JPH08329973A - 密閉式鉛蓄電池 - Google Patents
密閉式鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH08329973A JPH08329973A JP7136368A JP13636895A JPH08329973A JP H08329973 A JPH08329973 A JP H08329973A JP 7136368 A JP7136368 A JP 7136368A JP 13636895 A JP13636895 A JP 13636895A JP H08329973 A JPH08329973 A JP H08329973A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery case
- battery
- rib
- wall surface
- ribs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電槽の材料の使用量を低減し、且つ電槽の成形
性に優れ、且つ極板群の端面に面する電槽壁面のつぶれ
を抑制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供する。 【構成】極板群の端面に面する電槽外壁面1に、対角線
に平行に、リブ2を交差させて設け、リブの高さを、リ
ブ2が存在しない部分の電槽肉厚の30%以上とした。
この場合、前記電槽外壁面におけるリブ2の占める面積
は35%である。この電槽を用いて密閉式鉛蓄電池を作
製した。
性に優れ、且つ極板群の端面に面する電槽壁面のつぶれ
を抑制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供する。 【構成】極板群の端面に面する電槽外壁面1に、対角線
に平行に、リブ2を交差させて設け、リブの高さを、リ
ブ2が存在しない部分の電槽肉厚の30%以上とした。
この場合、前記電槽外壁面におけるリブ2の占める面積
は35%である。この電槽を用いて密閉式鉛蓄電池を作
製した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉式鉛蓄電池に関し、
特にその電槽の改良に関するものである。
特にその電槽の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】密閉式鉛蓄電池は、充電時、陽極から発
生する酸素を陰極で吸収する機構となっている。従っ
て、陰極吸収反応が過度に進行した状態、例えば電池を
過放電後放置したとき、電池内部が負圧状態となる。そ
のため、電槽の壁面が凹み、極板群を変形させるなどの
不具合を生じる。そこで、電槽の強度を高めるため、現
在まで、多くの手段が提案されてきた。その中には例え
ば、単純に電槽の肉厚を厚くする手段(A)や、電槽側
面外壁に縦あるいは横、もしくは縦・横に交差させたリ
ブを付ける手段(B)や、実開平2−62656号公報
に開示されているように、図4に示す電槽外壁面1の一
部に凹み3を設ける手段(C)等があった。
生する酸素を陰極で吸収する機構となっている。従っ
て、陰極吸収反応が過度に進行した状態、例えば電池を
過放電後放置したとき、電池内部が負圧状態となる。そ
のため、電槽の壁面が凹み、極板群を変形させるなどの
不具合を生じる。そこで、電槽の強度を高めるため、現
在まで、多くの手段が提案されてきた。その中には例え
ば、単純に電槽の肉厚を厚くする手段(A)や、電槽側
面外壁に縦あるいは横、もしくは縦・横に交差させたリ
ブを付ける手段(B)や、実開平2−62656号公報
に開示されているように、図4に示す電槽外壁面1の一
部に凹み3を設ける手段(C)等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記手
段(A)を適用すると、電槽材料を多く使用する必要が
ある。また、上記手段(B)を適用すると、射出成形等
で電槽を成形する際に射出方向のリブに相当する部分に
は樹脂は流れやすいが、射出方向に対し直角方向のリブ
に相当する部分には樹脂が流れにくく、成形性に劣ると
いう欠点がある。つまり、通常電槽を成形する際には、
電槽底面から樹脂を注入する射出成形を行うため、電槽
側面における縦方向の樹脂の流れは良好であるが、横方
向には樹脂は流れにくい。そこで、成形性を良好にする
ために縦方向のみにリブを設けて、電槽側面の変形を抑
さえようとする場合には、リブの高さあるいは幅を縦・
横に交差させたリブを設ける場合よりもよけいに大きく
しなければならない。従ってその場合、上記手段(A)
を適用したときと同様の問題を抱えることとなる。ま
た、上記手段(C)は、電槽の肉厚を厚くしているわけ
ではなく、凹凸によってリブ効果をもたせているだけで
あるので、実際には電槽のつぶれを抑制するには十分な
構成ではない。本発明の目的は、電槽の材料の使用量を
低減し、且つ成形性に優れ、且つ極板群に面する電槽壁
面のつぶれを抑制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供する
ことである。
段(A)を適用すると、電槽材料を多く使用する必要が
ある。また、上記手段(B)を適用すると、射出成形等
で電槽を成形する際に射出方向のリブに相当する部分に
は樹脂は流れやすいが、射出方向に対し直角方向のリブ
に相当する部分には樹脂が流れにくく、成形性に劣ると
いう欠点がある。つまり、通常電槽を成形する際には、
電槽底面から樹脂を注入する射出成形を行うため、電槽
側面における縦方向の樹脂の流れは良好であるが、横方
向には樹脂は流れにくい。そこで、成形性を良好にする
ために縦方向のみにリブを設けて、電槽側面の変形を抑
さえようとする場合には、リブの高さあるいは幅を縦・
横に交差させたリブを設ける場合よりもよけいに大きく
しなければならない。従ってその場合、上記手段(A)
を適用したときと同様の問題を抱えることとなる。ま
た、上記手段(C)は、電槽の肉厚を厚くしているわけ
ではなく、凹凸によってリブ効果をもたせているだけで
あるので、実際には電槽のつぶれを抑制するには十分な
構成ではない。本発明の目的は、電槽の材料の使用量を
低減し、且つ成形性に優れ、且つ極板群に面する電槽壁
面のつぶれを抑制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の密閉式鉛蓄電池に用いる電槽は、極板群端
面に面する電槽外壁に斜めに交差した中実のリブを有す
る電槽を用いた密閉式鉛蓄電池であって、当該リブの高
さが、リブが存在しない部分の電槽肉厚の30%以上で
あることを特徴とする。また、当該電槽外壁において、
リブの占める面積が20%以上であることが好ましい。
上記中実のリブとは、リブの中身が中空構造とはなって
おらず、全体が電槽材料で充たされているリブのことで
ある。
に、本発明の密閉式鉛蓄電池に用いる電槽は、極板群端
面に面する電槽外壁に斜めに交差した中実のリブを有す
る電槽を用いた密閉式鉛蓄電池であって、当該リブの高
さが、リブが存在しない部分の電槽肉厚の30%以上で
あることを特徴とする。また、当該電槽外壁において、
リブの占める面積が20%以上であることが好ましい。
上記中実のリブとは、リブの中身が中空構造とはなって
おらず、全体が電槽材料で充たされているリブのことで
ある。
【0005】
【作用】上記構成は、前述した技術(A)のように単純
に電槽肉厚を厚くしたものではないため、電槽材料の使
用量を少なくすることができる。また、上記構成は図1
のようにリブ2を斜めに交差させているため、電槽底面
から樹脂を供給し、電槽を射出成形する際にも樹脂の流
れを均一且つ良好にすることができる。つまり成形性を
良好にすることができる。更に、上記構成は、電槽外壁
面に斜めに交差したリブを有し、該リブの高さが、リブ
が存在しない部分の電槽肉厚の30%以上としているた
めに十分に極板群端面に面する電槽壁面のつぶれを抑制
することができる。
に電槽肉厚を厚くしたものではないため、電槽材料の使
用量を少なくすることができる。また、上記構成は図1
のようにリブ2を斜めに交差させているため、電槽底面
から樹脂を供給し、電槽を射出成形する際にも樹脂の流
れを均一且つ良好にすることができる。つまり成形性を
良好にすることができる。更に、上記構成は、電槽外壁
面に斜めに交差したリブを有し、該リブの高さが、リブ
が存在しない部分の電槽肉厚の30%以上としているた
めに十分に極板群端面に面する電槽壁面のつぶれを抑制
することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。 (実施例)図1は本実施例の電槽の側面図である。本実
施例では38B20相当の電槽を作製した。リブ2は極
板群端面に面する電槽外壁面1に、対角線に平行に8本
ずつ当間隔に、交差させて設けた。リブ2が存在しない
部分の電槽肉厚は3mm、リブ2の太さは3mm、リブ
2の高さは1.3mmとした。リブ2の形状はその断面
が長方形である。この場合の前記電槽外壁面1における
リブ2の占有面積は35%である。
施例では38B20相当の電槽を作製した。リブ2は極
板群端面に面する電槽外壁面1に、対角線に平行に8本
ずつ当間隔に、交差させて設けた。リブ2が存在しない
部分の電槽肉厚は3mm、リブ2の太さは3mm、リブ
2の高さは1.3mmとした。リブ2の形状はその断面
が長方形である。この場合の前記電槽外壁面1における
リブ2の占有面積は35%である。
【0007】(従来例1)リブを図1に示すように斜め
に交差させず、縦横に交差させる以外は実施例と同様の
太さ、高さ、占有面積で設けたリブを有する電槽を作製
した。
に交差させず、縦横に交差させる以外は実施例と同様の
太さ、高さ、占有面積で設けたリブを有する電槽を作製
した。
【0008】(従来例2)図4に示すように、平均深さ
5mmの凹み3を極板群端面に面する電槽外壁の一部
(電槽側面の占有面積45%)に設けた。この場合の電
槽側面肉厚は4mmとした。
5mmの凹み3を極板群端面に面する電槽外壁の一部
(電槽側面の占有面積45%)に設けた。この場合の電
槽側面肉厚は4mmとした。
【0009】(従来例3)電槽肉厚4mmで、電槽外壁
が平面である電槽を作製した。
が平面である電槽を作製した。
【0010】以下に、上記4種類の電槽の成形性につい
て評価した結果を示す。上記4種類の電槽を常法に従
い、電槽底面から樹脂を注入する射出成形を行った。電
槽の原料はポリプロピレンに所定量タルクを混入したも
のである。成形条件は、前記原料を溶融し金型に送るシ
リンダー温度を200〜220℃、シリンダー圧60K
gf/cm2、金型温度を20〜40℃とした。そのと
きの電槽外壁面における成形不良率を表1に示す。成形
不良か否かは目視で判断した。サンプル数は50個とし
た。表1から明らかなように、リブを電槽外壁面に縦横
に設けた従来例1の電槽は成形性に劣ることがわかる。
また、本実施例の電槽は、外壁面にリブを設けない従来
例3と同等の良好な成形性が得られることがわかる。従
来例1の成形不良は、電槽底面に平行なリブ、つまり横
方向のリブが金型形状通りに成形されておらず、欠陥部
のあるものだった。
て評価した結果を示す。上記4種類の電槽を常法に従
い、電槽底面から樹脂を注入する射出成形を行った。電
槽の原料はポリプロピレンに所定量タルクを混入したも
のである。成形条件は、前記原料を溶融し金型に送るシ
リンダー温度を200〜220℃、シリンダー圧60K
gf/cm2、金型温度を20〜40℃とした。そのと
きの電槽外壁面における成形不良率を表1に示す。成形
不良か否かは目視で判断した。サンプル数は50個とし
た。表1から明らかなように、リブを電槽外壁面に縦横
に設けた従来例1の電槽は成形性に劣ることがわかる。
また、本実施例の電槽は、外壁面にリブを設けない従来
例3と同等の良好な成形性が得られることがわかる。従
来例1の成形不良は、電槽底面に平行なリブ、つまり横
方向のリブが金型形状通りに成形されておらず、欠陥部
のあるものだった。
【0011】
【表1】
【0012】次に、前述した4種類の電槽を用いて、常
法に従い密閉式鉛蓄電池を作製し、それらの電槽の剛性
を評価した。従来例1については、成形不良のないもの
を選択し、用いた。評価方法は、電池を過放電し、その
後40℃で10日間放置したときの電槽壁面変形量を測
定するものである。電槽壁面変形量は、電槽の幅方向の
中央部で、且つ極板群上端部の位置における、正常状態
からの変形量(へこみ量)を測定した。表2に実施例及
び従来例の電槽の壁面変形量を示す。実施例の電池は従
来例の電池に比較して大幅に電槽の変形が抑制されてい
ることがわかる。リブを電槽壁面に縦横に設けた従来例
1の電槽は、従来例2、3に比較すると電槽の変形が抑
制されているが実施例と比較すると劣っている。これは
実施例のようにリブを斜めに交差させて設けた場合、電
槽側面において最も平面が長距離に続く電槽壁面の対角
線上、つまり最も変形しやすい部分にほぼ添った状態で
リブが存在するために、リブが備える補強作用が発揮し
やすいためと考えられる。もしも従来例の電槽を用い、
実施例の電槽と同等の剛性を得ようとすると電槽の材料
の使用量を増加し、電槽壁面の厚みを厚くする、あるい
は従来例1の場合はリブの高さを高くする必要があると
考えられる。実施例で作製した電槽は、従来例2、3と
比較して電槽の材料の使用量は少なく抑さえることがで
きた。従来例2の電槽が変形しやすい、つまり剛性が低
い理由は、電槽壁面の平坦な部分が多いためであると考
えられる。また、各電池を分解し、電槽壁面に面する極
板を観察したところ、従来例2、3については極板上端
部が変形していたのに対し、実施例の電池は極板の変形
はなかった。
法に従い密閉式鉛蓄電池を作製し、それらの電槽の剛性
を評価した。従来例1については、成形不良のないもの
を選択し、用いた。評価方法は、電池を過放電し、その
後40℃で10日間放置したときの電槽壁面変形量を測
定するものである。電槽壁面変形量は、電槽の幅方向の
中央部で、且つ極板群上端部の位置における、正常状態
からの変形量(へこみ量)を測定した。表2に実施例及
び従来例の電槽の壁面変形量を示す。実施例の電池は従
来例の電池に比較して大幅に電槽の変形が抑制されてい
ることがわかる。リブを電槽壁面に縦横に設けた従来例
1の電槽は、従来例2、3に比較すると電槽の変形が抑
制されているが実施例と比較すると劣っている。これは
実施例のようにリブを斜めに交差させて設けた場合、電
槽側面において最も平面が長距離に続く電槽壁面の対角
線上、つまり最も変形しやすい部分にほぼ添った状態で
リブが存在するために、リブが備える補強作用が発揮し
やすいためと考えられる。もしも従来例の電槽を用い、
実施例の電槽と同等の剛性を得ようとすると電槽の材料
の使用量を増加し、電槽壁面の厚みを厚くする、あるい
は従来例1の場合はリブの高さを高くする必要があると
考えられる。実施例で作製した電槽は、従来例2、3と
比較して電槽の材料の使用量は少なく抑さえることがで
きた。従来例2の電槽が変形しやすい、つまり剛性が低
い理由は、電槽壁面の平坦な部分が多いためであると考
えられる。また、各電池を分解し、電槽壁面に面する極
板を観察したところ、従来例2、3については極板上端
部が変形していたのに対し、実施例の電池は極板の変形
はなかった。
【0013】
【表2】
【0014】次に、本発明に係る電槽のリブ高さ(以下
Aと略記)と、リブの存在しない部分の電槽側面肉厚
(以下Bと略記)との関係について検討した。ここでは
B=3mm、2mmのものについてAの値を変化させ、
図2にA/Bに対する電槽壁面変形量の関係を示した。
電槽壁面変形量の測定は前述した方法と同条件で行っ
た。図2からわかるように、A/Bを30%以上とする
ことで電槽壁面変形量の抑制をほぼ確実に行えることが
わかる。
Aと略記)と、リブの存在しない部分の電槽側面肉厚
(以下Bと略記)との関係について検討した。ここでは
B=3mm、2mmのものについてAの値を変化させ、
図2にA/Bに対する電槽壁面変形量の関係を示した。
電槽壁面変形量の測定は前述した方法と同条件で行っ
た。図2からわかるように、A/Bを30%以上とする
ことで電槽壁面変形量の抑制をほぼ確実に行えることが
わかる。
【0015】次に、極板群端面に面する電槽外壁におい
て、リブの占める面積と電槽壁面変形量の関係について
検討した。ここではB=3mmのものについてリブの太
さを変化させ、リブの占める面積を変化させて、その値
と電槽壁面変形量との関係を図3に示した。図3から明
らかなように、リブの占める面積は、20%以上とする
ことが好ましいことがわかる。
て、リブの占める面積と電槽壁面変形量の関係について
検討した。ここではB=3mmのものについてリブの太
さを変化させ、リブの占める面積を変化させて、その値
と電槽壁面変形量との関係を図3に示した。図3から明
らかなように、リブの占める面積は、20%以上とする
ことが好ましいことがわかる。
【0016】本実施例では、リブの断面形状が長方形の
ものを用いたが、それ以外の形状、例えば丸みを帯びた
形状、三角形等でも本実施例と同様の効果が得られる。
また本実施例では、リブ間隔を当間隔にしたが、リブ間
隔の距離が部分的に異なる場合でも本実施例と同様の効
果が得られる。また、リブの本数を本実施例以外にして
も構わない。
ものを用いたが、それ以外の形状、例えば丸みを帯びた
形状、三角形等でも本実施例と同様の効果が得られる。
また本実施例では、リブ間隔を当間隔にしたが、リブ間
隔の距離が部分的に異なる場合でも本実施例と同様の効
果が得られる。また、リブの本数を本実施例以外にして
も構わない。
【0017】
【発明の効果】本発明に係る電槽を用いた密閉式鉛蓄電
池は、電槽の材料の使用量を低減し、且つ電槽の成形性
に優れ、且つ極板群端面に面する電槽壁面のつぶれを抑
制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供することができた。
池は、電槽の材料の使用量を低減し、且つ電槽の成形性
に優れ、且つ極板群端面に面する電槽壁面のつぶれを抑
制する密閉式鉛蓄電池用電槽を提供することができた。
【図1】本発明に係る密閉式鉛蓄電池用電槽の側面図で
ある。
ある。
【図2】電槽のリブ高さとリブが存在しない部分の電槽
肉厚の比と電槽壁面変形量の関係をに示した曲線図であ
る。
肉厚の比と電槽壁面変形量の関係をに示した曲線図であ
る。
【図3】電槽外壁面にリブが占める面積と電槽壁面変形
量の関係を示した曲線図である。
量の関係を示した曲線図である。
【図4】従来の密閉式鉛蓄電池用電槽の側面図(a)及
び(a)におけるE−E’断面図(b)である。
び(a)におけるE−E’断面図(b)である。
1は電槽外壁面、2はリブ、3は凹みを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】極板群端面に面する電槽外壁に斜めに交差
した中実のリブを有する電槽を用いた密閉式鉛蓄電池で
あって、当該リブの高さが、リブが存在しない部分の電
槽側面肉厚の30%以上であることを特徴とする密閉式
鉛蓄電池。 - 【請求項2】極板群端面に面する電槽側面の外壁におい
て、リブの占める面積が20%以上であることを特徴と
する請求項1記載の密閉式鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136368A JPH08329973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 密閉式鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7136368A JPH08329973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 密閉式鉛蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08329973A true JPH08329973A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15173540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7136368A Pending JPH08329973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 密閉式鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08329973A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999040635A1 (en) * | 1998-02-03 | 1999-08-12 | Gnb Technologies, Inc. | Plastic battery container having reduced end wall deflection |
EP1041655A2 (en) * | 1999-04-01 | 2000-10-04 | Olimpio Stocchiero | Container for batteries with walls given increased rigidity |
JP2001057179A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Sony Corp | 二次電池及びそのケース |
WO2003034516A1 (en) * | 2001-10-12 | 2003-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Battery can, and battery using the battery can |
US9608245B2 (en) | 2014-09-30 | 2017-03-28 | Johnson Controls Technology Company | System for providing structural integrity of a battery module |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP7136368A patent/JPH08329973A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999040635A1 (en) * | 1998-02-03 | 1999-08-12 | Gnb Technologies, Inc. | Plastic battery container having reduced end wall deflection |
AU738485B2 (en) * | 1998-02-03 | 2001-09-20 | Gnb Technologies, Inc. | Plastic battery container having reduced end wall deflection |
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EP1041655A3 (en) * | 1999-04-01 | 2002-07-24 | Olimpio Stocchiero | Container for batteries with walls given increased rigidity |
US6572999B1 (en) | 1999-04-01 | 2003-06-03 | Olimpio Stocchiero | Container for batteries with walls given increased rigidity |
JP2001057179A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Sony Corp | 二次電池及びそのケース |
WO2003034516A1 (en) * | 2001-10-12 | 2003-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Battery can, and battery using the battery can |
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US10361411B2 (en) | 2014-09-30 | 2019-07-23 | Cps Technology Holdings Llc | System for providing structural integrity of a battery module |
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