JPH08326004A - 舗装施工方法 - Google Patents

舗装施工方法

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JPH08326004A
JPH08326004A JP15842495A JP15842495A JPH08326004A JP H08326004 A JPH08326004 A JP H08326004A JP 15842495 A JP15842495 A JP 15842495A JP 15842495 A JP15842495 A JP 15842495A JP H08326004 A JPH08326004 A JP H08326004A
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JP
Japan
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members
unit
beltlike
shaped member
pavement
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Application number
JP15842495A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Baba
克彦 馬場
Miyuki Kamio
美由紀 神尾
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Nitto Shoji Ltd
Original Assignee
Nitto Shoji Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実用的機能を維持し、かつ、美感上において
優れた舗装施工方法を提供する。 【構成】 舗装施工部に敷設用の単位部材1を並列して
敷設し、舗装する舗装施工方法において、前記単位部材
1の目地部分に人工芝状を呈する部材で構成した帯状部
材2を介装し、この帯状部材2で目地部分を仕上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車場,遊歩道,公園な
どの舗装施工方法、さらに詳しくは、舗装施工部に敷設
用の単位部材を敷設して舗装する舗装施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、敷設用の単位部材を敷設して舗装
する施工方法として、舗装施工部に砂を敷設してレベル
出しを行い、このレベル出しされた面に単位部材を敷設
したり、或いはモルタル等の接着剤で各単位部材同士及
び/又は舗装施工部と単位部材を接着する等により施工
し、前記単位部材の目地部分を砂又はモルタル等で仕上
げる方法が一般に知られている。
【0003】これら従来の施工方法は、いずれも単位部
材同士の継ぎ部分(目地部分)を砂目地やモルタル目地
で仕上げられているため、実用上の点はさておき、美感
上の面において改良すべき余地がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実情に鑑みてなされたもので、実用的機能を維持し、美
感上においても優れた舗装施工方法を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願の請求項1の発明は、舗装施工部に敷設用の単
位部材を敷設して舗装する舗装施工方法において、前記
単位部材の目地部分に帯状部材を介装することを特徴と
するものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の舗
装施工方法において、前記単位部材の縁部に沿って前記
帯状部材を添装固着し、この帯状部材付き単位部材を敷
設して舗装することを特徴とするものである。請求項3
記載の発明は、請求項1記載の舗装施工方法において、
隣接する前記単位部材同士の接合部に係入溝を形成して
前記単位部材を敷設し、この係入溝へ前記帯状部材を係
入固着して舗装することを特徴とするものである。
【0007】請求項4記載の発明は、舗装施工部に敷設
用の単位部材を敷設して舗装する舗装施工方法におい
て、前記単位部材は、その上面に凹溝を有し、前記単位
部材の目地部分及び前記凹溝に帯状部材を介装すること
を特徴とするものである。
【0008】請求項5記載の発明は、請求項4記載の舗
装施工方法において、前記単位部材の縁部及び前記凹溝
に沿って前記帯状部材を添装固着し、この帯状部材付き
単位部材を敷設して舗装することを特徴とするものであ
る。請求項6記載の発明は、請求項4記載の舗装施工方
法において、前記単位部材を、隣接する単位部材同士の
接合部に係入溝を形成して敷設し、この係入溝及び前記
凹溝へ前記帯状部材を係入固着して舗装することを特徴
とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、目地部分に帯状部材を介装し
て仕上げられているので、外観上、人工芝を敷きつめた
状態と同様の風合を呈することになり、美的感覚を向上
する。外観上は人工芝風でありながら、上方からの荷重
に対しては、単位部材により充分耐えることができると
共に、帯状部材を保護して磨滅や「へたり」を防止す
る。請求項4ないし6記載の発明によれば、単位部材の
凹溝の部分にも帯状部材を介装してあるので、外観上の
美的感覚を一層向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る舗装施工方法により舗
装した状態の1実施例を示す概略平面図aと縦断面図
b、図2は同上方法の実施に使用する敷設用の単位部材
を示す概略平面図aと一部拡大縦断面図bである。
【0011】上記図1,図2において、1は敷設用の単
位部材、2は帯状部材を示し、この実施例方法は、単位
部材1の縁部に沿って帯状部材2を添装固着したものを
駐車場,遊歩道,公園その他の地面3上の舗装施工部
(表面)に敷設して舗装するものである。
【0012】前記単位部材1としては、一般に市販され
ているコンクリートブロック,インターロッキングブロ
ック,自然石ブロック,レンガブロック,陶磁タイル,
プラスチックブロック,ゴムブロック,木材ブロックな
どが採用される。この実施例の単位部材1は四角形に形
成したものを開示したが、三角形,六角形その他の多角
形等に変更可能である。また、この実施例では単位部材
1の各縁部の上縁を面取り11したものが図示されてい
る。
【0013】前記帯状部材2としては、繊維状体21を
使用して織成加工(ラッセル織等)またはタフト加工し
てなる帯状人工芝や繊維状体21を所望の長さ(たとえ
ば3〜50ミリ)に切断したものを集合して一端側を熱
融着ないし接着剤等で固着してなる帯状人工芝、或い
は、樹脂材をインジェクション又はプレス成型してなる
帯状物質(この帯状物質の表面側には、一面に毛羽状体
が形成されている)等が例示できる。また、帯状部材2
は、たとえば、緑色に彩色したものなどが好ましい。
【0014】前記帯状部材2として採用する帯状人工芝
を構成する繊維状体21の素材としては、たとえば、ナ
イロン,ポリエステル,ポリプロピレン,塩化ビニル,
塩化ビニリデン等の合成樹脂材や天然繊維等が例示でき
る。また、前記帯状物質を構成する樹脂材としては、た
とえば、ポリエチレン,ポリプロピレン,塩化ビニル,
ナイロン等の合成樹脂材が例示できる。
【0015】前記帯状部材2の厚さ(高さ)及び巾は、
目的の単位部材1の大きさ等に対応して決定するもの
で、通常は、たとえば、厚さ3〜50ミリ、巾3〜30
ミリ程度の範囲で設定されることが多い。前記帯状部材
2は単位部材1の縁部に添装固着されており、その固着
方法としては、接着剤で接着し、或いはその他の任意の
手段を採用できる。この場合、帯状部材2は、その上端
22が単位部材1の上面12と面一又は徴かに突出する
ようにして固着するのが好ましい。また、この実施例で
は四角形に形成した単位部材2の全ての縁部(四辺)に
帯状部材2を添装固着したものが開示されている。
【0016】この実施例方法は上記のように単位部材1
の縁部に帯状部材2を添装固着し、この帯状部材2付き
単位部材1を敷設して舗装するもので、たとえば次のよ
うに施工する。即ち、駐車場,遊歩道その他の地面3の
舗装施工部の表面を従来と同様に整地し、この整地面に
前記帯状部材2付き単位部材1を並列して敷設して舗装
するものである。これにより、単位部材1同士の継ぎ部
分(目地部分)は帯状部材で仕上げされた化粧目地にな
る。
【0017】図3は、本発明方法の実施に使用する敷設
用の単位部材の夫々別実施例を示す縦断面図である。同
図aの実施例は、帯状部材2の厚み(高さ)を単位部材
1の厚み(高さ)の約半分強に形成し、この帯状部材2
を、その上端22を単位部材1の上面12とほぼ面一に
位置させて単位部材1の縁部に添装固着してあり、同図
bの実施例は、単位部材1の周縁部の下端部に段状突出
部13を形成し、この突出部13上に帯状部材2を載置
すると共に、その上端22を単位部材1の上面12とほ
ぼ面一に位置させて添装固着してある。
【0018】図3の実施例は上記のように構成した帯状
部材2付き単位部材1を敷設して舗装するもので、上述
の実施例と全く同様に施工して舗装する。これにより、
単位部材1同士の継ぎ部分は帯状部材2で仕上げされ
る。
【0019】図4は、本発明方法の実施に使用する敷設
用の単位部材のさらに別実施例を示す概略平面図であ
る。この実施例は、帯状部材2を単位部材1の角部で交
差する二辺の縁部に沿って添装固着し、これを上述と同
様に並列して敷設し、舗装するものである。これによ
り、単位部材1同士の継ぎ部分は帯状部材2で仕上げさ
れる。
【0020】図5は、本発明に係る舗装施工方法の別実
施例の敷設用の単位部材を敷設する工程を示す説明図、
図6は同上実施例方法の実施に使用する帯状部材の1実
施例を示す概略平面図である。この実施例方法は、隣接
する単位部材1同士の接合部に係入溝41を形成して単
位部材1を敷設し、この係入溝41へ帯状部材2を係入
固着して舗装施工部を舗装するものである。
【0021】この実施例では、帯状部材2により単位部
材1の大きさに対応する網目32を有するネット状部材
31を構成してある。そして、舗装施工部の表面に単位
部材1を、隣接する単位部材1同士の接合部に適当な溝
巾(たとえば3〜30ミリ)の係入溝41を形成して敷
設し、この敷設した単位部材1の上からネット状部材3
1を被せて前記係入溝41へ帯状部材2を係入し、接着
等により帯状部材2を単位部材1に固着して舗装するも
のである。これにより、単位部材1同士の継ぎ部分は帯
状部材2で仕上げされた化粧目地になる。
【0022】前記ネット状部材31を構成する帯状部材
2の構成素材及び形成方法等は、上述の実施例と同様の
ものを採用する。
【0023】図7は、本発明に係る舗装施工方法のさら
に別実施例の概要を示す説明図である。この実施例方法
は、単位部材1の周縁部の下端部に、図3bの実施例と
同様の段状突出部13を形成してある。そして、この単
位部材1を舗装施工部に並列して敷設することにより隣
接する単位部材1同士の接合部に、前記突出部13で規
制される係入溝41Aを形成し、この敷設した単位部材
1の上から前記ネット状部材31を被せて係入溝41A
へ帯状部材2を係入し、接着等により帯状部材2を単位
部材1に固着して舗装するものである。これにより、単
位部材1同士の継ぎ部分は帯状部材2で仕上げされる。
なお、この実施例方法を採用すると、単位部材1を並列
して敷設するだけで単位部材1同士の接合部に係入溝4
1Aが形成されるので、図5の実施例と比べ、施工工事
が簡単になる。
【0024】図8は、本発明に係る舗装施工方法のさら
に別実施例の概要を示す説明図である。この実施例方法
は、敷設用の単位部材1の上面に、適当な巾及び深さを
有する凹溝51を所定の間隔で縦横に平行に形成してあ
る。また、この実施例の単位部材1は、その周縁部の下
端部に、図7の実施例と同様の段状突出部13を形成し
てある。この実施例方法は、前記凹溝51及び単位部材
1の目地部分に帯状部材を介装するものである。
【0025】そして、前記単位部材1の縁部及び凹溝5
1に沿って帯状部材2を添装固着し、この帯状部材2付
き単位部材1を舗装施工部に敷設して上述の図1〜図4
の実施例と同様に舗装し、或いは、前記単位部材1を図
5又は図7の実施例と同様に舗装施工部に、隣接する単
位部材1同士の接合部に係入溝を形成して敷設した後、
この敷設した単位部材1の上からネット状に形成した帯
状部材2を被せて前記凹溝51及び係入溝へ帯状部材2
を係入し、接着等により帯状部材2を単位部材1に固着
して舗装する。これにより、単位部材1の凹溝51及び
単位部材1同士の継ぎ部分は帯状部材で仕上げされる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、敷設された単位部材の
目地部分に帯状部材を介装して仕上げるので、外観上、
人工芝を敷きつめた状態と同様の風合を呈することにな
り、したがって、美感上において優れることになる。
【0027】帯状部材は単位部材の目地部分及び/又は
単位部材の凹溝の部分のみに介装してあるので、外観上
は人工芝風でありながら、上方からの荷重に対しては、
単位部材により充分耐えることができると共に、帯状部
材を保護して磨滅や「へたり」を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る舗装施工方法により舗装した状態
の1実施例を示す概略平面図aと縦断面図b。
【図2】同上方法の実施に使用する敷設用の単位部材を
示す概略平面図aと一部拡大縦断面図b。
【図3】本発明方法の実施に使用する敷設用の単位部材
の夫々別実施例を示す縦断面図。
【図4】本発明方法の実施に使用する敷設用の単位部材
のさらに別実施例を示す概略平面図。
【図5】本発明に係る舗装施工方法の別実施例の敷設用
の単位部材を敷設する工程を示す説明図。
【図6】図5の実施例方法の実施に使用する帯状部材の
1実施例を示す概略平面図。
【図7】本発明に係る舗装施工方法のさらに別実施例の
概要を示す説明図。
【図8】本発明に係る舗装施工方法のさらに別実施例の
概要を示す説明図。
【符号の説明】
1 敷設用の単位部材 2 帯状部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装施工部に敷設用の単位部材を敷設し
    て舗装する舗装施工方法において、前記単位部材の目地
    部分に帯状部材を介装することを特徴とする舗装施工方
    法。
  2. 【請求項2】 前記単位部材の縁部に沿って前記帯状部
    材を添装固着し、この帯状部材付き単位部材を敷設して
    舗装することを特徴とする請求項1記載の舗装施工方
    法。
  3. 【請求項3】 隣接する前記単位部材同士の接合部に係
    入溝を形成して前記単位部材を敷設し、この係入溝へ前
    記帯状部材を係入固着して舗装することを特徴とする請
    求項1記載の舗装施工方法。
  4. 【請求項4】 舗装施工部に敷設用の単位部材を敷設し
    て舗装する舗装施工方法において、前記単位部材は、そ
    の上面に凹溝を有し、前記単位部材の目地部分及び前記
    凹溝に帯状部材を介装することを特徴とする舗装施工方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の舗装施工方法において、
    前記単位部材の縁部及び前記凹溝に沿って前記帯状部材
    を添装固着し、この帯状部材付き単位部材を敷設して舗
    装することを特徴とする舗装施工方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の舗装施工方法において、
    前記単位部材を、隣接する単位部材同士の接合部に係入
    溝を形成して敷設し、この係入溝及び前記凹溝へ前記帯
    状部材を係入固着して舗装することを特徴とする舗装施
    工方法。
JP15842495A 1995-06-01 1995-06-01 舗装施工方法 Pending JPH08326004A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011219927A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Ohbayashi Corp 構築物
JP2020101064A (ja) * 2018-12-25 2020-07-02 大成ロテック株式会社 虫除け舗装システム

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JP2011219927A (ja) * 2010-04-05 2011-11-04 Ohbayashi Corp 構築物
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