JPH08324432A - 手押し運搬車 - Google Patents

手押し運搬車

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Publication number
JPH08324432A
JPH08324432A JP16674395A JP16674395A JPH08324432A JP H08324432 A JPH08324432 A JP H08324432A JP 16674395 A JP16674395 A JP 16674395A JP 16674395 A JP16674395 A JP 16674395A JP H08324432 A JPH08324432 A JP H08324432A
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JP
Japan
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frame
lower frame
supported
support plates
horizontal
Prior art date
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Pending
Application number
JP16674395A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Kashibe
二郎 樫部
Takaaki Moriyama
高明 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittoh Zohki Co Ltd
Original Assignee
Nittoh Zohki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nittoh Zohki Co Ltd filed Critical Nittoh Zohki Co Ltd
Priority to JP16674395A priority Critical patent/JPH08324432A/ja
Publication of JPH08324432A publication Critical patent/JPH08324432A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 挟着部材が簡単な手動操作により被搬送物を
挟着できて、被搬送物を中吊り状態に支持して安全に搬
送できるようにする。 【構成】 左右一対の支持車輪4により支持されている
下部フレーム1と、この下部フレーム1に下端部2aが
結合して斜め上方へ延びる上部フレーム2とを備え、下
部フレーム1は二股状に分岐していて、その分岐した左
右の水平フレーム1a,1aには相対向する内側縁が被
搬送物cの圧着縁部6aに形成されている左右の支持プ
レート6,6を水平軸7に対しそれぞれ回動可能に取り
付け、この両支持プレート6,6はストッパーと保持バ
ネにより常時は所定の傾斜状態にそれぞれ保持されてい
ると共に、相互の間隔が変更可能に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観賞用に使われている
比較的大型の植木鉢等を搬送するために用いる手押し運
搬車に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、木が植え込まれている大型の植木鉢を搬送する場
合、安直な方法としてはキャスタを荷台に取り付けた搬
送車が用いられており、被搬送物を荷台に載せたり荷台
から降ろす作業は総て作業員の労力だけに頼っていた。
したがって、被搬送物が重いと重労働になることは勿
論、荷台上に置かれている被搬送物が移動時にがたつい
たり、荷台から落ちてしまうという不具合が起こり勝ち
である。
【0003】一方、被搬送物を積み降しする労力を軽減
し、搬送作業の安全を図るために、チャック機構を利用
して被搬送物を支持し、そのチャックがリフト機構によ
り昇降動作し、被搬送物を中吊り状態に支持して搬送で
きるようにした運搬台車も知られている。ところが、こ
の支持機構付き運搬台車においては、通常、被搬送物の
鍔にチャックをひっかけて搬送するため、被搬送物が植
木鉢の場合には搬送時に鍔の部分が破壊され易いし、ま
た、台車に支持機構が装備されている関係でコストアッ
プになることは避けられない。
【0004】本発明はこれらの問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は台車に設けられている挟着部材が簡単
な手動操作乃至は半自動操作によって被搬送物を挟着
し、台車のハンドルを押し下げて被搬送物を持ち上げ、
被搬送物を中吊り状態に支持して安全に搬送できるよう
にした手押し運搬車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴とする手押し運搬車は左右一
対の支持車輪により支持されている下部フレームと、こ
の下部フレームに下端部側が結合して斜め上方へ延びる
上部フレームとを備え、下部フレームは二股状に分岐し
ていて、その分岐した左右の水平フレーム部には相対向
する内側縁が被搬送物の圧着縁部に形成されている左右
の支持プレートを水平軸に対しそれぞれ回動可能に取り
付け、この両支持プレートはストッパーと保持バネによ
り常時は所定の傾斜状態にそれぞれ保持されていると共
に、相互の間隔が変更可能に支持されているものであ
る。
【0006】この請求項1の発明において、上部フレー
ムのハンドル部に握り部を形成し、この握り部にレバー
を取り付けて、左右の支持プレートを回動させる一対の
ケーブルの各一端が該左右の支持プレートにそれぞれ取
り付けられ、その一対のケーブルの各他端を上記レバー
に取り付けて、支持プレートを遠隔操作により回動でき
るようにした。
【0007】次に、請求項3の発明の特徴とする手押し
運搬車は左右一対の支持車輪により支持されている下部
フレームと、この下部フレームに下端部側が結合して斜
め上方へ延びる上部フレームとを備え、下部フレームは
二股状に分岐していて、その分岐した左右の水平フレー
ム部には相対向する内側縁が被搬送物の圧着縁部に形成
されているベルクランク状に湾曲した左右の支持プレー
トを垂直軸と水平軸に対しそれぞれ回動可能に取り付
け、この両支持プレートは、前後に位置させて設けられ
ているストッパー間を上記垂直軸に対し回動できて各各
の外側端が互いに離間する方向に付勢されるように、か
つ、水平状態の姿勢で回動ができるように保持バネによ
り保持されているものである。
【0008】この請求項3の発明において、左右の支持
プレートは対向方向に対して互いに移動可能に支持さ
れ、その移動位置で調整ネジにより固定し、両支持プレ
ート間の間隔を調整できるようにした。
【0009】更に、請求項5の発明の特徴とする手押し
運搬車は左右一対の支持車輪により支持されている下部
フレームと、この下部フレームに下端部側が結合して斜
め上方へ延びる上部フレームとを備え、下部フレームは
二股状に分岐していて、その分岐した左右の水平フレー
ム部間には上記支持車輪側に近づけて被搬送物の胴まわ
り部分に当接できる受けロッドが横架固定され、この受
けロッドと対向させて該受けロッドとの間に被搬送物の
胴まわり部分を挟着できるように湾曲した支持アームを
一方の水平フレーム部上に回動可能に取り付けて、その
支持アームの自由端側に設けた突条が択一的に係止でき
る複数個のノッチが前端側より設けられているラチェッ
トレバーを他方の水平フレーム部上に縦添えして回動可
能に取り付け、このラチェットレバーは戻しバネの作用
下で水平保持ストッパーにより常時は水平フレーム部上
に水平に保持されているものである。
【0010】この請求項5の発明において、解除用レバ
ーがラチェットレバーの後端の回動通路上に臨ませて回
動可能に設けられ、その解除用レバーは戻しバネの作用
下でストッパーにより常時はほぼ垂直に保持されてい
て、ラチェットレバーを回動した時に後端を係止して、
ラチェットレバーを傾斜状態に保持できるようにした。
【0011】 そして、上記各手押し運搬車において、
左右一対の支持車輪は下部フレームに横架固定された車
軸にそれぞれスリーブを介して回転可能に、かつ、該車
軸上を移動可能に支持され、各々のスリーブを車軸上に
係止可能に取り付けて、両支持車輪の間隔を変更できる
ようにした。
【0012】
【実施例】以下に、各請求項に記載されている発明の実
施例を図面を参照しながら説明する。先ず、図1乃至図
7に示す手押し運搬車において、1は下部フレーム、2
は上部フレームであり、下部フレーム1は二股状に分岐
して左右の水平フレーム部1a,1aと立ち上がった状
態の門形フレーム部1bを備えている。この門形フレー
部1bには傾斜状態に置かれた上部フレーム2が下端部
2a側で溶接付け等により結合しており、その上部フレ
ーム2の上端はハンドル部2bに形成されていると共
に、該ハンドル部2bの両側には握り部3が設けられて
いる。また、下部フレーム1の門形フレーム部1bに横
架固定された車軸5に左右一対の支持車輪4,4が回転
かつ移動可能に支持されている。
【0013】下部フレーム1の水平フレーム部1a,1
aには相対向する内側縁が被搬送物cの圧着縁部6aに
形成されている支持プレート6,6が水平軸7に対しそ
れぞれ回動可能に取り付けられ、両支持ブレート6,6
は、図4及び図7に示すようにストッパー8と保持バネ
9により常時は所定の傾斜状態にそれぞれ保持されてい
ると共に、後述するように相互の間隔が変更可能に支持
されている。6bは圧着縁部6aの中間部分を凹ませて
設けた逃げであり、この逃げ6bを除いた圧着縁部6a
の部分にはゴム製の滑り止め(図示せず)を取り付け
る。
【0014】支持車輪4,4はそれぞれスリーブ10を
介して車軸5に支持されており、このスリーブは10
は、支持車輪4,4を車軸5上に正規の車輪間隔とそれ
より狭い車輪間隔の位置で支持できるように、該車軸5
とは2ケ所で択一的に係止可能である。そして、車軸5
の中央に固定されている車輪止め11の両側の各各2ケ
所に両スリーブ10がそれぞれ係止できる係止溝5a,
5aを円周方向に沿って設け、この係止溝5aにはスリ
ーブ10に螺装した係止具12が係入して車軸5とスリ
ーブ10を結合し、そのスリーブ10上に支持車輪4を
回転可能に支持している。係止具12の構造の具体的説
明は図24により後述する。
【0015】下部フレーム1の水平フレーム部1a,1
a上には外向きに傾斜したそれぞれ一対の支柱13,1
4が前後に位置して固定されており、支柱13,14に
は支持スライダー15,15が昇降可能に嵌装されてい
ると共に、両支持スライダー15間には連結棒16が横
架固定されている。支持スライダー15は固定用の蝶ネ
ジ17によって支柱13,14上の任意の高さに固定可
能である。また、この支持スライダー15に突設した支
持梁18には支枠19を設けてあり、両支枠19間に前
述した水平軸7が横架されている。
【0016】そして、前述した支持プレート6は基部両
側に設けられている袖部6c,6cによって水平軸7に
支持され、この水平軸7に巻装された保持バネ9が支持
プレート6と支持梁18との間に掛け止められている。
なお、支持梁18の先端は上方へ向けて折り曲げられて
おり、この折り曲げ部によって、支持プレート6を常時
は所定の傾斜状態に保持する前述のストッパー8が形成
されている。
【0017】支持プレート6,6には該支持プレート
6,6を回動するためにそれぞれケーブル21,21の
一端21aが取り付けられ、それらの他端21bは上部
フレーム2のハンドル部2aの握り部3に設けられてい
るレバー22に取り付けられている。このレバー22を
支点22aまわりに回動すると、ケーブル21が牽引さ
れ、支持プレート6は図5に仮想線で示すように回動す
る。23は支持プレート6上におけるケーブル21の取
り付け部である。
【0018】図示の場合、レバー22は一方の握り部だ
けに設けられているが、これは双方の握り部3に設け
て、ケーブル21,21を各各のレバーに取り付けても
よく、また、ケーブル21はフレキシブルパイプpに挿
通されている。なお、下部フレーム1の両水平フレーム
部1a,1a間には補強棒1cが、また両支柱13,1
4の上端間には連結杆24がそれぞれ横架固定されてい
る。25は水平フレーム部1aの前端部に取り付けた転
輪である。
【0019】ケーブル21の牽引操作による支持プレー
ト6の回動動作が円滑にできるように、フレキシブルパ
イプpの先端部側はクランプ金具26により保持されて
いる(図5及び図6を参照)。このクランプ金具26は
連結棒16に固定した保持金具27に回転可能に支持さ
れている。即ち、クランプ金具26の段落状態とされた
軸部26aは保持金具27の軸孔27aに挿通されてい
て、スナップリング28により離脱が阻止されている。
一方、フレキシブルパイプpが挿通されているクランプ
金具26の二股部26bはネジ29により締め付けられ
ている。
【0020】以上の構成によれば、左右一対の支持プレ
ート6,6により、植木鉢やバケツ等の被搬送物cの胴
まわり部分を挟着し、上部フレーム2のハンドル部2b
を押し下げると、下部フレーム1は傾斜して被搬送物c
が持ち上げられるため、被搬送物cを中吊り状態に支持
して搬送できる。この場合、支持プレート6の圧着縁部
6aは被搬送物cのテーパー面に当接し、被搬送物cの
重量によってテーパー面に食い込むように作用している
ため、くさび効果により被搬送物cを完全に挟着して支
持できる。
【0021】この支持プレート6による被搬送物cの挟
着操作は、支持プレート6をケーブル21の牽引により
回動し、両支持プレート6,6を当初は起立させておく
ことにより簡単に行なうことができる。また、図2及び
図7に示すように外向きに傾斜した支柱13(14)に
沿って支持プレート6を昇降させ、所要の高さに支持プ
レート6を保持することで両支持プレート6,6間の間
隔を変更し、胴まわりの径の異なる被搬送物cに対して
も素早く対応して挟着することができる。更にまた、図
1の仮想線で示すように両支持車輪4,4を中央に寄せ
れば、神社の階段脇に設けられている側溝等の上の幅が
狭い傾斜面の通路でも使用可能である。
【0022】次に、被搬送物を半自動的に挟着できるよ
うにした手押し運搬車を説明する。図8乃至図19にお
いて、31は下部フレーム、32は上部フレームであ
り、下部フレーム31は二股状に分岐して左右の水平フ
レーム部31a,31aと立ち上がった状態の門形フレ
ーム部31bを備えている。この門形フレー部31bを
介して下部フレーム31には傾斜状態に置かれた上部フ
レーム32が下端部32a側でネジ止め等により結合し
ている。なお、左右の水平フレーム部31a,31aの
先端側は下方へ折り曲げられている。
【0023】左右一対の支持車輪33,33が下部フレ
ーム31の水平フレーム部31a,31aに横架固定さ
れた車軸34に回転かつ移動可能に支持されている一
方、下部フレーム31の水平フレーム部31a,31a
には相対向する内側縁が被搬送物cの圧着縁部35aに
形成されている支持プレート35,35が垂直軸36と
水平軸37に対しそれぞれ回動可能に取り付けられてい
る。この両支持プレート35,35は、回動範囲を規制
する後述のストッパー38a,38b間を上記垂直軸3
6に対し回動できて各各の外側端が互いに離間する方向
に付勢され、かつ、水平状態の姿勢で回動ができるよう
に保持バネ39によりそれぞれ保持されている。
【0024】また、支持プレート35はベルクランク状
に形成され、圧着縁部35aの中間部分は円弧状に湾曲
して逃げ35bに形成されており、この逃げ35bを除
いた圧着縁部35aの部分にゴム製の滑り止め35cが
取り付けられている。支持プレート35、垂直軸36、
水平軸37及び後述する調整ネジ40が装着されている
支持枠41はコの字状断面形であって、下部フレーム3
1の水平フレーム部31a上に固定した後述の受け枠4
8上に移動可能に設けられている。
【0025】そして、前述した保持バネ39は、支持プ
レート35と支持枠41の間に、支持プレート35側に
向かって下り勾配とした傾斜状態で掛け止められてお
り、42は支持枠41上に立設した止め軸、43は支持
プレート35の外側端に突設した止め片であって、保持
バネ39は止め軸42と止め片43に掛け止められてい
る。
【0026】垂直軸36は支持プレート35の中央部に
穿設した窓穴35dを緩く貫通して支持枠41に縦架さ
れ、ワッシャ44を介して止めネジ45により支持枠4
1に固定されており、36aは垂直軸36の下端に設け
た抜け止め用の鍔部である。一方、水平軸37は支持プ
レート35の下側に位置して垂直軸36に挿通され、そ
の両端部37a,37aは支持プレート35の下面に固
定されているコの字形の受け部46,46にそれぞれ挿
着されていて、支持プレート35を回動可能に支持して
いる。
【0027】また、支持プレート35には垂直軸36を
中心として円弧状に湾曲した案内孔35eが穿設され、
この案内孔35eを貫通して支持枠41に調整ネジ40
が縦架されている。調整ネジ40の下部側は支持枠41
を移動可能に支えている受け枠48の下面より突出し
て、その雄ネジ部40aには固定ナット47が螺合して
おり、この固定ナット47は受け枠48の下面に固定さ
れている回転防止板49,49の間にあって、調整ネジ
40の締め付けにより支持枠41を受け枠48上の調整
位置に固定できる。
【0028】即ち、受け枠48には調整ネジ40を貫通
させている案内長孔50が上記回転防止板49と対応さ
せて直線状に設けられ、調整ネジ40は案内長孔50に
より支持プレート35とともに支持枠41を移動させて
固定できる。そして、支持枠41の上板部41a下面に
は支持プレート35が当接できる突起51が突設され、
保持バネ39の牽引作用により常時は支持プレート35
を水平状態に保持している。
【0029】支持枠41の上板部41aには支持プレー
ト35に穿設されている回動防止穴35fに係入できる
ロックピン52が設けられ、支持プレート35が保持バ
ネ39に抗して回動した作動時の極限では回動防止穴3
5fにロックピン52が係入し、垂直軸36を中心とし
た支持プレート35の回動を阻止する。なお、前述した
ストッパー38a,38bは受け枠48の両側壁48a
の一部を外方へ若干拡げて形成されており、支持プレー
ト35が回動して後方のストッパー38bに当接する
と、回動防止穴35fにロックピン52が係入できる。
【0030】一方、支持車輪33,33はそれぞれスリ
ーブ53を介して車軸34に支持されており、このスリ
ーブは53は、支持車輪33,33を車軸34上に正規
の車輪間隔とそれより狭い車輪間隔の位置で支持できる
ように、該車軸34とは2ヶ所で択一的に係止可能であ
る。即ち、車軸34には、該車軸34の中央に固定され
ている車輪止め54両側の各各2ケ所に、両スリーブ5
3をそれぞれ係止できる係止溝34a,34aを円周方
向に沿って設け、この係止溝34aにはスリーブ53に
螺装した孫止具55が係入して、車軸34とスリーブ5
3を結合し、そのスリーブ53上に支持車輪33を回転
可能に支持している。係止具55の構造の具体的説明は
図24により後述する。
【0031】以上の構成によれば、植木鉢やバケツ等の
被搬送物cを左右一対の支持プレート35,35間に位
置させて、運搬車を前進させると、支持プレート35,
35は被搬送物cに当って押され、後方へ向かって回動
する。そして、支持プレート35,35は後方の各スト
ッパー38bに当って停止し、被搬送物cの胴まわり部
分を挟着する。この状態で上部フレーム32をハンドル
部により押し下げると、下部フレーム31は傾斜して被
搬送物cが持ち上げられるため、両支持プレート35,
35は該被搬送物cの重量によって胴まわり部分を強く
挟着し、被搬送物cを中吊り状態に支持して搬送でき
る。
【0032】この場合、支持プレート35の圧着縁部3
5aは被搬送物cのテーパー面に当接し、被搬送物cの
重量によってテーパー面に食い込むように作用している
ため、くさび効果により被搬送物cを完全に挟着して支
持できる。そして、前述したように、支持フレーム35
の回動防止穴35fにロックピン52が係入して、支持
フレーム35を不動に保持するため、被搬送物cを更に
安定させて支持することができる。
【0033】また、調整ネジ40により両支持プレート
35間の間隔を調整することで、胴径の異なる被搬送物
cに対しても素早く対応して挟着することができる。更
にまた、先の発明と同様に両支持車輪33,33を中央
に寄せれば、神社の階段脇に設けられている側溝等の上
の幅が狭い傾斜面の通路でも使用可能である。
【0034】次いで、調整操作を不要として被搬送物の
胴まわりの大きさに対応できるようにした手押し運搬車
を説明する。図20乃至図24において、61は下部フ
レーム、62は上部フレームであり、下部フレーム61
は二股状に分岐して左右の水平フレーム部61a,61
bと立ち上がった状態の門形フレーム部61cを備えて
いる。この門形フレー部61cを介して下部フレーム6
1には傾斜している上部フレーム62が下端部62a側
でネジ止め等により結合し、また、左右の水平フレーム
部61a,61bの先端側は下方へ折り曲げられてい
る。
【0035】左右一対の支持車輪63,63が下部フレ
ーム61の水平フレーム部61a,61bに横架固定さ
れた車軸64に回転かつ移動可能に支持されており、一
方、水平フレーム部61a,61b間には被搬送物cの
胴まわり部分に当接できる受けロッド65が上記支持車
輪63側に近づけて横架固定されている。この受けロッ
ド65と対向させて、該受けロッド65との間に被搬送
物cの胴まわり部分を挟着できるように湾曲している支
持アーム66が一方の水平フレーム部61a上に回動可
能に取り付けられ、その支持アーム66の自由端66a
側の上部には掛け止め用の突条67が突設されている。
【0036】そして、突条67が択一的に係止できる複
数個のノッチ69が下側部に設けられているラチェット
レバー68が他方の水平フレーム部61b上に縦添えさ
れて回動可能に取り付けられており、68aはその支持
袖部である。ラチェットレバー68は第1戻しバネ70
の作用下で水平保持ストッパー71により常時は水平フ
レーム部61b上に所定の間隔を設けて水平に保持され
ている。この場合、所定の間隔とは、支持アーム66が
ラチェットレバー68側に回動してきて水平フレーム部
61bとの間に挟まれ、突条67がノッチ69の一つと
係止できる間隔である。
【0037】72は支持アーム66の枢軸(垂直軸)、
73はラチェットレバー68の枢軸(水平軸)である。
なお、水平フレーム部61b上に臨んでいる部分の受け
ロッド65にバネ受け74が固定されており、第1戻し
バネ70はバネ受け74の前部74aとラチェットレバ
ー68下面との間に張設されている。また、水平保持ス
トッパー71には枢軸73より前に位置させてラチェッ
トレバー68に螺着した保持ネジが用いられ、該ネジの
下端は水平フレーム部61b上に当接して、ラチェット
レバー68を水平に保持している。
【0038】ラチェットレバー68の後端68bの回動
通路上に臨ませて、該後端68bが凹み部75aに係止
して(図23を参照)ラチェットレバー68を傾斜状態
に保持できる解除用レバー75が水平フレーム部61b
に回動可能に取り付けられており、76はその枢軸であ
る。解除用レバー75は第2戻しバネ77の作用下でス
トッパー78により常時はほぼ垂直に保持されている。
第2戻しバネ77はバネ受け74の後部74bと解除用
レバー75との間に掛け止められており、ストッパー7
8は水平フレーム部61bに突設した凸部である。
【0039】一方、支持車輪63,63は、前述した両
発明の手押し運搬車と同様に、スリーブ79を介して車
軸64に支持されており、このスリーブ79は、支持車
輪63,63を車軸64上に正規の車輪間隔とそれより
狭い車輪間隔の位置で支持できるように、該車軸64と
は2ケ所で択一的に係止可能である。即ち、車軸64に
は、該車軸64の中央に固定されている車輪止め80両
側の各々2ヶ所に、両スリーブ79をそれぞれ係止でき
る係止溝64a,64aを円周方向に沿って設け、この
係止溝64aにはスリーブ79に螺装した係止具81が
係入して、車軸64とスリーブ79を結合している。
【0040】係止具81は、図24に示すように嵌合ス
リーブ79に螺装した保持筒81aと、該保持筒81a
の下端が開口している収容部81bに収容されているス
プリング81c及びボール81dと、スリーブ79上で
保持筒81aに螺合したロックナット81fにより構成
されている。そして、ボール81dは、収容部81bか
ら脱落しないように収容部81bの縮径した口縁部81
eにより保持されて、車軸64の係止溝64aに係入
し、支持車輪63の支持位置を確定している。
【0041】以上の構成によれば、支持アーム66が図
20の仮想線により示されている状態に置かれている両
水平フレーム部61a,61b間に被搬送物cを位置さ
せて、該被搬送物cの胴まわり部分に受けロッド65が
当るまで運搬車を前進させ、この位置で支持アーム66
をラチェットレバー68側へ回動させると、受けロッド
65との間に被搬送物cを挟着して、突条67はノッチ
69の一つと係止して挟着状態を保持できる。
【0042】この状態で上部フレーム62をハンドル部
により押し下げると、下部フレーム61は傾斜して被搬
送物cが持ち上げられるため、受けロッド65と支持ア
ーム66は被搬送物cの重量によってその胴まわり部分
を強く挟着し、被搬送物cを中吊り状態に支持して搬送
できる。なお、図22に示すようにサイズの異なる被搬
送物cに対しても、支持アーム66を被搬送物cに当接
できるまで回動させて、突条67が択一的に係止するノ
ッチ69により調整できるため、各サイズに合わせた調
整は不要である。
【0043】そして、搬送後、被搬送物cの支持を解除
するには、ラチェットレバー68の後端68b寄り部分
を踏み下げて、該後端68bを解除用レバー75の凹み
部75aに係止し、ラチェットレバー68を図23に示
すように傾斜状態に保持すればよい。この状態で搬送車
を後退させれば、支持アーム66は被搬送物cに押され
て回動し、被搬送物cから離脱できる。ラチェットレバ
ー68を復帰させるには解除用レバー75を後方へ押し
てラチェットレバー68との係止を外せばよく、ラチェ
ットレバー68は第1戻しバネ70の弾発性で水平状態
に戻る。
【0044】また、先の発明と同様に両支持車輪63,
63を中央に寄せれば、神社の階段脇に設けられている
側溝等の上の幅が狭い傾斜面の道路でも使用可能であ
り、その車輪間隔の変更も前述した係止具81の使用で
容易迅速にできる。なお、図面中、82は受けアーム6
5と支持アーム66の被搬送物挟着部分にそれぞれ装着
したゴム製の滑り止め、20,56,83はそれぞれス
リーブ10,53,79の位置決め用スナップリングで
ある。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、例えば、
比較的大型である植木鉢等の被搬送物の各種サイズに対
応できると共に、簡単な操作で安直に使用できる利点が
ある。そして、チャック機構とリフト機構が併設されて
いる従来の手押し運搬車と異なり、構造は極めて簡単で
軽量であるから、搬送に要する労力を著しく軽減できる
ことは勿論、被搬送物を自体の重量を利用して完全に挟
着し支持できることと相俟って、搬送作業の安全性を一
段と向上できる。また、支持車輪の間隔を容易に変更で
きて狭い道幅にも対応できる等、その実用的価値は極め
て多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を一部切欠いて示す平
面図である。
【図2】図1に示すものの一部を省略した正面図であ
る。
【図3】図1に示すものの側面図である。
【図4】図1における支持プレートとその周辺部を拡大
して示す部分平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図5におけるクランプ金具とその周辺部を示す
斜視図である。
【図7】図1における片側の支持プレートの動作状態を
示す拡大正面図である。
【図8】請求項3の発明の実施例を一部切欠いて示す平
面図である。
【図9】図8に示すものの一部を省略した側面図であ
る。
【図10】図1に示すものの動作状態を示す部分平面図
である。
【図11】図1に示すものの動作直前の状態を示す部分
平面図である。
【図12】図10における片側の支持プレートの動作状
態を示す正断面図である。
【図13】図8における片側の支持プレートの前進調節
状態を示す正断面図である。
【図14】図8における支持プレートの底面図である。
【図15】図8における支持プレートの支持部分を調整
ネジに沿って切断した断面図である。
【図16】図8における受け枠を上方より見た斜視図で
ある。
【図17】図16に示すものを下方より見た斜視図であ
る。
【図18】図8における支持枠を上方より見た斜視図で
ある。
【図19】図19に示すものを一部切断して下方より見
た斜視図である。
【図20】請求項5の発明の実施例を一部切欠いて示す
平面図である。
【図21】図20に示すものの一部を省略した側面図で
ある。
【図22】図20に示すものが小径の被搬送物を挟着し
た場合の要部平面図である。
【図23】図21に示すもののラチェットレバーを解放
した状態の側平面図である。
【図24】図20における係止具の装着状態を拡大して
示す断面図である。
【符号の説明】
1は下部フレーム、1aは水平フレーム部、2は上部フ
レーム、2aは下端部、3は握り部、4は支持車輪、5
は車軸、6は支持プレート、6aは圧着縁部、7は水平
軸、8はストッパー、9は保持バネ、10はスリーブ、
12は係止具、21はケーブル、21aは一端、21b
は他端、22はレバー、31は下部フレーム、31aは
水平フレーム部、32は上部フレーム、32aは下端
部、33は支持車輪、34は車軸、35は支持プレー
ト、35aは圧着縁部、36は垂直軸、37は水平軸、
38a,38bはストッパー、39は保持バネ、40は
調整ネジ、53はスリーブ、55は係止具、61は下部
フレーム、61a,61bは水平フレーム部、62は上
部フレーム、62aは下端部、63は支持車輪、64は
車軸、65は受けロッド、66は支持アーム、66aは
自由端、67は突条、68はラチェットレバー、68b
は後端、69はノッチ、70は第1戻しバネ、71は水
平保持ストッパー、75は解除用レバー、77は第2戻
しバネ、78はストッパー、79はスリーブ、81は係
止具である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の支持車輪により支持されてい
    る下部フレームと、この下部フレームに下端部側が結合
    して斜め上方へ延びる上部フレームとを備え、下部フレ
    ームは二股状に分岐していて、その分岐した左右の水平
    フレーム部には相対向する内側縁が被搬送物の圧着縁部
    に形成されている左右の支持プレートを水平軸に対しそ
    れぞれ回動可能に取り付け、この両支持プレートはスト
    ッパーと保持バネにより常時は所定の傾斜状態にそれぞ
    れ保持されていると共に、相互の間隔が変更可能に支持
    されていることを特徴とする手押し運搬車。
  2. 【請求項2】 上部フレームに握り部を形成し、この握
    り部にレバーを取り付けて、左右の支持プレートを回動
    させる一対のケーブルの各一端が該左右の支持プレート
    にそれぞれ取り付けられ、その一対のケーブルの各他端
    が上記レバーに取り付けられていることを特徴とする請
    求項1記載の手押し運搬車。
  3. 【請求項3】 左右一対の支持車輪により支持されてい
    る下部フレームと、この下部フレームに下端部側が結合
    して斜め上方へ延びる上部フレームとを備え、下部フレ
    ームは二股状に分岐していて、その分岐した左右の水平
    フレーム部には相対向する内側縁が被搬送物の圧着縁部
    に形成されているベルクランク状に湾曲した左右の支持
    プレートを垂直軸と水平軸に対しそれぞれ回動可能に取
    り付け、この両支持プレートは、前後に位置させて設け
    られているストッパー間を上記垂直軸に対し回動できて
    各各の外側端が互いに離間する方向に付勢されるよう
    に、かつ、水平状態の姿勢で回動ができるように保持バ
    ネによりそれぞれ保持されていることを特徴とする手押
    し運搬車。
  4. 【請求項4】 左右の支持プレートは対向方向に対して
    互いに移動可能に支持され、その移動位置で調整ネジに
    より固定できるようにしたことを特徴とする請求項3記
    載の手押し運搬車。
  5. 【請求項5】 左右一対の支持車輪により支持されてい
    る下部フレームと、この下部フレームに下端部側が結合
    して斜め上方へ延びる上部フレームとを備え、下部フレ
    ームは二股状に分岐していて、その分岐した左右の水平
    フレーム部間には上記支持車輪側に近づけて被搬送物の
    胴まわり部分に当接できる受けロッドが横架固定され、
    この受けロッドと対向させて該受けロッドとの間に被搬
    送物の胴まわり部分を挟着できるように湾曲した支持ア
    ームを一方の水平フレーム部上に回動可能に取り付け
    て、その支持アームの自由端側に設けた掛止用の突条が
    択一的に係止できる複数個のノッチが前端側より設けら
    れているラチェットレバーを他方の水平フレーム部上に
    縦添えして回動可能に取り付け、このラチェットレバー
    は第1戻しバネの作用下で水平保持ストッパーにより常
    時は水平フレーム部上に水平に保持されていることを特
    徴とする手押し運搬車。
  6. 【請求項6】 ラチェットレバーの後端の回動通路上に
    臨ませて、該後端が係止してラチェットレバーを傾斜状
    態に保持できる解除用レバーが回動可能に設けられ、こ
    の解除用レバーは第2戻しバネの作用下でストッパーに
    より常時はほぼ垂直に保持されていることを特徴とする
    請求項5記載の手押し運搬車。
  7. 【請求項7】 左右一対の支持車輪は下部フレームに横
    架固定された車軸にそれぞれスリーブを介して回転可能
    に、かつ、該車軸上を移動可能に支持され、各スリーブ
    は車軸上に係止可能に取り付けられていて、上記支持車
    輪の支持位置を変更できるようにしたことを特徴とする
    請求項1,2或いは請求項3,4又は請求項5,6記載
    の手押し運搬車。
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