JPH08320648A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JPH08320648A JPH08320648A JP7124741A JP12474195A JPH08320648A JP H08320648 A JPH08320648 A JP H08320648A JP 7124741 A JP7124741 A JP 7124741A JP 12474195 A JP12474195 A JP 12474195A JP H08320648 A JPH08320648 A JP H08320648A
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/09—Arrangements for giving variable traffic instructions
- G08G1/0962—Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
- G08G1/0968—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle
- G08G1/096805—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where the transmitted instructions are used to compute a route
- G08G1/096827—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where the transmitted instructions are used to compute a route where the route is computed onboard
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01C—MEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
- G01C21/00—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
- G01C21/26—Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
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- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08G—TRAFFIC CONTROL SYSTEMS
- G08G1/00—Traffic control systems for road vehicles
- G08G1/09—Arrangements for giving variable traffic instructions
- G08G1/0962—Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
- G08G1/0968—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle
- G08G1/096855—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where the output is provided in a suitable form to the driver
- G08G1/096872—Systems involving transmission of navigation instructions to the vehicle where the output is provided in a suitable form to the driver where instructions are given per voice
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- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09B—EDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
- G09B29/00—Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
- G09B29/10—Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
- G09B29/106—Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids using electronic means
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- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一情報量の記憶に際して媒体の容量が小さ
く低コストですみ、同容量の媒体の使用では、多量の情
報を記憶して使用できる多機能・高性能なナビゲーショ
ン装置を提供する。 【構成】 地図データ、経路探索用データ、索引用デー
タなどを含み、少なくとも一部の電子化情報が圧縮され
た状態で、これらの電子化情報がCD−ROM1に格納
されており、CD−ROM1から、読出し装置2により
電子化情報が読出され、読出された電子化情報の圧縮/
非圧縮が圧縮モード判定装置3で判定され、圧縮されて
いる場合は、選択スイッチ4が切換端子t1側に切換ら
れ、伸張装置5により圧縮された電子化情報が伸張され
てナビゲーション装置本体6に入力され、非圧縮の場合
は、直接ナビゲーション装置6に入力される。
く低コストですみ、同容量の媒体の使用では、多量の情
報を記憶して使用できる多機能・高性能なナビゲーショ
ン装置を提供する。 【構成】 地図データ、経路探索用データ、索引用デー
タなどを含み、少なくとも一部の電子化情報が圧縮され
た状態で、これらの電子化情報がCD−ROM1に格納
されており、CD−ROM1から、読出し装置2により
電子化情報が読出され、読出された電子化情報の圧縮/
非圧縮が圧縮モード判定装置3で判定され、圧縮されて
いる場合は、選択スイッチ4が切換端子t1側に切換ら
れ、伸張装置5により圧縮された電子化情報が伸張され
てナビゲーション装置本体6に入力され、非圧縮の場合
は、直接ナビゲーション装置6に入力される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子化された地図を利
用して画面に地図を表示し、地図上に現在位置を表示
し、目的地までの道案内を画面や音声で行うナビゲーシ
ョン装置に関する。
用して画面に地図を表示し、地図上に現在位置を表示
し、目的地までの道案内を画面や音声で行うナビゲーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のナビゲーション装置には、地図な
どの大容量のデータに備えてCD−ROMのような外部
記憶装置が設けられている。そのデータフォーマット
は、ナビゲーション研究会などで規格化され、標準化さ
れてきているが、そのフォーマットに準ずる場合、その
容量に対する情報量の割合には限度がある。すなわち、
実際には使用しない情報のために、フリアを確保しなく
てはならないからである。特に、地図上の地名、交差点
名そして標準化されていないが、各種索引検索データな
どの文字データは、アスキートコードなどの文字コード
として記憶されている。アスキーコードの場合、その値
の取り得る範囲を考えると、データ容量に対して実際の
情報量がかなり小さいことはよく知られている。独自フ
ォーマットにすれば、そのナビゲーション装置に最適な
地図フォーマット、データファーマットを作成できる
が、汎用性がなくなるという欠点がある。
どの大容量のデータに備えてCD−ROMのような外部
記憶装置が設けられている。そのデータフォーマット
は、ナビゲーション研究会などで規格化され、標準化さ
れてきているが、そのフォーマットに準ずる場合、その
容量に対する情報量の割合には限度がある。すなわち、
実際には使用しない情報のために、フリアを確保しなく
てはならないからである。特に、地図上の地名、交差点
名そして標準化されていないが、各種索引検索データな
どの文字データは、アスキートコードなどの文字コード
として記憶されている。アスキーコードの場合、その値
の取り得る範囲を考えると、データ容量に対して実際の
情報量がかなり小さいことはよく知られている。独自フ
ォーマットにすれば、そのナビゲーション装置に最適な
地図フォーマット、データファーマットを作成できる
が、汎用性がなくなるという欠点がある。
【0003】現在使用されているナビゲーション装置の
外部記憶媒体としては、CD−ROMが一般的である。
それは、データ量が多量のために、ビット当たりの単価
が最も安価な媒体として選択されたものである。通常の
用途に使用するデータ量では、日本全国が一枚のCD−
R0Mに納まるが、色々な機能を付加したり、情報量を
さらに多くして使用する用途においては、一枚に納まら
ず複数枚に分かれてしまう。そのために、オペレータ
が、CD−ROMをその都度入れ換えるか、オートチェ
ンジャで自動的に入れ換える必要があった。オペレータ
は運転者であることが多く、操作の負担がかかり危険で
ある場合もある。オートチェンジャを使用する方式は、
装置が効果になってしまうことと、入れ換えに時間がか
かり、複数枚のCD−ROMを交互にアクセスするよう
な使用方法は実際問題として実現できないので、装置の
フレキシビリティが制限される。また、音楽用のCDの
オートチェンジャと兼用することによって、見かけ上の
価格を下げる方法もあるが、音楽を聞いている時はナビ
ゲーション装置が機能しないという問題がある。よっ
て、例えばカラオケなどのCDソフトに依存したアプリ
ケーションを実行する時以外の通常のナビゲーション装
置として使用する場合は、CD−ROMを入れ換えずに
動作でき、全国のデータが一枚に納められれば、装置と
しての価値は高くなる。
外部記憶媒体としては、CD−ROMが一般的である。
それは、データ量が多量のために、ビット当たりの単価
が最も安価な媒体として選択されたものである。通常の
用途に使用するデータ量では、日本全国が一枚のCD−
R0Mに納まるが、色々な機能を付加したり、情報量を
さらに多くして使用する用途においては、一枚に納まら
ず複数枚に分かれてしまう。そのために、オペレータ
が、CD−ROMをその都度入れ換えるか、オートチェ
ンジャで自動的に入れ換える必要があった。オペレータ
は運転者であることが多く、操作の負担がかかり危険で
ある場合もある。オートチェンジャを使用する方式は、
装置が効果になってしまうことと、入れ換えに時間がか
かり、複数枚のCD−ROMを交互にアクセスするよう
な使用方法は実際問題として実現できないので、装置の
フレキシビリティが制限される。また、音楽用のCDの
オートチェンジャと兼用することによって、見かけ上の
価格を下げる方法もあるが、音楽を聞いている時はナビ
ゲーション装置が機能しないという問題がある。よっ
て、例えばカラオケなどのCDソフトに依存したアプリ
ケーションを実行する時以外の通常のナビゲーション装
置として使用する場合は、CD−ROMを入れ換えずに
動作でき、全国のデータが一枚に納められれば、装置と
しての価値は高くなる。
【0004】コンピュータの分野ではデータファイルの
圧縮という技術がある。外部記憶装置の容量を有効に活
用したり、ネットワークを通じてデータを送信する時間
を節約するためのものである。一般的な圧縮方法は、固
定パターンが連続している場合に、そのパターンと連続
回数に置き換える方法である。すなわち、0という情報
が10回続いた時、そのままでは10個になるが、0と
10という2個の情報に圧縮できるということである。
この方法はもとのデータのフォーマットによらない汎用
的な圧縮方法である。
圧縮という技術がある。外部記憶装置の容量を有効に活
用したり、ネットワークを通じてデータを送信する時間
を節約するためのものである。一般的な圧縮方法は、固
定パターンが連続している場合に、そのパターンと連続
回数に置き換える方法である。すなわち、0という情報
が10回続いた時、そのままでは10個になるが、0と
10という2個の情報に圧縮できるということである。
この方法はもとのデータのフォーマットによらない汎用
的な圧縮方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナビゲ
ーション装置の機能・性能は年々向上しており、必要と
するデータも膨大な量になってきているなかで、従来の
ナビゲーション装置では、記憶媒体として半導体メモリ
を使用するとコストがかかるという点で、使用されてい
る磁気テープやCD−R0Mなどの読出速度が遅い記憶
媒体では、さらに全体的な実行時間を短くできないとい
う問題を有していた。
ーション装置の機能・性能は年々向上しており、必要と
するデータも膨大な量になってきているなかで、従来の
ナビゲーション装置では、記憶媒体として半導体メモリ
を使用するとコストがかかるという点で、使用されてい
る磁気テープやCD−R0Mなどの読出速度が遅い記憶
媒体では、さらに全体的な実行時間を短くできないとい
う問題を有していた。
【0006】また、現在の地図CD−ROMは日本全国
のデータを一枚に納めることができてはいるが、今後の
多機能化や性能向上のために、データ量は増大する方向
にあり、データを増やしても一枚のCD−R0Mに納め
られるような方向が必要とされている。
のデータを一枚に納めることができてはいるが、今後の
多機能化や性能向上のために、データ量は増大する方向
にあり、データを増やしても一枚のCD−R0Mに納め
られるような方向が必要とされている。
【0007】本発明は、前述した課題に鑑み、同一情報
量の記憶に際しては媒体の容量が小さく低コストです
み、同容量の媒体を使用した場合には、多量の情報を記
憶させて使用できる多機能・高性能なナビゲーション装
置を提供するものである。
量の記憶に際しては媒体の容量が小さく低コストです
み、同容量の媒体を使用した場合には、多量の情報を記
憶させて使用できる多機能・高性能なナビゲーション装
置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、地図データ、経路探索用デ
ータ、索引用データ、地域施設データ、住所・電話デー
タを電子化情報として含み、少なくとも一部の電子化情
報が圧縮された構造のデータベースを備え、当該データ
ベースから電子化情報を読み出して、地図表示、現在位
置推定、データ検索及び経路探索を行うナビゲーション
装置であり、前記電子化情報が格納される媒体と、該媒
体から前記電子化情報を読み出す読出手段と、前記圧縮
された電子化情報を伸張する伸張手段とを有するもので
ある。
に、請求項1記載の発明は、地図データ、経路探索用デ
ータ、索引用データ、地域施設データ、住所・電話デー
タを電子化情報として含み、少なくとも一部の電子化情
報が圧縮された構造のデータベースを備え、当該データ
ベースから電子化情報を読み出して、地図表示、現在位
置推定、データ検索及び経路探索を行うナビゲーション
装置であり、前記電子化情報が格納される媒体と、該媒
体から前記電子化情報を読み出す読出手段と、前記圧縮
された電子化情報を伸張する伸張手段とを有するもので
ある。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記媒
体が、CD−ROMまたは光ディスクまたは磁気ディス
クであることを特徴とするものである。
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記媒
体が、CD−ROMまたは光ディスクまたは磁気ディス
クであることを特徴とするものである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記伸
張手段がハードウェアで構成されていることを特徴とす
るものである。
3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記伸
張手段がハードウェアで構成されていることを特徴とす
るものである。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記媒
体から読み出した電子情報を伸張するか否かを判定制御
する判定制御手段が設けられていることを特徴とするも
のである。
4記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記媒
体から読み出した電子情報を伸張するか否かを判定制御
する判定制御手段が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
5記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記媒
体から読み出した電子情報を伸張するか否かを自動的に
判定制御する自動判定制御手段が設けられていることを
特徴とするものである。
5記載の発明は、請求項1記載の発明に対して、前記媒
体から読み出した電子情報を伸張するか否かを自動的に
判定制御する自動判定制御手段が設けられていることを
特徴とするものである。
【0013】同様に前記目的を達成するために、請求項
6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電
子化情報が、複数のブロックに分割され、少なくとも一
つのブロックの電子化情報が圧縮されていることを特徴
とするものである。
6記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電
子化情報が、複数のブロックに分割され、少なくとも一
つのブロックの電子化情報が圧縮されていることを特徴
とするものである。
【0014】同様に前記目的を達成するために、請求項
7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電
子化情報が、圧縮された下位データと該下位データのイ
ンデックスとで構成されていることを特徴とするもので
ある。
7記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記電
子化情報が、圧縮された下位データと該下位データのイ
ンデックスとで構成されていることを特徴とするもので
ある。
【0015】同様に前記目的を達成するために、請求項
8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記下
位データのサイズに対応して、前記インデックスが書き
換えられて、前記媒体に格納されていることを特徴とす
るものである。
8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記下
位データのサイズに対応して、前記インデックスが書き
換えられて、前記媒体に格納されていることを特徴とす
るものである。
【0016】同様に前記目的を達成するために、請求項
9記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記圧
縮された電子化情報は、データの取り得る範囲に基づい
て圧縮されていることを特徴とするものである。
9記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記圧
縮された電子化情報は、データの取り得る範囲に基づい
て圧縮されていることを特徴とするものである。
【0017】同様に前記目的を達成するために、請求項
10記載の発明は、請求項9記載の発明において、伸張
用のデータが、圧縮データと共に前記媒体に格納されて
いることを特徴とするものである。
10記載の発明は、請求項9記載の発明において、伸張
用のデータが、圧縮データと共に前記媒体に格納されて
いることを特徴とするものである。
【0018】同様に前記目的を達成するために、請求項
11記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記
圧縮された電子化情報は、データの取り得る範囲が限定
されているデータが連続するように、データが並び換え
て圧縮されていることを特徴とするものである。
11記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記
圧縮された電子化情報は、データの取り得る範囲が限定
されているデータが連続するように、データが並び換え
て圧縮されていることを特徴とするものである。
【0019】同様に前記目的を達成するために、請求項
12記載の発明は、請求項11記載の発明において、伸
張用のデータが、圧縮データと共に前記媒体に格納され
ていることを特徴とするものである。
12記載の発明は、請求項11記載の発明において、伸
張用のデータが、圧縮データと共に前記媒体に格納され
ていることを特徴とするものである。
【0020】
【作用】本発明は、地図データ、経路探索用データ、索
引用データ、地域施設データ、住所・電話データを電子
化情報として含み、少なくとも一部の電子化情報が圧縮
された構造のデータベースを備えており、該データベー
スが格納されている媒体から、読出手段によって電子化
情報が読み出され、読み出された電子化情報が圧縮され
ている場合には、伸張手段によって、圧縮された電子化
情報は伸張され、読み出された電子化情報に基づいて、
地図表示、現在位置推定、データ検索及び経路探索が行
われる。
引用データ、地域施設データ、住所・電話データを電子
化情報として含み、少なくとも一部の電子化情報が圧縮
された構造のデータベースを備えており、該データベー
スが格納されている媒体から、読出手段によって電子化
情報が読み出され、読み出された電子化情報が圧縮され
ている場合には、伸張手段によって、圧縮された電子化
情報は伸張され、読み出された電子化情報に基づいて、
地図表示、現在位置推定、データ検索及び経路探索が行
われる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図1を参照して
説明する。
説明する。
【0022】図1は、本実施例の構成を示すブロック図
である。同図で1は、地図データ、索引データ、経路探
索用データ、音声データ、画像データが格納されたCD
−ROMであり、このCD−ROM1にはデータの読取
り動作を行う読取装置2が接続され、読取装置2には、
データの圧縮モードの判定を行う圧縮モード判定装置3
が接続されている。この圧縮モード判定装置3の出力端
子には、伸張動作と非伸張動作の選択を行う選択スイッ
チ4が接続され、選択スイッチ4の切換端子t1には伸
張装置5が接続され、伸張装置5の出力端子は、ナビゲ
ーション装置本体6に接続され、選択スイッチ4の切換
端子t2には、ナビゲーション装置本体6が直接接続さ
れている。また、選択スイッチ4のコモン端子に、読取
り装置2の出力端子が接続されている。
である。同図で1は、地図データ、索引データ、経路探
索用データ、音声データ、画像データが格納されたCD
−ROMであり、このCD−ROM1にはデータの読取
り動作を行う読取装置2が接続され、読取装置2には、
データの圧縮モードの判定を行う圧縮モード判定装置3
が接続されている。この圧縮モード判定装置3の出力端
子には、伸張動作と非伸張動作の選択を行う選択スイッ
チ4が接続され、選択スイッチ4の切換端子t1には伸
張装置5が接続され、伸張装置5の出力端子は、ナビゲ
ーション装置本体6に接続され、選択スイッチ4の切換
端子t2には、ナビゲーション装置本体6が直接接続さ
れている。また、選択スイッチ4のコモン端子に、読取
り装置2の出力端子が接続されている。
【0023】そして、ナビゲーション装置本体6には、
ナビゲーション装置本体6の操作を行うリモコン7、読
出されたデータが表示されるディスプレイ8、及び読み
出されたデータに関する情報を通報するスピーカ9が接
続されている。
ナビゲーション装置本体6の操作を行うリモコン7、読
出されたデータが表示されるディスプレイ8、及び読み
出されたデータに関する情報を通報するスピーカ9が接
続されている。
【0024】このような構成の本実施例の動作を説明す
る。読取り装置2によつて、CD−ROM1のデータ
が、圧縮データか否かに関係なく、CD−ROM規格に
よるフォーマットで読み出され、読み出されたデータ
は、圧縮モード判定装置3に入力される。
る。読取り装置2によつて、CD−ROM1のデータ
が、圧縮データか否かに関係なく、CD−ROM規格に
よるフォーマットで読み出され、読み出されたデータ
は、圧縮モード判定装置3に入力される。
【0025】圧縮モード判定装置3により、該データが
圧縮モードであるか否かの判定が行われ、圧縮モードで
あると判定されると、圧縮モード判定装置3によって、
選択スイッチ4が端子t1側に切り換えられ、同時に圧
縮モード判定装置3により、データ内の圧縮方法情報が
解析され、圧縮モード判定装置3から伸張装置5に、圧
縮方法情報に基づいた伸縮指令が入力される。そして、
伸縮装置5によって切り換えられた選択スイッチ4を介
して、読取り装置2から入力されるデータが、伸縮指令
に基づいて伸縮され、伸縮されたデータがナビゲーショ
ン装置本体6に入力される。
圧縮モードであるか否かの判定が行われ、圧縮モードで
あると判定されると、圧縮モード判定装置3によって、
選択スイッチ4が端子t1側に切り換えられ、同時に圧
縮モード判定装置3により、データ内の圧縮方法情報が
解析され、圧縮モード判定装置3から伸張装置5に、圧
縮方法情報に基づいた伸縮指令が入力される。そして、
伸縮装置5によって切り換えられた選択スイッチ4を介
して、読取り装置2から入力されるデータが、伸縮指令
に基づいて伸縮され、伸縮されたデータがナビゲーショ
ン装置本体6に入力される。
【0026】一方、圧縮モード判定装置3により、該デ
ータが非圧縮モードであると判定された場合には、圧縮
モード判定装置3によって、選択スイッチ4が端子t2
側に切り換えられ、該データは読取り装置2から、直接
ナビゲーション装置本体6に入力される。
ータが非圧縮モードであると判定された場合には、圧縮
モード判定装置3によって、選択スイッチ4が端子t2
側に切り換えられ、該データは読取り装置2から、直接
ナビゲーション装置本体6に入力される。
【0027】リモコン7によつて、現在位置画像表示の
コマンドをナビゲーション装置本体6に入力した場合に
は、ナビーゲーション装置本体6から、読取り装置2に
対して、現在位置周辺の地図データ読取りの指令が入力
され、読取り装置2は該指令に応じて、CD−ROM1
から現在位置周辺の地図データを読取り、読み取られた
地図データは、すでに述べたようにして、ナビゲーショ
ン装置本体6に入力される。そして、ナビゲーション装
置本体6は、入力されたデータに基づいて、地図画像を
作成してディスプレイ8に表示する。
コマンドをナビゲーション装置本体6に入力した場合に
は、ナビーゲーション装置本体6から、読取り装置2に
対して、現在位置周辺の地図データ読取りの指令が入力
され、読取り装置2は該指令に応じて、CD−ROM1
から現在位置周辺の地図データを読取り、読み取られた
地図データは、すでに述べたようにして、ナビゲーショ
ン装置本体6に入力される。そして、ナビゲーション装
置本体6は、入力されたデータに基づいて、地図画像を
作成してディスプレイ8に表示する。
【0028】リモコン7によつて、動画データ、静止画
データ、音声データのコマンドがナビゲーション装置本
体6に入力された場合も、同様にして、ナビゲーション
装置本体6によって作成された動画像、静止画像がディ
スプレイ8に表示され、データに基づいた通報がスピー
カ9により行われる。この場合、動画データのように、
MPEG等で圧縮されていることが明白な場合には、圧
縮モード判定装置3の判定を待つことなく、ナビゲーシ
ョン装置本体6から、圧縮モード判定装置3に強制的に
圧縮モード指令を入力することも可能である。
データ、音声データのコマンドがナビゲーション装置本
体6に入力された場合も、同様にして、ナビゲーション
装置本体6によって作成された動画像、静止画像がディ
スプレイ8に表示され、データに基づいた通報がスピー
カ9により行われる。この場合、動画データのように、
MPEG等で圧縮されていることが明白な場合には、圧
縮モード判定装置3の判定を待つことなく、ナビゲーシ
ョン装置本体6から、圧縮モード判定装置3に強制的に
圧縮モード指令を入力することも可能である。
【0029】データの圧縮方法であるが、従来例で示し
た汎用的な方法に加えて、ダータのフォーマットに依存
した特殊なやり方を考える。今、16進数表示で「0
A」「DC」という2バイトのデータがあったとする。
これだけでは圧縮のしようがないが、1バイト目の取り
得る値が5種類、2バイト目は3種類だったとすると、
5×3=15で15種類しかないということであり、情
報量としては4ビットしか必要ないということである。
このように、データの値の取り得る範囲も考慮すると、
さらに圧縮率を上げることができる。また、これらの圧
縮は、データの順番に従って処理をしていくので、デー
タの並べ換えをして、データの値の取り得る範囲が限定
されているデータを集めた方が圧縮率を高くすることが
できる。勿論、拡張する時は圧縮を戻した後で逆の並べ
換えをする必要がある。
た汎用的な方法に加えて、ダータのフォーマットに依存
した特殊なやり方を考える。今、16進数表示で「0
A」「DC」という2バイトのデータがあったとする。
これだけでは圧縮のしようがないが、1バイト目の取り
得る値が5種類、2バイト目は3種類だったとすると、
5×3=15で15種類しかないということであり、情
報量としては4ビットしか必要ないということである。
このように、データの値の取り得る範囲も考慮すると、
さらに圧縮率を上げることができる。また、これらの圧
縮は、データの順番に従って処理をしていくので、デー
タの並べ換えをして、データの値の取り得る範囲が限定
されているデータを集めた方が圧縮率を高くすることが
できる。勿論、拡張する時は圧縮を戻した後で逆の並べ
換えをする必要がある。
【0030】データフォーマットに応じて圧縮方法を変
えることもできる。第1の方法は、データの分割圧縮で
ある。データ全体を圧縮する方法は、圧縮率が高いとい
うメリットはあるが、データ全体をメモリ上に展開せね
ばならず、さの容量によっては大量のメモリが必要とな
る。そこで、データ全体を幾つかのブロックに分けて圧
縮することを考える。例えば、ナビゲーション装置の索
引データを考える。この索引とは、目的の地点の地図を
表示したり、目的地を設定したりする時に使用されるも
ので、住所、駅名、空港名、電話番号、施設名、観光地
名などで検索できるようになっている。索引データはそ
のためのデータで、前述した住所や駅名などを大分類と
して、ツリー構造になっている。すなわち、住所を例に
取るならば、大分類が住所、次の分類が北海道、東北、
関東などのエリア、その次の分類が都道府県、その次の
分類が市町村名というようになっている。このように、
ツリー構造になっているため、住所で検索している時
は、駅名検索データや空港名検索データは必要ではな
い。また、北海道を検索している時は、関東のデータは
不要であるので、すべての検索データをメモリ上に展開
する必要はないのである。例えば、住所、空港名などの
大分類でデータを分割して、それぞれ圧縮をかけておく
と、オペレータは、メニュー画面で検索の大分類を指定
する。住所を選択した場合は、住所検索データをメモリ
上に伸張展開する。空港名を選択した場合は、空港名検
索データをメモリ上に伸張展開する。このように、デー
タを分割して圧縮しておくと、圧縮率は相対的に落ちる
ものの、メモリの使用量が少ないというメリットがあ
る。本装置で使用する検索データは、このように分割し
て使用できるので分割圧縮の効果が大である。
えることもできる。第1の方法は、データの分割圧縮で
ある。データ全体を圧縮する方法は、圧縮率が高いとい
うメリットはあるが、データ全体をメモリ上に展開せね
ばならず、さの容量によっては大量のメモリが必要とな
る。そこで、データ全体を幾つかのブロックに分けて圧
縮することを考える。例えば、ナビゲーション装置の索
引データを考える。この索引とは、目的の地点の地図を
表示したり、目的地を設定したりする時に使用されるも
ので、住所、駅名、空港名、電話番号、施設名、観光地
名などで検索できるようになっている。索引データはそ
のためのデータで、前述した住所や駅名などを大分類と
して、ツリー構造になっている。すなわち、住所を例に
取るならば、大分類が住所、次の分類が北海道、東北、
関東などのエリア、その次の分類が都道府県、その次の
分類が市町村名というようになっている。このように、
ツリー構造になっているため、住所で検索している時
は、駅名検索データや空港名検索データは必要ではな
い。また、北海道を検索している時は、関東のデータは
不要であるので、すべての検索データをメモリ上に展開
する必要はないのである。例えば、住所、空港名などの
大分類でデータを分割して、それぞれ圧縮をかけておく
と、オペレータは、メニュー画面で検索の大分類を指定
する。住所を選択した場合は、住所検索データをメモリ
上に伸張展開する。空港名を選択した場合は、空港名検
索データをメモリ上に伸張展開する。このように、デー
タを分割して圧縮しておくと、圧縮率は相対的に落ちる
ものの、メモリの使用量が少ないというメリットがあ
る。本装置で使用する検索データは、このように分割し
て使用できるので分割圧縮の効果が大である。
【0031】第2の方法は、インデックス以外のデータ
を圧縮する方法である。インデックスしは、ディスクオ
ペレーティングシステムでは、ディレクトリとも呼ばれ
ているもので、実際のデータが全体のどの場所に存在す
るかを示すものである。必要なデータをアクセスする時
は、まずインデックスを参照し、そのデータはどの場所
にあるかを見つけ、次にその場所を読みにいくという動
作をする。インデックスがなければ、毎回データ全体を
サーチして、目的のデータを見つけねばならないので、
高速化のために非常に有効な手段である。さらに高速化
するために、インデックス部分をメモリに常駐させる方
法もあるが、インデックスが多種類ある場合は、すべて
を常駐させることは非効率的である。よって、索引デー
タのように、頻繁に使用しないでデータのインデックス
はその都度読み込むことになる。
を圧縮する方法である。インデックスしは、ディスクオ
ペレーティングシステムでは、ディレクトリとも呼ばれ
ているもので、実際のデータが全体のどの場所に存在す
るかを示すものである。必要なデータをアクセスする時
は、まずインデックスを参照し、そのデータはどの場所
にあるかを見つけ、次にその場所を読みにいくという動
作をする。インデックスがなければ、毎回データ全体を
サーチして、目的のデータを見つけねばならないので、
高速化のために非常に有効な手段である。さらに高速化
するために、インデックス部分をメモリに常駐させる方
法もあるが、インデックスが多種類ある場合は、すべて
を常駐させることは非効率的である。よって、索引デー
タのように、頻繁に使用しないでデータのインデックス
はその都度読み込むことになる。
【0032】本装置で使用する索引データは、前述した
ように、ツリー構造になっている。さらにその特徴とし
て、下位になればなるほど、枝分かれが多いこと、上位
データは下位データのインデックスになっていることが
あげられる。住所検索データの最上位はエリア名であ
り、北海道、東北など10個程度であるが、最下位の番
地データなどは100個をこえることもある。最上位の
エリア名ブロックはデータが少ないので、その範囲で圧
縮しても容量削減は期待できず、伸張する時間がかかる
というデメリットの方が大きくなる。これとは逆に最下
位のデータは、データ数多いために、圧縮するメリット
が大である。よって、下位ブロックのインデックスにな
っている上位のデータは圧縮せず、下位のデータを圧縮
するようにする。
ように、ツリー構造になっている。さらにその特徴とし
て、下位になればなるほど、枝分かれが多いこと、上位
データは下位データのインデックスになっていることが
あげられる。住所検索データの最上位はエリア名であ
り、北海道、東北など10個程度であるが、最下位の番
地データなどは100個をこえることもある。最上位の
エリア名ブロックはデータが少ないので、その範囲で圧
縮しても容量削減は期待できず、伸張する時間がかかる
というデメリットの方が大きくなる。これとは逆に最下
位のデータは、データ数多いために、圧縮するメリット
が大である。よって、下位ブロックのインデックスにな
っている上位のデータは圧縮せず、下位のデータを圧縮
するようにする。
【0033】第3の方法は、第2方法の問題を解決する
ために、さらに工夫を加えたものである。第2の方法の
問題は、下位のデータをそれぞれ圧縮すると、それぞれ
のデータサイズが小さくなるため、それぞれの先頭アド
レスも異なってしまう。そのため、インデックスが指し
示す位置には、目的とするデータが存在しないことにな
る。そこで、それぞれのデータを圧縮してつなげたデー
タに対するインデックスを作成し、それを過去のインデ
ックスと置き換えるのである。具体的に索引データの例
で説明すると、ある県で20の市があり、それぞれの市
のデータが100バイトあったとする。すると、その県
の市のインデックスである県データには、0、100、
200、300・・・1900とインデックスデータが
入っている。すなわち3番目の市のデータを参照する時
は、データの先頭から200バイト目のデータから見れ
ばよいということである。しかし、市のデータがそれぞ
れ独立して圧縮されていて、その圧縮率が80%だった
とする。圧縮されたデータは詰められて記録されるため
に、3番目の市のデータを参照する時は、データの先頭
から160バイト目のデータから見なければならない。
よって、インデックスを0、80、160、240・・
・1520というように書き換えて記録しておけば、イ
ンデックスを参照して市のデータを直接見つけることが
できる。
ために、さらに工夫を加えたものである。第2の方法の
問題は、下位のデータをそれぞれ圧縮すると、それぞれ
のデータサイズが小さくなるため、それぞれの先頭アド
レスも異なってしまう。そのため、インデックスが指し
示す位置には、目的とするデータが存在しないことにな
る。そこで、それぞれのデータを圧縮してつなげたデー
タに対するインデックスを作成し、それを過去のインデ
ックスと置き換えるのである。具体的に索引データの例
で説明すると、ある県で20の市があり、それぞれの市
のデータが100バイトあったとする。すると、その県
の市のインデックスである県データには、0、100、
200、300・・・1900とインデックスデータが
入っている。すなわち3番目の市のデータを参照する時
は、データの先頭から200バイト目のデータから見れ
ばよいということである。しかし、市のデータがそれぞ
れ独立して圧縮されていて、その圧縮率が80%だった
とする。圧縮されたデータは詰められて記録されるため
に、3番目の市のデータを参照する時は、データの先頭
から160バイト目のデータから見なければならない。
よって、インデックスを0、80、160、240・・
・1520というように書き換えて記録しておけば、イ
ンデックスを参照して市のデータを直接見つけることが
できる。
【0034】このような圧縮の方法は色々考えられる。
また、これらのデータはDC−ROMなどの可換媒体に
入っており、装置とデータの組合せも変わる可能性があ
る。問題なのは、圧縮方式が異なる媒体を装着した時で
ある。例えば、データのバージョンアップや、種々の地
図メーカの媒体を使用する場合にこの問題が発生する。
このために、圧縮方法を媒体の一部に書込んでおき、装
置は先ずこの圧縮方法を読出し、その方法に従ってデー
タを読むようにする。
また、これらのデータはDC−ROMなどの可換媒体に
入っており、装置とデータの組合せも変わる可能性があ
る。問題なのは、圧縮方式が異なる媒体を装着した時で
ある。例えば、データのバージョンアップや、種々の地
図メーカの媒体を使用する場合にこの問題が発生する。
このために、圧縮方法を媒体の一部に書込んでおき、装
置は先ずこの圧縮方法を読出し、その方法に従ってデー
タを読むようにする。
【0035】圧縮方法に関する情報には色々の形態が考
えられるが、基本的な情報は圧縮されているか否かの情
報である。圧縮情報が存在しない媒体では、非圧縮と判
定される。この情報は媒体のどこに置いてもよいが、最
も望ましいのは、媒体のIDを記録してある場所であ
る。この場所は、現在市場に出回っている地図媒体には
全て存在するものであり、その場所の一部を圧縮・非圧
縮の判定に最低1ビットを使用して行う。圧縮媒体に
は、圧縮方法情報を記録するエリアを特別に設ける。前
述した圧縮・非圧縮の判定は、図1の圧縮モード判定装
置3で行う。圧縮媒体と判定されたならば、圧縮モード
判定装置3は、特別に設けられた圧縮方法情報を読み出
す。この圧縮方法情報は、より具体的な圧縮方法情報で
あり、データをどのように分割して圧縮しているかの分
割圧縮情報、圧縮のアルゴリズム名、圧縮方法を数式で
表したもの、伸張アルゴリズム名、伸張方法を数式で表
したもの、伸張プログラムを高級言語で記述したもの、
伸張方法バージョン番号などが記録されている。ここで
の説明は、分割圧縮情報と伸張方法バージョン番号が記
録されている媒体について索引データを例に上げて行
う。
えられるが、基本的な情報は圧縮されているか否かの情
報である。圧縮情報が存在しない媒体では、非圧縮と判
定される。この情報は媒体のどこに置いてもよいが、最
も望ましいのは、媒体のIDを記録してある場所であ
る。この場所は、現在市場に出回っている地図媒体には
全て存在するものであり、その場所の一部を圧縮・非圧
縮の判定に最低1ビットを使用して行う。圧縮媒体に
は、圧縮方法情報を記録するエリアを特別に設ける。前
述した圧縮・非圧縮の判定は、図1の圧縮モード判定装
置3で行う。圧縮媒体と判定されたならば、圧縮モード
判定装置3は、特別に設けられた圧縮方法情報を読み出
す。この圧縮方法情報は、より具体的な圧縮方法情報で
あり、データをどのように分割して圧縮しているかの分
割圧縮情報、圧縮のアルゴリズム名、圧縮方法を数式で
表したもの、伸張アルゴリズム名、伸張方法を数式で表
したもの、伸張プログラムを高級言語で記述したもの、
伸張方法バージョン番号などが記録されている。ここで
の説明は、分割圧縮情報と伸張方法バージョン番号が記
録されている媒体について索引データを例に上げて行
う。
【0036】索引情報は、前述したようにツリー構造に
なっており、ここでは、3段階の構造しなっており、そ
の最下位の情報のみが圧縮されていると仮定する。そし
て、圧縮アルゴリズムは3種類あり、1番目は同じバイ
トデータが連続する時に、そのデータを連続した数とそ
のバイトデータの値で置き換える方法である。また、置
き換えているか否かを判定するために、特殊符号として
「00」「00」を頭に、後に「FF」を付ける。すな
わち、「00」「00」「06」「5A」「FF」とい
う5バイトのデータが圧縮データのなかに存在したとす
ると、伸張したデータは「5A」「5A」「5A」「5
A」「5A」「5A」という6バイトのデータとなる。
この圧縮では、5バイト以下の圧縮は意味がないため圧
縮しない。ただし、非圧縮の状態で「00」「00」
「??」「??」「FF」というデータパタンがある場
合は、圧縮パターンと間違えてしまうので、先頭の2バ
イトを圧縮する。■次に、2番目の方法について説明す
る。アスキーコードは1バイトで1文字を表すが、数字
のデータの場合は、1バイトで2文字分の情報量を持た
せられることは周知の事実である。この方法も1番目の
方法に併せて使用するのが2番目の方法である。1番目
の方法で圧縮したデータには「00」「00」「00」
「00」「FF」というデータパターンは存在しない。
そこで、このバターンを数字アスキーデータ圧縮データ
の先頭にする。この5バイトのパターンの後に圧縮した
文字数、続いて圧縮したデータをつなげる。数字アスキ
ー圧縮データの終わりは文字数で判別できる。数字アス
キーコードは「30」から「39」までの10個であ
り、9876543214567という数字はアスキー
コードでは、「39」「38」「37」「36」「3
5」「34」「33」「32」「32」「31」「3
4」「35」「36」「37」「38」の14バイトと
なる。これを圧縮すると、「00」「00」「00」
「00」「FF」「0E」「98」「76」「54」
「32」「14」「56」「78」の13バイトとな
る。伸張はこの逆の操作を行えばよい。
なっており、ここでは、3段階の構造しなっており、そ
の最下位の情報のみが圧縮されていると仮定する。そし
て、圧縮アルゴリズムは3種類あり、1番目は同じバイ
トデータが連続する時に、そのデータを連続した数とそ
のバイトデータの値で置き換える方法である。また、置
き換えているか否かを判定するために、特殊符号として
「00」「00」を頭に、後に「FF」を付ける。すな
わち、「00」「00」「06」「5A」「FF」とい
う5バイトのデータが圧縮データのなかに存在したとす
ると、伸張したデータは「5A」「5A」「5A」「5
A」「5A」「5A」という6バイトのデータとなる。
この圧縮では、5バイト以下の圧縮は意味がないため圧
縮しない。ただし、非圧縮の状態で「00」「00」
「??」「??」「FF」というデータパタンがある場
合は、圧縮パターンと間違えてしまうので、先頭の2バ
イトを圧縮する。■次に、2番目の方法について説明す
る。アスキーコードは1バイトで1文字を表すが、数字
のデータの場合は、1バイトで2文字分の情報量を持た
せられることは周知の事実である。この方法も1番目の
方法に併せて使用するのが2番目の方法である。1番目
の方法で圧縮したデータには「00」「00」「00」
「00」「FF」というデータパターンは存在しない。
そこで、このバターンを数字アスキーデータ圧縮データ
の先頭にする。この5バイトのパターンの後に圧縮した
文字数、続いて圧縮したデータをつなげる。数字アスキ
ー圧縮データの終わりは文字数で判別できる。数字アス
キーコードは「30」から「39」までの10個であ
り、9876543214567という数字はアスキー
コードでは、「39」「38」「37」「36」「3
5」「34」「33」「32」「32」「31」「3
4」「35」「36」「37」「38」の14バイトと
なる。これを圧縮すると、「00」「00」「00」
「00」「FF」「0E」「98」「76」「54」
「32」「14」「56」「78」の13バイトとな
る。伸張はこの逆の操作を行えばよい。
【0037】次に3番目の方法について説明する。これ
は、データの圧縮方法というよりもデータの圧縮率を上
げるために、データの配置を変えるというものである。
1番目、2番目とかなり詳細に圧縮方法を説明してきた
が、これらの方法は現在ではかなり低次元の方法で、コ
ンピュータの世界ではもっと高度な方法が開発され、実
用化されてきている。例えば、アスキーコードは基本的
に7ピットであり、7バイトあれば8文字を表すことが
できるという性質を使う方法、1番目の方法をバイトで
なくビット単位で扱う方法もある。ビット単位で扱う方
法を採用する場合には、読取り装置2からビットストリ
ームの形でデータを出力し、伸張装置5をハードウェア
で構成しておくとよい。何れにしても、一般的に言える
のは、圧縮可能なデータが連続すればするほど高い圧縮
率を実現できることである。逆に1バイトで0から25
5の全ての値を取り得るデータばかりで構成され、数字
の並び方にも規則性がないデータは、圧縮することはで
きない。よって、バイナリーデータのなかに短いアスキ
ーデータ列が分散して配置してある場合、アスキーデー
タを一ヶ所に集めることによって、圧縮率を高めること
ができる。例えば、索引データの最下位のデータには、
地名などの読み仮名や位置を示す経度緯度などのデータ
が地点の数だけ入っている。経度緯度はバイナリーデー
タであり、複数のバイトで構成されている。しかし、バ
イト毎に値の取り得る範囲が異なり、圧縮に向いていな
いデータである。それに対して、地名などの読み仮名は
アスキーデータであり、圧縮に向いているデータであ
る。もし、1地点に対して経度緯度や地名などの読み仮
名のデータが塊としてあるならば、その中の地名の読み
仮名のみを抽出して集めることができる。データが固定
長の場合は問題がないが、可変長の場合は、1個のデー
タの長さなどを付加する必要がある。こうして、データ
の配置を変えたものに対して圧縮をかける。すると、配
置を変更する前に比して、圧縮率高くなる。伸張する時
は、伸張した後で配置をもとに戻すか、配置が変わって
いることを前提にデータを処理する方法が考えられる。
配置をどのように変更するかの情報は、汎用的な表現方
法を使用するとかなりの情報量となるので、配置の方法
を表す番号を作り、媒体の中にはその番号を情報として
記録しておき、その番号と配置の方法との対応は、装置
の中にも記憶させておいて、読み出した情報を装置が処
理する時に、読出した番号に対応した配置情報でデータ
を処理する方法が現実的である。本実施例では、第3の
方法は、第2の方法に付加して配置換えを行っている。
また、配置換えの方法は1種類とする。
は、データの圧縮方法というよりもデータの圧縮率を上
げるために、データの配置を変えるというものである。
1番目、2番目とかなり詳細に圧縮方法を説明してきた
が、これらの方法は現在ではかなり低次元の方法で、コ
ンピュータの世界ではもっと高度な方法が開発され、実
用化されてきている。例えば、アスキーコードは基本的
に7ピットであり、7バイトあれば8文字を表すことが
できるという性質を使う方法、1番目の方法をバイトで
なくビット単位で扱う方法もある。ビット単位で扱う方
法を採用する場合には、読取り装置2からビットストリ
ームの形でデータを出力し、伸張装置5をハードウェア
で構成しておくとよい。何れにしても、一般的に言える
のは、圧縮可能なデータが連続すればするほど高い圧縮
率を実現できることである。逆に1バイトで0から25
5の全ての値を取り得るデータばかりで構成され、数字
の並び方にも規則性がないデータは、圧縮することはで
きない。よって、バイナリーデータのなかに短いアスキ
ーデータ列が分散して配置してある場合、アスキーデー
タを一ヶ所に集めることによって、圧縮率を高めること
ができる。例えば、索引データの最下位のデータには、
地名などの読み仮名や位置を示す経度緯度などのデータ
が地点の数だけ入っている。経度緯度はバイナリーデー
タであり、複数のバイトで構成されている。しかし、バ
イト毎に値の取り得る範囲が異なり、圧縮に向いていな
いデータである。それに対して、地名などの読み仮名は
アスキーデータであり、圧縮に向いているデータであ
る。もし、1地点に対して経度緯度や地名などの読み仮
名のデータが塊としてあるならば、その中の地名の読み
仮名のみを抽出して集めることができる。データが固定
長の場合は問題がないが、可変長の場合は、1個のデー
タの長さなどを付加する必要がある。こうして、データ
の配置を変えたものに対して圧縮をかける。すると、配
置を変更する前に比して、圧縮率高くなる。伸張する時
は、伸張した後で配置をもとに戻すか、配置が変わって
いることを前提にデータを処理する方法が考えられる。
配置をどのように変更するかの情報は、汎用的な表現方
法を使用するとかなりの情報量となるので、配置の方法
を表す番号を作り、媒体の中にはその番号を情報として
記録しておき、その番号と配置の方法との対応は、装置
の中にも記憶させておいて、読み出した情報を装置が処
理する時に、読出した番号に対応した配置情報でデータ
を処理する方法が現実的である。本実施例では、第3の
方法は、第2の方法に付加して配置換えを行っている。
また、配置換えの方法は1種類とする。
【0038】これらの3種類の圧縮方法に番号を付け
る。1番目を1、2番目を2、3番目を3とする。この
数字を伸張方法バージョン番号とする。分割圧縮情報に
は索引を示す記号、段階の数、圧縮されている段階数が
記録されている。具体的には、「53」「03」「0
1」と記録されている。ここで「53」はアスキーコー
ドで索引のSを表し、「13」は伸張方法バージョンが
1で3段階であること、「01」はそれぞれの段階が圧
縮されているいるか否かの情報で、8ビットがそれぞれ
の段階に対応しており、この例では3段階なの下位3ビ
ットのみ有効であり、「01」は最下位のみ1なので、
最下位の段階のみ圧縮されているという情報である。こ
のような圧縮方法解析を圧縮モード判定装置3が行う。
る。1番目を1、2番目を2、3番目を3とする。この
数字を伸張方法バージョン番号とする。分割圧縮情報に
は索引を示す記号、段階の数、圧縮されている段階数が
記録されている。具体的には、「53」「03」「0
1」と記録されている。ここで「53」はアスキーコー
ドで索引のSを表し、「13」は伸張方法バージョンが
1で3段階であること、「01」はそれぞれの段階が圧
縮されているいるか否かの情報で、8ビットがそれぞれ
の段階に対応しており、この例では3段階なの下位3ビ
ットのみ有効であり、「01」は最下位のみ1なので、
最下位の段階のみ圧縮されているという情報である。こ
のような圧縮方法解析を圧縮モード判定装置3が行う。
【0039】実施例の動作中は、圧縮モード判定装置3
は、読取り装置2がCDROM1から読み出したデータ
を監視している。すなわち、索引データの3段階目かど
うかを判定している。判定する方法は色々あるが、基本
的にはナビゲーション装置本体6が、読取り装置2に対
して、データ読取りを要求する時に、CD−ROM1の
物理的アドレスのみでなく、読み出すデータの意味を表
すコードも送り、読取り装置2を経由して圧縮モード判
定装置3が受け取る方法である。例えば、索引データの
3段階目ならば「53」「03」とする。ここで、「5
3」は索引を示すSを表し、「03」は3段目を表して
いる。
は、読取り装置2がCDROM1から読み出したデータ
を監視している。すなわち、索引データの3段階目かど
うかを判定している。判定する方法は色々あるが、基本
的にはナビゲーション装置本体6が、読取り装置2に対
して、データ読取りを要求する時に、CD−ROM1の
物理的アドレスのみでなく、読み出すデータの意味を表
すコードも送り、読取り装置2を経由して圧縮モード判
定装置3が受け取る方法である。例えば、索引データの
3段階目ならば「53」「03」とする。ここで、「5
3」は索引を示すSを表し、「03」は3段目を表して
いる。
【0040】このようにして、圧縮モード判定装置3
は、現在読取り装置2が読出しているデータが圧縮され
ているか否か、圧縮されている場合はその圧縮方法を解
析していることになる。圧縮、非圧縮の判定結果によっ
て、選択スイッチ4が切り換えられ、伸張方法バージョ
ンデータは、伸張装置5に送られ前述したようにして、
データの伸張が行われる。
は、現在読取り装置2が読出しているデータが圧縮され
ているか否か、圧縮されている場合はその圧縮方法を解
析していることになる。圧縮、非圧縮の判定結果によっ
て、選択スイッチ4が切り換えられ、伸張方法バージョ
ンデータは、伸張装置5に送られ前述したようにして、
データの伸張が行われる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、地図データ、経
路探索用データ、索引用データ、地域施設データ、住所
・電話データを電子化情報として含み、少なくとも一部
の電子化情報が圧縮された構造のデータベースを備えて
おり、該データベースが格納されている媒体から、読出
手段によって電子化情報が読み出され、読み出された電
子化情報が圧縮されている場合には、伸張手段によっ
て、圧縮された電子化情報は伸張され、読み出された電
子化情報に基づいて、地図表示、現在位置推定、データ
検索及び経路探索が行われるので、媒体の容量を減少し
て製造コストを削減することができ、同一容量の媒体に
より多くの情報を格納して、高性能で多機能性のナビゲ
ーション動作を行うことが可能になる。
路探索用データ、索引用データ、地域施設データ、住所
・電話データを電子化情報として含み、少なくとも一部
の電子化情報が圧縮された構造のデータベースを備えて
おり、該データベースが格納されている媒体から、読出
手段によって電子化情報が読み出され、読み出された電
子化情報が圧縮されている場合には、伸張手段によっ
て、圧縮された電子化情報は伸張され、読み出された電
子化情報に基づいて、地図表示、現在位置推定、データ
検索及び経路探索が行われるので、媒体の容量を減少し
て製造コストを削減することができ、同一容量の媒体に
より多くの情報を格納して、高性能で多機能性のナビゲ
ーション動作を行うことが可能になる。
【0042】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、媒体が、CD−RO
Mまたは光ディスクまたは磁気ディスクであるので、デ
ータ圧縮により読出速度を向上させた状態で、全国のデ
ータを一枚の媒体に格納して、効率的にナビゲーション
動作を行うことが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、媒体が、CD−RO
Mまたは光ディスクまたは磁気ディスクであるので、デ
ータ圧縮により読出速度を向上させた状態で、全国のデ
ータを一枚の媒体に格納して、効率的にナビゲーション
動作を行うことが可能になる。
【0043】請求項3記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、伸張手段がハードウ
ェアで構成されているので、伸張動作を大幅に高速化す
ることが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、伸張手段がハードウ
ェアで構成されているので、伸張動作を大幅に高速化す
ることが可能になる。
【0044】請求項4記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、媒体から読み出した
電子情報を伸張するか否かを判定制御する判定制御手段
が設けられているので、圧縮データと非圧縮データが混
在して格納されている媒体や、非圧縮データのみが格納
されている媒体を使用することが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、媒体から読み出した
電子情報を伸張するか否かを判定制御する判定制御手段
が設けられているので、圧縮データと非圧縮データが混
在して格納されている媒体や、非圧縮データのみが格納
されている媒体を使用することが可能になる。
【0045】請求項5記載の発明によると、請求項4記
載の発明で得られる効果に加えて、オペレータの操作上
の負担を低減し、操作ミスを防止することができ、媒体
のバージョンが変わって圧縮データと非圧縮データが交
換された場合にも、自動的にスムーズに対応することが
可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、オペレータの操作上
の負担を低減し、操作ミスを防止することができ、媒体
のバージョンが変わって圧縮データと非圧縮データが交
換された場合にも、自動的にスムーズに対応することが
可能になる。
【0046】請求項6記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、電子化情報が、複数
のブロックに分割され、少なくとも一つのブロックの電
子化情報が圧縮されているので、必要なブロックの電子
化情報を読み出すことにより、読出し時間を短縮するこ
とが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、電子化情報が、複数
のブロックに分割され、少なくとも一つのブロックの電
子化情報が圧縮されているので、必要なブロックの電子
化情報を読み出すことにより、読出し時間を短縮するこ
とが可能になる。
【0047】請求項7記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、電子化情報が、圧縮
された下位データと該下位データのインデックスとで構
成されているので、比較的容量の小さいインデックスが
非圧縮状態であり、より高速処理が可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、電子化情報が、圧縮
された下位データと該下位データのインデックスとで構
成されているので、比較的容量の小さいインデックスが
非圧縮状態であり、より高速処理が可能になる。
【0048】請求項8記載の発明によると、請求項7記
載の発明で得られる効果に加えて、下位データのサイズ
に対応して、インデックスが書き換えられて、媒体に格
納されているので、インデックスが指し示す下位データ
のアドレスを、圧縮データでのアドレスに書き換えてお
くことにより、必要な下位データにダイレクトにアクセ
スすることが可能になる。
載の発明で得られる効果に加えて、下位データのサイズ
に対応して、インデックスが書き換えられて、媒体に格
納されているので、インデックスが指し示す下位データ
のアドレスを、圧縮データでのアドレスに書き換えてお
くことにより、必要な下位データにダイレクトにアクセ
スすることが可能になる。
【0049】請求項9記載の発明によると、請求項1記
載の発明での効果に加えて、圧縮された電子化情報が、
データの取り得る範囲に基づいて圧縮されているので、
圧縮率をさらに向上させることが可能になる。
載の発明での効果に加えて、圧縮された電子化情報が、
データの取り得る範囲に基づいて圧縮されているので、
圧縮率をさらに向上させることが可能になる。
【0050】請求項10記載の発明によると、請求項9
記載の発明で得られる効果に加えて、伸張用のデータ
が、圧縮データと共に前記媒体に格納されているので、
バージョンアップなどで、データの取り得る範囲が変更
された場合に、装置本体を変更せずに対応可能になる。
記載の発明で得られる効果に加えて、伸張用のデータ
が、圧縮データと共に前記媒体に格納されているので、
バージョンアップなどで、データの取り得る範囲が変更
された場合に、装置本体を変更せずに対応可能になる。
【0051】請求項11記載の発明によると、請求項9
記載の発明で得られる効果に加えて、圧縮された電子化
情報が、データの取り得る範囲が限定されているデータ
が連続するように、データが並び換えて圧縮されている
ので、より圧縮率を向上させることが可能になる。
記載の発明で得られる効果に加えて、圧縮された電子化
情報が、データの取り得る範囲が限定されているデータ
が連続するように、データが並び換えて圧縮されている
ので、より圧縮率を向上させることが可能になる。
【0052】請求項12記載の発明によると、請求項1
1記載の発明で得られる効果に加えて、バージョンアッ
プなどで、データの取り得る範囲や並び換え順序が変更
された場合に、装置本体を変更せずに対応可能になる。
1記載の発明で得られる効果に加えて、バージョンアッ
プなどで、データの取り得る範囲や並び換え順序が変更
された場合に、装置本体を変更せずに対応可能になる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図
■1 CD−ROM 2 読取り装置 3 圧縮モード判定装置 4 選択スイッチ 5 伸張装置 6 ナビゲーション装置本体 7 リモコン 8 ディスプレイ 9 スピーカ
Claims (12)
- 【請求項1】 地図データ、経路探索用データ、索引用
データ、地域施設データ、住所・電話データを電子化情
報として含み、少なくとも一部の電子化情報が圧縮され
た構造のデータベースを備え、当該データベースから電
子化情報を読み出して、地図表示、現在位置推定、デー
タ検索及び経路探索を行うナビゲーション装置であり、
前記電子化情報が格納される媒体と、該媒体から前記電
子化情報を読み出す読出手段と、前記圧縮された電子化
情報を伸張する伸張手段とを有することを特徴とするナ
ビゲーション装置。 - 【請求項2】 前記媒体が、CD−ROMまたは光ディ
スクまたは磁気ディスクであることを特徴とする請求項
1記載のナビゲーション装置。 - 【請求項3】 前記伸張手段がハードウェアで構成され
ていることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション
装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のナビゲーション装置に対
して、前記媒体から読み出した電子情報を伸張するか否
かを判定制御する判定制御手段が設けられていることを
特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のナビゲーション装置に対
して、前記媒体から読み出した電子情報を伸張するか否
かを自動的に判定制御する自動判定制御手段が設けられ
ていることを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項6】 前記電子化情報が、複数のブロックに分
割され、少なくとも一つのブロックの電子化情報が圧縮
されていることを特徴とする請求項1記載のナビゲーシ
ョン装置。 - 【請求項7】 前記電子化情報が、圧縮された下位デー
タと該下位データのインデックスとで構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。 - 【請求項8】 前記下位データのサイズに対応して、前
記インデックスが書き換えられて、前記媒体に格納され
ていることを特徴とする請求項7記載のナビゲーション
装置。 - 【請求項9】 前記圧縮された電子化情報は、データの
取り得る範囲に基づいて圧縮されていることを特徴とす
る請求項1記載のナビゲーション装置。 - 【請求項10】 伸張用のデータが、圧縮データと共に
前記媒体に格納されていることを特徴とする請求項9記
載のナビゲーション装置。 - 【請求項11】 前記圧縮された電子化情報は、データ
の取り得る範囲が限定されているデータが連続するよう
に、データが並び換えて圧縮されていることを特徴とす
る請求項9記載のナビゲーション装置。 - 【請求項12】 伸張用のデータが、圧縮データと共に
前記媒体に格納されていることを特徴とする請求項11
記載のナビゲーション装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124741A JPH08320648A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ナビゲーション装置 |
US08/648,794 US5845226A (en) | 1995-05-24 | 1996-05-16 | Navigation system for leading to a destination and recording medium used for the navigation system |
DE19620845A DE19620845B9 (de) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | Navigationssystem zur Führung zu einem Ziel und für das Navigationssystem verwendetes Aufzeichnungsmedium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124741A JPH08320648A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08320648A true JPH08320648A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14892972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124741A Pending JPH08320648A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | ナビゲーション装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5845226A (ja) |
JP (1) | JPH08320648A (ja) |
DE (1) | DE19620845B9 (ja) |
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- 1995-05-24 JP JP7124741A patent/JPH08320648A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-16 US US08/648,794 patent/US5845226A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-23 DE DE19620845A patent/DE19620845B9/de not_active Expired - Fee Related
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DE19620845A1 (de) | 1996-11-28 |
US5845226A (en) | 1998-12-01 |
DE19620845B9 (de) | 2005-09-15 |
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