JPH08327533A - 生化学分析装置 - Google Patents

生化学分析装置

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JPH08327533A
JPH08327533A JP13763595A JP13763595A JPH08327533A JP H08327533 A JPH08327533 A JP H08327533A JP 13763595 A JP13763595 A JP 13763595A JP 13763595 A JP13763595 A JP 13763595A JP H08327533 A JPH08327533 A JP H08327533A
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Japan
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total reflection
substrate
reflection prism
enzyme
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JP13763595A
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Toshiko Fujii
稔子 藤井
Yuji Miyahara
裕二 宮原
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】減衰全反射プリズム1上に基質を直接または間
接に固定化し、試料4の導入によって基質と試料中の酵
素との反応を開始させ、一試料につき反応時間の異なる
2個の赤外吸収スペクトルを得て、赤外吸収スペクトル
より試料4中の基質もしくは酵素反応生成物の単位時間
当たりの濃度変化を算出し、試料4中の酵素活性を測定
する。 【効果】減衰全反射プリズム上に基質を直接または間接
に固定化することにより、赤外分光法による酵素活性の
測定が可能になった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外分光法と減衰全反射
法を用いた液体試料、特に血液に含有される酵素の活性
測定法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動分析計等で使用されている酵
素活性測定法のうち、例えば、アミラーゼの活性測定法
は、臨床検査法提要,金井泉原著(1983年),第7
74頁から第777頁において述べられている。ここで
は血清中に基質である澱粉を加え、ある一定時間恒温で
反応させ、残った基質もしくは酵素−基質反応で生成し
た還元糖の量を比色法によって測定し、アミラーゼ活性
を算出する方法について述べられている。
【0003】また赤外分光法と減衰全反射法を用いた血
液生化学分析法に関しては、アプライド スペクトロス
コピー(APPLIED SPECTROSCOPY)1994年,第48
巻,第85頁から第95頁において論じられている。こ
こでは、ヒト血漿中のグルコース,総蛋白質,総コレス
テロール,トリグリセリド,尿素,尿酸の7成分の濃度
を赤外分光法によって測定している。また、赤外分光法
による酵素活性の測定に関しては、バイオキミカ バイ
オフィジカ アクタ(BIOCHIMICA BIOPHYSICA ACTA)1
992年,第1159巻,第237頁から第242頁に
おいて述べられている。ここではアルカリフォスファタ
ーゼの活性を、基質であるパラ−ニトロフェノールフォ
スフェートの赤外吸収ピークの強度測定によって相対的
に測定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の比色法を用いた
酵素活性測定法は、基質及び基質もしくは酵素反応生成
物を発色させるための色素、あるいは基質と色素を結合
させた試薬等を用いるもので、試薬の混入,反応などの
操作が煩雑で測定のコストが高かった。また複数の酵素
を測定する場合、各々の酵素に対して特異的な試薬を用
いて個別に反応させねばならず、分析時間を要した。ま
た従来の赤外分光法による生化学分析は、試薬が不要
で、反応時間を要さず、測定コストが従来の自動分析計
に比較して安いものの、ハード構成に由来する感度不
足,一試料に対して一スペクトルを測定し、スペクトル
から目的成分濃度を測定する測定方式等のため酵素の活
性を測定することは不可能であった。また従来の赤外分
光法による酵素活性の測定法では、酵素や酵素反応生成
物の赤外吸収ピークとの畳重が無い波長領域にピークを
持つ基質が存在する酵素のみ活性測定が可能であった。
【0005】本発明の目的は、赤外分光法を用いて酵素
の活性を測定することにより、低コストで、短時間に酵
素活性を測定する生化学分析装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、基質を固定化した膜を減衰全反射プリズムに設置す
るか、もしくは減衰全反射プリズム表面に直接基質を固
定化し、恒温に保持された減衰全反射プリズムセル中で
試料中の酵素と基質を反応させ、一試料について反応時
間の異なる2個以上の赤外吸収スペクトルを得、赤外吸
収スペクトルと反応時間差から単位時間当たりの基質も
しくは酵素反応生成物の濃度変化を求めることにより試
料中の酵素活性を測定するものである。
【0007】
【作用】上記手段は以下のように作用する。減衰全反射
プリズムに直接あるいは間接的に設置された酵素基質
は、減衰全反射プリズムセルへの試料の注入によって、
試料中に含有される酵素との反応を開始する。減衰全反
射プリズムセル中の試料は、恒温槽によって酵素の最適
温度に保たれ速やかな酵素−基質反応を生じ、短時間に
多量の基質が分解されることによって、短時間で酵素反
応による基質もしくは生成物の濃度変化を感度良く検出
できる。また複数の酵素を測定対象とする場合には、そ
れぞれの酵素に特異的な基質を全て一度の測定で反応さ
せることができるため、従来の酵素測定法に比較して分
析時間が大幅に短縮する。また基質もしくは酵素反応生
成物の濃度測定に赤外分光法を用いることにより、従来
の生化学分析計等で使用されていた色素などの試薬を使
うことなく低コストで酵素活性の測定を行うことができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は本発明の第一の実施例である生化学分析装
置の減衰全反射プリズムセルの断面図である。減衰全反
射プリズム1は、セレン化亜鉛あるいはゲルマニウムあ
るいはシリコンあるいはサファイアから形成されてい
る。減衰全反射プリズム1上に1mm程の間隙を介して、
フレーム2に保持された膜3を設置する。膜3は、セル
ロースあるいはガラスあるいは合成樹脂等の繊維膜であ
り、本実施例の生化学分析装置で、例えば、アミラーゼ
を測定対象とする場合、膜3にはアミラーゼの基質であ
る澱粉を固定化する。基質の固定化は、膜を澱粉溶液の
中に浸漬した後、溶媒を乾燥させて基質のみを膜に保持
させることによって行う。
【0009】試料4は膜3上に注入され、膜3を透過す
る。その際、膜3に固定化された基質である澱粉が試料
中に溶出し、アミラーゼと反応する。この酵素反応の際
に生成した還元糖及び膜3から試料中に溶出した基質を
含有した試料は減衰全反射プリズム上に達する。
【0010】図2は、本発明の第一の実施例である生化
学分析装置のブロック図である。本装置は、洗浄液ボト
ル5,分光器部6,送液機構7,廃液ボトル8からなる
測定部9と測定部9の動作を制御部10を介して指示す
るコンピュータ11に大きく分けることができる。分光
器部6は、フーリエ変換分光法によりスペクトルを測定
する構成である。
【0011】測定者は、測定対象の酵素に特異的な基質
を固定化した膜3を減衰全反射プリズム1上に手動もし
くは機械的に設置し、膜3上に試料導入口12から試料
をピペットもしくはシリンジ等で導入する。導入された
試料は、膜3を透過しつつ減衰全反射プリズム1上に達
する。測定者はさらにキーボード,マウス等の操作部1
3を通してコンピュータ11に測定開始を指示する。測
定開始を指示されたコンピュータ11は、一定の時間を
おいて一試料につき2個のインターフェログラムを測定
する。また減衰全反射プリズムは、恒温槽14中に設置
されており、2個のインターフェログラムを測定する間
試料温度は37℃に保持される。
【0012】インターフェログラムは、AD変換器15
によってそれぞれデジタル信号に変換され、コンピュー
タ11の演算部でフーリエ変換によりスペクトルに変換
される。スペクトルは、コンピュータ11の主メモリに
測定時刻とともに格納される。主メモリに格納された2
個のスペクトルは、外部メモリ16に記憶されていた検
量式に入力され、酵素活性が算出される。測定者は、C
RTもしくはプリンタ等の表示部17に出力された酵素
活性の値を読み取ることができる。
【0013】測定終了後、膜3は手動もしくは機械的に
減衰全反射プリズム1上から除去される。その後洗浄液
ボトル5中の洗浄液が送液機構7によってプリズム上に
送液され、減衰全反射プリズム1表面の洗浄が行われ
る。洗浄の終了後、プリズム上の洗浄液は、送液機構7
によって廃液ボトル8に送液される。
【0014】図3は本発明の第二の実施例の生化学分析
装置の減衰全反射プリズムセルの断面図である。本実施
例のセル以外の構成は、第一の実施例の図2と同様であ
る。減衰全反射プリズム1上に直接酵素基質溶液を塗付
乾燥し、膜18を形成したものである。膜18上に直接
試料が導入され、試料中の酵素と膜18の基質との反応
が開始する。
【0015】図4は本発明の第三の実施例の生化学分析
装置の減衰全反射プリズムセルの断面図である。本実施
例のセル以外の構成は、第一の実施例の図2とほぼ同様
である。
【0016】減衰全反射プリズム1上に1mm程度の間隙
を介して設置した膜19は、熱伝導率の良い、例えば、
銅のような金属メッシュであり、塗付乾燥により酵素基
質が表面に固定化されている。膜19上には間隙を介し
て冷却プレート20及びペルチエ素子21が設置されて
いる。試料導入部22からシリンジまたはピペット等で
試料4が膜19上に導入される。膜19は孔径2μmの
メッシュであるため試料をプリズム1上に透過させる
が、その際膜19表面に固定化された基質が試料に溶
け、試料中に含有される酵素と基質の反応が開始され
る。またプリズム1下部には、プリズム1下部に直接ま
たは間接に温度調節素子23が設置されており、プリズ
ム下部の温度を一定に保っている。なおセル全体は断熱
材24に覆われており、光の入出射部は赤外領域に透明
な窓材25が設置されている。赤外吸収スペクトルは、
ペルチエ素子21によって試料が凍結された状態で測定
される。
【0017】本減衰全反射プリズムセルでは、凍結によ
って試料中の測定対象成分がプリズム側に濃縮され、試
料中の水分に影響されない高感度な赤外吸収スペクトル
を得ることができる。
【0018】図5は、図4に示した試料セルの一試料の
酵素活性測定における試料の温度変化を示した図であ
る。まず試料がセルに注入された直後に、冷却素子によ
って試料の冷却が行われ、試料が所定の温度に達した時
に試料が凝固し第一のスペクトルが測定される。一回目
のスペクトル測定の後、ペルチエ素子に逆の極性の電流
を流すことによって試料温度を上げ、37℃で一定に保
持し、5分間放置する。この間に試料に含有される酵素
と基質の反応が進行する。放置後再びペルチエ素子に流
れる電流の極性を逆にして、試料を冷却し第二のスペク
トルを測定する。
【0019】図6は本発明の第一ないし第三の実施例の
分光器部の光学系のブロック図である。分光器部6は、
主に光源26,干渉計27,減衰全反射プリズム1,検
出器28から構成されている。光源26から出射された
赤外光29は干渉計27によって変調を受けた後、減衰
全反射プリズム1に臨界角以上で入射する。入射した赤
外光29はプリズム内で全反射を繰り返しながら、プリ
ズム1上に導入された試料4に特定波長の光を吸収さ
れ、検出器35に出射される。検出器28で検知した光
は、インターフェログラム30としてAD変換器15に
出力される。
【0020】図7は一試料について得た基質との反応時
間の異なる2個の赤外吸収スペクトルから酵素活性を測
定するための校正方法のフローチャートである。n個の
測定対象物質31に測定対象の酵素に特異的な基質32
を添加して作成したn個の標準液からなる標準液群33
を構成する。本発明と同型の試料セル及び分光器で各標
準液の赤外吸収スペクトル34を測定し、他方各標準液
中の基質濃度35を比色法等で正確に測定する。
【0021】各標準液の赤外吸収スペクトルで、基質に
特異的なピークを持つ波数領域の吸光度を説明変数3
6,比色法によって測定した各標準液中の基質濃度を目
的変数37として、重回帰分析、もしくは主成分分析、
もしくはパーシャル リーストスクェア(Partial Least
Squares)等の多変量解析を用いた検量法により校正
(38)し、検量式39を算出する。
【0022】試料を試料セルに注入し、試料4中に基質
40を溶出させた直後に測定した第一の赤外吸収スペク
トル41と溶出させてからm分後に測定した第二の赤外
吸収スペクトル42の上記の校正に使用した波数領域の
吸光度が検量式39に代入され、それぞれの測定時間で
の基質濃度43,44が算出される。さらに2個の基質
濃度の差とスペクトルの測定時間の差から酵素活性45
が算出される。また32で基質の代わりに酵素反応生成
物を添加し、酵素反応生成物の測定を行うための標準液
群を構成し、スペクトル41,42から酵素反応生成物
の濃度を測定することにより酵素活性を測定する活性測
定法も可能である。
【0023】図8は一試料中の複数の酵素の活性を同時
測定するための、校正方法のフローである。複数の酵素
活性を同時分析する際には、実施例1の膜3に測定対象
の各種の酵素に対する各種の基質を全て固定化する。も
しくは一枚の膜に一つの基質を固定化し、測定対象の各
種の酵素に対応する膜を重ねて層状にして減衰全反射プ
リズム上に設置する。もしくは減衰全反射プリズム表面
に、直接測定対象の各種の酵素に対する各種の基質を全
て固定化する。
【0024】測定対象のq種類の酵素の活性を測定する
場合、各酵素に特異的なq種類の基質46(基質1,基
質2…,基質q)を混ぜたものをn個の測定対象物質3
1にそれぞれ添加し、n個の標準液33とする。本発明
と同型の試料セル及び分光器で各標準液の赤外吸収スペ
クトル34を測定する。一方各標準液中の基質1〜qの
濃度を比色法等で正確に測定(47)する。
【0025】各標準液の赤外吸収スペクトルにおいて、
基質1〜qに特異的なピークを持つ波数領域の吸光度を
説明変数48(X1,X2…,Xq),比色法によって
測定した各標準液中の1〜qの基質濃度を目的変数49
(y1,y2…,yq)として、重回帰分析、もしくは
主成分分析、もしくはPartial Least Squares 等の多変
量解析を用いた検量法により校正(38)し、1〜qの
基質に関する検量式50(f1(x),f2(x)…,fq
(x))を算出する。
【0026】試料4と減衰全反射プリズム上に存在する
1〜qの基質50を溶出させた直後に測定した第一の赤
外吸収スペクトル41と溶出させてからm分後に測定し
た第二の赤外吸収スペクトル42の上記の校正に使用し
た波数領域の吸光度が検量式50に代入され、それぞれ
の測定時間での1〜qの基質濃度52,53が算出され
る。さらに各基質に対して2個算出された濃度の差とス
ペクトルの測定時間の差から酵素活性54が算出され
る。
【0027】図9は本発明の第三の実施例及び図7の校
正方法を用いて血清中のアミラーゼを測定した結果を示
したものである。基質として可溶性澱粉を膜に固定化し
減衰全反射プリズム上に設置した。赤外分光法によって
試料中の澱粉濃度の単位当たりの変化量からアミラーゼ
の活性を算出したものを縦軸とし、同じ試料を日立72
50形自動分析装置で測定した値を横軸とした。2個の
赤外吸収スペクトルの測定時間の差は5分とした。2法
の相関係数は0.99 と良好であり、本発明により血清
中の酵素活性が色素などの試薬を使用することなく短時
間で低コストで測定することができた。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、従来の比色法を用いた
酵素活性測定法に比較して、短時間及び低コストで酵素
活性を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の減衰全反射プリズムセルの
断面図。
【図2】本発明の一実施例の生化学分析装置のブロック
図。
【図3】本発明の一実施例の減衰全反射プリズムセルの
断面図。
【図4】本発明の一実施例の減衰全反射プリズムセルの
断面図。
【図5】減衰全反射プリズムセルの試料温度の経時変化
を示す図。
【図6】本発明の実施例で用いた分光器のブロック図。
【図7】本発明の1種類の酵素活性を測定するための校
正方法のフローチャート。
【図8】本発明の2種類以上の酵素活性を測定するため
の校正方法のフローチャート。
【図9】本発明の効果を表わした測定図。
【符号の説明】
1…減衰全反射プリズム、2…フレーム、3…膜、4…
試料、5…洗浄液ボトル、6…分光器部、7…送液機
構、8…廃液ボトル、9…測定部、10…制御部、11
…コンピュータ、12…試料導入口、13…操作部、1
4…恒温槽、15…AD変換器、16…外部メモリ、1
7…表示部。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源,減衰全反射プリズムセル,検出器及
    びデータ処理用のコンピュータを含む赤外分光計におい
    て、上記セルの減衰全反射プリズム上に直接又は間隙を
    介して基質を固定化した膜を備えたことを特徴とする生
    化学分析装置。
  2. 【請求項2】光源,減衰全反射プリズムセル,検出器及
    びデータ処理用のコンピュータを含む赤外分光計におい
    て、上記セルの減衰全反射プリズム表面に基質を固定化
    もしくは吸着させたことを特徴とする生化学分析装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の前記膜は、セルロース,
    ガラス,合成樹脂などから形成される繊維膜であるか、
    もしくは1.5μm 以上の孔径を有するメッシュである
    生化学分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2に記載の前記減衰全反射
    プリズムのセルは試料中の温度を一定に保つための機構
    を備えた生化学分析装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載の前記減衰全反射
    プリズムのセルは、セル中の試料温度を少なくとも0℃
    以下に冷却し測定する機構を備えた生化学分析装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載の前記減衰全反射
    プリズムセルは、プリズムの材質がセレン化亜鉛,ゲル
    マニウム,シリコン,サファイアからなる生化学分析装
    置。
  7. 【請求項7】酵素と基質の反応時間の異なる2個以上の
    赤外吸収スペクトルを一試料から得、各赤外吸収スペク
    トルから試料中に含まれる各反応時間毎の基質もしくは
    反応生成物の濃度変化を求めることによって試料中に含
    まれる酵素の活性を測定する請求項1または2に記載の
    生化学分析装置。
  8. 【請求項8】2種類以上の酵素を測定対象とし、各酵素
    に対する基質を全て一枚の膜に固定化した請求項1に記
    載の生化学分析装置。
  9. 【請求項9】2種類以上の酵素を測定対象とし、各酵素
    に対する基質を各々一枚の膜に固定化し、複数の測定対
    象酵素に対応する各種の膜を組み合わせ層状に重ねて減
    衰全反射プリズム上に設置した請求項1に記載の生化学
    分析装置。
  10. 【請求項10】2種類以上の酵素を測定対象とし、各酵
    素に対する基質を全て減衰全反射プリズム表面に固定化
    した請求項2に記載の生化学分析装置。
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