JPH08328473A - ラベル付きインデックスカード - Google Patents

ラベル付きインデックスカード

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JPH08328473A
JPH08328473A JP15680695A JP15680695A JPH08328473A JP H08328473 A JPH08328473 A JP H08328473A JP 15680695 A JP15680695 A JP 15680695A JP 15680695 A JP15680695 A JP 15680695A JP H08328473 A JPH08328473 A JP H08328473A
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index
card
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録内容の索引やタイトル等の記載のための
罫線や表示覧を同時に印刷したり、同時に加工すること
ができ、製造の簡素化が図られとともに、ラベルの管理
が行い易いラベル付きインデックスカードを提供するこ
とを目的とする。 【構成】 一方の面に印刷が施されたインデックスカー
ド4の前記印刷面とは反対側の面に離型処理が施される
とともに、粘着剤が塗布された粘着剤層3が形成された
ラベル5が前記インデックスカード4の離型処理された
面上に貼り付けられ、一体化されていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、テープカセッ
トやディスクカートリッジに収納される記録媒体の記録
内容等を表示するために使用されるラベル付きインデッ
クスカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データ信号や映像信号等の情報信
号を記録する記録媒体を収納した記録媒体収納装置とし
て、テープレコーダ、ビデオテープレコーダ等の記録及
び/又は再生装置に装填されて用いられるテープカセッ
トや、光磁気ディスクや光ディスクの如き記録媒体を記
録及び/又は再生装置に装填されて用いられるディスク
カートリッジが広く知られている。
【0003】そして、例えば、上記テープカセット等が
店頭等で販売される場合には、透明なプラスチック等か
らなるカセット収納ケースに収納されて販売される。こ
のカセット収納ケース105は、図9に示すように、上
記テープカセット111の収納と同時にこのテープカセ
ット111の記録内容の索引(例えば、曲目)や磁気テ
ープの長さ、種類等の使用を表示するためのインデック
スカード101と、他のテープカセット111との識別
をするためのタイトルや記録した日時等を記入するため
のラベル102とが別々に収納されている。
【0004】上記インデックスカード101は、中央部
分より断面コ字状に屈曲されて使用され、その表裏面
は、上記記録内容の索引等を記入するための罫線や表示
欄等が印刷されている。他方、上記ラベル102は、台
紙に剥離可能に設けられ、その一方の表面は、上記タイ
トル等を記入するための罫線や表示覧等が印刷されてい
る。
【0005】したがって、ユーザー等は、データ信号や
映像信号等の情報信号を記録したときは、上記カセット
収納ケース105に収納されたインデックスカード10
1に、その記録内容の順序に従って上記罫線に合わせて
記入し、これを索引として使用することができる。他
方、ユーザー等は、ラベル102にタイトル等を上記罫
線等に合わせて記入し、これを他のテープカセット11
1との識別のために使用する。なお、上記のようなテー
プカセット111では、ラベル102は、通常、書換が
可能なように数種類のものが台紙に剥離可能に貼着され
ている。
【0006】そして、上記索引等が記入されたインデッ
クスカード101は、外部から視認できるように、上記
索引を外側にして、カセット収納ケース105の蓋体に
設けられる断面L字状のポケット部106に収納され
る。他方、上記タイトル等が記入されたラベル102は
台紙から剥離されて、カセット収納ケース105の外周
表面や、上記インデックスカード101の上記断面L字
状の一側部101aに貼着される。
【0007】ユーザー等は、上記のような記録によっ
て、データ信号や映像信号等の情報信号が記録されたテ
ープカセット111が保管された多くのテープカセット
111の中から所望のテープカセット111を選び出す
ことができる。また、このテープカセット111の中の
所望の記録されたデータ信号や映像信号等の情報信号を
再生するためには、記録内容の索引が記載されたインデ
ックスカードを見て検索することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のインデックスカ
ード101は、上記従来のカセット収納ケース105に
収納されるインデックスカード101のように、上記ラ
ベル102とは別々に構成されて、カセット収納ケース
105にテープカセット111とともに収納されてい
た。
【0009】しかしながら、上記従来の構成では、製造
工程において、上記インデックスカード101とラベル
102の加工を別々に行わなければならず、又、上記罫
線や表示覧等の印刷も別々に行わなければならなかっ
た。また、これらインデックスカード101とラベル1
02とは、上記カセット収納ケース105にテープカセ
ット111とともに収納されるが、製造工程でこれらを
カセット収納ケース105に収納するためには、このカ
セット収納ケース105に収納させる自動供給装置を少
なくとも2ケ所以上に設けなければならなかった。
【0010】さらに、実際の使用においては、インデッ
クスカード101がラベル102と別々に構成されてい
ることから、特に、ラベル102を紛失してしまった場
合には、別のテープカセット111のものを使用しなけ
ればならず、管理状の問題を有していた。また、ラベル
102を使い切った台紙は、廃棄物として捨て去るもの
であった。
【0011】そこで、本発明は、記録内容の索引やタイ
トル等の記載のための罫線や表示覧を同時に印刷した
り、同時に加工することができ、製造の簡素化が図られ
とともに、ラベルの管理が行い易いインデックスカード
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するため、一方の面に印刷が施されたインデックス
カードの前記印刷面とは反対側の面に離型処理が施され
るとともに、粘着剤が塗布された粘着剤層が形成された
ラベルが前記インデックスカードの離型処理された面上
に貼り付けられ、一体化されていることを特徴とする。
【0013】また、インデックスカードが坪量170〜
210g/m2のカード紙からなることを特徴とする。
また、ラベルが坪量60〜100g/m2のカード紙か
らなることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、少なくとも貼着剤が塗布され
た粘着剤層を介して一方の面にインデックスカードを、
他方の面にラベルが一体に設けた構成により、記録内容
の索引やタイトル等の記載のための罫線や表示欄を同時
に印刷したり、同時に加工することができる。
【0015】また、ラベルを1枚使ったとしても、他の
ラベルはインデックスカードと一体とされているので、
ラベルを紛失してしまう事態を有効に防止することがで
き、上記ラベルを使い切った後は、インデックスカード
として使用できるため、台紙が廃棄物となるようなこと
がない。
【0016】
【実施例】以下、本発明を適用した実施例について図面
に基づいて具体的に説明する。第1の実施例 本実施例のラベル付きインデックスカードは、テープ幅
を8mmとなす磁気テープを収納したテープカセット1
1が収納されるカセット収納ケース2に、このテープカ
セット11と同時に収納されるラベル付きインデックス
カード1である。
【0017】まず、上記テープカセット11は、図1に
示すように、透明なプラスチック等からなる一対の上下
ハーフ12,13を突き合わせ結合してケース本体14
内に上記磁気テープを8mmとなす磁気テープが収納さ
れている。このケース本体14内には、一対のテープリ
ールが回転自在に取り付けられ、これら一対のテープリ
ール間に情報信号が記録される上記磁気テープが巻き回
されている。
【0018】次に、カセット収納ケース2は、透明な樹
脂からなる筺体21と蓋体22とからなる。この蓋体2
2は、断面L字状を呈するポケット部26を有し、その
両側面部に形成されて支持部25によって、上記筺体2
1に対して回動可能に取り付けられている。
【0019】そして、上記カセット収納ケース2に対し
て、上記ラベル付きインデックスカード1が収納され
る。このラベル付きインデックスカード1は、長方形状
を呈して、その一端部側が断面コ字状に屈曲されて、上
記断面L字状のポケット部26の形状に合わせて、上記
カセット収納ケース2に収納されるようになされてい
る。
【0020】そして、上記ラベル付きインデックスカー
ド1は、図2及び図3に示すように、インデックスカー
ド4にラベル5が一体に設けられている。すなわち、こ
のラベル付きインデックスカード1は、中間層となる粘
着剤層3を介して、一方の面が厚紙のインデックスカー
ド4で構成され、他方の面がいわゆる上質紙で構成され
ている。
【0021】まず、上記インデックスカード4とラベル
5との間には、図2に示すように、粘着剤層3が設けら
れている。この粘着剤層3は、粘着剤が塗布された粘着
剤層3が塗布されており、上記ラベル5の接着に際し、
溶剤、熱、又は、触媒の助けを必要とせず、僅かに加圧
することによって接着できるようになさている。また、
この粘着剤層3の上記ラベル5が貼着される側の面は、
いわゆるシリコン処理、又は、ポリマーラミネート処理
等の離型処理が施された層9が設けられて、上記ラベル
5が剥離され易いようになされている。
【0022】次に、上記インデックスカード4は、坪量
170〜210g/m2程度のいわゆるカード紙が使用
されている。これは、この厚紙の一方の面が上記テープ
カセット11の記録内容の索引や磁気テープの長さ、種
類等の仕様が記入されるインデックス面とされるためで
ある。また、この厚紙によって、カセット収納ケース2
に不測の外力が加わってもテープカセット11等を保護
し得るようにするためである。
【0023】特に、このスリーブケース401において
は、このスリーブケース401に収納された収納物の外
方への取り出しを容易となすため、上記スリット状開口
部404に連続して、各主面部の前端側部分に、指入れ
用の切り欠き部402,403が設けられている。
【0024】他方、上記インデックスカード4が、これ
よりも薄いと、テープカセット11の保護の役割が果た
せず、他方、厚すぎると、見栄えが悪くなるからであ
る。特に、本実施例は、離型処理が施されたラベル5が
一体に設けられた構成のために、厚すぎないようにする
ためにも、上記設定が好ましい。
【0025】また、上記インデックスカード4は、その
他方の面に、上記記録内容の索引等を記入するための罫
線7や表示欄等が印刷されている。さらに、上記インデ
ックスカード4側には、上記一端部側を上記断面コ字状
に屈曲させるための折り目6が形成されている。
【0026】なお、上記粘着剤層3のインデックスカー
ド4側には、上記シリコン処理、又は、ポリマーラミネ
ート処理等の離型処理が施された層9は設けられていな
い。一方、上記粘着剤層3の他方の面に、ラベル5が剥
離可能に設けられている。このラベル5は、他のテープ
カセット111との識別をするためのタイトルや記録し
た日時等を記入するためのもので、「半抜き加工」によ
って形成される。
【0027】このラベル5は、坪量〜100g/m2
いわゆる上質紙が使用されている。これは、筆記具によ
る書き味を考慮するとともに、上記インデックスカード
4と同じく、厚すぎないようにするためである。また、
このラベル5は、ミシン目8が施されることによって、
所定の大きさのものが剥離可能に形成されている。本実
施例では、図4(a)に示すように、カセット収納ケー
ス2の一側面部に貼着させるための幅の狭いものが3つ
と、カセット収納ケース2の蓋体22と略々同じ大きさ
のもが1つ、上記ミシン目8によって剥離可能に形成さ
れている。
【0028】したがって、上記各ラベル5は、厚紙であ
るラベル付きインデックスカード1から剥離して、その
貼着場所に合わせて使用され得るようになされている。
なお、上記ミシン目8は、ラベル5のいわゆる「半抜き
加工」と同時に行うと良い。このように構成されたラベ
ル付きインデックスカード1は、その一端部側に形成さ
れる折り目6に沿ってコ字状に屈曲され、図4(a)
(b)に示すように、断面コ字状させて、上記カセット
収納ケース2の断面L字状のポケット部26に合わせて
収納させることにより、テープカセット11を保護しな
がら、図1中矢印に示す方向に、上記テープカセット1
1とともにカセット収納ケース2に収納される。
【0029】すなわち、ユーザー等は、データ信号や映
像信号等の情報信号を記録したときは、上記カセット収
納ケース2に収納されたラベル付きインデックスカード
1のインデックス面にその記録内容の順序に従って索引
等を上記罫線に合わせて記入する。他方、ラベル5は、
他のテープカセット11との識別を行うためにタイトル
等を上記罫線7等に合わせて記入する。
【0030】そして、上記索引等が記入されたラベル付
きインデックスカード1は、インデックス面が外部から
視認できるように、カセット収納ケース2に収納され
る。すなわち、このラベル付きインデックスカード1
は、断面コ字状に折曲された状態で、上記カセット収納
ケース2の蓋体22に設けられる断面L字状のポケット
部26に収納される。他方、上記タイトル等が記入され
たラベル5は台紙となるインデックスカード4から剥離
されて、カセット収納ケース2の外周表面や、上記ラベ
ル付きインデックスカード1の上記断面コ字状の一側部
1cに貼着される。
【0031】したがって、ユーザー等は、上記のような
記録によって、データ信号や映像信号等の情報信号を記
録されたテープカセット11が多くなっても、この保管
された多くのテープカセット11の中から所望のテープ
カセット11を選び出すことができる。
【0032】また、このテープカセット11の中の所望
の記録されたデータ信号や映像信号等の情報信号を再生
するためには、記録内容索引(例えば、曲目)が記載さ
れたラベル付きインデックスカードを見て検索すること
ができる。ところで、従来のインデックスカード101
は、図9に示すように、上記ラベル102とは別々に構
成されていたために、インデックスカード101とラベ
ル102の加工も、上記罫線等の印刷も別々に行わなけ
ればならなかった。また、これらインデックスカード1
01とラベル102とをカセット収納ケース105に収
納するためには、自動供給装置を2ケ所以上に設けなけ
ればならなかった。また、実際の使用において、ラベル
102が紛失してしまうおそれがあった。さらに、ラベ
ル102を台紙から剥離すると、その使い切った台紙
は、廃棄物として捨て去るものであった。
【0033】これに対し、本実施例に係るラベル付きイ
ンデックスカード1は、粘着剤が塗布された粘着剤層3
を介して離型処理が施されたラベル5が一体に設けた構
成により、記録内容の索引やタイトル等の記載のための
罫線7や表示欄を同時に印刷したり、同時に加工するこ
とができる。
【0034】すなわち、1枚のラベル付きインデックス
カードで、インデックスカードとラベル5との2つの機
能を有するために、使用する紙の節減となり、ひいて
は、地球環境保護にも役立つ。また、テープカセット1
1の製品化工程においては、カセット収納ケース2に収
納させる自動供給装置が一台で済むこととなる。
【0035】さらに、実際の使用においては、従来のよ
うに台紙を捨て去るものではなく、ラベル5を1枚使っ
たとしても、他のラベル5はインデックスカード1と一
体とされているので、ラベル5が紛失してしまう事態を
有効に防止することもでき、その管理も容易である。そ
して、使い切った後でも、インデックスカード1として
使用できるので、地球環境保護に優しいラベル付きイン
デックスカードとなる。第2の実施例 本実施例は、円盤状記録媒体を回転自在に収納してなる
ディスクカートリッジのラベル付きインデックスカード
に本発明を適用したものである。
【0036】まず、上記ディスクカートリッジは、いわ
ゆるスリーブケース41に収納される。このスリーブケ
ース41は、図7及び図8に示すように、ポリプロピレ
ン(PP)やポリエチレンテレフタレート(PET)等
の合成樹脂材料よりなるシート材料が屈曲形成されて筺
体状となされ、前方側にスリット状開口部を有する袋状
の構造を有して構成されている。すなわち、上記ディス
クカートリッジは、このスリーブケース41の前方側の
スリット状開口部を介して、このスリーブケース41内
に挿入されて収納される。
【0037】このスリーブケース41においては、この
スリーブケース41に収納された収納物の外方への取り
出しを容易となすため、上記スリット状開口部に連続し
て、各主面部の前端側部分に、指入れ用の切り欠き部が
設けられている。そして、上記スリーブケース41は、
ディスクカートリッジを収納して販売等される状態にあ
っては、ラベル付きインデックスカードとともに、合成
樹脂等からなるフィルム部材、いわゆるオーバーラップ
フィルムにより包装される。
【0038】上記ラベル付きインデックスカード31
は、図5乃至図6に示すように、離型処理が施されたラ
ベル35が一体に設けられている。すなわち、このラベ
ル付きインデックスカード31は、第1の実施例と同様
に、図2に示すように、中間層となる粘着剤層3を介し
て、一方の面が、厚紙のインデックスカード34で構成
され、他方の面が、いわゆる上質紙で構成されたラベル
35が形成されている。また、この粘着剤層3の上記ラ
ベル35が貼着される側の面は、いわゆるシリコン処
理、又は、ポリマーラミネート処理等の離型処理が施さ
れた層9が設けられて、上記ラベル5が剥離され易いよ
うになされている。
【0039】上記インデックスカード34は、坪量17
0〜210g/m2程度のいわゆるカード材質が使用さ
れている。上記ラベル付きインデックスカード31は、
中央部分よりコ字状に屈曲されて、後述するスリーブケ
ース41の天板部及び底板部を覆うようにしてこのスリ
ーブケース41に被せられるが、このコ字状の中央の側
面部31cには、図6に示すように、上記記録内容の索
引(例えば、曲目)の他、販売会社名やディスクカート
リッジの取扱い上の注意事項等が記載されている。な
お、上記インデックスカード34は、その一端部側を略
々L字状に折り曲げるための折り目36が形成されてい
る。
【0040】そして特に、中間層となる粘着剤層の他方
の面には、図5に示すように、ラベル35が剥離可能に
設けられている。このラベル35は、他のディスクカー
トリッジとの識別をするためのタイトルや記録した日時
等を記入するためのものである。このラベル35は、ミ
シン目38が施されることによって、所定の大きさに剥
離可能に形成されている。
【0041】すなわち、本実施例では、スリーブケース
41の一側面部等に貼着させるための幅狭のものが2つ
上記折り目36の近傍に形成されている。また、上記ス
リーブケース41の片面と略々同じ大きさのものが1つ
上記折り目36を介した片側面に形成されている。さら
に、これらの中間ほどの大きさのものが2つ上記折り目
36を介した他の片側面に形成されている。したがっ
て、上記各ラベル35は、厚紙であるインデックスカー
ド34から剥離され、その貼着場所に合わせて使用され
得るようになされている。
【0042】さらに、上記厚紙のインデックスカード3
1とラベル35との間には、第1の実施例と同様、少な
くとも粘着剤が塗布された粘着剤層が塗布されている。
上記ラベル付きインデックスカード31は、上記ディス
クカートリッジの記録内容の索引(例えば、曲目)や磁
気テープの長さ、種類等の仕様や、タイトル、記録した
日時等が記入されたものである。
【0043】そして、このラベル付きインデックスカー
ド31は、図8に示すように、これらの曲目等が購買者
の視覚に訴えるように、中央部分より断面コ字状に屈曲
さられて使用され、その外周表面に上記曲目等が位置す
るようになされて、オーバーラップフィルムにより包装
される。この包装は、いわゆるキャラメルラップであっ
て、まず、対向する縁部同士を接合させて筒状となした
オーバーラップフィルム42内に上記スリーブケース4
1を挿入し、次に、筒状となされたオーバーラップフィ
ルム42の両端部近傍をそれぞれ内方側に折り曲げて、
重複部を形成させ、この重複部を熱融着により接合させ
ることにより、完了する。この熱融着は、加熱した金属
板等からなる加熱アイロン部材を上記重複部上に当接さ
せることにより行われる。上記オーバーラップフィルム
42は、この後、加熱されることにより収縮し、上記ス
リーブケース41の外面部に密着包装させられる。
【0044】ところで、上記スリーブケース41におい
ては、このスリーブケース41に収納された収納物の外
方への取り出しを容易となすため、上記スリット状開口
部に連続して、各主面部の前端側部分に、指入れ用の切
り欠き部が設けられ、図7に示すように、上記ディスク
カートリッジを収納した状態において、外側面部に凹凸
を生じている。したがって、従来、落下等によって不測
の外力がこの凹凸に加わると、断面コ字形状のラベル付
きインデックスカード31がオーバーラップフィルムと
ともに容易に変形して、見栄えが悪くなることは勿論、
上記オーバーラップフィルムが破れて、上記ディスクカ
ートリッジの商品価値が失われてしまうことともなって
いた。
【0045】しかし、本実施例においては、上記構成に
より、製造工程等において、ラベル付きインデックスカ
ード31に不測の外力が加わっても容易に変形するよう
なことがない。その結果、オーバーラップフィルムとと
もに良好な密着包装が行われる。
【0046】以上、本実施例においては、粘着剤層3と
シリコン処理等の離型処理が施された層9を介して上記
インデックスカード4,34とラベル5,35とを構成
したが、本発明は、必ずしも上記実施例のもに限らず、
更に層を形成したものであっても良いことは勿論であ
る。また、上記ミシン目6,36によって区切られるラ
ベル5,35の大きさや数は、実施に応じて任意に設定
されるものである。さらに、本実施例は、テープカセッ
ト11とディスクカートリッジ31に使用されるもので
説明したが、これら以外のものにも広く適用されるもの
である。
【0047】
【発明の効果】本発明に係るラベル付きインデックスカ
ードは、少なくとも粘着剤が塗布された粘着剤層を介し
て、一方の面に片面をインデックス面とするインデック
スカードと、他方の面にこのインデックスカードを台紙
として離型処理が施されたラベルとを設けた構成によ
り、記録内容の索引やタイトル等の記載のための罫線や
表示欄を同時に印刷したり、同時に加工することができ
る。
【0048】また、実際の使用においては、従来のよう
に台紙を捨て去るものではなく、ラベルを1枚使ったと
しても、他のラベルはラベル付きインデックスカードと
一体とされているので、ラベルを紛失してしまう事態を
有効に防止することができ、その管理も容易である。そ
して、上記ラベルを使い切った後でも、インデックスカ
ードとして使用できるため、台紙が廃棄物とはならず自
然環境保護に優しいインデックスカードを提供すること
ができる等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1のラベル付きインデックスカ
ードをテープカセットとともにカセット収納ケースに収
納する状態を示す斜視図である。
【図2】上記ラベル付きインデックスカードを示す断面
図である。
【図3】上記ラベル付きインデックスカードのラベルの
剥離状態を示す斜視図である。
【図4】上記ラベル付きインデックスカードを示す斜視
図であり、(a)はラベルが貼着される側から見た図で
あり、(b)は記録内容の索引が記入される側から見た
図である。
【図5】第2の実施例のラベル付きインデックスカード
を示す平面図である。
【図6】図5の背面図である。
【図7】ディスクカートリッジを収納するスリーブケー
スにラベル付きインデックスカードを被せる状態を示す
斜視図である。
【図8】ディスクカートリッジを収納するスリーブケー
スにオーバーラップフィルムとともにラベル付きインデ
ックスカードを被せた状態を示す斜視図である。
【図9】上記従来のインデックスカードを、ラベルとテ
ープカセットとともにカセット収納ケースに収納する状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,31 ラベル付きインデックスカード 1c,31c ラベル付きインデックスカードのコ字状
の中央の側面部 2 カセット収納ケース 21 カセット収納ケースの筺体 22 カセット収納ケースの蓋体 26 カセット収納ケースのポケット部 3 粘着剤層 4 インデックスカード 5 ラベル 6 折り目 8 ミシン目 9 離型処理が施された層 11 テープカセット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に印刷が施されたインデックス
    カードの前記印刷面とは反対側の面に離型処理が施され
    るとともに、 粘着剤が塗布された粘着剤層が形成されたラベルが前記
    インデックスカードの離型処理された面上に貼り付けら
    れ、一体化されていることを特徴とするラベル付きイン
    デックスカード。
  2. 【請求項2】 インデックスカードが坪量170〜21
    0g/m2のカード紙からなることを特徴とする請求項
    1記載のラベル付きインデックスカード。
  3. 【請求項3】 ラベルが坪量60〜100g/m2のカ
    ード紙からなることを特徴とする請求項1記載のラベル
    付きインデックスカード。
JP15680695A 1995-05-31 1995-05-31 ラベル付きインデックスカード Expired - Fee Related JP3496339B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999003102A1 (fr) * 1997-07-08 1999-01-21 Seiko Epson Corporation Appareil a imprimer des etiquettes
WO2000065557A1 (fr) * 1999-04-23 2000-11-02 V-Sync Technology Co., Ltd. Support de carte obtenu lorsque les informations sont delivrees

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