JPH0832379A - ミキシングコンソール装置 - Google Patents

ミキシングコンソール装置

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Publication number
JPH0832379A
JPH0832379A JP6163889A JP16388994A JPH0832379A JP H0832379 A JPH0832379 A JP H0832379A JP 6163889 A JP6163889 A JP 6163889A JP 16388994 A JP16388994 A JP 16388994A JP H0832379 A JPH0832379 A JP H0832379A
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JP
Japan
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fader
command
signal processing
audio signal
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP6163889A
Other languages
English (en)
Inventor
Taisuke Amano
野 泰 典 天
Minoru Matsui
井 実 松
Eriko Kawabata
畑 江利子 川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のフェーダを同時に操作しても即座に各
フェーダに対応する音量レベルを変化させ、応答性を速
くする。 【構成】 オーディオ信号処理部109と、複数のフェ
ーダ101と、フェーダ状態検知手段105と、フェー
ダ値読取手段102と、読み取ったフェーダ値をメモリ
手段104に書き込むメモリ書込手段103と、コマン
ド生成手段106と、コマンド送信手段108と、制御
手段107とを備え、制御手段107は、フェーダ状態
検知手段105においていずれかのフェーダが動かされ
たのを検知したとき、コマンド生成手段106を動作さ
せてメモリ手段104に格納されている全フェーダの値
をデータとして持つコマンドを生成し、オーディオ信号
処理部109へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のオーディオ信号
をミキシングして出力するミキシングコンソール装置、
特にフェーダやロータリノブをデジタル制御するような
デジタルミキシングコンソール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のデジタルミキシングコンソ
ール装置の一般的な構成を示している。図5において、
501はスイッチやLEDやフェーダ等を有する操作部
であり、ここで操作者が操作を行なうと、操作部501
は、その操作に対応したコマンドをオーディオ信号処理
部502に対して送信し、オーディオ信号処理部502
は、そのコマンドを受信すると、その内容に対応した信
号処理を行なう。
【0003】図6はフェーダが操作された場合に送信さ
れるコマンドのフォーマットを示している。図6におい
て、601はフェーダ操作を表すコマンドコードであ
り、特定のコードが予めシステムで決められている。6
02はフェーダの番号を表すデータで、複数のフェーダ
の中でどのフェーダが操作されたかを表す。603はフ
ェーダの位置を表すデータで、フェーダの下端から上端
までの範囲を幾つかに分割し、そのうちのどの位置にフ
ェーダを動かすかを表す。フェーダの位置を表す方法と
しては、絶対的な位置を表すデータを用いる方法や現在
のフェーダの位置に対する相対的な位置を表すデータを
用いる方法や現在のフェーダの位置に対する相対的な位
置を表すデータを用いる方法、あるいはオーディオ信号
処理部502での処理が行ない易い形式のデータ(例え
ばDSPへ信号処理を行なう場合はDSPに与える係
数、VCA(電圧制御増幅器)でV制御する場合はその
制御電圧値など)を用いる方法がある。
【0004】このように、上記従来のミキシングコンソ
ール装置では、フェーダ操作が行なわれた場合には、そ
のコマンドが操作部からオーディオ信号処理部へ送信さ
れ、オーディオ信号処理部は、そのコマンドを受信する
とその内容に従って信号処理を行なう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のミキシングコンソール装置では、フェーダ操作を行
なったときに送信されるコマンドは、1つのフェーダの
データしか持たないため、操作部からオーディオ信号処
理部へは操作されたフェーダの数と同じ数のコマンドが
送信されるため、オーディオ信号処理部ではその全ての
コマンドを受信して処理するまでに時間がかかり、その
結果としてフェーダを操作してから遅れて音量レベルが
変化するという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、複数のフェーダを同時に操作しても即座に各フ
ェーダに対応する音量が変化する応答性に優れたミキシ
ングコンソール装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のミキシングコン
ソール装置は、上記目的を達成するために、オーディオ
信号処理部と、複数のフェーダと、そのフェーダの動作
状態を検知するフェーダ状態検知手段と、フェーダの値
を読み取るフェーダ値読取手段と、読み取ったフェーダ
値をメモリ手段に書き込むメモリ書込手段と、オーディ
オ信号処理部に送信するコマンドを生成するコマンド生
成手段と、オーディオ信号処理部にコマンドを送信する
コマンド送信手段と、コマンド生成手段を制御する制御
手段とを備えたものである。
【0008】本発明はまた、フェーダ値読取手段は、定
周期で各フェーダの値を読み取り、メモリ書込手段を動
作させて読み取ったフェーダ値をメモリ手段に書き込
み、制御手段は、フェーダ状態検知手段においていずれ
かのフェーダが動かされたのを検知したとき、コマンド
生成手段を動作させてメモリ手段に格納されている全フ
ェーダの値をデータとして持つコマンドを生成し、コマ
ンド送信手段はコマンド生成手段により生成されたコマ
ンドをオーディオ信号処理部へ送信するようにしたもの
である。
【0009】
【作用】したがって、本発明によれば、複数のフェーダ
を同時に操作しても、1つのコマンドが操作部からオー
ディオ信号処理部へ送信されるだけなので、オーディオ
信号処理部において複数のフェーダ操作に対する処理時
間を短縮することができ、複数のフェーダを同時に操作
しても即座に各フェーダに対応する音量レベルを変化さ
せることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における機
能ブロック図である。図1において、101はオーディ
オ信号の音量レベルを調整するためのフェーダであり、
本実施例のミキシングコンソール装置では16本のフェ
ーダを有している。102はフェーダ101の全ての値
を読み取るフェーダ値読取手段、103はフェーダ値読
取手段102が読み取ったフェーダ値をメモリ手段10
4に書き込むメモリ書込手段であり、メモリ手段104
には全てのフェーダ値が記憶される。105はフェーダ
101が静止しているかあるいは動かされたかを検知す
るフェーダ状態検知手段、106はオーディオ信号処理
部109に対して送信するコマンドを生成するコマンド
生成手段、107はフェーダ状態検知手段105の検知
出力に基づいてコマンド生成手段106を制御する制御
手段、108はコマンド生成手段106によって生成さ
れたコマンドをオーディオ信号処理部109へ送信する
コマンド送信手段である。
【0011】図2は本実施例の回路ブロック図である。
図2において、201はフェーダ101の電圧値を25
6段階のデジタル値に変換するアナログ/デジタル変換
器、202はアナログ/デジタル変換器201により変
換された全てのフェーダ値を10ms(ミリセコンド)
周期で読み取る定周期スキャン回路であり、アナログ/
デジタル変換器201と定周期スキャン回路202とに
より図1におけるフェーダ値読取手段102を実現して
いる。203は定周期スキャン回路202から出力され
る全フェーダ値を記憶するメモリであり、このメモリ2
03内には、全フェーダの最新の値と前回のスキャン時
の値とがそれぞれ記憶されている。204は様々な制御
を行なうCPUであり、このCPU204がメモリ20
3に記憶されている最新のフェーダの値と前回のスキャ
ン時の値とを比較することにより、図1におけるフェー
ダ状態検知手段105を実現し、またCPU204がメ
モリ203に記憶されているフェーダの値に基づいてオ
ーディオ信号処理部109へ送信するコマンドを生成す
ることにより、図1におけるコマンド生成手段106を
実現している。205はCPU204で生成されたコマ
ンドをオーディオ信号処理部109へ送信するための伝
送路の電気的特性をRS−422に変換するRS−42
2ドライバである。
【0012】図3は本実施例におけるフェーダ操作時に
送信されるコマンドのフォーマットを示している。図3
において、302はコマンドの属性を示すコマンドID
であり、1バイトを用いて表す。本実施例におけるフェ
ーダコマンドのコマンドID302は00h(16進
数)としている。303はフェーダの操作を表すコマン
ドコードであり、1バイトを用いて表す。本実施例にお
けるフェーダコマンドのコマンドコード303は0Dh
としている。304はフェーダの位置を表すデータであ
り、1本のフェーダのデータを1バイトで表し、全フェ
ーダのデータを16バイト用いて表している。これらの
各値は、フェーダ101から出力される電圧値をアナロ
グ−デジタル変換した値であり、00hからFFhまで
の256段階の値をとる、301はこのコマンドが何バ
イトで構成されているかを表すバイトカウントであり、
コマンドID302とコマンドコード303とデータ部
分304のバイト数の合計を1バイトを用いて表す。本
実施例において、フェーダコマンドは18バイトで構成
されるので、バイトカウント301は12hとなる。3
05はコマンドの送受信が正しく行なわれたかどうかを
チェックするためのチェックコードであり、コマンドI
D302とコマンドコード303とデータ部分304の
全てのバイトを加算して得られる結果の下位1バイトを
用いて表す。このチェックコード305は、その時々の
フェーダの位置データの値により変化する。
【0013】次に上記実施例の動作について図1および
図4のフロー図を参照しながら説明する。まず、ステッ
プ401で、制御手段107は、フェーダ状態検知手段
105の出力により、16本のフェーダのうちのいずれ
かのフェーダが動かされたことを検知するとステップ4
02に移る。ステップ401において全てのフェーダが
静止している場合は何も動作は行なわない。ステップ4
02では、メモリ手段104に記憶されている16本の
フェーダの最新の値を読み出してステップ403に移
る。ステップ403では、コマンド生成手段106を動
作させて、読み出したフェーダの値に基づき図3に示す
フォーマットのコマンドを生成する。ステップ404で
はコマンド生成手段106により生成されたコマンド
が、コマンド送信手段108によってオーディオ信号処
理部109へ送信される。
【0014】このように、上記実施例によれば、フェー
ダ101が操作された場合にオーディオ信号処理部10
9へ送信されるコマンドは、全てのフェーダのデータを
持つフォーマットであるため、複数のフェーダ101を
同時に操作してもオーディオ信号処理部109で多くの
コマンドを処理する必要がなく、その結果、フェーダ操
作に対して即座に各フェーダに対応する音量レベルを変
化させることができるという効果を有する。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、複数のフェーダを同時に操作しても、1つのコマン
ドが操作部からオーディオ信号処理部へ送信されるだけ
なので、オーディオ信号処理部において複数のフェーダ
操作に対する処理時間を短縮することができ、複数のフ
ェーダを同時に操作しても、即座に各フェーダに対応す
る音量レベルを変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるミキシングコンソー
ル装置の機能概略ブロック図
【図2】同装置の回路ブロック図
【図3】同装置のフェーダコマンドのフォーマット図
【図4】同実施例の制御手順を示すフロー図
【図5】従来のミキシングコンソール装置の外観図
【図6】同装置のフェーダコマンドのフォーマット図
【符号の説明】
101 フェーダ 102 フェーダ値読取手段 103 メモリ書込手段 104 メモリ手段 105 フェーダ状態検知手段 106 コマンド生成手段 107 制御手段 108 コマンド送信手段 109 オーディオ信号処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ信号処理部と、複数のフェー
    ダと、前記フェーダの動作状態を検知するフェーダ状態
    検知手段と、フェーダの値を読み取るフェーダ値読取手
    段と、読み取ったフェーダ値をメモリ手段に書き込むメ
    モリ書込手段と、前記オーディオ信号処理部に送信する
    コマンドを生成するコマンド生成手段と、前記オーディ
    オ信号処理部にコマンドを送信するコマンド送信手段
    と、前記コマンド生成手段を制御する制御手段とを備え
    たミキシングコンソール装置。
  2. 【請求項2】 フェーダ値読取手段は、定周期で各フェ
    ーダの値を読み取り、メモリ書込手段を動作させて読み
    取ったフェーダ値をメモリ手段に書き込み、制御手段
    は、フェーダ状態検知手段においていずれかのフェーダ
    が動かされたのを検知したとき、コマンド生成手段を動
    作させてメモリ手段に格納されている全フェーダの値を
    データとして持つコマンドを生成し、コマンド送信手段
    によりオーディオ信号処理部へ送信することを特徴とす
    る請求項1記載のミキシングコンソール装置。
JP6163889A 1994-07-15 1994-07-15 ミキシングコンソール装置 Pending JPH0832379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163889A JPH0832379A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ミキシングコンソール装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6163889A JPH0832379A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ミキシングコンソール装置

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Publication Number Publication Date
JPH0832379A true JPH0832379A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15782731

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6163889A Pending JPH0832379A (ja) 1994-07-15 1994-07-15 ミキシングコンソール装置

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JP (1) JPH0832379A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258780A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Yamaha Corp 半導体集積回路及び音響信号処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007258780A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Yamaha Corp 半導体集積回路及び音響信号処理装置

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