JPH08326024A - 作業車両におけるブームあるいは支持アームの退避装置 - Google Patents

作業車両におけるブームあるいは支持アームの退避装置

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JPH08326024A
JPH08326024A JP15983595A JP15983595A JPH08326024A JP H08326024 A JPH08326024 A JP H08326024A JP 15983595 A JP15983595 A JP 15983595A JP 15983595 A JP15983595 A JP 15983595A JP H08326024 A JPH08326024 A JP H08326024A
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JP
Japan
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boom
bearing arm
support arm
vehicle
air spring
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JP15983595A
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Takeshi Horikawa
堀川  剛
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KYOWA KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
KYOWA KIKAI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブームあるいは支持アーム、油圧シリンダの
損傷の防止ができるなどの効果を有する作業車両におけ
るブームあるいは支持アームの退避装置の提供を目的と
する。 【構成】 トンネル清掃車などにおいて、ブームあるい
は支持アームの張り出し又は格納するための油圧シリン
ダと連設した空気バネの収縮作用でブームあるいは支持
アーム先端に過負荷がかかった場合に、支柱の旋回動作
に伴いブームあるいは支持アームを旋回退避させ、負荷
の減少に伴いブームあるいは支持アームが自動的に復帰
するよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ブームあるいは支持アームの先端
に作業装置を付け、このブームあるいは支持アームを張
り出した状態で移動しながら作業装置を作動させるよう
構成された道路作業車などにおいて、作業中に当該ブー
ムあるいは支持アームなどに対する過負荷によって惹起
されるブームあるいは支持アームなどの損傷を防止する
ことのできる作業車両におけるブームあるいは支持アー
ム退避装置を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種すなわち、ブームあるいは
支持アーム先端に作業装置を付け、張り出しながら移動
しつつ作業を行う道路作業車などにあっては、当該ブー
ムあるいは支持アームについて退避機構のないものが一
般的である。ただ、特公昭55−13243号、及び特
開平3−13697号のごとく作業装置の壁面などへの
追従機構を具備しているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
のにあっては、下記のような問題点を有していた。特公
昭55−13243号、及び特開平3−13697号で
開示されているものには、ブームあるいは支持アームな
どの損傷については何ら考慮されていない。このため、
壁面などの追従機構が作動しても、車両の走行状態ある
いは壁面などの障害物など不測の事態発生時には、ブー
ムあるいは支持アームなどの損傷が懸念される。
【0004】本願は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、次のような事のできるものを提供しようとするもの
である。例えば、トンネル清掃車において、回避作動が
遅れ障害物などに作業装置であるブラシケースが当たっ
ているにもかかわらず、車両が進行方向へ進むと、ブー
ムあるいは支持アームを破損してしまうこととなってし
まう。この破損を防止するため空気バネを利用し旋回退
避させる。この旋回により、障害物などからブラシケー
スは逃げる方向に作動するためより一層はずれやすくな
る。また、この空気バネの内圧を変えることにより回避
力を調節することも可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は下記のようになるものである。すなわち、
本発明は、トンネル清掃車、道路構造物清掃車、草刈車
などの作業車両において、一般道路を走行しながら車両
よりブームあるいは支持アームを張り出し作業をする車
両において、ブームあるいは支持アームの張り出し又は
格納するための油圧シリンダと連設した空気バネの収縮
作用でブームあるいは支持アーム先端に過負荷がかかっ
た場合に、支柱の旋回動作に伴いブームあるいは支持ア
ームを旋回退避させブームあるいは支持アームの損傷を
防止すると共に、負荷の減少に伴いブームあるいは支持
アームは自動的に復帰するよう構成されている作業車両
におけるブームあるいは支持アームの退避装置である。
【0006】
【作用】本発明のものは下記のように作用する。図1の
作業姿勢から図2の格納姿勢への変換は、油圧シリンダ
4の収縮によるものであるが、油圧シリンダ4は、外力
により瞬時に収縮することは困難であるため、油圧シリ
ンダ4に連設されている空気バネ3の収縮作用により支
柱6を介し、ブームあるいは支持アーム7を旋回退避さ
せる。空気バネ3の収縮により内部に蓄積された空気圧
の作用により、ブームあるいは支持アーム7にかかる負
荷が減少すれば自動的にブームあるいは支持アーム7は
作業姿勢に復帰するものである。
【0007】
【実施例】トンネル清掃車を例にして、実施例について
の詳細を図面を参照して説明する。本発明のものは、車
両Aのフロアに垂直状態で回転自在に植設された支柱6
と、この支柱6に連結されたブームあるいは支持アーム
7と、車両Aのフロアに固着されたブラケット1に車両
Aの進行方向と直交する方向で支持されたピン2に空気
バネ3を介して連設された油圧シリンダ4とからなり、
さらに、油圧シリンダ4はピン5により支柱6に連結さ
れ、油圧シリンダ4の伸長による支柱6の回転運動に伴
いブームあるいは支持アーム7が張り出し作業姿勢にな
るよう構成されている。
【0008】そして、車両Aが進行方向に移動つまり作
業中にブームあるいは支持アーム7に障害物あるいは車
両Aの走行状況により過負荷がかかった場合は、油圧シ
リンダ4に連設されている空気バネ3の収縮作用により
ブームあるいは支持アーム7は後方へ旋回退避するよう
構成されている。加えて、障害物を通過後、すなわち負
荷が減少すると空気バネの蓄圧作用によりブームあるい
は支持アーム7は、自動的にもとの作業姿勢に復帰する
よう構成されている。
【0009】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているの
で次に記載する効果を奏する。 1.ブームあるいは支持アーム7などの損傷が防止がで
きる。 2.油圧シリンダ4の損傷が防止できる。 3.空気バネ3を介して作業姿勢を維持しているため衝
撃に対して常に緩衝効果がある。 4.ブームあるいは支持アーム7は退避作動後自動復帰
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル清掃車における作業姿勢と退避状態の
平面図である。
【図2】作業姿勢の要部拡大平面図である。
【図3】格納姿勢の要部拡大平面図である。
【符号の説明】
A 車両 1 ブラケット 2 ピン 3 空気バネ 4 油圧シリンダ 5 ピン 6 支柱 7 ブームあるいは支持アーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トンネル清掃車、道路構造物清掃車、草
    刈車などの作業車両において、一般道路を走行しながら
    車両よりブームあるいは支持アームを張り出し作業をす
    る車両において、ブームあるいは支持アームの張り出し
    又は格納するための油圧シリンダと連設した空気バネの
    収縮作用でブームあるいは支持アーム先端に過負荷がか
    かった場合に、支柱の旋回動作に伴いブームあるいは支
    持アームを旋回退避させブームあるいは支持アームの損
    傷を防止すると共に、負荷の減少に伴いブームあるいは
    支持アームは自動的に復帰するよう構成されていること
    を特徴とする作業車両におけるブームあるいは支持アー
    ムの退避装置。
JP15983595A 1995-06-01 1995-06-01 作業車両におけるブームあるいは支持アームの退避装置 Expired - Lifetime JP2802732B2 (ja)

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CN102330418A (zh) * 2011-07-03 2012-01-25 上海神舟汽车节能环保有限公司 一种吸尘车用旋转吸尘口
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