JPH08322944A - 気管拡張コイルおよびその挿嵌用器具、ならびに気管拡張コイルカートリッジおよびその挿入用器具 - Google Patents

気管拡張コイルおよびその挿嵌用器具、ならびに気管拡張コイルカートリッジおよびその挿入用器具

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JPH08322944A
JPH08322944A JP13543995A JP13543995A JPH08322944A JP H08322944 A JPH08322944 A JP H08322944A JP 13543995 A JP13543995 A JP 13543995A JP 13543995 A JP13543995 A JP 13543995A JP H08322944 A JPH08322944 A JP H08322944A
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JP
Japan
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coil
tracheal
trachea
tracheal expansion
expansion coil
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Application number
JP13543995A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Yamane
根 義 久 山
Shiroichi Hirabayashi
林 白 一 平
Masami Higashide
出 正 美 東
Masayuki Ohashi
橋 正 幸 大
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S II TEC KK
SENKO IKA KOGYO KK
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Keihin Hatsujyo Co Ltd
Original Assignee
S II TEC KK
SENKO IKA KOGYO KK
Senko Medical Instrument Manufacturing Co Ltd
Keihin Hatsujyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気管内の目的位置に安全、確実かつ容易に装
着することのできる気管拡張コイル、および当該気管拡
張コイルを目的位置に装着するための挿入用器具を提供
する。 【構成】 Ti−Ni系超弾性合金からなり気管内径に
ほぼ等しい外径を有するスパイラル状気管拡張コイルを
その内径より十分に小さい外径のコイル巻着棒11に縮
径状態に巻き付け、コイル保持キャップ12によって縮
径状態を保持したまま気管内に装入すると共に、コイル
保持キャップ12に連結された装入パイプ13をコイル
巻着棒11に連結されたロッド14に対して相対移動す
ることにより気管拡張コイルの縮径状態を解除して拡径
させ、当該コイルを気管内の目的位置に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気管の狭窄部を拡張
し、発咳や呼吸障害を解消するのに利用される気管拡張
コイルと、当該気管拡張コイルを気管内に挿入するため
の挿入器具、さらに、当該挿入器具に適用される交換用
カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、マルチーズ,シーズー,チワワ
などの小型愛玩犬によく発生する疾患として気管虚脱が
あり、慢性的な咳、呼吸困難を特徴とし、気管輪軟骨の
偏平化が認められる。
【0003】このような気管虚脱の治療には、ステンレ
ス製ジグザクばねの復元力を利用した内径確保用器具
(ステント)や、形状記憶合金の形状回復力を利用した
内径確保用器具による実験的検討が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステン
レス製の内径確保用器具においては、生体との親和性や
挿入の安定性に問題があり、実用化が難行している。
【0005】また、気管以外の消化管や胆菅などにおい
ては、形状回復温度を体温以上に設定した形状記憶合金
を利用し、体温以下の温度で縮径した内径確保用器具を
狭窄部に挿入したのち、ヒータを用いて間接加熱した
り、体温以上に加熱した生理的食塩水を直接注入したり
するすることによって菅内で形状回復させることによっ
て菅径を確保する方法が試みられているが、気管内にお
いては、このような形状回復手段を採ることができな
い。 さらに、例えば、特開平4−256759号公報
あるいは特開平6−209962号公報には、形状記憶
合金の形状回復温度を体温以下に設定した内径確保用器
具の提案がなされているが、挿入に際し、体温による温
度上昇によって、目的の狭窄部に達する前に内径確保用
器具が形状回復してしまうことがないとは言えず、目的
の位置まで縮径した状態を確実に保持し、かつその位置
において確実に形状回復させ得る手段の確立が難しく、
これら問題点の解消がこのような気管用内径確保用器具
を実用化する上での課題となっていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、従来の内径確保用器具におけ
る上記課題に着目してなされたものであって、気管内の
目的位置に安全、確実かつ容易に装着することのできる
気管拡張コイル、およびそのための挿嵌用器具、さらに
は当該気管拡張コイルを簡便かつ安全、衛生的に装着す
るに適した気管拡張コイルカートリッジおよび当該カー
トリッジを気管内に挿入するとともに気管拡張コイルを
目的位置に装着するための挿入用器具を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る気管拡張コイルは、気管の狭窄部に挿入することによ
り当該気管の内径を確保する気管拡張コイルであって、
Ti−Ni系超弾性合金線材を気管内径に略等しい外径
を有するスパイラルコイル状に成形してなる構成とし、
当該気管拡張コイルの実施態様として請求項2に係わる
気管拡張コイルにおいては、一端側にフック部を備えて
いる構成としたことを特徴としており、このような気管
拡張コイルの構成を前述した従来の課題を解決するため
の手段としている。
【0008】本発明の請求項3に係わる気管拡張コイル
の挿嵌用器具は、気管内径に略等しい外径を有するスパ
イラルコイル状に成形した超弾性合金線材からなる気管
拡張コイルを気管内に装着するための挿嵌用器具であっ
て、前記気管拡張コイルの内径より小さい外径を備えた
棒状をなし、先端部に当該気管拡張コイルの一端を係止
する係止溝を有すると共に、外周部に前記係止溝に連続
し、前記気管拡張コイルを巻き付けるためのスパイラル
状条溝を備えたコイル巻着棒と、前記コイル巻着棒の外
周側に摺動自在に嵌挿され、先端側に当該コイル巻着棒
に巻き付けられた気管拡張コイルの他端側に係合して当
該気管拡張コイルの巻装状態を保持する係合部を備えた
コイル保持キャップと、菅状をなし、前記コイル保持キ
ャップの基端側に連結された挿入パイプと、前記挿入パ
イプの中空部内に摺動自在に装入されると共に、前記コ
イル巻着棒の基端側に連結され、前記挿入パイプとの相
対移動によって前記気管拡張コイルのコイル保持キャッ
プとの係合状態を解除するロッドを備えた構成とし、当
該挿嵌用器具の実施態様として請求項4に係わる挿嵌用
器具においては、挿入パイプとロッドが可撓性を備えて
いる構成としており、同じく実施態様として請求項5に
係わる挿嵌用器具においては、前記コイル巻着棒のスパ
イラル状条溝を備えた部分の長さが気管拡張コイルの長
さと実質的に等しい構成としており、このような挿嵌用
器具の構成を前述した従来の課題を解決するための手段
としたことを特徴としている。
【0009】また、本発明の請求項6に係わる気管拡張
コイルカートリッジは、気管内径に略等しい外径を有す
るスパイラルコイル状に成形した超弾性合金線材からな
る気管拡張コイルを気管内に装着するためのカートリッ
ジであって、前記気管拡張コイルの内径より小さい外径
を備えた棒状をなし、先端部に係止溝を有すると共に、
外周部に前記係止溝に連続するスパイラル状条溝を備え
たコイル巻着棒と、前記コイル巻着棒の外周側に摺動自
在に嵌挿されたコイル保持キャップとを備え、前記コイ
ル巻着棒の係止溝に一端側を係止されスパイラル状条溝
に沿って巻装された気管拡張コイルの他端側を前記コイ
ル保持キャップにより係止し、当該気管拡張コイルを巻
装状態に保持してなる構成とし、当該気管拡張コイルカ
ートリッジの実施態様として請求項7に係わる気管拡張
コイルカートリッジにおいては、前記コイル巻着棒のス
パイラル状条溝を備えた部分の長さが気管拡張コイルの
長さと実質的に等しい構成としており、このような気管
拡張コイルカートリッジの構成を前述した従来の課題を
解決するための手段としたことを特徴としている。さら
に請求項8に係わる気管拡張コイルカートリッジの挿入
用器具は、請求項6あるいは請求項7記載の気管拡張コ
イルカートリッジを気管内に挿入するための挿入用器具
であって、菅状をなし、前記カートリッジのコイル保持
キャップの基端側に着脱自在に連結される挿入パイプ
と、前記挿入パイプの中空部内に摺動自在に装入される
と共に、前記カートリッジのコイル巻着棒の基端側に着
脱自在に連結され、前記挿入パイプとの相対移動によっ
てカートリッジの気管拡張コイルとコイル保持キャップ
との係合状態を解除するロッドを備えた構成とし、当該
気管拡張コイルカートリッジの挿入用器具の実施態様と
して請求項9に係わる挿入用器具においては、挿入パイ
プとロッドが可撓性を備えている構成としており、この
ような気管拡張コイルカートリッジおよび挿入用器具の
構成を前述した従来の課題を解決するための手段として
いる。
【0010】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる気管拡張コイ
ルは、気管の内径にほぼ等しい外径のスパイラルコイル
状をなすものであるから、気管内径より十分に小さい径
に巻き縮めた状態で容易に気管内に挿入され、目的の位
置において巻き縮め状態を解除してやることによって所
期の内径に拡がり気管の内径が確保される。 このとき
当該気管拡張コイルの素線は、Ti−Ni系超弾性合金
線材からなるものであるから、細径であっても十分な弾
性を有し、気管を所定の内径に保持する。 また、気管
内における拡径は、形状記憶効果を利用したものではな
く、コイル素線の弾性に基づくものであるから、ヒータ
や生理的食塩水などによる加熱の必要がなく、体温によ
る温度上昇によって目的位置に到達する前に拡径してし
まうこともないので目的の位置に確実に装着されること
になる。 さらに、Ti−Ni系超弾性合金は、耐蝕性
に優れ生体為害性が極めて少なく、当該気管拡張コイル
は生体への適合性にも優れたものとなる。 当該気管拡
張コイルの実施態様として請求項2に係わる気管拡張コ
イルは、一端側にフック部を備えているので、気管内へ
の装着に先立つ巻き縮めが容易なものとなる。
【0011】本発明の請求項3に係わる気管拡張コイル
の挿嵌用器具は、気管拡張コイルの内径よりも小さい外
径を有し、気管拡張コイルを巻き縮め状態に巻装するた
めのコイル巻着棒と、該コイル巻着棒の外周側に摺動自
在に嵌挿され、気管拡張コイルを巻き縮め状態に保持す
るためのコイル保持キャップと、コイル保持キャップの
基端側に連結された管状の挿入パイプと、挿入パイプ内
に摺動自在に装入され、コイル巻着棒の基端側に連結さ
れたロッドからなるものであるから、コイル巻着棒に巻
き縮め状態に巻装された気管拡張コイルを気管内の目的
位置、すなわち気管の狭窄部まで装入し、挿入パイプに
対してロッドを相対移動させることにより、コイル保持
キャップによる気管拡張コイルの巻き縮め状態が解除さ
れ、気管拡張コイルが所期の内径寸法に拡がって気管の
目的位置に装着される。 このとき気管拡張コイルを加
熱する必要はなく、目的位置に到達する前にコイル径が
拡がってしまうようなことはなく、目的位置に正確に装
着されことになる。 当該気管拡張コイルの挿嵌用器具
の実施態様として請求項4に係わる挿嵌用器具において
は、挿入パイプおよびロッドが可撓性を有しているの
で、気管の曲率に応じて適度に撓むことから、目的位置
までの挿入が容易に行われる。
【0012】本発明の請求項6に係わる気管拡張コイル
カートリッジは、上記気管拡張コイルの挿嵌用器具のコ
イル巻着棒の外周に、気管拡張コイルをコイル保持キャ
ップによって巻き縮め状態に保持したものであるから、
例えば本発明の請求項8に係わる気管拡張コイルカート
リッジの挿入用器具と組合わせて使用することによっ
て、当該気管拡張コイルの気管内への装着が円滑かつ速
やかに行われるようになる。 すなわち、このようなカ
ートリッジをあらかじめ滅菌消毒した状態で保管してお
き、施術に際して挿入用器具の挿入パイプおよびロッド
の先端に装着するようになすことによって、気管拡張コ
イルをその都度挿嵌用器具のコイル巻着棒に巻き付ける
必要がなくなり、施術が迅速かつ衛生的なものとなる。
また、本発明の請求項8に係わる気管拡張コイルカー
トリッジの挿入用器具は、カートリッジのコイル保持キ
ャップの基端側に着脱自在に連結される挿入パイプと、
該挿入パイプ内に摺動自在に装入され、カートリッジの
コイル巻着棒の基端側に着脱自在に連結されるロッドを
備えたものであるから、請求項6あるいは請求項7に係
わる気管拡張コイルカートリッジを挿入パイプとロッド
の先端に取付けることにより、請求項3に係わる挿嵌用
器具と同様の操作に基づいて、当該気管拡張コイルが気
管内の目的位置に、迅速かつ安全、衛生的に装着される
ことになる。さらに、気管拡張コイルの挿嵌用器具およ
び気管拡張コイルカートリッジの装入用器具の実施態様
として請求項4および請求項9に係わる挿嵌用器具およ
び装入用器具においては、挿入パイプおよびロッドが可
撓性を有しているので、気管の曲率に応じて適度に撓む
ことから、目的位置までの挿入が容易に行われる。 加
えて、気管拡張コイルの挿嵌用器具および気管拡張コイ
ルカートリッジの実施態様として請求項5および請求項
7に係わる挿嵌用器具および気管拡張コイルカートリッ
ジにおいては、コイル巻着棒のスパイラル状条溝を備え
た部分の長さが気管拡張コイルの長さと実質的に等しく
してあるので、気管拡張コイルの装着に際して、コイル
巻着棒と気管拡張コイルとの位置ずれがなくなり、目的
位置への気管拡張コイルの挿入が正確なものとなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて具体的に説明
する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係わる気管拡
張コイルの形状を示す斜視図であって、内径確保用器具
(ステント)として小型犬の気管虚脱の治療に用いられ
るものである。この実施例に係わる気管拡張コイル1
は、線形0.5mmのTi−Ni系超弾性合金線材を外
径11mm,長さ約60mmのスパイラルコイル状に成
形したものであり、その図中左側端部には、鉤状に曲げ
成形したフック部1aを備えている。
【0015】このような形状を備えた気管拡張コイル1
は、例えば図2に示すような挿嵌用器具を用いて気管内
に装入され、目的の患部(狭窄部)に装着される。
【0016】すなわち、図2は、本発明に係わる気管拡
張コイルの挿嵌用器具の一例を示すものであって、図に
示す挿嵌用器具10は、前記気管拡張コイル1を巻き縮
め(縮径)状態に巻き付けるためのコイル巻着棒11
と、このコイル巻着棒11外周部に摺動自在に嵌挿さ
れ、コイル巻着棒11に巻き付けられた気管拡張コイル
1を縮径状態に保持するコイル保持キャップ12と、ポ
リエチレン製パイプからなり、前記コイル保持キャップ
12の基端側に着脱自在に接続された管状の挿入パイプ
13と、18−8ステンレス鋼からなり、この装入パイ
プ13の中空部内に摺動可能に挿入され、前記コイル巻
着棒11の基端側に着脱自在に接続されたロッド14か
ら主に構成されており、これら挿入パイプ13とロッド
14の基端側(図中右側)は、若干の弾性を有する18
−8ステンレス鋼の帯板をU字状に曲げ成形した操作金
具15によって連結されており、操作金具15を握り込
むことによって、挿入パイプ13およびこれに接続され
たコイル保持キャップ12が、ロッド14およびコイル
巻着棒11に対して、図中矢印方向に移動するようにな
っている。
【0017】コイル巻着棒11は、図3(a)に拡大し
て示すように、この実施例では外径4mmの太径部11
aと、外径3mmの細径部11bからなり、太径部11
aの先端部(図中左側)には、気管拡張コイル1の一端
側に設けたフック部1aを係止するための係止溝11c
が形成してあると共に、太径部11aの外周部には、そ
のほぼ全長に亘って、幅0.5mmの半円形断面を有す
るスパイラル状の条溝11dが前記係止溝11cから連
続させて形成してあり、係止溝11cにフック部1aを
係止した気管拡張コイル1を条溝11dに沿って縮径状
態に巻き付けるようになっている。 そして、太径部1
1aの細径部11b側部分には、後述する割りピンを挿
入するためのピン孔11eが形成してあり、細径部11
bの基端側(図中右側)には、前記ロッド14の先端に
設けた雄ねじ14aに螺合する雌ねじ11fが設けてあ
る。 なお、前記太径部11aのスパイラル状条溝11
dを形成した部分の長さLは、前記気管拡張コイル1の
長さにほぼ等しくなるように60mmとしてある。
【0018】コイル保持キャップ12は、図3(b)に
拡大して示すように、約4.5mmの内径を有し、コイ
ル巻着棒11のスパイラル状条溝11dに沿って縮径状
態に巻き付けられた気管拡張コイル1の他端に係合し
て、当該気管拡張コイル1の縮径状態を保持する係合部
12aと、コイル巻着棒11の細径部11bの外径(3
mm)よりわずかに大きな内径を有し、外周部に前記挿
入パイプ13の先端に設けた雌ねじ13aに螺合する雄
ねじを形成した雄ねじ部12bからなり、コイル巻着棒
11の細径部11bに沿って摺動自在に嵌挿されるよう
になっている。さらに、係合部12aには、気管拡張コ
イル1をコイル巻着棒11に縮径状態に巻着するに際し
て、気管拡張コイル1の他端を係止するためのスリット
12cが形成してあると共に、気管拡張コイル1との係
合状態においてコイル巻着棒11のピン孔11eに連通
するピン孔12dが設けてあり、当該ピン孔12dおよ
び11eに割りピンを挿入することによって、コイル保
持キャップ12をコイル巻着棒11に対して一時的に固
定し、気管拡張コイル1がコイル巻着棒11から不用意
に外れないようにすることができるようになっている。
【0019】このような構造を有する挿嵌用器具10を
用いて気管拡張コイル1を気管内の目的位置(狭窄部)
に装着するには、まず、気管拡張コイル1の一端側に設
けたフック部1aを挿嵌用器具10のコイル巻着棒11
の先端部の係止溝11cに係止したのち気管拡張コイル
1の本体部分をコイル巻着棒11のスパイラル状条溝1
1dに沿って巻き付け、当該コイル1の他端をコイル保
持キャップ12の係合部12aに係止させることによ
り、気管拡張コイル1を縮径状態に保持する。
【0020】気管拡張コイル1をコイル保持キャップ1
2に係止するに際しては、気管拡張コイル1の他端側を
コイル保持キャップ12のスリット12cに嵌め込み、
この状態でコイル保持キャップ12をコイル1の他端方
向に回転させることによって気管拡張コイル1の他端側
をコイル保持キャップ12の係合部12a内に容易に嵌
合させることができる。 なお、これら作業を容易に行
うために、コイル巻着棒11およびコイル保持キャップ
12をロッド14および挿入パイプ13から取り外すこ
ともできる。 この場合には、気管拡張コイル1を巻着
したコイル巻着棒11およびコイル保持キャップ12を
ロッド14および挿入パイプ13に再度螺着するに当た
っては、ピン孔12dおよび11eに割りピンを挿入す
ることによってコイル巻着棒11にコイル保持キャップ
12を一時固定し、螺着時にコイル保持キャップ12が
位置ずれすることによって気管拡張コイル1がコイル巻
着棒11から外れないようにしておく。 コイル巻着棒
11およびコイル保持キャップ12がロッド14および
挿入パイプ13に螺着されたのちは、コイル保持キャッ
プ12が挿嵌用器具10の操作金具15の弾性力によっ
て気管拡張コイル1との係合方向に付勢されているの
で、割りピンを取り外したとしても気管拡張コイル1が
コイル巻着棒11から外れるようなことはない。
【0021】そして、気管拡張コイル1は、図4(a)
に示すように、その他端側がコイル保持キャップ12の
係合部12aに係止され、縮径状態が保持された状態で
気管内に挿入され、X線や内視鏡などによって目的位置
に到達したことを確認したのち、挿嵌用器具10の操作
金具15を握ることによって、図4(b)に示すよう
に、挿入パイプ13およびコイル保持キャップ12が矢
印方向に移動することから、気管拡張コイル1とコイル
保持キャップ12との係合状態が外れ、これによって、
図中に仮想線で示すように、気管拡張コイル1が拡径し
て、気管内の目的位置に装着され、患部の内径を拡げる
ことができる。
【0022】このとき、当該気管拡張コイル1の拡径
は、当該コイル1の超弾性によるものであるから、形状
回復温度を体温以上に設定した形状記憶合金製ステント
のように加熱する必要がなく、形状回復温度を体温以下
に設定した形状記憶合金製ステントのように患部に到達
する前に拡径してしまうようなこともない。
【0023】図5は、本発明に係わる気管拡張コイルカ
ートリッジの一実施例を示すものであって、図に示す気
管拡張コイルカートリッジ20は、図2に示した気管拡
張コイルの挿嵌用器具10のコイル巻着棒11に気管拡
張コイル1を縮径状態に巻装すると共に、コイル保持キ
ャップ12によって気管拡張コイル1を縮径状態に保持
し、コイル保持キャップ12およびコイル巻着棒11に
設けたピン孔12dおよび11eに割りピン21を挿入
することによって、コイル巻着棒11にコイル保持キャ
ップ12を一時固定したものである。
【0024】このような気管拡張コイルカートリジ20
は、例えば図6に示すような挿入用器具を用いて気管内
に装入され、目的の患部(狭窄部)に装入される。
【0025】すなわち、図6は、本発明に係わる気管拡
張コイルカートリッジの挿入用器具の一例を示すもので
あって、図に示す挿入用器具30は、実質的に、図2に
示した気管拡張コイルの挿嵌用器具10からコイル巻着
棒11およびコイル保持キャップ12を取り外した構造
のものであって、前記気管拡張コイルカートリジ20の
コイル保持キャップ12に着脱自在に接続される挿入パ
イプ13と、挿入パイプ13の中空部に装入され、カー
トリジ20のコイル巻着棒11に着脱自在に接続される
ロッド14と、これら挿入パイプ13とロッド14の基
端側(図中右側)を連結するU字状の操作金具15から
構成されている。
【0026】施術に際しては、当該装入用器具30のロ
ッド14および挿入パイプ13の先端のねじ部14aお
よび13aに前記気管拡張コイルカートリッジ20のね
じ部11fおよび12bを捩じ込むことによって装着す
ると共に、カートリッジ20のコイル巻着棒11にコイ
ル保持キャップ12を一時固定している割りピン21を
取り外したのち、前記気管拡張コイルの挿嵌用器具10
と同様の操作によって、気管拡張コイル1を目的位置に
容易に装着することができる。
【0027】すなわち、本発明に係わる気管拡張コイル
1は、上記のようなカートリッジの形態で供給し、滅菌
消毒した状態で保管しておき、挿入用器具30と組み合
わせて使用することが望ましい。 これによって、挿入
用器具30の挿入パイプ13およびロッド14の先端に
気管拡張コイルカートリッジ20を装着するだけで施術
の準備が整うようになり、気管拡張コイル1をその都度
挿嵌用器具10のコイル巻着棒11に巻き付ける必要が
なくなり、この間の細菌汚染を避けることができ施術が
迅速かつ衛生的なものとなる。
【0028】なお、前記各実施例に示した気管拡張コイ
ルの挿嵌用器具10および気管拡張コイルカートリッジ
の挿入用器具30においては、挿入パイプ13およびロ
ッド14を適度な可撓性を備えたものにすることも必要
において望ましく、これによって気管拡張コイル1の気
管内への挿入をより容易に行うことができるようにな
り、患畜の苦痛を軽減することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わる気管拡張コイルは、気管の内径にほぼ等しい外
径のスパイラルコイル状をなし、Ti−Ni系超弾性合
金線材からなるものであるから、細径であっても十分な
弾性力を有し、気管内径より十分に小さい径に巻き縮め
た状態で気管内に挿入したのち、目的の位置において巻
き縮め状態を解除することによって、形状記憶合金のよ
うに加熱したり、目的位置への到達前に拡径したりする
ことなく、所期の内径に拡がり気管の狭窄部を拡げるこ
とができる。 また、素材合金は耐蝕性に優れ、当該気
管拡張コイルは生体への適合性にも優れるという極めて
優れた効果をもたらすものである。 さらに、当該気管
拡張コイルの実施態様として請求項2に係わる気管拡張
コイルは、一端側にフック部を備えているので、装着に
際して容易に巻き縮めることができる。
【0030】本発明の請求項3に係わる気管拡張コイル
の挿嵌用器具は、気管拡張コイルを巻き縮め状態に巻装
するためのコイル巻着棒と、気管拡張コイルを巻き縮め
状態に保持するためのコイル保持キャップと、コイル保
持キャップの基端側に連結された管状の挿入パイプと、
挿入パイプ内に摺動自在に装入されると共に、コイル巻
着棒の基端側に連結され、挿入パイプとの相対移動によ
って気管拡張コイルの巻き縮め状態を解除するロッドか
らなるものであるから、前記気管拡張コイルを気管内の
目的位置に確実に装着することができる。
【0031】本発明の請求項6に係わる気管拡張コイル
カートリッジは、上記挿嵌用器具のコイル巻着棒に、気
管拡張コイルをコイル保持キャップによって巻き縮め状
態に保持したものであるから、このようなカートリッジ
をあらかじめ滅菌消毒した状態で多数保管しておくこと
により、施術に際して、例えば請求項8に係わる挿入用
器具の挿入パイプおよびロッドの先端に交換自在に装着
することができ、気管拡張コイルをその都度挿嵌用器具
のコイル巻着棒に巻き付ける必要がなくなり、気管拡張
コイルを気管内の目的位置に迅速かつ衛生的に装着する
ことができ、加えて、本発明の請求項8に係わる気管拡
張コイルカートリッジの挿入用器具は、カートリッジの
コイル保持キャップの基端側に着脱自在に連結される挿
入パイプと、該挿入パイプ内に摺動自在に装入され、カ
ートリッジのコイル巻着棒の基端側に着脱自在に連結さ
れるロッドを備えたものであるから、請求項6あるいは
請求項7に係わる気管拡張コイルカートリッジを挿入パ
イプとロッドの先端に容易に取付けることができ、請求
項3に係わる挿嵌用器具と同様の操作によって、気管拡
張コイルを気管内の目的位置に、迅速かつ安全、衛生的
に装着することができるという極めて優れた効果を発揮
するものである。
【0032】また、本発明に係わる気管拡張コイルの挿
嵌用器具および気管拡張コイルカートリッジの挿入用器
具の実施態様として請求項4および請求項9に係わる挿
嵌用器具および装入用器具においては、挿入パイプおよ
びロッドが可撓性を有しているので、気管の曲率に応じ
て適度に撓むものとなり、気管拡張コイルを目的位置ま
で容易に挿入することができるという効果がもたらされ
る。 さらに、本発明に係わる気管拡張コイルの挿嵌用
器具および気管拡張コイルカートリッジの実施態様とし
て請求項5および請求項7に係わる挿嵌用器具および気
管拡張コイルカートリッジにおいては、コイル巻着棒の
スパイラル状条溝部分の長さと気管拡張コイル長さが実
質的に等しくしてあるので、気管拡張コイルを気管内の
目的位置に正確に装着することができるという効果がも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる気管拡張コイルの一実施例を示
す斜視図である。
【図2】本発明に係わる気管拡張コイルの挿嵌用器具の
一実施例を示す破断説明図である。
【図3】(a)および(b)は図2に示した気管拡張コ
イルの挿嵌用器具におけるコイル巻着棒およびコイル保
持キャップの形状を説明するそれぞれ拡大説明図であ
る。
【図4】(a)および(b)は図2に示した気管拡張コ
イルの挿嵌用器具による気管拡張コイルの装着要領を示
すそれぞれ破断説明図である。
【図5】本発明に係わる気管拡張コイルカートリッジの
一実施例を示す部分破断説明図である。
【図6】本発明に係わる気管拡張コイルカートリッジの
装入用器具の一実施例を示す部分破断説明図である。
【符号の説明】
1 気管拡張コイル 1a フック部 10 気管拡張コイルの挿嵌用器具 11 コイル巻着棒 11c 係止溝 11d スパイラル状条溝 12 コイル保持キャップ 12a 係合部 13 挿入パイプ 14 ロッド 20 気管拡張コイルカートリッジ 30 気管拡張コイルカートリッジの挿入用器具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592228859 京浜発條株式会社 神奈川県横須賀市浦郷町5−2931 (72)発明者 山 根 義 久 東京都府中市幸町2丁目40 幸町宿舎B− 103 (72)発明者 平 林 白 一 東京都文京区本郷3丁目23番13号 泉工医 科工業株式会社内 (72)発明者 東 出 正 美 東京都新宿区高田馬場1−3−10 エスイ ーテック株式会社内 (72)発明者 大 橋 正 幸 神奈川県横須賀市浦郷町5−2931 京浜発 條株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気管の狭窄部に挿入することにより当該
    気管の内径を確保する気管拡張コイルであって、 Ti−Ni系超弾性合金線材を気管内径に略等しい外径
    を有するスパイラルコイル状に成形してなることを特徴
    とする気管拡張コイル。
  2. 【請求項2】 一端側にフック部を備えていることを特
    徴とする請求項1記載の気管拡張コイル
  3. 【請求項3】 気管内径に略等しい外径を有するスパイ
    ラルコイル状に成形した超弾性合金線材からなる気管拡
    張コイルを気管内に装着するための挿嵌用器具であっ
    て、 前記気管拡張コイルの内径より小さい外径を備えた棒状
    をなし、先端部に当該気管拡張コイルの一端を係止する
    係止溝を有すると共に、外周部に前記係止溝に連続し、
    前記気管拡張コイルを巻き付けるためのスパイラル状条
    溝を備えたコイル巻着棒と、 前記コイル巻着棒の外周側に摺動自在に嵌挿され、先端
    側に当該コイル巻着棒に巻き付けられた気管拡張コイル
    の他端側に係合して当該気管拡張コイルの巻装状態を保
    持する係合部を備えたコイル保持キャップと、 菅状をなし、前記コイル保持キャップの基端側に連結さ
    れた挿入パイプと、 前記挿入パイプの中空部内に摺動自在に装入されると共
    に、前記コイル巻着棒の基端側に連結され、前記挿入パ
    イプとの相対移動によって前記気管拡張コイルのコイル
    保持キャップとの係合状態を解除するロッドを備えたこ
    とを特徴とする気管拡張コイルの挿嵌用器具。
  4. 【請求項4】 前記挿入パイプとロッドが可撓性を備え
    ていることを特徴とする請求項3記載の気管拡張コイル
    の挿嵌用器具。
  5. 【請求項5】 前記コイル巻着棒のスパイラル状条溝を
    備えた部分の長さが気管拡張コイルの長さと実質的に等
    しいことを特徴とする請求項3または請求項4記載の気
    管拡張コイルの挿嵌用器具。
  6. 【請求項6】 気管内径に略等しい外径を有するスパイ
    ラルコイル状に成形した超弾性合金線材からなる気管拡
    張コイルを気管内に装着するためのカートリッジであっ
    て、 前記気管拡張コイルの内径より小さい外径を備えた棒状
    をなし、先端部に係止溝を有すると共に、外周部に前記
    係止溝に連続するスパイラル状条溝を備えたコイル巻着
    棒と、 前記コイル巻着棒の外周側に摺動自在に嵌挿されたコイ
    ル保持キャップとを備え、 前記コイル巻着棒の係止溝に一端側を係止されスパイラ
    ル状条溝に沿って巻装された気管拡張コイルの他端側を
    前記コイル保持キャップにより係止し、当該気管拡張コ
    イルを巻装状態に保持してなることを特徴とする気管拡
    張コイルカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記コイル巻着棒のスパイラル状条溝を
    備えた部分の長さが気管拡張コイルの長さと実質的に等
    しいことを特徴とする請求項6記載の気管拡張コイルカ
    ートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項6または請求項7記載の気管拡張
    コイルカートリッジを気管内に挿入するための挿入用器
    具であって、 菅状をなし、前記カートリッジのコイル保持キャップの
    基端側に着脱自在に連結される挿入パイプと、 前記挿入パイプの中空部内に摺動自在に装入されると共
    に、前記カートリッジのコイル巻着棒の基端側に着脱自
    在に連結され、前記挿入パイプとの相対移動によってカ
    ートリッジの気管拡張コイルとコイル保持キャップとの
    係合状態を解除するロッドを備えたことを特徴とする気
    管拡張コイルカートリッジの挿入用器具。
  9. 【請求項9】 前記挿入パイプとロッドが可撓性を備え
    ていることを特徴とする請求項8記載の気管拡張コイル
    カートリッジの挿入用器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016025923A (ja) * 2009-05-18 2016-02-12 ヌームアールエックス・インコーポレーテッド 患者の肺を治療するインプラント

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9474533B2 (en) 2006-03-13 2016-10-25 Pneumrx, Inc. Cross-sectional modification during deployment of an elongate lung volume reduction device
US10188398B2 (en) 2006-03-13 2019-01-29 Pneumrx, Inc. Cross-sectional modification during deployment of an elongate lung volume reduction device
JP2016025923A (ja) * 2009-05-18 2016-02-12 ヌームアールエックス・インコーポレーテッド 患者の肺を治療するインプラント

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