JPH08320644A - 運転訓練支援装置 - Google Patents

運転訓練支援装置

Info

Publication number
JPH08320644A
JPH08320644A JP15266495A JP15266495A JPH08320644A JP H08320644 A JPH08320644 A JP H08320644A JP 15266495 A JP15266495 A JP 15266495A JP 15266495 A JP15266495 A JP 15266495A JP H08320644 A JPH08320644 A JP H08320644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
plant
unit
selection
abnormal event
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15266495A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nakagawa
光夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP15266495A priority Critical patent/JPH08320644A/ja
Publication of JPH08320644A publication Critical patent/JPH08320644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インストラクターの判断なしに監視・操作の
妥当性を判断できるとともに、運転員の技術的矯正ポイ
ントを見逃すことなく正確に評価できる。 【構成】 画面選択部17・操作手順選択部19の選択
結果、異常事象同定部16の同定結果と、データ収集部
12により収集された運転員によるプラントの操作デー
タ、監視する画面の選択データ及び異常事象同定データ
との比較、並びに熟練運転員によるプラント操作タイミ
ング・画面選択タイミング・異常事象同定タイミングと
運転員によるプラント操作タイミング・画面選択タイミ
ング・異常事象同定タイミングとの比較により運転目標
達成度を評価するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、運転員がプラントの
監視及び操作を的確に行えるようにするために、運転員
の訓練を支援する運転訓練支援装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平1−177585号
公報に示された従来の運転訓練支援装置を示す構成図で
あり、図において、1はプラント状態を模擬するシミュ
レータ計算機、2は運転員がプラントの操作及び監視を
する操作監視盤、11は運転訓練支援装置、12はシミ
ュレータ計算機1よりプラントの状態データを収集する
とともに、操作監視盤2より運転員のプラントの操作デ
ータを収集するデータ収集部である。また、5は模擬操
作データを格納するデータベース、6はデータ収集部1
2により収集されたプラントの状態データに基づいてデ
ータベース5より模擬操作データを取り出し、インスト
ラクターの判断用としてその模擬操作データをCRT7
に表示するとともに、データ収集部12により収集され
た運転員のプラントの操作データをCRT8に表示する
データ処理部、7はインストラクターの判断用として模
擬操作データを表示するCRT、8は運転員の操作に基
づくプラントの操作データを表示するCRT、9はCR
T7、8における画面を切り換える画面リクエストパネ
ルである。
【0003】次に、上記運転訓練支援装置の動作につい
て説明する。まず、シミュレータ計算機1が、インスト
ラクターによって予め設定されたプラントの事故、異常
事象を模擬するとともに、そのプラントの状態データを
データ収集部12に出力する。そして、運転員は、シミ
ュレータ計算機1によって模擬されたプラントの状態を
操作監視盤2で監視し、そのプラントの状態に応じてプ
ラントの操作を操作監視盤2を用いて行う。また、運転
員のプラントの操作データは、操作監視盤2からデータ
収集部12に出力される。次に、データ処理部6は、デ
ータ収集部12により収集されたプラントの状態データ
に基づいてデータベース5より模擬操作データ(運転員
が実行すべき最適な操作を示すデータ)を取り出し、イ
ンストラクターの判断用としてその模擬操作データをC
RT7に表示する。ここで、データベース5には、予
め、状態データに対応する模擬操作データが格納されて
いるが、例えば、ある配管の漏れを示す状態データに対
しては、その配管の一次側と二次側にあるバルブを閉じ
るというような模擬操作データが格納されている。ま
た、データ処理部6は、データ収集部12により収集さ
れた運転員のプラントの操作データをCRT8に表示す
る。そして、インストラクターは、CRT7に表示され
た模擬操作データと、CRT8に表示された運転員のプ
ラントの操作データとを比較して、運転員が実施した監
視・操作の妥当性を評価する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の運転訓練支援装
置は以上のように構成されているので、運転員の実施し
た監視・操作の妥当性は、運転員の操作記録に基づいて
インストラクターが判断しなければならず、また、イン
ストラクターの主観的判断に頼るため運転員の技術的矯
正ポイントを見逃す場合があるなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、インストラクターの判断なしに
監視・操作の妥当性を判断できるとともに、運転員の技
術的矯正ポイントを見逃すことなく正確に評価できる運
転訓練支援装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、運転
訓練支援装置内の操作手順選択部の選択結果とデータ収
集部により収集された運転訓練員によるプラントの操作
データとの比較により運転目標達成度を評価するように
したものである。
【0007】請求項2の発明は、運転訓練支援装置内の
画面選択部の選択結果とデータ収集部により収集された
運転訓練員による監視する画面の選択データとの比較に
より運転目標達成度を評価するようにしたものである。
【0008】請求項3の発明は、運転訓練支援装置内の
異常事象同定部の同定結果とデータ収集部により収集さ
れた運転訓練員による異常事象同定データとの比較によ
り運転目標達成度を評価するようにしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3の発明に
加えて、熟練運転員によるプラント操作タイミング、画
面選択タイミング、又は異常事象同定タイミングと、デ
ータ収集部により収集された運転員によるプラント操作
タイミング、監視する画面の選択タイミング、又は異常
事象同定タイミングとの比較により運転目標達成度を評
価するようにしたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜3の発明に
加えて、操作手順選択部の操作タイミング、画面選択部
の選択タイミング、又は異常事象同定部の同定タイミン
グと、データ収集部により収集された運転員によるプラ
ント操作タイミング、監視する画面の選択タイミング、
又は異常事象同定タイミングとの比較により運転目標達
成度を評価するようにしたものである。
【0011】請求項6の発明は、複数運転員からなる運
転チームのプラントに対する操作データ、監視する画面
の選択データ、又は異常事象同定データを、データ収集
部に入力するようにしたものである。
【0012】請求項7の発明は、画面選択部及び操作手
順選択部の選択結果、異常事象同定部の同定結果とデー
タ収集部により収集された運転員によるプラントの操作
データ、監視する画面の選択データ及び異常事象同定デ
ータとの比較、並びに熟練運転員によるプラント操作タ
イミング・画面選択タイミング・異常事象同定タイミン
グと運転員によるプラント操作タイミング・画面選択タ
イミング・異常事象同定タイミングとの比較により運転
目標達成度を評価するようにしたものである。
【0013】
【作用】この発明における運転訓練支援装置は、画面選
択部の選択結果、操作手順選択部の選択結果、又は異常
事象同定部の同定結果と、データ収集部により収集され
た運転訓練員によるプラントの操作データ、監視する画
面の選択データとを比較し、運転目標達成度を評価する
訓練評価部を設けたことにより、客観的に運転目標達成
度が評価される。また、目安となるプラント操作タイミ
ング・画面選択タイミング・異常事象同定タイミングと
運転員又は運転チームによる操作タイミング・画面選択
タイミング・異常事象同定タイミングとを比較して運転
目標達成度を評価する。
【0014】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1による運転訓練支
援装置を示す構成図であり、図において、1はプラント
状態を模擬するシミュレータ計算機、2は運転員がプラ
ントの操作及び監視をする操作監視盤である。11は本
実施例に係る運転訓練支援装置であり、12はプラント
の状態データ、運転員によるプラントの操作データ、監
視する画面の選択データ、及び異常事象同定データを収
集するデータ収集部である。このデータ収集部12は、
シミュレータ計算機1よりのプラントの状態データ及び
操作監視盤2よりの運転員のプラントの操作データを収
集するプラントデータ収集部13、操作監視盤2より運
転員がプラントを監視するために画面選択を行ったデー
タを収集する画面選択データ収集部14、操作監視盤2
上のスイッチにより運転員が異常事象同定結果を入力し
たデータを収集する異常事象同定データ収集部15によ
り構成されている。
【0015】また、16はデータ収集部12により収集
されたプラントの状態データと正常時のプラントの状態
データを比較してプラントの異常事象を同定する異常事
象同定部、17は異常事象同定部16の同定結果に基づ
いてプラントの監視対象を特定し、監視すべき画面を選
択する画面選択部、18はプラントの各異常事象に対応
づけられた画面が登録されているデータベースである。
【0016】また、19は異常事象同定部16の同定結
果及びデータ収集部12により収集されたプラントの状
態データに基づいてプラントの操作手順を選択する操作
手順選択部、20はプラントの各異常事象に対応づけら
れた操作手順が登録されているデータベースである。2
1は熟練運転員によるプラント操作・画面選択・異常事
象同定のタイミングが登録されている熟練運転員タイミ
ングデータベースである。
【0017】22は画面選択部17の選択結果、操作手
順選択部19の選択結果、異常事象同定部16の同定結
果及び熟練運転員タイミングデータベース21のデータ
と、データ収集部12により収集されたプラントの操作
データ、監視する画面の選択データ及び異常事象同定デ
ータとを比較して運転目標達成度を評価する訓練評価
部、23は訓練評価部22により評価された運転目標達
成度を表示するCRTである。
【0018】次に、実施例1の運転訓練支援装置の動作
について説明する。まず、シミュレータ計算機1が、イ
ンストラクターによって予め設定されたプラントの事
故、異常事象を模擬するとともに、そのプラントの状態
データをデータ収集部12のプラントデータ収集部13
に出力する。そして、運転員は、シミュレータ計算機1
によって模擬されたプラントの状態を操作監視盤2で監
視し、そのプラントの状態に応じて、プラントの操作及
び操作監視盤2で監視する画面の選択を操作監視盤2を
用いて行い、異常事象を同定した結果を操作監視盤2に
設定された選択スイッチにより選択する。また、プラン
トの操作データは操作監視盤2からデータ収集部12の
プラントデータ収集部13に、画面の選択データは操作
監視盤2からデータ収集部12の画面選択データ収集部
14に、異常事象の同定結果は操作監視盤2からデータ
収集部12の異常事象同定データ収集部15に出力され
る。
【0019】次に、異常事象同定部16は、プラントデ
ータ収集部13により収集されたプラントの状態データ
とプラントの正常時における状態データを比較すること
により、プラントの異常事象を同定する。そして、画面
選択部17は、異常事象同定部16の同定結果に基づい
てプラントの監視対象を特定し、監視すべき画面を選択
する。即ち、異常事象同定部16により、例えば、加圧
器の圧力に異常が発生したものと判断されたときは、加
圧器の圧力が監視対象となり、加圧器圧力監視画面が選
択される。なお、プラントの各異常事象と監視すべき画
面の対応関係がデータベース18に登録されているの
で、画面選択部17はデータベース18を参照すること
により、監視すべき画面を選択することになる。
【0020】次に、操作手順選択部19は、異常事象同
定部16の同定結果及びプラントデータ収集部13によ
り収集されたプラントの状態データに基づいてプラント
の操作手順を選択する。即ち、異常事象同定部16によ
り、例えば、図2に示すバイパス管Xに漏れが発生した
ものと判断されたときは、そのバイパス管Xを閉じて他
の配管Yを開くための操作手順がデータベース20に登
録されているので、操作手順選択部19はデータベース
20を参照することにより、下記に示すようなプラント
の操作手順を選択することになる。 バルブC開→バルブD開→バルブA閉→バルブB閉 但し、バルブDが既に開になっている場合もありえるの
で、現在のプラントの状態データも参照する必要があ
る。この場合には、プラントの操作手順は下記のように
なる。 バルブC開→バルブA閉→バルブB閉
【0021】次に、訓練評価部22は、画面選択部1
7、操作手順選択部19の選択結果、異常事象同定部1
6の同定結果及びデータベース21に登録されている熟
練運転員タイミングデータと、データ収集部12により
収集されたプラントの操作データ、監視する画面の選択
データ及び異常事象同定データとを比較して運転目標達
成度を評価するが、具体的には、下記の(1)〜(4)
の項目を運転目標達成度として評価し、その結果をCR
T23に表示することで本実施例装置の一連の処理を終
了する。 (1)画面選択の正/誤 画面選択部17により選択される画面を、運転員が選択
したか否かをチェックする。例えば、加圧器の圧力に異
常が発生した結果、画面選択部17が“加圧器圧力監視
画面”を選択した場合に、運転員が“加圧器圧力監視画
面”を選択していれば、当該操作の目標達成度は
“1”、それ以外の画面を選択していれば、当該操作の
目標達成度は“0”とする。 (2)操作手順の正/誤 操作手順選択部19により選択された操作手順と、運転
員が操作した操作データとを比較し、下記に示す操作ミ
スがいくつあるかで目標達成度を評価する。この場合、
各操作ミスによって重要性が異なるので、操作ミスに重
みづけをしてもよい。 (a)プラントの安全防護に係るミス (b)放射線放出に係るミス (c)主要機器の財産保護に係るミス (3)異常事象同定の正/誤 異常事象同定部16により同定された同定結果と、運転
員が同定した異常事象同定データとを比較し、同一であ
れば、異常事象同定の目標達成度は“1”、異なってい
れば“0”とする。 (4)画面選択タイミング、操作のタイミング、異常事象
同定のタイミング 運転員が実施した画面選択のタイミング、プラント操作
のタイミング及び異常事象同定のタイミングを、データ
ベース21に保存されている熟練運転員が実施した場合
のタイミングと比較し、そのズレを偏差値akで表して
目標達成度とする(数式(1)参照)。また、図3に画
面選択の場合の実施遅れ時間分布を示す。
【0022】
【数1】
【0023】実施例2.図4はこの発明の実施例2によ
る運転訓練支援装置を示す構成図であり、データ収集部
12におけるプラントデータ収集部131と画面選択デ
ータ収集部141と異常事象同定データ収集部151を
複数の運転員の各人毎のデータとして収納する構造とし
ている。本実施例によれば、複数の運転員が同時に訓練
することが可能となると共に、運転チーム全体としての
操作・判断を行う運転チームリーダーの操作データ、事
象同定データの評価により運転チームとしての評価が可
能となる。
【0024】実施例3.図5は実施例3による運転訓練
支援装置を示す構成図であり、実施例1においてデータ
ベース21が保有していた熟練運転員タイミングデータ
を持たず、訓練評価部22が運転員の画面選択のタイミ
ング、操作のタイミング、異常事象同定のタイミングを
評価する際の基準を異常事象同定部16の同定タイミン
グ、画面選択部17・操作手順選択部19の選択タイミ
ングとしている。本実施例により、実施例1では必要不
可欠であった熟練運転員のタイミングデータ採取を行う
ことなしに運転目標達成度の評価が可能となる。なお、
訓練評価部22の評価基準を異常事象同定部16の同定
タイミング、画面選択部17・操作手順選択部19の選
択タイミングとせず、運転要領書・運転基準などで定め
られた一定の値としても訓練評価部22による評価は可
能である。
【0025】実施例4.図6は実施例4による運転訓練
支援装置を示す構成図であり、実施例2においてデータ
ベース21が保有していた熟練運転員タイミングデータ
を持たず、訓練評価部22が運転員の画面選択のタイミ
ング、操作のタイミング、異常事象同定のタイミングを
評価する際の基準を異常事象同定部16の同定タイミン
グ、画面選択部17・操作手順選択部19の選択タイミ
ングとしている。これにより、実施例2では必要不可欠
であった熟練運転員のタイミングデータ採取を行うこと
なしに運転目標達成度の評価が可能となる。なお、実施
例3と同様に、訓練評価部22の評価基準を異常事象同
定部16の同定タイミング、画面選択部17・操作手順
選択部19の選択タイミングとせず、運転要領書・運転
基準などで定められた一定の値としても訓練評価部22
による評価は可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、運転訓練支援
装置内の操作手順選択部の選択結果と運転訓練員による
プラントの操作データとの比較により運転目標達成度を
評価したので、インストラクターの判断なしに操作手順
の妥当性を客観的、正確に判断できるとともに、運転員
の技術的矯正ポイントを見逃すことなく正確に評価でき
る。
【0027】請求項2の発明によれば、運転訓練支援装
置内の画面選択部の選択結果と運転訓練員による監視す
る画面の選択データとの比較により運転目標達成度を評
価したので、インストラクターの判断なしに画面選択の
妥当性を客観的、正確に判断できるとともに、運転員の
技術的矯正ポイントを見逃すことなく正確に評価でき
る。
【0028】請求項3の発明によれば、運転訓練支援装
置内の異常事象同定部の同定結果と運転訓練員による異
常事象同定データとの比較により運転目標達成度を評価
したので、インストラクターの判断なしに事象同定の妥
当性を客観的、正確に判断できるとともに、運転員の技
術的矯正ポイントを見逃すことなく正確に評価できる。
【0029】請求項4の発明によれば、熟練運転員によ
るプラント操作タイミング、画面選択タイミング、又は
異常事象同定タイミング動作に基づいた運転訓練員の運
転目標達成度を評価することができる。
【0030】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
では必要不可欠であった熟練運転員のタイミングデータ
採取を行うことなしに運転目標達成度の評価が可能とな
る。
【0031】請求項6の発明によれば、複数の運転員が
同時に訓練することが可能となると共に、運転チーム全
体としての操作・判断を行う運転チームリーダーの操作
データ、事象同定データの評価により運転チームとして
の評価が可能となる。
【0032】請求項7の発明によれば、画面選択部の選
択結果、操作手順選択部の選択結果、異常事象同定部の
同定結果、及び熟練運転員タイミングデータベースのデ
ータと、データ収集部により収集されたプラントの操作
データ、監視する画面の選択データ及び異常事象同定デ
ータとを比較して運転目標達成度を評価するように構成
したので、インストラクターの判断なしに監視・操作の
妥当性を判断できるとともに、運転員の技術的矯正ポイ
ントを見逃すことなく正確に評価できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による運転訓練支援装置
を示す構成図である。
【図2】 操作手順の選択を説明するためのプラントの
系統図である。
【図3】 画面選択のタイミングを説明するための図で
ある。
【図4】 実施例2による運転訓練支援装置を示す構成
図である。
【図5】 実施例3による運転訓練支援装置を示す構成
図である。
【図6】 実施例4による運転訓練支援装置を示す構成
図である。
【図7】 従来の運転訓練支援装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 シミュレータ計算機、2 操作監視盤、11 運転
訓練支援装置、12データ収集部、13 プラントデー
タ収集部、14 画面選択データ収集部、15 異常事
象同定データ収集部、16 異常事象同定部、17 画
面選択部、18 画面データベース、19 操作手順選
択部、20 操作手順データベース、21 熟練運転員
タイミングデータベース、22 訓練評価部、23 運
転目標達成度表示CRT。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シミュレータによるプラントの状態デー
    タ及び当該プラントに対する運転員の操作データを収集
    するデータ収集部と、上記データ収集部により収集され
    たプラントの状態データと正常時のプラントの状態デー
    タを比較してプラントの異常事象を同定する異常事象同
    定部と、上記異常事象同定部の同定結果及び上記データ
    収集部により収集されたプラントの状態データに基づい
    てプラントの操作手順を選択する操作手順選択部と、上
    記操作手順選択部の選択結果と上記データ収集部により
    収集された運転員によるプラント操作データとの比較に
    より運転目標達成度を評価する訓練評価部とを備えた運
    転訓練支援装置。
  2. 【請求項2】 シミュレータによるプラントの状態デー
    タ及び当該プラントに対する運転員の監視する画面の選
    択データを収集するデータ収集部と、上記データ収集部
    により収集されたプラントの状態データと正常時のプラ
    ントの状態データを比較してプラントの異常事象を同定
    する異常事象同定部と、上記異常事象同定部の同定結果
    に基づいてプラントの監視対象を特定し監視すべき画面
    を選択する画面選択部と、上記画面選択部の選択結果と
    上記データ収集部により収集された運転員による監視す
    る画面の選択データとの比較により運転目標達成度を評
    価する訓練評価部とを備えた運転訓練支援装置。
  3. 【請求項3】 シミュレータによるプラントの状態デー
    タ及び当該プラントに対する運転員の異常事象同定デー
    タを収集するデータ収集部と、上記データ収集部により
    収集されたプラントの状態データと正常時のプラントの
    状態データを比較してプラントの異常事象を同定する異
    常事象同定部と、上記異常事象同定部の同定結果と上記
    データ収集部により収集された運転員による異常事象同
    定データとの比較により運転目標達成度を評価する訓練
    評価部とを備えた運転訓練支援装置。
  4. 【請求項4】 上記訓練評価部は、熟練運転員によるプ
    ラント操作タイミング、画面選択タイミング、又は異常
    事象同定タイミングと、上記データ収集部により収集さ
    れた運転員によるプラント操作タイミング、監視する画
    面の選択タイミング、又は異常事象同定タイミングとの
    比較により運転目標達成度を評価する請求項1から請求
    項3のいずれか1項に記載の運転訓練支援装置。
  5. 【請求項5】 上記訓練評価部は、上記操作手順選択部
    の操作タイミング、上記画面選択部の選択タイミング、
    又は異常事象同定部の同定タイミングと、上記データ収
    集部により収集された運転員によるプラント操作タイミ
    ング、監視する画面の選択タイミング、又は異常事象同
    定タイミングとの比較により運転目標達成度を評価する
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の運転訓練
    支援装置。
  6. 【請求項6】 上記データ収集部は、複数運転員からな
    る運転チームの上記プラントに対する操作データ、監視
    する画面の選択データ、又は異常事象同定データを収集
    する請求項1から請求項5のいずれか1項記載の運転訓
    練支援装置。
  7. 【請求項7】 シミュレータによるプラントの状態デー
    タ、当該プラントに対する運転員の操作データ・監視す
    る画面の選択データ・異常事象同定データを収集するデ
    ータ収集部と、上記データ収集部により収集されたプラ
    ントの状態データと正常時のプラントの状態データを比
    較してプラントの異常事象を同定する異常事象同定部
    と、上記異常事象同定部の同定結果に基づいてプラント
    の監視対象を特定し監視すべき画面を選択する画面選択
    部と、上記異常事象同定部の同定結果及び上記データ収
    集部により収集されたプラントの状態データに基づいて
    プラントの操作手順を選択する操作手順選択部と、上記
    操作手順選択部・画面選択部の選択結果・異常事象同定
    部の同定結果と上記データ収集部により収集された運転
    員によるプラント操作データ・監視する画面の選択デー
    タ・異常事象同定データとの比較、並びに熟練運転員に
    よるプラント操作タイミング・画面選択タイミング・異
    常事象同定タイミングと上記データ収集部により収集さ
    れた運転員によるプラント操作タイミング・監視する画
    面の選択タイミング・異常事象同定タイミングとの比較
    により運転目標達成度を評価する訓練評価部とを備えた
    運転訓練支援装置。
JP15266495A 1995-05-25 1995-05-25 運転訓練支援装置 Pending JPH08320644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15266495A JPH08320644A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 運転訓練支援装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15266495A JPH08320644A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 運転訓練支援装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08320644A true JPH08320644A (ja) 1996-12-03

Family

ID=15545396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15266495A Pending JPH08320644A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 運転訓練支援装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08320644A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000276223A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Pfu Ltd 予防保全システム
JP2004094000A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Mitsubishi Electric Corp プラント運転訓練用シミュレータ
JP2007233159A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp 教育装置
JP2008140340A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Corp プラント監視制御装置
JP2010181546A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Mitsubishi Electric Corp 運転訓練シミュレータ装置及び訓練者運転データの評価方法
WO2013128842A1 (ja) 2012-02-28 2013-09-06 三菱重工業株式会社 操作習熟度評価システム
CN106781714A (zh) * 2016-12-29 2017-05-31 武汉华育诺为信息技术有限公司 一种基于图像识别的自动考核实训台

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000276223A (ja) * 1999-03-19 2000-10-06 Pfu Ltd 予防保全システム
JP2004094000A (ja) * 2002-09-02 2004-03-25 Mitsubishi Electric Corp プラント運転訓練用シミュレータ
JP2007233159A (ja) * 2006-03-02 2007-09-13 Mitsubishi Electric Corp 教育装置
JP2008140340A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Corp プラント監視制御装置
JP4693758B2 (ja) * 2006-12-05 2011-06-01 株式会社東芝 プラント監視制御装置
JP2010181546A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Mitsubishi Electric Corp 運転訓練シミュレータ装置及び訓練者運転データの評価方法
WO2013128842A1 (ja) 2012-02-28 2013-09-06 三菱重工業株式会社 操作習熟度評価システム
JP2013178294A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 操作習熟度評価システム
US20150044647A1 (en) * 2012-02-28 2015-02-12 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Operation learning level evaluation system
CN106781714A (zh) * 2016-12-29 2017-05-31 武汉华育诺为信息技术有限公司 一种基于图像识别的自动考核实训台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7451606B2 (en) HVAC system analysis tool
US7925464B1 (en) Multifunctional distributed analysis tool and method for using same
CN116664001B (zh) 一种基于人工智能的学员技能评估方法及系统
CN114419753A (zh) 一种智能巡视系统及方法
US7183905B2 (en) Tool for sensor management and fault visualization in machine condition monitoring
JPH08320644A (ja) 運転訓練支援装置
JPH06309585A (ja) プレ警報装置
JPH06130885A (ja) 運転訓練支援装置
JPS63314609A (ja) 故障波及機器のチェックシステム
KR20140055292A (ko) 원자력발전소의 기능적중요도결정 기기목록을 활용한 고장설비와 정비효과성감시모듈 성능기준간 자동 연계 시스템 및 그 방법
JP2008175681A (ja) 試験装置
JPH03242529A (ja) 保守支援評価装置
JPH01131470A (ja) Lsi故障解析装置
JPH04169849A (ja) データ判別用しきい値設定方式
JPH1124545A (ja) プラント模擬装置
JP3378609B2 (ja) プラント運転訓練シミュレータ
Mumaw et al. Analysis of complexity in nuclear power severe accident management
JPH07121230A (ja) プラント状態予測装置
Baker The role of incident investigation in system validation
JPH04107495A (ja) 運転訓練評価支援装置
US20030233215A1 (en) Diagnostic system for a data acquisition system
JP2749657B2 (ja) ソフトウェア品質シミュレータ装置
JP2592894B2 (ja) 運転訓練シミュレータ
JPH02287584A (ja) 運転訓練評価支援装置
Fink et al. Appropriate choice of alarm system technologies: EPRI research