JPH08319763A - 引き戸装置 - Google Patents

引き戸装置

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JPH08319763A
JPH08319763A JP15085595A JP15085595A JPH08319763A JP H08319763 A JPH08319763 A JP H08319763A JP 15085595 A JP15085595 A JP 15085595A JP 15085595 A JP15085595 A JP 15085595A JP H08319763 A JPH08319763 A JP H08319763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding door
guide groove
sliding
pin
sliding doors
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15085595A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Ueda
▲隆▼勇 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き戸の開閉を容易に行なえるようにする。 【構成】 閉じられた状態の前側の引き戸3を右側に移
動させると、先ずは、前側の引き戸3のみが右側に移動
するが、ピン21が前側の案内溝20の左端に当たる位
置まで前側の引き戸3が開くと、その後は、ピン21、
ひいては後側の引き戸3もが右側に移動させられ、後側
の引き戸3が前側の引き戸3に連動して開かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の部屋の出入口
を開閉したり、また、部屋を仕切ったりするのに好適な
引き戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の引き戸装置として以下の
如きものは知られている。即ち、例えば一間の左右幅
の、部屋の出入口を2枚の引き戸によって開閉するよう
にしたものは知られている。
【0003】
【発明の背景】本発明者は、車椅子での部屋への出入り
を容易に行なうことを目的として、部屋の出入口の左右
幅の1/3程度の幅の固定パネルを出入口の左又は右の
一方に設け、残りの出入口の開口を、出入口の左右幅の
1/3程度の幅の2枚の引き戸によって開閉する引き戸
装置を開発した。即ち、この引き戸装置においては、2
枚の引き戸を固定パネル側に移動させれば、出入口の左
右幅の2/3程度が開口となるので、車椅子での部屋へ
の出入りが行ない易くなるものである。
【0004】
【発明の目的】本発明は、前記開発の引き戸装置におい
て、引き戸を閉じた際において右又は左(固定パネルと
逆の側)に位置する引き戸を開閉すると、その引き戸と
連動して他方の引き戸が開閉するようにして、引き戸の
開閉を容易に行なえるようにすることを目的として発明
されたものである。
【0005】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を
達成するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、少なくとも前後2枚の引き戸と、これら引き戸
の後において左側又右側に位置する固定パネルとを有し
ており、前記引き戸が、閉じた位置と固定パネルにほぼ
重なる位置(この明細書において、ほぼ重なるには、完
全に重なることをも含むものである。)との間で左右動
自在となされ、相互に隣接する引き戸の一方の下部に下
方に開放した左右方向に長い案内溝が形成され、同他方
の下部に案内溝に嵌まるピンが水平張出片を介して設け
られているものである。
【0006】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。引き戸を閉じた際において一番右又は左
(固定パネルと逆の側)に位置する引き戸の開閉動作に
連動して他の引き戸が開閉するようになされているの
で、引き戸の開閉を行ない易い。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面を参照しつつ2つの実施
例に基づいて説明する。なお、これら実施例において、
同一の部材は同一の符号で示す。
【0008】実施例1(図1〜図7参照) なお、この実施例1において、前とは図1紙面表側を、
後とは同裏側をいい、左とは図1左側を、右とは同図右
側をいう。
【0009】引き戸装置1は、出入口5を有する枠2
と、前後2枚の引き戸3と、右側の固定パネル4とを有
している。
【0010】前記枠2は、左右一対の縦枠材6と、これ
ら縦枠材6の下部に渡された下部横枠材7と、縦枠材6
の上部に渡された上部横枠材8とを有している。
【0011】前記上部横枠材8には、下方に開放した左
右方向に長い溝10が形成され、この溝10に、アルミ
ニウム等の金属押出型材からなるガイドレール11が嵌
め止められている。前記ガイドレール11は、3本の左
右方向に長い下方に開放した案内溝10を有している。
これら各案内溝12の開口前後縁には水平張出壁13が
設けられ、これら水平張出壁13に、引き戸3の上部左
右部に設けられた2組の吊車16の車輪17が載せられ
ている。なお、固定パネル4は、一番後の案内溝10の
右側下方に位置させられている。
【0012】前記前側の引き戸3の前後の左端部には把
手19が設けられている。この前側の引き戸3の下部に
下方に開放した左右方向に長い案内溝20が形成されて
いる。
【0013】前記後側の引き戸3の左端部に側面形状L
字状の金具22が、水平張出片23を前側の引き戸3の
下端下方に突出させるようにして、取り付けられ、この
水平張出片23に、前記案内溝20に嵌まるピン21が
上向き突設されている。前記後側の引き戸3の下部に下
方に開放した左右方向に長い案内溝26が形成され、こ
の案内溝26に、下部横枠材7に固定され突起27が嵌
められている。なお、突起27は、後側の引き戸3が閉
じた位置と固定パネル4にほぼ重なる位置との間で左右
動するのを許容する位置に位置させられている。前記の
如き構成によって、閉じられた状態の前側の引き戸3を
右側に移動させると、先ずは、前側の引き戸3のみが右
側に移動するが、ピン21が前側の案内溝20の左端に
当たる位置まで前側の引き戸3が開くと、その後は、ピ
ン21、ひいては後側の引き戸3もが右側に移動させら
れ、後側の引き戸3が前側の引き戸3に連動して開かれ
る。開かれた状態の前側の引き戸3を左側に移動させる
と、先ずは、前側の引き戸3のみが左側に移動するが、
ピン21が前側の案内溝20の右端に当たる位置まで前
側の引き戸3が閉じると、その後は、ピン21、ひいて
は後側の引き戸3もが左側に移動させられ、後側の引き
戸3が前側の引き戸3に連動して閉じられる。
【0014】前記引き戸3は、フラッシュ戸形式で、内
部には多孔質軽量芯材29が収納されている。前記多孔
質軽量芯材29は、前後方向に貫通した多数の六角孔を
有する紙製のもの、いわゆるハニカムコアーである(図
7参照)。また、固定パネル4も引き戸3と同様の構造
である。
【0015】実施例2(図8参照) なお、この実施例2において、前とは図8下側を、後と
は同図上側をいい、左とは図8左側を、右とは同図右側
をいう。枠2には、前・中央・後の3枚の引き戸3が、
左右動自在に設けられている。中央の引き戸3の左右部
には、ピン21を有する金具22が取り付けられ、左側
のピン21は前側の引き戸3の案内溝20に嵌められ、
右側のピン21は後側の引き戸3の案内溝20に嵌めら
れている。なお、この実施例2では、中央の引き戸3は
左右いずれにも動かなければならないので、実施例1の
突起27はない。そのため、ガイドレール11の前後の
水平張出壁13が吊車16の基部(引き戸3より上方に
突出した部分の下部)に当接して、引き戸3の前後方向
の揺れを極力押えるようになされている。この実施例2
では、出入口5の右部又は左部のいずれをも出入り開口
とすることが出来る。
【0016】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)引き戸3は3枚以上であってもよい。 (2)引き戸3は吊車16を有しないものであってもよ
い。 (3)この明細書において、固定パネルとは、引き戸が
固定パネル側に移動させられた状態において、引き戸と
ほぼ重なる固定の板状体を云い、いわゆる、戸袋みたい
なものや、部屋の壁等も含まれるものである。 (4)多孔質軽量芯材29の孔の形状は任意であり、例
えば、四角形であってもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏するものである。 請求項1の発明によれば、引き戸を閉じた際において
一番右又は左(固定パネルと逆の側)に位置する引き戸
の開閉動作に連動して他の引き戸が開閉するようになさ
れているので、引き戸の開閉を行ない易い。 請求項1の発明によれば、相互に隣接する引き戸の一
方の下部に下方に開放した左右方向に長い案内溝が形成
され、同他方の下部に案内溝に嵌まるピンが水平張出片
を介して設けられているので、実施例1の図面において
明らかな如く、引き戸同士の前後間隙を狭くすることが
出来る。 請求項2の発明によれば、引き戸の下部を案内する案
内溝を下部横枠材に形成する必要がないので、車椅子に
よる出入口の通過が行ない易い。 請求項3の発明によれば、引き戸を閉じた際において
一番右又は左に位置する引き戸の開閉動作に連動して中
間の引き戸が開閉するようになされているので、引き戸
の開閉を行ない易い。 請求項3の発明によれば、出入口の右部又は左部のい
ずれをも出入り開口とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す簡略正面図である。
【図2】図1のII−II線拡大断面図である。
【図3】図1のIII−III線拡大断面図である。
【図4】図1のIV−IV線に沿う中間省略の拡大断面
図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII−VII線拡大断面図である。
【図8】本発明の実施例2を示す簡略水平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 引き戸装置 3 引き戸 4 固定パネル 20 案内溝 21 ピン 22 金具 23 水平張出片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後2枚の引き戸と、これら
    引き戸の後において左側又右側に位置する固定戸とを有
    しており、前記引き戸が、閉じた位置と固定パネルにほ
    ぼ重なる位置との間で左右動自在となされ、相互に隣接
    する引き戸の一方の下部に下方に開放した左右方向に長
    い案内溝が形成され、同他方の下部に案内溝に嵌まるピ
    ンが水平張出片を介して設けられている引き戸装置。
  2. 【請求項2】 前後2枚の引き戸と、これら引き戸の後
    において左側又右側に位置する固定パネルとを有してお
    り、前記引き戸が、閉じた位置と固定パネルにほぼ重な
    る位置との間で左右動自在となされ、前側の引き戸の下
    部に下方に開放した左右方向に長い案内溝が形成され、
    この案内溝に嵌まるピンが水平張出片を介して後側の引
    き戸の下部に設けられ、また、後側の引き戸の下部に下
    方に開放した左右方向に長い案内溝が形成され、この案
    内溝に嵌まる固定の突起が固定部に突設されている引き
    戸装置。
  3. 【請求項3】 前後方向にずれた、少なくとも3枚の引
    き戸を有しており、前記引き戸が左右動自在となされ、
    相互に隣接する引き戸の一方の下部に下方に開放した左
    右方向に長い案内溝が形成され、同他方の下部に案内溝
    に嵌まるピンが水平張出片を介して設けられている引き
    戸装置。
JP15085595A 1995-05-25 1995-05-25 引き戸装置 Withdrawn JPH08319763A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100205865A1 (en) * 2007-03-05 2010-08-19 Niitech Co., Ltd. Sliding door device
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CN107630636A (zh) * 2017-10-25 2018-01-26 浙江德清龙居门业有限公司 一种组装式金属门
JP2020200642A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 大建工業株式会社 上吊り引戸

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