JPH08325240A - 置換3− アリールキナゾリン− 2,4− ジオンの製造方法 - Google Patents

置換3− アリールキナゾリン− 2,4− ジオンの製造方法

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JPH08325240A
JPH08325240A JP8115124A JP11512496A JPH08325240A JP H08325240 A JPH08325240 A JP H08325240A JP 8115124 A JP8115124 A JP 8115124A JP 11512496 A JP11512496 A JP 11512496A JP H08325240 A JPH08325240 A JP H08325240A
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alkyl
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anthranilic acid
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Jens Weiguny
イエンス・ウアイグニ
Holger Borchert
ホルガー・ボルヒエルト
Thomas Gerdau
トマース・ゲルトアウ
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Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/70Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings condensed with carbocyclic rings or ring systems
    • C07D239/72Quinazolines; Hydrogenated quinazolines
    • C07D239/95Quinazolines; Hydrogenated quinazolines with hetero atoms directly attached in positions 2 and 4
    • C07D239/96Two oxygen atoms

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 置換3- アリールキナゾリン -2,4- ジオ
ンの製造方法 【解決手段】 式(I) 【化1】 {上式中、R1,R2,R3 およびR4 は請求項1に定義さ
れた意味を有しそしてArは、 【化2】 (上式中、R5 ないしR9 は請求項1に定義された意味
を有する)である}で表される置換3- アリールキナゾ
リン -2,4- ジオンを製造するために、式(II) 【化3】 で表される化合物を触媒,配位子および溶媒の存在下に
化合物Zと反応させ、その際、Zは、 a)式(III) 【化4】 で表されるアントラニル酸誘導体であるか、または b)アルコールR10- OHであり、そしてb)の場合に
は、得られたカーバメートを次いで式(III)のアン
トラニル酸誘導体と反応させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、置換3- アリール
キナゾリン -2,4- ジオンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】式(I)
【0003】
【化6】
【0004】で表される置換3- アリールキナゾリン -
2,4- ジオンは、医薬および農薬のための重要な中間
体である(米国特許第4,405,623号;英国特許
第1,059,271号;ヨーロッパ特許第360,4
17号参照)。式(I)の化合物は、通常、アントラニ
ル酸またはアントラニル酸アルキルを、イソシアネート
に対して不活性である反応媒質中でアリールイソシアネ
ートと反応させることによって製造される。
【0005】アントラニル酸類の場合には、このように
してN- アリールカルバモイルアントラニル酸が得ら
れ、このものは中間的に単離され、場合によっては再結
晶によって精製され、次いで第2工程において、例えば
ポリリン酸中で150℃において5時間にわたって(ヨ
ーロッパ特許第360,417号参照)、あるいはエタ
ノールのような非プロトン性の有機媒質中で過剰量の強
鉱酸、好ましくはガス状の塩化水素酸の存在下に、閉環
することによって式(I)の3- アリールキナゾリン -
2,4- ジオンを得る(英国特許第1,059,271
号明細書中、例3参照)。対応する方法において、アン
トラニル酸アルキルは、アリールイソシアネートとの反
応において、N- アリールカルバモイルアントラニル酸
アルキルをもたらし、このものは、中間的に単離されそ
して上記の酸の場合と類似する方法で環化されて3- ア
リールキナゾリン -2,4- ジオンが得られる。エタノ
ールまたはメタノールのような非プロトン性媒質中で水
酸化ナトリウム水溶液の存在下に環化を行って化合物
(I)を得ることも知られている〔ドイツ特許出願公開
第1,804,391号公報、例4;J. Heterocycl. C
hem. 19(2), p. 269,1982参照〕。
【0006】アリールイソシアネートは、一般に対応す
るアニリン類のホスゲン化によって製造され〔ホウベン
・ワイル(Houben Weyl)第E4巻第741頁参照〕、後
者は、対応するニトロ芳香族化合物を還元することによ
って得られる〔ホウベン・ワイル(Houben Weyl)第11
/1巻第360頁参照〕。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最終生成物中には現れ
ないが、毒性の強いホスゲンおよび従って塩素を使用す
ることは、上記の2段階法を更に費用のかかるものに
し、しかも環境保護および安全に関する問題にも関連し
てくる。いずれにせよ、対応するニトロ芳香族化合物か
ら出発する化合物(I)の合成は、4つの段階において
進行し、そして有毒なホスゲンおよびイソシアネートの
使用を包含する。従って、3- アリールキナゾリン -
2,4- ジオンを製造するためのより簡単な、改善され
た方法を開発する必要性があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、式(I)
【0009】
【化7】
【0010】〔上式中、R1,R2,R3 およびR4 は互い
に無関係に水素、ハロゲン、(C1-C12)アルキル、
(C1-C12)アルコキシ、ArまたはArOであり、そ
してArは
【0011】
【化8】
【0012】{上式中、R5 ないしR9 は互いに無関係
に水素、ハロゲン、(C1-C12)アルキル、(C1-
12)アルコキシ、フエニルまたはフエノキシであり、
その際R5とR6 、R6 とR7 、R7 とR8 またはR8
とR9 は更にもう一つの芳香族環を形成しうる}であ
る〕で表される置換3- アリールキナゾリン -2,4-
ジオンの製造方法において、式(II)
【0013】
【化9】
【0014】(上式中、R5 ないしR9 は前記の意味を
有する)で表される化合物を触媒、配位子および溶媒の
存在下に一酸化炭素および化合物Zと反応させ、その
際、Zは a)式(III)
【0015】
【化10】
【0016】(上式中、R1 ないしR4 は前記の意味を
有し、そしてRは水素または(C1-C12)アルキルであ
る)で表されるアントラニル酸誘導体であるか、または b)式(IV) R10−OH (IV) (上式中、R10は(C1-C12)アルキルである)で表さ
れるアルコールであり、そしてb)の場合には、得られ
た式(V)
【0017】
【化11】
【0018】で表されるカーバメートを次いで塩基およ
び非プロトン性溶媒の存在下に式(III)のアントラ
ニル酸誘導体と反応させることを特徴とする上記置換3
- アリールキナゾリン -2,4- ジオンの製造方法によ
って達成される。本発明による方法は、式(I)におい
て、R1 ないしR9 が水素、ハロゲン、(C1-C6)アル
キルまたは(C1-C6)アルコキシである化合物の製造、
特に3-(2,4- ジクロロフエニル)-6- フルオロ -
2,4-(1H,3H)-キナゾリン-ジオンの製造にとっ
て重要である。
【0019】還元的カルボニル化は、第8亜族の貴金属
の存在下に、好ましくはPd(J.Organomet. Chem.29
1,117−27,1985参照)、Ru(J. Organom
et. Chem. 451,157−62,1993参照)およ
びRh(J. Mol. Catal.94,195−206,199
4参照)およびピリジン、第三アミンまたはホスフイン
およびそれらの誘導体のような配位子の存在下に実施さ
れ、その場合、例えばビピリジンまたはフエナントロリ
ン誘導体のような二座配位子が好ましい。使用されうる
ホスフインは、例えば、ビスジフエニルホスフイノメタ
ン、ビスジフエニルホスフイノエタン、ビスジフエニル
ホスフイノプロパン、ビスジフエニルホスフイノブタン
またはナホス(Naphos) である。上記の貴金属は、ハロ
ゲン化物、酢酸塩、硫酸塩その他のようなそれらの塩、
それらの酸化物の形で、あるいはカルボニル錯体のよう
な錯体の形で存在しうる。活性炭またはアルミナのよう
な不活性担体の金属の形の触媒を使用することも可能で
ある。
【0020】多くの場合、上記の金属化合物の1種およ
びルイス酸またはブレンステッド酸からなる触媒を使用
することが有利であることが立証された。酸としては、
例えば、p- トルエンスルホン酸、2,4,6- トリメ
チル安息香酸のような置換安息香酸またはピバリン酸が
使用されうる。溶液中でニトロ基に関して0.001な
いし10mol%、特に0.01ないし1mol%の触
媒を使用することが有利であることが立証された。配位
子および酸については、好都合な量は、使用された触媒
の量の0.1ないし100倍の範囲内であるが、同一で
ある必要はない。
【0021】式(II)の化合物と化合物Zとの反応
は、75〜250℃、特に100〜180℃の温度およ
び20ないし500bar、特に50ないし200ba
rのCO圧において実施される。反応は、非プロトン性
反応媒質、例えば、不活性成分、例えばアルキルまたは
クロロ成分を有していてもよい芳香族、脂肪族または環
状脂肪族炭化水素、複素環式化合物またはケトン、特に
単核アルキル芳香族化合物、または標準状態において液
体であるアルカンおよびシクロアルカン中で進行する。
多くの場合、純粋な形の、または異性体の混合物として
のトルエン、キシレンおよびジクロロベンゼンが好適で
あることが立証された。
【0022】しかしながら、Zが式(IV)のアルコー
ルである場合には、このアルコールを溶媒として使用す
ることもまた有利である。この場合には、不活性溶媒、
例えばキシレン、トルエンまたはジクロロベンゼンで希
釈することもできる。式(II)の化合物と式(II
I)のアントラニル酸誘導体との反応の場合には、両方
の反応成分は、最初から一緒に導入してもよいが、反応
中にアントラニル酸誘導体を計量送入することも可能で
ある。化合物(II)および(III)を0.9:1な
いし1.1:1のモル比で使用することが有利であるこ
とが判った。
【0023】式(II)の化合物が式(IV)のアルコ
ールと反応せしめられる場合には、得られた式(V)の
カーバメートは、次いで塩基および非プロトン性溶媒の
存在下で式(III)のアントラニル酸誘導体を用いて
環化される。この点に関して、式(V)および(II
I)の化合物を0.9:1ないし1.1:1のモル比で
使用することが有用であることが判った。塩基として
は、アルカリ金属またはアルカリ土類金属のアルコキシ
ド、アミドまたは水素化物あるいは水酸化テトラアルキ
ルアンモニウムを使用することが有利であることが立証
された。
【0024】非プロトン性溶媒としては、例えば、アル
キルまたはクロロ置換基のような不活性の置換基を有し
てもよい芳香族、脂肪族または環状脂肪族炭化水素が使
用されうる。複素環式化合物またはケトンもまたそれら
が塩基に対して不活性であるならば、溶媒としてよい結
果が得られる。多くの場合、純粋な形の、または異性体
混合物としてのトルエン、キシレンまたはジクロロベン
ゼンが好適であることが立証された。
【0025】塩基として使用されるアルカリ金属または
アルカリ土類金属のアルコキシド、アミドまたは水素化
物は、固体の形でまたは対応するアルコール中の溶液と
して使用されうる。多くの場合、メタノール中のナトリ
ウムメトキシドを使用することが有利であることが判っ
た。アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水素化物ま
たはアミドを使用する場合には、固体の形で、または不
活性溶媒中の懸濁物として使用することもできる。使用
される塩基は、通常、出発原料を基準にして0.5ない
し95mol%の量で使用される。1ないし20mol
%、特に5ないし10mol%の量を使用することが有
利であることが判った。
【0026】環化の反応温度は、反応媒質から遊離され
るアルコールが留去されるように選択することが有利で
ある。好ましくは、この温度は、100ないし200℃
である。N- フエニルアルキルカーバメートとアントラ
ニル酸との反応においては(Organic Preparations and
Procedures Int. 10(1),13−16,1978参
照)、アントラニル酸がアルキルN- フエニルカルバメ
ートと共に180℃まで加熱される場合には、せいぜい
60%という低い収率しか記載されていないので、本発
明による環化工程における円滑な経過および高い収率
は、極めて驚くべきことである。更に、カーバメート
は、過剰に添加しなければならない。
【0027】
【実施例】
例1: a)2,4- ジクロロニトロベンゼンの還元的カルボニ
ル化: 2,4- ジクロロニトロベンゼン22.4重量%、Pd
- C(5%)2.0重量%、2,4,6- トリメチル安
息香酸1.3重量%および3,4,7,8- テトラメチ
ル -1,10- フエナントロリン0.4重量%をメタノ
ール73.8重量%中に溶解しそしてHC- 4オートク
レーブに充填する。100barのCO圧に調整し、温
度を180℃まで上昇せしめる。2時間後に実験を停止
し、溶液をガスクロマトグラフィーによって分析する。
転化率は、N- 2,4- ジクロロフエニルカルバミン酸
メチルの85%の選択率において100%であった。 b)3-(2,4- ジクロロフエニル)-6- フルオロ -
2,4(1H,3H)-キナゾリンジオンの製造: N- 2,4- ジクロロフエニルカーバメート8.5重量
%、5- フルオロアントラニル酸メチル6.5重量%お
よびナトリウムメトキシド0.1重量%をo-ジクロロ
ベンゼン84.9重量%中に溶解し、そして170℃に
加熱する。生成したメタノールを上記の過程中に留去す
る。形成された沈澱物を分離しそして次に3-(2,4-
ジクロロフエニル)-6- フルオロ -2,4-(1H,3
H)キナゾリンジオンを91.3%の収率で得る。 例2: 3-(2,4- ジクロロフエニル)-6- フルオロ -2,4
(1H,3H)-キナゾリンジオンの製造:2,4- ジク
ロロニトロベンゼン17.2重量%、5- フルオロアン
トラニル酸メチル15.6重量%、Pd- C(5%)
1.5重量%、2,4,6- トリメチル安息香酸1.0
重量%および3,4,7,8- テトラメチル -1,10
- フエナントロリン0.4重量%をトルエン64.3重
量%中に溶解し、そしてHC- 4オートクレーブに充填
する。100barのCO圧に調整し、そして温度を1
80℃まで上昇せしめる。2時間後に、オートクレーブ
を冷却させ、そして生成物を活性炭と共に濾別し、そし
てジクロロベンゼンから再結晶させる。3-(2,4- ジ
クロロフエニル)-6- フルオロ -2,4(1H,3H)-
キナゾリンジオンが51%の収率で得られる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 〔上式中、 R1,R2,R3 およびR4 は互いに無関係に水素、ハロゲ
    ン、(C1-C12) アルキル、(C1-C12) アルコキシ、
    ArまたはArOであり、そしてArは 【化2】 {上式中、 R5 ないしR9 は互いに無関係に水素、ハロゲン、(C
    1-C12) アルキル、 (C1-C12) アルコキシ、フエニルまたはフエノキシで
    あり、その際R5とR6 、R6 とR7 、R7 とR8 また
    はR8 とR9 は更にもう一つの芳香族環を形成しうる}
    である〕で表される置換3- アリールキナゾリン -2,
    4- ジオンの製造方法において、式(II) 【化3】 (上式中、R5 ないしR9 は前記の意味を有する)で表
    される化合物を触媒、配位子および溶媒の存在下に一酸
    化炭素および化合物Zと反応させ、その際Zは a)式(III) 【化4】 (上式中、R1 ないしR4 は前記の意味を有し、そして
    Rは水素または(C1-C12)アルキルである)で表され
    るアントラニル酸誘導体であるか、または b)式(IV) R10−OH (IV) (上式中、R10は(C1-C12)アルキルである)で表さ
    れるアルコールであり、そしてb)の場合には、得られ
    た式(V) 【化5】 で表されるカーバメートを次いで塩基および非プロトン
    性溶媒の存在下に式(III)のアントラニル酸誘導体
    と反応させることを特徴とする上記置換3- アリールキ
    ナゾリン -2,4- ジオンの製造方法。
  2. 【請求項2】 R1 ないしR9 が水素、ハロゲン、(C
    1-C6)アルキルまたは(C1-C6)アルコキシである請求
    項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 式(I)の化合物が3-(2,4- ジクロ
    ロフエニル)-6- フルオロ -2,4(1H,3H)-キナ
    ゾリンジオンである請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 使用される触媒が第8亜族の貴金属か
    ら、特にPd,RuまたはRhの化合物である請求項1
    ないし3のうちのいずれか一つに記載の方法。
  5. 【請求項5】 使用される触媒が不活性担体上の金属の
    形態の第8亜族の貴金属である請求項1ないし3のうち
    のいずれか一つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒がニトロ化合物に関して0.001
    ないし10mol%、特に0.01ないし1mol%の
    量で使用される請求項1ないし5のうちのいずれか一つ
    に記載の方法。
  7. 【請求項7】 使用される配位子がアミンまたはホスフ
    インである請求項1ないし6のうちのいずれか一つに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 用いられる溶媒が更に塩素置換分を有し
    てもよい芳香族炭化水素または脂肪族炭化水素、複素環
    またはケトン、特にトルエン、キシレンまたはジクロロ
    ベンゼンであり、その際、Zが式(IV)のアルコール
    である場合には、これは溶媒としても使用される請求項
    1ないし7のうちのいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 式(V)のカーバメートと式(III)
    のアントラニル酸誘導体との反応において塩基としてア
    ルカリ金属またはアルカリ土類金属のアルコキシド、ア
    ミドまたはヒドロキシドあるいはテトラアルキルアンモ
    ニウムヒドロキシド、特にナトリウムメトキシドが使用
    される請求項1ないし8のうちのいずれか一つに記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 式(V)のカーバメートと式(II
    I)のアントラニル酸誘導体との反応において、非プロ
    トン性溶媒として、塩素置換分を有してもよい脂肪族お
    よび芳香族の炭化水素、複素環またはケトン、特にトル
    エン、キシレンまたはジクロロベンゼンが使用される請
    求項1ないし8のうちのいずれか一つに記載の方法。
JP8115124A 1995-05-10 1996-05-09 置換3− アリールキナゾリン− 2,4− ジオンの製造方法 Withdrawn JPH08325240A (ja)

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