JPH08321349A - 結露対策用防水コネクタ - Google Patents

結露対策用防水コネクタ

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JPH08321349A
JPH08321349A JP7126750A JP12675095A JPH08321349A JP H08321349 A JPH08321349 A JP H08321349A JP 7126750 A JP7126750 A JP 7126750A JP 12675095 A JP12675095 A JP 12675095A JP H08321349 A JPH08321349 A JP H08321349A
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housing
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male
inner housing
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隆吉 遠藤
Kazuhisa Ishizaki
一久 石崎
Satoshi Yamada
智 山田
Mitsuhiro Matsumoto
光弘 松本
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Yazaki Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5219Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal
    • H01R13/5221Sealing means between coupling parts, e.g. interfacial seal having cable sealing means

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 密閉されたコネクタ内で、結露が発生して
も、結露水によって端子と金属シェルとが漏電しないよ
うにし、安全面における信頼性を向上させる。 【構成】 雄コネクタ43のインナーハウジング先端内
周を雌コネクタ45のインナーハウジング先端外周に挿
入するとともに、雄コネクタ43のアウターハウジング
先端内周を雌コネクタ45のアウターハウジング先端外
周に挿入して雄コネクタ43と雌コネクタ45とを嵌合
する結露対策用防水コネクタ41において、雄コネクタ
43のインナーハウジング先端内周に密接する内部パッ
キン113を雌コネクタ45のインナーハウジング外周
に装着し、雄コネクタ43のアウターハウジング先端内
周に密接する外部パッキン115を雌コネクタ45のア
ウターハウジング外周に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端子を収容するインナ
ーハウジングと、このインナーハウジングを覆う導電性
カバーとが設けられたコネクタにおいて、特に、端子と
この導電性カバーとの防水性を高める結露対策用防水コ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コネクタには、導電性カバー(以下、
「金属シェル」という)で内部導体を覆い、内部導体を
外部の電界から遮蔽する所謂、シールドコネクタ(以
下、「コネクタ」という)がある。この種のコネクタ
で、インナーハウジングとアウターハウジングとの間
に、金属シェルが設けられるものの一例を図12〜図1
4に基づき説明する。図12は従来の雄コネクタの断面
図、図13は従来の雌コネクタの断面図、図14は従来
のコネクタの嵌合状態を示す断面図である。コネクタは
嵌合可能な雄コネクタ1と雌コネクタ3とからなり、両
者は基本的に同様の構造となる。例えば、雄コネクタ1
の場合を例に説明すれば、絶縁樹脂材からなる筒状のア
ウターハウジング5の内部には同じく筒状のインナーハ
ウジング7が一体形成され、アウターハウジング5とイ
ンナーハウジング7の間には金属シェル9が挿入される
シェル挿入溝11が設けられる。
【0003】一方、シールド電線13の絶縁芯線15に
は雄端子17が圧着され、絶縁芯線15を覆うシールド
編組19には前述の金属シェル9の後部が圧着接続され
る。シールド電線13が接続された雄端子17は、イン
ナーハウジング7に形成された収容室21に後部から装
着される。この際、同時に、シールド編組19に接続さ
れた金属シェル9は、シェル挿入溝11に挿入されるこ
ととなる。シールド電線13にはゴム栓23が装着され
ており、ゴム栓23はアウターハウジング5の内周に密
接される。ゴム栓23が密接したアウターハウジング5
の後部には、更にリヤホルダ25が取り付けられ、ゴム
栓23の抜けが防止される。
【0004】このように構成された雄コネクタ1は、略
同様に構成された雌コネクタ3と嵌合される。即ち、雄
コネクタ1と雌コネクタ3とが嵌合されると、雄端子1
7が雌端子27に挿入され、同時に、雄コネクタ1のア
ウターハウジング5の先端5aは、雌コネクタ3のアウ
ターハウジング29の先端29aに挿入される。この
際、雄コネクタ1先端の金属シェル9は、同じく雌コネ
クタ3先端の金属シェル31と嵌合し、金属シェル9、
31同士は接続状態となる。そして、雌コネクタ3のア
ウターハウジング29外周には外部パッキン33が設け
られ、外部パッキン33は雄コネクタ1のアウターハウ
ジング5内周に密接することで、外部からのアウターハ
ウジング5、29内への水の浸入を防止している。従っ
て、コネクタは、外部パッキン33と、両コネクタのシ
ールド電線13に装着されたゴム栓23、35とによっ
て内部が外部とシールされ、水密構造が保たれるように
なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコネク
タでは、雌コネクタ3に外部パッキン33を設けるとと
もに、両コネクタのシールド電線13にゴム栓23、3
5をそれぞれ装着することにより、アウターハウジング
5、29の内部、即ち、シェル挿入溝11、37部分、
インナーハウジング7、39部分を外部と水密構造にシ
ールしていた。しかしながら、このように密閉されたコ
ネクタでは、内部と外部との温度差により、密閉された
コネクタ内の空気が露点温度に達し、コネクタ内で結露
を生じさせることがあった。そして、一度結露が発生す
れば、同一密閉空間に設けられた雄端子17、雌端子2
7と金属シェル9、31とは、何ら絶縁手段が設けられ
ていなかったため、図14中の太線で示す経路39a、
39b、39cを伝わる結露水によって、漏電を生じさ
せる虞れがあった。本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、密閉されたコネクタ内において結露が発生して
も、結露水によって端子と金属シェルとが漏電すること
のない結露対策用防水コネクタを提供し、安全面におけ
る信頼性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る結露対策用防水コネクタの構成は、雄コ
ネクタ及び雌コネクタのアウターハウジングに金属シェ
ルで覆われたインナーハウジングを内設し、シールド電
線の絶縁芯線と接続された端子をそれぞれの前記インナ
ーハウジングに装着し、前記雄コネクタのインナーハウ
ジング先端内周を前記雌コネクタのインナーハウジング
先端外周に挿入するとともに、前記雄コネクタのアウタ
ーハウジング先端内周を前記雌コネクタのアウターハウ
ジング先端外周に挿入して前記雄コネクタと前記雌コネ
クタとを嵌合する結露対策用防水コネクタにおいて、前
記雄コネクタのインナーハウジング先端内周に密接する
内部パッキンを前記雌コネクタのインナーハウジング外
周に装着し、前記雄コネクタのアウターハウジング先端
内周に密接する外部パッキンを前記雌コネクタのアウタ
ーハウジング外周に装着したことを特徴とするものであ
る。また、結露対策用防水コネクタは、インナーハウジ
ングと前記絶縁芯線との間を水密封止する内部ゴム栓を
前記雄コネクタと前記雌コネクタのそれぞれの絶縁芯線
の外周に装着することが好ましい。更に、結露対策用防
水コネクタは、前記アウターハウジングと前記シールド
電線の外皮との間を水密封止する外部ゴム栓を前記雄コ
ネクタと前記雌コネクタのそれぞれのシールド電線外皮
の外周に装着することが好ましい。
【0007】
【作用】雄コネクタと雌コネクタが嵌合されると、雄コ
ネクタのインナーハウジング先端が内部パッキンに密接
するとともに、雄コネクタのアウターハウジング先端が
外部パッキンに密接され、雄コネクタと雌コネクタのイ
ンナーハウジング同士及びアウターハウジング同士がそ
れぞれ水密状態で嵌合される。また、それぞれのインナ
ーハウジング後部は、内部ゴム栓によって絶縁芯線との
間が水密状態に封止される。従って、コネクタは、内部
がインナーハウジングと、アウターハウジングとに分け
られて、二重に封止されることになり、アウターハウジ
ングとインナーハウジングの間に配設された金属シェル
と、インナーハウジングの内部に収容された雄雌端子と
が絶縁され、結露水がいずれか一方の空間で発生した場
合においても、結露水が両方の空間に渡って流れ込まな
い。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る結露対策用防水コネクタ
の好適な実施例を図面を参照して詳細に説明する。図1
は嵌合状態における本発明による結露対策用防水コネク
タの断面図、図2は雄コネクタの断面図、図3は雄コネ
クタの正面図、図4はシールド電線端末部の組付け構造
を説明する斜視図、図5は雌コネクタの断面図、図6は
雌コネクタの正面図である。結露対策用防水コネクタ
(コネクタ)41は嵌合可能な雄コネクタ43と雌コネ
クタ45とからなり、両者は基本的に同様の構造とな
る。先ず、雄コネクタ43の場合を例に説明すれば、絶
縁樹脂材からなる筒状のアウターハウジング47の内部
には同じく筒状のインナーハウジング49が連結部51
によって一体形成され、アウターハウジング47とイン
ナーハウジング49の間には金属シェル53が挿入され
るシェル挿入溝55が設けられる。また、インナーハウ
ジング49には雄端子57を収容する端子収容室59が
形成され、端子収容室59は雄端子57と係止する弾性
係止片61を有する。
【0009】一方、シールド電線63は、内部に導体6
5を有する絶縁芯線67と、この絶縁芯線67を覆うシ
ールド編組69と、更にこのシールド編組69を覆う外
皮71とから構成されている。シールド電線63は、外
皮71を除去して露出したシールド編組69が絶縁芯線
67の外周上で先ず折り返され、更に、外皮71の外周
上で後方に折り返されている。即ち、シールド編組69
は、絶縁芯線67と外皮71とに亘って段部状に折り返
されている。
【0010】このシールド編組69の段部状に折り返さ
れた部分には導電性材料からなる円環状の接触子73が
挿入される。図4に示すように、接触子73は、外周面
が均一な平坦面となる一方、内周面が小径部73aと、
大径部73bとにより構成される。小径部73aは、絶
縁芯線67の外周上で折り返されたシールド編組69の
外径より若干小さく、また、大径部73bは、外皮71
の外周で折り返されたシールド編組69の外径より若干
小さく形成されている。また、小径部73a、大径部7
3bの内周面にはネジ溝75が形成されている。
【0011】従って、このように構成された接触子73
が大径部73bを前方にして、シールド電線63の端末
部から挿入されると、大径部73bが外皮71の外周で
折り返されたシールド編組69部分に嵌着されるととも
に、小径部73aが絶縁芯線67の外周で折り返された
シールド編組69部分に嵌着される。また、接触子73
の内周にはネジ溝75が形成されていることから、ネジ
溝75がシールド編組69に食い込み、嵌着がより確実
なものとなる。
【0012】接触子73が装着されたシールド電線63
の端末には更に円環状の内部ゴム栓77が、絶縁芯線6
7の外周に装着される。内部ゴム栓77は、内径が絶縁
芯線67の外径より若干小さく形成され、絶縁芯線67
の外周に密着する。また、内部ゴム栓77は、インナー
ハウジング49の後部に形成されたゴム栓嵌合部79に
嵌着される。ゴム栓嵌合部79の内径は、内部ゴム栓7
7の外径より小さく形成される。従って、インナーハウ
ジング49の後部から引き出された絶縁芯線67と、イ
ンナーハウジング49の内周とは、内部ゴム栓77によ
って水密状態に封止される。
【0013】このように構成される雄コネクタ43を組
み付けるには、先ずシールド電線63の外皮71外周に
外部ゴム栓81を装着する。次いで、外皮71が切除さ
れ露出されたシールド編組69を段部状に折り返し、こ
の折り返し部に接触子73を装着する。次いで、絶縁芯
線67の外周に内部ゴム栓77を装着し、その後、絶縁
芯線67の導体65に雄端子57の電線接続部57aを
圧着する。次いで、シールド電線63が接続された雄端
子57をインナーハウジング49の後方から端子収容室
59に挿入する。雄端子57が端子収容室59に挿入さ
れ、所定位置に達すると、弾性係止片61が雄端子57
に係止し、雄端子57は端子収容室59からの抜けが規
制される。
【0014】これと同時に、内部ゴム栓77がインナー
ハウジング49後部のゴム栓嵌合部79に嵌着されると
ともに、接触子73が金属シェル53の後部内周に接触
され、更に、外部ゴム栓81がアウターハウジング47
の後部に嵌着されることになる。外部ゴム栓81が嵌着
されたアウターハウジング47の後部には、更に、リヤ
ホルダ83が取り付けられ、外部ゴム栓81の脱落が防
止され、雄コネクタ43の組み付けが完了する。
【0015】このようにして組み付けが完了した雄コネ
クタ43では、図3に示すように、中心の雄端子57を
包囲してインナーハウジング49の先端が同心円状に配
置されるとともに、このインナーハウジング49の先端
を包囲して、更に、アウターハウジング47の先端が同
心円状に配置される。
【0016】一方、雄コネクタ43と略同様に構成され
る雌コネクタ45は、アウターハウジング91、金属シ
ェル93、インナーハウジング95、雌端子97の構成
が異なる他は、シールド電線63、内部ゴム栓77、接
触子73、外部ゴム栓81、リヤホルダ83が同様のも
のとなっている。従って、異なる構成部分のみを説明す
れば、絶縁樹脂材からなる筒状のアウターハウジング9
1の内部には同じく筒状のインナーハウジング95が連
結部99によって一体形成され、アウターハウジング9
1とインナーハウジング95の間には金属シェル93が
挿入されるシェル挿入溝101が設けられる。また、イ
ンナーハウジング95には雌端子97を収容する端子収
容室103が形成され、端子収容室103は雌端子97
と係止する弾性係止片105を有する。
【0017】雌コネクタ45の嵌合面では、図6に示す
ように、中心のインナーハウジング95を包囲してアウ
ターハウジング91が同心円状に配置されるとともに、
このアウターハウジング91の先端を包囲して、更に、
外筒部107が同心円状に配置される。従って、図5に
示すように、インナーハウジング95とアウターハウジ
ング91との間には円環状の第一間隙109が形成さ
れ、アウターハウジング91と外筒部107との間には
第二間隙111が形成されることになる。また、インナ
ーハウジング95の外周には内部パッキン113が嵌着
され、アウターハウジング91の外周には外部パッキン
115が嵌着されている。
【0018】雌端子97には、上述の雄コネクタ43と
同様の手順によって、内部ゴム栓77、接触子73、外
部ゴム栓81の取り付けられたシールド電線63が接続
される。シールド電線63の接続された雌端子97がイ
ンナーハウジング95の後方から端子収容室103に挿
入されると、弾性係止片105が雌端子97に係止し、
雌端子97は端子収容室103からの抜けが規制され
る。
【0019】これと同時に、内部ゴム栓77がインナー
ハウジング95後部のゴム栓嵌合部117に嵌着される
とともに、接触子73が金属シェル93の後部内周に接
触され、更に、外部ゴム栓81がアウターハウジング9
1の後部に嵌着されることになる。外部ゴム栓81が嵌
着されたアウターハウジング91の後部には、更に、リ
ヤホルダ83が挿入され、外部ゴム栓81の脱落が防止
され、雌コネクタ45の組み付けが完了することにな
る。
【0020】以上のようにして構成された雄コネクタ4
3と雌コネクタ45とからなるコネクタ41の嵌合使用
時における作用を説明する。図1に示すように、雄コネ
クタ43と雌コネクタ45が嵌合されると、雄コネクタ
43のインナーハウジング49の先端49aが雌コネク
タ45の第一間隙109に挿入されるとともに、雄コネ
クタ43のアウターハウジング47の先端47aが雌コ
ネクタ45の第二間隙111に挿入される。
【0021】雌コネクタ45の第一間隙109に挿入さ
れた雄コネクタ43のインナーハウジング先端49a
は、内周が内部パッキン113と密接する。これによ
り、雄コネクタ43と雌コネクタ45のインナーハウジ
ング49、95は、水密状態で嵌合されることとなる。
また、第二間隙111に挿入された雄コネクタ43のア
ウターハウジング先端47aは、内周が外部パッキン1
15と密接する。これにより、雄コネクタ43と雌コネ
クタ45のアウターハウジング47、91同士は、水密
状態で嵌合されることとなる。
【0022】また、それぞれのインナーハウジング4
9、95後部は、内部ゴム栓77によって絶縁芯線67
との間が水密状態に封止される。従って、コネクタ41
は、内部がインナーハウジング49、95内側の空間
と、アウターハウジング47、91内側の空間とに分け
られて、二重に封止されることになる。これにより、ア
ウターハウジング47、91とインナーハウジング4
9、95の間に配設された金属シェル53、93と、イ
ンナーハウジング49、95の内部に収容された雄雌端
子57、97とは絶縁されることになり、例え、結露水
がいずれか一方の空間で発生した場合においても、結露
水が両方の空間に渡って流れ込み、金属シェル53、9
3と雄雌端子57、97とを漏電させることがなくな
る。
【0023】次に、本発明に係る結露対策用防水コネク
タの他の実施例を図7〜図11に基づいて説明する。図
7は嵌合状態における他の実施例の結露対策用防水コネ
クタの断面図、図8は他の実施例の雄コネクタの断面
図、図9は他の実施例の雄コネクタの正面図、図10は
他の実施例の雌コネクタの断面図、図11は他の実施例
の雌コネクタの正面図である。この実施例によるコネク
タ121は嵌合可能な雄コネクタ123と雌コネクタ1
25とからなる。先ず、雄コネクタ123の場合を例に
説明すれば、図8に示すように、絶縁樹脂材からなる筒
状のアウターハウジング127の内部には同じく筒状の
インナーハウジング129が連結部131によって一体
形成され、アウターハウジング127とインナーハウジ
ング129の間には金属シェル133が挟入されてい
る。また、インナーハウジング129には雄端子137
を収容する端子収容室139が形成され、端子収容室1
39は雄端子137と係止する弾性係止片141を有す
る。
【0024】一方、シールド電線63は、外皮71が除
去され露出したシールド編組69が外皮71の外周上で
後方に折り返されている。シールド編組69の折り返し
部には導電性材料からなる接触子149が圧着され、接
触子149は、筒状の小径部149aと大径部149b
とからなり、小径部149aがシールド編組69に圧着
されるとともに、大径部149bが金属シェル133後
部の内側に嵌合される。
【0025】接触子149が装着されたシールド電線6
3の端末には、更にOリング151が絶縁芯線67の外
周に装着される。Oリング151は、内径が絶縁芯線6
7の外径より若干小さく形成され、絶縁芯線67の外周
に密着する。また、Oリング151は、インナーハウジ
ング129の内径より若干大きく形成される。従って、
インナーハウジング129の後部から引き出された絶縁
芯線67と、インナーハウジング129の内周とは、絶
縁芯線67の外周に装着されたOリング151によって
水密状態に封止される。
【0026】また、この実施例によるコネクタ121で
は、雄端子137の電気接触部137a先端に絶縁キャ
ップ155が被せられている。また、電気接触部137
aの外周にはムービングプレート157がスライド自在
に取り付けられ、ムービングプレート157は図示しな
いストッパにより電気接触部137aの先端からの脱落
が防止されている。雄端子137の中央部にはフランジ
部159が形成され、このフランジ部159とムービン
グプレート157との間にはスプリング161が装着さ
れている。スプリング161は、ムービングプレート1
57を付勢して電気接触部137aの先端に配置させて
いる。つまり、通常時には、ムービングプレート157
が電気接触部137aの先端に配置され、雄端子137
は電気接触面がコネクタ前面から露出しないようになっ
ている。
【0027】このように構成される雄コネクタ123を
組み付けるには、先ずシールド電線63の外皮71外周
に外部ゴム栓81を装着する。次いで、外皮71が切除
され露出されたシールド編組69を折り返し、この折り
返し部に接触子149を装着する。次いで、絶縁芯線6
7の外周にOリング151を装着し、その後、絶縁芯線
67の導体65に雄端子137の電線接続部137bを
圧着する。次いで、シールド電線63が接続された雄端
子137をインナーハウジング129の後方から端子収
容室139に挿入する。雄端子137が端子収容室13
9に挿入され、所定位置に達すると、弾性係止片141
が雄端子137に係止し、雄端子137は端子収容室1
39からの抜けが規制される。
【0028】これと同時に、Oリング151がインナー
ハウジング129の後部に嵌着されるとともに、接触子
149が金属シェル133の後部内周に接触され、更
に、外部ゴム栓81がアウターハウジング127の後部
に嵌着されることになる。外部ゴム栓81が嵌着された
アウターハウジング127の後部には、更に、リヤホル
ダ83が取り付けられ、外部ゴム栓81の脱落が防止さ
れ、雄コネクタ123の組み付けが完了する。
【0029】一方、雌コネクタ125は、絶縁キャップ
155、ムービングプレート157、スプリング161
が設けられず、図10に示すように、アウターハウジン
グ165、金属シェル167、インナーハウジング16
9、雌端子171の構成が異なる他は、シールド電線6
3、Oリング151、接触子149、外部ゴム栓81、
リヤホルダ83が雄コネクタ123と同様のものとなっ
ている。従って、異なる構成部分のみを説明すれば、絶
縁樹脂材からなる筒状のアウターハウジング165の内
部には同じく筒状のインナーハウジング169が連結部
173によって一体形成され、アウターハウジング16
5とインナーハウジング169の間には金属シェル16
7が挟入されている。また、インナーハウジング169
には雌端子171を収容する端子収容室177が形成さ
れ、端子収容室177は雌端子171と係止する弾性係
止片179を有する。
【0030】雌コネクタ125の嵌合面では、図11に
示すように、中央のインナーハウジング169を包囲し
てアウターハウジング165が同心円状に配置されると
ともに、このアウターハウジング165の先端を包囲し
て、更に、外筒部181が同心円状に配置される。従っ
て、図10に示すように、インナーハウジング169と
外筒部181との間には階段状の挿入間隙183が形成
されることになる。また、インナーハウジング169の
外周には内部パッキン113が嵌着され、アウターハウ
ジング165の外周には外部パッキン115が嵌着され
ている。
【0031】この雌コネクタ125を組み付けるには、
上述の雄コネクタ123と同様の手順によって、Oリン
グ151、接触子149、外部ゴム栓81の取り付けら
れたシールド電線63を雌端子171に接続する。シー
ルド電線63の接続された雌端子171がインナーハウ
ジング169の後方から端子収容室177に挿入される
と、弾性係止片179が雌端子171に係止し、雌端子
171は端子収容室177からの抜けが規制される。
【0032】これと同時に、Oリング151がインナー
ハウジング169の後部に嵌着されるとともに、接触子
149が金属シェル167の後部内周に接触され、更
に、外部ゴム栓81がアウターハウジング165の後部
に嵌着されることになる。外部ゴム栓81が嵌着された
アウターハウジング165の後部には、更に、リヤホル
ダ83が挿入され、外部ゴム栓81の脱落が防止され、
雌コネクタ125の組み付けが完了することになる。
【0033】以上のようにして構成された雄コネクタ1
23と雌コネクタ125とからなるコネクタ121の嵌
合使用時における作用を説明する。図7に示すように、
雄コネクタ123と雌コネクタ125が嵌合されると、
ムービングプレート157がスプリング161に抗して
移動され、雄端子137の電気接触部137aが雌端子
171の電気接触部171aへ挿入される。同時に、雄
コネクタ123のインナーハウジング129の先端12
9aと、アウターハウジング127の先端127aが雌
コネクタ125の挿入間隙183に挿入される。
【0034】雌コネクタ125の挿入間隙183に挿入
された雄コネクタ123のインナーハウジング先端12
9aは、内周が内部パッキン113と密接する。これに
より、雄コネクタ123と雌コネクタ125のインナー
ハウジング129、169は、水密状態で嵌合されるこ
ととなる。また、雄コネクタ123のアウターハウジン
グ先端127aは、内周が外部パッキン115と密接す
る。これにより、雄コネクタ123と雌コネクタ125
のアウターハウジング127、165同士は、水密状態
で嵌合されることとなる。
【0035】また、それぞれのインナーハウジング12
9、169後部は、Oリング151によって絶縁芯線6
7との間が水密状態に封止される。従って、コネクタ1
21は、内部がインナーハウジング129、169内側
の空間と、アウターハウジング127、165内側の空
間とに分けられて、二重に封止されることになる。これ
により、アウターハウジング127、165とインナー
ハウジング129、169の間に配設された金属シェル
133、167と、インナーハウジング129、169
の内部に収容された雄雌端子137、171とは絶縁さ
れることになり、例え、結露水がいずれか一方の空間で
発生した場合においても、結露水が両方の空間に渡って
流れ込み、金属シェル133、167と雄雌端子13
7、171とを漏電させることがなくなる。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る結露対策用防水コネクタによれば、内部パッキン、外
部パッキンをコネクタ嵌合面に設けるとともに、内部ゴ
ム栓、外部ゴム栓をシールド電線に装着したので、雄コ
ネクタと雌コネクタが嵌合されると、雄コネクタと雌コ
ネクタのインナーハウジング同士及びアウターハウジン
グ同士がそれぞれ水密状態で嵌合され、内部がインナー
ハウジングと、アウターハウジングとに分けられて、二
重に封止されることになる。この結果、アウターハウジ
ングとインナーハウジングの間に配設された金属シェル
と、インナーハウジングの内部に収容された雄雌端子と
が絶縁され、結露水がいずれか一方の空間で発生した場
合においても、結露水が両方の空間に渡って流れ込ま
ず、結露水による漏電を確実に防止することができ、安
全面での信頼性を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】嵌合状態における本発明による結露対策用防水
コネクタの断面図である。
【図2】雄コネクタの断面図である。
【図3】雄コネクタの正面図である。
【図4】シールド電線端末部の組付け構造を説明する斜
視図である。
【図5】雌コネクタの断面図である。
【図6】雌コネクタの正面図である。
【図7】他の実施例の結露対策用防水コネクタの断面図
である。
【図8】他の実施例の雄コネクタの断面図である。
【図9】他の実施例の雄コネクタの正面図である。
【図10】他の実施例の雌コネクタの断面図である。
【図11】他の実施例の雌コネクタの正面図である。
【図12】従来の雄コネクタの断面図である。
【図13】従来の雌コネクタの断面図である。
【図14】従来のコネクタの嵌合状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
41、121 結露対策用防水コネクタ 43、123 雄コネクタ 45、125 雌コネクタ 47、91、127、165 アウターハウジング 49、95、129、169 インナーハウジング 53、93、133、167 金属シェル 57、137 雄端子(端子) 63 シールド電線 67 絶縁芯線 71 外皮 77 内部ゴム栓 81 外部ゴム栓 97、171 雌端子(端子) 113 内部パッキン 115 外部パッキン 151 0リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 光弘 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄コネクタ及び雌コネクタのアウターハ
    ウジングに金属シェルで覆われたインナーハウジングを
    内設し、シールド電線の絶縁芯線と接続された端子をそ
    れぞれの前記インナーハウジングに装着し、前記雄コネ
    クタのインナーハウジング先端内周を前記雌コネクタの
    インナーハウジング先端外周に挿入するとともに、前記
    雄コネクタのアウターハウジング先端内周を前記雌コネ
    クタのアウターハウジング先端外周に挿入して前記雄コ
    ネクタと前記雌コネクタとを嵌合する結露対策用防水コ
    ネクタにおいて、 前記雄コネクタのインナーハウジング先端内周に密接す
    る内部パッキンを前記雌コネクタのインナーハウジング
    外周に装着し、前記雄コネクタのアウターハウジング先
    端内周に密接する外部パッキンを前記雌コネクタのアウ
    ターハウジング外周に装着したことを特徴とする結露対
    策用防水コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記インナーハウジングと前記絶縁芯線
    との間を水密封止する内部ゴム栓を前記雄コネクタと前
    記雌コネクタのそれぞれの絶縁芯線の外周に装着したこ
    とを特徴とする請求項1記載の結露対策用防水コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記アウターハウジングと前記シールド
    電線の外皮との間を水密封止する外部ゴム栓を前記雄コ
    ネクタと前記雌コネクタのそれぞれのシールド電線外皮
    の外周に装着したことを特徴とする請求項1記載又は2
    記載の結露対策用防水コネクタ。
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