JPH08327042A - 灰溶融炉 - Google Patents
灰溶融炉Info
- Publication number
- JPH08327042A JPH08327042A JP13706795A JP13706795A JPH08327042A JP H08327042 A JPH08327042 A JP H08327042A JP 13706795 A JP13706795 A JP 13706795A JP 13706795 A JP13706795 A JP 13706795A JP H08327042 A JPH08327042 A JP H08327042A
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- slag
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- electromagnetic induction
- molten slag
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶融室から溶融スラグを抜き出すスラグ抜出
口におけるスラグや金属類の固化を防止する。 【構成】 スラグ抜出口の周囲のキャスダブル耐火物22
内に、水冷孔25を有する電磁誘導コイル23が埋設された
誘導加熱装置21を設けた。 【効果】 電磁誘導コイルにより導電体である溶融スラ
グおよび金属類に誘導電流を生じさせて、そのジュール
熱により効果的に加熱し、スラグ抜出口における溶融ス
ラグおよび金属類の固化付着を防止できる。
口におけるスラグや金属類の固化を防止する。 【構成】 スラグ抜出口の周囲のキャスダブル耐火物22
内に、水冷孔25を有する電磁誘導コイル23が埋設された
誘導加熱装置21を設けた。 【効果】 電磁誘導コイルにより導電体である溶融スラ
グおよび金属類に誘導電流を生じさせて、そのジュール
熱により効果的に加熱し、スラグ抜出口における溶融ス
ラグおよび金属類の固化付着を防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、減容化、無害化を目的
として焼却灰などを加熱溶融する灰溶融炉に関する。
として焼却灰などを加熱溶融する灰溶融炉に関する。
【０００２】
【従来の技術】灰溶融炉に投入された灰は、バーナや電
極等の加熱手段により溶融室で加熱溶融されて溶融スラ
グが形成され、この溶融スラグが溶融室からスラグ抜出
口を介してスラグ冷却室に抜き出され、水冷されて水砕
スラグが生成される。
極等の加熱手段により溶融室で加熱溶融されて溶融スラ
グが形成され、この溶融スラグが溶融室からスラグ抜出
口を介してスラグ冷却室に抜き出され、水冷されて水砕
スラグが生成される。
【０００３】従来のスラグ抜出口は、たとえば円形断面
で直下方向に形成され、溶融スラグがその周囲から内周
壁面を伝って滴下されるものであり、溶融スラグの流動
性が低下した場合に、壁面で固化して成長し、スラグ抜
出口を閉塞することがあった。そのため、本出願人は特
開平５−７９２２５号公報でスラグ抜出口を横穴式にす
ることを提案し、また特願平６−１１１２７号でスラグ
抜出口の上流側の溶融室底壁に傾斜面に形成して、閉塞
のない溶融スラグの排出部を提案した。
で直下方向に形成され、溶融スラグがその周囲から内周
壁面を伝って滴下されるものであり、溶融スラグの流動
性が低下した場合に、壁面で固化して成長し、スラグ抜
出口を閉塞することがあった。そのため、本出願人は特
開平５−７９２２５号公報でスラグ抜出口を横穴式にす
ることを提案し、また特願平６−１１１２７号でスラグ
抜出口の上流側の溶融室底壁に傾斜面に形成して、閉塞
のない溶融スラグの排出部を提案した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記提案により溶融ス
ラグの抜き出しは改善された。しかし、溶融室の炉壁
は、溶融スラグによる浸食を防ぐ目的で水管を埋設した
水冷壁に構成されているため、１ヶ月以上の長期操業を
行うと、溶融室のスラグ抜出口上流側の底壁を含むスラ
グ抜出口の底部に、溶融スラグ特に金属類が凝固して溶
融スラグの流れを阻害し、スラグ抜出口が閉塞される恐
れがあった。さらにこのスラグ抜出口を開口するために
操業を停止すると、前記金属層が凝固されて炉壁に固着
し、この金属層の除去に多大な労力を必要とするという
問題があった。
ラグの抜き出しは改善された。しかし、溶融室の炉壁
は、溶融スラグによる浸食を防ぐ目的で水管を埋設した
水冷壁に構成されているため、１ヶ月以上の長期操業を
行うと、溶融室のスラグ抜出口上流側の底壁を含むスラ
グ抜出口の底部に、溶融スラグ特に金属類が凝固して溶
融スラグの流れを阻害し、スラグ抜出口が閉塞される恐
れがあった。さらにこのスラグ抜出口を開口するために
操業を停止すると、前記金属層が凝固されて炉壁に固着
し、この金属層の除去に多大な労力を必要とするという
問題があった。
【０００５】これは、灰中に含まれる金属（主に鉄）が
溶融スラグより比重が大きいために底壁の表面に沿って
流れて水冷壁に冷却されやすく、また金属の融点が高く
熱電導率が大きいために凝固しやすいとともに、灰の加
熱手段からも遠く加熱されにくいことに起因する。
溶融スラグより比重が大きいために底壁の表面に沿って
流れて水冷壁に冷却されやすく、また金属の融点が高く
熱電導率が大きいために凝固しやすいとともに、灰の加
熱手段からも遠く加熱されにくいことに起因する。
【０００６】本発明は、上記問題点を解決して、長期間
にわたってスラグ抜出口から良好に溶融スラグを排出で
きる灰溶融炉を提供することを目的とする。
にわたってスラグ抜出口から良好に溶融スラグを排出で
きる灰溶融炉を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の灰溶融炉は、炉本体１に、投入された灰を
加熱手段により加熱溶融して溶融スラグを生成する溶融
室を配置し、この溶融室から溶融スラグを抜き出すスラ
グ抜出口に、溶融スラグおよびそれに含まれる金属類を
加熱する誘導加熱装置を設けたものである。
めに本発明の灰溶融炉は、炉本体１に、投入された灰を
加熱手段により加熱溶融して溶融スラグを生成する溶融
室を配置し、この溶融室から溶融スラグを抜き出すスラ
グ抜出口に、溶融スラグおよびそれに含まれる金属類を
加熱する誘導加熱装置を設けたものである。
【０００８】また上記構成の誘導加熱装置は、スラグ抜
出口の周囲に耐火物を介して埋設された電磁誘導コイル
と、この電磁誘導コイルを冷却する冷却手段とで構成さ
れたものである。
出口の周囲に耐火物を介して埋設された電磁誘導コイル
と、この電磁誘導コイルを冷却する冷却手段とで構成さ
れたものである。
【０００９】さらに上記構成の冷却手段は、電磁誘導コ
イルに形成された水冷孔と、この水冷孔に冷却水を供給
する冷却水供給装置とで構成されたものである。
イルに形成された水冷孔と、この水冷孔に冷却水を供給
する冷却水供給装置とで構成されたものである。
【００１０】
【作用】上記構成において、溶融室の冷却壁に冷却され
て凝固しやすい金属類および導電体である溶融スラグ
に、電磁誘導コイルによる電磁誘導作用で電流を生じさ
せてそのジュール熱により金属類および溶融スラグ自体
を加熱することができるので、スラグ抜出口およびその
近傍で金属類やスラグの凝固付着およびその成長を未然
に防止することができ、長期操業しても溶融スラグの排
出を良好に行うことができる。
て凝固しやすい金属類および導電体である溶融スラグ
に、電磁誘導コイルによる電磁誘導作用で電流を生じさ
せてそのジュール熱により金属類および溶融スラグ自体
を加熱することができるので、スラグ抜出口およびその
近傍で金属類やスラグの凝固付着およびその成長を未然
に防止することができ、長期操業しても溶融スラグの排
出を良好に行うことができる。
【００１１】また、電磁誘導コイルをスラグ抜出口を形
成する絶縁体である耐火物内に埋設することにより、溶
融スラグに非接触で、効果的に溶融スラグおよび金属類
を加熱することができ、電磁誘導コイルの焼損を防止す
ることができるとともに、冷却手段により冷却される電
磁誘導コイルによる冷却作用を耐火材で遮断することが
できる。また耐火物内に埋設することで、冷却手段の付
設も容易に行うことができる。
成する絶縁体である耐火物内に埋設することにより、溶
融スラグに非接触で、効果的に溶融スラグおよび金属類
を加熱することができ、電磁誘導コイルの焼損を防止す
ることができるとともに、冷却手段により冷却される電
磁誘導コイルによる冷却作用を耐火材で遮断することが
できる。また耐火物内に埋設することで、冷却手段の付
設も容易に行うことができる。
【００１２】さらに、電磁誘導コイルをその内部に形成
された水冷孔に冷却水を流送して冷却するので、電磁誘
導コイルを効果的に冷却することができ、焼損を防止で
きる。
された水冷孔に冷却水を流送して冷却するので、電磁誘
導コイルを効果的に冷却することができ、焼損を防止で
きる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明に係るバーナ式灰溶融炉の一実
施例を図面に基づいて説明する。図３に示すように、炉
本体１には、天部に加熱手段の一例である溶融バーナ２
を備えた溶融室３と、溶融室３の上流側で天部に排ガス
ダクト４が接続された予熱室５が形成され、溶融バーナ
２の排ガスを予熱室５に導入して灰Ａを予熱するように
構成されている。予熱室５の上流側側壁には、灰供給ホ
ッパ６が接続され、底部に配設された灰供給プッシャ７
により灰を炉本体１内に供給するように構成されてい
る。
施例を図面に基づいて説明する。図３に示すように、炉
本体１には、天部に加熱手段の一例である溶融バーナ２
を備えた溶融室３と、溶融室３の上流側で天部に排ガス
ダクト４が接続された予熱室５が形成され、溶融バーナ
２の排ガスを予熱室５に導入して灰Ａを予熱するように
構成されている。予熱室５の上流側側壁には、灰供給ホ
ッパ６が接続され、底部に配設された灰供給プッシャ７
により灰を炉本体１内に供給するように構成されてい
る。
【００１４】溶融室３の下流側には、スラグ抜出口８を
介してスラグ冷却室９が設けられており、このスラグ冷
却室９には スラグ抜出口８に対向して配置されて溶融
スラグＳｆが固化する傾向にある時に点火される補助バ
ーナ１０と、溶融スラグＳｆの固化を防止する為に溶融
室３から吸引された排ガスの一部を排出する排ガス管１
１が設けられている。そして、スラグ冷却室９の底部に
は、スラグ排出コンベヤ１２を備えた水砕ピット１３が
設けられ、スラグ抜出口８から流下排出された溶融スラ
グＳｆを冷却水に投入して水砕スラグＳｗを生成するよ
うに構成されている。
介してスラグ冷却室９が設けられており、このスラグ冷
却室９には スラグ抜出口８に対向して配置されて溶融
スラグＳｆが固化する傾向にある時に点火される補助バ
ーナ１０と、溶融スラグＳｆの固化を防止する為に溶融
室３から吸引された排ガスの一部を排出する排ガス管１
１が設けられている。そして、スラグ冷却室９の底部に
は、スラグ排出コンベヤ１２を備えた水砕ピット１３が
設けられ、スラグ抜出口８から流下排出された溶融スラ
グＳｆを冷却水に投入して水砕スラグＳｗを生成するよ
うに構成されている。
【００１５】前記スラグ抜出口８には、本発明に係る誘
導加熱装置２１が設けられている。すなわち、この誘導
加熱装置２１は、図１，図２に示すように、スラグ抜出
口８の周囲の絶縁体であるキャスタブル耐火物２２内に
配設された螺旋状の銅製の電磁誘導コイル２３と、電磁
誘導により加熱材（ここでは金属類を含む溶融スラグＳ
ｆ）に電気エネルギーを伝達するための低周波または高
周波の電流を供給する加熱用電源２４と、電磁誘導コイ
ル２３を冷却するために電磁誘導コイル２３内に長さ方
向に沿って穿設された水冷孔２５と、この水冷孔２５に
冷却水を供給する冷却水供給装置２６とで構成されてい
る。図１において２７は電磁誘導コイル２３の周囲に充
填された絶縁耐火材、図２において２８は冷却排水から
排熱を回収する熱回収装置である。
導加熱装置２１が設けられている。すなわち、この誘導
加熱装置２１は、図１，図２に示すように、スラグ抜出
口８の周囲の絶縁体であるキャスタブル耐火物２２内に
配設された螺旋状の銅製の電磁誘導コイル２３と、電磁
誘導により加熱材（ここでは金属類を含む溶融スラグＳ
ｆ）に電気エネルギーを伝達するための低周波または高
周波の電流を供給する加熱用電源２４と、電磁誘導コイ
ル２３を冷却するために電磁誘導コイル２３内に長さ方
向に沿って穿設された水冷孔２５と、この水冷孔２５に
冷却水を供給する冷却水供給装置２６とで構成されてい
る。図１において２７は電磁誘導コイル２３の周囲に充
填された絶縁耐火材、図２において２８は冷却排水から
排熱を回収する熱回収装置である。
【００１６】また図１において、１４は溶融室３の底壁
および側壁に埋設された水冷管で、冷却壁を形成してい
る。１５は底壁および側壁を形成する耐火レンガであ
る。上記構成において、灰プッシャ７により灰ホッパ６
から予熱室５に供給された灰Ａは、溶融バーナ２の排ガ
スにより予熱されて溶融室３に送られ、溶融バーナ２の
火炎と輻射熱により加熱溶融される。溶融により生成さ
れた溶融スラグＳｆは下流側に流下されてスラグ抜出口
８から排出され、スラグ冷却室９の水砕ピット１３に流
下されて水砕スラグＳｗが生成される。
および側壁に埋設された水冷管で、冷却壁を形成してい
る。１５は底壁および側壁を形成する耐火レンガであ
る。上記構成において、灰プッシャ７により灰ホッパ６
から予熱室５に供給された灰Ａは、溶融バーナ２の排ガ
スにより予熱されて溶融室３に送られ、溶融バーナ２の
火炎と輻射熱により加熱溶融される。溶融により生成さ
れた溶融スラグＳｆは下流側に流下されてスラグ抜出口
８から排出され、スラグ冷却室９の水砕ピット１３に流
下されて水砕スラグＳｗが生成される。
【００１７】溶融スラグＳｆがスラグ抜出口８に接近す
ると、比重差により溶融スラグＳｆに含まれる特に金属
が底部に接近されて、冷却壁である底壁に熱を奪われ温
度が低下されるが、電磁誘導コイル２３から発生された
電磁波を受けて導電体である溶融スラグＳｆとそれに含
まれる金属類に電流が誘導され、溶融スラグＳｆおよび
金属類にジュール熱が発生して加熱され、特に金属類が
凝固するのを防止される。したがって、スラグ抜出口８
の底部に金属類が付着して固化し、閉塞されるのを効果
的に防止することができ、長期間稼働しても、スラグ抜
出口８から良好に溶融スラグＳｆを排出させることがで
きる。
ると、比重差により溶融スラグＳｆに含まれる特に金属
が底部に接近されて、冷却壁である底壁に熱を奪われ温
度が低下されるが、電磁誘導コイル２３から発生された
電磁波を受けて導電体である溶融スラグＳｆとそれに含
まれる金属類に電流が誘導され、溶融スラグＳｆおよび
金属類にジュール熱が発生して加熱され、特に金属類が
凝固するのを防止される。したがって、スラグ抜出口８
の底部に金属類が付着して固化し、閉塞されるのを効果
的に防止することができ、長期間稼働しても、スラグ抜
出口８から良好に溶融スラグＳｆを排出させることがで
きる。
【００１８】なお、上記実施例では、バーナ式灰溶融炉
について説明したが、電気式灰溶融炉でもよく、抵抗式
灰溶融炉や、溶融室にベースメタルを貯留して溶融スラ
グに含まれる金属類の少ないアーク式やプラズマ式灰溶
融炉でも、主に溶融スラグの固化防止用に採用すること
ができる。
について説明したが、電気式灰溶融炉でもよく、抵抗式
灰溶融炉や、溶融室にベースメタルを貯留して溶融スラ
グに含まれる金属類の少ないアーク式やプラズマ式灰溶
融炉でも、主に溶融スラグの固化防止用に採用すること
ができる。
【００１９】
【発明の効果】以上に述べたごとく本発明によれば、溶
融室の冷却壁に冷却されて凝固しやすい金属類および導
電体である溶融スラグに、電磁誘導コイルによる電磁誘
導作用で電流を生じさせてそのジュール熱により金属類
および溶融スラグ自体を加熱することができるので、ス
ラグ抜出口およびその近傍で金属類やスラグの凝固付着
およびその成長を未然に防止することができ、長期操業
してもスラグ抜出口を確保できて溶融スラグの排出を良
好に行うことができる。
融室の冷却壁に冷却されて凝固しやすい金属類および導
電体である溶融スラグに、電磁誘導コイルによる電磁誘
導作用で電流を生じさせてそのジュール熱により金属類
および溶融スラグ自体を加熱することができるので、ス
ラグ抜出口およびその近傍で金属類やスラグの凝固付着
およびその成長を未然に防止することができ、長期操業
してもスラグ抜出口を確保できて溶融スラグの排出を良
好に行うことができる。
【００２０】また、電磁誘導コイルをスラグ抜出口を形
成する絶縁体である耐火物内に埋設することにより、溶
融スラグに非接触で、効果的に溶融スラグおよび金属類
を加熱することができ、電磁誘導コイルの焼損を防止す
ることができるとともに、冷却手段により冷却される電
磁誘導コイルによる冷却作用を耐火材で遮断することが
できる。また耐火物内に埋設することで、冷却手段の付
設も容易に行うことができる。
成する絶縁体である耐火物内に埋設することにより、溶
融スラグに非接触で、効果的に溶融スラグおよび金属類
を加熱することができ、電磁誘導コイルの焼損を防止す
ることができるとともに、冷却手段により冷却される電
磁誘導コイルによる冷却作用を耐火材で遮断することが
できる。また耐火物内に埋設することで、冷却手段の付
設も容易に行うことができる。
【００２１】さらに、電磁誘導コイルをその内部に形成
された水冷孔に冷却水を流送して冷却するので、電磁誘
導コイルを効果的に冷却することができ、焼損を防止で
きる。
された水冷孔に冷却水を流送して冷却するので、電磁誘
導コイルを効果的に冷却することができ、焼損を防止で
きる。
【図１】本発明に係るスラグ排出口の誘導加熱装置の一
実施例を示す縦断面図である。
実施例を示す縦断面図である。
【図２】同誘導加熱装置の電磁誘導コイルを示す斜視図
である。
である。
【図３】同誘導加熱装置を備えたバーナ式灰溶融炉の全
体断面図である。
体断面図である。
３ 溶融室 ８ スラグ抜出口 ２１ 誘導加熱装置 ２２ キャスタブル耐火物 ２３ 電磁誘導コイル ２４ 加熱用電源 ２５ 水冷孔 ２６ 冷却水供給装置 Ａ 灰 Ｓｆ 溶融スラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 正 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 炉本体１に、投入された灰を加熱手段に
より加熱溶融して溶融スラグを生成する溶融室を配置
し、この溶融室から溶融スラグを抜き出すスラグ抜出口
に、溶融スラグおよびそれに含まれる金属類を加熱する
誘導加熱装置を設けたことを特徴とする灰溶融炉。 - 【請求項２】 誘導加熱装置は、スラグ抜出口の周囲に
耐火物を介して埋設された電磁誘導コイルと、この電磁
誘導コイルを冷却する冷却手段とで構成されたことを特
徴とする請求項１記載の灰溶融炉。 - 【請求項３】 冷却手段は、電磁誘導コイルに形成され
た水冷孔と、この水冷孔に冷却水を供給する冷却水供給
装置とで構成されたことを特徴とする請求項２記載の灰
溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13706795A JPH08327042A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 灰溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13706795A JPH08327042A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 灰溶融炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327042A true JPH08327042A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15190131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13706795A Pending JPH08327042A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 灰溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08327042A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006138509A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Taiheiyo Kinzoku Kk | 焼却灰の溶融装置 |
| KR102242825B1 (ko) * | 2020-08-31 | 2021-04-22 | 홍상호 | 폐분진 처리를 위한 유도가열장치 및 이를 구비하는 폐분진 처리 시스템 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP13706795A patent/JPH08327042A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006138509A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Taiheiyo Kinzoku Kk | 焼却灰の溶融装置 |
| KR102242825B1 (ko) * | 2020-08-31 | 2021-04-22 | 홍상호 | 폐분진 처리를 위한 유도가열장치 및 이를 구비하는 폐분진 처리 시스템 |
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