JPH08324677A - 収納容器 - Google Patents

収納容器

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JPH08324677A
JPH08324677A JP16144195A JP16144195A JPH08324677A JP H08324677 A JPH08324677 A JP H08324677A JP 16144195 A JP16144195 A JP 16144195A JP 16144195 A JP16144195 A JP 16144195A JP H08324677 A JPH08324677 A JP H08324677A
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JP
Japan
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qfp
storage container
main body
stopper
stored
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JP16144195A
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English (en)
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Susumu Osakabe
進 越阪部
Satoshi Iida
智 飯田
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 占有床面積、容積、撓みが小さく再使用可能
な収納容器の提供。 【構成】 収納容器10は筒形状に形成された本体11
およびストッパ21を備えており、本体11の横断面の
内形はQFP・IC1よりも大きめに相似する正方形に
形成され、本体11の内周の4ヶ所のコーナ部にはガイ
ド12が全長に敷設され、ガイド12にはQFP・IC
1の樹脂封止体3のコーナ部に係合する係合部13が切
り欠かれている。ストッパ21が本体11に嵌入された
後に、樹脂封止体3のコーナ部を係合部13に係合され
てQFP・IC1が本体11内にストッパ21の上に順
次積み重ねられて収納されて行く。 【効果】 収納容器にQFP・ICが積み重ねられて収
納されるため、多数個を収納でき、占有床面積を小さく
でき、撓み難くなる。撓んでも、樹脂封止体のコーナ部
がガイドに係合しているため、アウタリードの曲がりは
防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納容器、特に、半導
体装置を多数個安全に収納するものに関し、例えば、ク
ワッド・フラット・パッケージを備えている半導体集積
回路装置(以下、QFP・ICという。)を収納するの
に利用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、シングル・インライン・パッケ
ージを備えている半導体集積回路装置や、スモール・ア
ウトライン・パッケージを備えている半導体集積回路装
置の収納する収納容器としては、スティック形状のマガ
ジンが使用されている。すなわち、これらの半導体集積
回路装置(以下、ICという。)はパッケージの前後に
アウタリードが突設されていないため、細長い筒形状に
形成されたマガジンに前後面を互いに突き合わせた状態
で、一列縦隊に並べられて収納されている。
【0003】ところが、パッケージの四方にアウタリー
ドが突設されているQFP・IC等においては、マガジ
ン内に一列縦隊に並べて収納したのでは隣合うICのア
ウタリード同士が突き合わさった状態になってしまうた
め、マガジン内に収納することができない。
【0004】そこで、パッケージの四方にアウタリード
が突設されているQFP・IC等を収納する収納容器と
しては、トレイやキャリアテープが使用されている。す
なわち、一方のトレイは比較的広い面積を有する平板に
収納凹部が多数個、碁盤の目形状に没設されている収納
容器であり、各収納凹部にQFP・ICが1個宛収納さ
れる。
【0005】他方のキャリアテープは、多数個の収納凹
部(キャビティー)が長さ方向に一列縦隊に並べられて
エンボス加工によって成形されている本体テープと、本
体テープに被着されて収納凹部を封鎖するカバーテープ
とを備えており、本体テープの各収納凹部にQFP・I
Cが収納された後に、本体テープにカバーテープが溶着
されて収納凹部内に収納されたQFP・ICが被覆され
るように構成されている収納容器である。
【0006】なお、マガジンを述べてある例としては、
特公昭53−11813号公報がある。トレイを述べて
ある例としては、特開平3−169043号公報があ
る。キャリアテープを述べてある例としては、特開昭6
2−271858号公報、特開昭62−249444号
公報、がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、QFP
・ICが収納されるトレイにおいては、次のような問題
点がある。 (1) 運搬等においてトレイに振動が加わったり傾け
られたりすると、収納凹部に収納されたQFP・ICが
傾いたり、収納凹部から外に出たりする危惧がある。 (2) トレイが複数段に積み重ねされて梱包された状
態において、梱包体全体としての体積がQFP・ICの
収納個数に比較して大きくなるため、その取り扱い性が
悪い。 (3) 電気的特性検査装置や外観検査装置のローディ
ング装置およびアンローディング装置において、着工品
や良品、不良品を収容するためにトレイを使用すると、
トレイは平面面積が大きいため、これら装置全体として
の占有床面積がきわめて大きくなってしまう。また、収
納凹部が碁盤の目模様に配列されているため、トレイの
各収納凹部に対してQFP・ICが収納されたり、取り
出されるに際して、受渡し装置が複雑な構造で、かつ、
高精度な作動を必要とことになるため、設備費用および
ランニングコストが高くなる。
【0008】他方、QFP・ICの収納容器としてキャ
リアテープが使用される場合においては、キャリアテー
プがリールに巻き取られた状態で、梱包作業や開梱作業
および運搬作業等が実施されるため、嵩が大きくなり、
また、リサイクルが不可能であるという問題点がある。
【0009】また、スモール・アウトライン・パッケー
ジを備えている半導体集積回路装置(以下、SOP・I
Cという。)がマガジンに収納される場合には、マガジ
ンが横に長くなるため、マガジンが長さ方向に撓み易く
なり、マガジン内に収納されたSOP・ICのアウタリ
ードの曲がりが発生する危惧がある。
【0010】本発明の目的は、占有床面積および嵩を小
さく抑制することができるとともに、撓みを防止するこ
とができ、かつ、リサイクルが可能な収納容器を提供す
ることにある。
【0011】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0013】すなわち、収納容器は筒形状に形成された
本体を備えており、この本体の横断面の内形は収納しよ
うとする半導体装置の平面視の外形よりも大きめに相似
する四角形に形成されており、この本体の内周における
少なくとも一方の対角には収納しようとする半導体装置
における封止体のコーナ部に係合するガイドが、本体の
全長にわたってそれぞれ敷設されていることを特徴とす
る。
【0014】
【作用】前記した収納容器は、四角形の平板形状に形成
された封止体の少なくとも一側面にアウタリードがそれ
ぞれ突設されている半導体装置を、本体の長さ方向に積
み重ねて収納することになる。すなわち、この収納容器
に半導体装置が収納されるに際して、この収納容器は垂
直に立てられた状態に配置される。収納しようとする半
導体装置は水平に保持された状態で、収納容器本体内に
開口から挿入される。この際、収納容器の各ガイドに封
止体のコーナ部がそれぞれ係合される。この挿入作業が
繰り返されることにより、収納容器本体内には多数個の
半導体装置が下段の半導体装置の上面に上段の半導体装
置の下面を載せた状態で積み重ねられて行く。
【0015】このようにして、前記した収納容器によれ
ば、半導体装置がその厚さ方向に積み重ねられた状態で
収納されるため、小さい容積をもって多数個の半導体装
置を収納することができる。また、収納容器が立てられ
た状態の投影床面積は本体の横断面の外形面積に過ぎな
いため、占有床面積を抑制することができる。さらに、
半導体装置が積み重ねられた状態で収納されているた
め、収納容器は撓み難くなり、万一、撓んだとしても、
半導体装置の封止体のコーナ部がガイドにそれぞれ係合
しているため、アウタリードの曲がりは防止することが
できる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるQFP・IC
用収納容器を示しており、(a)は平面図、(b)は一
部省略正面断面図、図2はその分解斜視図である。
【0017】本実施例において、本発明に係る収納容器
は、クワッド・フラット・パッケージを備えている半導
体集積回路装置(QFP・IC)1を多数個、縦に収納
するように構成されている。被収納物としてQFP・I
C1のパッケージ2は樹脂封止体3と、複数本のアウタ
リード4とを備えており、樹脂封止体3は樹脂が用いら
れて、トランスファ成形等のような樹脂成形法により略
正方形の平盤形状に形成されている。複数本のアウタリ
ード4は樹脂封止体3の4枚の側面にそれぞれ複数本ず
つ配されて外部に突設されているとともに、所謂ガル・
ウィング形状に屈曲成形されている。樹脂封止体3の内
部には集積回路を作り込まれたペレット(図示せず)が
樹脂封止されている。そして、ペレットに作り込まれた
集積回路は、ペレットの電極パッドと各アウタリード4
に一体的に連設されているインナリード(図示せず)と
の間に橋絡されているボンディングワイヤ(図示せず)
を介して、各アウタリード4により樹脂封止体3の外部
に電気的に引き出されるようになっている。
【0018】このQFP・IC1を収納するための収納
容器10は、両端が開口した正方形の筒形状に形成され
ている本体11と、本体11の両端開口を閉塞するため
のストッパ21とを備えている。本体11は塩化ビニー
ルやアクリル等の樹脂が用いられて押し出し成形法等の
適当な方法により正方形の筒形状に一体成形されてお
り、外部から内部が透視し得るように全体的に透明に形
成されている。本体11の横断面の筒内形は収納しよう
とする半導体装置であるQFP・IC1の平面視の外形
よりも大きめに相似する正方形に形成されており、本体
11の横断面の筒外形は内形に大きめに相似する正方形
に形成されている。筒内形と筒外形とが規定する本体1
1の筒壁の厚さは、所定の剛性を保てる範囲内で可及的
に薄く形成されている。
【0019】本体11の内周における4箇所のコーナ部
には収納しようとする半導体装置であるQFP・IC1
における樹脂封止体3の各コーナ部に係合するガイド1
2が、対角線に沿って内向きに突出されて本体11の全
長にわたってそれぞれ敷設されている。各ガイド12は
平面視が正方形の角柱形状に形成されて本体11の各コ
ーナ部に互いの対角線が合致するように配置されてお
り、本体11の中心側に位置するコーナ部には係合部1
3が正方形に切り欠かれている。4箇所のガイド12の
係合部13の内周面が構成する正方形の内径は、QFP
・IC1における樹脂封止体3の外径と略等しく形成さ
れている。また、各ガイド12のアウタリード4との対
向面14は、4箇所のガイド12が樹脂封止体3の各コ
ーナ部に係合した状態においてアウタリード4の側面か
ら離れた状態になるように設定されている。すなわち、
4箇所のガイド12によって樹脂封止体3の各コーナ部
が保持されている限り、アウタリード4はガイド12の
対向面14に接触しないようになっている。
【0020】ストッパ21はゴムまたは樹脂等の弾性材
料が使用されて、ブロー成形法等の適当な方法によって
中空体に一体成形されている。ストッパ21の平面視の
形状は本体11と4箇所のガイド12が構成する十字形
の内形と略等しい十字形状に形成されており、十字形状
の4本の腕の部分の厚さは全体にわたって一定の平盤体
に形成されている。ストッパ21の両端面における十字
形状の交差部分にはQFP・IC1の樹脂封止体3に当
接する当接部22がそれぞれ一体的に突設されており、
各当接部22はQFP・IC1の樹脂封止体3の平面形
状よりも小さい正方形の平盤形状に形成されている。そ
して、ストッパ21は全体的に上下対称、左右対称およ
び前後対称に形成されている。
【0021】次に、QFP・IC1のQFP・IC用収
納容器10への収納方法並びにその作用を説明する。
【0022】前記構成に係るQFP・IC用収納容器1
0は使用される際、同一性を有する構成のものが多数組
製造されて用意される。さらに、ストッパ21は一本の
本体11について2個ずつ用意される。
【0023】収納容器本体11内にQFP・IC1が収
納される以前に、本体11内にはストッパ21が互いの
十字形状を合致された状態で一端開口部に嵌入される。
ストッパ21は本体11内に嵌入された状態において、
それ自体の弾性力によってその外周面で本体11の内周
面を押圧した状態になり、その外周面と内周面との間の
摩擦力によって本体11に停止し得る状態になる。そし
て、嵌入されたストッパ21は本体11内の開口部付近
に停止される。
【0024】ストッパ21が嵌入された本体11にQF
P・IC1が収納される際、QFP・IC1はアウタリ
ード4の開放側先端を下向きにされた状態、すなわち、
このQFP・IC1についての通常の表面実装状態で、
樹脂封止体3が当接部22に当接されてストッパ21上
に載置される。このとき、樹脂封止体3の4箇所のコー
ナ部が各ガイド12の係合部13にそれぞれ係合され
る。この樹脂封止体3の各コーナ部と各係合部13との
係合によって、QFP・IC1は本体11に偏心せずに
適正な姿勢で位置決めされた状態に収納される。
【0025】最初のQFP・IC1が本体11のストッ
パ21に載置された後に、次のQFP・IC1がストッ
パ21に載置された先のQFP・IC1の上に載置され
る。下段のQFP・IC1に上段のQFP・IC1に載
置されるに際して、上段のQFP・IC1が押されて一
段分だけ下げられる。この押し下げに際して、ストッパ
21は本体11の内面を摩擦力に抗して摺動されて一段
分だけ押し下げられる。以降、本体11内に収納された
QFP・IC1の上に次のQFP・IC1が順次積み重
ねられて収納されて行く。
【0026】以上のようにしてQFP・IC1が本体1
1内に多段に積み重ねられて収納されて行き、本体11
に所定数のQFP・IC1が収納されると、本体11の
上端開口部に別のストッパ21が嵌入される。この上側
開口部に嵌入されたストッパ21と、下側開口部へ順次
押し下げられて行ったストッパ21とによって、本体1
1内に収納されたQFP・IC1群の脱落や上下方向へ
の遊動は防止された状態になる。
【0027】輸送等に際して収納容器10に振動が加わ
っても、収納されたQFP・IC1の樹脂封止体3の各
コーナ部と各ガイド12の係合部13とがそれぞれ係合
した状態になっているため、収納容器本体11の内部で
QFP・IC1ががたつくことはなく、また、最も外側
に位置するアウタリード4の側面がガイド12の対向面
14に接触することもない。したがって、輸送等に際し
て、収納容器10内のQFP・IC1はアウタリード4
の曲がりや、樹脂封止体3の破損を防止されることにな
る。
【0028】次に、QFP・IC1のプリント配線基板
(図示せず)への実装作業等に際して、QFP・IC1
を収納容器10から取り出す作業について説明する。
【0029】収納容器10は本体11の一端開口が上向
きになるように垂直に設置されて、上端部のストッパ2
1が引き抜かれる。その後、ハンドリング装置の真空吸
着ヘッド(図示せず)が収納容器本体11の筒心線に沿
うように下降されて、本体に収納された最上段のQFP
・IC1上に吸着される。吸着されたQFP・IC1は
真空吸着ヘッドに吸着保持されて本体11内からピック
アップされ、ハンドリング装置により所定の実装場所に
移送されてプットダウンされる。
【0030】以降、収納容器本体11の最上段に位置す
るQFP・IC1が順次ピックアップされて行く。QF
P・IC1がピックアップされて行く毎に、下端部に嵌
入されたストッパ21を一段ずつ突き上げて行くと、各
ピックアップ作業は収納容器本体11の最上段の同一位
置で実行することができるため、ハンドリング装置の作
動は最小限度で済み、ハンドリング装置の構造およびそ
の制御等を簡単に構成することができ、その結果、設備
費用やランニングコストを低減することができる。
【0031】以上のQFP・IC1の収納容器10から
の取り出し作業およびQFP・IC1の収納容器10へ
の収納作業の実施に際して、収納容器10は立てられた
状態に設置されるため、その投影床面積はきわめて小さ
くなり、ローディング部およびアンローディング部にお
ける占有床面積は小さくて済む。また、本体11が透明
に構成されているため、アウタリード4の曲がりや樹脂
封止体3の損傷等の外観検査を適宜に実施することがで
きる。
【0032】以上説明した前記実施例によれば次の効果
が得られる。 (1) 被収納物としてのQFP・IC1における樹脂
封止体3の各コーナ部を各ガイド12の係合部13にそ
れぞれ係合した状態で、QFP・IC1を収納容器本体
11内に多段に積み上げて収納することにより、互いに
横並びに突合させることができないQFP・IC1であ
っても縦に収納することができるため、小さい容積をも
って多数個のQFP・IC1を収納することができる。
【0033】(2) 収納容器10が立てられた状態の
投影床面積は本体横断面の外形面積に過ぎないため、電
気的特性検査装置や外観検査装置のローディング装置お
よびアンローディング装置において、着工品や良品、不
良品を収容するためにトレイを使用しても、これら装置
全体としての占有床面積を抑制することができる。
【0034】(3) また、QFP・IC1が収納容器
10に縦一列に収納されていることにより、収納容器1
0に対するQFP・IC1の出し入れ作動を最小限度の
移動に抑制することができるため、QFP・ICのハン
ドリング装置等の設備費用やランニングコストを低減す
ることができる。
【0035】(4) QFP・IC1群が互いに厚さ方
向に積み重ねられた状態で収納されているため、収納容
器10は撓み難くなり、万一、撓んだとしても、QFP
・IC1の樹脂封止体3のコーナ部がガイド12にそれ
ぞれ係合しているため、アウタリード4の曲がりは防止
することができる。
【0036】(5) 開梱に際して、収納容器本体11
およびストッパ21はいずれも破損されないため、リサ
イクルすることができ、資材費用を低減することができ
るとともに、省資源を促進することができる。
【0037】図3は本発明の他の実施例であるSOP・
IC用収納容器を示しており、(a)は平面図、(b)
は(a)のb−b線に沿う一部省略側面断面図である。
【0038】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
収納容器本体11Aおよびストッパ21Aの横断面形状
がSOP・IC1Aに対応して長方形に形成されている
点にあり、ガイド12の係合部13がSOP・IC1A
の樹脂封止体3のコーナ部に係合するように構成されて
いる点は、前記実施例1と同様である。
【0039】本実施例2においては、SOP・IC1A
についても厚さ方向に積み重ねて収納することができる
ため、SOP・IC用マガジンのように収納容器が長さ
方向に撓むのを防止することができ、その結果、撓みに
よるアウタリード4の曲がりが発生するのを未然に防止
することができる。その他の作用および効果は、前記実
施例1と同様である。
【0040】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0041】例えば、ガイドは本体の4箇所のコーナ部
に設けるに限らず、本体の少なくとも一方の対角のコー
ナ部に設ければよい。また、ガイドには所謂肉盗みを設
けてもよいし、収納容器本体相互を長さ方向に連結する
ための連結用凹凸部を設けてもよい。
【0042】収納容器本体は同一のもの同士を横方向に
連結自在に構成してもよいし、複数ずつを横方向に一体
的に連設してもよい。
【0043】ストッパは前記実施例1のものを使用する
に限らず、キャップ形状のもの等を使用してもよい。
【0044】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるQFP
・ICおよびSOP・ICの収納技術に適用した場合に
ついて説明したが、それに限定されるものではなく、Q
FI・ICやQFJ・ICおよびSOI・ICやSIP
・IC等の半導体装置、さらには、トランジスター等の
電子部品や電子機器のような小物品についての収納技術
全般に適用することができる。特に、本発明はパッケー
ジの四方からアウタリードが突出しているQFP・IC
等のように、マガジンを使用することができない物品に
適用して優れた効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0046】半導体装置をその厚さ方向に積み重ねた状
態で収納することができるため、小さい容積をもって多
数個の半導体装置を収納することができる。また、収納
容器が立てられた状態の投影床面積は収納容器本体の横
断面の外形面積に過ぎないため、占有床面積を抑制する
ことができる。さらに、半導体装置が積み重ねられた状
態で内部に収納されているため、収納容器は撓み難くな
り、万一、撓んだとしても、半導体装置の封止体のコー
ナ部がガイドにそれぞれ係合しているため、アウタリー
ドの曲がりは防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるQFP・IC用収納容
器を示しており、(a)は平面図、(b)は一部省略正
面断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例であるSOP・IC用収納
容器を示しており、(a)は平面図、(b)は(a)の
b−b線に沿う一部省略側面断面図である。
【符号の説明】
1…QFP・IC(半導体装置)、1A…SOP・IC
(半導体装置)、2…クワッド・フラット・パッケー
ジ、3…樹脂封止体、4…アウタリード、10…QFP
・IC用収納容器、10A…SOP・IC用収納容器、
11、11A…本体、12…ガイド、13…係合部、1
4…対向面、21、21A…ストッパ、22…当接部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形の平板形状に形成された封止体の
    少なくとも一側面にアウタリードが突設されている半導
    体装置を収納する収納容器において、 横断面の内形が前記半導体装置の平面視の外形よりも大
    きめに相似する四角形に形成されている筒形状の本体を
    備えており、この本体の内周における少なくとも一方の
    対角には前記封止体のコーナ部に係合するガイドが、本
    体の全長にわたってそれぞれ敷設されていることを特徴
    とする収納容器。
  2. 【請求項2】 前記ガイドは本体の4箇所のコーナ部に
    それぞれ敷設されており、各ガイドのアウタリードとの
    対向面はガイドが封止体のコーナ部に係合した状態にお
    いてアウタリードから離れた状態になるように設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の収納容器。
  3. 【請求項3】 前記本体は透明に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の収納容器。
JP16144195A 1995-06-05 1995-06-05 収納容器 Pending JPH08324677A (ja)

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