JPH08326416A - 自動ドアの開閉制御方法 - Google Patents
自動ドアの開閉制御方法Info
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- JPH08326416A JPH08326416A JP7133171A JP13317195A JPH08326416A JP H08326416 A JPH08326416 A JP H08326416A JP 7133171 A JP7133171 A JP 7133171A JP 13317195 A JP13317195 A JP 13317195A JP H08326416 A JPH08326416 A JP H08326416A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扉が高速動作中に障害物に衝突した時に障害
物に与える影響を低減する。 【構成】 扉4の起動時に電動モータ6への電流値を高
くして短時間に所定速度となるようにし、扉4が高速動
作中、例えば高速で閉じ動作中に障害物、例えば通行人
に衝突したら電流モータ6への電流値が起動時の値より
高くならないようにして電動モータ6のトルクを小さく
する。
物に与える影響を低減する。 【構成】 扉4の起動時に電動モータ6への電流値を高
くして短時間に所定速度となるようにし、扉4が高速動
作中、例えば高速で閉じ動作中に障害物、例えば通行人
に衝突したら電流モータ6への電流値が起動時の値より
高くならないようにして電動モータ6のトルクを小さく
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動モータへの電流値
を制御して扉を高速、低速で開閉する自動ドアにおい
て、扉が高速動作中に通行体等の障害物に衝突等した時
に電流値を上昇しないようにして扉推力を低減するよう
にした自動ドアの開閉制御方法に関する。
を制御して扉を高速、低速で開閉する自動ドアにおい
て、扉が高速動作中に通行体等の障害物に衝突等した時
に電流値を上昇しないようにして扉推力を低減するよう
にした自動ドアの開閉制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータを正転、逆転することで扉を
開き動作、閉じ動作する自動ドアの開閉制御方法として
は通常一般に、図1に示すように人体検知信号が入力さ
れた時に扉を高速開き動作し、開きブレーキ点に達した
らブレーキ動作し、その後扉を低速開き動作して開きエ
ンド位置として設定した開放待ち時間だけ開きエンド位
置に停止させ、その開放待ち時間経過後に扉を高速閉じ
動作し、閉じブレーキ点に達したらブレーキ動作し、そ
の後扉を低速閉じ動作して閉じ位置とする制御方法が知
られている。
開き動作、閉じ動作する自動ドアの開閉制御方法として
は通常一般に、図1に示すように人体検知信号が入力さ
れた時に扉を高速開き動作し、開きブレーキ点に達した
らブレーキ動作し、その後扉を低速開き動作して開きエ
ンド位置として設定した開放待ち時間だけ開きエンド位
置に停止させ、その開放待ち時間経過後に扉を高速閉じ
動作し、閉じブレーキ点に達したらブレーキ動作し、そ
の後扉を低速閉じ動作して閉じ位置とする制御方法が知
られている。
【0003】電動モータのトルクTと回転数Nと電流値
Iの特性は一般的に図2に示すようになり、トルクTと
回転数Nは図2の直線Aで示すように反比例し、トルク
Tと電流値Iは図2の直線Bで示すように比例して電流
値Iが高くなるほどトルクTが大きくなる。
Iの特性は一般的に図2に示すようになり、トルクTと
回転数Nは図2の直線Aで示すように反比例し、トルク
Tと電流値Iは図2の直線Bで示すように比例して電流
値Iが高くなるほどトルクTが大きくなる。
【0004】一方、前記扉を開き方向及び閉じ方向に移
動開始する際、つまり起動時には摩擦抵抗、慣性力が最
大であるから扉を移動する力(扉推力)が最大となり、
電動;モータの回転抵抗が最大となり、扉が移動するに
従って摩擦抵抗、慣性力が順次小さくなるから扉推力も
順次小さくなり、電動モータの回転抵抗も順次小さくな
る。
動開始する際、つまり起動時には摩擦抵抗、慣性力が最
大であるから扉を移動する力(扉推力)が最大となり、
電動;モータの回転抵抗が最大となり、扉が移動するに
従って摩擦抵抗、慣性力が順次小さくなるから扉推力も
順次小さくなり、電動モータの回転抵抗も順次小さくな
る。
【0005】電動モータの電流値は前述の点に着目して
図1のC、Dに示すように起動時には電流値IがI1 と
大きくなり、所定の速度V1 となったら電流値IがI2
となる。なお、低速開き動作、低速閉じ動作する場合に
は所定の速度V2 となったら電流値IをI3 としてい
る。
図1のC、Dに示すように起動時には電流値IがI1 と
大きくなり、所定の速度V1 となったら電流値IがI2
となる。なお、低速開き動作、低速閉じ動作する場合に
は所定の速度V2 となったら電流値IをI3 としてい
る。
【0006】このようであるから、起動時にはトルクT
がT1 と大きくなって扉加速を短時間で行えるし、所定
の速度V1 、V2 で移動する時にはトルクTがT2 、T
3 と小さくなって、回転数NがN2 、N3 と多くなり、
扉をスムーズに開き動作、閉じ動作できる。
がT1 と大きくなって扉加速を短時間で行えるし、所定
の速度V1 、V2 で移動する時にはトルクTがT2 、T
3 と小さくなって、回転数NがN2 、N3 と多くなり、
扉をスムーズに開き動作、閉じ動作できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように電動モ
ータの電流値は、電動モータの回転抵抗が大きい時には
電流値を大きくして扉推力を大とし、電動モータの回転
抵抗が小さい時(所定速度に達した後)には電流値を小
さくして扉推力を小として扉速度を所定速度にする。
ータの電流値は、電動モータの回転抵抗が大きい時には
電流値を大きくして扉推力を大とし、電動モータの回転
抵抗が小さい時(所定速度に達した後)には電流値を小
さくして扉推力を小として扉速度を所定速度にする。
【0008】このために、例えば図1において扉が高速
で閉じ動作している時にE点で扉が通行人と衝突したと
すると、電動モータの回転抵抗が大きくなって回転数が
下がる為に電流値が高くなり、扉が通行人に当って停止
した時に電流値が起動時の電流値となって電動モータの
トルクが最大となるので、扉推力が最大となって通行人
に強い力で押しつけられるので安全上好ましくない。
で閉じ動作している時にE点で扉が通行人と衝突したと
すると、電動モータの回転抵抗が大きくなって回転数が
下がる為に電流値が高くなり、扉が通行人に当って停止
した時に電流値が起動時の電流値となって電動モータの
トルクが最大となるので、扉推力が最大となって通行人
に強い力で押しつけられるので安全上好ましくない。
【0009】このことを解消するには扉が閉じ動作する
時の最大電流値を低くすれば良いが、そのようにすると
起動時のトルクが小さくなって所定速度となるまでの時
間が長くなってしまう。
時の最大電流値を低くすれば良いが、そのようにすると
起動時のトルクが小さくなって所定速度となるまでの時
間が長くなってしまう。
【0010】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした自動ドアの開閉制御方法を提供することを目
的とする。
ようにした自動ドアの開閉制御方法を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】電動モータ6を正転、逆
転することで扉4を閉じエンド位置と開きエンド位置と
の間で開閉動作する自動ドアにおいて、通常開閉動作す
る際には扉4の起動時に電動モータ6への電流値を高く
し、所定速度となったら電流値を低くして定速開閉動作
し、扉4が高速動作中に障害物に衝突等した時には電動
モータ6への電流値を、起動時の電流値より下げるよう
に制御して電動モータ6のトルクが大きくならないよう
にした自動ドアの開閉制御方法。
転することで扉4を閉じエンド位置と開きエンド位置と
の間で開閉動作する自動ドアにおいて、通常開閉動作す
る際には扉4の起動時に電動モータ6への電流値を高く
し、所定速度となったら電流値を低くして定速開閉動作
し、扉4が高速動作中に障害物に衝突等した時には電動
モータ6への電流値を、起動時の電流値より下げるよう
に制御して電動モータ6のトルクが大きくならないよう
にした自動ドアの開閉制御方法。
【0012】
【作 用】扉4の起動時には電流値が高いから短時間
で所定速度となって扉4をスムーズに開閉動作でき、高
速動作中、例えば扉4が高速で閉じ動作した時に障害
物、例えば通行人と衝突等して扉速度が低下しても起動
時の電流値まで高くならないから電動モータ6のトルク
が大きくならずに通行人に与える影響が低減する。
で所定速度となって扉4をスムーズに開閉動作でき、高
速動作中、例えば扉4が高速で閉じ動作した時に障害
物、例えば通行人と衝突等して扉速度が低下しても起動
時の電流値まで高くならないから電動モータ6のトルク
が大きくならずに通行人に与える影響が低減する。
【0013】
【実 施 例】図3に示すように、駆動プーリ1と従動
プーリ2に扉駆動ベルト3を巻掛け、この扉駆動ベルト
3に扉4を連結具5で連結して駆動プーリ1を正転、逆
転すると扉4が開閉動作する自動ドアとする。DCブラ
シレスモータやICモータなどの電動モータ6の出力側
が減速機7を介して駆動プーリ1に連結され、電動モー
タ6の回転に応じてパルスを発生するタコジェネレータ
8より発生するパルスPが自動ドアコントローラ9に入
力され、自動ドアコントローラ9は入力されたパルスP
に基づいて扉4の位置を判断して電動モータ6のモータ
巻線10への電流値、方向を制御して高速正転、低速正
転、高速逆転、低速逆転、制動する。
プーリ2に扉駆動ベルト3を巻掛け、この扉駆動ベルト
3に扉4を連結具5で連結して駆動プーリ1を正転、逆
転すると扉4が開閉動作する自動ドアとする。DCブラ
シレスモータやICモータなどの電動モータ6の出力側
が減速機7を介して駆動プーリ1に連結され、電動モー
タ6の回転に応じてパルスを発生するタコジェネレータ
8より発生するパルスPが自動ドアコントローラ9に入
力され、自動ドアコントローラ9は入力されたパルスP
に基づいて扉4の位置を判断して電動モータ6のモータ
巻線10への電流値、方向を制御して高速正転、低速正
転、高速逆転、低速逆転、制動する。
【0014】前記自動ドアコントローラ9は交流電源1
1からの交流を直流に整流する整流回路12、モータ巻
線10へ電流を出力するインバータトランジスタ13、
整流回路12の整流電圧を制御するPWM回路14、モ
ータロジック15、速度アンプ16、電流制限回路1
7、マイクロコンピュータ18等を備え、マイクロコン
ピュータ18には例えば図4に示す扉4の開閉動作パタ
ーン(高速開きブレーキ点、低速開きブレーキ点、高速
閉じブレーキ点)が記載されていると共に、人体検知セ
ンサ19より人体検知信号が入力される。
1からの交流を直流に整流する整流回路12、モータ巻
線10へ電流を出力するインバータトランジスタ13、
整流回路12の整流電圧を制御するPWM回路14、モ
ータロジック15、速度アンプ16、電流制限回路1
7、マイクロコンピュータ18等を備え、マイクロコン
ピュータ18には例えば図4に示す扉4の開閉動作パタ
ーン(高速開きブレーキ点、低速開きブレーキ点、高速
閉じブレーキ点)が記載されていると共に、人体検知セ
ンサ19より人体検知信号が入力される。
【0015】前記モータロジック15はパルスPをカウ
ントすることで電動モータ6の回転方向、電動モータ6
の回転数(扉4の速度)を演算して回転方向信号a、回
転速度信号bをマイクロコンピュータ18に出力し、そ
のマイクロコンピュータ18が扉位置を演算して回転方
向指令信号c、ブレーキ信号dをモータロジック15に
出力すると共に、速度アンプ16に速度指令信号(高
速、低速)eを出力する。
ントすることで電動モータ6の回転方向、電動モータ6
の回転数(扉4の速度)を演算して回転方向信号a、回
転速度信号bをマイクロコンピュータ18に出力し、そ
のマイクロコンピュータ18が扉位置を演算して回転方
向指令信号c、ブレーキ信号dをモータロジック15に
出力すると共に、速度アンプ16に速度指令信号(高
速、低速)eを出力する。
【0016】モータロジック15はインバータトランジ
スタ13に回転方向を制御する信号fを出力し、それに
よってインバータトランジスタ13はモータ巻線10へ
の電流供給方向を切換えて電動モータ6を正転、逆転す
る。
スタ13に回転方向を制御する信号fを出力し、それに
よってインバータトランジスタ13はモータ巻線10へ
の電流供給方向を切換えて電動モータ6を正転、逆転す
る。
【0017】前記速度アンプ16はモータロジック15
より入力された回転速度信号bとマイクロコンピュータ
18より入力された速度指令信号eを比較して速度指令
信号eに従った速度指令gをPWM回路14に出力し、
そのPWM回路14はPWM信号hを整流回路12に出
力して整流電圧を制御して電流値Iを制御する。
より入力された回転速度信号bとマイクロコンピュータ
18より入力された速度指令信号eを比較して速度指令
信号eに従った速度指令gをPWM回路14に出力し、
そのPWM回路14はPWM信号hを整流回路12に出
力して整流電圧を制御して電流値Iを制御する。
【0018】前記電流制御回路17にはインバータトラ
ンジスタ13より電動モータ6に供給している実電流値
Iaが入力されると共に、マイクロコンピュータ18よ
り制限電流値Ibが入力され、両者を比較して制限電流
値Ibより実電流値Iaが高い時に速度アンプ16に電
流制限信号iを出力する。
ンジスタ13より電動モータ6に供給している実電流値
Iaが入力されると共に、マイクロコンピュータ18よ
り制限電流値Ibが入力され、両者を比較して制限電流
値Ibより実電流値Iaが高い時に速度アンプ16に電
流制限信号iを出力する。
【0019】なお、マイクロコンピュータ18は判断回
路20が扉4が高速動作中、例えば高速閉じ動作中に扉
4が通行人と衝突した時に制限電流値Ibを出力する。
路20が扉4が高速動作中、例えば高速閉じ動作中に扉
4が通行人と衝突した時に制限電流値Ibを出力する。
【0020】例えば、電動モータ6の逆転信号が入力さ
れている状態で扉位置が記憶した高速閉じブレーキ点よ
りも開きエンド位置寄りの時に入力される回転速度信号
bが設定した高速閉じ速度よりも遅い場合に扉4が通行
人に衝突したと判断して制限電流値Ibを出力する。
れている状態で扉位置が記憶した高速閉じブレーキ点よ
りも開きエンド位置寄りの時に入力される回転速度信号
bが設定した高速閉じ速度よりも遅い場合に扉4が通行
人に衝突したと判断して制限電流値Ibを出力する。
【0021】次に通常開閉動作を説明する。人体検知セ
ンサ19より人体検知信号R1 がマイクロコンピュータ
18に入力されると回転方向指令信号C(正転)をモー
タロジック15に出力し、インバータトランジスタ13
を正転方向に電流を供給するように切換え、これと同時
に速度指令信号e(高速)を速度アンプ16に出力し、
モータロジック15で検出した回転速度信号と速度指令
信号eが一致するようにPWM回路14に速度指令gを
出力してモータ巻線10への電流値Iは図4のI1 と高
くなり、前記速度指令信号eと検出した回転速度信号が
一致したら電流値Iは図4のI2 と低くなる。
ンサ19より人体検知信号R1 がマイクロコンピュータ
18に入力されると回転方向指令信号C(正転)をモー
タロジック15に出力し、インバータトランジスタ13
を正転方向に電流を供給するように切換え、これと同時
に速度指令信号e(高速)を速度アンプ16に出力し、
モータロジック15で検出した回転速度信号と速度指令
信号eが一致するようにPWM回路14に速度指令gを
出力してモータ巻線10への電流値Iは図4のI1 と高
くなり、前記速度指令信号eと検出した回転速度信号が
一致したら電流値Iは図4のI2 と低くなる。
【0022】そして、検出した扉位置が設定した高速開
きブレーキ点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ
動作し、扉4が停止したら前述と同様に扉4を低速で閉
じ動作し、検出した扉位置が設定した低速開きブレーキ
点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ動作し開き
エンド位置とする。
きブレーキ点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ
動作し、扉4が停止したら前述と同様に扉4を低速で閉
じ動作し、検出した扉位置が設定した低速開きブレーキ
点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ動作し開き
エンド位置とする。
【0023】扉4を開きエンド位置に設定した待機時間
だけ待機し、その待機時間が経過したらマイクロコンピ
ュータ18が回転方向指令信号c(逆転)をモータロジ
ック15に出力し、インバータトランジスタ13を逆転
方向に電流を供給するように切換え、これと同時に速度
指令信号e(高速)を速度アンプ16に出力し、モータ
ロジック15で検出した回転速度信号と速度指令信号e
が一致するようにPWM回路14に速度指令gを出力し
てモータ巻線10への電流値Iは図4のI1 と高くな
り、前記速度指令信号eと検出した回転速度信号が一致
したら電流値Iは図4のI2 と低くなる。
だけ待機し、その待機時間が経過したらマイクロコンピ
ュータ18が回転方向指令信号c(逆転)をモータロジ
ック15に出力し、インバータトランジスタ13を逆転
方向に電流を供給するように切換え、これと同時に速度
指令信号e(高速)を速度アンプ16に出力し、モータ
ロジック15で検出した回転速度信号と速度指令信号e
が一致するようにPWM回路14に速度指令gを出力し
てモータ巻線10への電流値Iは図4のI1 と高くな
り、前記速度指令信号eと検出した回転速度信号が一致
したら電流値Iは図4のI2 と低くなる。
【0024】そして、検出した扉位置が設定した高速閉
じブレーキ点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ
動作し、扉4が停止したら前述と同様に扉4を低速で閉
じ動作し、閉じエンド位置とする。
じブレーキ点になったら電流値Iはゼロとなりブレーキ
動作し、扉4が停止したら前述と同様に扉4を低速で閉
じ動作し、閉じエンド位置とする。
【0025】次に扉4が高速閉じ動作中に通行人に衝突
した場合の動作を説明する。扉4が高速閉じ動作中に図
4のE点で通行人に衝突すると判断回路20が扉衝突と
判断して制限電流値Ibを出力する。
した場合の動作を説明する。扉4が高速閉じ動作中に図
4のE点で通行人に衝突すると判断回路20が扉衝突と
判断して制限電流値Ibを出力する。
【0026】この制限電流値IbはI1 >Ibであり、
速度アンプ16には電流値I2 が入力されているから速
度アンプ16は制限電流値Ibに基づく速度指令gをP
WM回路14に出力し、電動モータ6の回転数に関係な
く電動モータ6への電流値Iが常に制限電流値Ibとす
る。
速度アンプ16には電流値I2 が入力されているから速
度アンプ16は制限電流値Ibに基づく速度指令gをP
WM回路14に出力し、電動モータ6の回転数に関係な
く電動モータ6への電流値Iが常に制限電流値Ibとす
る。
【0027】これにより、電動モータ6のトルクTが制
限電流値Ibに基づく小さな値となって扉推力も小さい
から通行人に与える影響が低減される。
限電流値Ibに基づく小さな値となって扉推力も小さい
から通行人に与える影響が低減される。
【0028】以上の説明では扉4が通行人に衝突した時
としたが、両開きの自動ドアの場合には通行人が扉4に
はさまれることがあり、この場合でも前述のように電動
モータ6への電流値を制限することは勿論である。
としたが、両開きの自動ドアの場合には通行人が扉4に
はさまれることがあり、この場合でも前述のように電動
モータ6への電流値を制限することは勿論である。
【0029】
【発明の効果】扉4の起動時には電流値が高いから短時
間で所定速度となって扉4をスムーズに開閉動作でき、
扉4が高速動作中、例えば高速で閉じ動作した時に障害
物、例えば通行人と衝突等して扉速度が低下しても起動
時の電流値まで高くならないから電動モータ6のトルク
が大きくならずに通行人に与える影響が低減する。
間で所定速度となって扉4をスムーズに開閉動作でき、
扉4が高速動作中、例えば高速で閉じ動作した時に障害
物、例えば通行人と衝突等して扉速度が低下しても起動
時の電流値まで高くならないから電動モータ6のトルク
が大きくならずに通行人に与える影響が低減する。
【図1】従来の自動ドアの扉開閉パターンと電動モータ
への電流値を示す図表である。
への電流値を示す図表である。
【図2】電動モータのトルクと回転数と電流値の特性を
示す図表である。
示す図表である。
【図3】本発明の実施例を示す制御ブロック図である。
【図4】本発明の自動ドアの扉開閉パターンと電動モー
タへの電流値を示す図表である。
タへの電流値を示す図表である。
4…扉、6…電動モータ、9…自動ドアコントローラ。
Claims (1)
- 【請求項1】 電動モータ6を正転、逆転することで扉
4を閉じエンド位置と開きエンド位置との間で開閉動作
する自動ドアにおいて、 通常開閉動作する際には扉4の起動時に電動モータ6へ
の電流値を高くし、所定速度となったら電流値を低くし
て定速開閉動作し、 扉4が高速動作中に障害物に衝突等した時には電動モー
タ6への電流値を、起動時の電流値より下げるように制
御して電動モータ6のトルクが大きくならないようにし
たことを特徴とする自動ドアの開閉制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133171A JPH08326416A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7133171A JPH08326416A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326416A true JPH08326416A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15098345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7133171A Pending JPH08326416A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 自動ドアの開閉制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326416A (ja) |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133171A patent/JPH08326416A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031217 |