JPH083223Y2 - 移植機における植付爪洗浄および灌水装置 - Google Patents
移植機における植付爪洗浄および灌水装置Info
- Publication number
- JPH083223Y2 JPH083223Y2 JP9718191U JP9718191U JPH083223Y2 JP H083223 Y2 JPH083223 Y2 JP H083223Y2 JP 9718191 U JP9718191 U JP 9718191U JP 9718191 U JP9718191 U JP 9718191U JP H083223 Y2 JPH083223 Y2 JP H083223Y2
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- JP
- Japan
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- rod
- planting
- transplanter
- water
- cam
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、甘藷などの苗を移植す
ると同時にその根元に灌水して苗の活着と育成を促進す
ると共に植付爪を洗浄する装置に関する。
ると同時にその根元に灌水して苗の活着と育成を促進す
ると共に植付爪を洗浄する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移植作業と並行して散水する灌水
装置があり、この灌水装置は移植作業中は常時散水する
構成のものである。
装置があり、この灌水装置は移植作業中は常時散水する
構成のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
ものは、常時散水することに伴い大容量の水タンクを機
体に搭載しなくてはならず機動性に欠ける欠点があっ
た。
ものは、常時散水することに伴い大容量の水タンクを機
体に搭載しなくてはならず機動性に欠ける欠点があっ
た。
【0004】さらに、植付爪の間に土がつまってしまっ
た場合、土を落とす装置もなく植付爪に土がつまって苗
を確実に挾めなくなるという欠点があった。
た場合、土を落とす装置もなく植付爪に土がつまって苗
を確実に挾めなくなるという欠点があった。
【0005】本考案は上記欠点を解消して、植付爪が地
上に上昇したときに苗に灌水すると同時に、この水を利
用して植付爪間につまった土を流し落すなどして洗浄す
ることを目的とする。
上に上昇したときに苗に灌水すると同時に、この水を利
用して植付爪間につまった土を流し落すなどして洗浄す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、移植杆の基端を駆動軸に連結し、移植杆の
先端に備える開閉自在な植付爪を昇降して苗を植付ける
移植機において、前記移植杆に灌水管を取付け、灌水管
の出口側端部を前記植付爪に向けて固定すると共に、灌
水管の入口側を移植機に搭載する水タンクに送水ポンプ
を介して接続し、しかして前記送水ポンプのプランジャ
を前記移植機の駆動軸に間欠運動可能に連結し、前記植
付爪の上昇のときのみに送水ポンプを作動して植付爪に
水を送出することを特徴とする。
に本考案は、移植杆の基端を駆動軸に連結し、移植杆の
先端に備える開閉自在な植付爪を昇降して苗を植付ける
移植機において、前記移植杆に灌水管を取付け、灌水管
の出口側端部を前記植付爪に向けて固定すると共に、灌
水管の入口側を移植機に搭載する水タンクに送水ポンプ
を介して接続し、しかして前記送水ポンプのプランジャ
を前記移植機の駆動軸に間欠運動可能に連結し、前記植
付爪の上昇のときのみに送水ポンプを作動して植付爪に
水を送出することを特徴とする。
【0007】
【作用】上記のように構成する本考案の灌水装置におい
て、駆動軸の回転に伴いプランジャが間欠運動をして、
植付爪の上昇のときに水タンクの水を植付爪に送水して
植付爪を洗浄すると共に、植付けた苗に灌水する。灌水
後さらに植付爪が上昇したのち下降する間は、植付爪へ
の送水は停止する。
て、駆動軸の回転に伴いプランジャが間欠運動をして、
植付爪の上昇のときに水タンクの水を植付爪に送水して
植付爪を洗浄すると共に、植付けた苗に灌水する。灌水
後さらに植付爪が上昇したのち下降する間は、植付爪へ
の送水は停止する。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照して説明する。
【0009】図1は本考案を実施した移植機の全体図、
図2は移植装置の側面図、図3は移植装置の要部の拡大
図、図4は本考案の要部の拡大図、図5〜図10は可動
カムの作動説明図、図11は給水ポンプの断面図であ
る。
図2は移植装置の側面図、図3は移植装置の要部の拡大
図、図4は本考案の要部の拡大図、図5〜図10は可動
カムの作動説明図、図11は給水ポンプの断面図であ
る。
【0010】移植機は、左右の前輪1,1及び駆動輪
2,2により畝3を跨ぎ、駆動輪2,2により前進す
る。
2,2により畝3を跨ぎ、駆動輪2,2により前進す
る。
【0011】この移植機の車体に植込杆6の基部6aを
軸支する。基部6a後方の植込杆6上に、突片35を突
設して、これに可動カム10を支点10aにより枢着す
る。また植込杆6の中央部には枢軸29によってリンク
26を連結し、このリンク26をクランクアーム25を
介してエンジンの駆動軸24と連結する。植込杆6の先
端には移植杆22を下向きに固定し、該移植杆22の下
端には植付爪固定子7を固定すると共に、この植付爪固
定子7に植付爪可動子8を対設する。
軸支する。基部6a後方の植込杆6上に、突片35を突
設して、これに可動カム10を支点10aにより枢着す
る。また植込杆6の中央部には枢軸29によってリンク
26を連結し、このリンク26をクランクアーム25を
介してエンジンの駆動軸24と連結する。植込杆6の先
端には移植杆22を下向きに固定し、該移植杆22の下
端には植付爪固定子7を固定すると共に、この植付爪固
定子7に植付爪可動子8を対設する。
【0012】また、植込杆6の先端部に突片33と、こ
れより少し間隔をおいた基端寄りに突片34をそれぞれ
突設し、突片33にベルクランク30を枢着し、該ベル
クランク30の一片30aと、前記植付爪可動子8と一
体のアーム27に取付けたロッド28とを連結し、さら
にベルクランク30の他片30bとロッド9とを連結す
る。このロッド9は植込杆6の下面に沿って配設し、該
ロッド9の基端の支点10bを上記可動カム10に枢着
し、一方先端部は上記植込杆6の突片34に取付けたロ
ッドガイド31に摺動自在に嵌挿し、ベルクランク30
の他片30bとロッドガイド31の間にバネ32を巻回
張設して、ロッド9を植込杆6の先端方向に向け付勢す
る。
れより少し間隔をおいた基端寄りに突片34をそれぞれ
突設し、突片33にベルクランク30を枢着し、該ベル
クランク30の一片30aと、前記植付爪可動子8と一
体のアーム27に取付けたロッド28とを連結し、さら
にベルクランク30の他片30bとロッド9とを連結す
る。このロッド9は植込杆6の下面に沿って配設し、該
ロッド9の基端の支点10bを上記可動カム10に枢着
し、一方先端部は上記植込杆6の突片34に取付けたロ
ッドガイド31に摺動自在に嵌挿し、ベルクランク30
の他片30bとロッドガイド31の間にバネ32を巻回
張設して、ロッド9を植込杆6の先端方向に向け付勢す
る。
【0013】可動カム10は、その一側面に3個のピン
17,18,19を軸着する。ピン19は、可動カム1
0の先端に取付けたカラー40に挿通した軸37の外端
に取付ける。軸37は、コイルバネ38をピン19との
間に張設すると共に、軸37の内端にボルト39を螺着
して軸37がコイルバネ38の弾発力により可動カム1
0より抜け出るのを阻止する。
17,18,19を軸着する。ピン19は、可動カム1
0の先端に取付けたカラー40に挿通した軸37の外端
に取付ける。軸37は、コイルバネ38をピン19との
間に張設すると共に、軸37の内端にボルト39を螺着
して軸37がコイルバネ38の弾発力により可動カム1
0より抜け出るのを阻止する。
【0014】そして、移植機の車体に固定カム15,1
6を、固定カム16が固定カム15の前方に突出するよ
う対設固定する。この固定カム15,16を上記ピン1
9と接離させる。また固定カム15の上方にのぞむ位置
の移植機の車体に固定カム36を固定し、この固定カム
36をピン17と接離させる。そして、固定カム16の
上端の可動カム10と対向する側面に、図3に示すよう
に上方に向かって内側面から外側に向け切り欠いた傾斜
面16aを設ける。
6を、固定カム16が固定カム15の前方に突出するよ
う対設固定する。この固定カム15,16を上記ピン1
9と接離させる。また固定カム15の上方にのぞむ位置
の移植機の車体に固定カム36を固定し、この固定カム
36をピン17と接離させる。そして、固定カム16の
上端の可動カム10と対向する側面に、図3に示すよう
に上方に向かって内側面から外側に向け切り欠いた傾斜
面16aを設ける。
【0015】一方、図4に示すように、エンジンの駆動
軸24には、スプロケット41、チェーン42、スプロ
ケット43を介して傘歯車44を連結する。該傘歯車4
4は、軸46に固着した傘歯車45と噛合する。軸46
の他端には、スプロケット47を固着し、このスプロケ
ット47の側方にスプロケット48、また下方にスプロ
ケット49を設ける。これらスプロケット47,48,
49に給苗台搬送用チェーン50を巻回すると共に、ス
プロケット47,48,49の後部にも同様にスプロケ
ットを配し、チェーン50に平行にチェーンを巻回す
る。そして、これら2本のチェーン間に多数個の給苗台
51の前端と後端をそれぞれ止着すると共に、各給苗台
51の上面には苗5をセットするためのバネ式の苗ホル
ダ52を設ける。 さらに、前記駆動軸24にクランク
アーム57およびリンク58を経て、給水ポンプ20を
作動するプランジャ21を連結する。プランジャ21に
は、長孔59を穿設し、この長孔59に、リンク58に
固着したピン60を挿通する。
軸24には、スプロケット41、チェーン42、スプロ
ケット43を介して傘歯車44を連結する。該傘歯車4
4は、軸46に固着した傘歯車45と噛合する。軸46
の他端には、スプロケット47を固着し、このスプロケ
ット47の側方にスプロケット48、また下方にスプロ
ケット49を設ける。これらスプロケット47,48,
49に給苗台搬送用チェーン50を巻回すると共に、ス
プロケット47,48,49の後部にも同様にスプロケ
ットを配し、チェーン50に平行にチェーンを巻回す
る。そして、これら2本のチェーン間に多数個の給苗台
51の前端と後端をそれぞれ止着すると共に、各給苗台
51の上面には苗5をセットするためのバネ式の苗ホル
ダ52を設ける。 さらに、前記駆動軸24にクランク
アーム57およびリンク58を経て、給水ポンプ20を
作動するプランジャ21を連結する。プランジャ21に
は、長孔59を穿設し、この長孔59に、リンク58に
固着したピン60を挿通する。
【0016】給水ポンプ20は、機体側面に固定し、図
11に示すようにプランジャ21の上昇、下降により作
動するもので、吸入口61を灌水管62を介して機体横
に搭載された水タンク63に連結し、吐出口64には灌
水管65を取付ける。この灌水管65の先端は、植付爪
固定子7および植付爪可動子8の上方に臨ませ、苗5を
畝3に植え付ける際も地面の上にある位置に固定する。
11に示すようにプランジャ21の上昇、下降により作
動するもので、吸入口61を灌水管62を介して機体横
に搭載された水タンク63に連結し、吐出口64には灌
水管65を取付ける。この灌水管65の先端は、植付爪
固定子7および植付爪可動子8の上方に臨ませ、苗5を
畝3に植え付ける際も地面の上にある位置に固定する。
【0017】前記給水ポンプ20は逆T字形で、垂立部
はプランジャ21を上下に摺動自在とするシリンダ66
で、水平部は水の通路であり両端がやや広がっている。
この水平部にそれぞれバネ67,68で付勢したボール
69,70を有する逆止弁を取付け、水の吸入、吐出を
制御する。
はプランジャ21を上下に摺動自在とするシリンダ66
で、水平部は水の通路であり両端がやや広がっている。
この水平部にそれぞれバネ67,68で付勢したボール
69,70を有する逆止弁を取付け、水の吸入、吐出を
制御する。
【0018】上記のように構成するので、エンジンの駆
動軸24を回転し、クランクアーム25とリンク26を
経て動力を植込杆6に伝達することによって、植込杆6
はその基部6aを支点に上下方向に往復動する。
動軸24を回転し、クランクアーム25とリンク26を
経て動力を植込杆6に伝達することによって、植込杆6
はその基部6aを支点に上下方向に往復動する。
【0019】植込杆6の上昇に従って可動カム10のピ
ン17が固定カム36のカム面に摺接し(図6)、可動
カム10全体が支点10aを中心に時計方向に回動しコ
イルバネ32の引張力に抗してロッド9を牽引するの
で、その先端に連結された植付爪可動子8が全開する。
ここにおいて給苗部4により苗5が下部の給苗位置に移
動し、植付爪固定子7にあてがわれる。
ン17が固定カム36のカム面に摺接し(図6)、可動
カム10全体が支点10aを中心に時計方向に回動しコ
イルバネ32の引張力に抗してロッド9を牽引するの
で、その先端に連結された植付爪可動子8が全開する。
ここにおいて給苗部4により苗5が下部の給苗位置に移
動し、植付爪固定子7にあてがわれる。
【0020】植込杆6が上死点から下降するに従い、可
動カム10はコイルバネ32の引張力により固定カム3
6の摺接面に沿い反時計方向に回動するため(図7)、
ロッド9が先端方向に移動して植付爪可動子8は閉じ、
植付爪固定子7との間に苗5を把持する。
動カム10はコイルバネ32の引張力により固定カム3
6の摺接面に沿い反時計方向に回動するため(図7)、
ロッド9が先端方向に移動して植付爪可動子8は閉じ、
植付爪固定子7との間に苗5を把持する。
【0021】植込杆6がさらに下降するに従い、地表面
において植付爪固定子7の閉じた先端は、地中に入る。
この段階で可動カム10のピン19は、植込杆6が下降
するに従って固定カム16の上端の可動カム10側の内
側面に設けた傾斜面16aに当接し、可動カム10の側
に押込まれたのち、固定カム16の内側面をなぞりなが
ら移動する。
において植付爪固定子7の閉じた先端は、地中に入る。
この段階で可動カム10のピン19は、植込杆6が下降
するに従って固定カム16の上端の可動カム10側の内
側面に設けた傾斜面16aに当接し、可動カム10の側
に押込まれたのち、固定カム16の内側面をなぞりなが
ら移動する。
【0022】植込杆2の下死点において、ピン18が固
定カム15のカム面15aに摺接し(図8)、このため
可動カム10全体が時計方向に回動するので、ロッド9
を介して植付爪可動子8が全開し苗5を手放す。ここで
ピン19は固定カム16の側面を脱し、コイルバネ38
の張力により当初の長さに復元した後、固定カム16の
上面のカム面16aに摺接するに至る(図9)。
定カム15のカム面15aに摺接し(図8)、このため
可動カム10全体が時計方向に回動するので、ロッド9
を介して植付爪可動子8が全開し苗5を手放す。ここで
ピン19は固定カム16の側面を脱し、コイルバネ38
の張力により当初の長さに復元した後、固定カム16の
上面のカム面16aに摺接するに至る(図9)。
【0023】植込杆6が上昇し始めると、ピン19は固
定カム16のカム面16a上を転動しつつ上昇するため
(図10)、可動カム10は前方に突出する固定カム1
6のこのカム面16aに従い反時計方向にやや回動した
のち、ピン19が前方に突出する固定カム16のカム面
16aを上方に脱するまでは、そのまま回動せずに上昇
する。このため植付爪可動子8は半開のまま上昇するこ
とになる。
定カム16のカム面16a上を転動しつつ上昇するため
(図10)、可動カム10は前方に突出する固定カム1
6のこのカム面16aに従い反時計方向にやや回動した
のち、ピン19が前方に突出する固定カム16のカム面
16aを上方に脱するまでは、そのまま回動せずに上昇
する。このため植付爪可動子8は半開のまま上昇するこ
とになる。
【0024】植込杆6がさらに上昇し、マルチを施した
畝面を脱したのち、ピン19はやがて固定カム16のカ
ム面16aの上端から上方へ脱するため、可動カム10
はコイルバネ32の張力により反時計方向に回動し、ロ
ッド9を介して植付爪可動子8は閉じる(図5)。この
状態のとき、ピン17,18及び19はいずれもカム3
6,15,16に接触せず離間し、コイルバネ32の張
力が植付爪可動子8に集中する。
畝面を脱したのち、ピン19はやがて固定カム16のカ
ム面16aの上端から上方へ脱するため、可動カム10
はコイルバネ32の張力により反時計方向に回動し、ロ
ッド9を介して植付爪可動子8は閉じる(図5)。この
状態のとき、ピン17,18及び19はいずれもカム3
6,15,16に接触せず離間し、コイルバネ32の張
力が植付爪可動子8に集中する。
【0025】植込杆6は、その後再び上死点に到達す
る。以下上述の動作を反復する。
る。以下上述の動作を反復する。
【0026】一方、この動作と同時に上記エンジンの駆
動軸24の回動に伴い、これに取付けられたクランクア
ーム57は回転し、リンク58により回転運動を直線運
動に変えプランジャ21を上下させるが、プランジャ2
1の長孔59をリンク58の先端のピン60が移動中
は、該ピン60がプランジャ21を押すまたは引くこと
がないので、プランジャ21は上下動しない。これによ
って、給水ポンプ20はクランクアーム57が回転して
いるすべてにわたり作動するのではなく、ピン60が長
孔59を移動する間の行程では作動しない。
動軸24の回動に伴い、これに取付けられたクランクア
ーム57は回転し、リンク58により回転運動を直線運
動に変えプランジャ21を上下させるが、プランジャ2
1の長孔59をリンク58の先端のピン60が移動中
は、該ピン60がプランジャ21を押すまたは引くこと
がないので、プランジャ21は上下動しない。これによ
って、給水ポンプ20はクランクアーム57が回転して
いるすべてにわたり作動するのではなく、ピン60が長
孔59を移動する間の行程では作動しない。
【0027】そこで、苗5を植付けたのち植付爪固定子
7,植付爪可動子8が土から出たときに灌水するよう
に、プランジャ21の上下動と植付爪固定子7,植付爪
可動子8の上下動のピッチを合わせて設定しておくと、
植付爪固定子7,植付爪可動子8が半開のまま土中より
出て上昇行程を続けるときに、灌水用の水約10ccが
植付爪固定子7,植付爪可動子8の上方より吹出し植付
爪7,8間につまった土を洗い落とすなどして洗浄する
と共に、苗5に灌水する。
7,植付爪可動子8が土から出たときに灌水するよう
に、プランジャ21の上下動と植付爪固定子7,植付爪
可動子8の上下動のピッチを合わせて設定しておくと、
植付爪固定子7,植付爪可動子8が半開のまま土中より
出て上昇行程を続けるときに、灌水用の水約10ccが
植付爪固定子7,植付爪可動子8の上方より吹出し植付
爪7,8間につまった土を洗い落とすなどして洗浄する
と共に、苗5に灌水する。
【0028】上記の実施例では、リンク58にピン60
を固着し、プランジャ21の上部に長孔59を穿設した
が、これとは逆にリンク58に長孔を設け、プランジャ
21の上部にピンを固着し、この長孔にピンを挿通しリ
ンク58とプランジャ21を連結しても本考案の作用効
果は同様である。
を固着し、プランジャ21の上部に長孔59を穿設した
が、これとは逆にリンク58に長孔を設け、プランジャ
21の上部にピンを固着し、この長孔にピンを挿通しリ
ンク58とプランジャ21を連結しても本考案の作用効
果は同様である。
【0029】
【考案の効果】本考案は、植付爪を作動する駆動軸に給
水ポンプのプランジャを連結したので、苗の移植ピッチ
に合わせて灌水することができる。また、ブランジャに
設けた長孔により、植付爪が上昇して土から出た時にの
み間欠的に灌水ができ、集中して水を吐出して植付爪を
洗浄できるばかりでなく、移植後の苗に確実に水を供給
できる。さらに、水を無駄に使用せず、大容量の水タン
クを機体に搭載しなくてよいので、移植機の機動性がよ
いという効果を奏する。
水ポンプのプランジャを連結したので、苗の移植ピッチ
に合わせて灌水することができる。また、ブランジャに
設けた長孔により、植付爪が上昇して土から出た時にの
み間欠的に灌水ができ、集中して水を吐出して植付爪を
洗浄できるばかりでなく、移植後の苗に確実に水を供給
できる。さらに、水を無駄に使用せず、大容量の水タン
クを機体に搭載しなくてよいので、移植機の機動性がよ
いという効果を奏する。
【図1】本考案実施例になる装置を搭載した移植機の全
体側面図である。
体側面図である。
【図2】本考案実施例になる移植装置の側面図である。
【図3】移植装置の要部の拡大斜視図である。
【図4】本考案実施例の要部の拡大斜視図である。
【図5】可動カムの作用説明図である。
【図6】可動カムの作用説明図である。
【図7】可動カムの作用説明図である。
【図8】可動カムの作用説明図である。
【図9】可動カムの作用説明図である。
【図10】可動カムの作用説明図である。
【図11】給水ポンプの断面図である。
7 植付爪固定子 8 植付爪可動子 20 給水ポンプ 21 プランジャ 22 移植杆 23 支持部材 24 駆動軸 58 リンク 59 長孔 62 灌水管 63 水タンク 65 灌水管
Claims (1)
- 【請求項1】 移植杆の基端を駆動軸に連結し、移植杆
の先端に備える開閉自在な植付爪を昇降して苗を植付け
る移植機において、前記移植杆に灌水管を取付け、灌水
管の出口側端部を前記植付爪に向けて固定すると共に、
灌水管の入口側を移植機に搭載する水タンクに送水ポン
プを介して接続し、しかして前記送水ポンプのプランジ
ャを前記移植機の駆動軸に間欠運動可能に連結し、前記
植付爪の上昇のときのみに送水ポンプを作動して植付爪
に水を送出することを特徴とする植付爪洗浄および灌水
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9718191U JPH083223Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 移植機における植付爪洗浄および灌水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9718191U JPH083223Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 移植機における植付爪洗浄および灌水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0539227U JPH0539227U (ja) | 1993-05-28 |
JPH083223Y2 true JPH083223Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=14185416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9718191U Expired - Lifetime JPH083223Y2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 移植機における植付爪洗浄および灌水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH083223Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5737368B2 (ja) * | 2013-11-21 | 2015-06-17 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP9718191U patent/JPH083223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0539227U (ja) | 1993-05-28 |
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