JPH08319939A - ポンプ搬送されるべき流動性材料用のスクリューポンプ - Google Patents
ポンプ搬送されるべき流動性材料用のスクリューポンプInfo
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- JPH08319939A JPH08319939A JP8007701A JP770196A JPH08319939A JP H08319939 A JPH08319939 A JP H08319939A JP 8007701 A JP8007701 A JP 8007701A JP 770196 A JP770196 A JP 770196A JP H08319939 A JPH08319939 A JP H08319939A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B43/00—Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members
- F04B43/12—Machines, pumps, or pumping installations having flexible working members having peristaltic action
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C2/00—Rotary-piston machines or pumps
- F04C2/08—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C2/10—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
- F04C2/107—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth
- F04C2/1071—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth the inner and outer member having a different number of threads and one of the two being made of elastic materials, e.g. Moineau type
- F04C2/1076—Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member with helical teeth the inner and outer member having a different number of threads and one of the two being made of elastic materials, e.g. Moineau type where one member orbits or wobbles relative to the other member which rotates around a fixed axis
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】構造的に簡単に、複数の搬送路条溝をもたら
し、かつこの種ポンプに特有の非耐久性、易摩耗性を著
しく改善した偏心スクリューポンプを開発し、提供する
こと。 【解決手段】偏心スクリューロータ２の回転軸線４から
偏心ピッチ間隔ｅだけ離れている偏心中心３を有し、か
つ横断面において常に同じ円形を示す、螺旋杆体状の被
駆動偏心スクリューロータ２と、このロータ２を回転可
能に収納しているステータ空間６を有するポンプステー
タ５とを具備する、ポンプ搬送されるべき流動性材料用
のスクリューポンプ。
し、かつこの種ポンプに特有の非耐久性、易摩耗性を著
しく改善した偏心スクリューポンプを開発し、提供する
こと。 【解決手段】偏心スクリューロータ２の回転軸線４から
偏心ピッチ間隔ｅだけ離れている偏心中心３を有し、か
つ横断面において常に同じ円形を示す、螺旋杆体状の被
駆動偏心スクリューロータ２と、このロータ２を回転可
能に収納しているステータ空間６を有するポンプステー
タ５とを具備する、ポンプ搬送されるべき流動性材料用
のスクリューポンプ。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は偏心スクリューロー
タの回転軸線から偏心ピッチ間隔だけ離れている偏心中
心を有し、かつ横断面において常に同じ円形を示す、螺
旋杆体状の被駆動偏心スクリューロータと、このロータ
を回転可能に収納しているステータ空間を有するポンプ
ステータとを具備する、ポンプ搬送されるべき流動性材
料用のスクリューポンプに関する。
タの回転軸線から偏心ピッチ間隔だけ離れている偏心中
心を有し、かつ横断面において常に同じ円形を示す、螺
旋杆体状の被駆動偏心スクリューロータと、このロータ
を回転可能に収納しているステータ空間を有するポンプ
ステータとを具備する、ポンプ搬送されるべき流動性材
料用のスクリューポンプに関する。
【０００２】
【従来の技術】本発明の出発点を成す、このような偏心
スクリューロータを有する偏心ポンプは、例えば１９７
７年、カルル、ハンゼル、フェルラーク社刊、ハルティ
ンガー編、「脱水処理ポケットブック」第２巻から公知
である。この公知のポンプにおいては、二重螺旋体状ロ
ータ空間および急勾配偏心スクリューロータが設けられ
ている。偏心スクリューロータの回転軸線と、ステータ
空間の縦軸線とが、偏心スクリューロータの偏心性を決
定する。この公知ポンプは、ポンプステータの製造と、
その駆動構造に関して、共にほぼ同様の高コストを必要
とする。また、ポンプステータが、偏心スクリューロー
タに対して強く接触するために、高度の摩耗をもたらす
おそれがある。従って、ポンプステータと、偏心スクリ
ューロータの構成材料は、被ポンプ搬送材料に対応して
耐摩耗性を示すものでなければならない。上述した公知
の偏心スクリューポンプは、各ロータ／ステータ対ごと
に単一の搬送路的に機能するに止まり、従って単一の被
ポンプ搬送材料を流動搬送し得るに止まる。
スクリューロータを有する偏心ポンプは、例えば１９７
７年、カルル、ハンゼル、フェルラーク社刊、ハルティ
ンガー編、「脱水処理ポケットブック」第２巻から公知
である。この公知のポンプにおいては、二重螺旋体状ロ
ータ空間および急勾配偏心スクリューロータが設けられ
ている。偏心スクリューロータの回転軸線と、ステータ
空間の縦軸線とが、偏心スクリューロータの偏心性を決
定する。この公知ポンプは、ポンプステータの製造と、
その駆動構造に関して、共にほぼ同様の高コストを必要
とする。また、ポンプステータが、偏心スクリューロー
タに対して強く接触するために、高度の摩耗をもたらす
おそれがある。従って、ポンプステータと、偏心スクリ
ューロータの構成材料は、被ポンプ搬送材料に対応して
耐摩耗性を示すものでなければならない。上述した公知
の偏心スクリューポンプは、各ロータ／ステータ対ごと
に単一の搬送路的に機能するに止まり、従って単一の被
ポンプ搬送材料を流動搬送し得るに止まる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的な
いしこの技術分野における課題は、本明細書の「技術分
野」の項に示された、それ自体公知の構成を示し、かつ
構造的に簡単に、複数の搬送路条溝をもたらし、かつこ
の種ポンプに特有の非耐久性、易摩耗性を著しく改善し
た偏心スクリューポンプを開発し、提供することであ
る。
いしこの技術分野における課題は、本明細書の「技術分
野」の項に示された、それ自体公知の構成を示し、かつ
構造的に簡単に、複数の搬送路条溝をもたらし、かつこ
の種ポンプに特有の非耐久性、易摩耗性を著しく改善し
た偏心スクリューポンプを開発し、提供することであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】しかるに、上述の課題な
いし目的は、上記ステータ空間と部分的円筒状のステー
タ壁体部分との間において、遊び間隙が設けられ、かつ
ステータ空間の横断面半径が、遊び間隙、偏心スクリュ
ーロータの横断面半径および偏心ピッチ間隙の全合計寸
法に相当するようになされており、また偏心スクリュー
ロータの回転軸線とステータ空間の縦軸線が相互に関連
するようになされていること、および隣接する各ステー
タ壁体の内方突出帯域の間に、少くとも２個所の長手方
向に延びている空室が形成されており、この各空室内
に、回転空間中に突出するように弾性導管が収納配置さ
れていること、さらにこれら弾性導管が、ロータ回転軸
線から最も遠い偏心スクリューモータの圧縮作用帯域に
おいて圧縮、圧潰され、隣接する両圧縮作用帯域間にお
いて、搬送空間帯域が設けられており、これら圧縮作用
帯域および搬送空間帯域間の移行が、搬送装置において
導管に沿って偏心スクリューロータの回転により行なわ
れることを特徴とする、偏心スクリューポンプにより解
決ないし達成されることが本発明者らにより見出され
た。
いし目的は、上記ステータ空間と部分的円筒状のステー
タ壁体部分との間において、遊び間隙が設けられ、かつ
ステータ空間の横断面半径が、遊び間隙、偏心スクリュ
ーロータの横断面半径および偏心ピッチ間隙の全合計寸
法に相当するようになされており、また偏心スクリュー
ロータの回転軸線とステータ空間の縦軸線が相互に関連
するようになされていること、および隣接する各ステー
タ壁体の内方突出帯域の間に、少くとも２個所の長手方
向に延びている空室が形成されており、この各空室内
に、回転空間中に突出するように弾性導管が収納配置さ
れていること、さらにこれら弾性導管が、ロータ回転軸
線から最も遠い偏心スクリューモータの圧縮作用帯域に
おいて圧縮、圧潰され、隣接する両圧縮作用帯域間にお
いて、搬送空間帯域が設けられており、これら圧縮作用
帯域および搬送空間帯域間の移行が、搬送装置において
導管に沿って偏心スクリューロータの回転により行なわ
れることを特徴とする、偏心スクリューポンプにより解
決ないし達成されることが本発明者らにより見出され
た。
【０００５】本発明は、偏心スクリューロータと、部分
的円筒状ステータ壁体部分（内方突出部分）との間に設
けられている螺旋状搬送路が開放条溝であるにもかかわ
らず、長手方向に延びる凹陥空室を有するステータ壁体
部分と、この空室内に配設される導管との間にステータ
空間を設けることにより、ポンプ搬送機能をもたらし得
るとの技術的知見から出発する。すなわち、長手方向に
延びる弾力性導管と、螺旋状の、回転軸から最も遠い偏
心スクリューロータの特定部分との間に、密閉線を形成
するステータ壁体部分がもたらされ、これが弾力性導管
の長手方向における密閉帯域ないし圧縮作用帯域を形成
するために使用される。この圧縮作用帯域と、これらの
間に密閉形成される搬送空間帯域とは、偏心スクリュー
ロータの回転により転移され、従って被ポンプ搬送材料
がその転移方向に搬送され得る。複数の導管を使用する
ことにより、本発明によるスクリューポンプは、複数搬
送路条溝を具備し、従って複数種類の互に相違する被ポ
ンプ搬送材料を同時に給送するに適する。ポンプステー
タと偏心スクリューロータとは、実質的に摩耗をもたら
さず、また耐久性の問題をもたらすことなく作動する。
これらは弾性導管により、相互に、また被搬送材料から
隔離されているからである。しかも、この本発明による
スクリューポンプの構造は、上述の説明から認め得るよ
うに極めて簡潔である。
的円筒状ステータ壁体部分（内方突出部分）との間に設
けられている螺旋状搬送路が開放条溝であるにもかかわ
らず、長手方向に延びる凹陥空室を有するステータ壁体
部分と、この空室内に配設される導管との間にステータ
空間を設けることにより、ポンプ搬送機能をもたらし得
るとの技術的知見から出発する。すなわち、長手方向に
延びる弾力性導管と、螺旋状の、回転軸から最も遠い偏
心スクリューロータの特定部分との間に、密閉線を形成
するステータ壁体部分がもたらされ、これが弾力性導管
の長手方向における密閉帯域ないし圧縮作用帯域を形成
するために使用される。この圧縮作用帯域と、これらの
間に密閉形成される搬送空間帯域とは、偏心スクリュー
ロータの回転により転移され、従って被ポンプ搬送材料
がその転移方向に搬送され得る。複数の導管を使用する
ことにより、本発明によるスクリューポンプは、複数搬
送路条溝を具備し、従って複数種類の互に相違する被ポ
ンプ搬送材料を同時に給送するに適する。ポンプステー
タと偏心スクリューロータとは、実質的に摩耗をもたら
さず、また耐久性の問題をもたらすことなく作動する。
これらは弾性導管により、相互に、また被搬送材料から
隔離されているからである。しかも、この本発明による
スクリューポンプの構造は、上述の説明から認め得るよ
うに極めて簡潔である。
【０００６】帯域ごとに圧縮される弾力性導管により被
搬送材料を給送することは、基本的には、いわゆるねじ
ポンプ、スクリューポンプとして実際上公知である（例
えば、１９７３年刊、「ウルマンス、エンツィクロペデ
ィ、デル、テヒニッシェン、ヘミー」第３巻１６９頁参
照）。この場合、弾性導管ないしホースは、これに沿っ
て移動する、ローラないし摺動ブレーキシューのような
圧搾部材により圧縮される。しかしながら、多数の搬送
路条溝とした場合、この圧搾部材の使用数が増大し、ポ
ンプ構成上のコストは著しく高額となる。さらに、長手
方向に移動し、圧搾されるべき導管の耐用寿命も低減す
る。しかるに、本発明によるスクリューポンプの場合に
は、弾性導管ないしホースの長手方向運動は生起しな
い。ロータとこの導管の間における摩擦力は、実質的に
偏心スクリューポンプの円周方向に作用するに過ぎない
からである。さらに本発明によるスクリューポンプは、
偏心スクリューロータのピッチにより、制約される搬送
方向に対する密封線の角度のために、また偏心スクリュ
ーロータの幾何学的形状により制約されるその搬送空間
帯域からの緩徐な釈放のために、ポンプ搬送径期におけ
る脈動はことに小さくなされる。
搬送材料を給送することは、基本的には、いわゆるねじ
ポンプ、スクリューポンプとして実際上公知である（例
えば、１９７３年刊、「ウルマンス、エンツィクロペデ
ィ、デル、テヒニッシェン、ヘミー」第３巻１６９頁参
照）。この場合、弾性導管ないしホースは、これに沿っ
て移動する、ローラないし摺動ブレーキシューのような
圧搾部材により圧縮される。しかしながら、多数の搬送
路条溝とした場合、この圧搾部材の使用数が増大し、ポ
ンプ構成上のコストは著しく高額となる。さらに、長手
方向に移動し、圧搾されるべき導管の耐用寿命も低減す
る。しかるに、本発明によるスクリューポンプの場合に
は、弾性導管ないしホースの長手方向運動は生起しな
い。ロータとこの導管の間における摩擦力は、実質的に
偏心スクリューポンプの円周方向に作用するに過ぎない
からである。さらに本発明によるスクリューポンプは、
偏心スクリューロータのピッチにより、制約される搬送
方向に対する密封線の角度のために、また偏心スクリュ
ーロータの幾何学的形状により制約されるその搬送空間
帯域からの緩徐な釈放のために、ポンプ搬送径期におけ
る脈動はことに小さくなされる。
【０００７】本発明において、偏心スクリューロータは
単一の導管のみならず、複数の導管を具備し得る。また
一定のポンプステータ長さで、その密封圧縮帯域数を増
加させることにより、スクリューポンプの圧縮度および
達成可能圧力を増大させ得る。本発明によるスクリュー
ポンプのポンプステータは、基本的に任意の材料から構
成され得る。しかしながら、導管の耐久的保護のため
に、９０から９５のショア硬さＡを有する弾性材料を使
用するのが好ましい。またスクリューポンプ、すなわち
ねじポンプの一様ないし一定の、かつ小さい脈動に関
し、導管およびこれを収納する凹陥空室は、ステータ空
間円周にわたり等間隔で分布、配置されるのが好まし
い。さらに有利な実施態様においては、同じ被搬送材料
を給送するための導管は、ステータ空間円周において、
対を成して対向配置され、同じ被搬送材料の緩除な流動
をもたらし、脈動を生起しないようになされる。この場
合、それぞれの導管において異なる量の被搬送材料を給
送し得る。この場合の被搬送量割合は、偏心スクリュー
ロータの回転数およびピッチにより、また全体搬送量に
対応して、本発明によるスクリューポンプ装置を計量給
送ないし混合給送するために使用することができる。こ
の場合、原則的には全体搬送量の相違する単一ポンプ装
置を使用するのが好ましい。なお、導管を収納する凹陥
空室の深さおよび幅は、各種各様の導管の外径に適合さ
せ得る。ただし、導管の管壁厚さは、原則的にその直径
に対して一致させることは必ずしも必要ではない。な
お、導管収納用の凹陥空室深さと、遊び間隙の合計寸法
は、凹陥空室に収納される導管の二重管壁厚さに適合せ
しめられる。
単一の導管のみならず、複数の導管を具備し得る。また
一定のポンプステータ長さで、その密封圧縮帯域数を増
加させることにより、スクリューポンプの圧縮度および
達成可能圧力を増大させ得る。本発明によるスクリュー
ポンプのポンプステータは、基本的に任意の材料から構
成され得る。しかしながら、導管の耐久的保護のため
に、９０から９５のショア硬さＡを有する弾性材料を使
用するのが好ましい。またスクリューポンプ、すなわち
ねじポンプの一様ないし一定の、かつ小さい脈動に関
し、導管およびこれを収納する凹陥空室は、ステータ空
間円周にわたり等間隔で分布、配置されるのが好まし
い。さらに有利な実施態様においては、同じ被搬送材料
を給送するための導管は、ステータ空間円周において、
対を成して対向配置され、同じ被搬送材料の緩除な流動
をもたらし、脈動を生起しないようになされる。この場
合、それぞれの導管において異なる量の被搬送材料を給
送し得る。この場合の被搬送量割合は、偏心スクリュー
ロータの回転数およびピッチにより、また全体搬送量に
対応して、本発明によるスクリューポンプ装置を計量給
送ないし混合給送するために使用することができる。こ
の場合、原則的には全体搬送量の相違する単一ポンプ装
置を使用するのが好ましい。なお、導管を収納する凹陥
空室の深さおよび幅は、各種各様の導管の外径に適合さ
せ得る。ただし、導管の管壁厚さは、原則的にその直径
に対して一致させることは必ずしも必要ではない。な
お、導管収納用の凹陥空室深さと、遊び間隙の合計寸法
は、凹陥空室に収納される導管の二重管壁厚さに適合せ
しめられる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の例示的実
施態様を略図的に示す添附図面を参照して、さらに具体
的に、しかしながら例示的に説明する。
施態様を略図的に示す添附図面を参照して、さらに具体
的に、しかしながら例示的に説明する。
【０００９】図示されている装置は、ポンプ搬送される
べき流動性材料用のねじポンプないしスクリューポンプ
として作用する。偏心ねじロータないし偏心スクリュー
ロータの駆動、軸受に必要な手段、ならびにポンプ搬送
される流動性被搬送体の給送、排出に必要な手段は、図
面を簡潔にするために図示されていない。
べき流動性材料用のねじポンプないしスクリューポンプ
として作用する。偏心ねじロータないし偏心スクリュー
ロータの駆動、軸受に必要な手段、ならびにポンプ搬送
される流動性被搬送体の給送、排出に必要な手段は、図
面を簡潔にするために図示されていない。
【００１０】スクリューポンプ（１）の基本的構成部分
は、螺旋杆体状の、被駆動偏心スクリューロータ（２）
である。図１において、この横断面円形の偏心スクリュ
ーロータ（２）は、ハッチングを附して示されている。
偏心スクリューロータの中心（３）は、回転軸線（４）
に対して偏心ピッチ間隔（ｅ）を有する。さらに図面か
ら、この実施態様においてＮＢＲゴムから形成され得る
ポンプ固定子ないしポンプステータ（５）が設けられて
いることが認められる。このポンプステータ（５）は、
ステータ空間（６）を包囲形成し、この空間内において
偏心スクリューロータ（２）が、図示のように回転可能
に設けられている。図１および図２を対比観察すること
により、ポンプステータ（５）は、長手方向に延びる部
分的円筒状のステータ壁体部分（７）を具備することが
認められる。図２には、偏心スクリューロータ（２）
と、ポンプステータ（５）との間の遊び間隙（ｓ）を示
している。この遊び（ｓ）により、両主要構成部材
（２，５）間の、摩耗をもたらすことなく、相対的回転
を生起させ得る。部分的円筒状のステータ壁体内方突出
部分（７）は、この遊び間隙（ｓ）と、スクリューロー
タ（２）の半径（ｒ）および偏心ピッチ間隔（ｅ）の合
計寸法とを加算して算出される寸法に対応する半径
（Ｒ）を有する。図示の本実施例において、偏心ピッチ
間隔（ｅ）は、偏心スクリューロータ（２）の半径に対
して、ほぼ２３％の寸法割合を示す。ロータ回転軸線
（４）と、ステータ空間（６）の縦軸線（４）とが合致
し、偏心スクリューロータの中心駆動が行われる。図２
（図１のＡ−Ａ線断面図）において、４個所の凹陥空室
（８）が認められるが、これらはそれぞれステータ壁体
内方突出部分（７）の間に形成、配設される。各凹陥空
室（８）内に弾性導管ないしホース（９）が収納されて
いる。この実施態様においては４本の給送条溝が設けら
れていることになる。このような構成の偏心スクリュー
ポンプの搬送メカニズムは、図１から容易に理解され得
る。すなわち、回転軸線（４）から最も遠い、または最
も離れた偏心スクリューロータの帯域が、螺旋状に回転
し、ロータ（２）に対する接線を成す。このロータの帯
域が長手方向に延びる導管（９）と断続的に密封圧縮帯
域（１０）を形成し、ここで導管（９）は圧搾、圧縮さ
れる。図１に示されるように、導管（９）は、密閉圧縮
帯域（１０）と、搬送空間帯域（１１）との間に在る。
偏心スクリューロータ（２）の回転により、搬送空間帯
域（１１）と密閉圧縮帯域（１０）は、導管（９）に沿
って移動し、これにより搬送空間帯域（１１）内に取込
まれている容積の被搬送材料が搬送方向に給送される。
この搬送方向は図１において矢印で示されている。偏心
スクリューロータ（２）と導管（９）との間の密封線
は、偏心スクリューロータ（２）のピッチに対応する導
管（９）の長手方向に対する角度だけ移動する。なお、
図示の本発明による偏心スクリューロータ（２）は、単
一条溝を示すに止まるが、前述したように複数条溝を構
成することも可能である。偏心スクリューロータ（２）
は、原則的にスチールから構成されるが、導管（９）は
弾性のゴムないし合成ゴムから構成され得る。一般的に
９０から９５のショア硬さを有する材料が使用される。
偏心スクリューロータとポンプステータの構成材料は化
学品耐性のものでよく、従って比較的廉価な材料で構成
され得る。図２は、導管（９）がステータ空間の円周に
わたり等間隔で配置されていることを示す。実施態様と
して、２種類の相違する被搬送材料を給送することがで
き、しかも脈動をもたらすことのないように、各被搬送
材料は、ステータ空間（６）の円周上に対をなして対向
する導管を経て給送される。図２において、導管（９）
は互いに等しい直径を有し、従って等しい被搬送材料の
流動をもたらす。
は、螺旋杆体状の、被駆動偏心スクリューロータ（２）
である。図１において、この横断面円形の偏心スクリュ
ーロータ（２）は、ハッチングを附して示されている。
偏心スクリューロータの中心（３）は、回転軸線（４）
に対して偏心ピッチ間隔（ｅ）を有する。さらに図面か
ら、この実施態様においてＮＢＲゴムから形成され得る
ポンプ固定子ないしポンプステータ（５）が設けられて
いることが認められる。このポンプステータ（５）は、
ステータ空間（６）を包囲形成し、この空間内において
偏心スクリューロータ（２）が、図示のように回転可能
に設けられている。図１および図２を対比観察すること
により、ポンプステータ（５）は、長手方向に延びる部
分的円筒状のステータ壁体部分（７）を具備することが
認められる。図２には、偏心スクリューロータ（２）
と、ポンプステータ（５）との間の遊び間隙（ｓ）を示
している。この遊び（ｓ）により、両主要構成部材
（２，５）間の、摩耗をもたらすことなく、相対的回転
を生起させ得る。部分的円筒状のステータ壁体内方突出
部分（７）は、この遊び間隙（ｓ）と、スクリューロー
タ（２）の半径（ｒ）および偏心ピッチ間隔（ｅ）の合
計寸法とを加算して算出される寸法に対応する半径
（Ｒ）を有する。図示の本実施例において、偏心ピッチ
間隔（ｅ）は、偏心スクリューロータ（２）の半径に対
して、ほぼ２３％の寸法割合を示す。ロータ回転軸線
（４）と、ステータ空間（６）の縦軸線（４）とが合致
し、偏心スクリューロータの中心駆動が行われる。図２
（図１のＡ−Ａ線断面図）において、４個所の凹陥空室
（８）が認められるが、これらはそれぞれステータ壁体
内方突出部分（７）の間に形成、配設される。各凹陥空
室（８）内に弾性導管ないしホース（９）が収納されて
いる。この実施態様においては４本の給送条溝が設けら
れていることになる。このような構成の偏心スクリュー
ポンプの搬送メカニズムは、図１から容易に理解され得
る。すなわち、回転軸線（４）から最も遠い、または最
も離れた偏心スクリューロータの帯域が、螺旋状に回転
し、ロータ（２）に対する接線を成す。このロータの帯
域が長手方向に延びる導管（９）と断続的に密封圧縮帯
域（１０）を形成し、ここで導管（９）は圧搾、圧縮さ
れる。図１に示されるように、導管（９）は、密閉圧縮
帯域（１０）と、搬送空間帯域（１１）との間に在る。
偏心スクリューロータ（２）の回転により、搬送空間帯
域（１１）と密閉圧縮帯域（１０）は、導管（９）に沿
って移動し、これにより搬送空間帯域（１１）内に取込
まれている容積の被搬送材料が搬送方向に給送される。
この搬送方向は図１において矢印で示されている。偏心
スクリューロータ（２）と導管（９）との間の密封線
は、偏心スクリューロータ（２）のピッチに対応する導
管（９）の長手方向に対する角度だけ移動する。なお、
図示の本発明による偏心スクリューロータ（２）は、単
一条溝を示すに止まるが、前述したように複数条溝を構
成することも可能である。偏心スクリューロータ（２）
は、原則的にスチールから構成されるが、導管（９）は
弾性のゴムないし合成ゴムから構成され得る。一般的に
９０から９５のショア硬さを有する材料が使用される。
偏心スクリューロータとポンプステータの構成材料は化
学品耐性のものでよく、従って比較的廉価な材料で構成
され得る。図２は、導管（９）がステータ空間の円周に
わたり等間隔で配置されていることを示す。実施態様と
して、２種類の相違する被搬送材料を給送することがで
き、しかも脈動をもたらすことのないように、各被搬送
材料は、ステータ空間（６）の円周上に対をなして対向
する導管を経て給送される。図２において、導管（９）
は互いに等しい直径を有し、従って等しい被搬送材料の
流動をもたらす。
【図１】 本発明によるねじポンプ、すなわちスクリュ
ーポンプの偏心スクリューロータ、ポンプステータおよ
び導管の長手方向縦断面図、
ーポンプの偏心スクリューロータ、ポンプステータおよ
び導管の長手方向縦断面図、
【図２】 図１に示されるＡ−Ａ線による本発明スクリ
ューポンプの横断面図。
ューポンプの横断面図。
１ ・・・・・ ねじ（スクリュー）ポンプ、 ２ ・・・・・ 偏心スクリューロータ、 ３ ・・・・・ 偏心中心、 ４ ・・・・・ ロータ回転軸線、 ５ ・・・・・ ポンプ（固定子）ステータ、 ６ ・・・・・ ステータ空間、 ７ ・・・・・ ステータ壁体内方突出部分、 ８ ・・・・・ 凹陥空室、 ９ ・・・・・ 可撓性導管（ホース）、 １０ ・・・・・ 密閉圧縮帯域、 １１ ・・・・・ 搬送空間帯域。
Claims (6)
- 【請求項１】 偏心スクリューロータ（２）の回転軸線
（４）から偏心ピッチ間隔（ｅ）だけ離れている偏心中
心（３）を有し、かつ横断面において常に同じ円形を示
す、螺旋杆体状の被駆動偏心スクリューロータ（２）
と、このロータ（２）を回転可能に収納しているステー
タ空間（６）を有するポンプステータ（５）とを具備す
る、ポンプ搬送されるべき流動性材料用のスクリューポ
ンプであって、 上記ステータ空間（６）と部分的円筒状のステータ壁体
部分（７）との間において、遊び間隙（ｓ）が設けら
れ、かつステータ空間（６）の横断面半径（Ｒ）が、遊
び間隙（ｓ）、偏心スクリューロータ（２）の横断面半
径（ｒ）および偏心ピッチ間隙（ｅ）の全合計寸法に相
当するようになされており、また偏心スクリューロータ
（２）の回転軸線（４）とステータ空間（６）の縦軸線
（４）が相互に関連するようになされていること、およ
び隣接する各ステータ壁体の内方突出帯域（７）の間
に、少くとも２個所の長手方向に延びている空室（８）
が形成されており、この各空室内に、回転空間中に突出
するように弾性導管（９）が収納配置されていること、
さらにこれら弾性導管（９）が、ロータ回転軸線（４）
から最も遠い偏心スクリューモータの圧縮作用帯域（１
０）において圧縮、圧潰され、隣接する両圧縮作用帯域
（１０）間において、搬送空間帯域（１１）が設けられ
ており、これら圧縮作用帯域（１０）および搬送空間帯
域（１１）間の移行が、搬送装置において導管（９）に
沿って偏心スクリューロータ（２）の回転により行なわ
れることを特徴とする、偏心スクリューポンプ。 - 【請求項２】 偏心スクリューロータ（２）が、多段回
式のものであることを特徴とする、請求項（１）に記載
されている偏心スクリューポンプ。 - 【請求項３】 ポンプステータ（５）が、ショアＡ硬さ
９０から９５の硬度を有する弾性材料から構成されてい
ることを特徴とする、請求項（１）に記載されている偏
心スクリューポンプ。 - 【請求項４】 凹陥空室（８）が、等間隔でステータ空
間（６）の円周部分に配分設置されていることを特徴と
する、請求項（１）から（３）までのいずれかに記載さ
れている偏心スクリューポンプ。 - 【請求項５】 同じポンプ被搬送材料を圧力搬送する各
導管（９）が、対を成してステータ空間（６）の円周部
分に対向配置されていることを特徴とする、請求項
（１）から（４）のいずれかに記載されている偏心スク
リューポンプ。 - 【請求項６】 凹陥空室（８）内に異なる直径の導管
（９）が収納され得るようになされていることを特徴と
する、請求項（１）から（５）のいずれかに記載されて
いる偏心スクリューポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| DE19501441A DE19501441C1 (de) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | Mehrflutige Schlauchpumpe |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JPH08319939A true JPH08319939A (ja) | 1996-12-03 |
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| AT (1) | ATE176520T1 (ja) |
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