JPH08326292A - 建築用ボードの搬出装置 - Google Patents
建築用ボードの搬出装置Info
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- JPH08326292A JPH08326292A JP15548095A JP15548095A JPH08326292A JP H08326292 A JPH08326292 A JP H08326292A JP 15548095 A JP15548095 A JP 15548095A JP 15548095 A JP15548095 A JP 15548095A JP H08326292 A JPH08326292 A JP H08326292A
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- frame
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工の際、厚みの異なる建築用ボードを積み
重ねた際、1枚ずつ確実かつ迅速に搬出作業が行える建
築用ボードの搬出装置を提供する。建築用ボードの搬出
装置の 【構成】 建築用ボードの搬出装置1において、床面上
を走行自在に移動する台車2と、この台車2上に取着さ
れ建築用ボード10を載置する昇降可能なボード置台3
と、ボード置台3に取着され建築用ボード10を押圧し
搬出するコンベア19と、このコンベア19の押圧を制
御するバランス機構48とで構成している。
重ねた際、1枚ずつ確実かつ迅速に搬出作業が行える建
築用ボードの搬出装置を提供する。建築用ボードの搬出
装置の 【構成】 建築用ボードの搬出装置1において、床面上
を走行自在に移動する台車2と、この台車2上に取着さ
れ建築用ボード10を載置する昇降可能なボード置台3
と、ボード置台3に取着され建築用ボード10を押圧し
搬出するコンベア19と、このコンベア19の押圧を制
御するバランス機構48とで構成している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事における内装
作業、例えば、天井ボード、壁面ボード、フレーム枠等
の建築用ボードの搬出装置に関する。
作業、例えば、天井ボード、壁面ボード、フレーム枠等
の建築用ボードの搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建築用ボードの搬出装置につい
ては、種々の提案がなされているが、例えば、特開平5
−238552号公報がある。図12は、その全体側面
図であり、設定枚数積み重ねられた板状体である複数枚
のフレーム枠100をその1枚当たりの高さ分ずつ上昇
させるリフタ101と、このリフタ101に積み重ねら
れたフレーム枠100のうち、最上段のフレーム枠10
0aを所定位置、すなわち、ローラコンベア102まで
移送する移送手段103および係合部材104から構成
されている。
ては、種々の提案がなされているが、例えば、特開平5
−238552号公報がある。図12は、その全体側面
図であり、設定枚数積み重ねられた板状体である複数枚
のフレーム枠100をその1枚当たりの高さ分ずつ上昇
させるリフタ101と、このリフタ101に積み重ねら
れたフレーム枠100のうち、最上段のフレーム枠10
0aを所定位置、すなわち、ローラコンベア102まで
移送する移送手段103および係合部材104から構成
されている。
【0003】リフタ101は、パンタグラフ機構105
および図示しないエアシリンダを介してテーブル106
を昇降させる。そして、テーブル106上に積み重ねら
れたフレーム枠100のうち、最上段のフレーム枠10
0aのみを移送手段103および係合部材104を介し
てローラコンベア102上まで押し出して移送した後、
テーブル106をフレーム枠100の高さ分上昇させ、
次のフレーム枠100を最上段のフレーム枠100aと
して移送できるように待機させるものである。また、積
み重ねた設定枚数のフレーム枠100を順次移送して最
下段のフレーム枠100bの移送が完了すれば、テーブ
ル106を下降させ、設定枚数積み重ねた新たなフレー
ム枠100の搬入が成される。
および図示しないエアシリンダを介してテーブル106
を昇降させる。そして、テーブル106上に積み重ねら
れたフレーム枠100のうち、最上段のフレーム枠10
0aのみを移送手段103および係合部材104を介し
てローラコンベア102上まで押し出して移送した後、
テーブル106をフレーム枠100の高さ分上昇させ、
次のフレーム枠100を最上段のフレーム枠100aと
して移送できるように待機させるものである。また、積
み重ねた設定枚数のフレーム枠100を順次移送して最
下段のフレーム枠100bの移送が完了すれば、テーブ
ル106を下降させ、設定枚数積み重ねた新たなフレー
ム枠100の搬入が成される。
【0004】移送手段103は、固定フレーム107に
回転自在に軸支された駆動軸108と、この駆動軸10
8に固定された駆動スプロケット109と、固定フレー
ム107に回転自在に軸支されたアイドラ軸110と、
このアイドラ軸110に固定されたアイドラ111と、
この駆動スプロケット109およびアイドラ111間に
巻き回されたチエーン112からなり、複数列配設して
いる。さらに、複数列配設されたるチエーン112に対
応して、固定フレーム107には、断面コの字状のフレ
ーム113が連結されている。また、固定フレーム10
7に連結されたフレーム114には、ガイド115が垂
設されている。隣接されたチエーン112,112間に
は、連結材116が設けられており、これらの各連結材
116には、1個もしくは複数個の係合部材104が揺
動自在に軸支されている。この係合部材104には、上
下方向に摺動自在な爪体117が取着されている。11
8は、ローラコンベア102とリフタ101との間に配
置されてフレーム枠100を導くガイドプレートであ
る。
回転自在に軸支された駆動軸108と、この駆動軸10
8に固定された駆動スプロケット109と、固定フレー
ム107に回転自在に軸支されたアイドラ軸110と、
このアイドラ軸110に固定されたアイドラ111と、
この駆動スプロケット109およびアイドラ111間に
巻き回されたチエーン112からなり、複数列配設して
いる。さらに、複数列配設されたるチエーン112に対
応して、固定フレーム107には、断面コの字状のフレ
ーム113が連結されている。また、固定フレーム10
7に連結されたフレーム114には、ガイド115が垂
設されている。隣接されたチエーン112,112間に
は、連結材116が設けられており、これらの各連結材
116には、1個もしくは複数個の係合部材104が揺
動自在に軸支されている。この係合部材104には、上
下方向に摺動自在な爪体117が取着されている。11
8は、ローラコンベア102とリフタ101との間に配
置されてフレーム枠100を導くガイドプレートであ
る。
【0005】そして、係合部材104の前進時、爪体1
17の傾斜面が最上段のフレーム枠100aの後上縁に
接触させることにより爪体117を上昇させ、最上段の
フレーム枠100aの後側面にその係合面が当接するよ
うに案内させることにより、フレーム枠100を設定枚
数積み重ねた際、最上段のフレーム枠100aが正規の
高さを越えて位置する場合であっても、最上段のフレー
ム枠100aに合わせて係合部材104の爪体117が
上昇して最上段のフレーム枠100aの後側面にその係
合面が当接させることができ、最上段のフレーム枠10
0aのみを確実に移送する事が出来る。
17の傾斜面が最上段のフレーム枠100aの後上縁に
接触させることにより爪体117を上昇させ、最上段の
フレーム枠100aの後側面にその係合面が当接するよ
うに案内させることにより、フレーム枠100を設定枚
数積み重ねた際、最上段のフレーム枠100aが正規の
高さを越えて位置する場合であっても、最上段のフレー
ム枠100aに合わせて係合部材104の爪体117が
上昇して最上段のフレーム枠100aの後側面にその係
合面が当接させることができ、最上段のフレーム枠10
0aのみを確実に移送する事が出来る。
【0006】さらに、図13に示す如く走行車輪を有す
る台車を有する建築用ボードの搬出装置が有る(例え
ば、特開平3−119257号公報)。図13におい
て、走行車輪120を有する台車121と、この台車1
21上に設置された昇降装置122と、この昇降装置1
22の上端部の一方が昇降フレーム123に回動自在に
枢着されていると共に、昇降装置122の上端部の多方
がスライドガイド124の矢印方向に沿って摺動可能に
連結されている。また、昇降フレーム123上には、ボ
ード収容フレーム125が積載されている。このボード
収容フレーム125が下降した時に、これを積倒し状態
に保持する支持杆126と、から構成されている。
る台車を有する建築用ボードの搬出装置が有る(例え
ば、特開平3−119257号公報)。図13におい
て、走行車輪120を有する台車121と、この台車1
21上に設置された昇降装置122と、この昇降装置1
22の上端部の一方が昇降フレーム123に回動自在に
枢着されていると共に、昇降装置122の上端部の多方
がスライドガイド124の矢印方向に沿って摺動可能に
連結されている。また、昇降フレーム123上には、ボ
ード収容フレーム125が積載されている。このボード
収容フレーム125が下降した時に、これを積倒し状態
に保持する支持杆126と、から構成されている。
【0007】ボード収容フレーム125は、一対の上部
ストッパ125a,125aが設けられている。また、
ボード収容フレーム125内には、ボード持ち上げ装置
127が設置されていて、積み重ねて収容したボード1
28の最上部を前記上部ストッパ125a,125aに
当ててボード128が常に引出し位置に有るように持ち
上げている。引出し位置には、繰り出しローラ129が
設けられていて、ブラケット130を介して前記昇降フ
レーム123に回転自在に取り付けられている。繰り出
しローラ129は、駆動モータ131により回転駆動さ
れる。この結果、最上段のボード128は、繰り出しロ
ーラ129にて繰り出されてボード128の積込み作業
を迅速にかつ容易に行うことができ、ボード128を精
度良く揃えることができる。
ストッパ125a,125aが設けられている。また、
ボード収容フレーム125内には、ボード持ち上げ装置
127が設置されていて、積み重ねて収容したボード1
28の最上部を前記上部ストッパ125a,125aに
当ててボード128が常に引出し位置に有るように持ち
上げている。引出し位置には、繰り出しローラ129が
設けられていて、ブラケット130を介して前記昇降フ
レーム123に回転自在に取り付けられている。繰り出
しローラ129は、駆動モータ131により回転駆動さ
れる。この結果、最上段のボード128は、繰り出しロ
ーラ129にて繰り出されてボード128の積込み作業
を迅速にかつ容易に行うことができ、ボード128を精
度良く揃えることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
では、移送手段103が固定フレーム107に固着され
ており、テーブル106上に積み重ねられた設定枚数の
最上段で係合部材104の爪体117の位置を調整さ
せ、設定枚数の等分ずつテーブル106を上昇させてい
るから、厚みの異なるフレーム枠100を混在させて作
業するときには、爪体117の係合面の許容上昇寸法を
越える場合や、不足する場合が多々有り、最上段のフレ
ーム枠100aの後側面にその係合面が当接出来なくな
る不具合が発生する。また、移送手段103は、固定フ
レーム107に固着されているために、テーブル106
高さを任意の作業位置に保持させることが出来ない。さ
らに、移送手段103を容易に移動することが困難であ
る。
では、移送手段103が固定フレーム107に固着され
ており、テーブル106上に積み重ねられた設定枚数の
最上段で係合部材104の爪体117の位置を調整さ
せ、設定枚数の等分ずつテーブル106を上昇させてい
るから、厚みの異なるフレーム枠100を混在させて作
業するときには、爪体117の係合面の許容上昇寸法を
越える場合や、不足する場合が多々有り、最上段のフレ
ーム枠100aの後側面にその係合面が当接出来なくな
る不具合が発生する。また、移送手段103は、固定フ
レーム107に固着されているために、テーブル106
高さを任意の作業位置に保持させることが出来ない。さ
らに、移送手段103を容易に移動することが困難であ
る。
【0009】また、同様に、図13に示したボード12
8の引出し位置に設けられた繰り出しローラ129位置
は、ブラケット130が昇降フレーム123に固着され
ている関係で固定されているから、ボード128の厚み
の異なる物が混在していた場合、積み重ねて収容したボ
ード128の最上部が常に引出し位置に有るように持ち
上げるには、ボード128の厚み分をその都度検出して
異なる厚みの補正を行うためにブラケット130の入替
えが必要である。
8の引出し位置に設けられた繰り出しローラ129位置
は、ブラケット130が昇降フレーム123に固着され
ている関係で固定されているから、ボード128の厚み
の異なる物が混在していた場合、積み重ねて収容したボ
ード128の最上部が常に引出し位置に有るように持ち
上げるには、ボード128の厚み分をその都度検出して
異なる厚みの補正を行うためにブラケット130の入替
えが必要である。
【0010】さらに、テーブル106上に積み重ねられ
たフレーム枠100やボード128を上昇させる値がバ
ラついた時、前記爪体117や一対の上部ストッパ12
5a,125aに下方から作用する力が変化する。この
ために、最上段のフレーム枠100aが厚い時には最上
段のフレーム枠100aと次段のフレーム枠100との
摩擦係数が増加して安定したフレーム枠100aの移送
が困難となる。同様に、ボード128が厚い時には上部
ストッパ125a,125aに最上段のボード128が
引っ掛かり、繰り出しローラ129にて繰り出す事が困
難となる。さらに、ボード128が繰り出されても、上
部ストッパ125a,125aにて引っ掛かったボード
128にはその表面に傷が付いてしまう不具合が発生す
る。また、最上段のボード128が薄い時には上部スト
ッパ125a,125aに当たらぬ場合が有り、最上段
のボード128と次段のボード128との摩擦係数が小
さくなり、最上段のボード128を繰り出しローラ12
9にて繰り出した時に、次段のボード128を摩擦力に
て繰り出しローラ129に当接出来なくなりボード12
8の繰り出しの安定性に欠ける。
たフレーム枠100やボード128を上昇させる値がバ
ラついた時、前記爪体117や一対の上部ストッパ12
5a,125aに下方から作用する力が変化する。この
ために、最上段のフレーム枠100aが厚い時には最上
段のフレーム枠100aと次段のフレーム枠100との
摩擦係数が増加して安定したフレーム枠100aの移送
が困難となる。同様に、ボード128が厚い時には上部
ストッパ125a,125aに最上段のボード128が
引っ掛かり、繰り出しローラ129にて繰り出す事が困
難となる。さらに、ボード128が繰り出されても、上
部ストッパ125a,125aにて引っ掛かったボード
128にはその表面に傷が付いてしまう不具合が発生す
る。また、最上段のボード128が薄い時には上部スト
ッパ125a,125aに当たらぬ場合が有り、最上段
のボード128と次段のボード128との摩擦係数が小
さくなり、最上段のボード128を繰り出しローラ12
9にて繰り出した時に、次段のボード128を摩擦力に
て繰り出しローラ129に当接出来なくなりボード12
8の繰り出しの安定性に欠ける。
【0011】本発明は、上記の種々の問題を解決するも
のであって、その目的は、施工の際、厚みの異なるフレ
ーム枠、石膏ボード、ALC(軽量気泡コンクリート)
板、PC(プレストレストコンクリート)板、アスロッ
ク板、等の厚みの異なる天井ボード、壁面ボード等の建
築用ボードが混在していた場合においても、これらの建
築用ボードを積み重ねた際、1枚ずつ確実かつ迅速に搬
出作業が行える建築用ボードの搬出装置を提供すること
を目的としている。
のであって、その目的は、施工の際、厚みの異なるフレ
ーム枠、石膏ボード、ALC(軽量気泡コンクリート)
板、PC(プレストレストコンクリート)板、アスロッ
ク板、等の厚みの異なる天井ボード、壁面ボード等の建
築用ボードが混在していた場合においても、これらの建
築用ボードを積み重ねた際、1枚ずつ確実かつ迅速に搬
出作業が行える建築用ボードの搬出装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る建築用ボードの搬出装置1の第1の
発明では、建築用ボードの搬出装置1において、床面上
を走行自在に移動する台車2と、この台車2上に取着さ
れ建築用ボード10を載置する昇降可能なボード置台3
と、ボード置台3に取着され建築用ボード10を押圧し
搬出するコンベア19と、このコンベア19の押圧を制
御するバランス機構48とで構成したことを特徴とす
る。
めに、本発明に係る建築用ボードの搬出装置1の第1の
発明では、建築用ボードの搬出装置1において、床面上
を走行自在に移動する台車2と、この台車2上に取着さ
れ建築用ボード10を載置する昇降可能なボード置台3
と、ボード置台3に取着され建築用ボード10を押圧し
搬出するコンベア19と、このコンベア19の押圧を制
御するバランス機構48とで構成したことを特徴とす
る。
【0013】第1の発明を主体とする建築用ボードの搬
出装置1の第2の発明では、ボード置台3は、建築用ボ
ード10の搬出に伴い昇降するテーブル11と、台車2
上に取着されテーブル11を昇降するシザース12とか
らなる。
出装置1の第2の発明では、ボード置台3は、建築用ボ
ード10の搬出に伴い昇降するテーブル11と、台車2
上に取着されテーブル11を昇降するシザース12とか
らなる。
【0014】第1の発明を主体とする建築用ボードの搬
出装置1の第3の発明では、バランス機構48は、一端
がフレーム16に取着されているコンベア19と、最上
段の建築用ボード10aに倣って昇降するフレーム16
と、一端がフレーム16に取着され他端がテーブル11
に取着されたバランスシリンダ13と、バランスシリン
ダ13の変化量を検知するストロークセンサ13aと、
ストロークセンサ13aからの信号とコンベア19の正
転から逆転に移行する信号を受けて昇降用シリンダ14
の位置を一定にするコンベア制御手段50b,50cと
からなる。
出装置1の第3の発明では、バランス機構48は、一端
がフレーム16に取着されているコンベア19と、最上
段の建築用ボード10aに倣って昇降するフレーム16
と、一端がフレーム16に取着され他端がテーブル11
に取着されたバランスシリンダ13と、バランスシリン
ダ13の変化量を検知するストロークセンサ13aと、
ストロークセンサ13aからの信号とコンベア19の正
転から逆転に移行する信号を受けて昇降用シリンダ14
の位置を一定にするコンベア制御手段50b,50cと
からなる。
【0015】第2の発明を主体とする建築用ボードの搬
出装置1の第4の発明では、シザース12は、シザース
12を昇降させる昇降用シリンダ14と、昇降用シリン
ダ14に作動油を供給する油圧ポンプ34を駆動する第
2電動モータ31と、昇降用シリンダ14を制御する流
量制御弁40を介した電磁弁39と、シザース12の昇
降量を検知する昇降センサ15とを有し、昇降センサ1
5と前記ストロークセンサ13aとからの信号を受けて
第2電動モータ31と電磁弁39とを制御してシザース
12の昇降高さを一定とするコンベア制御手段50b,
50cとからなる。なお、上記構成に付加した符号は図
面と対比させるためのものでもあり、これにより本発明
の構成が何ら限定されるものではない。
出装置1の第4の発明では、シザース12は、シザース
12を昇降させる昇降用シリンダ14と、昇降用シリン
ダ14に作動油を供給する油圧ポンプ34を駆動する第
2電動モータ31と、昇降用シリンダ14を制御する流
量制御弁40を介した電磁弁39と、シザース12の昇
降量を検知する昇降センサ15とを有し、昇降センサ1
5と前記ストロークセンサ13aとからの信号を受けて
第2電動モータ31と電磁弁39とを制御してシザース
12の昇降高さを一定とするコンベア制御手段50b,
50cとからなる。なお、上記構成に付加した符号は図
面と対比させるためのものでもあり、これにより本発明
の構成が何ら限定されるものではない。
【0016】
【作用】上記のような構成としたため、積み重ねられた
複数枚の建築用ボードがボード置台に積載されると、コ
ンベアが建築用ボードを1枚ずつ搬出できるように建築
用ボード上に一定荷重をかけるバランス機構にて建築用
ボードを押圧する。この結果、バランス機構の全重量
は、建築用ボード上に作用しない。よって、建築用ボー
ドを移送するコンベアの搬送力を小さく設定できるか
ら、コンベアを駆動する大型のサーボモータを必要とし
ない。また、建築用ボード上にバランス機構の全重量が
作用しないから建築用ボードに傷が付きにくい。
複数枚の建築用ボードがボード置台に積載されると、コ
ンベアが建築用ボードを1枚ずつ搬出できるように建築
用ボード上に一定荷重をかけるバランス機構にて建築用
ボードを押圧する。この結果、バランス機構の全重量
は、建築用ボード上に作用しない。よって、建築用ボー
ドを移送するコンベアの搬送力を小さく設定できるか
ら、コンベアを駆動する大型のサーボモータを必要とし
ない。また、建築用ボード上にバランス機構の全重量が
作用しないから建築用ボードに傷が付きにくい。
【0017】また、ボード置台には、ボード置台に積載
された最上段の建築用ボードの搬出に伴い昇降するテー
ブルと、テーブルを垂直に昇降させる台車上に取着され
たシザースを設けているから、テーブルに積載された建
築用ボードの量、厚さを問わず、建築用ボードの任意の
高さの作業位置に保持し得る。
された最上段の建築用ボードの搬出に伴い昇降するテー
ブルと、テーブルを垂直に昇降させる台車上に取着され
たシザースを設けているから、テーブルに積載された建
築用ボードの量、厚さを問わず、建築用ボードの任意の
高さの作業位置に保持し得る。
【0018】また、バランス機構は、一端がフレームに
取着されているコンベアが建築用ボードを搬出して、搬
出後のコンベアが逆転から正転に移行時のコンベアの降
下量をバランスシリンダの変化量として検知することに
より、この変化量分ボード置台の昇降シリンダを伸長さ
せてフレームの高さ位置を一定とするコンベア制御手段
を設けている。この為、バランス機構によりコンベア
は、最上段の建築用ボードを適正荷重で押圧しているか
ら、次段の建築用ボードの撥ねがなくなり連続搬送して
も安定する。さらに、フレームは、前記ボード置台を囲
むように設けているからボード置台の全ての建築用ボー
ドを搬送台への移送が終わってもボード置台には干渉し
ない。
取着されているコンベアが建築用ボードを搬出して、搬
出後のコンベアが逆転から正転に移行時のコンベアの降
下量をバランスシリンダの変化量として検知することに
より、この変化量分ボード置台の昇降シリンダを伸長さ
せてフレームの高さ位置を一定とするコンベア制御手段
を設けている。この為、バランス機構によりコンベア
は、最上段の建築用ボードを適正荷重で押圧しているか
ら、次段の建築用ボードの撥ねがなくなり連続搬送して
も安定する。さらに、フレームは、前記ボード置台を囲
むように設けているからボード置台の全ての建築用ボー
ドを搬送台への移送が終わってもボード置台には干渉し
ない。
【0019】さらに、シザースの昇降高さを一定とする
コンベア制御手段を設けたから、建築用ボードの厚さが
異なっていても最上段の建築用ボードの厚み分のみシザ
ースを昇降させる昇降用シリンダに作動油を供給する油
圧ポンプを駆動する第2電動モータを制御してボード置
台が上昇してフレームの高さ位置を一定となるように補
正される。したがって、搬送台に搬出された建築用ボー
ドの高さ位置を一定に保てるから、次工程での建築用ボ
ードの受取が容易となる。
コンベア制御手段を設けたから、建築用ボードの厚さが
異なっていても最上段の建築用ボードの厚み分のみシザ
ースを昇降させる昇降用シリンダに作動油を供給する油
圧ポンプを駆動する第2電動モータを制御してボード置
台が上昇してフレームの高さ位置を一定となるように補
正される。したがって、搬送台に搬出された建築用ボー
ドの高さ位置を一定に保てるから、次工程での建築用ボ
ードの受取が容易となる。
【0020】
【実施例】以下に本発明に係る建築用ボードの搬出装置
の一実施例について、図面を参照して詳述する。図1
は、建築用ボードの搬出装置の側面図であり、図2は、
その平面図であり、図3は、その後面図である。図4
は、シザースを伸長時の後面図である。建築用ボードの
搬出装置1は、台車2と、台車2上に搭載されたボード
置台3と、ボード置台3に取着され建築用ボードを押圧
し搬出するコンベア19と、このコンベア19を押圧制
御するバランス機構48で構成されている。台車2は、
操向自在な脚輪4と、走行車輪5と、走行車輪5を駆動
する第1電動モータ6と、その電源としてのバッテリ7
と、図5に示すボード置台3を上昇、下降させる油圧源
42、コンベア19を押圧制御させる空圧源43、およ
びこれらのコントローラ51等で構成されている。
の一実施例について、図面を参照して詳述する。図1
は、建築用ボードの搬出装置の側面図であり、図2は、
その平面図であり、図3は、その後面図である。図4
は、シザースを伸長時の後面図である。建築用ボードの
搬出装置1は、台車2と、台車2上に搭載されたボード
置台3と、ボード置台3に取着され建築用ボードを押圧
し搬出するコンベア19と、このコンベア19を押圧制
御するバランス機構48で構成されている。台車2は、
操向自在な脚輪4と、走行車輪5と、走行車輪5を駆動
する第1電動モータ6と、その電源としてのバッテリ7
と、図5に示すボード置台3を上昇、下降させる油圧源
42、コンベア19を押圧制御させる空圧源43、およ
びこれらのコントローラ51等で構成されている。
【0021】ボード置台3は、ボード10を積載するテ
ーブル11と、このテーブル11を支持し、昇降させる
シザース(Scissors)12と、テーブル11の
後端面に取着された一対の軸受11a,11aとで構成
されている。また、シザース12は、一端を台車2上に
他端をテーブル11に回動自在に枢着されている周知の
多関節リンク12aと、多関節リンク12aを垂直に昇
降させる昇降用シリンダ14と、昇降用シリンダ14に
はシザース12の昇降量を検知する昇降センサ15とが
配設されている。
ーブル11と、このテーブル11を支持し、昇降させる
シザース(Scissors)12と、テーブル11の
後端面に取着された一対の軸受11a,11aとで構成
されている。また、シザース12は、一端を台車2上に
他端をテーブル11に回動自在に枢着されている周知の
多関節リンク12aと、多関節リンク12aを垂直に昇
降させる昇降用シリンダ14と、昇降用シリンダ14に
はシザース12の昇降量を検知する昇降センサ15とが
配設されている。
【0022】バランス機構48は、前記ボード置台3の
両側を囲むように側面視でかぎ状(」)にしたフレーム
16と、ロット13aをピン17にてフレーム16に枢
着されているバランスシリンダ13と、バランスシリン
ダ13に装着されロット13aの伸縮量を検知するスト
ロークセンサ13bと、一端がフレーム16に取着され
ているコンベア19とが装着されている。フレーム16
には、一端をフレーム16の後端部に装着し他端側を前
記一対の軸受11a,11aに摺動自在に嵌挿させた一
対のガイドポスト18,18が設けられている。また、
フレーム16のかぎ状(」)前端には、コンベア19の
前方に搬出したボード10を受ける搬送台20の一端が
挿入され脱着自在に装着されている。20aは、搬送台
20の支持棒である。
両側を囲むように側面視でかぎ状(」)にしたフレーム
16と、ロット13aをピン17にてフレーム16に枢
着されているバランスシリンダ13と、バランスシリン
ダ13に装着されロット13aの伸縮量を検知するスト
ロークセンサ13bと、一端がフレーム16に取着され
ているコンベア19とが装着されている。フレーム16
には、一端をフレーム16の後端部に装着し他端側を前
記一対の軸受11a,11aに摺動自在に嵌挿させた一
対のガイドポスト18,18が設けられている。また、
フレーム16のかぎ状(」)前端には、コンベア19の
前方に搬出したボード10を受ける搬送台20の一端が
挿入され脱着自在に装着されている。20aは、搬送台
20の支持棒である。
【0023】コンベア19は、コンベアフレーム21
と、コンベアフレーム21に回動自在に軸支された駆動
軸22と、この駆動軸22に固定された駆動スプロケッ
ト23と、コンベアフレーム21に回転自在に軸支され
たアイドラ軸24と、このアイドラ軸24に固定された
アイドラ25と、この駆動スプロケット23およびアイ
ドラ25間に巻き回された搬送ベルト26とからなり、
複数列配設している。コンベアフレーム21は、前記フ
レーム16とピン17とで回動自在に連結されている。
また、コンベアフレーム21には、搬送ベルト26を正
転(時計回り)と逆転(反時計回り)させるサーボモー
タ27と、コンベア19を前記ピン17を支点に矢印R
の方向に回動させる時にロックを解除するレバー28
と、サーボモータ27から駆動スプロケット23に動力
を伝達する駆動ベルト29とが配設されている。さら
に、コンベアフレーム21には、サーボモータ27を逆
転から正転に切り換える位置を検出するリミットスイッ
チ62(以下L.SW.62と称する)と正転から逆転
に切り換える位置を検出するリミットスイッチ63(以
下L.SW.63と称する)とが配設されている。この
L.SW.62とL.SW.63は、他の実施例である
無接点近接スイッチ、光センサ等の位置検出手段を用い
ても同様の機能が達成可能である。搬送ベルト26に
は、テーブル11上に積載されたボード10を搬送台2
0に搬出するためにボード10の端面を押し出す爪体3
0が装着されている。
と、コンベアフレーム21に回動自在に軸支された駆動
軸22と、この駆動軸22に固定された駆動スプロケッ
ト23と、コンベアフレーム21に回転自在に軸支され
たアイドラ軸24と、このアイドラ軸24に固定された
アイドラ25と、この駆動スプロケット23およびアイ
ドラ25間に巻き回された搬送ベルト26とからなり、
複数列配設している。コンベアフレーム21は、前記フ
レーム16とピン17とで回動自在に連結されている。
また、コンベアフレーム21には、搬送ベルト26を正
転(時計回り)と逆転(反時計回り)させるサーボモー
タ27と、コンベア19を前記ピン17を支点に矢印R
の方向に回動させる時にロックを解除するレバー28
と、サーボモータ27から駆動スプロケット23に動力
を伝達する駆動ベルト29とが配設されている。さら
に、コンベアフレーム21には、サーボモータ27を逆
転から正転に切り換える位置を検出するリミットスイッ
チ62(以下L.SW.62と称する)と正転から逆転
に切り換える位置を検出するリミットスイッチ63(以
下L.SW.63と称する)とが配設されている。この
L.SW.62とL.SW.63は、他の実施例である
無接点近接スイッチ、光センサ等の位置検出手段を用い
ても同様の機能が達成可能である。搬送ベルト26に
は、テーブル11上に積載されたボード10を搬送台2
0に搬出するためにボード10の端面を押し出す爪体3
0が装着されている。
【0024】図5は、建築用ボードの搬出装置の制御回
路図である。台車2内に設けられている前記シーザス1
2昇降用の油圧源42は、バッテリ7を電源としての第
2電動モータ31と、第2電動モータ31で駆動される
油圧ポンプ34が連結されている。油圧ポンプ34は、
タンク32からストレイナ33を介して作動油を吸い込
んでいる。そして、油圧ポンプ34の吐出側には、安全
弁35と逆止弁36とが接続されている。また、逆止弁
36を出た作動油は、油路37を介して前記昇降用シリ
ンダ14のボトム側14aと、フイルタ38を介して2
ポート2位置を有する電磁弁39と流量制御弁40とを
経由してタンク32とに接続されている。また、昇降用
シリンダ14のヘッド側14bは、油路41を介してタ
ンク32に接続されている。
路図である。台車2内に設けられている前記シーザス1
2昇降用の油圧源42は、バッテリ7を電源としての第
2電動モータ31と、第2電動モータ31で駆動される
油圧ポンプ34が連結されている。油圧ポンプ34は、
タンク32からストレイナ33を介して作動油を吸い込
んでいる。そして、油圧ポンプ34の吐出側には、安全
弁35と逆止弁36とが接続されている。また、逆止弁
36を出た作動油は、油路37を介して前記昇降用シリ
ンダ14のボトム側14aと、フイルタ38を介して2
ポート2位置を有する電磁弁39と流量制御弁40とを
経由してタンク32とに接続されている。また、昇降用
シリンダ14のヘッド側14bは、油路41を介してタ
ンク32に接続されている。
【0025】バランス機構48を作動させる空圧源43
は、バッテリ7を電源としての第3電動モータ44と、
第3電動モータ44で駆動されるコンプレッサ45と、
空気溜46と、減圧弁47とで構成され接続されてい
る。また、減圧弁47の出口は、前記バランスシリンダ
13のボトム側13cに接続されている。そして、バラ
ンスシリンダ13は、フレーム16やコンベア19等の
荷重より生じるバランスシリンダ13の発生内圧と減圧
弁47からの圧力とがバランスさせて、ボード10の上
面に搬送ベルト26にて垂直方向の一定の力が加わるよ
うにしている。
は、バッテリ7を電源としての第3電動モータ44と、
第3電動モータ44で駆動されるコンプレッサ45と、
空気溜46と、減圧弁47とで構成され接続されてい
る。また、減圧弁47の出口は、前記バランスシリンダ
13のボトム側13cに接続されている。そして、バラ
ンスシリンダ13は、フレーム16やコンベア19等の
荷重より生じるバランスシリンダ13の発生内圧と減圧
弁47からの圧力とがバランスさせて、ボード10の上
面に搬送ベルト26にて垂直方向の一定の力が加わるよ
うにしている。
【0026】前記台車2と、シザース12と、バランス
機構48とを制御するコントローラ51は、バッテリ7
を電源とし、第1電動モータ6を駆動させ、走行車輪5
にて床面上を走行自在に移動させる台車2の駆動制御部
52と、コンベア19を起動、正回転および逆回転、停
止させるサーボモータ27を制御するコンベア制御部5
3と、昇降用シリンダ14を制御するシリンダ制御部5
4と、第3電動モータ44外等を制御する補機制御部4
9とから構成し、第1電動モータ6と、サーボモータ2
7と、第2電動モータ31と、電磁弁39と、第3電動
モータ44外等を制御している。また、コントローラ5
1には、前記L.SW.62とL.SW.63とストロ
ークセンサ(以下S.SS.と称す)13bと、昇降セ
ンサ15と、昇降用シリンダ14の上昇、下降を手動操
作するときのセットスイッチ(以下S.SW.と称す)
55と、主スイッチ(以下M.SW.と称す)57とか
らの信号が入力されている。
機構48とを制御するコントローラ51は、バッテリ7
を電源とし、第1電動モータ6を駆動させ、走行車輪5
にて床面上を走行自在に移動させる台車2の駆動制御部
52と、コンベア19を起動、正回転および逆回転、停
止させるサーボモータ27を制御するコンベア制御部5
3と、昇降用シリンダ14を制御するシリンダ制御部5
4と、第3電動モータ44外等を制御する補機制御部4
9とから構成し、第1電動モータ6と、サーボモータ2
7と、第2電動モータ31と、電磁弁39と、第3電動
モータ44外等を制御している。また、コントローラ5
1には、前記L.SW.62とL.SW.63とストロ
ークセンサ(以下S.SS.と称す)13bと、昇降セ
ンサ15と、昇降用シリンダ14の上昇、下降を手動操
作するときのセットスイッチ(以下S.SW.と称す)
55と、主スイッチ(以下M.SW.と称す)57とか
らの信号が入力されている。
【0027】駆動制御部52は、台車2の要部に設けら
れたM.SW.57とからの信号が入力され、出力指令
により第1電動モータ6を駆動する。また、駆動制御部
52は、M.SW.57を操作したときに第1電動モー
タ6の駆動力を発生させている。そして、作業者がM.
SW.57を操作して台車2を作業者の思い通りの方向
に押すと、脚輪4にて操向自在に方向が変わり、作業者
の思い通りの位置に軽く建築用ボードの搬出装置1を移
動することが出来る。
れたM.SW.57とからの信号が入力され、出力指令
により第1電動モータ6を駆動する。また、駆動制御部
52は、M.SW.57を操作したときに第1電動モー
タ6の駆動力を発生させている。そして、作業者がM.
SW.57を操作して台車2を作業者の思い通りの方向
に押すと、脚輪4にて操向自在に方向が変わり、作業者
の思い通りの位置に軽く建築用ボードの搬出装置1を移
動することが出来る。
【0028】シリンダ制御部54は、図6に示す第1実
施例、図7に示す第2実施例のブロックダイヤグラムに
示す制御手段のいずれでも構成できる。図6において、
第1実施例のコンベア制御手段50bであるシリンダ制
御部54には、前記L.SW.62からの信号とS.S
W.55からの信号とS.SS.13bからの信号とが
入力される。また、シリンダ制御部54には、L.S
W.62からの信号とS.SW.55からの信号とが入
力された時のみ出力信号を出力するAND回路64と、
第1演算回路65とで構成されている。
施例、図7に示す第2実施例のブロックダイヤグラムに
示す制御手段のいずれでも構成できる。図6において、
第1実施例のコンベア制御手段50bであるシリンダ制
御部54には、前記L.SW.62からの信号とS.S
W.55からの信号とS.SS.13bからの信号とが
入力される。また、シリンダ制御部54には、L.S
W.62からの信号とS.SW.55からの信号とが入
力された時のみ出力信号を出力するAND回路64と、
第1演算回路65とで構成されている。
【0029】第1演算回路65は、AND回路64と
S.SS.13bとの信号を入力し、第2電動モータ3
1を制御する。そして、第2電動モータ31を作動(O
N)させて第2電動モータ31に連結した油圧ポンプ3
4を作動させる。したがって、第2電動モータ31を作
動(ON)させ時間のみ昇降用シリンダ14を制御し
て、テーブル11上に積載されたボード10の内、最上
段のボード10aの厚みΔHだけ移動させる。
S.SS.13bとの信号を入力し、第2電動モータ3
1を制御する。そして、第2電動モータ31を作動(O
N)させて第2電動モータ31に連結した油圧ポンプ3
4を作動させる。したがって、第2電動モータ31を作
動(ON)させ時間のみ昇降用シリンダ14を制御し
て、テーブル11上に積載されたボード10の内、最上
段のボード10aの厚みΔHだけ移動させる。
【0030】図7において、第2実施例のコンベア制御
手段50cでは、サーボモータ27が逆転から正転に切
り換わる停止時の信号を、コンベア制御部53の第2演
算回路66を介してAND回路64に入力される。した
がって、図6の第1実施例では、AND回路64の入力
信号がL.SW.62からの信号が入力されるが、この
入力部分が異なるのみであり、他の構成は同じである。
したがって、同一符号を付して説明は省略する。
手段50cでは、サーボモータ27が逆転から正転に切
り換わる停止時の信号を、コンベア制御部53の第2演
算回路66を介してAND回路64に入力される。した
がって、図6の第1実施例では、AND回路64の入力
信号がL.SW.62からの信号が入力されるが、この
入力部分が異なるのみであり、他の構成は同じである。
したがって、同一符号を付して説明は省略する。
【0031】また図6に示す第1実施例の制御手段の作
動について図8のフローチャートで説明する。手順S8
0では、S.SW.55をONして昇降用シリンダ14
を作動させてテーブル11上に積載されたボード10の
内、最上段のボード10aの位置をセットして、セット
した位置を原点とする。手順S81では、サーボモータ
27を作動させて、搬送ベルト26に装着してある爪体
30をL.SW.63に接触させてONさせる。そし
て、サーボモータ27を正転から逆転に切り換える。こ
の時、前記爪体30がL.SW.62点から始動したと
きには、最上段のボード10aに爪体30が当接してボ
ード10aが移送される。また、爪体30の位置が、
L.SW.62とL.SW.63の中間にある時には、
一旦爪体30をL.SW.63に当接してL.SW.6
3をONさせてから、サーボモータ27を正転から逆転
に切り換える。そして、爪体30をL.SW.62に当
接させてから始動するようにする。
動について図8のフローチャートで説明する。手順S8
0では、S.SW.55をONして昇降用シリンダ14
を作動させてテーブル11上に積載されたボード10の
内、最上段のボード10aの位置をセットして、セット
した位置を原点とする。手順S81では、サーボモータ
27を作動させて、搬送ベルト26に装着してある爪体
30をL.SW.63に接触させてONさせる。そし
て、サーボモータ27を正転から逆転に切り換える。こ
の時、前記爪体30がL.SW.62点から始動したと
きには、最上段のボード10aに爪体30が当接してボ
ード10aが移送される。また、爪体30の位置が、
L.SW.62とL.SW.63の中間にある時には、
一旦爪体30をL.SW.63に当接してL.SW.6
3をONさせてから、サーボモータ27を正転から逆転
に切り換える。そして、爪体30をL.SW.62に当
接させてから始動するようにする。
【0032】手順S82では、サーボモータ27が逆転
し、搬送ベルト26に装着してある爪体30がL.S
W.62に当接してL.SW.62をONさせる。この
時点では、最上段のボード10aを送り出したあとであ
り、コンベア19の逆転時において、ボード10aの端
面を押していた爪体30は、爪体降下量Δtだけ次段の
ボード10bの上に降下する。次いで、L.SW.62
に当接する時点では、爪体30が次段のボード10bの
端面を押す位置に来るから、搬送ベルト26下面は、ボ
ード10bの上面に降下していて、ボード10aの上面
位置に対してΔHの寸法降下したことになる。
し、搬送ベルト26に装着してある爪体30がL.S
W.62に当接してL.SW.62をONさせる。この
時点では、最上段のボード10aを送り出したあとであ
り、コンベア19の逆転時において、ボード10aの端
面を押していた爪体30は、爪体降下量Δtだけ次段の
ボード10bの上に降下する。次いで、L.SW.62
に当接する時点では、爪体30が次段のボード10bの
端面を押す位置に来るから、搬送ベルト26下面は、ボ
ード10bの上面に降下していて、ボード10aの上面
位置に対してΔHの寸法降下したことになる。
【0033】手順S83では、L.SW.62のON信
号を受けた時に、バランスシリンダ13も前記ΔHの寸
法だけ縮んでいるから、このバランスシリンダ13のス
トロークをストロークセンサ13bにて検知してコンベ
ア19の降下寸法ΔHを計測する。次いで、手順S84
において、降下寸法ΔHと予め設定し記憶させてある所
定値の交差αと比較し、この交差αに対して、降下寸法
ΔHの絶対値が等しいか小なるときには、手順S85に
移行して第2電動モータ31を停止し、手順S81へ戻
り、手順S81が行われるのを待つ。また、手順S84
において、降下寸法ΔHの絶対値が前記交差αよりも大
なるときには手順S86に移行する。
号を受けた時に、バランスシリンダ13も前記ΔHの寸
法だけ縮んでいるから、このバランスシリンダ13のス
トロークをストロークセンサ13bにて検知してコンベ
ア19の降下寸法ΔHを計測する。次いで、手順S84
において、降下寸法ΔHと予め設定し記憶させてある所
定値の交差αと比較し、この交差αに対して、降下寸法
ΔHの絶対値が等しいか小なるときには、手順S85に
移行して第2電動モータ31を停止し、手順S81へ戻
り、手順S81が行われるのを待つ。また、手順S84
において、降下寸法ΔHの絶対値が前記交差αよりも大
なるときには手順S86に移行する。
【0034】手順S86では、降下寸法ΔHがゼロ
(0)よりも大なるときには、手順S87の第2電動モ
ータ31をONさせて、手順S88の昇降用シリンダ1
4を伸長させて手順S83に戻る。また、手順S86に
おいて、降下寸法ΔHがゼロ(0)よりも小なるときに
は、手順S89に移行する。手順S89では、第2電動
モータ31をONさせて、手順S90の昇降用シリンダ
14を縮小させて手順S83に戻る。そして、再度手順
S83において、バランスシリンダ13のストロークを
ストロークセンサ13bにて検知してコンベア19の降
下寸法ΔHを計測する。このようにして、降下寸法ΔH
の絶対値が交差α内に収まる迄、手順S86から手順S
90迄を繰り返し、降下寸法ΔHの絶対値が交差α内に
収まると手順S85に移行する。
(0)よりも大なるときには、手順S87の第2電動モ
ータ31をONさせて、手順S88の昇降用シリンダ1
4を伸長させて手順S83に戻る。また、手順S86に
おいて、降下寸法ΔHがゼロ(0)よりも小なるときに
は、手順S89に移行する。手順S89では、第2電動
モータ31をONさせて、手順S90の昇降用シリンダ
14を縮小させて手順S83に戻る。そして、再度手順
S83において、バランスシリンダ13のストロークを
ストロークセンサ13bにて検知してコンベア19の降
下寸法ΔHを計測する。このようにして、降下寸法ΔH
の絶対値が交差α内に収まる迄、手順S86から手順S
90迄を繰り返し、降下寸法ΔHの絶対値が交差α内に
収まると手順S85に移行する。
【0035】また図7に示す第2実施例の制御手段の作
動について図9のフローチャートで説明する。図9にお
いて、図8と異なるのは、手順S82aのみであり、外
の手順は図8と同じ符号を付してあり、説明は省略す
る。手順S82aでは、サーボモータ27の停止信号を
受けて、手順S83に移行する。また、サーボモータ2
7が作動中は手順S82aに戻り、サーボモータ27が
停止信号信号を発するまで繰り返す。上記サーボモータ
27、爪体30、搬送ベルト26の作動工程を図10の
作動工程グラフで説明する。
動について図9のフローチャートで説明する。図9にお
いて、図8と異なるのは、手順S82aのみであり、外
の手順は図8と同じ符号を付してあり、説明は省略す
る。手順S82aでは、サーボモータ27の停止信号を
受けて、手順S83に移行する。また、サーボモータ2
7が作動中は手順S82aに戻り、サーボモータ27が
停止信号信号を発するまで繰り返す。上記サーボモータ
27、爪体30、搬送ベルト26の作動工程を図10の
作動工程グラフで説明する。
【0036】図10において、縦軸にサーボモータ27
の回転方向を示し、正転F、停止0、逆転Rで示す。同
様に、爪体30の作動方向を前進F、停止0、後進Rと
で示す。同様に、コンベア降下量ΔHを示す。横軸は時
間hを示す。サーボモータ27と爪体30は、時間h1
でサーボモータ27が正転Fから逆転Rに切り換わる
と、爪体30も同様にサーボモータ27で駆動される搬
送ベルト26の回転方向が切り換わるので前進Fから後
進R方向に切り換わる。この時、搬送ベルト26は、時
間h0から時間h1までは、ボード10aを一定荷重に
て押さえ、前方に搬出している。この時爪体30は、ボ
ード10aの端面を押している。また、時間h2になる
と搬送ベルト26は、爪体30が次段のボード10bの
上面に降下して摺ながら後進R方向移動する。この時の
爪体の降下量をΔtとする。次いで、時間h3になると
爪体30が次段のボード10bの端面位置まで移動して
搬送ベルト26の下面が全体がボード10bの上面に降
下量ΔHの寸法降下する。そして、時間h3になると
L.SW.62がONして搬送ベルト26を前進Fに切
り換わる。したがって、ボード10を積載するテーブル
11を最上段のボード10aを搬出する毎に最上段のボ
ード10aの板厚に等しい降下量ΔHだけシザース12
を昇降させる昇降用シリンダ14にて上昇させている。
の回転方向を示し、正転F、停止0、逆転Rで示す。同
様に、爪体30の作動方向を前進F、停止0、後進Rと
で示す。同様に、コンベア降下量ΔHを示す。横軸は時
間hを示す。サーボモータ27と爪体30は、時間h1
でサーボモータ27が正転Fから逆転Rに切り換わる
と、爪体30も同様にサーボモータ27で駆動される搬
送ベルト26の回転方向が切り換わるので前進Fから後
進R方向に切り換わる。この時、搬送ベルト26は、時
間h0から時間h1までは、ボード10aを一定荷重に
て押さえ、前方に搬出している。この時爪体30は、ボ
ード10aの端面を押している。また、時間h2になる
と搬送ベルト26は、爪体30が次段のボード10bの
上面に降下して摺ながら後進R方向移動する。この時の
爪体の降下量をΔtとする。次いで、時間h3になると
爪体30が次段のボード10bの端面位置まで移動して
搬送ベルト26の下面が全体がボード10bの上面に降
下量ΔHの寸法降下する。そして、時間h3になると
L.SW.62がONして搬送ベルト26を前進Fに切
り換わる。したがって、ボード10を積載するテーブル
11を最上段のボード10aを搬出する毎に最上段のボ
ード10aの板厚に等しい降下量ΔHだけシザース12
を昇降させる昇降用シリンダ14にて上昇させている。
【0037】この結果、図11に示す如く昇降用シリン
ダ14を伸長させてシザース12を上昇させた搬出装置
の作業状態においては、最上段のボード10aを搬出し
た後で次段のボード10b位置を最上段のボード10a
の板厚に等しい降下量ΔHだけテーブル11を上昇させ
ているから、最上段にくるボード10の位置は、搬送台
20の高さに対していつも同一高さ位置に保つことがで
きて、コンベア19はボード10を搬送台20に安定し
て搬出することができる。
ダ14を伸長させてシザース12を上昇させた搬出装置
の作業状態においては、最上段のボード10aを搬出し
た後で次段のボード10b位置を最上段のボード10a
の板厚に等しい降下量ΔHだけテーブル11を上昇させ
ているから、最上段にくるボード10の位置は、搬送台
20の高さに対していつも同一高さ位置に保つことがで
きて、コンベア19はボード10を搬送台20に安定し
て搬出することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したような構成とし
たため、積み重ねられた複数枚の建築用ボードがボード
置台に積載されるときにおいて、コンベアが建築用ボー
ドを1枚ずつ搬出する毎に建築用ボード上に一定荷重を
かけるバランス機構にて建築用ボードを押圧する。この
結果、バランス機構の全重量が建築用ボードにかかわら
ず、建築用ボードを移送するコンベアの搬送力を小さく
設定できるから、コンベアを駆動するサーボモータは、
消費電力の少ないサーボモータでよい。よって、バッテ
リの充電間隔を延長できて作業効率が向上する。また、
建築用ボード上にバランス機構の全重量が作用しないか
ら建築用ボードに傷が付き難く作業品質を向上させるこ
とが可能となる。
たため、積み重ねられた複数枚の建築用ボードがボード
置台に積載されるときにおいて、コンベアが建築用ボー
ドを1枚ずつ搬出する毎に建築用ボード上に一定荷重を
かけるバランス機構にて建築用ボードを押圧する。この
結果、バランス機構の全重量が建築用ボードにかかわら
ず、建築用ボードを移送するコンベアの搬送力を小さく
設定できるから、コンベアを駆動するサーボモータは、
消費電力の少ないサーボモータでよい。よって、バッテ
リの充電間隔を延長できて作業効率が向上する。また、
建築用ボード上にバランス機構の全重量が作用しないか
ら建築用ボードに傷が付き難く作業品質を向上させるこ
とが可能となる。
【0039】また、ボード置台には、ボード置台に積載
された最上段の建築用ボードの搬出に伴い昇降するテー
ブルと、テーブルを垂直に昇降させる台車上に取着され
たシザースを設けているから、テーブルに積載された建
築用ボードの量、厚さを問わず、建築用ボードを任意の
高さの作業位置に保持できて作業効率が向上する。
された最上段の建築用ボードの搬出に伴い昇降するテー
ブルと、テーブルを垂直に昇降させる台車上に取着され
たシザースを設けているから、テーブルに積載された建
築用ボードの量、厚さを問わず、建築用ボードを任意の
高さの作業位置に保持できて作業効率が向上する。
【0040】また、バランス機構は、一端がフレームに
取着されているコンベアが建築用ボードを搬出して、搬
出後のコンベアが逆転から正転に移行時のコンベアの降
下量をバランスシリンダの変化量として検知することに
より、この変化量分ボード置台の昇降シリンダを伸長さ
せてフレームの高さ位置を一定とするコンベア制御手段
を設けている。この為、バランス機構によりコンベア
は、最上段の建築用ボードを適正荷重で押圧しているか
ら、次段の建築用ボードの撥ねがなくなるのでボード置
台に揃えて積載された建築用ボードは、連続搬送しても
安定して搬送時の撥ねに起因する不具合が防止できる。
さらに、フレームは、前記ボード置台を囲むように設け
ているからボード置台を上昇させて全ての建築用ボード
を搬送台への移送が終わってもボード置台には干渉しな
い。よって、ボード置台に積載したボードを全量ボード
置台前方の搬送台に安定して搬出できる。
取着されているコンベアが建築用ボードを搬出して、搬
出後のコンベアが逆転から正転に移行時のコンベアの降
下量をバランスシリンダの変化量として検知することに
より、この変化量分ボード置台の昇降シリンダを伸長さ
せてフレームの高さ位置を一定とするコンベア制御手段
を設けている。この為、バランス機構によりコンベア
は、最上段の建築用ボードを適正荷重で押圧しているか
ら、次段の建築用ボードの撥ねがなくなるのでボード置
台に揃えて積載された建築用ボードは、連続搬送しても
安定して搬送時の撥ねに起因する不具合が防止できる。
さらに、フレームは、前記ボード置台を囲むように設け
ているからボード置台を上昇させて全ての建築用ボード
を搬送台への移送が終わってもボード置台には干渉しな
い。よって、ボード置台に積載したボードを全量ボード
置台前方の搬送台に安定して搬出できる。
【0041】さらに、シザースの昇降高さを一定とする
コンベア制御手段を設けたから、建築用ボードの厚さが
異なっていても最上段の建築用ボードの厚み分のみシザ
ースを昇降させる昇降用シリンダに作動油を供給する油
圧ポンプを駆動する第2電動モータを制御してボード置
台が上昇してフレームの高さ位置を一定となるように補
正される。したがって、搬送台に搬出された建築用ボー
ドの高さ位置を一定に保てるから、次工程での建築用ボ
ードの受取が容易となる。
コンベア制御手段を設けたから、建築用ボードの厚さが
異なっていても最上段の建築用ボードの厚み分のみシザ
ースを昇降させる昇降用シリンダに作動油を供給する油
圧ポンプを駆動する第2電動モータを制御してボード置
台が上昇してフレームの高さ位置を一定となるように補
正される。したがって、搬送台に搬出された建築用ボー
ドの高さ位置を一定に保てるから、次工程での建築用ボ
ードの受取が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す建築用ボードの搬出装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図2】同、平面図である。
【図3】同、後面図である。
【図4】同、シザースを伸長時の後面図である。
【図5】同、制御回路図である。
【図6】第1実施例のコンベア制御手段のブロックダイ
ヤグラムである。
ヤグラムである。
【図7】第2実施例のコンベア制御手段のブロックダイ
ヤグラムである。
ヤグラムである。
【図8】図7のフローチャートである。
【図9】図8のフローチャートである。
【図10】作動工程グラフである。
【図11】作業状態での搬出装置の側面図である。
【図12】従来技術の定置式建築用ボードの搬出装置の
側面図である。
側面図である。
【図13】従来技術の移動台車を有する建築用ボードの
搬出装置の側面図である。
搬出装置の側面図である。
1…建築用ボードの搬出装置、2…台車、3…ボード置
台、5…走行車輪、6…第1電動モータ、10…建築用
ボード、10a…最上段の建築用ボード、11…テーブ
ル、12…シザース、13…バランスシリンダ、13b
…ストロークセンサ、14…昇降用シリンダ、15……
昇降センサ、16…フレーム、18…ガイドポスト、1
9…コンベア、31…第2電動モータ、34…油圧ポン
プ、39…電磁弁、40…流量制御弁、48…バランス
機構、50b,50c…コンベア制御手段
台、5…走行車輪、6…第1電動モータ、10…建築用
ボード、10a…最上段の建築用ボード、11…テーブ
ル、12…シザース、13…バランスシリンダ、13b
…ストロークセンサ、14…昇降用シリンダ、15……
昇降センサ、16…フレーム、18…ガイドポスト、1
9…コンベア、31…第2電動モータ、34…油圧ポン
プ、39…電磁弁、40…流量制御弁、48…バランス
機構、50b,50c…コンベア制御手段
Claims (4)
- 【請求項1】 建築用ボードの搬出装置において、走行
自在に移動する台車と、この台車上に取着され建築用ボ
ードを載置する昇降可能なボード置台と、ボード置台に
取着され建築用ボードを押圧し搬出するコンベアと、こ
のコンベアの押圧を制御するバランス機構とで構成した
ことを特徴とする建築用ボードの搬出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のボード置台は、建築用ボ
ードの搬出に伴い昇降するテーブルと、台車上に取着さ
れテーブルを昇降するシザースとからなる建築用ボード
の搬出装置。 - 【請求項3】 請求項1記載のバランス機構は、一端が
フレームに取着されているコンベアと、最上段の建築用
ボードに倣って昇降するフレームと、一端がフレームに
取着され他端がテーブルに取着されたバランスシリンダ
と、バランスシリンダの変化量を検知するストロークセ
ンサと、ストロークセンサからの信号とコンベアの正転
から逆転に移行する信号を受けて昇降用シリンダの位置
を一定にするコンベア制御手段とからなる建築用ボード
の搬出装置。 - 【請求項4】 請求項2記載のシザースは、シザースを
昇降させる昇降用シリンダと、昇降用シリンダに作動油
を供給する油圧ポンプを駆動する第2電動モータと、昇
降用シリンダを制御する流量制御弁を介した電磁弁と、
シザースの昇降量を検知する昇降センサとを有し、昇降
センサと前記ストロークセンサとからの信号を受けて第
2電動モータと電磁弁とを制御してシザースの昇降高さ
を一定とするコンベア制御手段とからなる建築用ボード
の搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548095A JPH08326292A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 建築用ボードの搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15548095A JPH08326292A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 建築用ボードの搬出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326292A true JPH08326292A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15606976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15548095A Pending JPH08326292A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 建築用ボードの搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08326292A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1035661C2 (nl) * | 2007-10-21 | 2009-10-13 | A & Es B V | Tilinrichting. |
JP2016522129A (ja) * | 2013-04-10 | 2016-07-28 | モール・クリストフ | 搬送架台 |
CN109573617A (zh) * | 2018-12-31 | 2019-04-05 | 泰州市博泰电子有限公司 | 一种pcb基板生产用具有导向功能的运输装置 |
CN115259007A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-11-01 | 杭州汇家厨卫用品有限公司 | 一种多功能开料升降机 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP15548095A patent/JPH08326292A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL1035661C2 (nl) * | 2007-10-21 | 2009-10-13 | A & Es B V | Tilinrichting. |
JP2016522129A (ja) * | 2013-04-10 | 2016-07-28 | モール・クリストフ | 搬送架台 |
CN109573617A (zh) * | 2018-12-31 | 2019-04-05 | 泰州市博泰电子有限公司 | 一种pcb基板生产用具有导向功能的运输装置 |
CN115259007A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-11-01 | 杭州汇家厨卫用品有限公司 | 一种多功能开料升降机 |
CN115259007B (zh) * | 2022-06-17 | 2024-05-14 | 杭州汇家厨卫用品有限公司 | 一种多功能开料升降机 |
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