JPH08319640A - 深掘作業用建設機械 - Google Patents

深掘作業用建設機械

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Publication number
JPH08319640A
JPH08319640A JP7126706A JP12670695A JPH08319640A JP H08319640 A JPH08319640 A JP H08319640A JP 7126706 A JP7126706 A JP 7126706A JP 12670695 A JP12670695 A JP 12670695A JP H08319640 A JPH08319640 A JP H08319640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
arm
machine
cabin
ccd camera
Prior art date
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Pending
Application number
JP7126706A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoharu Yoshida
基治 吉田
Yuji Sekiya
勇司 関谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP7126706A priority Critical patent/JPH08319640A/ja
Publication of JPH08319640A publication Critical patent/JPH08319640A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライドアーム式パワーショベル等の深掘作
業用建設機械に於ける深掘作業時の作業精度及び安全性
を向上させる。 【構成】 スライドアーム式パワーショベル1のベース
アーム13の基端部側面にCCDカメラ22をアーム9
の延設方向に向けて設置する。そして、該CCDカメラ
22の撮影映像をコード23にてキャビン17のテレビ
モニタ24に出力する。また、該テレビモニタ24に発
信機27を取り付け、該発信機27により前記CCDカ
メラ22の撮影映像を受信機能付テレビモニタ29に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は深掘作業用建設機械に
関するものであり、特に、スライドアーム式パワーショ
ベルやパイプクラム等、オペレータが機体本体のキャビ
ンにてアームを伸長させることにより、キャビン前方鉛
直下方の地盤を掘削する深掘作業用建設機械に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】竪坑掘削工事や橋脚基礎工事等、掘削深
さが要求される深礎工事に用いられるスライドアーム式
パワーショベルやパイプクラムは、左右のクローラから
成る下部走行体に上部旋回体が載設され、該上部旋回体
の前方方向に作業機としてブーム、アーム及びバケット
が延設されている。これらの作業機のうちアームはスラ
イド式又はテレスコープ式に形成され、伸縮自在になっ
ている。また、前記上部旋回体の前部にはキャビンが設
けられており、オペレータは該キャビン内のレバーやペ
ダル等の操作装置により前記アームを伸長し乍らキャビ
ン前方鉛直下方の地盤を深掘りしていく。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】此種深掘作業用建設機
械は、キャビン内の操作装置にて作業機を操作すること
によりキャビン前方鉛直下方の地盤を掘削するものであ
るため、掘削深さが大きくなるにつれてオペレータから
は切羽付近が視認しづらくなる。その為、作業精度を要
求される現場では支障をきたし易い。また、穴底等の死
角に作業者が居る場合には、不慮の事故のおそれが高く
極めて危険である。
【0004】そこで、かかる深掘作業用建設機械に於け
る深掘作業時の作業精度及び安全性を向上させるために
解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は
該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、機体本体に伸縮自在
の作業機を延設して、該作業機を機体本体のキャビンに
設けられた操作装置にて操作することにより、キャビン
前方鉛直下方の地盤を掘削する深掘作業用建設機械に於
いて、作業機の伸縮部基端側に該作業機の延設方向を俯
瞰する撮影機を設けるとともに、キャビン内に前記撮影
機の受像機を設け、且つ、該受像機に他の受像機に対す
る発信手段を設けた深掘作業用建設機械を提供するもの
である。
【0006】
【作用】撮影機により作業機の伸縮部基端側から該作業
機の延設方向を俯瞰した映像が撮影される。該映像をキ
ャビン内の受像機に出力することにより、オペレータは
作業機先端の地盤掘削模様を該受像機にてリアルタイム
に確認し乍ら作業機を操作することができる。また、前
記受像機に設けられた発信手段にて前記作業機の映像を
他の受像機に送信し、該他の受像機を監督者等に所持さ
せるようにすれば、該監督者等は作業現場から離れた場
所に於いても地盤掘削模様を把握することができる。斯
くして、深掘作業時の作業精度及び安全性が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
って詳述する。図1はスライドアーム式パワーショベル
1により竪坑2を深掘作業している様子を示した解説図
である。スライドアーム式パワーショベル1の機体本体
は左右のクローラ3,3を備えた下部走行体4と、該下
部走行体4にロータリジョイント5を介して水平方向に
旋回自在に載設された上部旋回体6とにより構成されて
いる。上部旋回体6にはブーム7が枢着されており、該
ブーム7はブームシリンダ8の伸縮動作により前記上部
旋回体6の前方にて俯仰するように形成されている。ま
た、該ブーム7の先端にはアーム9が枢着されており、
該アーム9はアームシリンダ10にて上下に回動するよ
うに形成されている。更に、該アーム9の先端にはバケ
ット11が枢着されており、該バケット11はバケット
シリンダ12にて上下に回動するように形成されてい
る。
【0008】また、前記アーム9はベースアーム13と
スライドアーム14とから成り、ベースアーム13の上
側面とスライドアーム14の下側面とが長手方向に沿っ
て相互に摺動自在に係合している。また、スライドアー
ム14にはシリンダ(図示せず)が内設されており、該
シリンダにバルブロッド15が挿通され、該バルブロッ
ド15の基端部は前記ベースアーム13の後部に設けら
れたブラケット16に支承されている。そして、前記シ
リンダの油量を調節することにより、スライドアーム1
4がベースアーム13に対して前後に摺動する。斯くし
て、アーム9のストロークは伸縮自在に形成されてい
る。
【0009】而して、前記上部旋回体6の前部にはキャ
ビン17が設けられ、オペレータ18は該キャビン17
内のレバー19やペダル20等にて前記クローラ3,3
やブーム7、アーム9及びバケット11等を操作するこ
とにより、キャビン17の前方鉛直下方の地盤を掘削し
て竪坑2を形成していく。しかし、該竪坑2がある程度
の深さになるとオペレータ18からは該竪坑2の切羽付
近を直接見ることができなくなってくる。例えば、図1
に於いて竪坑2の図中一点鎖線より下方はオペレータ1
8の死角になるため、アーム9の中間付近より奥方向は
見ることができない。かかる状況に於いては、作業精度
の維持が困難になるだけでなく、死角内に作業者21が
居た場合には人身事故を招くおそれが高く、極めて危険
である。
【0010】そこで、該スライドアーム式パワーショベ
ル1のベースアーム13の基端部側面にはCCDカメラ
22が設置されている。該CCDカメラ22はアーム9
の延設方向に向けられており、該アーム9及びバケット
11を画面の中心にして図中2本の破線にて挟まれた空
間を撮影することができる。従って、竪坑2を掘り進め
る場合は切羽付近一帯を常に該CCDカメラ22の視野
に収めることができる。そして、該CCDカメラ22の
出力はコード23にてキャビン17内のテレビモニタ2
4に送られる。
【0011】図2はオペレータ18の目の位置から正面
(フロントガラス25方向)を見たときのキャビン17
内部の様子を図示したものである。同図の如く、前記テ
レビモニタ24は右側のフロントフレーム26に於ける
オペレータ18の膝元の高さの位置に、オペレータ18
の目の方向に向けて配設されている。従って、キャビン
17の前方鉛直下方の地盤を掘削する場合、オペレータ
18はフロントガラス25から現場の状況を視認するの
と同時に、直接視認することのできない切羽付近の様子
を右膝元前方のテレビモニタ24により確認し乍ら作業
を行うことができる。斯くして、オペレータ18の死角
が解消され、深掘作業の精度及び安全を確保することが
できる。
【0012】また、前記テレビモニタ24には発信機2
7が備えられており、該発信機27の出力は図1に図示
する如く、監督者28が所持している受信機能付テレビ
モニタ29に送信される。これにより、監督者28も前
記CCDカメラ22にて撮影された切羽付近の映像を見
ることができる。従って、該監督者28は作業現場から
離れた場所に於いても作業の様子を把握することが可能
となる。斯くして、作業性が向上する。
【0013】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【発明の効果】この発明は上記一実施例にて詳述した如
く、作業機の伸縮部基端側に該作業機の延設方向を俯瞰
する撮影機を設けることにより、作業機先端の地盤掘削
模様を常に撮影できるように構成されている。そして、
該撮影映像をキャビン内の受像機に出力することによ
り、オペレータは直接視認するのが困難な掘削個所の様
子を該受像機の映像により確認し乍ら作業を行うことが
できる。また、該受像機に発信機能を持たせて前記撮影
機の映像を他の受像機にも送信することにより、該他の
受像機にて作業現場から離れた場所にいる監督者等も作
業の様子を把握することができる。斯くして、深掘作業
用建設機械に於ける深掘作業時の作業精度及び安全性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるスライドアーム式パワ
ーショベルにて竪坑を深掘作業している様子を示す側面
解説図。
【図2】図1に於いて、オペレータの目の位置から正面
を見た場合のキャビン内部の様子を示す解説図。
【符号の説明】
1 スライドアーム式パワーショベル 2 竪坑 4 下部走行体 6 上部旋回体 7 ブーム 9 アーム 11 バケット 13 ベースアーム 14 スライドアーム 15 バルブロッド 17 キャビン 18 オペレータ 19 レバー 20 ペダル 21 作業者 22 CCDカメラ 23 コード 24 テレビモニタ 27 発信機 28 監督者 29 受信機能付テレビモニタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体本体に伸縮自在の作業機を延設し
    て、該作業機を機体本体のキャビンに設けられた操作装
    置にて操作することにより、キャビン前方鉛直下方の地
    盤を掘削する深掘作業用建設機械に於いて、作業機の伸
    縮部基端側に該作業機の延設方向を俯瞰する撮影機を設
    けるとともに、キャビン内に前記撮影機の受像機を設
    け、且つ、該受像機に他の受像機に対する発信手段を設
    けたことを特徴とする深掘作業用建設機械。
JP7126706A 1995-05-25 1995-05-25 深掘作業用建設機械 Pending JPH08319640A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7126706A JPH08319640A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 深掘作業用建設機械

Applications Claiming Priority (1)

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JP7126706A JPH08319640A (ja) 1995-05-25 1995-05-25 深掘作業用建設機械

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