JPH08327881A - 薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法 - Google Patents
薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法Info
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- JPH08327881A JPH08327881A JP8116130A JP11613096A JPH08327881A JP H08327881 A JPH08327881 A JP H08327881A JP 8116130 A JP8116130 A JP 8116130A JP 11613096 A JP11613096 A JP 11613096A JP H08327881 A JPH08327881 A JP H08327881A
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/0816—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
- G02B26/0833—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
- G02B26/0858—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by piezoelectric means
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 すすぎ洗い液の除去の際、弾性部が駆動基板
に付く現象を防止することができるM×N個のアクチュ
エーテッドミラーアレイの製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の製造方法は、駆動基板を準備
し、薄膜犠牲層を形成し、弾性層を沈積させ、この弾性
層にコンジットのアレイを形成し、第2薄膜層、電気的
に変形可能な薄膜層及び第1薄膜層を沈積させ、第1薄
膜層、電気的に変形可能な薄膜層及び第2薄膜層を各々
M×N個の第1薄膜電極のアレイ、M×N個の電気的に
変形可能な薄膜部のアレイ及び、M×N個の第2薄膜電
極のアレイにパターニングしてM×N個の未完成構造の
アクチュエーテッドミラーアレイを形成し、弾性層をM
個の準弾性部にパターニングし、薄膜犠牲層を除去し、
薄膜保護層を除去し、M個の準弾性部をM×N個の弾性
部のアレイにパターニングしてM×N個の薄膜アクチュ
エーテッドミラーアレイを完成する。
に付く現象を防止することができるM×N個のアクチュ
エーテッドミラーアレイの製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の製造方法は、駆動基板を準備
し、薄膜犠牲層を形成し、弾性層を沈積させ、この弾性
層にコンジットのアレイを形成し、第2薄膜層、電気的
に変形可能な薄膜層及び第1薄膜層を沈積させ、第1薄
膜層、電気的に変形可能な薄膜層及び第2薄膜層を各々
M×N個の第1薄膜電極のアレイ、M×N個の電気的に
変形可能な薄膜部のアレイ及び、M×N個の第2薄膜電
極のアレイにパターニングしてM×N個の未完成構造の
アクチュエーテッドミラーアレイを形成し、弾性層をM
個の準弾性部にパターニングし、薄膜犠牲層を除去し、
薄膜保護層を除去し、M個の準弾性部をM×N個の弾性
部のアレイにパターニングしてM×N個の薄膜アクチュ
エーテッドミラーアレイを完成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光投射システムに関
し、特に、光投射システム用M×N個の薄膜アクチュエ
ーテッドミラーアレイの製造方法に関する。
し、特に、光投射システム用M×N個の薄膜アクチュエ
ーテッドミラーアレイの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像表示システムは表示方法によって光
直視システムと光投射システムに区別される。ここで、
光投射システムは大スクリーンでも高精細度を表す特徴
を有する。このような光投射システムでは光源からの光
束が一律的にM×N個のアクチュエータを照らし、これ
らのアクチュエータには各ミラーが各々のアクチュエー
タに組み合わされており、アクチュエータは印加される
電界によって変形を起こす電歪または圧電物質からな
る。
直視システムと光投射システムに区別される。ここで、
光投射システムは大スクリーンでも高精細度を表す特徴
を有する。このような光投射システムでは光源からの光
束が一律的にM×N個のアクチュエータを照らし、これ
らのアクチュエータには各ミラーが各々のアクチュエー
タに組み合わされており、アクチュエータは印加される
電界によって変形を起こす電歪または圧電物質からな
る。
【0003】各々のミラーから反射された光束は光学バ
ッフルの孔に入射されて、各アクチュエータに電気信号
が印加されると各ミラーの全般的な位置が変わるし、各
ミラーから反射される光束の光路が変わるようになる。
各反射される光束の光路が変わることによって光学装置
の孔を通過する光束の量が変わることになり、これによ
り光の強さを調節する。孔を通過した光束は投射レンズ
のような適当な光学装置を通じて投射面に投射されてそ
の上に像を表す。
ッフルの孔に入射されて、各アクチュエータに電気信号
が印加されると各ミラーの全般的な位置が変わるし、各
ミラーから反射される光束の光路が変わるようになる。
各反射される光束の光路が変わることによって光学装置
の孔を通過する光束の量が変わることになり、これによ
り光の強さを調節する。孔を通過した光束は投射レンズ
のような適当な光学装置を通じて投射面に投射されてそ
の上に像を表す。
【0004】図1〜図7はM×N個の薄膜アクチュエー
テッドミラー101のアレイ100の製造する方法を説
明する断面図であって、「THINFILM ACTUATED MIRROR A
RRAY」の名称で出願中の米国特許出願第08/430,628号に
開示されている(ここで、MとNは整数)。
テッドミラー101のアレイ100の製造する方法を説
明する断面図であって、「THINFILM ACTUATED MIRROR A
RRAY」の名称で出願中の米国特許出願第08/430,628号に
開示されている(ここで、MとNは整数)。
【0005】アレイ100を製造する過程は、基板1
2、M×N個のトランジスタの列(図示せず)及びM×
N個の接続端子14の列を含んで上部面を有する駆動基
板10の準備から始まる。
2、M×N個のトランジスタの列(図示せず)及びM×
N個の接続端子14の列を含んで上部面を有する駆動基
板10の準備から始まる。
【0006】次に、駆動基板10の上部に薄膜犠牲層2
4が形成される。ここで、前記薄膜犠牲層24は、薄膜
犠牲層24が金属からなる場合には、スパッタリング法
または蒸着法を用いて、PSGからなる場合にはスピン
コーティングまたは化学気相沈積CVD法を用いて、多
結晶シリコンからなる場合には、化学気相沈積法を用い
て形成される。
4が形成される。ここで、前記薄膜犠牲層24は、薄膜
犠牲層24が金属からなる場合には、スパッタリング法
または蒸着法を用いて、PSGからなる場合にはスピン
コーティングまたは化学気相沈積CVD法を用いて、多
結晶シリコンからなる場合には、化学気相沈積法を用い
て形成される。
【0007】続いて、薄膜犠牲層24によって囲まれる
M×N個の支持部22の列を含む支持層20を形成す
る。ここで、前記支持層20は薄膜犠牲層24にフォト
リソグラフィー法を用いて接続端子14の周りに位置す
るM×N個の空孔(図示せず)の列を形成する過程と、
各空孔にスパッタリングまたは化学気相沈積法を用いて
支持部22を形成する過程によって図1に示されてよう
に形成される。前記支持部22は絶縁物質からなる。
M×N個の支持部22の列を含む支持層20を形成す
る。ここで、前記支持層20は薄膜犠牲層24にフォト
リソグラフィー法を用いて接続端子14の周りに位置す
るM×N個の空孔(図示せず)の列を形成する過程と、
各空孔にスパッタリングまたは化学気相沈積法を用いて
支持部22を形成する過程によって図1に示されてよう
に形成される。前記支持部22は絶縁物質からなる。
【0008】次に前記支持部22と同一な絶縁物質から
なる弾性層30がゾルーゲル(Sol-Gel)、スパッタリン
グまたは化学気相沈積法を用いて支持層20の上部に形
成される。
なる弾性層30がゾルーゲル(Sol-Gel)、スパッタリン
グまたは化学気相沈積法を用いて支持層20の上部に形
成される。
【0009】次に、金属からなるコンジット26が各支
持部22に形成される。ここで、前記コンジット26は
まず食刻法を用いて弾性層30の上部から接続端子14
の上部まで貫通するM×N個の孔(図示せず)の列を形
成する過程と、前記孔に金属を詰める過程によって図2
に示されたように形成される。
持部22に形成される。ここで、前記コンジット26は
まず食刻法を用いて弾性層30の上部から接続端子14
の上部まで貫通するM×N個の孔(図示せず)の列を形
成する過程と、前記孔に金属を詰める過程によって図2
に示されたように形成される。
【0010】次に、導電性物質からなる薄膜第2層40
がスパッタリング法を用いてコンジット26を含む弾性
層30の上部に形成される。前記薄膜第2層40は支持
部22に形成されるコンジット26を通じてトランジス
タに電気的に連結される。
がスパッタリング法を用いてコンジット26を含む弾性
層30の上部に形成される。前記薄膜第2層40は支持
部22に形成されるコンジット26を通じてトランジス
タに電気的に連結される。
【0011】次に、PZTなどの圧電物質からなる電気
的に変形可能な薄膜層50が、図3に示されたように、
スパッタリングまたは化学気相沈積法を用いて薄膜第2
層40の上部に形成される。
的に変形可能な薄膜層50が、図3に示されたように、
スパッタリングまたは化学気相沈積法を用いて薄膜第2
層40の上部に形成される。
【0012】次に、電気的に変形可能な薄膜層50、薄
膜第2層40及び弾性層30がフォトリソグラフィー法
またはレーザ切断法を用いて各々M×N個の電気的に変
形可能な薄膜55の列、M×N個の薄膜第2電極45の
列及びM×N個の弾性部35の列で、図4に示されたよ
うに、支持層20が露出されるまでパターニングされ
る。前記各薄膜第2電極45は各々支持部22に形成さ
れたコンジット26を通じてトランジスタに電気的に連
結されており、薄膜アクチュエーテッドミラー101に
おいて信号電極の機能をする。
膜第2層40及び弾性層30がフォトリソグラフィー法
またはレーザ切断法を用いて各々M×N個の電気的に変
形可能な薄膜55の列、M×N個の薄膜第2電極45の
列及びM×N個の弾性部35の列で、図4に示されたよ
うに、支持層20が露出されるまでパターニングされ
る。前記各薄膜第2電極45は各々支持部22に形成さ
れたコンジット26を通じてトランジスタに電気的に連
結されており、薄膜アクチュエーテッドミラー101に
おいて信号電極の機能をする。
【0013】次に、各電気的に変形可能な薄膜部55は
相転移を起こすように熱処理されてM×N個の熱処理さ
れた構造(図示せず)の列を形成する。前記各電気的に
変形可能な薄膜部55は充分に薄いため、電気的に変形
可能な薄膜部55が圧電物質からなる場合には薄膜アク
チュエーテッドミラー101の駆動の際、印加される電
気信号によって分極され得るためにそれを別に分極する
必要がない。
相転移を起こすように熱処理されてM×N個の熱処理さ
れた構造(図示せず)の列を形成する。前記各電気的に
変形可能な薄膜部55は充分に薄いため、電気的に変形
可能な薄膜部55が圧電物質からなる場合には薄膜アク
チュエーテッドミラー101の駆動の際、印加される電
気信号によって分極され得るためにそれを別に分極する
必要がない。
【0014】前記の段階の後、導電性物質で光を反射す
る物質からなるM×N個の薄膜第1電極65の列がM×
N個の熱処理された構造の列の電気的に変形可能な薄膜
部55の上部に形成される。ここで、前記薄膜第1電極
65は、図5に示されたように露出された支持層20を
含むM×N個の熱処理された構造の列の上部を完全に覆
うように導電性物質で光を反射する物質からなる層60
をスパッタリング法を用いて形成した後、前記層60を
食刻法を用いて選択的に除去して形成される。これによ
って図6に示されたように、M×N個のアクチュエータ
111のアレイ110を形成する。ここで、前記各薄膜
第1電極65は薄膜アクチュエーテッドミラー101に
おいてバイアス電極のみならずミラーとして作用する。
続いて、各アクチュエータ111の上部面及び4つの側
面を薄膜保護層(図示せず)で完全に取り囲む。
る物質からなるM×N個の薄膜第1電極65の列がM×
N個の熱処理された構造の列の電気的に変形可能な薄膜
部55の上部に形成される。ここで、前記薄膜第1電極
65は、図5に示されたように露出された支持層20を
含むM×N個の熱処理された構造の列の上部を完全に覆
うように導電性物質で光を反射する物質からなる層60
をスパッタリング法を用いて形成した後、前記層60を
食刻法を用いて選択的に除去して形成される。これによ
って図6に示されたように、M×N個のアクチュエータ
111のアレイ110を形成する。ここで、前記各薄膜
第1電極65は薄膜アクチュエーテッドミラー101に
おいてバイアス電極のみならずミラーとして作用する。
続いて、各アクチュエータ111の上部面及び4つの側
面を薄膜保護層(図示せず)で完全に取り囲む。
【0015】そして、支持層20の薄膜犠牲層24は食
刻法によって除去される。最後に、食刻法を用いて薄膜
保護層(図示せず)が除去されて、図7に示されたよう
にM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー101のア
レイ100を完成する。
刻法によって除去される。最後に、食刻法を用いて薄膜
保護層(図示せず)が除去されて、図7に示されたよう
にM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー101のア
レイ100を完成する。
【0016】前記M×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラー101のアレイ100の製造法には多くの問題があ
る。最も大きい問題点は薄膜犠牲層24及び薄膜保護層
の除去に用いられる食刻液の除去の際に発生する。前記
食刻液は蒸発によって除去されるすすぎ洗い液を用いて
除去されるが、前記すすぎ洗い液の除去の際にすすぎ洗
い液の表面張力は弾性部35を駆動基板10に向かって
引っ張るようになり、弾性部35が駆動基板10に付く
ようになる現象を発生させる。これによって薄膜アクチ
ュエーテッドミラー101の駆動及び構造的特性が低下
され、アレイ100の全般的な駆動特性も低下される。
ラー101のアレイ100の製造法には多くの問題があ
る。最も大きい問題点は薄膜犠牲層24及び薄膜保護層
の除去に用いられる食刻液の除去の際に発生する。前記
食刻液は蒸発によって除去されるすすぎ洗い液を用いて
除去されるが、前記すすぎ洗い液の除去の際にすすぎ洗
い液の表面張力は弾性部35を駆動基板10に向かって
引っ張るようになり、弾性部35が駆動基板10に付く
ようになる現象を発生させる。これによって薄膜アクチ
ュエーテッドミラー101の駆動及び構造的特性が低下
され、アレイ100の全般的な駆動特性も低下される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主な
目的は、すすぎ洗い液の除去の際、弾性部が駆動基板に
付く現象を防止し得る光投射システム用M×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供する
ことである。
目的は、すすぎ洗い液の除去の際、弾性部が駆動基板に
付く現象を防止し得る光投射システム用M×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、光投射システムで用いるM×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法であっ
て、各接続端子が関連トランジスタに電気的に連結され
たM×N個の接続端子のアレイ、M×N個のトランジス
タのアレイ及び基板を含む駆動基板を準備する第1過程
と、前記駆動基板の上部に薄膜犠牲層を沈積させる第2
過程と、各空孔が接続端子の上部周りに位置するように
前記薄膜犠牲層にM×N個の空孔のアレイを形成する第
3過程と、前記空孔を含む薄膜犠牲層の上部に絶縁物質
からなる弾性層を沈積させる第4過程と、各コンジット
が弾性層の上部から関連接続端子の上部まで形成される
ように上部弾性層にM×N個のコンジットのアレイを形
成する第5過程と、前記コンジットを含む弾性層の上部
に導電性物質からなる薄膜第2層、薄膜エレクトロディ
スプレイシブ層及び導電性物質で光を反射する物質から
なる薄膜第1層を沈積させる第6過程と、前記薄膜第1
層、電気的に変形可能な薄膜層及び薄膜第2層を各々M
×N個の薄膜第1電極のアレイ、M×N個の電気的に変
形可能な薄膜のアレイ及びM×N個の薄膜第2電極のア
レイに前記弾性層が露出するまでパターニングしてM×
N個の未完成アクチュエーテッドミラーアレイを形成す
るようにする第7過程であって、前記各未完成アクチュ
エータは薄膜第1電極、薄膜エレクトロディスプレイシ
ブ部及び薄膜第2電極を含み、前記薄膜第2電極はコン
ジット及び接続端子を通じて関連トランジスタに電気的
に連結されて各薄膜アクチュエータで信号電極の機能を
し、前記薄膜第1電極は各薄膜アクチュエータでバイア
ス電極及びミラーの機能をする前記第7過程と、前記弾
性層を前記薄膜犠牲層が露出されるまでN個の脚形の部
分を有するM個の準弾性部に横方向にパターニングする
第8過程と、前記各未完成アクチュエータを完全に覆う
薄膜保護層を形成する第9過程と、前記薄膜犠牲層を除
去して駆動空間を形成する第10過程と、前記薄膜保護
層を除去する第11過程と、前記M個の準弾性部をM×
N個の弾性部のアレイで列方向へパターニングしてM×
N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイを完成する
第12過程とを含む。
めに、本発明は、光投射システムで用いるM×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法であっ
て、各接続端子が関連トランジスタに電気的に連結され
たM×N個の接続端子のアレイ、M×N個のトランジス
タのアレイ及び基板を含む駆動基板を準備する第1過程
と、前記駆動基板の上部に薄膜犠牲層を沈積させる第2
過程と、各空孔が接続端子の上部周りに位置するように
前記薄膜犠牲層にM×N個の空孔のアレイを形成する第
3過程と、前記空孔を含む薄膜犠牲層の上部に絶縁物質
からなる弾性層を沈積させる第4過程と、各コンジット
が弾性層の上部から関連接続端子の上部まで形成される
ように上部弾性層にM×N個のコンジットのアレイを形
成する第5過程と、前記コンジットを含む弾性層の上部
に導電性物質からなる薄膜第2層、薄膜エレクトロディ
スプレイシブ層及び導電性物質で光を反射する物質から
なる薄膜第1層を沈積させる第6過程と、前記薄膜第1
層、電気的に変形可能な薄膜層及び薄膜第2層を各々M
×N個の薄膜第1電極のアレイ、M×N個の電気的に変
形可能な薄膜のアレイ及びM×N個の薄膜第2電極のア
レイに前記弾性層が露出するまでパターニングしてM×
N個の未完成アクチュエーテッドミラーアレイを形成す
るようにする第7過程であって、前記各未完成アクチュ
エータは薄膜第1電極、薄膜エレクトロディスプレイシ
ブ部及び薄膜第2電極を含み、前記薄膜第2電極はコン
ジット及び接続端子を通じて関連トランジスタに電気的
に連結されて各薄膜アクチュエータで信号電極の機能を
し、前記薄膜第1電極は各薄膜アクチュエータでバイア
ス電極及びミラーの機能をする前記第7過程と、前記弾
性層を前記薄膜犠牲層が露出されるまでN個の脚形の部
分を有するM個の準弾性部に横方向にパターニングする
第8過程と、前記各未完成アクチュエータを完全に覆う
薄膜保護層を形成する第9過程と、前記薄膜犠牲層を除
去して駆動空間を形成する第10過程と、前記薄膜保護
層を除去する第11過程と、前記M個の準弾性部をM×
N個の弾性部のアレイで列方向へパターニングしてM×
N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイを完成する
第12過程とを含む。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施について
図面を参照しながらより詳しく説明する。図8〜図13
及び図14〜図17は各々本発明による異なる光投射シ
ステム用M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー30
1のアレイ300の製造方法を説明する概略的断面図を
示す(ここで、MとNは整数)。図8〜図13及び図1
4〜図17に示した同一の部分は同一の参照番号によっ
て示されている。
図面を参照しながらより詳しく説明する。図8〜図13
及び図14〜図17は各々本発明による異なる光投射シ
ステム用M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー30
1のアレイ300の製造方法を説明する概略的断面図を
示す(ここで、MとNは整数)。図8〜図13及び図1
4〜図17に示した同一の部分は同一の参照番号によっ
て示されている。
【0020】図8〜図13は本発明の一実施例によるM
×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ
300の製造方法を説明する概略的な断面図を示す。
×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ
300の製造方法を説明する概略的な断面図を示す。
【0021】アレイ300を製造するための過程はM×
N個のトランジスタ(図示せず)のアレイ、M×N個の
接続端子214のアレイ及び基板212を含む駆動基板
210の準備から始まる。前記各接続端子214はトラ
ンジスタの列の中で関連トランジスタに電気的に連結さ
れている。
N個のトランジスタ(図示せず)のアレイ、M×N個の
接続端子214のアレイ及び基板212を含む駆動基板
210の準備から始まる。前記各接続端子214はトラ
ンジスタの列の中で関連トランジスタに電気的に連結さ
れている。
【0022】次に、銅(Cu)またはニッケル(Ni)
などの金属、PSGまたは多結晶シリコンからなる、
0.1〜2μm の厚さを有する薄膜犠牲層224が駆動
基板210の上部に形成される。前記薄膜犠牲層224
は金属で形成する場合は、スパッタリングまたは蒸着法
を用いて形成され、PSGで形成する場合は、化学気相
沈積法またはスピンコーティング法を用いて形成され、
多結晶シリコンで形成する場合は、化学気相沈積法を用
いて形成される。続いて、M×N個の空孔(図示せず)
のアレイがフォトリソグラフィー法を用いて薄膜犠牲層
224に形成される。前記各空孔は接続端子214の上
部周りに位置する。
などの金属、PSGまたは多結晶シリコンからなる、
0.1〜2μm の厚さを有する薄膜犠牲層224が駆動
基板210の上部に形成される。前記薄膜犠牲層224
は金属で形成する場合は、スパッタリングまたは蒸着法
を用いて形成され、PSGで形成する場合は、化学気相
沈積法またはスピンコーティング法を用いて形成され、
多結晶シリコンで形成する場合は、化学気相沈積法を用
いて形成される。続いて、M×N個の空孔(図示せず)
のアレイがフォトリソグラフィー法を用いて薄膜犠牲層
224に形成される。前記各空孔は接続端子214の上
部周りに位置する。
【0023】次に、窒化シリコンなどの絶縁物質からな
る、0.1〜2μm の厚さを有する弾性層230が蒸着
法、スパッタリング法または化学気相沈積法を用いて空
孔を含む薄膜犠牲層224の上部に形成される。続い
て、アルミニウムまたはタングステンなどの金属からな
るM×N個のコンジット226のアレイが弾性層230
に形成される。前記各コンジット226は、まずエッチ
ング法を用いて各孔が弾性層230の上部から関連接続
端子214の上部まで形成されるM×N個の孔(図示せ
ず)のアレイを形成する過程と、スパッタリングまたは
化学気相沈積法を用いて金属で孔を詰める過程によっ
て、図8に示されたように形成される。
る、0.1〜2μm の厚さを有する弾性層230が蒸着
法、スパッタリング法または化学気相沈積法を用いて空
孔を含む薄膜犠牲層224の上部に形成される。続い
て、アルミニウムまたはタングステンなどの金属からな
るM×N個のコンジット226のアレイが弾性層230
に形成される。前記各コンジット226は、まずエッチ
ング法を用いて各孔が弾性層230の上部から関連接続
端子214の上部まで形成されるM×N個の孔(図示せ
ず)のアレイを形成する過程と、スパッタリングまたは
化学気相沈積法を用いて金属で孔を詰める過程によっ
て、図8に示されたように形成される。
【0024】次の段階で、PtまたはPt/ Tiなどの
導電性物質からなる0.1〜2μmの厚さを有する薄膜
第2層240がスパッタリングまたは真空蒸着法を用い
てコンジット226を含む弾性層230の上部に形成さ
れる。続く段階では、AlまたはAgの導電性物質で光
を反射する物質からなる0.1〜2μm の厚さを有する
薄膜第1層260がスパッタリングまたは真空蒸着法を
用いて、図9に示したように、前記電気的に変形可能な
薄膜層250の上部に沈積される。
導電性物質からなる0.1〜2μmの厚さを有する薄膜
第2層240がスパッタリングまたは真空蒸着法を用い
てコンジット226を含む弾性層230の上部に形成さ
れる。続く段階では、AlまたはAgの導電性物質で光
を反射する物質からなる0.1〜2μm の厚さを有する
薄膜第1層260がスパッタリングまたは真空蒸着法を
用いて、図9に示したように、前記電気的に変形可能な
薄膜層250の上部に沈積される。
【0025】前記段階の後に、薄膜第1層260、電気
的に変形可能な薄膜層250及び薄膜第2層240が、
各々M×N個の薄膜第1電極265のアレイ、M×N個
の電気的に変形可能な薄膜255のアレイ及びM×N個
の薄膜第2電極245のアレイに前記弾性層230が露
出されるまでパターニングされて、M×Nの未完成(s
emi)アクチュエーテッドミラー構造(321)が形
成される。M×N個の未完成アクチュエータ321の構
造は薄膜第1電極265、電気的に変形可能な薄膜部2
55及び薄膜第2電極245を含む。前記薄膜第2電極
245はコンジット226及び接続端子214を通じて
関連トランジスタに電気的に連結されて各薄膜アクチュ
エータ301において信号電極としての機能を果す。前
記薄膜第1電極265は各薄膜アクチュエータ301に
おいてバイアス電極及びミラーとして機能する。
的に変形可能な薄膜層250及び薄膜第2層240が、
各々M×N個の薄膜第1電極265のアレイ、M×N個
の電気的に変形可能な薄膜255のアレイ及びM×N個
の薄膜第2電極245のアレイに前記弾性層230が露
出されるまでパターニングされて、M×Nの未完成(s
emi)アクチュエーテッドミラー構造(321)が形
成される。M×N個の未完成アクチュエータ321の構
造は薄膜第1電極265、電気的に変形可能な薄膜部2
55及び薄膜第2電極245を含む。前記薄膜第2電極
245はコンジット226及び接続端子214を通じて
関連トランジスタに電気的に連結されて各薄膜アクチュ
エータ301において信号電極としての機能を果す。前
記薄膜第1電極265は各薄膜アクチュエータ301に
おいてバイアス電極及びミラーとして機能する。
【0026】前記電気的に変形可能な薄膜部255は充
分に薄いため前記エレクトロディスプレイシブ部255
が圧電物質からなるとすると、薄膜アクチュエータ30
1の駆動の際、印加された電気信号によって分極され得
るため別に分極する必要はない。
分に薄いため前記エレクトロディスプレイシブ部255
が圧電物質からなるとすると、薄膜アクチュエータ30
1の駆動の際、印加された電気信号によって分極され得
るため別に分極する必要はない。
【0027】続く段階では、前記弾性層230が、M個
の準弾性部233に薄膜犠牲層224が露出されるまで
フォトリソグラフィー法またはレーザ切断法を用いて、
図10に示されたように、横方向にパターニングされ
る。前記各M個の準弾性部233はN個の脚形の部分
(ブリッジ形部分)を有する。続いて、前記各未完成ア
クチュエータ321を完全に覆う薄膜保護層270が、
図11に示されたように形成される。
の準弾性部233に薄膜犠牲層224が露出されるまで
フォトリソグラフィー法またはレーザ切断法を用いて、
図10に示されたように、横方向にパターニングされ
る。前記各M個の準弾性部233はN個の脚形の部分
(ブリッジ形部分)を有する。続いて、前記各未完成ア
クチュエータ321を完全に覆う薄膜保護層270が、
図11に示されたように形成される。
【0028】前記薄膜犠牲層224が続けて食刻液また
は化学溶剤を用いて除去されて駆動空間280を形成す
る。前記薄膜犠牲層224の除去に用いられた食刻液ま
たは化学溶剤はすすぎ洗い液を用いてすすいで除去され
た後、すすぎ洗い液も除去される。続く段階では、前記
薄膜保護層270が、図12に示されたように、化学溶
剤を用いて除去される。前記薄膜保護層270の除去に
用いられる化学溶剤はすすぎ洗い液で除去された後、す
すぎ洗い液も除去される。
は化学溶剤を用いて除去されて駆動空間280を形成す
る。前記薄膜犠牲層224の除去に用いられた食刻液ま
たは化学溶剤はすすぎ洗い液を用いてすすいで除去され
た後、すすぎ洗い液も除去される。続く段階では、前記
薄膜保護層270が、図12に示されたように、化学溶
剤を用いて除去される。前記薄膜保護層270の除去に
用いられる化学溶剤はすすぎ洗い液で除去された後、す
すぎ洗い液も除去される。
【0029】最後に、前記M個の準弾性部233は反応
イオン食刻法などの食刻法を用いてM×N個の弾性部2
35のアレイに列方向(row方向)にパターニングさ
れて、図13に示されたように、M×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラー301のアレイ300を完成する。
イオン食刻法などの食刻法を用いてM×N個の弾性部2
35のアレイに列方向(row方向)にパターニングさ
れて、図13に示されたように、M×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラー301のアレイ300を完成する。
【0030】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッド
ミラー101のアレイ100の製造法とは異なり、本発
明の方法によると、すすぎ洗い液の除去の際、未完成ア
クチュエータ321は、M個の準弾性部233各々がN
個の脚形の部分を有する各M個の準弾性部233によっ
て支持されるので、弾性部235がすすぎ洗い液の表面
張力によって駆動基板210に付く現象を防止すること
ができて、薄膜アクチュエーテッドミラー301の駆動
及び構造的特性が増加するようになり、アレイ300の
全般的な駆動特性も増加する。
ミラー101のアレイ100の製造法とは異なり、本発
明の方法によると、すすぎ洗い液の除去の際、未完成ア
クチュエータ321は、M個の準弾性部233各々がN
個の脚形の部分を有する各M個の準弾性部233によっ
て支持されるので、弾性部235がすすぎ洗い液の表面
張力によって駆動基板210に付く現象を防止すること
ができて、薄膜アクチュエーテッドミラー301の駆動
及び構造的特性が増加するようになり、アレイ300の
全般的な駆動特性も増加する。
【0031】図14〜図17は本発明の他の実施例によ
るM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のア
レイ300の製造方法を説明する概略的な断面図を示し
たものである。
るM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラー301のア
レイ300の製造方法を説明する概略的な断面図を示し
たものである。
【0032】本例では、前記図9に示されたように、薄
膜第1層260(図9)の沈積の後、前記薄膜第1層2
60、電気的に変形可能な薄膜層250、薄膜第2層2
40及び弾性層230が薄膜犠牲層224及び駆動基板
210の部分が露出されるまでフォトリソグラフィー法
またはレーザ切断法を用いて各々M×N個の薄膜第1電
極265のアレイ、M×N個の電気的に変形可能な薄膜
部255のアレイ、M×N個の薄膜第2電極245のア
レイ及びM×N個の弾性部235のアレイにパターニン
グされて、図14に示されたように、M×N個のアクチ
ュエーテッドミラー311のアレイ310を形成する。
続く段階で、フォトレジストからなる薄膜保護層(図示
せず)で前記露出された駆動基板210及び薄膜犠牲層
224の部分を含むアクチュエーテッドミラー311を
完全に覆う。
膜第1層260(図9)の沈積の後、前記薄膜第1層2
60、電気的に変形可能な薄膜層250、薄膜第2層2
40及び弾性層230が薄膜犠牲層224及び駆動基板
210の部分が露出されるまでフォトリソグラフィー法
またはレーザ切断法を用いて各々M×N個の薄膜第1電
極265のアレイ、M×N個の電気的に変形可能な薄膜
部255のアレイ、M×N個の薄膜第2電極245のア
レイ及びM×N個の弾性部235のアレイにパターニン
グされて、図14に示されたように、M×N個のアクチ
ュエーテッドミラー311のアレイ310を形成する。
続く段階で、フォトレジストからなる薄膜保護層(図示
せず)で前記露出された駆動基板210及び薄膜犠牲層
224の部分を含むアクチュエーテッドミラー311を
完全に覆う。
【0033】次に、前記薄膜保護層がフォトリソグラフ
ィー法を用いて薄膜犠牲層224が露出されるまでM個
の準薄膜保護部275へ、図15に示されたように横方
向にパターニングされる。
ィー法を用いて薄膜犠牲層224が露出されるまでM個
の準薄膜保護部275へ、図15に示されたように横方
向にパターニングされる。
【0034】薄膜犠牲層224は続いて食刻液または化
学溶剤を用いて除去されて、図16に示されたように、
駆動空間280を形成する。前記薄膜犠牲層224の除
去に用いられた食刻液または化学溶剤はすすぎ洗い液を
用いて除去される。最後に、M個の準薄膜保護部275
がプラズマ食刻法などの食刻法または燃やすことによっ
て除去されて、図17に示されたように、M×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ300を完
成する。
学溶剤を用いて除去されて、図16に示されたように、
駆動空間280を形成する。前記薄膜犠牲層224の除
去に用いられた食刻液または化学溶剤はすすぎ洗い液を
用いて除去される。最後に、M個の準薄膜保護部275
がプラズマ食刻法などの食刻法または燃やすことによっ
て除去されて、図17に示されたように、M×N個の薄
膜アクチュエーテッドミラー301のアレイ300を完
成する。
【0035】前記M×N個の薄膜アクチュエーテッドミ
ラー301のアレイ300の製造法においては、すすぎ
洗い液の除去の際、前記アクチュエータ311がM個の
準薄膜保護部275によって支持されるため、弾性部2
35が駆動基板210に付く現象を防止することができ
るようにされ、薄膜アクチュエーテッドミラー301の
駆動及び構造的特性が増加され、アレイの全般的な駆動
特性も増加される。
ラー301のアレイ300の製造法においては、すすぎ
洗い液の除去の際、前記アクチュエータ311がM個の
準薄膜保護部275によって支持されるため、弾性部2
35が駆動基板210に付く現象を防止することができ
るようにされ、薄膜アクチュエーテッドミラー301の
駆動及び構造的特性が増加され、アレイの全般的な駆動
特性も増加される。
【0036】上記において、本発明の特定の実施例につ
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
いて説明したが、本明細書に記載した特許請求の範囲を
逸脱することなく、当業者は種々の変更を加え得ること
は勿論である。
【0037】
【発明の効果】従って、本発明によれば、すすぎ洗い液
の除去の際、各準弾性部が準弾性部によって支持される
ため、弾性部235に生じる表面張力の除去が可能であ
ることでアレイの全般的な駆動特性を増大させることが
できる。
の除去の際、各準弾性部が準弾性部によって支持される
ため、弾性部235に生じる表面張力の除去が可能であ
ることでアレイの全般的な駆動特性を増大させることが
できる。
【図1】従来のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法を説明する断面図である。
ーアレイの製造方法を説明する断面図である。
【図2】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図3】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図4】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図5】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図6】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図7】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図8】本発明の一実施例によるM×N個の薄膜アクチ
ュエーテッドミラーアレイの製造方法を説明する概略的
な断面図である。
ュエーテッドミラーアレイの製造方法を説明する概略的
な断面図である。
【図9】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図10】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図11】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図12】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図13】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図14】本発明の他の実施例によるM×N個の薄膜ア
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を説明する概
略的な断面図である。
クチュエーテッドミラーアレイの製造方法を説明する概
略的な断面図である。
【図15】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図16】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
【図17】同じく、その製造方法を説明する断面図であ
る。
る。
210 駆動基板 212 基板 214 接続端子 224 薄膜犠牲層 226 コンジット 230 弾性層 235 弾性部 240 薄膜第2層 245 薄膜第2電極 250 電気的に変形可能な薄膜層 255 電気的に変形可能な薄膜部 260 薄膜第1層 265 薄膜第1電極 270 薄膜保護層 275 薄膜保護部 280 駆動空間 301 薄膜アクチュエーテッドミラー 311 アクチュエータ 321 未完成構造のアクチュエータ
Claims (9)
- 【請求項1】 光投射システムで用いるM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法であって、 各接続端子が関連トランジスタに電気的に連結されたM
×N個の接続端子のアレイ、M×N個のトランジスタの
アレイ及び基板を含む駆動基板を準備する第1過程と、 前記駆動基板の上部に薄膜犠牲層を沈積させる第2過程
と、 各空孔が接続端子の上部周りに位置するように前記薄膜
犠牲層にM×N個の空孔のアレイを形成する第3過程
と、 前記空孔を含む薄膜犠牲層の上部に絶縁物質からなる弾
性層を沈積させる第4過程と、 各コンジットが弾性層の上部から関連接続端子の上部ま
で形成されるように上部弾性層にM×N個のコンジット
のアレイを形成する第5過程と、 前記コンジットを含む弾性層の上部に導電性物質からな
る薄膜第2層、薄膜エレクトロディスプレイシブ層及び
導電性物質で光を反射する物質からなる薄膜第1層を沈
積させる第6過程と、 前記薄膜第1層、電気的に変形可能な薄膜層及び薄膜第
2層を各々M×N個の薄膜第1電極のアレイ、M×N個
の電気的に変形可能な薄膜のアレイ及びM×N個の薄膜
第2電極のアレイに前記弾性層が露出するまでパターニ
ングしてM×N個の未完成アクチュエーテッドミラーア
レイを形成するようにする第7過程であって、前記各未
完成アクチュエータは薄膜第1電極、薄膜エレクトロデ
ィスプレイシブ部及び薄膜第2電極を含み、前記薄膜第
2電極はコンジット及び接続端子を通じて関連トランジ
スタに電気的に連結されて各薄膜アクチュエータで信号
電極の機能をし、前記薄膜第1電極は各薄膜アクチュエ
ータでバイアス電極及びミラーの機能をする前記第7過
程と、 前記弾性層を前記薄膜犠牲層が露出されるまでN個の脚
形の部分を有するM個の準弾性部に横方向にパターニン
グする第8過程と、 前記各未完成アクチュエータを完全に覆う薄膜保護層を
形成する第9過程と、 前記薄膜犠牲層を除去して駆動空間を形成する第10過
程と、 前記薄膜保護層を除去する第11過程と、 前記M個の準弾性部をM×N個の弾性部のアレイで列方
向へパターニングしてM×N個の薄膜アクチュエーテッ
ドミラーアレイを完成する第12過程とを含むことを特
徴とするM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレ
イの製造方法。 - 【請求項2】 前記弾性層がフォトリソグラフィー法を
用いてM個の準弾性部にパターニングされることを特徴
とする請求項1に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテ
ッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項3】 前記弾性層が、レーザ切断法を用いてM
個の準弾性部にパターニングされることを特徴とする請
求項1に記載のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラ
ーアレイの製造方法。 - 【請求項4】 前記M個の準弾性部が、反応イオン食刻
法を用いてM×N個の弾性部のアレイにパターニングさ
れることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の
M×N個のアクチュエーテッドミラーアレイの製造方
法。 - 【請求項5】 光投射システムで用いるM×N個の薄膜
アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法であって、 対応するトランジスタに電気的に連結されるM×N個の
接続端子のアレイ、M×N個のトランジスタのアレイ及
び基板を含む駆動基板を準備する第1過程と、 前記駆動基板の上部に薄膜犠牲層を沈積する第2過程
と、 各空孔が接続端子の上部周りに位置するように前記薄膜
犠牲層にM×N個の空孔のアレイを形成する第3過程
と、 前記空孔を含む薄膜犠牲層の上部に絶縁物質からなる弾
性層を沈積させる第4過程と、 各コンジットが弾性層の上部から関連接続端子の上部ま
で形成されるように前記弾性層にM×N個のコンジット
のアレイを形成する第5過程と、 前記コンジットを含む弾性層の上部に導電性物質からな
る薄膜第2層、電気的に変形可能な薄膜層及び導電性物
質で光を反射する物質からなる薄膜第1層を沈積させる
第6過程と、 前記薄膜第1層、電気的に変形可能な薄膜層、薄膜第2
層及び弾性層を薄膜犠牲層及び駆動基板の部分が露出さ
れるまで各々M×N個の薄膜第1電極のアレイ、M×N
個の電気的に変形可能な薄膜部のアレイ、M×N個の薄
膜第2電極のアレイ及びM×N個の弾性部のアレイにパ
ターニングしてM×N個のアクチュエーテッドミラーア
レイを形成するようになる第7過程であって、前記各ア
クチュエータの構造は薄膜第1電極、電気的に変形可能
な薄膜部、薄膜第2電極及び弾性部を含み、前記薄膜第
2電極はコンジット及び接続端子を通じて関連トランジ
スタに電気的に連結されて各薄膜アクチュエータで信号
電極の機能を行い、前記薄膜第1電極は各薄膜アクチュ
エータでバイアス電極及びミラーの機能をする前記第7
過程と、 前記露出された薄膜犠牲層及び駆動基板の部分を含みア
クチュエータ構造を完全に覆う薄膜保護層を形成する第
8過程と、 前記薄膜保護層をM個の準薄膜保護部に前記薄膜犠牲層
が露出されるまで横方向にパターニングする第9過程
と、 前記薄膜犠牲層を除去して駆動空間を形成する第10過
程と、 前記M個の準薄膜保護部を除去してM×N個の薄膜アク
チュエータを完成する第11過程とを含むことを特徴と
するM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法。 - 【請求項6】 前記薄膜保護層が、フォトリソグラフィ
ー法からなることを特徴とする請求項5に記載のM×N
個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項7】 前記薄膜保護層が、フォトリソグラフィ
ー法を用いてM個の準薄膜保護部にパターニングされる
ことを特徴とする請求項5に記載のM×N個の薄膜アク
チュエーテッドミラーアレイの製造方法。 - 【請求項8】 前記M個の準薄膜保護部が、燃やすこと
によって除去されることを特徴とする請求項5に記載の
M×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造
方法。 - 【請求項9】 前記M個の準薄膜保護部が、プラズマ食
刻法を用いて除去されることを特徴とする請求項5に記
載のM×N個の薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの
製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950013352A KR0159393B1 (ko) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 광로 조절 장치의 제조방법 |
KR95-13352 | 1995-05-26 | ||
KR95-13353 | 1995-05-26 | ||
KR1019950013353A KR0159394B1 (ko) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 광로 조절 장치의 제조방법 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327881A true JPH08327881A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=26631044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8116130A Pending JPH08327881A (ja) | 1995-05-26 | 1996-05-10 | 薄膜アクチュエーテッドミラーアレイの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5637517A (ja) |
JP (1) | JPH08327881A (ja) |
CN (1) | CN1160220A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6969635B2 (en) * | 2000-12-07 | 2005-11-29 | Reflectivity, Inc. | Methods for depositing, releasing and packaging micro-electromechanical devices on wafer substrates |
EP0798272B1 (en) * | 1996-03-27 | 2004-08-18 | Asahi Glass Company Ltd. | Laminate and process for its production |
EP0856825B1 (en) * | 1997-01-31 | 2004-11-17 | STMicroelectronics S.r.l. | Process for manufacturing integrated semiconductor devices comprising a chemoresistive gas microsensor |
WO1999023832A1 (en) * | 1997-10-31 | 1999-05-14 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Method for manufacturing thin film actuated mirror array in an optical projection system |
US6468437B1 (en) * | 1998-12-03 | 2002-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for producing liquid discharging head |
US6203715B1 (en) * | 1999-01-19 | 2001-03-20 | Daewoo Electronics Co., Ltd. | Method for the manufacture of a thin film actuated mirror array |
AU2002230678A1 (en) * | 2000-12-08 | 2002-06-18 | Philip Joseph Koh | A high frequency interconnect system using micromachined plugs and sockets |
WO2003017653A2 (en) * | 2001-08-17 | 2003-02-27 | Cae Inc. | Video projector and optical light valve therefor |
KR100645640B1 (ko) * | 2003-11-03 | 2006-11-15 | 삼성전기주식회사 | 회절형 박막 압전 마이크로 미러 및 그 제조 방법 |
AU2006265019B2 (en) * | 2005-06-30 | 2011-10-13 | Celgene Corporation | Processes for the preparation of 4-amino-2-(2,6-dioxopiperidin-3-yl)isoindoline-1,3-dione compounds |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4259779A (en) * | 1977-08-24 | 1981-04-07 | Rca Corporation | Method of making radiation resistant MOS transistor |
US4263057A (en) * | 1978-04-19 | 1981-04-21 | Rca Corporation | Method of manufacturing short channel MOS devices |
US4692994A (en) * | 1986-04-29 | 1987-09-15 | Hitachi, Ltd. | Process for manufacturing semiconductor devices containing microbridges |
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