JPH08326075A - 栗石代用部品および該栗石代用部品を用いる擁壁施工方法 - Google Patents

栗石代用部品および該栗石代用部品を用いる擁壁施工方法

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JPH08326075A
JPH08326075A JP15536595A JP15536595A JPH08326075A JP H08326075 A JPH08326075 A JP H08326075A JP 15536595 A JP15536595 A JP 15536595A JP 15536595 A JP15536595 A JP 15536595A JP H08326075 A JPH08326075 A JP H08326075A
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Haruo Yasuda
春雄 安田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安価に製造できかつ自然破壊を生じさせない
ような栗石代用部品及びこれを使用した擁壁の施工方法
を提供する。 【構成】 栗石代用部品は、内部に間隙を有し、表面に
通水孔が設けられ、硬質の合成樹脂で製造される。栗石
代用部品を用いる間知ブロック積擁壁の施工方法におい
て、準備段階として底盤コンクリートを基礎にして間知
ブロックを並べてコンクリートを打設し、その後間知ブ
ロックを並べ、栗石代用部品をコンクリートの背後に設
置し、コンクリートを間知ブロックと栗石代用部品の間
に打設し、コンクリートの硬化後、次の間知ブロックを
並べ、前記方法を繰返しRC擁壁を完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、栗石代用部品および該
栗石代用部品を用いる擁壁施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】間知ブロック積擁壁やRC擁壁の施工で
は、擁壁の背面に位置することになる土中に溜まる恐れ
のある水を除去するために、コンクリートで作られる擁
壁と背面の土中の間に栗石を配置し、コンクリートに
は、幾つかの水抜きパイプを設け土中の水を栗石の間隙
を通し、コンクリートに設けた水抜きパイプを通して除
去するようにしている。
【0003】また、運動場として使用するグランドで
は、降った雨水および地下水をグランド表面および地中
からできるだけ迅速に排水するために、グランドを作る
際、グランド下方に位置する地中に、上部に排水孔を設
けた排水管を埋め込み、排水管の上部には栗石を配置
し、多量の雨水を迅速に排水するように構成しているも
のもある。
【0004】図18は間知ブロック積擁壁を示す断面図
である。図18を参照して、従来の間知ブロック積擁壁
の施工方法を概略すると、図18に示すように、土中に
設けた底盤コンクリート100に間知プロック101を
1段並べて積む。次に、間知ブロック101の背後にコ
ンクリート型枠102を設置し、コンクリート103を
1段分打設し、コンクリート硬化後に型枠をばらす。以
下同様に、前述の工程を繰り返して間知ブロックを積み
重ねると共にその背後にコンクリート壁を形成する。
【0005】次に、止水コンクリート104を打設し、
止水コンクリート104が硬化後、コンクリート103
から背後に幅約300〜500mmの位置に裏込栗石用
枠板105を設置する。次に、枠板105の背後に土を
盛る。なお、土を盛る代わりに、切土する場合もある。
次に、コンクリート103と枠板105もしくは切土の
間に裏込栗石をストック場からショベル機もしくは人力
で運び入れる。最後に裏込栗石用枠板105を外す。な
お、前述のコンクリート壁を形成する際に、適当な位置
に水抜きパイプ108を適宜設置していく。
【0006】図19はRC擁壁を示す断面図である。図
19中、図18と同一の部品または部分は、図18で示
す部品または部分と同一の符号で示す。RC擁壁の施工
方法は、間知ブロック積擁壁の施工方法おける間知ブロ
ックとコンクリートとで擁壁を形成する代わりに、間知
ブロックを用いず、鉄筋コンクリート壁を形成する点が
主に異なり、他の工程は同様に行うことができる。な
お、図19中、符号153は、鉄筋を概略的に示すもの
であり、コンクリート103内に存在する。
【0007】また、栗石を埋設して水捌けを良くした従
来のグランドの構成を説明すると、図20に示すよう
に、グランド210の下方の適切な地中に水孔200a
が形成された排水管200を埋め込み、その上部に栗石
207を断面がほぼ三角形状になるように配置する。こ
のように構成することによって降った雨水は矢印で示す
ように栗石の間隙を通り、排水管200の排水孔200
aを通って排水管200に集められ、この結果、グラン
ドから水が迅速に排水される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
間知プロック積擁壁の施工方法やRC擁壁の施工方法で
は、栗石を用いるので、栗石を産地で掘り出し、工事現
場に運搬しなければならず、時間が掛かり、またコスト
アップとなるのに加えて、山を削り取り出される栗石は
自然破壊の原因にもなっていた。
【0009】間知プロック積擁壁の施工方法やRC擁壁
の施工方法では、栗石の枠板の設置や取外しを要し、ま
た、間知プロック積擁壁の施工方法の場合には、さらに
1段毎のコンクリートの型枠の設置、コンクリートの打
設、コンクリート型枠の取外しを要するので、時間がか
かり、作業コストのアップをなっていた。
【0010】したがって、本発明の第1の目的は、安価
に製造できかつ自然破壊を生じさせないような栗石代用
部品を提供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、前述の栗石
代用部品を使用して作業工程を短縮でき、コストダウン
可能な擁壁の施工方法を提供することにある。
【0012】さらに、本発明の第3の目的は、前述の栗
石代用部品を使用して作業工程を短縮でき、コストダウ
ン可能なグランドの施工方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述の第1の目的を達成
するために、本発明は、内部に間隙を有し、表面に通水
孔が設けられ、硬質の合成樹脂で製造されたことを特徴
とする栗石代用部品を採用するものである。
【0014】第2の目的を達成するために、本発明は、
栗石代用部品を用いる間知ブロック積擁壁の施工方法に
おいて、準備段階として底盤コンクリートを基礎にして
間知ブロックを並べてコンクリートを打設し、その後間
知ブロックを並べ、栗石代用部品をコンクリートの背後
に設置し、コンクリートを間知ブロックと栗石代用部品
の間に打設し、コンクリートの硬化後、次の間知ブロッ
クを並べ、コンクリートを間知ブロックと栗石代用部品
の間に打設し、以下間知ブロックの並置とコンクリート
の打設を繰り返して間知ブロック積擁壁を完成させるこ
とを特徴とする間知ブロック積擁壁の施工方法を採用す
るものである。
【0015】また、本発明は、栗石代用部品を用いるR
C擁壁の施工方法において、準備段階として底盤コンク
リートを打設し、底盤コンクリートの上に鉄筋を設置
し、鉄筋の前面に前面型枠を、鉄筋の背面に背面型枠と
して使用する栗石代用部品を設置し、前面型枠と栗石代
用部品の間にコンクリートを打設することを特徴とする
RC擁壁の施工方法を採用するものである。
【0016】第3の目的を達成するために、本発明は、
排水管の上部に栗石代用部品を配置することによってグ
ランドを施工することを特徴とするグランドの施工方法
を採用するものである。
【0017】
【実施例】次に、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】(実施例1)図1〜図3は、本発明の栗石
代用部品を示す図であり、図1aは、その縦断面図であ
り、図1bは、その片側の部分の縦断面図であり、図1
cは、他の片側の部分の縦断面図であり、図2aは片側
部分の平面図であり、図2bはその片側部分の横断面図
であり、図3aは他の片側部分の平面図であり、図3b
は他の片側部分の横断面図である。
【0019】図1〜図3において、栗石代用部品(以下
単に部品という場合もある)10は、好ましくは、プラ
スチック等の硬質の合成樹脂で作られ、内部に間隙が設
けられている直方体であり、2つの同一形状のまたは対
称形状の部分12aと12bを組み合わせて形成されて
いる。部分12a、12bは、それぞれ、好ましくは規
則的に配置された内側に向かって突出する多数の突起部
14a、14bを有する。部分12a、12bは、これ
らの突起部14a、14bの先端がそれぞれ当接した状
態で互いに任意の適当な手段(例えば、接着剤を用いた
接着)で固定されている。したがって、突起部14a、
14bは、外方からの力に対して十分耐える強度を持つ
ものである。なお、十分な強度を保つために、各突起部
を結ぶような補強部15が設けられることが好ましい。
【0020】突起部の形状は、製造を考慮すると、金型
から取り出すことが容易なように内部に向かってテーパ
状(細められた)であることが好ましく、例えば、図示
のような裁頭円錐状に作られる。なお、突起物の形状
は、裁頭円錐状に限られものではなく、裁頭四角錐状や
任意の断面形状の直方体等の任意の適切な形状を取りう
るものである。また、栗石代用部品10は、内部に適当
な割合の間隙を有し、外方からかかる力に対して十分な
強度を持つものであるならば、前述の材料、構造、形
状、製造方法等に限定されるものではない。
【0021】また、部分12bは、上部、垂直部、側部
の適切な位置に適切な大きさの通水孔16(上部の通水
孔は図示せず)が多数形成されている。なお、部分12
bがコンクリートと反対側に配置されるものである。ま
た、部分12aでは、当初は、垂直部には通水孔は形成
されていない。なお、上部、側部には通水孔が形成され
てもよいものである。部分12bはこれらの通水孔16
が設けられているので、水は上部の通水孔または垂直部
の通水孔を通って部品10の内部に入り、突起部14
a、14bの間に間隙を通って、コンクリート側の垂直
部(例えば、部分12aの垂直部)の後に開けられた通
水孔を取って外部に排水可能となっている。
【0022】なお、後述のRC擁壁施工方法の実施例に
関連して図示するが、RC擁壁施工方法を実施する際に
使用する部品10には、セパレータ通し穴24が形成さ
れている。またセパレータ通し穴に代えてセパレータネ
ジ止受が形成されてもよく、これに関しては、後述す
る。セパレータ通し穴は、当接された2つの垂直部の間
に一体に配置されることになる突起部14a、14bに
設けられてもよいものである。
【0023】その他、部品10は、大きな擁護壁を作成
する場合には、縦にまたは横に幾つか連結されて使用さ
れてもよいものである。例えば、縦に連結される場合に
は、上部に位置する部品としては、その下部に通水孔が
形成されたものが用いられる。また、部品の中間にくる
大きさの擁護壁を作るときには、部品はその中間で切断
されて使用されるが、その場合には、切断された上部部
分を蓋するパネルが設けられてもよい。
【0024】図4は、本発明の栗石代用部品を用いた間
知ブロック積擁壁を示す断面図であり、図4〜図9は、
本発明の栗石代用部品を用いた間知ブロック積擁壁の施
工方法の主要な工程を示す図である。図4〜図9を参照
して、間知ブロック積擁壁の施工方法の各工程を説明す
る。図4において、10は栗石代用部品を示し、100
は底盤コンクリートを示し、101は間知ブロック10
1を示し、103はコンクリートを示し、108は水抜
きパイプを示す。
【0025】図5に示すように、最初の準備段階とし
て、地面レベルGLまで、底盤コンクリート100上に
1つまたは2つの間知ブロック101を並べ、その背後
で地面レベルGLより上方に、水抜きパイプ108を配
置してコンクリート103を打設し、硬化するまで待
つ。なお、この工程は従来例と同様である。この準備段
階が終了後、間知ブロック101aの1段を間知ブロッ
ク101の上に並べて積む。
【0026】次に、図6に示すように、コンクリート1
03に背後で、水抜きパイプ108のレベルより下方の
位置に打設して設け、その後、その水抜きパイプ108
の上に栗石代用部品10を配置する。
【0027】次に、図7に示すように、間知プロック1
01aと栗石代用部品10との間にコンクリート103
aを打設する。次に、図8に示すように、打設したコン
クリート103の硬化後、間知プロック101bを間知
ブロック101aの上に並べて積む。次に、図9に示す
ように、間知プロック101bと栗石代用部品10との
間にコンクリート103bを打設する。
【0028】以下、図示していないが、上方の地面レベ
ルGLまで、間知ブロックの並べ積みとコンクリートの
打設を繰り返して行い、間知ブロック積擁壁を完成させ
る。なお、水抜きパイプ108を適当な箇所に適宜設け
る。
【0029】本発明の間知ブロック積擁壁の施工方法と
従来例の施工方法を比較すると、本発明の間知ブロック
積擁壁の施工方法では、コンクリート1段毎のコンクリ
ート型枠の設置と取外しを要せず、また栗石用枠板の設
置と取外しも要しないので、はるかに少数の工程です
む。勿論、栗石を用いないので、栗石の運搬によるコス
トアップを避けることができ、また自然破壊につながる
山の切出しを生じさせない。
【0030】(実施例2)図10は、本発明の栗石代用
部品を用いたRC擁壁を示す断面図であり、図11〜図
14は、本発明の栗石代用部品を用いたRC擁壁の施工
方法の主要な工程を示す図である。図10〜図14を参
照して、RC擁壁の施工方法を説明する。図10におい
て、10は栗石代用部品を示し、100は底盤コンクリ
ートを示し、153は鉄筋を示し、108は水抜きパイ
プを示し、114は型枠を示す。なお、図10には図示
していないが、型枠114の前面部分はコンクリート1
03を貫通するセパレータによって栗石代用部品10に
固定されている。
【0031】図11に示すように、準備段階で打設され
た底盤コンクリート100に擁壁の部分となる鉄筋15
3を最初に設置、固定する。
【0032】次に、図12に示すように、鉄筋153の
背後で底盤コンクリート100の上にハンチ型枠110
を配置する。次に、図13に示すように、栗石代用部品
10を、鉄筋153を貫通するように配置したセパレー
タ112(両端にネジが形成されている)に固定する。
最後に、図14に示すように、型枠114の前面部分
(前面型枠)をセパレータ112に固定して、栗石代用
部品と前面型枠の間にコンクリートを打設してRC擁壁
を完成させる。なお、工法としては、通常の型枠を用い
てコンクリートを打設し、その後、栗石代用部品10と
置き換えてもよく、または栗石代用部品10の片側部分
12a(通水孔が垂直面にある方)だけを用いて置き換
えてもよい。この後者の場合、その垂直面の四方の側壁
に囲まれた空間には間隙が存在するが、この空間も本明
細書では内部と呼ぶことにする。
【0033】本発明のRC擁壁の施工方法と従来例の施
工方法を比較すると、本発明のRC擁壁の施工方法で
は、栗石用枠板の設置と取外しも要しないので、はるか
に少数の工程ですむ。勿論、栗石を用いないので、栗石
の運搬によるコストアップを避けることができ、また自
然破壊につながる山の切出しを生じさせない。
【0034】図15は、前述の前面型枠と栗石代用部品
の固定をさらに詳しく説明するための図であり、図15
aはRC擁壁を示す断面図であり、図15bは、図15
aの円の内部の拡大断面図であり、図15cは栗石代用
部品の拡大平面図である。なお、図面の簡略化のため
に、図15b、図15cの拡大図では、図1〜図3で示
した突起部14a、14b、通水孔16を省略して図示
している。
【0035】図15b、図15cに示すように、栗石代
用部品10には前述したセパレータ112を受けるセパ
レータネジ受(ナット)20が設けられている。このセ
パレータネジ受20にセパレータ112の一端のネジが
ねじ込まれることによって栗石代用部品10が固定され
る。なお、セパレータネジ受20は、栗石代用部品10
のいずれの面が固定されてもよいように、栗石代用部品
10の両面に設けられているが、いずれか一方の面だけ
に設けられてもよいものである。
【0036】(実施例3)図16は、栗石代用部品10
の他の実施例を示す図であり、図16aはRC擁壁を示
す断面図であり、図16bは、図16aの円の内部の拡
大断面図であり、図16cは栗石代用部品の拡大平面図
である。なお、図面の簡略化のために、図16b、図1
6cの拡大図では、図1〜図3で示した突起部14a、
14b、通水孔16を省略して図示している。
【0037】図16b、図16cに示すように、栗石代
用部品10には前述したセパレータ112を受けるセパ
レータネジ受20の代わりに、セパレータ通し穴24が
設けられている。このセパレータ通し穴24は、栗石代
用部品の垂直部の両側壁の間に設けられたスペーサ22
の内部に形成される。なお、スペーサ22は、図1に関
連して説明した突起部14a、14bであってもよい。
このセパレータ通し穴24にセパレータ112が通され
た後、例えばセパレータの一端にネジがナットで固定さ
れることによって、栗石代用部品10は固定される。
【0038】図17は、グランド整備用の栗石代用部品
を示す断面図である。図17に示しように、栗石代用部
品50は2つの栗石代用部品50aと50bから構成さ
れている。各栗石代用部品50aと50bは、図1に示
した栗石代用部品と同様に製造されるものであり、好ま
しくは、プラスチック等の硬質の合成樹脂で作られ、内
部に間隙が設けられている。栗石代用部品50aの上下
の面には通水孔が形成されており、栗石代用部品50b
の上面には通水孔が形成されているが、それぞれの傾斜
面には、水を排水管200に集めるように、通水孔は形
成されていなくてもよく、または隣接する地中からの水
を集めるために、通水孔が形成されていてもよい。図示
の実施例では、2つの栗石代用部品でメクラ暗渠を構成
しているが、1つの栗石代用部品で構成してもよく、ま
たは3つ以上の栗石代用部品を構成してもよい。
【0039】グランドに降った雨水は矢印に示すよう
に、上部に配置した栗石代用部品50aの上面の通水孔
を通り下面の通水孔を通り、次に、下部に配置した栗石
代用部品50bの上面の通水孔を通って排水管の孔20
0aを通って排水管200に集められて排水される。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
安価に製造できかつ自然破壊を生じさせないような栗石
代用部品が得られる。
【0041】また、前述の栗石代用部品を使用して作業
工程を短縮でき、コストダウン可能な擁壁の施工方法が
得られる。
【0042】さらに、前述の栗石代用部品を使用して作
業工程を短縮でき、コストダウン可能なグランドの施工
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の栗石代用部品の断面図であ
る。
【図2】図2は、栗石代用部品の一方の部分を示す図で
ある。
【図3】図3は、栗石代用部品の他方の部分を示す図で
ある。
【図4】図4は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図6】図6は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図7】図7は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図8】図8は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図9】図9は、本発明の栗石代用部品を用いた間知ブ
ロック積擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図10】図10は、本発明の栗石代用部品を用いたR
C擁壁を示す断面図である。
【図11】図11は、本発明の栗石代用部品を用いたR
C擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図12】図12は、本発明の栗石代用部品を用いたR
C擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図13】図13は、本発明の栗石代用部品を用いたR
C擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図14】図14は、本発明の栗石代用部品を用いたR
C擁壁の施工方法の主要な工程を示す図である。
【図15】図15は、前述のセパレータを用いるコンク
リートと栗石代用部品の固定をさらに詳しく説明するた
めの図である。
【図16】図16は、栗石代用部品10の他の実施例を
示す図である。
【図17】図17は、グランド整備用の栗石代用部品を
示す断面図である。
【図18】図18は、間知ブロック積擁壁を示す断面図
である。
【図19】図19は、RC擁壁を示す断面図である。
【図20】図20は、栗石を埋設して水捌けを良くした
従来のグランドの構成を説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 栗石代用部品 12a、12b 栗石代用部品の部分 14a、14b 突起部 16 通水孔 100 底盤コンクリート 101 間知ブロック 103 コンクリート 108 水抜きパイプ 153 鉄筋

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に間隙を有し、表面に通水孔が設け
    られ、硬質の合成樹脂で製造されたことを特徴とする栗
    石代用部品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の栗石代用部品において、
    内部に内側に向かって突出する突起物を持つ2つの箱型
    の部分を固定することによって製造されることを特徴と
    する栗石代用部品。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の栗石代用部品において、
    それぞれの箱型の部分に配置された突起物は、2つの箱
    型の部分を固定するとき、対向するように配置されてお
    り、部分の固定によって、突起部の先端が当接するよう
    になっていることを特徴とする栗石代用部品。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の栗石代用部品において、
    突起部は切頭円錐状であることを特徴とする栗石代用部
    品。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の栗石代用部品において、
    セパレータ通し穴またはセパレータネジ止受が設けられ
    ていることを特徴とする栗石代用部品。
  6. 【請求項6】 栗石代用部品を用いる間知ブロック積擁
    壁の施工方法において、準備段階として底盤コンクリー
    トを基礎にして間知ブロックを並べてコンクリートを打
    設し、その後間知ブロックを並べ、栗石代用部品をコン
    クリートの背後に設置し、コンクリートを間知ブロック
    と栗石代用部品の間に打設し、コンクリートの硬化後、
    次の間知ブロックを並べ、コンクリートを間知ブロック
    と栗石代用部品の間に打設し、以下間知ブロックの並置
    とコンクリートの打設を繰り返して間知ブロック積擁壁
    を完成させることを特徴とする間知ブロック積擁壁の施
    工方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の間知ブロック積擁壁の施
    工方法において、水抜きパイプをコンクリートの適切な
    位置に配置することを特徴とする間知ブロック積擁壁の
    施工方法。
  8. 【請求項8】 栗石代用部品を用いるRC擁壁の施工方
    法において、準備段階として底盤コンクリートを打設
    し、底盤コンクリートの上に鉄筋を設置し、鉄筋の前面
    に前面型枠を、鉄筋の背面に背面型枠として使用する栗
    石代用部品を設置し、前面型枠と栗石代用部品の間にコ
    ンクリートを打設することを特徴とするRC擁壁の施工
    方法。
  9. 【請求項9】 排水管の上部に栗石代用部品を配置する
    ことによってグランドを施工することを特徴とするグラ
    ンドの施工方法。
JP15536595A 1995-05-30 1995-05-30 栗石代用部品および該栗石代用部品を用いる擁壁施工方法 Pending JPH08326075A (ja)

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