいは平行でないこ
とが分かったとしても、調整はほとんど出来ない。ワイ
ヤー、フレーム、シート形枠を取り外して、また始めか
らやり直すほかない。
上記から分かるように、この方法は複雑である上、慎
重に実行せねばならない多くの工程をふくむ。従来のフ
レームは直接排水溝の形枠に取り付けることが出来なか
ったうえ、フレームの位置決め手段を常に調節せねばな
らなかったため、この方法で排水溝を施設すると時間が
かかり、そのため費用もかかる。フレームを排水溝の形
枠の上に正しく位置決めするためには、熟練した作業員
が必要になる。もし間違えば、最初からプロセスをやり
直さねばならない。そのうえ、フレームを何度も調整す
る必要があるため、フレームの長さを比較的短くしてお
かねばならなかった(2から3フィート)。そうでない
と、フレームを何度も調整したり置き直したりするとき
に重過ぎてあつかいにくくなる。フレームの長さが短い
ため、フレームとフレームの間の排水溝の全長に沿って
非常に多くのジョイントが必要になる。そして、安定性
が悪くなり、位置決めと水平化に余分の時間を食うこと
になる。
それゆえ、格子で覆った排水溝の製造のためにより良
い方法が切望されていた。
排水溝の形枠に直接取り付けることが出来、調整が簡
単で、その結果排水溝形成の施工も簡単で時間もかから
ない改良フレームが切望されていた。
従来の試行錯誤法にかわって確実に整合出来て水平化
できる改良フレームが切望されていた。
簡単で、比較的早く、熟練労働者を要しない、施工方
法の必要性も痛感されていた。
比較的長いフレームを使うことのできる、従って排水
溝沿いのジョイントの数がすくなくてすむ方法の必要性
も痛感されていた。
上記の施工方法で使用する改良フレームの必要性も痛
感されていた。
発明の開示 従来技術の問題は、格子で覆った排水溝の形成のため
の方法と該方法で使用する装置に関する本発明によって
解決される。
細長い排水溝の底に床スラブを打込む。排水溝形枠
は、両側の側壁の内面に取り付けられた一連の箱状のブ
レーシングによって、比較的安定して互いに平行に間隔
をおいて保持され、垂直方向に向いている一対の間隔を
あけたベニアの側壁からなる。ブレーシングは厚さ2イ
ンチ幅4インチの板から作られるのが好ましく、その数
は排水溝の形枠の高さと深さとコンクリート打込み時に
壁の外側にかかる圧力の関数である。排水溝の長さ方向
にそってブレーシングの設置場所を変えることによって
最適の安定性が得られることが分かっている。つまり、
ブレーシングを、その上面がベニア壁の上側端と同じ高
さになるような第一の位置と、それよりも低い位置につ
けて形枠の底面に追加の支持を与える第二の位置と、交
互に変えてとりつけるものである。
一対の調節自在なフレームが排水溝に沿って格子を安
定した位置に維持するために設けられている。各フレー
ムはZ字形であるのが望ましく、水平方向に向いた長方
形の格子支持部材と、格子支持部材の上面の後端部から
垂直に上向きに伸びる上方格子接触部材と、格子支持部
材の底部前側端から下向きに垂直に伸びる側壁接触面と
からなる。側壁接触面は多数の縦長の調節スロットをも
つ。
フレームを形枠の側壁に取り付けるには、フレームの
側壁接触部材を形枠側壁の外側面におしつけ、格子支持
部材の前端部が形枠側壁の上縁と密着するように、フレ
ームを配置する。形枠の各調節スロットの頂点に対応す
る位置にドリルで穴をあける。穴とスロットを組合わ
せ、好ましくはフレームの内側からボルトを通し、蝶ナ
ットをボルトの解放端にはめる。このようにして、フレ
ームをボルトで定位置に支持する。二番目のボルトも反
対側の側壁に同様にしてとりつける。
格子の位置を所望の高さにするためには、排水溝の片
側のフレームをまず、排水溝の周囲に打つコンクリート
の所定の高さにもってくる。フレームをスロットに通し
たボルトに沿ってすべらせて、必要に応じて垂直方向の
調整をする。所望の位置にきたら、ナットをボルトにし
める。次に、作業員が格子、又は格子とほぼ同じ長さと
幅を持つ一枚の平坦な部材をフレームの格子支持部材の
上にのせ位置決めした後、二番目のフレームを最初のフ
レームと同じ平面にくるように調整する。水平の度合い
は、両方のフレームに平坦な部材を正確に載置するかど
うかで決まる。ナットとボルトを全て締め、フレームを
形枠の側壁にしっかりと固定し、その後、スプレッダー
・バーをフレームとフレームの間にはめてフレームを適
切な幅に保つ。次にコンクリートを排水溝の形枠の外側
に沿って打込んで最終的に仕上げる。
上記のとおり、新規なフレームのデザインを含め、こ
の方法を使えば、格子で覆った排水溝を短時間で形成す
ることが出来る。工程数が非常に多くなるので、位置決
め手段としてワイヤーを使わない。この方法は簡単なの
で、熟練作業員もいらない。さらに、本発明方法のフレ
ームは水平化するのに極めてユニークな方法を使うた
め、従来技術のものにに比べて、フレームをかなり長く
することが出来る。その結果、最終的にジョイントの数
が少なくてすみ、安定性が向上するとともに耐荷重特性
も改善される。さらに、回りのコンクリートの欠けが相
当減少するので一層安定性も増し耐荷重特性も高くな
る。本発明による方法のもう一つの利点は、長いフレー
ムを使うので側壁を真っすぐすることが出来、その結
果、最終製品がより安定し最適な水平度になる。
本発明は、格子で覆った排水溝を形成するためのアセ
ンブリにも関し、とりわけ、かかる排水溝を形成するの
にコンクリートの打込みが一回ですむ方法に関する。
格子を排水溝に沿って安定した位置に保持するため
に、一対の調節自在のフレームが設けられている。各フ
レームは、Z字形であることが望ましく、水平方向に向
いた長方形の格子支持部材と、格子支持部材の上面の後
端部から垂直に上向きに伸びる上部格子接触部材と、格
子支持部材の底面前端から垂直に下向きに伸びる側壁接
触部材とからなる。側壁接触面には多数の縦長の調節ス
ロットがあいている。
各フレームは、地面および他のフレームとの傾斜と高
さを調節するための調節自在の係留手段を具備する。係
留手段は、開口部を持つ管状のカラーをもち、支持ロッ
ドを通すことが出来るようになっている。係留手段は、
フレームの側壁接触部材にしっかりと取り付けられてい
る。比較的長いフレームでは追加の係留手段を両端の間
に配してもよいが、通常の上記のようなフレームにおい
ては係留手段は両側に配置するのが好ましい。各カラー
にはネジ条を切った穴があり対応するネジ条をもつ蝶ネ
ジをはめてカラー、ひいてはフレームをロッドぞいに定
位置に固定する。多数の穴と対応する蝶ネジを各カラー
に配して、ロッド沿いのカラーの位置決めを一層確実に
することもできる。
フレームには形枠パンが調節自在に取り付けられてい
る。各フレームは、フレームの側壁接触部材が形枠パン
の側壁の外側面に密着するようにして、位置させる。別
の態様では、側壁接触部材を形枠パン側壁の内側面に密
着させる。形枠パンの各側壁上は、フレームの調節スロ
ットに対応して垂直方向に伸びる調節スロットが設けら
れている。形枠パンの傾斜は、フレームの調節スロット
と形枠パンの調節スロットにボルトを通し適当に位置決
めし、フレームと形枠パンを蝶ネジで結合することによ
って、フレームおよび下の地面の形状に合わせて調節で
きる。同じことを、第二のフレームと形枠パンのスロッ
トについてもくりかえす。各スロット沿いの固定点を適
当に選択することにより、形枠パンの傾斜を決めること
が出来る。排水溝の組み立てをするには、形枠パンをと
りつけたフレームを溝の中におき、支持ロッドをカラー
の開口部から通して地面にしっかりと固定する。次に、
ロッドに沿ってカラーの垂直位置を調節し蝶ネジを使っ
て留めて、排水溝アセンブリを地面に対して正しい位置
に調整する。
比較的長い排水溝を形成するには、上記のアセンブリ
を複数、予め掘った溝の中に端と端を突き合わせてお
き、その地面と形枠パンに対する傾斜を個々に調整して
排水溝全体に傾斜がつくようにする。非常に長い排水溝
の場合は、深さの異なる形枠パンを使って連続した傾斜
がつくようにする。堅い材料からなるラップジョイント
またはテープを使って突き合せ接合しているアセンブリ
を互いにしっかりと結合し、コンクリートがアセンブリ
間の隙間を通って上に浸み出さないようにする。
単数または複数のアセンブリを位置決めし、スプレッ
ダーで適当に調整した後、コンクリートを周囲の溝のな
かに打込む。コンクリートが固まったら、形枠パンはと
りはずしてもよい。とりはずしても、コンクリートは形
枠パンの傾斜と同一の傾斜をもつ排水溝を形成する。も
しくは、形枠パンを残しておいてもよい。係留手段と支
持ロッドがコンクリートで取り囲まれるので、フレーム
はしっかりと定位置に保持される。
本発明の排水溝アセンブリは、コンクリートなしで使
うことも出来る。位置決めして調整が終わったら、溝を
土で埋めておけば、形枠パンが必要な導管の役を果た
す。
本発明は、予め形成してある形枠の回りに排水溝をつ
くるためにも使用出来る。この場合は、上述の調節可能
な二つのフレームの間にコネクティングロッドを、好ま
しくは溶接により、固定する。通常、そのようなコネク
ティングロッドをフレーム各対の間に二本以上配設して
フレームが互いに所定の位置関係に保持されるようにす
る。前述のように、各フレームは傾斜と高さを調整する
ための、調節可能な係留手段を含む。
フレームの間の定位置には、予め形成した取り外し可
能な形枠が保持されている。形枠は発泡ポリスチレンで
つくるのが好ましいが、容易に形成出来て取り外せるも
のならば他の材料でもかまわない。形枠は、平らな上面
と形のついた下面をもつ。下面の形状は、所望の排水溝
の形状に近いようにつくる。通常、形枠はフレームと同
じ長さでありその上面はコネクティングロッドの幅と等
しい幅をもつ。形枠を取り外し可能にフレームの間の定
位置に保持した時、コネクティングロッドが形枠上面を
横切るようにするため、形枠上面にはコネクティングロ
ッドと整合する溝がきってある。形枠の端部には通常、
リフトワイヤーを保持するための溝があって、リフトワ
イヤーを取り付けられるようになっている。リフトワイ
ヤーは形枠のどこにでもかけることが出来、フレームの
間から形枠を取り外すときにつかう。形枠には、リフト
バーを通してフレームの間からの取外しを助けることも
できる。
形枠は、各溝が対応するコネクティングロッドの上に
きて隣接するようにして一対のフレームの間にはめこ
む。予め形成した形枠とフレームと上述の調節可能な係
留手段とからなる排水溝アセンブリを、予め掘った溝の
中におき、支持ロッドを係留手段のカラーに通して地面
に固定する。次に、フレーム、ひいては形枠を、カラー
の縦方向の位置を支持ロッドにそって調整して蝶ネジで
留めることによって、設計仕上がり面に対して正しい位
置に調整する。排水溝形枠アセンブリの位置決めが終わ
ったら、コンクリートをアセンブリの外側に打込んで支
持ロッド、フレーム、形枠の周囲を埋める。コンクリー
トが固まったら、形枠を取り外す。通常、コネクティン
グロッドをまずフレームの間から切り取り、次に形枠を
もちあげる。もしくは、コネクティングロッドはそのま
ま残して形枠を細かく砕き、破片をばらばらに各コネク
ティングロッドの回りから取り除くか、または形枠が柔
軟な材料からなる場合は、コネクティングロッドの間か
ら形枠を引っ張ってとり外す。
比較的長い排水溝を形成する場合は、同時に複数の排
水溝形枠アセンブリを各端部が隣接するようにして置
く。次にテープまたはラップジョイントを隣接する端部
の回りに巻いて、排水溝の中にコンクリートを打込んだ
時、コンクリートが上に浸み出てこないようにする。
最終的に出来上がった製品は、傾斜をふくめ形枠どお
りの特性をもつ排水溝になる。
従って、本発明の目的は、格子で覆った排水溝形成の
改良方法の提供にある。
本発明の他の目的は、簡単で、迅速で、熟練労働者を
必要としない施工方法の提供にある。
さらに、本発明の目的は、比較的長くZ字形状のフレ
ームを使って、コンクリートの割れや欠けが少なく、フ
レームジョイントの数が少なくてすむような方法の提供
にある。
本発明のさらに別の目的は、上記の方法に使用出来る
フレームの提供にある。
本発明の目的は、コンクリートを一回打込むだけで、
格子で覆った排水溝を形成出来るような排水溝形枠の提
供にある。
本発明の他の目的は、ユーザーが地面に対するフレー
ム傾斜とフレームどうしの傾斜を別々に調整でき、形枠
パンのフレームに対する傾斜も調整出来るような排水溝
形成アセンブリの提供にある。
本発明の別の目的は、特定の形状を持つ形枠の特性と
傾斜をもつ排水溝を形成するために、形をつけた形枠を
使用することの出来る排水溝形成アセンブリを提供する
ことにある。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明による排水溝形枠アセンブリの透視
図である。
第2図は、本発明の排水溝形枠アセンブリの断面図で
ある。
第3図は、本発明による排水溝形枠アセンブリに使わ
れるブレーシングの透視図であって、片側の側壁は点線
でしめす。
第4図は、本発明によるフレームの透視図である。
第5図は、本発明によるフレームの端面図である。
第6図は、本発明によるフレームを排水溝形枠アセン
ブリの側壁に取り付けたところを示す断面図である。
第7図は、本発明による調節自在の形枠パンをもつ排
水溝アセンブリの透視図である。
第8図は、本発明による排水溝アセンブリの調節/係
留手段の部分透視図である。
第9図は、本発明の排水溝アセンブリの他の実施例の
部分透視図である。
第10図は、本発明による排水溝アセンブリの形枠パン
の傾斜を調整するための手段の分解図である。
第11図は、本発明による排水溝アセンブリの別の態様
による形枠パンの傾斜調整手段の分解図である。
第12図は、本発明による排水溝形枠形成アセンブリの
分解図である。
第13図は、本発明による排水溝形枠形成アセンブリの
部分透視図である。
発明を実施する最良の形態 第1及び第2図において、排水溝形枠アセンブリ10
は、格子つき排水溝の最初の枠組を作るために建設され
る。排水溝形枠10は、一対の平行な側壁12、14からな
り、側壁は多数の箱状のブレーシング16a、b、cによ
って間隔をあけて直立した関係に維持されている。格子
を安定した位置に保持するための一対のフレーム18、20
が側壁12、14の上に取り付けられている。ここでいう
『格子』とは、流体を通すような開口部を含む標準的な
市販の格子または一枚板の格子、すなわち開口部のない
蓋を意味する。
各側壁12、14は、3/4インチの厚さの長方形の耐候性
のベニアであるのが望ましく、前方側端22a、bと後方
側端24a、bと底面端26a、bと頂端28a、bと内面30a、
bと外面32a、bとをもつ。ブレーシング16a、b、cに
は木製の2x4材が好ましく、コンクリートを側壁12、14
の外側に打込むときにアセンブリ10を支持するために設
けられている。本実施例ではコンクリートについて言及
しているが、その他の排水溝用の組成でも成型可能なも
のなら使うことができる。各ブレーシング16a、b、c
は、側壁12、14間の距離に等しい長さの上方水平ブレー
シング34と、上方ブレーシング34と同じ長さをもつ下方
水平ブレーシング36と、上方ブレーシング、下方ブレー
シング34、36の間の所望の距離に等しい長さの、しかし
側壁12、14よりも短いことが望ましい第一、第二の垂直
ブレーシング38、40からなる。第一の垂直ブレーシング
38は、上方ブレーシング34の第一端42と下方ブレーシン
グ36の第一端42の間に取り付けられており、第一の平面
取り付け面を形成する。第二の垂直ブレーシング40は、
上方ブレーシング34の第一端46に対峙する端部と、下方
ブレーシング36の第一端部44に対峙する端部48とのあい
だに取り付けられて第二の平面取り付け面を形成する。
組立てたブレーシング16を保持するために、クギ等の固
定手段を使う。
第3図において、側壁12、14の間に多数のブレーシン
グ16a−e間隔をあけて設置するのが好ましい。取り付
けは、クギ等の固定手段を使っておこなう。側壁前方側
端部22と後方側端部24とに沿ってブレーシング16a−e
が側壁の最上端28a、bと同一平面にくるようにし、こ
れと互い違いに第二のブレーシング16b、dが壁12、14
沿いにこれより低い位置に取り付けられるようにして、
形枠10の底面により多くの支持を与えるように、ブレー
シング16a−eの垂直方向の位置を側壁12、14に沿って
ずらすのが好ましい。
例えば、下方ブレーシング16b、dを底面端部26a、b
の約3インチ上にそって位置すれば、アセンブリ10に適
当な支持を与えることがわかった。コンクリートをアセ
ンブリ10の周囲に打込むとき、側壁12、14の下部にかか
る圧力は上部にかかるものより大きいので、下部に対す
る支持は重要である。一つのアセンブリに4個以上のブ
レーシング16を使用する場合は、少なくとも側壁ブレー
シング16cの一つは最上端部28a、bと同一平面にしたほ
うがよい。一組の排水溝形枠アセンブリ10に必要なブレ
ーシング16の数は、側壁12、14の高さと深さ、外側面32
a、bにかかるコンクリートの予想圧力の関数である。
ブレーシング16を取り付けた後、フレーム18、20を側
壁12、14に取り付ける。フレーム18、20は、排水溝に被
せる格子のための支持手段としてはたらく。格子は車が
上を通ったときに動かないように、できるだけ水平に支
持した方がよい。そのためには、フレーム18、20を適当
に位置する必要がある。
各フレームは剛性の材料でつくり、材料は簡単かつ安
価に所望のフレーム形状に鋳造又は押し出し成型できる
ものが好ましい。剛性の材料は、フレームの形状に成型
できるプラスチック等の高分子化合物であってもよい。
剛性材料は、亜鉛鋼又は塗装鋼、鋳造又は押し出し成型
したアルミニウム、又は鋳鉄であるのが好ましい。各フ
レーム18、20は、断面がZ字状である。第4及び第5図
にしめすように、フレーム18は長方形で水平に置かれた
格子支持部材50をもち、支持部材は平らな上面52、該上
面52に対峙する底面54、後方端56、後方端56に対峙する
前方端58をもつ。さらに、長方形で上方にあり格子と接
触する部材60を含み、この部材は格子支持部材50の上面
52から支持部材の後方端56にそって垂直に上に伸び、前
面62と後面64と上縁90とをもつ。部材60は、支持部材50
の全長にわたって延在するのが好ましい。
格子支持部材50の前方端58の底面54から垂直に下に伸
びる側壁接触部材66iがあって、前面68と後面70をも
つ。部材66は、支持部材50の全長にわたって延在するの
が好ましい。側壁接触部材66は部材66のほぼ中間まで延
びる複数の調節スロット72をふくむ。各スロット72は、
幅が5/16インチであるのが好ましく、両端でとじてい
る。フレーム20はフレーム18と構造が同じである。
フレーム18、20を各側壁12、14にとりつけるために
は、部材66の前面68が側壁12の外側面32aに接し、格子
支持部材50の上面52が側壁12の上縁28aと同一面にくる
ように第一のフレーム18を位置させる。鉛筆等の記録手
段で各調節スロット72の位置を側壁12の外側面32a上に
記す。次に各しるしの一番上にドリルで穴をあけるが、
穴の直径は1/4から5/16インチであるのが好ましい。第
6図に示すように、スロット72の幅よりやや小さい直径
をもつボルト76を各穴とフレーム18の調節スロット72に
通す。好ましくは蝶ネジであるナットを各ボルト76の開
放端80上にはめる。締めを確実にするために、側壁接触
部材66の後面70と蝶ネジとの間に座金82をいれたほうが
よい。フレーム18が所望の位置に置かれたら、ナット78
を一番端のボルト76の上で堅く締める。次に中間ナット
78をフレーム18が保持できるに十分なだけ締める。フレ
ーム18が予定の位置にあることを確認してから、残りの
端ボルト76上のナット78を堅くしめる。最後に中間ナッ
ト78を締めて、フレーム18を定位置に固定する。次に、
フレーム20を同様にして、反対側の側壁32bにとりつけ
る。フレーム18、20の側壁への取り付けはブレーシング
16を側壁12、14に取り付ける前でも後でもよいことに留
意してほしい。
正しく組み立てた排水溝形枠アセンブリ10を第2図に
示すように掘削した溝のなかにいれる。アセンブリ10を
置く前にコンクリート床スラブ88を準備するのが好まし
い。手順やフレームの種類を問わず、格子を正しく設置
するためには、フレーム18、20の位置を調整しなければ
ならない事は常識である。フレーム18、20の位置が適当
であるかどうかを試すには、格子の長さと幅に切った平
らな片または格子84自体を第2図に示すようにフレーム
18、20上の予定の位置にのせてみる。位置が正しくない
場合は、格子84が揺れたり動いたりする。本発明によれ
ば、フレーム18、20を調整するには、ナット78をゆるめ
て、格子84が適当に位置するまでスロット72に沿って縦
方向にフレーム18、20を動かし、再度ネジ締めをする。
第1図に示すように、水平になったら、平らな片又は格
子を取り除き、上の方におかれた全てのブレーシング16
a,c,dの頂部にスプレッダーバー86a,86bをフレーム18、
20に正しい間隔をもたせる。この場合、正しい間隔と
は、格子84の幅プラス3/16インチである。
フレーム18、20が側壁12、14の上に正しく位置するよ
うにアセンブリ10を設置したら、アセンブリ10の外側に
コンクリートを打込み、アセンブリ10の側壁12、14と溝
壁の間を埋める。第2図に点線で示すように、コンクリ
ート等をアセンブリ10の周囲の地面の上に上格子接触部
材60に対応しこれと接する高さまで、打込んでもよい。
養生するに従いコンクリートは、アセンブリ10を、とり
わけフレーム18、20を最終位置に固定し格子84が正しい
位置に載るようにする。格子84は、フレーム18、20の格
子支持部材50の平らな頂面52上にあり、フレーム18、20
の上方格子接触部材60の間にしっかりと保持されてい
る。
コンクリートの養生がすんだら、ボルト76は取り外し
てもよい。側壁とブレーシングアセンブリ10はフレーム
18、20から取り外すこともできる。こうすれば、側壁と
ブレーシングは再度利用できる。
オプションとして、上方格子接触部材60の外側面64と
底面54、すなわち二つの部材、50と60の交点から伸びる
細長い安定ボルト92を使用してもよい。このボルト92は
第5図にしめすように、排水溝を最終的に設置した後は
コンクリートで囲まれるので、フレーム18、20に一層の
安定性をもたらす。さらに安定性を向上するため、ボル
ト92の外側端にヘッド94を設けてもよい。
第7図と第8図に示す本発明の他の実施例は、上述の
フレーム18、20に複数の調節可能な係留手段がついてい
る。係留手段は、一端がフレーム18、20の支持部材50の
底面54に、もう一端がカラー104に取り付けられている
突出連結部材102を含む。あるいは、突出連結部材102
は、その一端を、側壁接触部材66の後面70に取り付ける
ようにしてもよい。カラー104は、その全長にわたる縦
開口部106と、側壁に設けた単数又は複数のネジ溝を切
った穴108をもつ。ひとつ以上の蝶ネジ110が対応する穴
108と螺合するようになっている。カラー104は、地面に
固定した支持ロッド126を取り囲んでいる。蝶ネジ110を
穴108の中に挿入螺合して、カラー104を支持ロッド126
上に固定することができる。係留部材は上述のフレーム
の両端に設けるのが好ましいが、比較的長いフレーム1
8、20の場合は、さらに中間部に追加手段を設けてもよ
い。
第10図と第11図に示すように、調節可能な形枠パン11
2が配設されている。形枠パン112は、スチール、アルミ
ニウム、プラスチック等しっかりした材料なら何ででき
ていてもよい。形枠パン112は側壁114、116と底面118を
もつ。各側壁114、116はフレーム18、20の調節スロット
72と位置的に対応した複数の縦に伸びる調節スロット12
0をもつ。各スロット120は両端が閉じているのが好まし
く、細長、又は円形の穴からなる。位置的に整合してい
るので、側壁スロット120とフレーム・スロット72は整
合しており、ボルト122をフレーム・スロット72と側壁
スロット120に障害なく通すことができる。第10図と第1
1図とに示すように、ボルト122をフレーム・スロット72
と形枠パン120に通しナット124で締めることによって、
形枠パンを調節自在にフレーム18、20に取り付けること
ができる。フレーム・スロット72は両端が閉じているの
が好ましく、細長、又は円形の穴からなる。例えば、フ
レーム・スロット72は細長い穴で、側壁スロット120が
円形穴であってもよい。円形の穴は、ボルト122を通し
たとき、湿ったコンクリート等の回りの材料が、形枠パ
ン112に浸透するのを防ぐ。通常、一組のナット124とボ
ルト122をフレーム18、20の各フレーム・スロット72の
位置におく。フレーム・スロット72と形枠パンのスロッ
ト120は、ボルト122が通れるだけの幅をもち、形枠パン
112をフレーム18、20に対して整合し固定するときスロ
ットを楽に通すことができる。通常、フレーム側壁接触
部材66が第10図に示すように、形枠パン側壁114、116の
外側面に接するように、各フレーム18、20を位置させ
る。
第11図に示す他の構造においては、フレーム側壁接触
部材66は、形枠パン側壁114、116の内側面と接してい
る。この構造にすると、側壁114、116の突出している上
端が側壁接触部材66によって流入する流体等から保護さ
れるので、排水溝への流体等の流れが妨げられない。こ
の構造では、側壁上縁に流体等が溜まらないので、排水
溝の清掃が容易になり流れが詰まらない。これは鳥肉加
工業など、排水溝中に生物学的残余物が溜まって細菌が
異常繁殖し非衛生になりやすい環境において、とりわけ
有効である。
上述の形枠パン112をもつ排水溝を組み立てるには、
所望の最終的な排水溝よりも約5インチ深い溝を掘る。
フレーム18、20を形枠パン112に仮に取り付け、形枠パ
ンのついたフレームを排水溝を形成する予定の位置に沿
って溝の中にいれる。比較的長い排水溝が必要な場合
は、複数のアセンブリを突き合わせて一列に並べてもよ
い。アセンブリの位置決めをした後、支持ロッド126を
カラーの開口部106に通して地面にしっかり固定する。
支持ロッド126はカラー104の上方に垂直に延び、コンク
リートの予定面中に打ち込むか、面の下で切り取る。
フレーム18、20と地面を、フレーム18、20上の格子が
揺れ等望ましくない動きなしに載置されるような位置関
係におき、蝶ネジ110を締めてカラー104を対応する支持
ロッド126に固定させる。開口部106の直径をロッド126
よりも大きくしておいて、フレーム18、20を水平方向と
垂直方向に動かし、各カラー104の位置を選択すること
によって、フレーム18、20を所望の高さと傾斜に調整す
るのが望ましい。フレーム18、20の位置決めが終了した
ら、カラー104を対応する支持ロッド126に固定して位置
を保持する。フレーム18、20の間にスペーサーをいれて
それ以上動かないようにして、互いの相対的な位置が維
持されるようにしてもよい。この操作を排水溝の全長に
わたってすべてのフレーム18、20について繰り返す。
フレーム18、20を地面に対して位置決めしたのち、形
枠パン112をフレーム18、20に対して位置決めし、所望
の排水溝床傾斜をつける。このためには、形枠パン112
のフレーム18、20に対する位置を正しい傾斜が得られる
まで調整し、ボルト122とナット124で固定する。排水溝
の傾斜をつけるには、フレーム18、20を形枠パン112に
固定する前に各形枠パンのスロット120をボルトの回り
で別々に上下に動かせばよい。ここで使うボルト122と
ナット124は、形枠パンスロット120がボルト122の回り
で動いて、所望の排水溝床の傾斜が得られるような大き
さのものを選択しなければならない。各アセンブリにつ
いて、この操作を繰り返す。多数のフレームと形枠パン
アセンブリに使用する場合は、アセンブリの間からコン
クリートが漏れるのを防ぐためにラップジョイント130
またはテープを使って形枠パン112の突き合わせ端部を
接合する。
アセンブリをすべて正しく組み立て終わったら(つま
り、フレーム18、20をすべて地面に対して位置決めし、
形枠パン112が排水溝の全長にわたって所望の傾斜を与
えるようにおいた後)、コンクリートを溝の中に打込ん
で排水溝アセンブリを囲み、係留手段と支持ロッド126
のほぼ全長を覆うようにする。支持ロッド126は、コン
クリートが乾くまでに、形枠パン112が上の方に浮き上
がるのを防止する役をはたす。コンクリートがしっかり
固まり排水溝が形成されたら、必要ならば、形枠パン11
2はコンクリート中にしっかりと保持されているフレー
ム18、20から取り外してもいい。もしくは、排水溝の中
に、残しておいてもよい。次に、格子をフレーム18、20
の上において、形成済みの排水溝の蓋とする。
第9図は、底の丸い形枠パン112を示し、この場合は
フレーム側壁接触部材66が形枠パンの側壁114、116の外
側面に密接するようにして各フレーム18、20をとりつけ
る。別の態様では、フレーム側壁接触部材66を形枠パン
側壁114、116の側壁の内側に密接するようにする。底の
丸い形枠パン112は先細になっているため、コンクリー
トから取り外しやすい。底の丸い形枠パン112をコンク
リートで囲んでから、安定性を増しフレーム18、20の間
に所望の距離を維持するため、取り外し可能なスペーサ
ー153をフレーム18、20の間にはめる。各組のフレーム1
8、20につき複数のスペーサー153を使うこともできる。
形枠パンの取り外しをさらに容易にするために、側壁11
4、116の内側にリフトフック132をつけて持ち上げる時
の手掛かりにしてもよい。さらに、米国オハイオ州、Cr
esset Chemical社製のCrete−Lease727離型剤を側壁11
4、116の外側面に塗布して形枠パンの取り外しを容易に
してもよい。
調整可能な形枠パン112と調整可能な係留手段を用い
ることにより、排水溝の傾斜が途中で変わる場所にも設
置可能であり、傾斜を自由に変えて、岩石、パイプ等を
簡単に避けることができる。流体の流速をかえることも
可能である。さらに、フレーム18、20はコンクリートの
みではなく係留手段によっても地面に固定されている。
形成済みの排水溝のコンクリートは支持ロッド126によ
っても地面に固定されている。装置は安価で、かつ使用
も簡単であり、プレキャストの形枠と違って、異なる幅
と深さに製造することもできる。
第12及び13図に第二の実施例をしめす。ここでは、フ
レーム18、20の間に連結ロッド140がある。連結ロッド1
40は各フレーム18、20の側壁接触部材の前面68に溶接に
よって取り付けるのが望ましい。典型的には、このよう
な連結ロッドを二本フレーム18、20の各組の間に、つま
りフレーム18、20の各端部につき一本の連結ロッド140
を取り付ける。ただし、連結ロッドの数はこれより多く
てもよい。この連結ロッド140は、フレーム18、20を互
いに所定の位置に固定する。上述のとおり、各フレーム
18、20はフレーム18、20の傾斜の高さを調節する調節可
能な係留手段を含む。
排水溝形枠アセンブリは、フレーム18、20間の所定の
位置に取り外し可能に保持された形枠142をもつ。形枠1
42は、発泡ポリスチレンでつくるのが好ましいが、形成
しやすく取り外し可能な材料ならば他のものでもよい。
形枠142は、平らな上面144となだらかな形状をもつ下面
146をもつ。下面146はどのような形状でもいいが、上面
144からテーパをつけて最終的に排水溝からの取り出し
が簡単なようにすることが望ましい。形枠142の上面144
が水平になった時、下面146の傾斜を調整するために、
上面144を切削または切除する。形枠142は通常、対応す
るフレーム18、20の長さ方向に沿って延び、長さ約8フ
ィートであるのが好ましく、上面144は連結ロッド140の
長さと等しい幅をもつ。形枠142の上面144には、フレー
ム18、20に沿って各連結ロッド140に対応する溝がきっ
てある。各溝は、形枠142をフレーム18、20の間に保存
し、上面144が平らになった時、下面146が適当な傾斜を
保つ深さにしなければならない。溝を各連結ロッド140
と対応させてあるので、形枠142を取り外し自在にフレ
ーム18、20間の定位置においたとき、各連結ロッド140
は上面144の下で形枠142を横切って配置されることにな
る。形枠142の各端部152は、通常、ワイヤー保持チャン
ネル148をもつ。このチャンネル148の中には、両端部15
2に設けたワイヤー保持チャンネル148から直角に突出す
るリフト部材150があり、形枠142に固定されている。リ
フトワイヤーは、通常、リフト部材150に取り付けら
れ、形枠142の上面144で保持チャンネル148から外にで
ている。リフトワイヤーは、フレーム18、20間から形枠
142を取り外す際、補助具として働く。もしくは、リフ
ト部材150やワイヤー保持チャンネル148を使用せずに、
リフトワイヤーを直接形枠142の適当な場所に取り付け
てもよい。形枠142に、長さ方向に貫通し外側部分が形
枠の両端からワイヤー保持チャンネル148に突出したリ
フトバーを設けてもよい。その場合、バーの外側部分
は、リフトワイヤーの取り付け点として機能する。形枠
142の形のついた下面146は、米国オハイオ州ウェストン
のCresset Chemical社製のCrete−Lease10等離型剤を塗
布してもよい。離型剤は、完成した排水溝コンクリート
から形枠142を取り外しやすくするためのものである。
形枠142をフレーム18、20と連結ロッド140との間に取
り付ける前に、リフトワイヤーを各リフト部材150にく
くりつける。次に形枠142をフレーム18、20の間に取り
付け、各溝が対応する連結ロッド140に重なって隣接す
るようにおく。このようにすると、形枠142は、フレー
ム18、20の定位置に取り外し自在に保持される。連結ロ
ッド140を各溝の底部分におけば、望みの下面146の傾斜
が得られる。形枠142をフレームと連結ロッドの間に位
置させた後、排水溝アセンブリを溝の中に置く。
支持ロッド126をカラー104の開口部106に通しロッド1
26を地面にしっかりと打込んで、排水溝アセンブリを溝
中に位置決めする。ロッド126をハンマーで地面に打込
み、フレーム18、20を地面に対して所望の位置に調整
し、カラー104のネジ溝つきの穴109の中にいれた蝶ネジ
を締めることにより支持ロッドに固定する。このように
して、フレーム18、20の位置をきめる。支持ロッド126
は、カラー104の上まで垂直にのび、コンクリート打込
み予定面の下で切り取られている。フレーム18、20と形
枠を定位置に置いた後、アセンブリの外側にコンクリー
トを打込んで支持ロッド126、フレーム18、20、形枠142
の周囲を埋める。当初のコンクリート打ちが終われば、
形枠142は取り外して、形枠142通りの形状、傾斜をもつ
排水溝が残される。このようにして、形枠142は、形成
可能な排水溝用組成(つまり、コンクリート)を所望の
形状に形成する手段を提供する。形枠142を取りはずす
には、まず各連結ロッド140をフレーム、18、20の間か
ら切り取る。そして、リフトワイヤーをつかって、各形
枠142をフレームからもちあげる。
もしくは各連結ロッド140は置いたままにしてフレー
ムの安定性をさらに向上させ、ロッド140を形枠142とと
もに取りはずしてもよい。このためには、選択的に形枠
142を破壊する、つまり形枠を小片に砕いて各連結ロッ
ド140の周囲から破片を個別に取り去る、またはフレー
ム142が柔軟な材料からなるときにはロッド140とフレー
ム18、20の間から形枠142を引っ張り出すか引き出す
等、様々なやり方を適用できる。
また、多数の排水溝形枠アセンブリを同時に設置する
こともできる。その場合は、各形枠の端部を互いに隣接
するようにおき、突き合わせ面にテープを巻く。テープ
はコンクリートを排水溝の中に打込んだときに、コンク
リートが上方向に漏れるのを防ぐ。もしくは、ラップジ
ョイントを突き合わせ面の周囲に巻いてコンクリートの
上方向への漏れを防ぐこともできる。各形枠の特性を変
化させることにより異なる傾斜をもつ排水溝を敷設でき
る。
本発明の第二の実施例による最終製品は、その傾斜を
含め形枠通りの特性をもつ排水溝になる。連結ロッド
は、形枠がまだ固まっていないコンクリートの中で浮動
するのを防ぐので、傾斜特性に関しては、極めて高い精
度が得られる。形枠がそれでも移動するようであれば、
セメントブロック等の追加の重しを形枠の上の適当な位
置において形枠をおさえるようにしてもよい。最終的な
コンクリート打ちがおわったら、格子をフレーム18、20
上におき形成済みの排水溝をおおう。
添付の図面と上述の詳細な説明では数種類の実施例の
みを記述しているが、本発明は記述した実施例に限定さ
れず、発明の精神を逸脱することなく数多の改良、変
更、部品の差し替え、修正が加えられることは明白であ
る。

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) それぞれ貫通する第一の調整スロッ
    トをもつ一対のフレーム部材と、 b) 該フレーム部材の該第一の調整スロットと整合す
    る調整スロットをもつ側壁および該側壁の間に位置する
    底面からなる形枠パンと、 c) 該フレーム部材を地面に位置決めする手段、 d) 該第一と第二の調整スロットを通して該形枠パン
    を該フレームに調整自在に固定して該形枠パンと該フレ
    ームの相対的な位置決めをするための手段、 とからなる排水溝を形成するための装置。
  2. 【請求項2】該フレーム部材に取り付けられ、該フレー
    ムの地面と他のフレームに対する相対位置を調整できる
    ようにするための調節可能な係留手段をさらに含む特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 【請求項3】該形枠パンを該フレーム部材に調整可能に
    固定するための該手段がナットとボルトの組み合わせか
    らなり、該ボルトが該第二のスロットと該第一のフレー
    ム・スロットを貫通していることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】該ナットが蝶ナットであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】該第一の調整スロットが円形の穴であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】該第一調整スロットが縦長の穴であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】該第二の調整スロットが円形の穴であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】該第二調整スロットが縦長の穴であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】該形枠パンが一対の側壁からなること特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】該フレーム部材が格子を支持することが
    でき、それぞれが、 a)i)格子の底面を支持するほぼ平面な上面と、 ii)該上面と対峙する底面と、 iii)背面縁と、 iv)該背面縁と対峙する前面縁 とからなる水平な格子支持部材と、 b) 該格子支持部材の背面縁にあって該部材の上面か
    ら上方向に向かって伸びる、該格子側部と接触するため
    の上方格子接触部材と、 c) 前面と該前面に対峙する後面とをもち、該格子支
    持部材の前面縁にあって該部材の底面から下方向に向か
    って伸びる、側壁接触部材とからなり、該前面が該形枠
    パンの側壁と接触しており、該側壁接触部材が該第一の
    調整スロットをもち、該第一のフレームを該第一の形枠
    パン側壁の上で調節可能に固定してその格子支持部材の
    前方縁が該側壁に面するようにすることができ、また、
    該第二の側壁の上で該第二のフレームを調節可能に固定
    して、その格子支持部材の前方縁が該第一の側壁に面す
    るようにすることができ、従って該格子支持部材が該格
    子を支持するための表面を形成することを特徴とする特
    許請求の範囲第9項に記載の装置。
  11. 【請求項11】該係留手段が、 a) 地面に確実に係留することのできる支持ロッド
    と、 b) その長さ方向に沿って縦に開いた開口部をもち、 該支持ロッドに嵌合させてしっかりと該支持ロッドに取
    り付けることのできる、該フレーム部材に取り付けられ
    たカラーと、 c) 該カラーの該支持ロッド上の位置を保持する手段
    とからなることを特徴とする特許請求の範囲第2項に記
    載の装置。
  12. 【請求項12】該垂直方向の開口部が該支持ロッドの直
    径よりも大きな直径をもち、該フレームと地面およびフ
    レームとフレームの相対位置を決めることができること
    を特徴とする特許請求の範囲第11項に記載の装置。
  13. 【請求項13】該カラーが該フレーム部材に連結部材に
    よって取り付けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第11項に記載の装置。
  14. 【請求項14】該連結部材が水平に伸びる結合部材であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第13項に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】該カラーがネジ溝をきった穴をもち、そ
    の中に蝶ネジを挿入して螺合することにより、蝶ネジを
    締めたときに該カラーの該支持ロッド上の位置を維持す
    る手段となることを特徴とする特許請求の範囲第11項に
    記載の装置。
  16. 【請求項16】該カラーが複数のネジ溝つきの穴をも
    ち、その中に蝶ネジを挿入して螺合することにより、該
    溝つきネジを締めたときに該カラーの該支持ロッド上の
    位置を維持する該手段となることを特徴とする特許請求
    の範囲第11項に記載の装置。
  17. 【請求項17】該フレーム部材がスチール製であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】該フレーム部材が鋳鉄製であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  19. 【請求項19】該フレーム部材がアルミニウム製である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  20. 【請求項20】該フレーム部材が高分子化合物でできて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  21. 【請求項21】リフトフックが該形枠パン側壁に取り付
    けられて、該形枠パンを使用後に取り除くための手段と
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】該形枠パンの側壁が内側および外側面を
    もち、該外側面に離型剤を塗布したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。
  23. 【請求項23】a) 一対のフレーム部材と、 b) 側壁および該側壁の間に位置し、該フレーム部材
    に取り付けられた底面と、 c) 該フレーム部材に取り付けられた係留手段とから
    なり、該フレーム部材と地面、フレーム部材とフレーム
    部材の相対位置を調整することができることを特徴とす
    る排水溝形成のための装置。
  24. 【請求項24】該フレーム部材が調整スロットをもち、
    該形枠パンが該フレーム部材の該調整スロットに位置的
    に対応する調整スロットをもち、該形枠パンのスロット
    と該フレーム・スロットに沿って調整自在に該形枠パン
    を該フレーム部材に固定することにより、該形枠パンを
    該フレーム部材に相対的に位置させるための手段をさら
    に含むことを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の
    装置。
  25. 【請求項25】該形枠パンと該フレーム部材とを調整自
    在に固定するための該手段が、ナットとボルトの組み合
    わせからなり、該ボルトが該形枠パンのスロットと該フ
    レーム・スロットを貫通していることを特徴とする特許
    請求の範囲第24項に記載の装置。
  26. 【請求項26】該フレーム・スロットが円形の穴である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装置。
  27. 【請求項27】該フレーム・スロットが細長い穴である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装置。
  28. 【請求項28】該形枠パンのスロットが該円形の穴であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装
    置。
  29. 【請求項29】該形枠パンのスロットが細長い穴である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装置。
  30. 【請求項30】該係留手段が、 a) 地面にしっかり固定することのできる支持ロッド
    と、 b) 長さ方向に縦の開口部をもち、該支持ロッド上に
    嵌合させて固定できる、該フレーム部材に取り付けたカ
    ラーと、 c) 該カラーの該支持ロッド上の位置を維持するため
    の手段とからなることを特徴とする特許請求の範囲第23
    項に記載の装置。
  31. 【請求項31】該縦の開口部が該支持ロッドの直径より
    大きな直径をもち、該フレーム部材と地面、およびフレ
    ームとフレームの相対位置を決めることができることを
    特徴とする特許請求の範囲第30項に記載の装置。
  32. 【請求項32】該カラーが該フレーム部材に連結部材に
    よって取り付けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第30項に記載の装置。
  33. 【請求項33】該連結部材が水平に延びる連結部材であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第32項に記載の装
    置。
  34. 【請求項34】該カラーが蝶ネジを挿入して螺合できる
    ネジ溝をきった穴をもち、該蝶ネジを締めることによ
    り、該支持ロッド上の該カラーの位置を維持するための
    手段となることを特徴とする特許請求の範囲第30項に記
    載の装置。
  35. 【請求項35】該カラーが蝶ネジを挿入して螺合できる
    複数のネジ溝つき穴をもち、該蝶ネジを締めることによ
    り、該カラーの該支持ロッド上の位置を維持するための
    該手段となることを特徴とする特許請求の範囲第30項に
    記載の装置。
  36. 【請求項36】該形枠パンが一対の側壁からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第24項に記載の装置。
  37. 【請求項37】該フレーム部材が格子を支持することが
    でき、それぞれが、 a)i)格子の底面を支持するほぼ平面な上面と、 ii)該上面と対峙する底面と、 iii)背面縁と、 iv)該背面縁と対峙する前面縁 とからなる水平な格子支持部材と、 b) 該格子支持部材の背面縁にあって該部材の上面か
    ら上方向に向かって伸びる、該格子側部と接触するため
    の上方格子接触部材と、 c) 前面と該前面に対峙する後面とをもち該格子支持
    部材の前面縁にあって該部材の底面から下方向に向かっ
    て伸びる、側壁接触部材とからなり、該前面が該形枠パ
    ンの側壁と接触しており、該側壁接触部材が該フレーム
    部材調整スロットをもち、該第一のフレームを該第一の
    形枠パン側壁の上で調節可能に固定してその格子支持部
    材の前方縁が該第二の側壁に面するようにすることがで
    き、また、該第二の側壁の上で該第二のフレームを調節
    可能に固定して、その格子支持部材の前方縁が該第一の
    側壁に面するようにすることができ、従って該格子支持
    部材が該格子を支持するための表面を形成することを特
    徴とする特許請求の範囲第36項に記載の装置。
  38. 【請求項38】該係留手段が、 a) 地面にしっかり固定することのできる支持ロッド
    と、 b) 長さ方向に縦の開口部をもち、該支持ロッド上に
    嵌合させて固定できる、該フレーム部材に取り付けたカ
    ラーと、 c) 第一の端部において該側壁接触部材背面と取り付
    けられ、該第一の端部と対峙する第二の端部において該
    カラーに取り付けられている連結部材と d) 該カラーの該支持ロッド上の位置を維持するため
    の手段とからなることを特徴とする特許請求の範囲第37
    項に記載の装置。
  39. 【請求項39】該連結部材が水平に延びる連結部材であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第38項に記載の装
    置。
  40. 【請求項40】該垂直方向の開口部が該支持ロッドの直
    径よりも大きな直径をもち、該フレーム部材と地面、お
    よびフレームとフレームの相対位置を決めることができ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第38項に記載の装
    置。
  41. 【請求項41】該カラーがネジ溝をきった穴をもち、そ
    の中に蝶ネジを挿入して螺合でき、該カラーの該支持ロ
    ッド上の位置を蝶ネジを締めたときに維持する手段を提
    供することを特徴とする特許請求の範囲第38項に記載の
    装置。
  42. 【請求項42】該カラーが蝶ネジを挿入して螺合できる
    複数のネジ溝つきの穴をもち、該溝つきネジを締めるこ
    とにより、該支持ロッド上の該カラーの位置を維持する
    手段となることを特徴とする特許請求の範囲第38項に記
    載の装置。
  43. 【請求項43】該フレーム部材がスチール製であること
    を特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の装置。
  44. 【請求項44】該フレーム部材が鋳鉄製であることを特
    徴とする特許請求の範囲第23項に記載の装置。
  45. 【請求項45】該フレーム部材がアルミニウム製である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の装置。
  46. 【請求項46】該フレーム部が高分子化合物でできてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の装
    置。
  47. 【請求項47】リフトフックが該形枠パン側壁に取り付
    けられて、該形枠パンを使用後に取り除くための手段と
    なることを特徴とする特許請求の範囲第23項に記載の装
    置。
  48. 【請求項48】該形枠パンの側壁が内側および外側面を
    もち、該外側面に離型剤を塗布したことを特徴とする特
    許請求の範囲第24項に記載の装置。
  49. 【請求項49】a) それぞれが貫通する第一の調整ス
    ロットをもつ一対のフレーム部材と、 b) 側壁をもち、該側壁が該フレーム部材の該第一の
    調整スロットと整合する調整スロットをそれぞれにもつ
    形枠パンと、 c) 該第一と第二の調整スロットを通して該形枠パン
    を該フレーム部材に調整自在に固定して、該形枠パンと
    該フレーム部材の相対的な位置決めをするための手段
    と、 d) 該フレーム部材と地面、およびフレームとフレー
    ムの相対位置を調整することのできる、該フレーム部材
    に取り付けられた係留手段 とからなる排水溝を形成するための装置の複数からな
    る、排水溝形成のためのシステム。
  50. 【請求項50】各該装置が前方端と該前方端に対峙する
    後方端とをもち、該前方端と後方端が該装置の長さ方向
    の軸に対して直角であり、該装置を互いに隣接して配置
    した時に第一の装置の該前方端が隣接する装置の該後方
    端に突き合わせに接していることを特徴とする特許請求
    の範囲第49項に記載のシステム。
  51. 【請求項51】該排水溝形成装置の該形枠パンが互いに
    隣接していることを特徴とする特許請求の範囲第49項に
    記載のシステム。
  52. 【請求項52】各該装置が前方端と該前方端に対峙する
    後方端とをもち、該前方端と後方端が該装置の長さ方向
    の軸に対して直角であり、該装置を互いに隣接して配置
    した時に第一の装置の該前方端が隣接する装置の該後方
    端に突き合わせに接していることを特徴とする特許請求
    の範囲第51項に記載のシステム。
  53. 【請求項53】該形成可能な排水溝の該突き合わせの形
    枠パンの間から漏れるのを防ぐ手段からなることを特徴
    とする特許請求の範囲第52項に記載のシステム。
  54. 【請求項54】該防止手段が該隣接する形枠パンの形づ
    けた側壁に取り付けられている接着テープであることを
    特徴とする特許請求の範囲第53項に記載のシステム。
  55. 【請求項55】該防止手段が該隣接する形枠パンの該形
    枠パン側壁に取り付けられたラップジョイントであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第53項に記載のシステ
    ム。
JP2505496A 1989-03-17 1990-03-16 排水溝形成用の装置 Expired - Lifetime JPH0833020B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US32561589A 1989-03-17 1989-03-17
US325,615 1989-03-17
US07/376,743 US5000621A (en) 1989-03-17 1989-07-07 Apparatus for forming a trench
US376,743 1989-07-07
PCT/US1990/001437 WO1990011405A1 (en) 1989-03-17 1990-03-16 Apparatus for forming a trench

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04505781A JPH04505781A (ja) 1992-10-08
JPH0833020B2 true JPH0833020B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=26985012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2505496A Expired - Lifetime JPH0833020B2 (ja) 1989-03-17 1990-03-16 排水溝形成用の装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5000621A (ja)
EP (1) EP0463092A4 (ja)
JP (1) JPH0833020B2 (ja)
CA (1) CA2048607A1 (ja)
WO (1) WO1990011405A1 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5281051A (en) * 1991-02-08 1994-01-25 Abt, Inc. Trench forming assembly and method
WO1992013999A1 (en) * 1991-02-08 1992-08-20 Stegall Lannie L Trench forming assembly and method
US5226748A (en) * 1991-04-29 1993-07-13 Aco Polymer Products, Inc. Trench drain channel clip support
US5281052A (en) * 1992-08-17 1994-01-25 Construction Casting Company Multi-containment trench system
US5256000A (en) * 1992-08-17 1993-10-26 Construction Casting Company Apparatus for forming a multi-walled trench
EP0589829B1 (de) * 1992-09-10 1998-05-20 Poly-Bauelemente AG Entwässerungsrinne
US5326190A (en) * 1992-10-16 1994-07-05 Construction Casting Company Method and apparatus for stabilizing a trench form during construction
US5326189A (en) * 1992-10-16 1994-07-05 Construction Casting Company Method and apparatus for forming a trench with grates or solid covers
US5380121A (en) * 1993-04-07 1995-01-10 Contech Construction Products, Inc. Slotted drain
US5399047A (en) * 1993-09-13 1995-03-21 Abt, Inc. Trench forming assemblies having enhanced anchoring means
US5478169A (en) * 1993-09-13 1995-12-26 Stegall; Lannie L. Method and apparatus for forming a trench
US5573350A (en) * 1994-07-13 1996-11-12 Abt, Inc. Method for cutting complexly shaped foamed plastic bodies from a workpiece and foam body products
US5538361A (en) * 1994-07-22 1996-07-23 Hoosier Group, L.L.C. Apparatus for forming a trench
US5568995A (en) * 1994-08-09 1996-10-29 Hoosier Group, L.L.C. Method and apparatus for adding a double liner to a trench
WO1996005381A1 (en) * 1994-08-09 1996-02-22 L & S Enterprises, Inc. Trench cover assembly and method
FR2739111B1 (fr) * 1995-09-21 1999-10-15 Dani Alu Bordure pour caniveau
US5890839A (en) * 1995-11-20 1999-04-06 Abt, Inc. Trench forming assembly having a counterbuoyancy member and associated method
CA2193760C (en) * 1995-12-29 2001-12-04 Allen R. Becker Trench drain
US5718537A (en) * 1995-12-29 1998-02-17 Zurn Industries, Inc. Trench drain
GB2311086A (en) * 1996-03-13 1997-09-17 Smith Construction A ditch lining
US5702204A (en) * 1996-03-22 1997-12-30 Abt, Inc. Apparatus for connecting and aligning frame member sections of a trench
US5735637A (en) * 1996-06-03 1998-04-07 Abt, Inc. Method and apparatus for supporting and anchoring drainage channel sections
US5882145A (en) * 1996-07-16 1999-03-16 Hoosier Group, Llc Method for controlling expansion and contraction of trench liners
US5810513A (en) * 1996-09-17 1998-09-22 Hoosier Group Llc Method and apparatus for preventing trench overflows behind trench liners
DE29619267U1 (de) * 1996-11-05 1996-12-19 Wiedemann Gmbh Schlitzentwässerungsrinne
US6004068A (en) * 1998-01-01 1999-12-21 Hosley; David Method and apparatus for forming a trench or catch basin void
US6000881A (en) * 1998-02-17 1999-12-14 Zurn Industries, Inc. Trench drain
US6220784B1 (en) 1998-02-18 2001-04-24 Albert W. Bricker Method and apparatus for forming a trench
ATE288522T1 (de) * 1998-11-11 2005-02-15 Hestag Bauelemente Entwaesseru Entwässerungsrinne
FR2791713B1 (fr) * 1999-03-31 2001-04-20 Nicoll Raccords Plastiques Element de caniveau extrude et son procede d'obtention
US6821057B1 (en) * 2000-04-05 2004-11-23 Maksim Kadiu Magnetic shoring device
US7048471B2 (en) * 2000-04-05 2006-05-23 Maksim Kadiu Shoring device
US6990774B2 (en) * 2000-11-27 2006-01-31 Clapp George W System support assembly
US7000358B2 (en) * 2000-11-27 2006-02-21 George Clapp System support assembly
GB2373530B (en) * 2001-03-23 2003-01-29 Aco Technologies Plc Wide channel drainage system
US6926245B2 (en) * 2002-10-29 2005-08-09 Abt, Inc. Mounting bracket assembly for connecting frame members of a trench-forming assembly and associated method of fabricating frame members
US20050025567A1 (en) * 2002-11-14 2005-02-03 Bricker Albert W. Trench-forming apparatus and methods
US7056067B2 (en) * 2003-10-03 2006-06-06 Max Kadiu Trench shoring device
US8458973B1 (en) * 2003-10-16 2013-06-11 John Powers, Jr. Tie beam formation apparatus and method
US7413372B2 (en) * 2005-04-20 2008-08-19 Tuf-Tite, Inc. Trench drain frame and grate assembly
US20070177942A1 (en) * 2006-01-31 2007-08-02 Tuf-Tite, Inc. Trench pan and grate assembly
WO2007123329A1 (en) * 2006-04-21 2007-11-01 Sung-Rae Jo Mold for manufacturing u-type side gutter and its manufacturing method using the mold
US20100276566A1 (en) * 2009-05-01 2010-11-04 Pankan James A Reuseable drain installer
DE202010002763U1 (de) * 2010-02-24 2011-07-27 Schlüter-Systems Kg Bodenablauf
US8826613B1 (en) 2012-02-29 2014-09-09 David J Chrien Utility trench system components
US10597864B1 (en) * 2019-05-01 2020-03-24 Storage Structures, Inc. Structural member assemblies, beams, and support structures comprising same
US11131069B2 (en) 2019-10-02 2021-09-28 Jay R. Smith Mfg. Co., assumed name of Smith Industries, Inc. Trench drain alignment system
DE202019107083U1 (de) 2019-12-18 2021-03-19 Schlüter-Systems Kg Rahmen für einen Bodenablauf
CN112554010A (zh) * 2020-11-27 2021-03-26 宋广生 一种道路铺设用定位板连接装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US786305A (en) * 1903-12-01 1905-04-04 George T Mcintyre Apparatus for constructing irrigating-flumes.
US1473551A (en) * 1922-08-10 1923-11-06 Gschwind Leon Direct-sewer inlet
US1562780A (en) * 1925-08-12 1925-11-24 Mickelson Marius Concrete form
US2843913A (en) * 1956-07-03 1958-07-22 Curtis L Barron Method of forming a liquid conveying duct
US2938437A (en) * 1958-05-22 1960-05-31 Bernard J Daley Surface drainage receivers
US3299785A (en) * 1964-04-20 1967-01-24 Arthur M James Grating for waste trenches
US3362167A (en) * 1965-07-27 1968-01-09 Allied Steel Tractor Prod Inc Shoring apparatus
US3568455A (en) * 1968-12-23 1971-03-09 Robert E Mclaughlin Method of laying pipe in or on a bed of particle material or in a trench
US3625011A (en) * 1970-04-15 1971-12-07 Minnesota Mining & Mfg Drainage system
US4258897A (en) * 1979-10-15 1981-03-31 Stees Gene R Structure for forming concrete troughs in the ground
DE3018331A1 (de) * 1980-05-13 1981-11-19 Yugen Kaisha Shinnihon Seisakusho, Ooita Profiliertes rahmenmaterial
DE3149552C2 (de) * 1981-12-15 1986-08-21 ACO Severin Ahlmann GmbH & Co KG, 2370 Rendsburg Metalleinfassung für Entwässerungsrinnen
CA1221921A (en) * 1986-06-04 1987-05-19 Glen M. Kehler Surface drainage system
US4844655A (en) * 1987-03-02 1989-07-04 Aleshire Leonard C Surface drainage conduit installation structure and method

Also Published As

Publication number Publication date
CA2048607A1 (en) 1990-09-18
US5000621A (en) 1991-03-19
JPH04505781A (ja) 1992-10-08
EP0463092A1 (en) 1992-01-02
EP0463092A4 (en) 1992-11-19
WO1990011405A1 (en) 1990-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0833020B2 (ja) 排水溝形成用の装置
US4993878A (en) Method and apparatus for forming a trench
US6591574B2 (en) Bracket assembly for installation of concrete forms for building foundations
US4993877A (en) Method and apparatus for forming a trench
US7413372B2 (en) Trench drain frame and grate assembly
US5538361A (en) Apparatus for forming a trench
US7172368B2 (en) Assembly and method of forming a trench of a predetermined shape
US5906076A (en) Removable support for concrete slab construction and method
JPH02269267A (ja) 上階コンクリートスラブ用の金属キー溝型枠に用いる調節自在な支持体
US4976088A (en) Method for construction of an in-ground swimming pool
CA2131867C (en) Method and apparatus for forming a trench
US20070069104A1 (en) Concrete forming structure frame locking device
GB2373530A (en) Preformed Modular Sub-surface Drainage System
US4229118A (en) Screed support
GB2403736A (en) Shroud for a bolt to be set in concrete
JP4274637B2 (ja) アンカーボルトおよびアンカーボルト装置
EP1651826B1 (en) Formwork fixing and method
JPH09273157A (ja) 斜面構造物の基台とその施工方法
JPH0223665Y2 (ja)
CA2237072C (en) Method and apparatus for forming a trench
JPH044067Y2 (ja)
CA1300841C (en) Method and apparatus for construction of grain bins
JPH0735870Y2 (ja) 法面コンクリート壁成型用型枠
AU689156B2 (en) A flexible formwork assembly
JPH08232471A (ja) スラブの段差形成方法