JP3399236B2 - 情報記憶媒体収納体及びその綴り体 - Google Patents

情報記憶媒体収納体及びその綴り体

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JP3399236B2 JP17788596A JP17788596A JP3399236B2 JP 3399236 B2 JP3399236 B2 JP 3399236B2 JP 17788596 A JP17788596 A JP 17788596A JP 17788596 A JP17788596 A JP 17788596A JP 3399236 B2 JP3399236 B2 JP 3399236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は情報記憶媒体を収
納する情報記憶媒体収納体に関し、更に詳細には、薄板
円盤状情報記憶媒体を収納する情報記憶媒体収納体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来よりCD等に代表される情報記憶媒
体を収納する場合、CD収納用凹部を有する本体と、こ
の本体に開閉可能に連結された蓋体とからなる透明なプ
ラスチックケースが一般に用いられている。しかしなが
ら、CD等は、近年、パンフレットと共に頒布された
り、月刊誌、週刊誌等に添付されて店頭に陳列されたり
する等、その流通形態が種々の分野に拡大されつつあ
る。そのため、従来のプラスチックケースでは、例えば
CDをパンフレットと共に頒布するような場合には、ケ
ースがかさばって取り扱いが面倒になり、また、CDを
月刊誌、週刊誌等に添付する場合には、従来の製本ライ
ンとは別に、ケースを本に貼着するための特別な工程が
必要となり、製本工程が複雑化し、コストが上昇すると
いう問題が生じ、しかもプラスチックケース自体の厚み
で本自体がかさばるという問題点があった。
【0003】そこで、それらの問題を解決するために、
出願人は平成7年特許願第145661号において新た
な情報記憶媒体収納体を提案した。この情報記憶媒体収
納体は、互いに平行する複数の折れ線を介して連接され
た3以上の片体を基本型とし、その片体の少なくとも一
つに情報記憶媒体挿入用開口を設け、その片体と他の片
体の周囲を粘着して情報記憶媒体収納部を形成し、情報
記憶媒体収納部を形成してない片体を情報記憶媒体収納
部上に折り畳んだ構成を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら平成7年
特許願第145661号に記載する情報記憶媒体は、情
報記憶媒体挿入用開口部を設けただけのため、情報記憶
媒体を取り出す際に情報記憶媒体収納体を何ら破損させ
る必要がなく、情報記憶媒体を自由に出し入れできると
いう利点を有する反面、情報記憶媒体が入っていないこ
とが発見された場合、その原因が製造不良なのか、その
後の紛失なのか判別できないという課題がある。すなわ
ち、製造時の情報記憶媒体の挿入ミスで情報記憶媒体収
納体が無い場合も、店頭陳列時に情報記憶媒体収納体が
盗難等の理由で紛失した場合も、情報記憶媒体収納体に
は何ら変化が無く、どうしても事後では識別が困難とい
う課題がある。また、この情報記憶媒体はビニール袋等
に封入して店頭陳列を行なうこととしているが、店頭陳
列中の取り扱い状態でビニール袋等が破損する可能性も
あり、単にビニール袋等が破損しているだけの理由で、
紛失の原因特定が困難という課題がある。
【0005】本願発明はかかる課題に鑑みなされたもの
であって、本願発明の課題となるところは、安価で効率
良く生産でき、情報記憶媒体を取り出しても再度情報記
憶媒体を挿入することを可能として情報記憶媒体収納体
自体に情報記憶媒体の保管性を持たせつつ、一旦情報記
憶媒体を取り出すと情報記憶媒体収納体に修復困難な破
損が生じることで取り出しが明白に判別でき、しかも、
その破損が工場の生産工程上では発生しないという情報
記憶媒体収納体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願発明の請求項1では、互いに平行する複数の折
れ線を介して連接された3以上の片体よりなる情報記憶
媒体収納体において、片体の材料として重量270g/
平方メートルから450g/平方メートルの間の板紙を
用いて、前記3以上の片体のうちの少なくとも一つの片
体に設けられた、分離可能な情報記憶媒体出入用開口可
能部分と、該情報記憶媒体出入用開口可能部分が設けら
れた片体の周囲と、この片体以外の残りの片体のうちの
一つの片体の周囲を貼着する片体周囲貼着部分と、該片
体周囲貼着部分より内側に位置し、前記情報記憶媒体出
入用開口可能部分より情報記憶媒体を出し入れ可能な位
置に設けられ、情報記憶媒体出入用開口可能部分が設け
られた片体と、この片体以外の残りの片体のうちの一つ
の片体の対応する部分を貼着し、情報記憶媒体の位置を
固定する情報記憶媒体固定貼着部分とを有し、2つの片
体で情報記憶媒体を挟持しつつ片体周囲貼着部分と情報
記憶媒体固定貼着部分を貼着して情報記憶媒体収納部分
が形成され、前記情報記憶媒体収納部分を形成していな
い残りの片体は、前記情報記憶媒体出入用開口可能部分
を設けた前記片体上に同じ方向で巻き込むように折り畳
まれることを特徴としている。
【0007】すなわち、本願発明の請求項1によれば、
互いに平行する複数の折れ線を介して連接された3以上
の片体を折り畳んで構成するため折り方向が一定とな
り、交差する方向の折りを除外できるため、折り加工を
効率的に処理可能という作用効果を奏する。尚、後述す
る実施の形態では一例として3片と4片の場合をあげて
いるが、この製造工程効率化の効果は片体の数による制
限が小さいため、これに限定する必要は無く、例えば5
〜10片等の間で自由に選択しても良い。特に連接する
片体数を増加させた場合、情報記憶媒体の取り扱い説
明、解説、広告などに使用できるスペースを増加させる
ことができ、情報記憶媒体の中身によって最適の片体数
にすることも可能であるという作用効果を奏する。
【0008】また、本願発明の請求項1によれば、2つ
の片体で情報記憶媒体を挟持しつつ片体周囲貼着部分と
情報記憶媒体固定貼着部分を貼着して情報記憶媒体収納
部分を形成し、その情報記憶媒体収納部分に分離可能な
情報記憶媒体出入用開口可能部分を設けてある。そのた
め、生産工程では情報記憶媒体出入用開口可能部分は綴
じた状態で生産されて店頭に陳列され、購入者が情報記
憶媒体を取り出す際に情報記憶媒体出入用開口可能部分
を開口してそこから情報記憶媒体を取り出すしかなく、
店頭陳列中に情報記憶媒体が紛失したとしても、情報記
憶媒体出入用開口可能部分が開口しているかどうかで、
製造工程上の生産不良か盗難等他の理由で紛失したのか
を確実に識別できるという作用効果を奏する。
【0009】尚、後述する実施の形態では一例として連
続して連接される片体2片で情報記憶媒体を挟持してい
るが、これに限定する必要は無く、平成7年特許願第1
45661号に記載する折り畳み方法のいずれを使用し
てもよい。但し、連続して連接される片体2片で情報記
憶媒体を挟持する場合、折れ線がある辺は片体周囲貼着
部分が無くても良いため、材料費用低減を図ることが可
能となり、また貼着不良が発生しないため情報記憶媒体
が抜け落ちる事故を低減させることが可能という作用効
果を奏する。
【0010】更にまた、本願発明の請求項1によれば、
2つの片体を片体周囲貼着部分と情報記憶媒体固定貼着
部分の2箇所で幅広く貼着しているため、貼着不良で情
報記憶媒体が抜け落ちる事故を低減することができると
いう作用効果を奏する。尚、情報記憶媒体固定貼着部分
は情報記憶媒体を直接片体に貼着する事はなく、情報記
憶媒体周辺を貼着することで情報記憶媒体が情報記憶媒
体収納部分内部を上下左右に移動して取り出せない位置
に来ることを防止しており、これは情報記憶媒体出入用
開口可能部分を開口した際に、情報記憶媒体をすぐに取
り出せるという作用効果を奏する。更に、一度取り出し
た情報記憶媒体を再度挿入する際には、情報記憶媒体固
定貼着部分が当てとなって所定の位置に情報記憶媒体を
収納できるという作用効果を奏する。
【0011】ここで、情報記憶媒体とは、薄板状の情報
記憶媒体であれば例えばFD(フレキシブルディス
ク)、MO等でもよいが、主に薄板円盤状情報記憶媒体
であることが多く、例えばCD等に含まれる音楽CD、
CD−ROM、CD−G、CD−I、CDV、フォトC
D、カラオケCD、ビデオCD、CD−IDVやLD、
DVD等がある。
【0012】またここで、情報記憶媒体収納体を構成す
る材料としては紙、薄板状プラスチックがあり、折り曲
げ加工を施せるものであればいずれの材料でもよいが、
主に板紙が採用されている。その板紙の重量は160g
/m2 から600g/m2 の間が使用可能であるが、好
ましくは270g/m2 から450g/m2 の間が良
い。これは、270g/m2 以下の重量であると薄過
ぎ、450g/m2 以上であると、厚過ぎて通常のオフ
セット印刷機では印刷が困難で板紙専用印刷機を使用す
る必要があり生産効率の低下を招くためである。無論、
情報記憶媒体収納体の表面は印刷しなくても良いが、通
常は収納している情報記憶媒体に関連する情報が印刷さ
れている。
【0013】またここで、片体周囲貼着部分及び情報記
憶媒体固定貼着部分は、片体上に設けられた接着層で構
成されており、通常は塗布された接着剤が使用される
が、これに限定するものではなく、粘着材や熱溶融樹脂
等でも良く片体どうしを貼着可能であればいずれのもの
でも良い。またここで、情報記憶媒体収納体のサイズは
折り畳んだ状態で、B5判(182×257mm)、A
4判(210×297mm)、AB判(210×257
mm)、アンノン判(223×297mm)が一般的で
あるがこれに限定する必要は無く、例えば従来からある
CDプラスチックケース(141×124mm)に近い
寸法を採用しても良い。尚、請求項1の情報記憶媒体収
納体は単体で使用してもよく、その場合の用途はCDケ
ース、CD本、パンフレット等がある。
【0014】また、本願発明の請求項2では、互いに平
行する複数の折れ線を介して連接された3以上の片体
と、該片体間に設けられ、折れ線を介して片体に連接さ
れたタイトル等を印刷した背片体を有することを特徴と
している。すなわち、本願発明の請求項2によれば、折
れ線を介して片体に連接された背片体を有することで、
折り畳んだ場合に背を有することとなり、その背に情報
記憶媒体のタイトル等を印刷することで、店頭陳列や購
入後の保管時に本棚等に立てて並べた場合においても背
のタイトル等を確認し、目的のものを直ちに探し出すこ
とが可能であるという作用効果を奏する。
【0015】これは、情報記憶媒体収納体が本やCDと
して流通する際に重要であり、発売当初は店頭に横積さ
れて販売されるため、購入者は表紙となる片体上の印刷
でタイトルや情報記憶媒体の中身の解説を確認すること
ができるが、一定期間経過後は本棚等に収納して販売さ
れるため、購入者は表紙となる片体上の印刷を確認する
ことができず、背無しには目的の物を探し出すこともで
きず、まして、店頭で顧客の興味を喚起し購入意欲を増
大させることも困難になる。ここで背片体の幅は他の片
体と同一である必要は無く、背としての機能を有する幅
でさえ有ればよく、例えば1〜50mmの幅、好ましく
は、5〜30mmの間が良い。これは5mm以下だとタ
イトルが目立ちにくく、30mm以上だと一つの梱包単
位に収納できる数が極端に少なくなり輸送効率が低下す
るためである。
【0016】また、本願発明の請求項3では、複数の折
丁を背部分で重ねて構成された本文と、表表紙片と裏表
紙片を折れ線を介して連接する表紙片を有し、前記本文
の背部分の外側に、表紙片の折れ線を重ね、前記本文の
背部分に、片体と情報記憶媒体収納部分の連接する折れ
線を重ね、これらを貫いて、背部分と各折れ線を固定部
材で固定したことを特徴とする綴り体である。すなわ
ち、本願発明の請求項3によれば、中綴じ本形態の綴り
体に情報記憶媒体収納体を綴ることになるため、本文に
多数の情報を記載することが可能となり、例えば情報記
憶媒体の取り扱い説明書、解説等に使用できるスペース
を請求項1及び請求項2に比較して増大することが可能
という作用効果を奏する。
【0017】また、綴り体が週刊誌や月刊誌等の本の中
身を有する場合には、逆に、情報記憶媒体を付録として
使用することも可能となり、その場合、綴り体をビニー
ル袋に封入することが通常の商習慣では行われておらず
店頭陳列中に自由に本文を見ることができることが必要
であり、この形態に情報記憶媒体出入用開口可能部分を
設けることが極めて重要となる。また、情報記憶媒体を
付録に付ける本の場合は、販売形態が週刊誌や月刊誌の
場合であっても読み捨てであることが少なく、一定期間
保管して使用するものが多いため、一度取り出した情報
記憶媒体を再度挿入して一緒に保管できることが必要で
あり、この形態に情報記憶媒体固定貼着部分を設けるこ
とが極めて重要となる。
【0018】ここで、折丁とは印刷された一枚の紙等を
折り畳み、背部以外の三方を裁断してその折り畳みの一
部分を切り落として連続する頁を構成したものであり、
最小単位としては4頁、通常は4の倍数の頁数となる。
またここで、表紙、折丁及び情報記憶媒体収納体の位置
関係は、外側に表紙から見て内側に折丁、情報記憶媒体
収納体の順で配置した場合、情報記憶媒体収納体、折丁
の順で配置した場合、折丁どうしの間に情報記憶媒体収
納体を配置した場合の3通りが存在する。
【0019】またここで、背部分と各折れ線を固定する
固定部材としては、針金、糸等があり、一般的にはコの
字状の針金で、背部分と各折れ線を貫いた後その先端を
曲げることで固定している。ただし、コの字状の針金の
挿入方向は背部の外側からの場合と、背部の内側からの
場合の2通りが存在し、コの字状の針金の挿入方向は背
部の外側からの場合には表紙、折丁及び情報記憶媒体収
納体の全てを貫いて固定するが、背部の内側からの場合
は折丁と情報記憶媒体収納体が針金で貫いて固定され、
表紙は接着剤等で折丁又は情報記憶媒体収納体のいずれ
かの背部に固定されることとなる。本願発明の請求項3
がその両方を包含することはいうまでもない。尚、情報
記憶媒体収納部分は複数固定しても良い。
【0020】またここで、情報記憶媒体収納体を構成す
る材料としては紙、薄板状プラスチックがあり、それに
限らず折り曲げ加工を施せるものであればいずれの材料
でもよいが、主に板紙が採用されている。その板紙の重
量は160g/m2 から600g/m2 の間が使用可能
であるが、好ましくは160g/m2 から450g/m
2 の間が良い。これは、160g/m2 以下の重量であ
ると薄過ぎ、450g/m2 以上であると、厚すぎて通
常のオフセット印刷機では印刷が困難で板紙専用印刷機
を使用する必要があり生産効率の低下をまねくためであ
る。尚、表紙、折丁の剛性で補強されるため請求項1及
び請求項2より薄くすることが可能である。
【0021】またここで、綴り体のサイズである折り畳
んだ状態の寸法、すなわち仕上がり寸法はB5判(18
2×257mm)、A4判(210×297mm)、A
B判(210×257mm)、アンノン判(223×2
97mm)が一般的であるがこれに限定する必要は無
く、例えば従来からあるCDプラスチックケース(14
1×124mm)に近い寸法を採用しても良い。またこ
こで、折り畳んだ情報記憶媒体収納のサイズは綴り体と
同一サイズでもよいが、綴り体は綴じた後背以外の三方
を断裁して製造するため、4以上の片体を使う情報記憶
媒体収納体の場合は、少なくとも情報記憶媒体収納部分
を構成しない残りの片体の左右方向の寸法を綴り体の仕
上がり寸法(例えは、B5判の場合は187mm、A4
判の場合は210mm、AB判の場合は210mm、ア
ンノン判の場合は223mm、CDプラスチックケース
の場合は141mm)より小さくして折れ線が断裁され
ないようにし、片体が綴り体より分離しないようにする
ことが好ましい。
【0022】その際、情報記憶媒体収納部分を構成する
片体は、折れ線を断裁されても綴り体より分離しないた
め、左右方向の寸法を仕上がり寸法より小さくして綴り
体と同時に三方断裁しても良く、逆に、左右方向の寸法
を仕上がり寸法より小さくせずに綴り体と同時に三方断
裁しても天地方向以外は断裁されないようにしても良
い。無論、情報記憶媒体収納部分の折れ線を断裁する場
合は、折れ線部分にも片体周囲貼着部分を必要とするこ
とは言うまでも無い。
【0023】また、本願発明の請求項4では、複数の折
丁を背部分で整列して構成された本文と、表表紙片と裏
表紙片の双方に折れ線を介して連接される背表紙片とを
有し、該背表紙片に、片体と情報記憶媒体収納部分の連
接する折れ線と、前記本文の背部分を貼着したことを特
徴とする綴り体である。すなわち、本願発明の請求項4
によれば、無線綴じ本形態の綴り体に情報記憶媒体収納
体を綴ることになるため、本文に多数の情報を記載する
ことが可能となり、例えは情報記憶媒体の取り扱い説明
書、解説等に使用できるスペースを請求項1及び請求項
2に比較して増大することが可能という作用効果を奏す
る。
【0024】また、綴り体が週刊誌や月刊誌等の本の中
身を有する場合には、逆に、情報記憶媒体を付録として
使用することも可能となり、その場合、綴り体をビニー
ル袋に封入することが通常の商習慣では行われておらず
店頭陳列中に自由に本文を見ることができることが必要
であり、この形態に情報記憶媒体出入用開口可能部分を
設けることが極めて重要となる。また、情報記憶媒体を
付録に付ける本の場合は、販売形態が週刊誌や月刊誌の
場合であっても読み捨てであることが少なく、一定期間
保管して使用するものが多いため、一度取り出した情報
記憶媒体を再度挿入して一緒に保管できることが必要で
あり、この形態に情報記憶媒体固定貼着部分を設けるこ
とが極めて重要となる。
【0025】ここで、折丁とは印刷された一枚の紙等を
折り畳み、背部以外の三方を断裁して折り畳み部分を切
り落として連続する頁を構成したものであり、最小単位
としては4頁、通常は4の倍数の頁数となる。またここ
で、整列した折丁と情報記憶媒体収納体の位置関係は、
折丁の端に情報記憶媒体収納体を配置してもよく、折丁
の間に情報記憶媒体収納体を配置しても良い。またここ
で、背表紙片に、片体と情報記憶媒体収納部分の連接す
る折れ線と、本文の背部分を貼着するには通常ホットメ
ルト等の熱溶融型樹脂が使用されるが、これに限定する
ものではなく、接着剤や粘着材を使用してもよい。また
ここで、情報記憶媒体収納体を構成する材料、綴り体の
サイズである折り畳んだ状態の寸法、折り畳んだ情報記
憶媒体収納のサイズは請求項3と同様である。
【0026】また、本願発明の請求項5では、複数の折
丁を背部分で重ねて構成された本文を有し、該本文の背
部分の外側に、片体と情報記憶媒体収納部分の連接する
折れ線を重ね、背部分と折れ線を固定したことを特徴と
する綴り体である。すなわち、本願発明の請求項5によ
れば、中綴じ本形態の綴り体に情報記憶媒体収納体を綴
ることになるため、本文に多数の情報を記載することが
可能となり、例えば情報記憶媒体の取り扱い説明書、解
説等に使用できるスペースを請求項1及び請求項2に比
較して増大することが可能という作用効果を奏する。
【0027】また、綴り体が週刊誌や月刊誌等の本の中
身を有する場合には、逆に、情報記憶媒体を付録として
使用することも可能となり、その場合、綴り体をビニー
ル袋に封入することが通常の商習慣では行われておらず
店頭陳列中に自由に本文を見ることができることが必要
であり、この形態に情報記憶媒体出入用開口可能部分を
設けることが極めて重要となる。また、情報記憶媒体を
付録につける本の場合は、販売形態が週刊誌や月刊誌の
場合であっても読み捨てであることが少なく、一定期間
保管して使用するものが多いため、一度取り出した情報
記憶媒体を再度挿入して一緒に保管できることが必要で
あり、この形態に情報記憶媒体固定貼着部分を設けるこ
とが極めて重要となる。
【0028】ここで、折丁とは印刷された一枚の紙等を
折り畳み、背部以外の三方を断裁して折り畳み部分を切
り落として連続する頁を構成したものであり、最小単位
としては4頁、通常は4の倍数の頁数となる。またここ
で、背部分と折れ線を固定する方法としては、本文と情
報記憶媒体収納体を固定部材で貫く方法と、本文のみ固
定部材で貫きその本文の背と情報記憶媒体収納体を接着
剤等で接着する方法の2通りがある。その場合、固定部
材としては針金、糸等があり、一般的にはコの字状の針
金で、背部分と各折れ線を貫いた後その先端を曲げるこ
とで固定している。
【0029】本文と情報記憶媒体収納体を固定部材で貫
く方法の場合、コの字状の針金の挿入方向は情報記憶媒
体収納体の外側からとなり、本文のみ固定部材で貫きそ
の本文の背と情報記憶媒体収納体を接着剤等で接着する
場合は、本文の内側よりコの字状の針金を挿入する。ま
たここで、情報記憶媒体収納体を構成する材料、綴り体
のサイズである折り畳んだ状態の寸法、折り畳んだ情報
記憶媒体収納のサイズは請求項3と同様であるが情報記
憶媒体収納体が綴り体の表紙として使用されるので、片
体が分離しない範囲で情報記憶媒体収納体自体も三方断
裁されることが好ましい。
【0030】また、本願発明の請求項6では、複数の折
丁を背部分で整列して構成された本文を有し、前記背片
体に本文の背部分を貼着したことを特徴とする綴り体で
ある。すなわち、本願発明の請求項6によれば、無線綴
じ本形態の綴り体に情報記憶媒体収納体を綴ることにな
るため、本文に多数の情報を記載することが可能とな
り、例えば情報記憶媒体の取り扱い説明書、解説等に使
用できるスペースを請求項1及び請求項2に比較して増
大することが可能という作用効果を奏する。
【0031】また、綴り体が週刊誌や月刊誌等の本の中
身を有する場合には、逆に、情報記憶媒体を付録として
使用することも可能となり、その場合、綴り体をビニー
ル袋に封入することが通常の商習慣では行われておらず
店頭陳列中に自由に本文を見ることができることが必要
であり、この形態に情報記憶媒体出入用開口可能部分を
設けることが極めて重要となる。また、情報記憶媒体を
付録に付ける本の場合は、販売形態が週刊誌や月刊誌の
場合であっても読み捨てであることが少なく、一定期間
保管して使用するものが多いため、一度取り出した情報
記憶媒体を再度挿入して一緒に保管できることが必要で
あり、この形態に情報記憶媒体固定貼着部分を設けるこ
とが極めて重要となる。
【0032】ここで、折丁とは印刷された一枚の紙等を
折り畳み、背部以外の三方を断裁して折り畳み部分を切
り落として連続する頁を構成したものであり、最小単位
としては4頁、通常は4の倍数の頁数となる。またここ
で、背片体に本文の背部分を貼着するには通常ホットメ
ルト等の熱溶融型樹脂が使用されるが、これに限定する
ものではなく、接着剤や粘着材を使用しても良い。また
ここで、情報記憶媒体収納体を構成する材料、綴り体の
サイズである折り畳んだ状態の寸法、折り畳んだ情報記
憶媒体収納のサイズは請求項3と同様であるが、情報記
憶媒体収納体が綴り体の表紙として使用されるので、片
体が分離しない範囲で情報記憶媒体収納体自体も三方断
裁されることが好ましい。
【0033】また、本願発明の請求項7では、前記情報
記憶媒体出入用開口可能部分が設けられた片体は抜き部
分を有し、該抜き部分は前記情報記憶媒体固定貼着部分
より内側に設けられ、2つの片体で情報記憶媒体を挟持
しつつ片体周囲貼着部分と情報記憶媒体固定貼着部分を
貼着して情報記憶媒体収納部分を形成した際に、情報記
憶媒体の主要部分が前記抜き部分と重なることを特徴と
する情報記憶媒体収納体である。すなわち、本願発明の
請求項7によれば、情報記憶媒体の主要部分が重なる抜
き部分を有するため、情報記憶媒体の外部より情報記憶
媒体の存在が確認できるため、購入者が購入する際に情
報記憶媒体の有無、すなわち、製造不良を確認すること
ができるという作用効果を奏する。
【0034】また、本願発明の請求項7によれば、情報
記憶媒体の主要部分が重なる抜き部分を有するため、2
枚の片体で厚みの有る情報記憶媒体を挟む際に発生する
片体の歪みを抜き部分で吸収することができ、情報記憶
媒体収納部分を製造する場合はもちろん、購入者が情報
記憶媒体を取り出す際にも情報記憶媒体を片体が押さえ
ている力と面積を低減することとなり、取り出す際の労
力を低減することが可能となり、更に、一旦取り出した
情報記憶媒体を再度挿入する際にも労力を低減すること
が可能となるという作用効果を奏する。
【0035】更にまた、本願発明の請求項7によれば、
情報記憶媒体の主要部分が重なる抜き部分を有するた
め、抜き部分より指等で情報記憶媒体を動かすことがで
き、情報記憶媒体の出し入れが一層容易にすることが可
能という作用効果を奏する。更にまた、本願発明の請求
項7によれば、情報記憶媒体の主要部分が重なる抜き部
分を有するため、情報記憶媒体は完全に露出せず、その
一部が片体で覆われており、抜き部分からは情報記憶媒
体を取り出すことが困難であり、店頭陳列中での情報記
憶媒体の紛失を防止することが可能という作用効果を奏
する。
【0036】また、本願発明の請求項8では前記情報記
憶媒体固定貼着部分は、前記情報記憶媒体出入用開口可
能部分のある方向を開放方向とする略コの字状の形状で
あって、その各辺の長さは少なくとも情報記憶媒体の直
径より大きいことを特徴とする情報記憶媒体収納体であ
る。すなわち、本願発明の請求項8によれば、情報記憶
媒体出入用開口可能部分のある方向を開放方向とする略
コの字状の形状を有するため、情報記憶媒体が袋状に保
持され、情報記憶媒体収納部分の中で情報記憶媒体が動
くことを防止することが可能であると同時に、情報記憶
媒体出入用開口可能部分より情報記憶媒体を出し入れす
ることが可能であるという作用効果を奏する。
【0037】また、本願発明の請求項8によれば、略コ
の字状の形状をしているため、情報記憶媒体を矩形状の
袋に入れた場合にも、そのまま情報記憶媒体を所定の位
置に保持することが可能となるという作用効果を奏す
る。ここで、略コの字状の形状とは、例えば、点線でコ
の字状の形状を構成して接着剤の量を削減した場合、コ
の字の開放側の寸法を大きくして平行する部分を台形状
としハの字状に近づけて、情報記憶媒体の出し入れを容
易にした場合を含む。
【0038】尚、本願発明は、次に上げる請求項の構成
をとることが可能である。請求項9として、前記情報記
憶媒体出入用開口可能部分は、点線状に配置された線状
抜き部で片体の一定面積を囲むことにより形成されてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項8記載のいずれ
かの情報記憶媒体収納体又は綴り体である。この場合、
情報記憶媒体出入用開口可能部分は特別な材料を必要と
せず、抜き加工だけで形成されるため、製造工程の削減
を行なうことが可能である。また、切り取り線に沿って
情報記憶媒体出入用開口可能部分を切り取れば、その部
分を復元することが困難となるため、情報記憶媒体の紛
失の原因を容易に特定できるという作用効果を奏する。
【0039】請求項10として、前記情報記憶媒体出入
用開口可能部分は、点線状に配置された線状抜き部で片
体の一定面積を略長矩形状に囲むことにより形成され、
各線状抜き部の同一方向の一端が囲む面積側に向かって
斜めに曲がっていると同時に、その反対方向の略長矩形
状の短辺が切れ目なく抜かれて切り取り開始部分となる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一つ
に記載の情報記憶媒体収納体又は綴り体である。この場
合、請求項9に比較して容易に開口することが可能であ
るという作用効果を奏する。
【0040】請求項11として、前記情報記憶媒体出入
用開口可能部分は、片体の中央から見て天側、左側、右
側のいずれかに設けられたことを特徴とする請求項1乃
至請求項10いずれか一つに記載の情報記憶媒体収納体
又は綴り体である。この場合、一旦取り出した情報記憶
媒体が抜け落ちにくいという作用効果を奏する。
【0041】請求項12として、前記抜き部分は収納す
る情報記憶媒体の直径より小さい直径の略円状の形状を
有していることを特徴とする請求項7乃至請求項11の
いずれか一つに記載の情報記憶媒体又は綴り体である。
この場合、情報記憶媒体が円盤状の場合において、情報
記憶媒体の周囲全体を片体が押さえることとなり、情報
記憶媒体を所定の位置に強く保持することが可能であ
り、また、情報記憶媒体の厚みによる片体の歪みを円周
全体で吸収するため、歪みが目立たなくさせることが可
能であり、更に、凸部分がないため抜き部分より片体が
破損しにくくするという作用効果を奏する。
【0042】ここで、情報記憶媒体の直径と円状抜き部
の直径の差は1〜30mm、好ましくは5〜20mm程
度が良く、5mm以下だと情報記憶媒体の厚みにより片
体の一部が立ってしまい、20mm以上だと情報記憶媒
体を押さえる力が強く出し入れが不便になるが、これに
限定するものではない。
【0043】請求項13として、前記抜き部分は複数の
抜き部を、情報記憶媒体出し入れ方向と略同一方向のス
リット状に配置したことを特徴とする請求項7乃至請求
項11のいずれか一つに記載の情報記憶媒体収納体又は
綴り体である。この場合、抜き部からの情報記憶媒体の
抜け落ちを確実に防止すると同時に、情報記憶媒体出し
入れ方向と略同一方向のスリット状に配置したため、出
し入れの際に情報記憶媒体がスリットに引っかかること
なく容易になるという作用効果を奏する。
【0044】請求項14として、前記情報記憶媒体出入
用開口可能部分を挟み、前記情報記憶媒体固定貼着部分
と対向する側に開口側貼着部分を設けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項13のいずれか一つに記載の情報
記憶媒体収納体又は綴り体である。この場合、情報記憶
媒体固定貼着部分と開口側貼着部分で情報記憶媒体の四
方を固定することになるため、より情報記憶媒体を所定
の位置に保持することが可能となり、また、情報記憶媒
体出入用開口可能部分を挟み前記情報記憶媒体固定貼着
部分と対向する側に開口側貼着部分を設けたため、開口
した際に一辺の方向が貼着されているため開口部分を開
き易くすることが可能という作用効果を奏する。
【0045】請求項15として、前記情報記憶媒体は、
袋状物に挿入された状態で、情報記憶媒体収納部分に収
納されることを特徴とする請求項1乃至請求項14のい
ずれか一つに記載の情報記憶媒体収納体又は綴り体であ
る。この場合、情報記憶媒体の情報記憶面は袋状物によ
り保護され、片体等とは直接接することなく、情報記憶
面が傷つくことを防止することが可能となるという作用
効果を奏する。ここで、袋状物は紙、プラスチック、不
織布及びこれらを組み合わせて貼合わせた物があり、一
般的には、透明プラスチックと不織布を貼合わせて、情
報記憶面と不織布が接する方向で情報記憶媒体を挿入し
ている。また、透明プラスチックを使用した場合、情報
記憶媒体自体の印刷面が外部より見えることが可能とい
う作用効果を奏する。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て詳細に説明する。図1の(イ)は互いに平行する複数
の折れ線8を介して連接された3つの片体7よりなる情
報記憶媒体収納体1の斜視図である。左側の片体7を折
れ線8を介して折り曲げ、凸部18と受部18aから
なる係止部で係止される。凸部18bは抜きを採用して
なり、受部18aは切り込みを採用している。この係止
部の構造は係止可能であれば他の構造でも良く、切り込
みと片体の端部等どのようなものでも採用可能である。
また、抜き部分6が設けられており、情報記憶媒体5の
一部が見える。分離可能な情報記憶媒体出入用開口可能
部分2が設けられており、そこを分離して切り離すと開
口部ができ、そこから情報記憶媒体5を出し入れするこ
とができる。
【0047】図1の(ロ)は互いに平行する複数の折れ
線8を介して連接された3つの片体7よりなる情報記憶
媒体収納体1の展開図である。分離可能な情報記憶媒体
出入用開口可能部分2が設けられた片体7とその左側の
片体7の両方の片体7の対応する片体周囲貼着部分3及
び情報記憶媒体固定貼着部分4に接着部材を塗工し、情
報記憶媒体5を抜き部分6を有する情報記憶媒体設置位
置にセットし、折れ線8で折り曲げ貼着する。その貼着
された状態が図1の(ハ)である。図1の(ハ)の状態
から分離可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分2を切
り取り、情報記憶媒体5が取り出せる状態になったのが
図1の(ニ)である。抜き部分6は円形であるが、情報
記憶媒体5が出ない大きさで中が見える形状であれば特
に限定されない。抜き部分6はあった方が中が確認でき
る等で好ましいが、なくても本発明の範囲である。ここ
で、情報記憶媒体5は袋状物に入れるのが、キズを防ぐ
意味でも普通であり、本実施の形態では透明プラスチッ
クと不織布を貼合わせたものを用い、情報記憶面に不織
布が接するものとする。しかし、これに限定されず情報
記憶面にキズ等が付かなければよい。
【0048】図2の(イ)は互いに平行する複数の折れ
線8を介して連接された4つの片体7よりなる情報記憶
媒体1の展開図である。分離可能な情報記憶媒体出入用
開口可能部分2が設けられた片体7とその左側の片体7
の両方の片体7の対応する片体周囲貼着部分3及び情報
記憶媒体固定貼着部分4に接着部材を塗工し、情報記憶
媒体5を抜き部分6を有する情報記憶媒体設置位置にセ
ットし、折れ線8で折り曲げ貼着する。その貼着された
状態が図2の(ロ)である。図2の(ロ)を折れ線8を
介して左側に折り曲げると図2の(ハ)となる。図2の
(ニ)は図2の(ロ)の分離可能な情報記憶媒体出入用
開口可能部分2を切り離し、情報記憶媒体5を出し入れ
可能にした状態を示す物である。このように片体7を増
やすことにより、文字・画像等の情報が印刷等により片
体7に多く設けられる。片体7の数は必要により4つ以
上にしてもよいのは言うまでもない。図1、図2におい
て、情報記憶媒体5のセット位置を左右対称の位置にし
て、開く方向を変えてもよいのは当然である。
【0049】図3の(イ)は互いに平行に複数の折れ線
8を介して連接された3つの片体7と該片体7の間に設
けられ、折れ線8を介して片体7に連接された背片体9
を有する情報記憶媒体収納体1の斜視図である。図1の
(イ),(ロ),(ハ),(ニ)とそれぞれ対応し、異
なるところは背片体9があるかないかである。この背片
体9があることにより、間に挟むスペースが増えること
と、本と同様に棚に立てて陳列しても背が見えるので、
背にタイトル、名称等を印刷しておけば、本と同様に販
売可能となる。
【0050】図4の(イ)は互いに平行に複数の折れ線
8を介して連接された4つの片体7と該片体7の間に設
けられ、折れ線8を介して片体7に連接された背片体9
を有する情報記憶媒体収納体1の展開図である。図2の
(イ),(ロ),(ハ),(ニ)とそれぞれ対応し、異
なるところは背片体9があるかないかである。この背片
体9があることにより、間に挟むスペースが増えること
と、本と同様に棚に立てて陳列しても背が見えるので、
背にタイトル、名称等を印刷しておけば、本と同様に販
売可能となる。また、図3との差は片体7が1つ多いの
で、文字・画像等の情報が印刷等により多く設けられ
る。
【0051】図5の(イ)は表表紙片11と裏表紙片1
3からなる表紙片12と、背部分で重ねて構成された本
文10と、情報記憶媒体収納体1とを固定部材16で固
定する説明図であり、5図の(ロ)がその固定部材で固
定された、いわゆる中綴じ本である。固定部材16は針
金で製本機のステッチャーで綴じられる。この実施の形
態では、本の中央部に位置しているが、背部分で重ねて
構成された本文10の間に情報記憶媒体収納体1を入れ
てもよい。このようにすることにより、本と一体化して
情報記憶媒体5を存在させることができる。
【0052】図6は表表紙片11と背表紙片12と裏表
紙片13とを連接してなる表紙片12に、背部分で整列
して構成された本文17と情報記憶媒体収納体1を接着
剤等で貼着する場合の説明図である。背部分で整列して
構成された本文17が折単位で綴じられていれば、図の
ような状態で貼着すればよいが、いわゆる無線綴じや平
綴じの場合は、背の袋状の部分を切断して接着剤が付き
やすくしたり、針金で綴じたりする工程があるが、ここ
では説明は省略する。従来行われている製本方法で実施
できるものである。
【0053】図7の(イ)は情報記憶媒体収納体1を表
紙として、背部分で重ねて構成された本文10を背部分
外側15と前記情報記憶媒体収納体1を合わせて固定部
材16で綴じる説明図であり、図7の(ロ)は綴じた本
である。このようにすることにより、中綴じ本の表紙の
内側に情報記憶媒体5を収納できる。もちろん表紙の表
表紙でも裏表紙でもよい。
【0054】図8の(イ)は背片体9を有する情報記憶
媒体収納体1と背部分で整列して構成された本文を平綴
じまたは無線綴じ製本で貼着する説明図であり、図8の
(ロ)は貼着し本になった状態の図である。このように
することにより、無線綴じまたは平綴じの表紙の内側に
情報記憶媒体5を収納できる。
【0055】図9は分離可能な情報記憶媒体出入用開口
可能部分2の説明図である。該分離可能な情報記憶媒体
出入用開口可能部分2は、点線状に配置された線状抜き
部で片体7の一定面積を囲むことにより形成されていれ
ばよいが、図9のように各線状抜き部の同一方向の一端
が囲む面積側に向かって斜めに曲がっていると同時にそ
の反対方向の略長矩形状の短片が切れ目なく抜かれて切
り取り開始部分となっていると、さらに容易に開口する
ことができる。
【0056】図10は情報記憶媒体収納体の位置実施の
形態を示す説明図である。この3つの情報記憶媒体収納
体の異なるところは、分離可能な情報記憶媒体出入用開
口可能部分2の位置がそれぞれ異なる方向に設けた例で
ある。下方に設けることも可能であるが、落ちる心配が
あるので好ましくない。
【0057】
【実施例】実施例を図面を用いて説明する。 <実施例1>図2に示す形態の情報記憶媒体収納体1を
作製した。板紙310g/m2 を用いて平台オフセット
印刷機(4色+4色)で多面付で印刷を行い、その印刷
された板紙を図2(イ)の形状に打ち抜き及び折れ線を
付けた。その後、接着剤を図2(イ)のように塗工し、
不織布に入れた情報記憶媒体5を抜き部分6のセンター
に位置するように置き、折れ線8を介して折り曲げ、図
2(ロ)のように貼着し、さらに折れ線8を介して2回
折り曲げ、情報記憶媒体収納体1を完成させた。サイズ
は折り畳んだ状態でA4サイズとした。分離可能な情報
記憶媒体出入用開口可能部分2は図9に示す形状とし
た。
【0058】この時、情報記憶媒体1を収納する部分の
互いに貼着される片体7の大きさは、本実施例では同じ
であるが、図2(イ)の一番右側にある片体7の左右方
向の長さを短くして、隣接する片体7の対応する片体周
囲貼着部分3の位置をずらして、受部18aの部分が一
枚になるようにしてもよい。また、サイズにより情報記
憶媒体5を複数収納することもできる。この場合、分離
可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分2と情報記憶媒
体固定貼着部分4の配置を適宜変更する。A4サイズの
場合、分離可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分2を
天地の中央部に設け、それを挟んで上下にコの字状情報
記憶媒体固定貼着部分4を設けて、情報記憶媒体の出し
入れを兼用にすることも可能である。
【0059】<実施例2>図1の(イ)に示す形態の情
報記憶媒体収納体1を作製した。板紙190g/m2
用いて、実施例1と同様に作製した情報記憶媒体収納体
1を図5に示すような本の中央に、中綴じ製本機を用い
て製本した。
【0060】
【発明の効果】請求項1の発明は、片体の部材を重量2
70g/平方メートルから450g/平方メートルの間
の板紙を用いているので、板紙専用印刷機を使用する必
要がなく通常のオフセット印刷機で印刷できる。また、
折り方向が一定となり、交差する方向の折りを除外でき
るので、折り加工を効率的にできる。また、連接する片
体数を増加させた場合、情報記憶媒体の取り扱い説明、
解説、広告などに使用できるスペースを増加させること
ができ、最適な片体数にすることもできる。また、店頭
陳列中に情報記憶媒体が紛失したとしても、情報記憶媒
体出入用開口可能部分が開口しているかどうかで、製造
工程上の生産不良か盗難等の理由で紛失したのかを確実
に識別できる。また、2つの片体を片体周囲貼着部分と
情報記憶媒体固定貼着部分の2箇所で幅広く貼着してい
るため、貼着不良で情報記憶媒体が抜け落ちる事故を低
減できる。さらに、情報記憶媒体固定貼着部分は情報記
憶媒体を直接片体に貼着することなく、情報記憶媒体周
辺を貼着することで、分離可能な情報記憶媒体出入用開
口可能部分を開口した際に、情報記憶媒体をすぐに取り
出せる。そして、一度取り出した情報記憶媒体を再度挿
入する際には、情報記憶媒体固定貼着部分が当てとなっ
て、所定の位置に情報記憶媒体を収納できる。
【0061】請求項2の発明は、折れ線を介して片体に
連接された背片体を有することで、折り畳んだ場合に背
を有することとなり、その背に情報記憶媒体のタイトル
等を印刷することで、店頭陳列や購入後の保管時に本棚
等に立てて並べた場合にも、背のタイトル等を確認し、
目的のものを直ちに探し出すことができる。
【0062】請求項3の発明は、中綴じ本形態の綴り体
に情報記憶媒体収納体を綴じることになるため、本文に
多数の情報を記載することが可能となる。綴り体が週間
誌や月刊誌等の本の中身を有する場合には、情報記憶媒
体を付録として使用することも可能となり、この場合は
分離可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分を設けるこ
とが紛失理由の識別等に効果を発揮する。さらに、取り
出した後も本と一緒に収納できる。
【0063】請求項4の発明は、無線綴じ形態(平綴じ
も含む)の綴り体に情報記憶媒体収納体を綴じることに
なるため、本文に多数の情報を記載することが可能とな
る。また、請求項3の発明と同様の効果がある。
【0064】請求項5の発明は、情報記憶媒体収納体を
本の表紙とする中綴じ本形態の綴り体であるので、本文
に多数の情報を記載することが可能となる。また、請求
項3、請求項4の発明と同様の効果がある。
【0065】請求項6の発明は、背片体を連接した情報
記憶媒体収納体を本の表紙とする無線綴じ形態(平綴じ
を含む)の綴り体であるので、本文に多数の情報を記載
することが可能となる。また、請求項3、請求項4、請
求項5の発明と同様の効果がある。
【0066】請求項7の発明は、情報記憶媒体の主要部
分が重なる抜き部分を有するため、情報記憶媒体収納体
の外部より情報記憶媒体の存在が確認できるため、購入
者が購入する際に、情報記憶媒体の有無、すなわち、製
造不良を確認することができる。また、2枚の片体で厚
みの有る情報記憶媒体を挟む際に発生する片体の歪みを
抜き部分で吸収することができ、情報記憶媒体収納部分
を製造する場合はもちろん、購入者が情報記憶媒体を取
り出す際にも情報記憶媒体を片体が押さえている力と面
積を低減することとなり、取り出す際の労力を低減する
ことが可能となり、一旦取り出した情報記憶媒体を再度
挿入する際にも労力を低減することができる。さらに、
抜き部分より指等で情報記憶媒体を動かすことができ、
情報記憶媒体の出し入れが一層容易にできる。
【0067】請求項8の発明は、情報記憶媒体出入用開
口可能部分のある方向を開放方向とする略コの字状の形
状を有するため、情報記憶媒体が袋状に保持され、情報
記憶媒体収納部分の中で情報記憶媒体が動くことを防止
すると同時に、情報記憶媒体出入用開口可能部分より情
報記憶媒体を出し入れすることができる。また、略コの
字状の形状をしているため、情報記憶媒体を矩形状の袋
に入れた場合にも、そのまま情報記憶媒体を所定の位置
に保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)〜(ニ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図2】(イ)〜(ニ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図3】(イ)〜(ニ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図4】(イ)〜(ニ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図5】(イ)、(ロ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図6】本発明の情報記憶媒体収納体の一実施の形態を
示す説明図である。
【図7】(イ)、(ロ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図8】(イ)、(ロ)は本発明の情報記憶媒体収納体
の一実施の形態を示す説明図である。
【図9】本発明の分離可能な情報記憶媒体出入用開口可
能部分の一実施の形態を示す説明図である。
【図10】本発明の情報記憶媒体収納体の分離可能な情
報記憶媒体出入用開口可能部分の位置を変えた状態の説
明図である。
【符号の説明】
1…情報記憶媒体収納体 2…分離可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分 3…片体周囲貼着部分 4…情報記憶媒体固定貼着部分 5…情報記憶媒体 6…抜き部分 7…片体 8…折れ線 9…背片体 10…背部分で重ねて構成された本文 11…表表紙片 12…表紙片 13…裏表紙片 14…背部分外側 15…背部分外側 16…固定部材 17…背部分で整列して構成された本文 18a…受部 18b…凸部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行する複数の折れ線を介して連接
    された3以上の片体よりなる情報記憶媒体収納体におい
    て、片体の材料として重量270g/平方メートルから
    450g/平方メートルの間の板紙を用いて、前記3以
    上の片体のうちの少なくとも一つの片体に設けられた分
    離可能な情報記憶媒体出入用開口可能部分と、該情報記
    憶媒体出入用開口可能部分が設けられた片体の周囲と、
    この片体以外の残りの片体のうちの一つの片体の周囲を
    貼着する片体周囲貼着部分と、該片体周囲貼着部分より
    内側に位置し、前記情報記憶端媒体出入用開口可能部分
    より情報記憶媒体を出し入れ可能な位置に設けられ、情
    報記憶媒体出入用開口可能部分が設けられた片体と、こ
    の片体以外の残りの片体のうちの一つの片体の対応する
    部分を貼着し、情報記憶媒体の位置を固定する情報記憶
    媒体固定貼着部部とを有し、2つの片体で情報記憶媒体
    を挟持しつつ片体周囲貼着部分と情報記憶媒体固定貼着
    部分を貼着して情報記憶媒体収納部分が形成され、前記
    情報記憶媒体収納部分を形成していない残りの片体は、
    前記情報記憶媒体出入用開口可能部分を設けた前記片体
    上に同じ方向で巻き込むように折り畳まれることを特徴
    とする情報記憶媒体収納体。
  2. 【請求項2】互いに平行する複数の折れ線を介して連接
    された3以上の片体と、該片体間に設けられ、折れ線を
    介して片体に連接されたタイトル等を印刷した背片体を
    有することを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体収
    納体。
  3. 【請求項3】複数の折丁を背部分で重ねて構成された本
    文と、表表紙片と裏表紙片を折れ線を介して連接する表
    紙片を有し、前記本文の背部分の外側に、表紙片の折れ
    線を重ね、これらを貫いて、背部分と各折れ線を固定部
    材で固定したことを特徴とする請求項1記載の情報記憶
    媒体収納体を綴じた綴り体。
  4. 【請求項4】複数の折丁を背部分で整列して構成された
    本文と、表表紙片と裏表紙片の双方に折れ線を介して連
    接される背表紙辺とを有し、該背表紙片に片体と情報記
    録媒体収納部分の連接する折れ線と、前記本文の背部分
    を貼着したことを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒
    体収納体を綴じた綴り体。
  5. 【請求項5】複数の折庁を背部分で重ねて構成された本
    文を有し、該本文の背部分の外側に、片体と情報記録媒
    体収納部部の連接する折れ線を重ね、これらを貫いて、
    背部分と折れ線を固定部材で固定したことを特徴とする
    請求項1記載の情報記憶媒体収納体を綴じた綴り体。
  6. 【請求項6】複数の折丁を背部分で整列して構成された
    本文を有し、前記背片体に本文の背部分を貼着したこと
    を特徴とする請求項2記載の情報記憶端位収納体をとし
    た綴り体。
  7. 【請求項7】前記情報記憶媒体出入用開口可能部分が設
    けられた片体は抜き部分を有し、該抜き部分は前記情報
    記憶媒体固定貼着部分より内側に設けられ、2つの片体
    で情報記憶媒体を挟持しつつ片体周囲貼着部分と情報記
    憶媒体固定貼着部分を貼着して情報記憶媒体収納部分を
    形成した際に、情報記憶媒体の主要部分が前記抜き部分
    と重なることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいず
    れか一つに記載の情報記憶媒体収納体。
  8. 【請求項8】前記情報記憶媒体固定貼着部分は、前記情
    報記憶媒体出入用開口可能部分のある方向を開放方向と
    する略コの字状の形状であって、その各辺の長さは少な
    くとも情報記憶媒体の直径より大きいことを特徴とする
    請求項1乃至請求項7のいずれか1つに記載の情報記憶
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3007733U (ja) 1994-08-11 1995-02-28 株式会社中村アート Cd収納用綴り込み紙ジャケット

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