JPH083229B2 - 泡消火配管の施工方法 - Google Patents

泡消火配管の施工方法

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JPH083229B2
JPH083229B2 JP62331353A JP33135387A JPH083229B2 JP H083229 B2 JPH083229 B2 JP H083229B2 JP 62331353 A JP62331353 A JP 62331353A JP 33135387 A JP33135387 A JP 33135387A JP H083229 B2 JPH083229 B2 JP H083229B2
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pipe
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登美男 藤山
忠夫 大河原
富士夫 西
佳範 前田
信夫 黒江
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Takenaka Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、手動遮断弁とスプリング力によって流路を
開放する側に付勢された自動弁を備えたパイプに、前記
自動弁を経て送り込まれた液体を空気と混合して消火用
の泡として噴出させる複数のノズルを設ける一方、前記
ノズルの近傍位置には、夫々、圧力空気が封入されたパ
イプと当該パイプに装備された温度ヒューズ利用の火災
検知器を配置して、当該パイプ内の圧力により前記自動
弁を、前記スプリング力に抗して閉弁状態に維持し、火
災時の熱によっていずれかの火災検知器の温度ヒューズ
が溶けると、パイプ内の圧力が抜けて、前記自動弁が開
動するように構成してある泡消火配管の施工方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、建物内に設けられた駐車場のように天井板のな
い部屋の天井部分に、泡消火配管を施工する場合、床面
上に足場を組むか、あるいは移動式の足場を設置し、足
場に乗った作業員が床面上の作業員から手渡された配管
用のパイプや継手等を上階の床版に垂下させた吊りボル
ト等の吊り治具に取り付けると共に、配管部品相互の組
立連結を行っていた。
そのため、配管部品の受け渡しに手間がかかり、しか
も足場上での不安定な組立作業(高所作業)となるた
め、作業能率が悪く、かつ品質の確保が難しく、安全上
も好ましくなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の従来欠点に鑑み、本発明は、泡消火配管の組立
を、非常に能率よく容易かつ安全に、しかも精度良く行
え、さらに、泡消火配管を吊り治具へ連結する作業も容
易に行えるようにした泡消火配管の施工方法を提案する
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的
手段は、次のとおりである。即ち、本発明の特徴は、手
動遮断弁とスプリング力によって流路を開放する側に付
勢された自動弁を備えたパイプに、前記自動弁を経て送
り込まれた液体を空気と混合して消火用の泡として噴出
させる複数のノズルを設ける一方、前記ノズルの近傍位
置には、夫々、圧力空気が封入されたパイプと当該パイ
プに装備された温度ヒューズ利用の火災検知器を配置し
て、当該パイプ内の圧力により前記自動弁を、前記スプ
リング力に抗して閉弁状態に維持し、火災時の熱によっ
ていずれかの火災検知器の温度ヒューズが溶けると、パ
イプ内の圧力が抜けて、前記自動弁が開動するように構
成してある泡消火配管を、上階の床版によって吊り下げ
支持された状態に施工するにあたり、略十字状に交差し
たパイプと当該パイプ間に架設されたパイプとから構成
され、且つ、作業員が床面に立って組立作業を行うに適
した高さに配置された水平状のパイプ製作業台と当該作
業台の中央部を支持して上昇駆動する可搬型リフターと
を床面に設置し、前記作業台の上で、前記泡消火配管を
組み立て、しかる後、前記可搬型リフターにより作業台
を上昇駆動して前記泡消火配管を所定高さに持ち上げた
状態で、当該泡消火配管を予め床版の所定位置に垂下さ
せてある複数の吊り治具に連結することにある。
〔作用〕
上記の構成によれば、略十字状に交差したパイプと当
該パイプ間に架設されたパイプとから構成された水平状
のパイプ製作業台を、作業員が床面に立って組立作業を
行うに適した高さに配置し、床面に立った作業員が、こ
のパイプ製作業台の上で泡消火配管の組立を行うため、
無理な作業姿勢を強いられることがなくて、組立作業が
容易であり、たとえ、泡消火配管の継手部分が作業台の
中央近くにあっても、作業台のパイプ間に形成された間
隙に入り込んで配管の接続が行えるので、作業台が組立
作業の障害物にならず、また、作業台の上に乗って組立
作業を行うのではないから、作業台から転落して怪我を
する危険性もない。
また、泡消火配管の組立後、可搬型リフターにより泡
消火配管を作業台ごと所定高さまで持ち上げ、予め床版
の所定位置に垂下させてある複数の吊り治具に連結する
際、吊り治具の垂れ下がっている位置が作業台の中央近
くであっても、作業台のパイプ間に形成された間隙から
吊り治具を操作することができ、作業台が障害物になら
ないので、吊り治具への泡消火配管の連結作業も容易に
行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示す。図にお
いて、Aは泡消火配管である。泡消火配管Aは、既知の
設備であって、次のように構成されている。即ち、配管
工事やメンテナンス等の際に手動で流路を遮断するため
の手動遮断弁1とスプリング力によって流路を開放する
側に付勢されたダイヤフラム式の自動弁2を備えたパイ
プ3に、前記自動弁2を経て送り込まれた液体を空気と
混合して消火用の泡として噴出させる複数のノズル4…
を設ける一方、前記ノズル4…の近傍位置には、圧力空
気が封入されたパイプ5と当該パイプ5に設備された温
度ヒューズ利用の火災検知器6…を配置して、当該パイ
プ5内の圧力により前記自動弁2を、前記スプリング力
に抗して閉弁状態に維持し、火災時の熱によっていずれ
かの火災検知器6の温度ヒューズが溶けると、パイプ5
内の圧力が抜けて、前記自動弁2が開動するように構成
してある。
この実施例では、上記の泡消火配管Aを、建物内部の
駐車場の天井部分に、次のようにして施工したのであ
る。
第1図、第2図(イ)に示すように、略十字状に交差
したパイプ7aと当該パイプ7aの先端部間に架設されたパ
イプ7bとから構成され、且つ、作業員が床面に立って組
立作業を行うに適した高さ(例えば床面から1m程度)に
配置された水平状のパイプ製作業台7と、当該作業台7
の中央部を支持して上昇駆動する高圧炭酸ガス利用の可
搬型リフター8とを床面9に設置し、前記作業台7の上
で、前記泡消火配管Aを組み立てる。
この場合、床面9に立った作業員が、適当な高さにあ
る作業台7の上で泡消火配管Aの組立を行うため、無理
な作業姿勢を強いられることがなくて、組立作業が容易
であり、たとえ、泡消火配管Aの継手部分が作業台7の
中央近くにあっても、作業台7のパイプ7a,7a、7b,7b間
に形成された間隙に入り込んで配管の接続が行えるの
で、作業台7が組立作業の障害物にならない。
また、作業台7の上に乗って組立作業を行うのではな
いから、可搬型リフター8で作業台7の中央部を支持し
ているだけであるにもかかわらず、作業台7が不意に傾
いて作業台7から転落するような危険性もない。
そして、泡消火配管Aの組立後、第2図(ロ)に示す
ように、可搬型リフターにより泡消火配管Aを作業台7
ごと所定高さまで持ち上げ、予め、上階の床版10の所定
位置に垂下させてある吊りボルト11とその下端部にねじ
込まれた締結金具12とで構成された複数の吊り治具13…
に連結する。
この場合、第1図〜第3図に示すように、吊り治具13
…の垂れ下がっている位置が作業台7の中央近くであっ
ても、作業台7のパイプ7a,7a、7b,7b間に形成された間
隙から吊り治具13…を操作することができ、作業台7が
障害物にならないので、吊り治具13…への泡消火配管A
の連結作業も容易に行うことができる。
このようにして前記泡消火配管Aの施工を終えたら、
可搬型リフター8により作業台7を下降させ、次の場所
へと移動して、同様な作業を行い、隣接する泡消火配管
A同士を接続することになる。
尚、泡消火配管Aを吊り治具13…に連結する作業は、
床面9に設置した図外の脚立等に乗って行うのである
が、前記締結金具12として、第4図、第5図に示す構造
のものを使用すれば、吊り治具13…に対する泡消火配管
Aの取付け作業を容易かつ迅速に行うことができる。即
ち、第4図、第5図に示す締結金具12はヒンジ14により
揺動開閉自在に枢支連結された帯状金属片15a,15bの一
方15aに、吊りボルト11と螺合するナット16を回転のみ
自在に取り付け、かつヒンジ14とは反対側の端部に折曲
形成した下向き片15a′に幅広部と幅狭部をもった貫通
孔17を形成し、他方の帯状金属片15bの自由端部には、
前記貫通孔17の幅広部に挿入される幅広部18aと前記貫
通孔17の幅狭部に嵌まり込むくびれ部18bを持った係止
片18を設け、当該係止片18を前記貫通孔17に挿入した状
態においては、前記係止片18の弾性復元力によって、前
記くびれ部18bが前記貫通孔17の幅狭部に嵌まり込んで
抜け止め機能が発揮されるようになっている。従って、
この締結金具12を用いれば、前記帯状金属片15b…を泡
消火配管Aのパイプ3,5に巻き付けて前記係止片18を貫
通孔17に挿入するといった単純な、言わばワンタッチ操
作によって、泡消火配管Aを吊り治具13に連結すること
ができる。前記可搬型リフター8としては、高圧炭酸ガ
スを利用したものの他、圧搾空気や油圧を利用したも
の、ねじ式のジャッキ機構を利用したもの等々、適宜選
択可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述した構成よりなり、略十字状に交差し
たパイプと当該パイプ間に架設されたパイプとから構成
された水平状のパイプ製作業台を、作業員が床面に立っ
て組立作業を行うに適した高さに配置し、床面に立った
作業員が、このパイプ製作業台の上で泡消火配管の組立
を行うため、無理な作業姿勢を強いられることがなく
て、組立作業を非常に能率よく容易かつ安全に、しかも
精度良く行え、たとえ、泡消火配管の継手部分が作業台
の中央近くにあっても、作業台のパイプ間に形成された
間隙に入り込んで配管の接続が行えるので、作業台が組
立作業の障害物にならず、また、作業台の上に乗って組
立作業を行うのではないから、作業台から転落して怪我
をする危険性もない。
また、泡消火配管の組立後、可搬型リフターにより泡
消火配管を作業台ごと所定高さまで持ち上げ、予め床版
の所定位置に垂下させてある複数の吊り治具に連結する
際、吊り治具の垂れ下がっている位置が作業台の中央近
くであっても、作業台のパイプ間に形成された間隙から
吊り治具を操作することができ、作業台が障害物になら
ないので、吊り治具への泡消火配管の連結作業も容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
斜視図、第2図(イ),(ロ)は施工手順の説明図、第
3図は泡消火配管の要部斜視図、第4図は吊り治具の斜
視図、第5図は吊り治具の断面図である。 A……泡消火配管、7……作業台、7a,7b……パイプ、
8……可搬型リフター。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 佳範 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (72)発明者 黒江 信夫 大阪府大阪市東区本町4丁目27番地 株式 会社竹中工務店大阪本店内 (56)参考文献 特公 昭40−24158(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動遮断弁1とスプリング力によって流路
    を開放する側に付勢された自動弁2を備えたパイプ3
    に、前記自動弁2を経て送り込まれた液体を空気と混合
    して消火用の泡として噴出させる複数のノズル4を設け
    る一方、前記ノズル4の近傍位置には、夫々、圧力空気
    が封入されたパイプ5と当該パイプ5に装備された温度
    ヒューズ利用の火災検知器6を配置して、当該パイプ5
    内の圧力により前記自動弁2を、前記スプリング力に抗
    して閉弁状態に維持し、火災時の熱によっていずれかの
    火災検知器6の温度ヒューズが溶けると、パイプ5内の
    圧力が抜けて、前記自動弁2が開動するように構成して
    ある泡消火配管Aを、上階の床版10によって吊り下げ支
    持された状態に施工するにあたり、略十字状に交差した
    パイプ7aと当該パイプ7a間に架設されたパイプ7bとから
    構成され、且つ、作業員が床面に立って組立作業を行う
    に適した高さに配置された水平状のパイプ製作業台7と
    当該作業台7の中央部を支持して上昇駆動する可搬型リ
    フター8とを床面に設置し、前記作業台7の上で、前記
    泡消火配管Aを組み立て、しかる後、前記可搬型リフタ
    ー8により作業台7を上昇駆動して前記泡消火配管Aを
    所定高さに持ち上げた状態で、当該泡消火配管Aを予め
    床版10の所定位置に垂下させてある複数の吊り治具13に
    連結することを特徴とする泡消火配管の施工方法。
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JP4916068B2 (ja) * 2001-09-20 2012-04-11 日本インター株式会社 複合半導体装置の製造方法

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