JPH08324514A - 真空処理装置 - Google Patents

真空処理装置

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Publication number
JPH08324514A
JPH08324514A JP7158688A JP15868895A JPH08324514A JP H08324514 A JPH08324514 A JP H08324514A JP 7158688 A JP7158688 A JP 7158688A JP 15868895 A JP15868895 A JP 15868895A JP H08324514 A JPH08324514 A JP H08324514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
conveyor belt
vacuum container
container
conveyer belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP7158688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Kuita
嗣郎 杭田
Takanobu Uratani
孝信 浦谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Priority to JP7158688A priority Critical patent/JPH08324514A/ja
Publication of JPH08324514A publication Critical patent/JPH08324514A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 真空容器を押しつけ、真空処理を行ってもコ
ンベヤベルトが変形せず円滑に物品を搬送し且つ検査或
いは真空パックのできる真空処理装置を提供する。 【構成】 真空処理される物品を搬送するコンベヤベル
トの所定位置の上側及び下側に、コンベヤベルト2に上
下から押しつけ且つ開放するよう上下駆動機構により上
下移動可能に設置された真空容器4、5を配置し、更
に、これらの各真空容器4、5内部に、真空引き用ポン
プ11及び真空弁12、13を配置した管路8、9の端
部と、大気開放弁16、17を配置した管路14、15
の端部をそれぞれ配置した真空処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食品や医薬品等を真
空パックする包装工場において包装される物品をベルト
コンベヤ上で搬送させつつ流れ作業的に処理して行く真
空処理装置、特にベルトコンベヤ上で真空処理作業を円
滑に行うことのできる真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品や医薬品は滅菌処理した後包
装する場合が多いが、このような包装工程では雑菌の侵
入を防止する必要から真空パック処理して包装されるも
のが多い。例えば、乾燥処理した食品、医薬品、滅菌処
理した衛生用品等は生産ラインのベルトコンベヤ上で流
れ作業中に真空パックして包装される。また、製品の検
査処理においても物品を真空室に設置して洩れの有無が
検査されることが多い。例えば、図2に示すように、真
空容器4がベルトコンベヤ2の上部に上下移動機構によ
り下降するように設置され、該真空容器4をベルトコン
ベヤ2上に押しつけ、該真空容器4内部に物品Mを置
き、また途中に真空弁12及び真空引きポンプ11を配
置した管路8の端部を該真空容器4内に位置させて真空
引きし、内部を真空状態として物品Mを包装したり、真
空包装した物品Mに洩れがないか否かを検査する。16
は管路14に配置された大気開放弁である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するようにコンベ
ヤベルト2に真空容器4を押しつけ内部を真空引きする
と、該コンベヤベルト2は通常柔軟な材料で作られてい
るため該コンベヤベルト2が真空容器4に引き込まれて
膨張するという問題がある。このようにコンベヤベルト
2が膨張すると変形しベルトロ−ラ等にうまく巻装しな
くなったり、物品が円滑に搬送されなくなりトラブル発
生の原因となる。また、このようにコンベヤベルト2が
膨張、変形すると搬送装置を自動化する上で障害とな
る。更に、物品Mについても真空容器4内で変形する恐
れがある。この発明はかかる課題に着目してなされたも
のであり、真空容器4を押しつけ、真空処理を行っても
コンベヤベルトが変形せず円滑に物品を搬送し且つ検査
或いは真空パックすることのできる真空処理装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、真空処理装置が、真空処理さ
れる物品を搬送するコンベヤベルトの所定位置の上側及
び下側に、該コンベヤベルトに上下から押しつけ且つ開
放するよう上下駆動機構により上下移動可能に設置され
た真空容器を配置し、更に、これら上側及び下側の各真
空容器内部に、真空引き用ポンプ及び真空弁を配置した
管路端と、大気開放弁を配置した管路端をそれぞれ配置
してなることを特徴とする。
【0005】
【作用】真空処理装置を上記手段とすると、物品の真空
処理或いは検査処理工程において、上下から真空容器を
コンベヤベルト2に押しつけ真空引きするのでコンベヤ
ベルト2の上側も下側も同一の気圧状態(真空状態)と
なり、該コンベヤベルト2が膨張することはなく後で変
形跡が残るようなこともない。また、物品Mについても
真空容器内で定置させることができる。従って、このよ
うなベルト搬送装置を用いることにより物品Mを間歇的
に搬送且つ一時停止させながら円滑に検査或いは真空パ
ック処理を行うことができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1(A)はこの発明の真空処理
装置の構成概要図である。以下、この実施例では真空パ
ックされた物品を検査するための装置として説明する。
尚、重複記載をさけるため同一構成要素には従来技術で
説明した従来の構成要素と同一の符号を使用して説明す
る。通常、検査工程におかれる真空パックされた物品M
はコンベヤベルト1上を搬送され、別個のコンベヤベル
ト2に移され、該コンベヤベルト2で検査処理されて、
更に別個のコンベヤベルト3に移されストックヤ−ド
(図示せず)方向に移動させる。尚、物品Mが前記コン
ベヤベルト2で検査処理される場合、該コンベヤベルト
2は一時的に停止させ、その停止させている間に処理さ
れる。
【0007】前記コンベヤベルト2の所定の定位置には
上側に真空容器4を該コンベヤベルト2に上から押しつ
け且つ開放するよう上下駆動機構(図示省略)により上
下移動可能に設置されている。同様に、該コンベヤベル
ト2の所定の定位置下側にも別個の真空容器5を該コン
ベヤベルト2に下から押しつけ且つ開放するよう上下駆
動機構6により上下移動可能に配置されている。これら
の上下の真空容器4、5をコンベヤベルト2に押しつけ
たときには、図1(B)に示すように、これら真空容器
4、5とコンベヤベルト2との間には洩れが生じないよ
うこれらの真空容器4、5の端面4a、5aにはシ−ル
用Oリング等のパッキン7、7が取り付けてある。
【0008】次に、前記上側の真空容器4及び下側の真
空容器5にはそれぞれ内部に管路8、9の端部を配置し
てある。これらの管路8、9は途中で合流させ、その合
流管路10には真空引き用ポンプ11が配置されてい
る。また、前記管路8、9にはそれぞれ真空弁12、1
3が設置してある。更に、前記各真空容器4、5内には
大気開放弁16、17を設置した管路14、15の端部
が位置するように配置してある。
【0009】上記構成から成るこの真空処理装置は、初
期状態ではいずれの真空容器4、5もコンベヤベルト2
から離れているが、次のように動作する。 (1)上側の真空容器4及び下側の真空容器5のいずれ
も真空弁12、13は『閉』の状態、大気開放弁16、
17は『開』の状態としておく。但し、真空ポンプ11
は連続運転状態にしてある。 (2)各工程のコンベヤベルト1、2、3が回転駆動さ
れ、真空包装処理工程からコンベヤベルト1より搬送さ
れて来た物品Mは、コンベヤベルト2に移し変えられ所
定の定位置に来ると真空処理工程を備えた真空容器4、
5の配置されている該コンベヤベルト2を一時停止させ
る。 (3)上側の真空容器4は下降し、下側の真空容器5は
上昇しコンベヤベルト2を挟んだ状態で物品Mは真空容
器4、5内に閉じ込められる。 (4)次に、大気開放弁16、17を『閉』とすると共
に、真空弁12、13を『開』としていずれの真空容器
4、5の内部も真空状態とする。 (5)真空状態とした空間内で物品Mに洩れ等がないか
否かを検査し、いずれか確認した後真空弁12、13を
同時に『閉』とし、大気開放弁16、17を同時に
『開』として真空容器4、5内を大気状態に戻す。そし
て上側真空容器4は上方に、下側真空容器5は下方にそ
れぞれ移動させてコンベヤベルト2を始動させ検査済み
の物品Mを次のコンベヤベルト3方向に搬送移動させ
る。
【0010】この発明の真空処理装置を以上のように構
成すると、物品Mの検査処理工程において、真空容器
4、5を上下からコンベヤベルト2に押しつけ同時に真
空引きするのでコンベヤベルト2の上側も下側も同一の
気圧状態(真空状態)となる。従って、該コンベヤベル
ト2が膨張することはなく後で変形跡が残るようなこと
もない。このようなベルト搬送装置を用いることにより
物品Mを間歇的に搬送且つ一時停止させながら円滑に検
査或いは真空パック処理を行うことができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の真空処理
装置によれば、真空パック処理或いは真空検査処理工程
において、真空処理作業を自動化する上で搬送装置の一
部であるコンベヤベルトを膨張や変形させることなく円
滑に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)はこの発明の真空処理装置の構成概
要図、図1(B)は図1(A)のP部拡大図である。
【図2】従来の真空処理装置の構成概要図である。
【符号の説明】
1、2、3 コンベヤベルト 4、5 真空容器 6 上下駆動機構 7 Oリング 8、9、14、15 管路 11 真空引きポンプ 12、13 真空弁 16、17 大気開放弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理される物品を搬送するコンベヤ
    ベルトの所定位置の上側及び下側に、該コンベヤベルト
    に上下から押しつけ且つ開放するよう上下駆動機構によ
    り上下移動可能に設置された真空容器を配置し、更に、
    これら上側及び下側の各真空容器内部に、真空引き用ポ
    ンプ及び真空弁を配置した管路端と、大気開放弁を配置
    した管路端をそれぞれ配置してなることを特徴とする真
    空処理装置。
JP7158688A 1995-05-31 1995-05-31 真空処理装置 Pending JPH08324514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7158688A JPH08324514A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 真空処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7158688A JPH08324514A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 真空処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08324514A true JPH08324514A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15677187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7158688A Pending JPH08324514A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 真空処理装置

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JP (1) JPH08324514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170015931A (ko) * 2014-06-05 2017-02-10 가부시키가이샤 엔테크 용기 검사 장치

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