JPH0832016B2 - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JPH0832016B2
JPH0832016B2 JP61081618A JP8161886A JPH0832016B2 JP H0832016 B2 JPH0832016 B2 JP H0832016B2 JP 61081618 A JP61081618 A JP 61081618A JP 8161886 A JP8161886 A JP 8161886A JP H0832016 B2 JPH0832016 B2 JP H0832016B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図) F 作用 G 実施例 G1 構成の説明 G2 動作の説明 G3 効果の説明 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、例えば、変速再生時に再生磁気ヘッドが記
録トラックを横切ることなく走査するようになし、ノイ
ズバーのない変速再生画像を得るようにした、いわゆる
ダイナミックトラッキング再生を行なうことができるビ
デオテープレコーダ(VTR)に適用して好適な再生装置
に関する。
B 発明の概要 本発明は、いわゆるダイナミックトラッキング再生を
行なうことができるVTRに適用して好適な再生装置にお
いて、磁気テープの走行速度に応じて、この走行速度が
変化することによって影響される回路の調整が行なわれ
るようにしたことにより、良好な再生画像が得られるよ
うにしたものである。
C 従来の技術 従来、輝度信号と色信号とを別トラックに記録し再生
するVTRが提案されている。第3図は記録系の一例を示
している。同図において、例えばテレビカメラより出力
された輝度信号Y及びコンポーネントの色信号(例え
ば、R−Y,B−Yの色差信号、I,Q信号等)、この例では
色差信号R−Y,B−Yが記録される。
即ち、輝度信号Yはプリエンファシス回路(1)で高
域が強調されたのちFM変調器(2)にてFM変調され、こ
れからのFM輝度信号YFMはアンプ(3)を介して、互い
に略180°の角間隔を有して配された回転磁気ヘッドHY1
及びHY2に供給され、磁気テープ(4)にはこれらヘッ
ドHY1及びHY2によって1フィールド毎に斜め記録トラッ
クTYが形成される。また、色差信号R−Y,B−Yは時間
軸圧縮器(5)に供給されて、夫々の時間軸が1/2に圧
縮されたのち、R−Y,B−Y信号の順に1水平区間内に
並べられる。すなわち1水平周期(1H)の前半にR−Y
信号が、その後半にB−Y信号がくるように組合せられ
る。この時間軸圧縮された圧縮色差信号Cはプリエンフ
ァシス回路(6)で高域が強調されたのちFM変調器
(7)によってFM変調され、これからのFM色差信号CFM
はアンプ(8)を介して、夫々ヘッドHY1及びHY2に隣接
し、互いに略180°の角間隔を有して配された回転磁気
ヘッドHC1及びHC2に供給され、磁気テープ(4)には、
記録トラックTYに隣接して、これらヘッドHC1及びHC2
よって1フィールド毎に斜め記録トラックTCが形成され
る。第4図は磁気テープ(4)上の記録トラックパター
ンを示している。
第5図A,Bは、色差信号R−Y,B−Yの波形の一例を示
し、夫々の時間軸を、1/2に圧縮して夫々の信号を順次
交互に選択することで、同図Cに示す圧縮色差信号Cが
形成される。そして、この圧縮色差信号CがFM変調され
て、記録トラックTCに記録される。
ここで、同図Cに示すように、圧縮色差信号Cには、
輝度信号Yの水平同期パルスPYと等価な水平同期パルス
PCが同期パルスPYと時間的に同じ位置に挿入される。
また、第6図は再生系の一例を示すものである。同図
において、ヘッドHY1及びHY2からの再生FM輝度信号YFM
はアンプ(61)を介してFM復調器(62)に供給される。
この復調器(62)で復調された輝度信号Yはデエンファ
シス回路(63)を介してA−D変換器(13)に供給さ
れ、デジタル信号に変換される。また、復調された輝度
信号Yは同期分離回路(14)に供給されて水平周期ごと
に輝度信号Y中に挿入された同期パルス(水平同期パル
ス若しくは時間軸の基準となる同等のパルス)PYが分離
され、この同期パルスPYに基づいて書込みクロックW・
CKの発生器(15)が駆動されて同期パルスPYと同一のジ
ッターをもつ書込みクロックW・CK及び書込みゼロパル
スW・ZEROが形成される。
書込みクロックW・CKはA/D変換器(13)及びこれの
後段に設けられたドロップアウト補償回路(16)に供給
される。ドロップアウト補償回路(16)ではアンプ(1
6)の出力が供給されるドロップアウト検出回路(17)
で形成された検出パルスPDと書込みクロックW・CKとに
基づきドロップアウトの補償が行なわれる。
書込みクロックW・CKと書込みゼロパルスW・ZEROは
さらにTBC(20)を構成する書込みアドレスカウンタ(2
1)に供給され、これより得られる書込みのアドレス信
号に基づきデジタル輝度信号がラインメモリ(22)に書
込まれる。ここで、ラインメモリ(22)はスタティック
RAMで構成され少なくとも2ライン分のメモリ容量があ
ればよい。
一方、基準クロックの発生器(25)はジッターのない
基準の時間軸をもったビデオ信号で同期駆動され、これ
より出力される読出しクロック(書込みクロックW・CK
と同一周波数)R・CK(例えば910fHの周波数を有す
る。fHは水平周波数である。)と読出しゼロパルスR・
ZEROで読出しアドレスカウンタ(26)が駆動されて、読
出しアドレス信号が形成される。そして、この時間軸の
揃ったアドレス信号でラインメモリ(22)からデジタル
輝度信号が読出される。従って、読出されたデジタル輝
度信号はジッターのない、つまり時間軸が基準の時間軸
に補正されたデータとなる。このデジタル輝度信号はD/
A変換器(27)でアナログ信号に変換される。
なお、(28)は書込みアドレス信号と読出しアドレス
信号とを選択する選択回路である。
つぎに、再生されるFM色差信号CFMの処理について、
第7図及び第8図をも参照して説明しよう。ヘッドHC1
及びHC2で再生されたFM色差信号CFMはアンプ(60)を介
してFM復調器(64)に供給される。この復調器(64)で
復調された圧縮色差信号Cはデエンファシス回路(65)
を介してA/D変換器(31)に供給され、デジタル信号に
変換される。また、復調された圧縮色差信号Cは同期分
離回路(32)に供給され、1水平周期ごとに圧縮色差信
号C中に挿入された同期パルスPCが分離される。上述し
たように、この同期パルスPCは、輝度信号Yの中の同期
パルスPYと時間的に同じ位置に挿入されている。
また、同期分離回路(32)で分離された同期パルスPC
は書込みクロック発生器(33)に供給され、この書込み
クロック発生器(33)では、同期パルスPCと同一のジッ
ターを持つ書込みクロックW・CK及び書込みゼロパルス
W・ZEROが形成される。
書込みクロックW・CKはA/D変換器(31)に供給され
る。
また、書込みクロックW・CK及び書込みゼロパルスW
・ZEROはTBC機能を有する時間軸伸長器(40)を構成す
る書込みアドレスカウンタ(41)に供給される。
このアドレスタウンタ(41)の出力(アドレス信号)
は選択回路(42)を介してメモリ(43)に供給されて書
込み用のアドレスが指定される。メモリ(43)はA/D変
換器(31)でデジタル化された圧縮色差信号を記憶する
ためのラインメモリと、ドッロプアウトのデータを記憶
するためのメモリとを有する。ドロップアウトのデータ
とは、アンプ(60)の出力がドロップアウト検出回路
(35)に供給され、このドロップアウト検出回路(35)
より出力された検出パルスPDである。ラインメモリはス
タティックRAMで構成され、少なくとも2ライン分のメ
モリ容量があればよい。
第7図Aは、第5図Cと同等の圧縮色差信号Cの一例
を示す波形図である。1水平周期Hの前半に圧縮された
R−Y信号が、後半に圧縮されたB−Y信号が挿入され
ている。
第7図Bは、圧縮色差信号CがA/D変換器(31)によ
りデジタル化された信号CDIを模式的に示したものであ
る。
第7図Cはデジタル化された圧縮色差信号CDIをメモ
リ(43)に書込むための書込みクロックW・CKを示し、
この書込みクロックW・CKによって書込みアドレスカウ
ンタ(41)が駆動される。そして、第7図Dに示される
ような書込みアドレスカウンタ(41)からの書込みアド
レスにより圧縮色差信号CDIがメモリ(43)に書込まれ
る。すなわち、書込みアドレス1〜kにR−Y信号が、
また、書込みアドレスk+1〜nにB−Y信号が書込ま
れる。
メモリ(43)からのデータの読出しは、読出しアドレ
スカウンタ(45)の出力に基づいて行なわれるが、この
アドレスカウンタ(45)には基準クロックの発生器(2
5)から輝度信号再生系と同じように読出しクロックR
・CKと読出しゼロパルスR・ZEROが供給される。
上述したように、メモリ(43)の中には、第8図Aに
示すようにデータが記憶されているが、第8図Bに示す
ように読出しアドレスカウンタ(45)からは、1,k+1,
2,k+2,‥‥,k−1,n−1,k,nというように、R−Y信号
とB−Y信号とを交互に読出すような読出しアドレスが
メモリ(43)に供給される。
また、メモリ(43)から読出されたデータは、ラッチ
回路(46)及び(47)に供給される。ラッチ回路(46)
では、第9図Aに示される読出しクロックR・CKを1/2
に逓降したクロック1/2R・CK(第9図Bに図示)によっ
て、即ち第8図Cのタイミングでラッチ動作が行われ
る。したがって、ラッチ回路(46)の出力には、第8図
Eに示すアドレス1,2,3,k−2,k−1,k,1′,2′,3′,‥
‥k′−2,k′−1,k′のデータが順次現れる。すなわ
ち、2倍に伸長されたR−Y信号だけのデータR−Y
Dが、ラッチ回路(46)より出力される。また、ラッチ
回路(47)では、クロック1/2R・CKよりW(R・CKの1/
2サイクル分)だけずらされたクロック1/2R・CK′(第
9図Cに図示)によって、即ち第8図Dのタイミングで
ラッチ動作が行なわれる。したがって、ラッチ回路(4
7)の出力には、第8図Gに示すアドレスk+1,k+2,‥
‥,n−1,n,k′+1,k′+2,‥‥n′−1,n′のデータが
順次現れる。すなわち、2倍に伸長されたB−Y信号だ
けのデータB−YDがラッチ回路(47)より出力される。
ところで、このままでは、データR−YDとデータB−
YDとがWだけ時間軸上でずれているので、例えば第8図
Fに示すように、遅延回路(53)によってデータR−YD
が遅延させられ、データR−YDとデータB−YDとの時間
軸合せが行なわれる。
これら時間軸合せの行なわれたデータR−YD及びB−
YDはドロップアウト補償回路(48)に供給される。
メモリ(43)より読出されたドロップアウトデータPD
はドロップアウトパルス発生器(52)に供給される。ド
ロップアウトパルス発生器(52)より出力されたドロッ
プアウトパルスDPは、第9図Cに示すようなクロック1/
2R・CK′と共にドロップアウト補償回路(48)に供給さ
れ、データR−YDとB−YDのドロップアウト補償が次の
ように行なわれる。即ち、一対のデータR−YDとB−YD
のいづれか一方のデータR−YD(B−YD)にドロップア
ウトが発生した場合、ドロップアウト補償回路(48)で
はデータR−YD(B−YD)だけでなく時間的にそれと対
応するデータB−YD(R−YD)の相当部分も同じく以前
のデータと入れ換えが行なわれる。このようなドロップ
アウト補償を行なうことにより、後にR−Y信号とB−
Y信号が変換され、搬送色信号SCとなっても、不自然な
色が発生することがなくなる。
さらに、ドロップアウト補償されたデータR−YD,B−
YDは、1/2R・CK′のクロックにより駆動されるD/A変換
器(49),(50)に夫々供給され、アナログのR−Y信
号、B−Y信号に変換される。そして、これらR−Y信
号、B−Y信号はデコーダ(51)によって搬送色信号SC
に変換される。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、上述したようなVTRにおいて、磁気テープ
(4)の走行速度を変化させて、スロー、スチル、倍速
等の変速再生を行なうときには、再生される映像信号
(輝度信号Y、圧縮色差信号C)の周波数が、通常再生
時と比べて変化し、再生画像に悪影響を及ぼす不都合が
あった。
第10図はテープ走行速度を変化させたときの、テープ
と再生ヘッドとの相対速度の変化を示している。同図に
おいて、ベクトルはテープ走行速度が1倍、即ち通常
再生時の相対速度を示し、ベクトルはテープ走行速度
が3倍の時の相対速度を示し、ベクトルはテープ走行
速度が0倍、即ちスチル再生時の相対速度を示し、ベク
トルはテープ走行速度が−1倍の相対速度を示してい
る。このように、例えばテープ走行速度が3倍のときに
は相対速度は遅く、再生される映像信号の周波数は低く
なり、一方例えばテープ走行速度が−1倍のときには相
対速度は速く、再生される映像信号の周波数は高くな
る。
そのため、例えば記録系のプリエンファシス特性と再
生系のデエンファシス特性との関係がくずれると共に、
再生系の復調器より出力される信号レベルが変化し、再
生画像に悪影響を与える。
また、第6図例において、TBC(20)のメモリ(22)
の書込み処理は、再生輝度信号Yの同期パルスPYを基準
として一定時間τ(例えば1〜2μsec)遅れた時点を
書込みゼロW・ZEROの点とし、そののち例えば910fH(f
Hは水平周波数)の書込みクロックW・CKのタイミング
で書込まれる。
テープ走行速度が変化すると水平周期が変化する。第
11図A,B及びCは、夫々テープ走行速度が1倍、3倍及
び−1倍のときの再生輝度信号Yを示しているが、夫々
において同期パルスPYから書込みゼロW・ZEROの点まで
の時間はτで一定である。このことは、書込みゼロW・
ZEROの点の水平位置は、テープ走行速度が変化するのに
対応して変化することを意味している。例えばテープ走
行速度が3倍のときには走査開始側に移り、一方テープ
走行速度が−1倍のときには走査終了側に移ることにな
る。したがって、TBC(20)を通過した輝度信号Yによ
る再生画像の位置が、テープ走行速度が変化するのに対
応して左右に移動してしまう。このことは色信号系に関
しても同じである。
尚、上述したような再生画像への悪影響は、特に、変
速再生時に再生磁気ヘッドが記録トラックを横切ること
なく走査するようになし、ノイズバーのない変速再生画
像を得るようにした、いわゆるダイナミックトラッキン
グ再生を行なうものにおいては、大きな問題であった。
本発明は斯る点に鑑み、テープ走行速度の変化によっ
ても、良好な再生画像が得られるようにするものであ
る。
E 問題点を解決するための手段 本発明は、磁気テープに記録されている映像信号を再
生する磁気ヘッドと、該磁気ヘッドから出力される再生
信号をFM復調するFM復調回路と、該FM復調回路から出力
される復調信号に対してデエンファシス処理を施すデン
ファシス回路と、該デエンファシス回路から出力される
デエンファシス処理後の上記復調信号に時間軸補正処理
を施して再生映像信号として出力する時間軸補正手段と
を備えた再生装置であって、上記デエンファシス回路か
ら出力される上記復調信号中の同期信号を抽出する同期
分離手段と、基準クロック信号を発生する基準クロック
信号発生手段と、上記同期分離手段からの同期信号と、
上記基準クロック信号発生手段からの上記基準クロック
信号とに基いて上記同期信号の周期をカウントする同期
信号周期カウント手段と、上記同期信号周期カウント手
段からの同期信号周期カウント値出力に基いた制御信号
を生成し、該制御信号を少なくとも上記デエンファシス
回路に供給して上記デエンファシス回路のデエンファシ
ス特性を上記同期信号の周期に応じて制御する制御信号
生成手段とを有するものである。
F 作用 磁気テープの走行速度が変化すると、再生映像信号の
周波数が通常再生時と比べて変化し、このままではTBC
等の回路が影響され、再生画像に悪影響が及ぼされる。
上述構成においては、磁気テープの走行速度の検出信号
に基づいてTBC等の回路の調整がなされる。即ちTBC等の
回路は、再生映像信号に周波数変化があっても、その影
響が出ないように調整され、再生画像に悪影響は及ばな
くなる。
G 実施例 以下、第1図を参照しながら本発明の一実施例につい
て説明しよう。この第1図において、第6図と対応する
部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。本
例は、例えば輝度信号処理系に適用した例である。
G1構成の説明 第1図において、(70)は磁気テープ(4)の走行速
度の検出回路である。そして、(71)はこの検出回路
(70)を構成するシフトレジスタであり、このシフトレ
ジスタ(71)は、例えば第1〜第4のDフリップフロッ
プより構成される。同期分離回路(14)からの水平周期
の同期パルスPYは第1のフリップフロップの入力端子D1
に供給される。また、この第1のフリップフロップの非
反転出力端子Q1に出力される信号SQ1は第2のフリップ
フロップの入力端子D2に供給され、その非反転出力端子
Q2に出力される信号SQ2は第3のフリップフロップの入
力端子D3に供給される。また、第2のフリップフロップ
の反転出力端子▲▼及び第3のフリップフロップの
非反転出力端子Q3に出力される信号S▲▼及びSQ3
はアンド回路(72)の入力側に供給され、このアンド回
路(72)の出力信号SQ23は第4のフリップフロップの入
力端子D4に供給され、その非反転出力端子Q4に出力され
る信号SQ4は210進のカウンタ(73)のクリア端子CLRに
供給される。
また、シフトレジスタ(71)及びカウンタ(73)のク
ロック端子には基準クロックの発生器(25)より読出し
クロックR・CKが供給される。
また、カウンタ(73)の下位8ビットの出力信号はラ
ッチ回路(74)に供給され、このカウンタ(73)の上位
2ビットの出力信号はナンドゲート(75)の入力側に供
給される。また、アンド回路(72)の出力信号はナンド
ゲート(75)の入力側に供給される。また、(80)はガ
ードバンド検出回路であり、アンプ(61)の出力信号が
供給され、変調輝度信号YFMの有無によってガードバン
ドが検出される。このガードバンド検出回路(80)から
はガードバンド部分では、例えば低レベル“0"となる検
出信号SGBが出力され、この検出信号SGBはナンドゲート
(75)の入力側に供給される。そして、このナンドゲー
ト(75)の出力信号はラッチ回路(74)のクロック端子
にラッチ信号として供給される。
また、ラッチ回路(74)の出力信号はD/A変換器(7
6)に供給されてアナログ信号とされたのち、アンプ(7
7)及び(78)を介して書込みクロックW・CKの発生器
(15)、復調器(62)、デエンファシス回路(63)に供
給され、夫々の回路においてラッチ回路(74)の出力信
号に応じた調整がなされる。尚、(79)はセンター調整
用のボリウムである。
G2 動作の説明 以上の構成において、同期分離回路(14)からの同期
パルスPYが第2図Aに示すようであるとすると、シフト
レジスタ(71)における出力信号SQ1,SQ2,S▲▼
びSQ3は、夫々第2図B,C,D及びEに示すようになる。図
において、t0は、クロックR・CKの周期である。そし
て、アンド回路(72)の出力信号SQ23は同図Fに示すよ
うになり、出力信号SQ4は同図Gに示すようになる。
出力信号SQ4はカウンタ(73)のクリア端子CLRに供給
され、このタイミングでカウンタ(73)はクリアされ
る。また、アンド回路(72)の出力信号SQ23はナンドゲ
ート(75)を介してラッチ回路(74)のクロック端子に
供給されるので、このタイミングでカウンタ(73)の下
位8ビットの信号がラッチされる。即ち、カウンタ(7
3)は出力信号SQ4のタイミングから出力信号SQ23のタイ
ミングまでの、再生輝度信号Yの1水平周期だけカウン
トされることになる。この場合、クロックR・CKは一定
周期t0のものであるので、カウンタ(73)でカウントさ
れ、ラッチ回路(74)でラッチされる下位8ビットの出
力信号は、再生輝度信号Yの1水平周期の長さに応じた
ものとなる。即ち、再生輝度信号Yの1水平周期は、上
述したようにテープ走行速度が変化すると変化するの
で、このラッチ回路(74)のラッチ出力はテープ走行速
度に応じたものとなる。
例えば、通常再生時は、再生輝度信号Yの1水平周期
に変化がなく、上述したようにクロックR・CKが910fH
であるから、カウンタ(73)の値は909(カウンタ(7
3)のクリアとラッチ回路(74)のラッチのタイミング
が1クロック分ずれているので910ではない)となり、
そのときの下位8ビットの信号がラッチ回路(74)でラ
ッチされる。また、例えばテープ走行速度が3倍である
ときには、1水平周期は第2図Hに示すように長くな
り、(例えば第2図Aに示すものを通常再生時とす
る)、出力信号SQ23,SQ4は夫々同図I,Jに示すようにな
るので、ラッチ時のカウンタ(73)の値は909よりは大
きくなり、そのときの下位8ビットの信号がラッチ回路
(74)でラッチされる。例えば、相対速度に対するテー
プ走行速度の割合が1.7%とすると、1倍当たりのカウ
ント値の変化は約15であるから、940程度となる。ま
た、例えばテープ走行速度が−1倍であるときには、1
水平周期は第2図Kに示すように短くなり(同図Aに示
すものを通常再生時とする)、出力信号SQ23,SQ4は夫
々同図L,Mに示すようになるので、ラッチ時のカウンタ
(73)の値は909より小さくなり、例えば880程度とな
る。そのときの下位8ビットの信号がラッチ回路(74)
でラッチされる。
尚、本例においては、ガードバンド検出信号SGBがナ
ンドゲート(75)にゲート信号として供給されるので、
ガードバンド部分では、アンド回路(72)の出力信号S
Q23はラッチ回路(74)に供給されず、誤った値のラッ
チが防止される。
また、カウンタ(73)の上位2ビットの出力信号がナ
ンドゲート(75)にゲート信号として供給されているの
で、これら2ビットが夫々高レベル“1"のときのみ、ア
ンド回路(72)の出力信号SQ23がラッチ回路(74)に供
給される。即ち、カウンタ(73)の値が768(=29
28)〜1023(210−1)となるときのみラッチされる。
これは略テープ走行速度の−8倍〜+9倍に相当する。
これ以上の速度となるときには、ラッチ回路(74)に
は、カウント値が768または1023のときの下位8ビット
の信号がホールドされる。
G3 効果の説明 このように、本例によればラッチ回路(74)には、テ
ープ走行速度に応じた値がラッチされるので、書込みク
ロックパルスW・CKの発生器(15)、復調器(62)、デ
エンファシス回路(63)には、テープ走行速度の変化に
対応した信号がアンプ(78)より供給される。ボリウム
(79)による調整は、例えば通常再生時にアンプ(78)
の出力が中心電圧となるように行なわれる。
尚、上述では述べていないが、発生器(15)において
は、例えばアンプ(78)の出力が書込みゼロパルスW・
ZEROを形成する比較器の基準として使用され、書込みゼ
ロパルスW・ZEROの水平位置がテープ走行速度が変化す
ることで水平周期が変化しても一定となるように調整さ
れる。また、復調器(62)においては、アンプ(78)の
出力に基づいて、周波数−電圧変換カーブが調整され、
テープ走行速度が変化して、再生FM輝度信号の周波数が
変化しても出力レベルが一定となるように調整される。
また、デエンファシス回路(63)においては、アンプ
(78)の出力に基づいて、例えばバリキャップの容量が
変えられてデエンファシス特性が変えられ、テープ走行
速度が変化して再生輝度信号Yの周波数が変化してもプ
リエンファシスとの関係が一致するように調整される。
このように本例によれば、テープ走行速度が変化し、
再生輝度信号Yに周波数変化があっても、各回路におい
てその影響が出ないように調整されるので、良好な再生
画像を得ることができる。
尚、上述実施例においては、輝度信号系についてのみ
述べたものであるが、第6図における色差信号系にも同
様に適用することができる。
また、上述実施例においては、アンプ(78)の出力で
発生器(15)等を制御するものを述べたが、テープ走行
速度の変化によって影響を受ける他の回路も同様に調整
することができる。
H 発明の効果 上述せる本発明によれば、デエンファシス回路から出
力される復調信号中の同期信号を同期分離手段により抽
出し、同期分離手段からの同期信号と、基準クロック信
号発生手段からの基準クロック信号とに基いて同期信号
の周期を同期信号周期カウント手段によりカウントし、
制御信号生成手段により、同期信号周期カウント手段か
らの同期信号周期カウント値出力に基いた制御信号を生
成し、該制御信号を少なくとも上記デエンファシス回路
に供給してデエンファシス回路のデエンファシス特性を
同期信号の周期に応じて制御するので、再生速度の変化
に対して追従性が良好でかつ正確にデエンファシス特性
を制御することができ、変速再生時にも良好な再生画像
を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はその
動作説明のための図、第3図〜第11図は従来例の説明の
ための図である。 (14)は同期信号分離回路、(15)は書込みクロックの
発生器、(62)はFM復調器、(63)はデエンファシス回
路、(70)はテープ走行速度検出回路、(80)はガード
バンド検出回路である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/922 5/95 H04N 5/95 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに記録されている映像信号を再
    生する磁気ヘッドと、該磁気ヘッドから出力される再生
    信号をFM復調するFM復調回路と、該FM復調回路から出力
    される復調信号に対してデエンファシス処理を施すデン
    ファシス回路と、該デエンファシス回路から出力される
    デエンファシス処理後の上記復調信号に時間軸補正処理
    を施して再生映像信号として出力する時間軸補正手段と
    を備えた再生装置であって、 上記デエンファシス回路から出力される上記復調信号中
    の同期信号を抽出する同期分離手段と、 基準クロック信号を発生する基準クロック信号発生手段
    と、 上記同期分離手段からの同期信号と、上記基準クロック
    信号発生手段からの上記基準クロック信号とに基いて上
    記同期信号の周期をカウントする同期信号周期カウント
    手段と、 上記同期信号周期カウント手段からの同期信号周期カウ
    ント値出力に基いた制御信号を生成し、該制御信号を少
    なくとも上記デエンファシス回路に供給して上記デエン
    ファシス回路のデエンファシス特性を上記同期信号の周
    期に応じて制御する制御信号生成手段とを有することを
    特徴とする再生装置。
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JPS59141883A (ja) * 1983-02-02 1984-08-14 Sony Corp レベル制御回路

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