JPH08326611A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JPH08326611A
JPH08326611A JP13316795A JP13316795A JPH08326611A JP H08326611 A JPH08326611 A JP H08326611A JP 13316795 A JP13316795 A JP 13316795A JP 13316795 A JP13316795 A JP 13316795A JP H08326611 A JPH08326611 A JP H08326611A
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JP
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control valve
purge control
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valve
internal combustion
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JP13316795A
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Yasuhito Nagai
康仁 永井
Kazuya Kono
一也 河野
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】パージ装置にパージ制御バルブ13の開検出手
段17と通気管遮断バルブ14を備える。 【効果】吸気管に不要な空気が導入されないためエンジ
ンの異常状態が発生することを防止でき、気化燃料が、
大気に流出することを防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンの制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】パージ制御バルブは流量が90l/min
程度のものが一般的であり、故障により閉じなくなった
場合、エンジンの吸気系にキャニスタの通気管を通しス
ロットルバルブによらない空気が導入される。このため
エンジンのアイドリング運転領域等では回転数の異常上
昇を招き、機関の運転者に不安を起こす。
【0003】この問題の解決策として、接続管のキャニ
スタと内燃機関の吸気系の間にパージカットバルブを設
け、予めアイドリング運転時等、内燃機関の運転状態を
著しく損なう恐れのある場合を考慮して、パージ制御バ
ルブによらず接続管を閉じ内燃機関の吸気系に空気が入
らないようにし、パージ制御バルブが開故障していても
エンジンの運転が損なわれないようにする装置が考案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の環境保全のた
め、米国では、大気に悪影響を及ぼす原因の一つである
蒸発燃料である気化燃料を車両の燃料系から外部に流出
させないようにする規制が施行されることとなった。
【0005】従来の技術ではパージカットバルブによ
り、パージ制御バルブが開故障時には、パージ装置の通
路を閉鎖し内燃機関の吸気系に不要な空気が入らないよ
うにすることができるが、キャニスタに蓄えられた蒸発
燃料を大気に放出しないようにすることは考慮されてい
なかった。この場合、燃料タンクから発生する蒸発燃料
はキャニスタに蓄えられ、ついにはキャニスタに蓄えら
れた燃料が通気管を通り大気へ流出してしまい、環境に
悪影響を及ぼす恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】環境保全のため、パージ
制御バルブの故障診断を行い、パージ制御バルブが開故
障時には、キャニスタの大気への通気管に設けられた遮
断バルブを閉じることにより不要な空気をエンジンに供
給しないようにし、かつキャニスタに蓄えられた燃料を
大気に流出しないように構成した。
【0007】
【作用】前記のような構成としたため、パージ制御バル
ブ開故障時にエンジンの異常回転上昇等著しくエンジン
の運転状態を損なわずにかつ環境保全を考慮したパージ
装置を提供することができる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図に基づいて説
明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す系統図であ
る。図2は図1に示す制御装置6の内部のブロック図で
ある。
【0010】エンジン1の運転状態を回転速度センサ
2,冷却水温センサ3,吸入空気量センサ4,スロット
ルバルブ24に取りつけられたスロットル開度センサ5
などから検出し、さらに空燃比を空燃比センサ7によっ
てアナログ信号等で検出し、それらの検出結果を制御装
置6に入力する。
【0011】制御装置6は図2に示すように構成されて
おり、検出された入力信号のノイズなどを取り除く入力
回路201,入力アナログ信号等をデジタルに変換する
A/Dコンバータ202,偏差演算手段,異常判別手段
等の演算を行うCPU203,エンジン1のインジェクタ8や
図示しない点火コイル,点火プラグ9,アイドル時空気
流量調整バルブ10,パージ制御バルブ13,通気遮断
バルブ14を駆動させる出力回路204,CPU203を動作
するプログラムを格納するROM205,演算結果や計算状態
などを記憶するRAM206で構成されており、制御装置6に
入力された回転速度センサ2の信号よりエンジン回転数
Nを、冷却水温センサ3の信号より冷却水温Tw,吸入
空気量センサ4の信号より吸入空気量Qa,スロットル
開度センサ5の信号よりスロットル開度Thなどを入力
回路201,A/Dコンバータ202によりCPU203はデ
ジタル信号として検出する。
【0012】制御装置6は検出されたQa,N,Tw,
Th等に応じて、インジェクタ8,図示しない点火コイ
ル,点火プラグ9,アイドル時空気流量調整バルブ10
を出力回路204を介して駆動制御し、エンジン1の動
作を制御している。
【0013】燃料タンク11で発生した気化燃料はその
蒸気圧により、導入管16を通りキャニスタ12の中に
収納された気化燃料吸着体21たとえば活性炭に吸着さ
れる。キャニスタ12は通気管遮断バルブ14が中間に
設けられた通気管22により大気に連通している。通気
管遮断バルブ14は制御装置6の制御により閉じる構造
とし制御されない場合は開となる。エンジン停止時は、
通気管遮断バルブ14は開で、これにより燃料タンク1
1で発生した気化燃料はその発生時の大気より高い蒸気
圧により導入管16を通りキャニスタ12内の気化燃料
吸着体21に吸着される。
【0014】キャニスタ12は制御装置6に制御される
パージ制御バルブ13と接続管15で、更にパージ制御
バルブ13とエンジン1の吸気管20のスロットル下流
は接続管15で接続されている。パージ制御バルブ13
は制御装置6の制御により開く構造とし制御されない場
合は閉となる。エンジン1の動作時にはパージ制御条件
によりパージ制御バルブ12が開かれることにより気化
燃料吸着体21に吸着している気化燃料は吸気系20の
負圧により接続管15,接続管23を通り吸気管20に
導入され燃焼に供される。
【0015】また、この接続管15には、故障診断のた
めに圧力センサ17が設けられている。圧力センサ17
は、接続管15の圧力Pをアナログ信号等で検出し、そ
の検出結果は制御装置6に入力され、制御装置6の入力
回路201を経てA/Dコンバータ202によりCPU203
にデジタル信号として検出される。19は故障検出時に
制御装置6により運転者に故障を知らせるために点灯す
るランプである。
【0016】以下に、制御装置6におけるパージ制御バ
ルブ13の開故障を判別し通気遮断バルブ14を閉じる
動作を図3,図4,図5,図6に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0017】図3のフローチャートは制御装置6の初期
化を示すフローチャートである。まずステップ301で
CPUの入出力などの初期化を行う。次にステップ30
2でパージ制御バルブ13出力を閉じ側に初期化する。
【0018】次にステップ303で通気管遮断バルブ1
4を開き側に初期化する。
【0019】図4および図5はエンジン運転時の動作を
示すフローチャートで、図3による制御装置6の初期化
後、所定時間ごと(たとえば40msごと)に行われ
る。
【0020】まず、ステップ401でパージ制御バルブ
13開故障の故障判定がすでに行われているかどうかを
示す故障判定フラグxFCPONG が故障判定“1”か否かを
判定し、“1”であったらすでに故障であり以下の動作
は終了したと判定し、本ルーチンを終了する。
【0021】次にステップ402で、各種センサより入
力された吸入空気量Qa,エンジン回転数N,エンジン
水温Tw,スロットル開度Thを読み込む。
【0022】次にステップ403でパージ条件が成立し
ているか否かの判定を行う。パージ条件はたとえばエン
ジン水温Twが40℃以上、スロットル開度Thが所定
値(たとえば全閉位置から10゜)以上で吸入空気量Q
a/エンジン回転数Nが所定値以上である場合成立とな
る。スロットル開度条件はスロットル24の全閉条件を
示す図示しないアイドルスイッチを用いてもよい。
【0023】ステップ403でパージ条件が成立した場
合は、ステップ404に進む。成立しない場合は、今回
の本ルーチンを終了する。
【0024】次にステップ404で、ステップ408に
示すパージ制御バルブ13開時の接続管15の圧力計測
が行われたか否かを示す終了フラグxFCPOが終了を
示す“1”か否かを調べる。
【0025】xFCPOが“1”でなければ、ステップ
408が行われていないため、ステップ408を行うた
めの準備ステップ405に進む。
【0026】xFCPOが“1”であれば、ステップ4
08が行われたため、図5のステップ501のパージ制
御バルブ13閉時の接続管15の圧力計測の準備ステッ
プに進む。
【0027】ステップ405では、ステップ408を行
うためにパージ制御バルブ13への出力が開となってい
るか否かを調べる。パージ制御バルブ13への出力が開
でない場合は、初期化後初めてパージ条件が成立したた
めステップ406へ進む。パージ制御バルブ13への出
力が開の場合は、ステップ407に進む。
【0028】ステップ406では、パージ制御バルブ1
3への出力を開にしステップ407に進む。ステップ4
06でパージ制御バルブ13を開くことにより、キャニ
スタ12および接続管15にはパージ制御バルブ13,
接続管23を介してエンジンの吸気系20の負圧がかか
り、キャニスタ12内の気化燃料吸着体21に吸着され
ていた気化燃料がエンジンの吸気管20に導入されると
ともにキャニスタ12および接続管15は気化燃料の流
動により大気圧近傍状態から負圧状態になる。ステップ
407では、パージ制御バルブ13が開のときの接続管
15に生じる負圧が安定する所定時間KCNTaが経過
したかどうかを図示しないタイマにより計時し、所定時
間KCNTaが経過していなかったならば、今回の本ル
ーチンは終了する。所定時間KCNTaが経過したなら
ば、ステップ408に進む。
【0029】ここで所定時間KCNTaは実験などによ
り求められる。
【0030】次にステップ408では、接続管15に設
けられた圧力センサ17により接続管15の圧力Pを計
測し、計測された圧力PをPoとして制御装置6のRAM2
06に記憶する。
【0031】以上ステップ403からステップ408よ
り、パージ条件が成立している状態でのパージ制御バル
ブ13が開かれている場合に接続管15に生じている圧
力Pcが安定して計測される。
【0032】次に、ステップ409でこの圧力Pcが計
測されたことを示すフラグxFCPO に“1”をセットす
る。これにより、ステップ404で述べた様に、ステッ
プ408が一度実行されたことがわかり、図5のステップ
501以降のパージ制御バルブ13が閉じている場合の
接続管15の圧力計測が次回から実行される。
【0033】次にステップ501で、ステップ504の
パージ制御バルブ13閉時の接続管15の圧力計測を行
うための準備として、ステップ405で述べたと同様
に、パージ制御バルブ13への出力が閉となっているか
どうかを調べる。パージ制御バルブ13への出力が閉で
ない場合はステップ502に進む。パージ制御バルブ1
3への出力が閉の場合はステップ503に進む。
【0034】ステップ501の最初の実行は、ステップ
409のあとすぐに実行されるため、パージ制御バルブ
13への出力は開となっているので、パージ制御バルブ
13への出力は閉でないと判定されステップ502へ進
む。
【0035】ステップ502では、前述のステップ40
6と同様に、ステップ504のパージ制御バルブ13閉
時の接続管15の圧力計測を行うためにパージ制御バル
ブ13を閉じ、ステップ503に進む。パージ制御バル
ブ13の出力を閉じ、パージ制御バルブ13が正常に閉
じたならば、エンジンの吸気管20との接続が遮断さ
れ、かつ通気管遮断バルブ14が開いているので、パー
ジ制御バルブ13とキャニスタ12間の接続管15の圧
力は接続管15に通気管22およびキャニスタ12内の
吸着体21を通り大気が導入されることにより、大気圧
近傍となる。
【0036】ステップ503では、パージ制御バルブ1
3への出力が閉のときの接続管15の圧力が大気圧近傍
に安定する所定時間KCNTbが経過したかどうかを図
示しないタイマにより計時し、所定時間KCNTbが経
過していなかったならば、今回の本ルーチンは終了す
る。所定時間KCNTbが経過したならば、ステップ5
04に進む。
【0037】ここで所定時間KCNTbは実験などによ
って求められる。
【0038】次にステップ504では、接続管15に設
けられた圧力センサ17により接続管15の圧力Pを計
測し、計測された圧力PをPcとして制御装置6のRAM2
06に記憶する。
【0039】次にステップ505で図示しないRAMに
記憶されたPcとPoの差分を計算し、その差が所定値
以下であるか否かを判定する。
【0040】Pcは、パージ制御バルブ13が閉状態の
接続管15の圧力Pであって、パージ制御バルブ13が
正常に閉じている場合はパージ制御バルブ13とキャニ
スタ12間の接続管15の圧力はPcは大気圧近傍を示
す。しかしパージ制御バルブ13がパージ制御バルブ1
3への出力が閉のときに実際にパージ制御バルブ13が
閉じていなければ、接続管15の圧力Pは、パージ制御
バルブ13を開いているときと同様に負圧を示す。
【0041】したがって、PcとPoの差が判定用所定
値X以下である場合は、パージ制御バルブ13は閉じる
ことができなくなっている、すなわち、パージ制御バル
ブ13は制御によらず開いていると判定できるので、パ
ージ制御バルブ13開故障と判定しステップ506に進
む。
【0042】逆にPcとPoの差分が判定用所定値X以
上の場合は、パージ制御バルブ13は開故障していない
と判定しステップ508に進み、ステップ508でパー
ジ制御バルブ13開故障判定フラグxFCPONGに故障無し
を示す、“0”をセットし、本ルーチンを終了する。
【0043】ここで判定用所定値Xは実験等によって求
められる。
【0044】ステップ506では、ステップ505で、
パージ制御バルブ13は開故障判定されたため、開故障
判定フラグxFCPONG に故障を示す“1”をセットしステ
ップ507に進み、ステップ507ではパージ制御バル
ブ13開故障を運転者に知らせるランプ19を点灯し終
了する。
【0045】図6は、図4,図5に示したパージ制御バ
ルブ13故障判定フローチャートにより特定条件たとえ
ば、アイドル時に通気管遮断バルブ14を閉じる操作で
ある。
【0046】まず、ステップ601で、パージ制御バル
ブ13が故障判定されているか否かをフラグxFCPONG を
調べ、“1”ならば、故障しているのでステップ602
に進む。フラグxFCPONG が“0”ならば、ステップ60
7に進む。
【0047】ステップ602では、エンジン1が、動作
空気量の少ない領域たとえばアイドル条件か否かを判定
するためスロットル開度Thを読み込みステップ603
に進む。
【0048】ステップ603でスロットル開度Thがア
イドルを示す予め設定された所定スロットル開度Thidl
より小さいか否かを判定する。スロットル開度Thが所
定スロットル開度Thidl より大きい場合はアイドル状態
と判定せず、ステップ607へ進む。スロットル開度T
hが所定スロットル開度Thidl より小さい場合アイドル
状態と判定し、ステップ604へ進む。
【0049】ここで、所定スロットル開度Thidl は実験
などで求められる。
【0050】ステップ604では、エンジン回転数Nを
読み込みステップ605へ進む。
【0051】ステップ605では、予め設定されたアイ
ドル回転数しきい値Nidlとエンジン回転数Nを比較し、
エンジン回転数Nがアイドル回転数しきい値Nidlより大
きい場合、パージ制御バルブ13の開故障により、通気
管23,キャニスタ12,接続管15,接続管23を通
り大気から不要な空気が多く流入しエンジン回転数Nが
上昇しエンジン1の運転状態が損ねられていると判定
し、ステップ606へ進む。エンジン回転数Nがアイド
ル回転数しきい値Nidlより小さい場合は、パージ制御バ
ルブ13の開故障であっても、エンジン1の運転状態は
損ねられていないと判定しステップ607に進む。
【0052】ここで、アイドル回転数しきい値Nidlは、
予め実験などで求められるが、吸入空気量Qaやアイド
ル時空気流量調整バルブ10の制御状態などにより決定
しても良い。
【0053】ステップ606では、通気管遮断バルブ1
4を閉じることにより通気管22,キャニスタ12,接
続管15,23を通して流入する不要な空気を遮断し終
了する。これにより、損ねられた運転状態を正常状態に
回復することができるとともに、エンジン1の運転中に
発生した気化燃料を大気に漏洩することはない。
【0054】ステップ607では、通気管遮断バルブ1
4への出力を強制的に開にし終了する。
【0055】これによりたとえば前回はNが上昇してい
てステップ606で閉じていた通気管遮断バルブ14
を、Nが通常状態に戻ったときは、開くことにより通気
管遮断バルブ14を閉じていた間に外部に漏れないため
にキャニスタ12に蓄積された気化燃料をエンジン1の
吸気管20にパージすることができ、開故障したパージ
制御バルブ13の代わりにフェイルセイフ動作を行うこ
ととなる。更にパージ制御バルブが故障していても運転
状態が損なわれていない状態では、すでに通気管遮断バ
ルブ14が開かれているのでこれを更に同様の状態とす
るだけである。
【0056】なお、パージ制御バルブ13が開故障した
場合に、通常のパージ条件でパージ制御バルブ13の代
わりに通気管遮断バルブ14をパージ制御に供せること
も可能である。
【0057】ステップ606の通気管遮断バルブ14へ
の出力を強制的に閉じる条件としては、たとえば、パー
ジ制御バルブ13の開故障により気化燃料がキャニスタ
12から大量に流入している場合などは、エンジン1に
供給される燃料は気化燃料により空燃比がリッチとなり
エンジンの運転状態を良好に保てなくなるため、空燃比
センサの検出信号により空燃比リッチを検出した場合な
どを用いることもできる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、パージ制御バルブが開
故障時には、エンジンの通気管遮断バルブを閉じること
により大気との連通を遮断できるため、大気の不要な空
気が流入することがなくエンジンの動作を著しく損なう
ことを防ぐことができる、更にキャニスタに蓄積される
気化燃料は大気に放出されることはない。また、キャニ
スタに蓄えられた気化燃料はエンジンに供給して燃焼さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムの系統図。
【図2】制御装置内部のブロック図。
【図3】初期化のフローチャート。
【図4】パージ制御バルブ開故障診断のフローチャー
ト。
【図5】パージ制御バルブ開故障診断のフローチャー
ト。
【図6】通気間遮断バルブを閉じるフェイルセイフのフ
ローチャート。
【符号の説明】
12…キャニスタ、13…パージ制御バルブ、14…通
気管遮断バルブ、15…接続管、16…導入管、17…
圧力センサ、21…気化燃料吸着体、22…通気管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンクと気化燃料を蓄えるキャニスタ
    と内燃機関の吸気系とが接続管で接続され、前記接続管
    と内燃機関の空気系との間にパージ制御バルブを有し、
    前記キャニスタと大気とを通気可能とする通気管を有
    し、前記通気管に大気との通気を遮断する通気遮断バル
    ブを有し、前記パージ制御バルブの開故障検出手段を有
    する蒸発燃料をパージする装置において、前記パージ制
    御バルブの開故障が検出された場合、前記通気遮断バル
    ブを閉じることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記パージ制御バルブ
    の開故障が検出された場合、内燃機関の運転状態に応じ
    て前記通気遮断バルブを閉じる内燃機関の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記パージ制御バルブ
    の開故障が検出された場合、内燃機関の運転状態に応じ
    て前記通気遮断バルブを前記パージ制御バルブとして用
    いる内燃機関の制御装置。
  4. 【請求項4】請求1において、内燃機関の排気系に空燃
    比センサを有し、前記パージ制御バルブの開故障が検出
    された場合、空燃比の状態に応じて前記通気遮断バルブ
    を開閉する内燃機関の制御装置。
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