JPH08327602A - 漏洩磁気検出用センサ - Google Patents

漏洩磁気検出用センサ

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JPH08327602A
JPH08327602A JP13340895A JP13340895A JPH08327602A JP H08327602 A JPH08327602 A JP H08327602A JP 13340895 A JP13340895 A JP 13340895A JP 13340895 A JP13340895 A JP 13340895A JP H08327602 A JPH08327602 A JP H08327602A
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sensor
defect
coil
linear defect
sensors
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Toshiyuki Suzuma
俊之 鈴間
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】漏洩磁気検出用センサを提供すること。 【構成】横断面形状が円形に形成されるとともに、感磁
部の断面積の異なる2個のセンサを同心状に配置する。 【効果】予め予想した方向以外の方向に傾いて実在する
線状欠陥をも高精度に検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強磁性体からなる磁化
された被検査材の表面欠陥または内部欠陥およびそれら
欠陥近傍から漏洩する磁気を検出する漏洩磁気探傷法に
おいて用いられる漏洩磁気検出センサに関する。
【0002】
【従来の技術】漏洩磁気探傷法は、強磁性体からなる被
検査材を磁化した時に表面欠陥などから漏洩する磁気を
検出して上記表面欠陥などを探傷する方法であることは
周知のとおりである。
【0003】その際、漏洩磁気を検出するために用いら
れる検出用センサとしては、通常、ホール素子や磁気抵
抗素子などの感磁性素子からなる磁気センサや、フェラ
イトコアに導線を巻回したコイルセンサなどがある。
【0004】これらの検出用センサを用い、被検査材の
一定の方向、具体的には例えば鋼板の長手方向に延在発
生した線状欠陥を高精度に検出しようとする場合、従来
は、その検出能を向上させるべく、感磁部の横断面形状
を矩形に成形した検出用センサを用いて次に述べるよう
にして探傷を行っていた。
【0005】図10は、上記従来の探傷方法を説明する
図であり、同図(a)は平面図、同図(b)は同図
(a)のII−II線矢視図である。図10において、S1
は感磁部の横断面形状が矩形に成形されたセンサであ
り、発生が予想される被検査材Mの線状欠陥Kの延在方
向に対し、その長辺がほぼ平行になるように配置され
る。また、センサS1の隣にこれと同一形状に感磁部が
成形されたセンサS2を平行に隣設配置するとともに、
両センサS1、S2を差動接続して被検査材Mの表面凹
凸変動あるいは搬送振動などに伴う材料ガタ信号などの
ノイズ信号を抑制できるようにし、この状態で両センサ
S1、S2を白抜き矢符方向に走査して探傷するように
していた。
【0006】この場合、図10(b)に示すように、両
センサS1、S2がそれぞれ図中の破線で示す位置に到
達したとき、センサS1には線状欠陥Kからの漏洩磁気
Rにより上向きの磁気が鎖交し、センサS2には下向き
の磁気が鎖交する。この結果、センサS1とセンサS2
には、図11に示すように、同時期に逆極性の欠陥信号
KS1とKS2が発生する。従って、その各欠陥信号の
差動出力(センサS1の出力とセンサS2の出力との減
算処理結果)は、大きな振幅の欠陥信号KSに増幅され
る。一方、上記材料ガタ信号などのようにセンサS1と
センサS2とに同時期に同方向の磁気が鎖交する場合
は、両センサS1、S2には同時期に同極性の信号が発
生するため、その差動出力の振幅は大幅に小さくなる
か、もしくは消失する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のセンサは、一定の方向に延在した線状欠陥の検出能
を向上させるべく、感磁部の横断面形状を矩形に成形し
たものであり、その長辺が線状欠陥の延在方向に対して
平行になるように配置されている。また、その差動処理
の方法も、通常、一定の方向に延在した線状欠陥の信号
を選択増幅する構成としている。このため、図12に示
すように、被検査材Mに発生している線状欠陥Kが予め
予想した延在方向に対して傾き角θをもって発生してい
る場合には、傾き角θが大きくなるに従ってその検出出
力(信号振幅)が小さくなり、実在する線状欠陥Kの傾
き角θによって感度差が生じるという欠点があった。
【0008】図13は、その一例を示す図であり、上記
傾き角θが大きくなるに従って各コイルセンサから出力
される欠陥信号の振幅が小さくなっている。これは、図
14に示すように、同一形状かつ同一深さの線状欠陥を
対象にした場合における線状欠陥Kと、横断面形状が矩
形の同一大きさの各センサS1(S2)との平面内にお
ける相対位置関係が、予め予想した方向に線状欠陥Kが
延在発生している同図(a)の場合と、傾き角θをもっ
て線状欠陥Kが発生している同図(b)の場合とでは異
なるためである。
【0009】なお、予め予想した延在方向に対して傾き
角θをもって線状欠陥Kが実在する場合にあっても、こ
れを高感度で検出できるようにする方法としては、次に
述べる方法が考えられる。すなわち、図15に示すよう
に、横断面形状を円形に成形したセンサS3を単独で用
いることとし、このセンサS3を予め予想した線状欠陥
Kの延在方向と直交する方向へ走査する方法である。こ
の場合、図16に示すように、線状欠陥Kの傾き角θの
如何によらず、センサS3と線状欠陥Kとの平面内にお
ける相対位置関係がセンサS3の軸心回りに一定になる
から、センサS3の出力は一定となる。このため、傾き
角θに影響されることなく線状欠陥Kを高感度で検出す
ることができる。しかし、ノイズ信号を抑制する手段と
して有効な差動処理を採用するべく、このセンサS3を
走査方向に2個併設配置し、両センサを差動接続して差
動型センサとして用いる場合は、前述の横断面形状が矩
形のセンサS1、S2を並設配置した場合と同様の現象
が生じるため、予め予想した延在方向とは異なる方向に
傾いて実在する線状欠陥Kを、予め予想した方向に延在
して実在する線状欠陥Kと同一感度で検出することはで
きない。
【0010】本発明の目的は、上記の実状に鑑みなされ
たもので、ノイズ抑制手段として安価簡便で有効な差動
処理を採用する差動型センサとして用いることができ、
予め予想した方向以外の方向に傾いて実在する線状欠陥
をも、その深さが同一である限りにおいては一定の感度
で、高精度に検出することのできる漏洩磁気検出用セン
サを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、次の漏
洩磁気検出用センサにある。
【0012】磁化された被検査材の表面欠陥または内部
欠陥から漏洩する磁気を検出する漏洩磁気検出センサで
あって、横断面形状が円形に形成されるとともに、感磁
部の横断面積が異なる2個のセンサを同心状に配置した
ことを特徴とする漏洩磁気検出用センサ。
【0013】
【作用】本発明の漏洩磁気検出用センサは、感磁部の横
断面積が異なる円形横断面形状の2個のセンサを同心状
に配置してあるので、予め予想した方向以外の方向に傾
いて実在する線状欠陥から漏洩する磁気を検出する場合
にあっても、図2に示すように、両センサ2および3と
線状欠陥Kとの水平面内における相対関係がその軸心回
りに一定となる。この結果、その出力は線状欠陥Kの傾
き角θに影響されることなく、常に一定になる。従っ
て、予め予想した方向以外の方向を向いて実在する線状
欠陥Kを高精度に検出することが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の漏洩磁気検出用センサを、そ
の一例を示す図1に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の漏洩磁気検出用センサの
一例を示す図であり、同図(a)は縦断面図、同図
(b)は同図(a)のI−I線矢視図である。
【0016】図1に示すように、漏洩磁気検出用センサ
1は、円筒状の第1のコイルセンサ2の中空部にその軸
心を一致させて内挿配置された中実円柱状の第2のコイ
ルセンサ3とからなっている。第1のコイルセンサ2
は、円筒状のフェライトコア2a(外径6mm、内径5
mm、高さ5mm)の軸方向中央部の外周に銅などから
なる導線2b(外径0.5mm)を捲回(20回)して
成形されている。
【0017】また、第2のコイルサンサ3は、両端部に
鍔3c(外径4mm、厚さ0.5mm)が形成された中
実円柱状(軸部外径2mm、鍔部を含む高さ5mm)の
フェライトコア3aの軸部外周に銅などからなる導線3
b(外径0.5mm)を捲回(20回)して成形されて
いる。
【0018】このように、横断面円形の第1のコイルセ
ンサ2と第2のコイルセンサ3とを同心配置して構成さ
れた漏洩磁気検出用センサ1を用いて予め予想した所定
の方向に延在する線状欠陥Kを探傷すべく、その走査方
向を上記所定の方向と直交する方向にして探傷する場
合、実際に存在する線状欠陥Kが予め予想した上記所定
の方向とは異なる方向に傾いて発生している場合にあっ
ても、その検出感度が低下することはない。これは、図
2に示すように、同一形状かつ同一深さの線状欠陥Kに
対しては、第1のコイルセンサ2および第2のセンサコ
イル3と線状欠陥Kとの水平面内における相対関係がそ
の軸心回りに同時に一定となるため、線状欠陥Kの延在
方向に関係なく、両コイルセンサ2および3はそれぞれ
その感磁部であるフェライトコアの横断面積の大きさに
応じて感知した漏洩磁気量に対応する一定振幅の欠陥信
号を同時に出力するようになるからである。
【0019】なお、被検査材Mの表面凹凸変動あるいは
搬送振動などに伴う材料ガタ信号などのノイズ信号は、
従来同様に、両コイルセンサ2および3を差動接続して
用いることで、その出力振幅を小さく抑制することがで
きる。
【0020】図3は、上記構成からなる第1のコイルセ
ンサ2および第2のコイルセンサ3それぞれの欠陥信号
波形の一例と、両コイルセンサ2と3とを同心配置する
とともに差動接続した場合の欠陥信号波形の一例を示す
図である。この図3から明らかなように、第1のコイル
センサ2および第2のコイルセンサ3のそれぞれの欠陥
信号波形は、コイルセンサの横断面形状が円形であるの
で、一定形状かつ一定深さの線状欠陥に対しては、線状
欠陥の延在方向に関係なく一定の振幅を有していること
がわかる。また、両コイルセンサ2と3を同心配置する
とともに差動接続した場合の欠陥信号波形は、材料ガタ
信号や緩やかな磁場変化などによるノイズ信号が抑制さ
れていることがわかる。
【0021】図4は、本発明の漏洩磁気検出用センサの
他の例を示す平面図である。図4に示すように、この例
での漏洩磁気検出用センサ10は、銅などからなる導線
10aを所定の間隔を隔てて螺旋状に複数ターン巻回さ
れた大径の第1のコイル20と、小径の第2のコイル3
0とをシリコンウェハー40上に同心配置してプリント
作成されている。なお、図4中の20aおよび30aは
入力端子を、20bおよび30bは出力端子を示す。
【0022】この大径の第1のコイル20と小径の第2
のコイル30とをシリコンウェハー40上に同心配置プ
リント作成してなる本発明の漏洩磁気検出用センサ10
においても、図3とほぼ同様の欠陥信号波形が得られる
ことはいうまでもない。
【0023】図5は、本発明の漏洩磁気検出用センサの
さらに他の例を示す平面図であり、同図(a)は平面
図、同図(b)は側断面図である。図5に示すように、
この例での漏洩磁気検出用センサ100は、ホール素子
や磁気抵抗素子などの感磁性素子からなる磁気センサを
用いた場合の例を示し、横断面形状が円形で、感磁部の
断面積が異なる第1のセンサ100aと第2のセンサ1
00bを、その軸心を一致させて上下方向に、絶縁層1
00cを介在させて積層形成されている。
【0024】図5に示すセンサ100は、第1のセンサ
100aと第2のセンサ100bを上下逆に積層形成す
ることができる。また、この例からわかるように、上記
図1に示すコイル型センサ1は、第1のコイルセンサ2
を大断面積を有する中実円柱状のコイルセンサととし、
小断面積を有する中実の第2のコイルセンサとを上下に
積層して形成することができる。この積層型のセンサに
おいては、被検査材Mの表面に対する各センサのリフト
オフ量R1とR2(図5(b)参照)が異なることにな
り、これに伴って検出感度が相違するので、同一の線状
欠陥からの信号を同一感度で検出できるようにキャリブ
レーション処理する必要があることはいうまでもない。
【0025】本発明の漏洩磁気検出用センサは上記した
ような構成であるが、以下その効果を確認するために行
った実験結果について説明する。
【0026】先ず、被検査料材として、図6に示すよう
に、最左端のもの(K1)の延在方向を基準としてこの
延在方向から反時計方向に傾き角θが0°から90°ま
で15°ピッチで異なる、ノッチ状人工欠陥(長さ20
mm×幅0.5mm×深さ0.5mm)K1〜K7を1
00mmピッチで放電加工した肉厚5mmの炭素鋼板を
準備した。次いで、被検査材料の磁化用電磁石として、
図7に示すように、ケイ素鋼板を積層してU字状に形成
(開脚外法寸法60mm×開脚内法寸法40mm×高さ
60mm×長さ65mm)され、両脚部に銅製の導線
(外径1mm)を30ターン巻回してなる交流型の電磁
石を用い、各人工欠陥Kからの漏洩磁気の大きさが一定
となるように磁化方向を各人工欠陥の長手方向に対して
垂直にして磁化した。なお、磁化力は3(A)×60
(T)=180(A・T)で、励磁周波数は2kHzと
した。しかる後、図1に示す形状で前述の寸法を有する
本発明になる漏洩磁気検出用センサ1を用い、その走査
方向を図6中に白抜き矢印で示す方向にして各人工欠陥
K1からK7の探傷を行った。また、比較のため、図1
0に示す構成で、長辺4mm、短辺1mmの矩形横断面
形状を有する従来の漏洩磁気検出用センサを用い、上記
同様の方法によって各人工欠陥の探傷も行った。
【0027】図8は、上記実験結果のうち、傾き角θが
0°の人工欠陥K1と傾き角θが45°の人工欠陥K4
についての各コイルセンサの検出信号波形と、その差動
処理後の検出信号波形を示し、同図(a)は本発明の漏
洩磁気検出用センサによった場合、同図(b)は従来の
漏洩磁気検出用センサによった場合を示している。な
お、同図(b)中のセンサ出力は、両者同一であるの
で、一方の出力のみを示してある。
【0028】図8から明らかなように、従来の漏洩磁気
検出用センサでは、傾き角θ=45°の人工欠陥K4の
欠陥信号振幅が、傾き角θ=0°の欠陥信号振幅の約7
0%に低下している。これに対し、本発明の漏洩磁気検
出用センサでは、欠陥信号振幅の低下が認められない。
また、従来および本発明の漏洩磁気検出用センサとも
に、各コイルセンサ各単独の信号波形には、緩やかな磁
場変動などに起因したノイズ信号が認められるものの、
その差動処理後の信号波形には上記ノイズ信号がほとん
ど認められない。
【0029】また、図9は、傾き角θが0°の時の出力
をそれぞれ1とし、各傾き角θの人工欠陥K1〜K7に
対する本発明の漏洩磁気検出用センサと従来の漏洩磁気
検出用センサの検出感度の変化を示した図である。図9
から明らかなように、従来の漏洩磁気検出用センサの欠
陥検出感度は、線状欠陥の傾き角θが予め予想した方向
から大きく傾くに従って急激に低下している。これに対
し、本発明の漏洩磁気検出用センサの欠陥検出感度は、
線状欠陥の傾き角θが予め予想した方向から大きく傾い
ている場合でもほとんど低下しておらず、線状欠陥の傾
き角θにかかわらず、ほぼ一定の感度で欠陥を検出する
ことが可能であることがわかるなお、上記実験結果は交
流励磁によった場合のものであるが、直流励磁した場合
にも同様の結果が得られることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】本発明の漏洩磁気検出用センサは、横断
面形状が円形に成形されるとともに、感磁部の断面積の
異なる2個のセンサを同心状に配置した構成としたの
で、磁化の方向と線状欠陥の延在方向が直交する場合に
は線状欠陥の発生方向によらず常に一定感度で探傷する
ことが可能となる。また、各センサを差動接続使用する
場合には材料ガタ信号や緩やかな磁場変化などのノイズ
信号の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の漏洩磁気検出用センサの一例を示す図
で、同図(a)は縦断面図、同図(b)は同図(a)の
I−I線矢視図である。
【図2】本発明の漏洩磁気検出用センサと線状欠陥との
相対位置関係を説明する図で、同図(a)は予め予想し
た方向に発生した線上欠陥との関係を、同図(b)は傾
き角をもって発生した線状欠陥との関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の漏洩磁気検出用センサで得られる欠陥
信号波形の一例を示す図である。
【図4】本発明の漏洩磁気検出用センサの他の例を示す
平面図である。
【図5】本発明の漏洩磁気検出用センサのさらに他の例
を示す図で、同図(a)は平面図、同図(b)は側断面
図である。
【図6】本発明の漏洩磁気検出用センサの効果を確認す
るために用いた被検査材を示す図である。
【図7】実験に用いた磁化用磁石を示す図である。
【図8】実験結果を示す図で、同図(a)は本発明の漏
洩磁気検出用センサによって得られた欠陥信号波形を、
同図(b)は従来の漏洩磁気検出用センサによって得ら
れた欠陥信号波形を示す図である。
【図9】実験結果を示す図で、線状欠陥の傾き角と欠陥
信号振幅との関係を示す図である。
【図10】従来の漏洩磁気検出用センサを用いての探傷
方法を説明する図で、同図(a)は平面図、同図(b)
は同図(a)のII−II線矢視図である。
【図11】従来の漏洩磁気検出用センサによる欠陥信号
波形の一例を示す図である。
【図12】従来の漏洩磁気検出用センサと予め予想した
方向とは異なる方向に傾いて発生した線状欠陥との関係
を示す平面図である。
【図13】線状欠陥の傾き角が従来の漏洩磁気検出用セ
ンサの信号振幅に及ぼす影響を示す図である。
【図14】従来の漏洩磁気検出用センサと線状欠陥との
相対位置関係を説明する図で、同図(a)は予め予想し
た方向に発生した線上欠陥との関係を、同図(b)は傾
き角をもって発生した線状欠陥との関係を示す図であ
る。
【図15】線状欠陥の傾き角によって信号振幅が低下す
るのを防止するための従来方法を説明する図である。
【図16】横断面形状が円形のセンサを用いる従来方法
によって信号振幅の低下防止が図れることを説明する図
で、同図(a)は予め予想した方向に発生した線上欠陥
との関係を、同図(b)は傾き角をもって発生した線状
欠陥との関係を示す図である。
【符号の説明】
1:漏洩磁気検出用センサ、 2:第1のコイル
センサ、3:第2のコイルセンサ、 2a、3
a:フェライトコア、2b、3b:導線、
3c:鍔、K:線状欠陥。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁化された被検査材の表面欠陥または内部
    欠陥から漏洩する磁気を検出する漏洩磁気検出センサで
    あって、横断面形状が円形に形成されるとともに、感磁
    部の横断面積が異なる2個のセンサを同心状に配置した
    ことを特徴とする漏洩磁気検出用センサ。
JP13340895A 1994-06-23 1995-05-31 漏洩磁気検出用センサ Pending JPH08327602A (ja)

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PCT/JP1995/001254 WO1996000386A1 (fr) 1994-06-23 1995-06-22 Procede et dispositif de detection de defauts au moyen d'un flux de fuite, et detecteur de defauts utilisant un flux de fuite
US08/549,674 US5747988A (en) 1994-06-23 1995-06-22 Method and apparatus for flaw detection by leakage fluxes and leakage flux sensor
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