JPH08319272A - 農薬用1−(ハロアリール)複素環化合物の製造方法 - Google Patents
農薬用1−(ハロアリール)複素環化合物の製造方法Info
- Publication number
- JPH08319272A JPH08319272A JP8097106A JP9710696A JPH08319272A JP H08319272 A JPH08319272 A JP H08319272A JP 8097106 A JP8097106 A JP 8097106A JP 9710696 A JP9710696 A JP 9710696A JP H08319272 A JPH08319272 A JP H08319272A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl
- haloalkyl
- halogen
- substituted
- alkoxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D207/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D207/44—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D207/444—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having two doubly-bound oxygen atoms directly attached in positions 2 and 5
- C07D207/456—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members having two doubly-bound oxygen atoms directly attached in positions 2 and 5 with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to other ring carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D207/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
- C07D207/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
- C07D207/30—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D207/34—Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D207/36—Oxygen or sulfur atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D231/00—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
- C07D231/02—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
- C07D231/10—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D231/14—Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D231/44—Oxygen and nitrogen or sulfur and nitrogen atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Pyridine Compounds (AREA)
- Pyrrole Compounds (AREA)
Abstract
金属塩とを反応させ、複合的な農薬用1−(ハロアリー
ル)複素環化合物の製造方法を提供する。 【解決手段】 下記式(II) で示される1−(ニトロアリール)複素環化合物と金属
ハロゲン化物とを亜硝酸イオン捕捉剤の存在下に反応さ
せ、下記式(I) で示される複素環化合物を製造する。〔式中、Rは、ハ
ロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルスルフェニ
ルなど、R1及びR2は、水素、F、Cl、Brまたは
I、Yは、F、Cl、BrまたはI、Zは、N、C−N
O2またはC−R3、R3は、H、F、Cl、Br、
I、CN、C(O)NH2など、Aは置換または未置換
のN−結合した窒素含有の5員または6員の複素環、G
はハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルスルフ
ェニルなどを示す〕
Description
ル)複素環化合物の製造方法及び該方法に使用される新
規な化合物に関する。
剤、成長調整剤、及び/または除草剤として有用な多数
の1−(ハロアリール)複素環化合物、並びにその製造方
法は公知である。
なり難しく、簡単な反応体を用いる簡単な製造方法が要
望されている。
の反応によるハロアリール化合物の製造は文献で公知で
あり、例えば、James R.Beck,Tetrah
edron34,pp.2057−2068(1978)及
びその引用文献に記載されている。ハロゲン化物−亜硝
酸交換によって1−(2−ニトロフェニル)ピリミジノン
から1−(2−ハロフェニル)ピリミジノンを製造する方
法は、欧州特許出願第0396250号に記載されてい
る。しかしながらこのような反応は一般に長い反応時間
及び高い温度を必要とし、その結果として、収率が低下
し不都合な副生物の種類が増加する。
は、1−(ハロアリール)複素環化合物の新規で有効な製
造方法を提供することである。
に含まない生成物が得られる方法を提供することであ
る。
物を高収率で製造する方法を提供することである。
記載より明らかであり、本発明によって完全にまたは部
分的に達成される。
キシ、ハロアルキルスルフェニル、ハロアルキルスルフ
ィニル、ハロアルキルスルホニル、F、Cl、Br、I
またはSF5であり、R1及びR2の各々は独立に、水
素、F、Cl、BrまたはIであり、Yは、F、Cl、
BrまたはIであり、Zは、N、C−NO2またはC−
R3であり、ここにR3は、H、F、Cl、Br、I、C
N、C(O)NH2、C(S)NH2、アルキルまたはハロア
ルキルであり、Aは置換または未置換のN−結合した窒
素含有の5員または6員の複素環を示す〕で示される複
素環化合物の製造方法を提供する。
義、Gはハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキル
スルフェニル、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキ
ルスルホニル、F、Cl、Br、I、SF5またはNO2
である〕で示される窒素含有化合物と、式MXn〔式
中、Mは金属カチオン、Xはハロゲン化物アニオン、n
は金属カチオンの原子価に等しい正の整数である〕で示
される金属ハロゲン化物とを、亜硝酸イオン捕捉剤の存
在下で反応させることから成る。
しては、除外の指示がない限り以下の定義が用いられ
る。
F、Cl、BrまたはIを意味する。例えば「ハロアル
キル」のように「ハロ」なる用語を炭化水素と結合して
使用したときは、炭化水素部分に1つ以上のハロ原子が
存在することを意味する。
-、Cl-、Br-またはI-を意味する。
キル、ハロアルコキシ、など)のアルキル部分は通常は
1〜7個の炭素原子を有している。かかる基と結合して
使用された「低級」なる用語は、1〜4個の炭素原子を
有する基を意味する。
味しており、例えば「ハロアルキルスルフェニル」と
「ハロアルキルチオ」とは同義語である。
基並びに他の基のこのような部分は通常は環に3〜6個
の炭素原子を有している。
基のこのような部分は通常は環に2〜7個の炭素原子、
好ましくは2〜4個の炭素原子を有している。
成物が以下に示すようないくつかの特徴を有しているの
が好ましい。
アルキルスルフェニル、ハロアルキルスルフィニルまた
はハロアルキルスルホニルのとき、そのアルキル部分は
好ましくは低級アルキルである。好ましくは、Rはハロ
ゲンまたはSF5または低級ハロアルキルである。極め
て好ましくは、RはCF3またはSF5である。
い。
り、極めて好ましくはClである。
C−H、C−Br、C−FまたはC−CNである。
アルキルスルフェニル、ハロアルキルスルフィニルまた
はハロアルキルスルホニルのとき、そのアルキル部分は
好ましくは低級アルキルである。好ましくは、Gはハロ
ゲン、SF5または低級アルキルである。極めて好まし
くは、GはCF3またはSF5である。
ルキル、ハロアルキル、ホルミル、アルキルカルボニ
ル、ハロゲン、CN、NO2、シクロアルキル、C(O)
NH2、アルコキシまたはC(S)NH2であり、R5は、
R33S(O)q、CN、SCN、NO2、ハロアルキル、ハ
ロアルキルカルボニル、ハロアルコキシまたはハロゲン
であり、R6は、H、アルキル、ハロアルキル、アルキ
ルカルボニル、ホルミル、ハロアルキルカルボニル、ハ
ロゲン、NR34R35、アルキルスルフェニル、アルキル
スルフィニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、ハロ
アルコキシ、N=CH−O−アルキルまたはN=CH−
(未置換、または、OH、アルコキシ、ハロゲン、アル
キル、ハロアルキル、CNもしくはNO2で置換された
フェニル)であり、R7は、H、アルキル、ハロアルキ
ル、ハロゲン、シアノ、アルキルスルフェニル、アルキ
ルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルス
ルフェニル、ハロアルキルスルフィニルまたはハロアル
キルスルホニルであり、R9は、ハロアルキル、CN、
NO2、ハロゲン、H、アルキルスルフェニル、アルキ
ルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルス
ルフェニル、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキル
スルホニルまたはハロアルコキシであり、R8、R10及
びR11の各々は独立に、H、アルキル、ハロ、CN、N
O2またはハロアルキルであり、R12は、OまたはSで
あり、R13は、未置換、または、ハロゲン、アルコキ
シ、アルキルチオ、アルキルスルホニル、アルコキシカ
ルボニル、カルバモイル、シクロアルキルもしくはアル
ケニルで置換されたアルキルであり、R14は、H、ハロ
ゲン、ハロアルキル、アルコキシアルキル、アルケニル
オキシアルキル、メチル、アルキルスルフェニル、アル
キルスルフィニル、アルキルスルホニルまたはNR34R
35であり、R15は、アルキルまたはハロアルキルであ
り、R16、R17、R18、R19及びR20の各々は独立に、
H、アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、C
N、ホルミル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボ
ニル、ハロアルコキシカルボニル、ハロアルキルカルボ
ニル、NO2、SCN、ハロアルキル、アルコキシ、ハ
ロアルコキシ、ハロアルケニル、アルキルスルフェニ
ル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロ
アルキルスルフェニル、ハロアルキルスルフィニルまた
はハロアルキルスルホニルであり、R21、R22及びR24
の各々は独立に、H、ハロゲン、NO2、OH、CN、
アルキル、アルコキシイミノアルキル、アルコキシアル
キル、ハロアルキルまたはアルコキシであり、B、C及
びDの1つは、NまたはN→Oであり、B、C及びDの
残りの各々はC−R36であり、R23は、H、ハロゲン、
アルキルまたはNO2であり、R25は、Hまたはハロゲ
ンであり、R27は、H;ハロゲン;NO2;CN;アル
キル;アルコキシ;アルケニルオキシ;アルキニルオキ
シ;アルコキシアルキル;カルボニルアルコキシ;アル
キルオキシアルコキシ;シアノアルコキシ;ベンジルオ
キシ;アルコキシカルボニルアルコキシ;アルキルカル
ボニルアルコキシ;ハロアルキル;ヒドロキシアルキ
ル;ホルミル;アジド;COOHまたはその塩;COO
−アルキル;未置換、または、アルキル、アルコキシ、
OH、ホルミル、アルキルカルボニル(COOHまたは
アルコキシカルボキシで任意に置換されている)、アル
キルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アミノカル
ボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシカル
ボニル、アルコキシアルキル、ヒドロキシカルボニルア
ルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アミノもしく
はジアルキルアミノで置換されたNH2;未置換、また
は、アルキルもしくはハロアルキルスルホニルで置換さ
れたカルボキサミド;NがH及び/またはアルキルで置
換されたスルホンアミド;またはQR38であり、R
28は、H、アルキル、ハロゲン、CN、ハロアルキルも
しくはアルコキシ、またはCOOHもしくはその塩もし
くはエステルであり、R29及びR30の各々は独立に、水
素、アルキル、アルケニル、アルキニル(これらのアル
キル、アルケニル及びアルキニルの各々は未置換または
ハロゲン置換)、フェニル、ピリジル、シアノ、ハロゲ
ン、ニトロ、CHOまたはNR39R40であり、R31及び
R32の各々は独立に、H、ハロゲン、CN、NO2、C
ONH2、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニ
ル、アルキルスルフェニルまたはNR34R35であり、R
33は、C1−C6アルキル、シクロアルキル、シクロアル
キルアルキルまたはハロアルキルであり、R34及びR35
の各々は独立に、H、アルキル、アルキルカルボニル、
ホルミルもしくはアルコキシカルボニルであるか、また
は、R34とR35とはそれらが結合した窒素原子と共に5
員環のピロールもしくはピラゾール部分を形成してお
り、R36は、H、ハロゲン、NO2、CN、アルキル、
アルコキシアルキル、アセトキシメチル、ヒドロキシメ
チル、ハロアルキル、ホルミル、アルキルカルボニル、
カルボキシまたはその塩、COO−アルキル、N3、N
H2(未置換、または、アルキル、アルコキシ、OH、ホ
ルミル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニルア
ルキルオキシ、アルコキシカルボニルアルキルチオ、ア
ルコキシカルボニルアルキリデンカルボニル、ヒドロキ
シカルボニルアルコキシ、ヒドロキシカルボニルチオ、
シアノアルコキシ、ヒドロキシカルボニルアルキリデン
カルボニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホ
ニル、アミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニ
ル、アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、ヒド
ロキシカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアル
キルもしくはアミノで置換されている)、カルボキシア
ミド(未置換、または、アルキル、アルキルスルホニル
もしくはハロアルキルスルホニルで置換されている)、
スルホンアミド(NはH及び/またはアルキルで置換さ
れている)またはQR37であり、R37は、H、アルキ
ル、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキシカルボ
ニルアルキル、ヒドロキシカルボニルアルキルまたはア
ミノカルボニルアルキル(NはH及び/またはアルキル
で置換されている)であり、Qは、OまたはS(O)mであ
り、R38は、H、ハロアルキル、シアノアルキル、アル
コキシカルボニルアルキル、ヒドロキシカルボニルアル
キルまたはアミノカルボニルアルキル(NはH及び/ま
たはアルキルで置換されている)であり、R39及びR40
の各々は独立に、水素、置換もしくは未置換のアルキ
ル、アシルもしくはアリールを示すか、または、R39と
R40とはそれらが結合した窒素と共に他のヘテロ環原子
を任意に有する5員から7員の環を形成しており、R41
は、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニルオキシ、
アルキニルオキシ、カルボニルアルコキシ、アルコキシ
カルボニルアルコキシ、アルコキシアルコキシ、シアノ
アルコキシ、ハロアルキルスルホニルアミノ、アルキル
スルホニルアミノ、アルコキシカルボニル、ハロアルキ
ル、ハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルボキシアルキ
ル、ヒドロキシ、ベンジルオキシまたはシアノであり、
R42は、C7ビシクロアルキル、メチル−もしくはクロ
ロ−置換C3−C6シクロアルキル、C2−C5アルケニ
ル、メチル−置換C6シクロアルケニル、2−メチル−
1,3−ジチオラン−2−イルまたはC1−C5アルキル
であり、ここにアルキルは、ハロゲン、C1−C3アルコ
キシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフ
ィニル、C1−C3アルキルスルホニルまたはC1−C3ア
ルコキシカルボニルで任意に置換されており、mは、
0、1または2であり、oは、0、1、2、3または4
であり、pは、0、1または2であり、qは、0、1ま
たは2であり、及び、yは、0、1、2または3であ
る。
体を生じることは理解されよう。これらの形態はすべて
本発明に包含される。
い単結合は、式(I)及び(II)並びにスキーム(I)及び
(II)における複素環系の結合点を示している。
合された置換または未置換のピロリル、ピラゾリルまた
はイミダゾリル環であり、より好ましくはピラゾリル環
である。
構造(a)、(b)または(c)を有しているのが好ましい。
MXnは、例えば、式中のMがアルカリ金属カチオンま
たはアルカリ土類金属カチオンであり、nが1または2
であるような金属ハロゲン化物である。本発明で使用で
きる代表的なハロゲン化金属塩としては、LiCl、N
aCl、KCl、CsCl、MgCl2、LiBr、N
aBr、KBr、CsBr、MgBr2、LiF、Na
F、KF、CsF、LiI、NaI、KI、CsI、M
gI2及びZnI2がある。好ましいMXn誘導体は、ア
ルカリ金属ハロゲン化物、特にLiCl、NaCl、K
Cl、CsCl、LiBr、NaBr、KBr、NaF
またはKFである。本発明で使用できる最も好ましいM
XnはLiClである。
記の式(II)の化合物を少なくとも1モル当量、好まし
くは約1〜約10モル当量のハロゲン化金属塩MXnと
反応させる。溶媒を存在させるのが有利である。一般に
は、約50℃〜約250℃の範囲の温度を用い、任意に
約1〜約10モル当量の金属キレート添加剤の存在下に
反応させる。March,Advanced Organ
ic Chemistry,2nd Edition,Wi
ley,Interscience;NewYork;
1985;77−79頁に記載されているように、金属
キレート添加剤はハロゲン化金属塩MXnとの錯体を形
成し、これによってハロゲン化物アニオンの反応性を増
加させる化合物である。本発明で好ましい金属キレート
添加剤は、例えば、12−クラウン−4、15−クラウ
ン−5、18−クラウン−6及びトリス(3,6−ジオキ
サヘプチル)アミン(TDA−1)である。
は当業界で公知である(Williams,J.Chem.
Soc.Perkin Trans.II,1982,80
1−804頁及びその引用文献;Ellison an
d Williams,前出,1981,699−702頁
及びその引用文献)。本発明で使用できるこのようなア
ジュバントを亜硝酸イオン捕捉剤と略称するが、その好
適例としては、スルファミン酸、尿素、アニリン、ヒド
ロキシルアミン、ヒドラジン、ヒドラゾン酸、アスコル
ビン酸、スルファミン酸アンモニウムまたはアンモニア
がある。亜硝酸イオン捕捉剤は、出発反応体1モルあた
り約1〜約3モル当量の量で存在し得る。
応条件下に不活性の有機溶媒であり、例えば、塩素化炭
化水素、エーテル、ポリエーテル、炭化水素または極性
非プロトン性溶媒、またはこれらの2種以上の混合物が
ある。好ましい反応溶媒は、例えばN−メチルピロリジ
ノン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチ
ルスルホキシド(DMSO)、ヘキサメチルリン酸トリア
ミド(HMPA)及びスルホランである。
NO2を示す式(II)のジニトロ化合物と、ハロゲン化
金属塩MXnとを上記条件下で反応させて1個または2
個のニトロ基がハロゲン原子によって置換されたハロゲ
ン付加化合物を形成する。このようにして2個のニトロ
基を反応させる場合、第二のニトロ基は、80℃よりも
高温で及び/または金属ハロゲン化物としてLiClを
用いて反応させるのが好ましい。
NO2を示す式(II)のジニトロ化合物と、ハロゲン化
金属塩MXnとを上記条件下で反応させてモノハロ、モ
ノニトロ化合物を形成し、次いで、得られたモノハロ、
モノニトロ化合物を再び上記条件下でハロゲン化金属塩
M´X´n(MXnと同じであってもよく異なっていても
よい)と反応させて、式(I)の化合物を形成する。反応
は、ハロゲン化金属塩M´X´nを同じポットに添加す
ることによって行ってもよく、または、ジニトロ化合物
とMXnとの反応、及び、形成されたモノニトロ化合物
とM´X´nとの反応を別々のポットで順次行ってもよ
い。式(I)のハロゲン付加化合物は、反応混合物を水で
希釈し濾過するかまたは適当な溶媒で抽出する慣用の方
法によって単離され得る。適当な抽出溶媒としては、メ
チル−tert−ブチルエーテル(MTBE)、ジエチル
エーテル、酢酸エチル(EtOAc)、トルエン、メチレ
ンクロリドなどの水不混和性溶媒がある。
あるか、または公知方法を用いるかもしくは公知方法の
変法を用いて製造し得る。式(II)の化合物及びその製
造方法は、例えば、PCT出願公開WO87/0378
1;PCT出願公開WO94/21606;欧州特許公
開第0398499号;日本特許出願第0526274
1号;米国特許第5,306,694号;欧州特許公開第
0201852号;ドイツ特許出願第3529829
号;ドイツ特許出願第3501323号;ドイツ特許出
願第3538731号;ドイツ特許出願第360647
6号;ドイツ特許出願第3609423号;欧州特許公
開第0350311号;ドイツ特許出願第361755
4号;ドイツ特許出願第3402308号;米国特許第
4,496,390号;米国特許第4,459,150号;
米国特許第4,629,495号;米国特許第5,223,
525号;日本特許出願第05025138号;欧州特
許公開第0464980号;欧州特許公開第04459
31号;欧州特許公開第0367410号;欧州特許公
開第0272824号;欧州特許公開第0338686
号;米国特許第5,104,878号;欧州特許公開第0
357201号;欧州特許公開第0481604号;欧
州特許公開第0396250号;欧州特許公開第028
5893号;日本特許出願第02091062号;日本
特許出願第06092935号;PCT出願公開WO9
3/8008;米国特許第5,300,478号;PCT
出願公開WO93/15049;米国特許第5,064,
844号;欧州特許公開第0408196号;欧州特許
公開第0400842号;米国特許第5,232,899
号;欧州特許公開第0438209号;PCT出願公開
WO94/25446及び欧州特許公開第043561
6号に記載されている。
化合物〔式中のAは前記と同義〕と式(III)のニトロ
アリール化合物とを、塩基、好ましくは炭酸水素ナトリ
ウムのような無機塩基またはトリエチルアミンのような
アミン塩基の存在下で反応させることによって製造でき
る。Lは離脱基であり、例えば、F-、Cl-、Br-も
しくはI-のようなハロゲン化物イオン、またはアルキ
ルスルホネートアニオン、またはフェニルスルホネート
アニオンまたは亜硝酸イオンでよい。
は、以下のスキームIIに示すように1つ以上の段階で
以下の式(IV)のアニリンに上記に定義の複素環部分A
を形成する環化によって製造できる。
(a)、(b)または(c)から選択されRがSF5である式
(II)の化合物は更に、以下の方法によって製造でき
る。例えば、式中のRがSF5である式(II)の化合物
の特に有用な製造方法は、公知化合物4−クロロ−1−
(ペンタフルオロスルフェニル)ベンゼンまたは4−フル
オロ−1−(ペンタフルオロスルフェニル)ベンゼン(W
illiam A.Sheppard,J.Am.Chem.
Soc.,1962,84,pp.3064−3072)を標
準条件下(March,Advanced Organi
c Chemistry,pp.468−470及びその
引用文献)、または、標準条件に基づく当業者に明らか
な修正条件下でニトロ化することによって、4−クロロ
−または4−フルオロ−3,5−ジニトロ−1−(ペンタ
フルオロスルフェニル)ベンゼンを形成し、次いで、得
られた4−クロロ−または4−フルオロ−3,5−ジニ
トロ−1−(ペンタフルオロスルフェニル)ベンゼンを、
式H−A(式中のAは上記に定義の複素環部分)の化合物
と、上記の結合方法で反応させる。上記に引用の従来文
献には多数の1−H−複素環化合物が開示されている。
ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルスルフェ
ニル、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホ
ニル、F、Cl、Br、I、SF5またはNO2であり、
R1及びR2の各々が独立に、水素、F、Cl、Brまた
はIであり、ZがN、C−NO2またはC−R3であり、
このR3がH、F、Cl、Br、I、CN、C(O)N
H2、C(S)NH2、アルキルまたはハロアルキルである
式(II)の化合物は、新規な有用な中間体であり、従っ
て本発明の別の特徴を形成する。このような化合物は上
記のスキームによって製造するとよい。
に、以下に特定実施例を示すが、これらの実施例は本発
明を例示するためのものであって本発明を限定するもの
ではないことを理解されたい。
トリフルオロメチルフェニル)−4−(ジクロロフルオロ
メチルスルフェニル)−5−メチルピロールの製造 (a)10mlのN−メチルピロリジノン中の1−(2,6
−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2−
クロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロメチルスル
フェニル−5−メチルピロール(1g)を、リチウムクロ
リド(0.5g)及びスルファミン酸(1.0g)によって処
理し、135−138℃に加熱した。23時間後、混合
物を室温に冷却し、100mlの水に注ぎ、メチル−t
ert−ブチルエーテルで抽出した。合わせた抽出物を
ブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過
し溶媒を除去した後、シリカゲルクロマトグラフィーに
よって精製すると、標題化合物(収量0.47g、収率5
0%)と、1−(2−クロロ−6−ニトロ−4−トリフル
オロメチルフェニル)−2−クロロ−3−シアノ−4−
(ジクロロフルオロメチルスルフェニル)−5−メチルピ
ロール(収量0.16g、収率15%)とが得られた。
ニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2−クロ
ロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロメチルスルフェ
ニル−5−メチルピロール(1g)を、リチウムクロリド
(0.5g)によって処理し、135−138℃に加熱し
た。23時間後、混合物を室温に冷却し、100mlの
水に注ぎ、75mlのメチル−tert−ブチルエーテ
ルで抽出すると、処理の難しいエマルジョンが形成され
た。約25mlのエーテル性上清を分離し、エマルジョ
ンをセライトパッドで濾過したが改善は全く見られなか
った。エマルジョンを3×75mlのメチル−tert
−ブチルエーテルによってできるだけ抽出した。合わせ
た抽出物をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥
した。濾過し溶媒を除去した後、シリカゲルクロマトグ
ラフィーによって精製すると、標題化合物(収量0.19
g、収率20%)が、微量の2−クロロ−3−シアノ−
1−(2−クロロ−6−ヒドロキシ−4−トリフルオロ
メチルフェニル)−4−(ジクロロフルオロメチル)スル
フェニル−5−メチルピロールと共に得られた。
件で行った上記実験は、本発明の亜硝酸イオン捕捉剤の
使用によって収率が向上し(50%対20%)、精製が容
易になり、また夾雑副生物が除去されることを示す。
1−(2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニ
ル)−2−クロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロ
メチルスルフェニル−5−メチルピロール(1.5g)と
リチウムクロリド(1.8g)との溶液を90℃で12時
間、次いで150℃で24時間加熱した。得られた褐色
物質をEtOAcと水とに分配し、濾過し、分離した。
有機相をMgSO4で乾燥し、濾過し、蒸発させた。シ
リカゲルクロマトグラフィーによって精製すると、標題
化合物(収量0.44g、収率30%)が得られた。m.
p.約138℃。
を以下に示す。
の1−(2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェ
ニル)−2−クロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオ
ロメチルスルフェニル−5−メチルピロール(1.0g)
とリチウムクロリド(0.25g)とスルファミン酸(0.
38g)との溶液を135℃で3日間加熱した。室温に
冷却後、混合物を水で希釈し、2×75mlのメチル−
tert−ブチルエーテルで抽出した。合わせた抽出物
をMgSO4で乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。シ
リカゲルクロマトグラフィーによって精製すると、標題
化合物(収量0.82g、収率85%)が得られた。m.
p.約138℃。
率が得られることを示す。
ルフェニル)−2−クロロ−3−シアノ−4−(ジクロロ
フルオロメチルスルフェニル)−5−メチルピロールの
製造 200mlのN−メチルピロリジノン中の1−(2,6−
ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ク
ロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロメチルスルフ
ェニル−5−メチルピロール(47.36g)とリチウム
クロリド(7.9g)とスルファミン酸(9.06g)との溶
液を120℃に加熱した。3時間後、追加のリチウムク
ロリド(8.26g)を添加した。2時間後、混合物を室
温に冷却し、1.5リットルの水に注ぎ、メチル−te
rt−ブチルエーテルで抽出した。抽出物をMgSO4
で乾燥し、アルミナプラグを通して濾過し、蒸発させる
と、標題化合物(収量38.3g、収率83%)が得られ
た。m.p.約118℃。
ルフェニル)−1−(2,6−ジクロロ−4−トリフルオ
ロメチルフェニル)ピラゾールの製造 8mlのN−メチルピロリジノン中の実施例5の生成物
(0.4g)とリチウムクロリド(0.2g)とスルファミン
酸(0.18g)との溶液を、135℃で2日間、次いで
175℃で6時間加熱した。冷却した反応混合物を、1
00mlのエーテルに注ぎ、4×25mlの水で洗浄し
た。水洗物を2×25mlのエーテルで抽出した。合わ
せたエーテル性溶液をMgSO4で乾燥し、濾過し、蒸
発させると、黄色油状物質が得られた。カラムクロマト
グラフィーによって精製すると、標題化合物(収量0.1
8g、収率48%)が得られた。m.p.約161℃。
方法に有用な中間体を示す。
ル)−2−クロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロ
メチルスルフェニル−5−メチルピロールの製造段階
A:2−クロロ−3−シアノ−5−メチルピロールの製
造 20mlのCH2Cl2と20mlのジオキサンとの中の
2−シアノ−4−オキソペンタンニトリル(2.1g)の
溶液に塩化水素を15分間吹込んだ。混合物を1.5時
間撹拌し、次いで水に注ぎ、メチレンクロリドで抽出し
た。有機抽出物をMgSO4で乾燥した。シリカゲルク
ロマトグラフィーで精製すると、標題化合物(3.1g)
が得られた。m.p.約157℃。
オシアナト−5−メチルピロールの製造 10mlのメタノール中のナトリウムチオシアナート
(1.5g)の溶液を−70℃に冷却した。メタノール(9
ml)中の臭素(0.4ml)を17分間で滴下した。12
mlのメタノール中の段階Aの生成物(1.0g)の溶液
を冷却浴で冷却し、次いで一回で添加した。室温に加温
して2時間反応させ、少量の水で反応を停止させ、次い
で200mlの水に注いだ。得られた沈殿物を濾過し、
水及びヘキサンで洗浄し、風乾すると、1.2gの標題
化合物が得られた。m.p.約171℃。
5−メチルピロール)ジスルフィドの製造 30mlのメタノール中の段階Cの生成物(2.4g)の
溶液を氷浴中で冷却し、ホウ水素化ナトリウム(1.06
g)を分割量ずつ用いて40分間にわたって処理した。
次に混合物を加熱して40分間還流させ、室温に冷却
し、水で希釈した。得られた固体を濾過によって収集
し、水及びヘキサンで洗浄し、風乾すると、1.01g
の標題化合物が得られた。m.p.>230℃(分解)。
(ジクロロフルオロメチル)スルフェニル−5−メチルピ
ロールの製造 耐圧壜に入れた50mlのN−メチルピロリジノン中の
段階Cの生成物(1.6g)の溶液を、炭酸水素ナトリウ
ム(1.92g)と共に加熱した。フルオロトリクロロメ
タン(17ml)を添加し、混合物を−50℃に冷却し、
二酸化イオウ(8ml)を添加した。室温に加温し一夜撹
拌した後、混合物をガス抜きした。混合物に窒素ガスを
2時間吹込み、減圧下に溶媒を除去した。得られた褐色
油状物質をEtOAcに溶解し、水洗し、MgSO4で
乾燥した。シリカゲルクロマトグラフィーで精製する
と、1.07gの標題化合物が得られた。m.p.約18
7℃。
ロ−4−フルオロベンゾトリフルオリド(2g)と、無水
炭酸カリウム(0.56g)とをスルホラン中で合わせ、
75℃で12時間加熱し、水に注ぎ、ジエチルエーテル
で洗浄した。合わせたエーテル抽出物を水洗し、MgS
O4で乾燥し、濾過し、減圧下に濃縮した。残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーで精製すると、1−(2,6−
ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)−2−ク
ロロ−3−シアノ−4−ジクロロフルオロメチルスルフ
ェニル−5−メチルピロール(1.3g)が得られた。m.
p.約153℃。
フルオロメチルフェニル)−4−トリフルオロメチルス
ルフェニルピラゾールの製造 段階A:1−(N−tert−ブトキシカルボニル)−3
−エトキシカルボニル−5−アミノ−ピラゾールの製造 エチル(2−オキシ−3−シアノ)プロピオネート(55.
0g、338ミリモル)のナトリウムアニオンを50m
lの水に溶解した。溶液を300mlのエタノールで希
釈し、29mlの濃塩酸水溶液(12N)を添加し、得ら
れた溶液を室温で15分間撹拌した。44.0gのte
rt−ブチルカーバゼートを添加し、混合物を室温で1
5時間撹拌した。更に14.2gのtert−ブチルカ
ーバゼートを添加し、混合物を室温で更に3時間撹拌し
た。20mlの水中の25gの炭酸カリウムの溶液を0
℃でゆっくりと添加し、得られた溶液を30分間還流さ
せた。次に混合物を濃縮し、酢酸エチルで希釈し、水及
びブラインで数回洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥
し、濃縮して蒸発乾固すると、73.5gの標題化合物
が固体として得られた。1H NMR 300MHz(DM
SO−d6):1.28(t,3H);1.58(s,9H);
4.26(q,2H);5.67(s,1H);6.49(s,2
H)。
ルボニル)−3−エトキシカルボニル−4−トリフルオ
ロメチルスルフェニル−5−アミノピラゾールの製造 段階Aの生成物(80.9g、317ミリモル)を500
mlのジクロロメタンに溶解した。28.5gのCF3S
Cl(1.05当量)を−60℃でゆっくりと添加し、次
いで黄色溶液を3時間撹拌し、濃縮乾固すると、88.
8gの標題化合物が得られた。1H NMR 300MH
z(DMSO−d6):1.28(t,3H);1.58(s,9
H);4.26(q,2H);7.23(s,2H);19F NM
R 828MHz(DMSO−d6):−44.14,シング
レット。
ルボニル)−3−ホルミル−4−トリフルオロメチルス
ルフェニル−5−アミノピラゾールの製造 段階Bの生成物(88.8g、250ミリモル)を200
mlの無水CH2Cl2に溶解し、次いで800mlのメ
チル−tert−ブチルエーテルで希釈し、70℃に冷
却した。425mlのジイソブチル水素化アルミニウム
(トルエン中に1.5M)を1時間を要して滴下した。溶
液を−50℃で1時間撹拌し、同じ温度で250mlの
メタノールを添加して反応を停止させ、室温まで加温し
た。形成されたゴム状の沈殿物を次にセライト(商標)で
濾過し、ジクロロメタンを用いて撹拌しながら十分に洗
浄した。溶媒を蒸発乾固すると、70gの標題化合物が
油状物質として得られた。1H NMR 300MHz(D
MSO−d6):1.61(s,9H);7.36(s,2H);
9.84(s,1H);19F NMR 282MHz(DMS
O−d6):−44.10,シングレット。
ルボニル)−3−ヒドロキシイミノホルミル−4−トリ
フルオロメチルスルフェニル−5−アミノピラゾールの
製造 段階Cの生成物(70g、225ミリモル)をエタノール
に溶解した。52gのNH2OH・HClと63gの炭酸
水素ナトリウムとを水に溶解し、室温でエタノール性溶
液に添加した。得られた混合物を室温で2時間撹拌し、
次いで濃縮し、酢酸エチルで希釈し、水及びブラインで
数回洗浄した。有機層をMgSO4で乾燥し、濃縮乾固
すると、66gの標題化合物が固体として得られた(収
率95%)。1H NMR 300MHz(DMSO−
d6):1.58(s,9H);7.19(s,2H);7.94
(s,1H);11.80(s,1H);19F NMR 282
MHz(DMSO−d6):−44.11,シングレット。
チルスルフェニル−5−(N−トリフルオロアセチルア
ミノ)ピラゾールの製造 段階Dの生成物(66g、203ミリモル)をメチル−t
ert−ブチルエーテル及び65mlのピリジンに溶解
した。反応(発熱性)を20℃以下に維持しながらこの溶
液に95mlの無水トリフルオロ酢酸を滴下した。混合
物を室温で15時間撹拌し、次いで数回水洗し、200
mlの10%水酸化ナトリウム水溶液で5回抽出した。
水性層を合わせて、濃塩酸水溶液でpH7に調整し、酢
酸エチルで再度抽出した。有機層を合わせて、MgSO
4で乾燥し、濃縮乾固すると、55gの標題化合物が油
状物質として得られた。19F NMR 282MHz(C
D3CN):(−42.66,s,SCF3);(−73.54,
s,CF3CO)。
チルスルフェニル−5−アミノピラゾールの製造 段階Eの生成物(55g、181ミリモル)をメタノール
に溶解した。100mlの水酸化アンモニウムを添加
し、溶液を3時間還流させ、次いで室温で15時間撹拌
した。濃塩酸水溶液を用いてメタノール性溶液をpH7
に調整し、酢酸エチルで希釈した。有機層を水及びブラ
インで数回洗浄し、MgSO4で乾燥し、濃縮乾固する
と、油状の褐色残渣が得られた。この残渣をメチル−t
ert−ブチルエーテルから再結晶させると、33gの
標題化合物が得られた。m.p.約187℃。
モル)のTHF溶液を不活性雰囲気下に、氷浴中で0℃
に冷却し、15−クラウン−5(0.12g、0.54ミ
リモル)及び水素化ナトリウム(0.5g、5.94ミリ
モル)で順次処理した。冷却浴を除去し、混合物を45
分間撹拌した。4−クロロ−3,5−ジニトロベンゾト
リフルオリドのTHF溶液を添加した。20分後、混合
物を水で反応停止させ、次いでエーテルで希釈し、水及
びブラインで洗浄した。合わせた水洗物をエーテルで抽
出し、合わせたエーテル性溶液を硫酸マグネシウムで乾
燥し、濾過し、蒸発させた。カラムクロマトグラフィー
で精製すると、0.90gの5−アミノ−3−シアノ−
(2,6−ジニトロ−4−トリフルオロメチルフェニル)
−4−トリフルオロメチルスルフェニルピラゾールが得
られた。m.p.約214℃。
たが、本発明の要旨を逸脱することなく多様な修正、置
換、省略及び変更が可能であることは当業者に理解され
よう。従って、本発明の範囲は等価の概念を含む特許請
求の範囲の記載のみによって限定されると理解された
い。
Claims (15)
- 【請求項1】 式: 【化1】 〔式中、 Rは、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルス
ルフェニル、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキル
スルホニル、F、Cl、Br、IまたはSF5であり、 R1及びR2の各々は独立に、水素、F、Cl、Brまた
はIであり、 Yは、F、Cl、BrまたはIであり、 Zは、N、C−NO2またはC−R3であり、ここにR3
は、H、F、Cl、Br、I、CN、C(O)NH2、C
(S)NH2、アルキルまたはハロアルキルであり、 Aは置換または未置換のN−結合した窒素含有の5員ま
たは6員の複素環を示す〕で示される複素環化合物を製
造するために、式(II): 【化2】 〔式中、R1、R2、Z及びAは前記と同義、Gはハロア
ルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルスルフェニル、
ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルホニル、
F、Cl、Br、I、SF5またはNO2である〕で示さ
れる窒素含有化合物と、式MXn〔式中、Mは金属カチ
オン、Xはハロゲン化物アニオン、nは金属カチオンの
原子価に等しい正の整数である〕で示される金属ハロゲ
ン化物とを、亜硝酸イオン捕捉剤の存在下に反応させる
ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 出発反応体1モルあたり約1〜約3モル
当量の亜硝酸イオン捕捉剤の存在下で反応させることを
特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 亜硝酸イオン捕捉剤が、スルファミン
酸、尿素、アニリン、ヒドロキシルアミン、ヒドラジ
ン、ヒドラゾン酸、アスコルビン酸、スルファミン酸ア
ンモニウムまたはアンモニアであり、好ましくはスルフ
ァミン酸であることを特徴とする請求項1または2に記
載の方法。 - 【請求項4】 式(II)の化合物中の1つまたは2つの
ニトロ基が反応の進行中にハロゲン原子によって置換さ
れることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に
記載の方法。 - 【請求項5】 第一段階で、式中のZが−NO2である
式(II)のジニトロ化合物をハロゲン化金属塩MXnと
反応させてモノハロ、モノニトロ化合物を形成し、第二
段階で、得られたモノハロ、モノニトロ化合物をハロゲ
ン化金属塩M´X´n〔式中、金属カチオンM´はMと
同じであっても異なっていてもよく、ハロゲン化物アニ
オンX´はXと同じであっても異なっていてもよい〕と
反応させることを特徴とする請求項1から4のいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項6】 MXnがアルカリ金属またはアルカリ土
類金属のハロゲン化塩であり、好ましくはアルカリ金属
塩であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項7】 MXnがLiClであることを特徴とす
る請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】 式(II)の化合物を少なくとも1モル当
量、好ましくは1〜10モル当量のMXn、好ましくは
LiClと反応させることを特徴とする請求項1から7
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 不活性溶媒の存在下に約50〜250℃
の温度で反応させることを特徴とする請求項1から8の
いずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 RがF、Cl、Br、I、SF5また
は低級ハロアルキル、好ましくはCF3またはSF5であ
る;R1及びR2の双方が水素である;YがF、Clまた
はBr、好ましくはClである;ZがC−NO2、C−
Cl、C−H、C−Br、C−FまたはC−CNであ
る;という特性を1つ以上有することを特徴とする請求
項1から9のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項11】 GがF、Cl、Br、I、SF5また
は低級ハロアルキルであり、好ましくはCF3またはS
F5であることを特徴とする請求項1から10のいずれ
か一項に記載の方法。 - 【請求項12】 Aが、式: 【化3】 【化4】 〔式中、R4は、H、アルキル、ハロアルキル、ホルミ
ル、アルキルカルボニル、ハロゲン、CN、NO2、シ
クロアルキル、C(O)NH2、アルコキシまたはC(S)
NH2であり、 R5は、R33S(O)q、CN、SCN、NO2、ハロアル
キル、ハロアルキルカルボニル、ハロアルコキシまたは
ハロゲンであり、 R6は、H、アルキル、ハロアルキル、アルキルカルボ
ニル、ホルミル、ハロアルキルカルボニル、ハロゲン、
NR34R35、アルキルスルフェニル、アルキルスルフィ
ニル、アルキルスルホニル、アルコキシ、ハロアルコキ
シ、N=CH−O−アルキルまたはN=CH−(未置
換、または、OH、アルコキシ、ハロゲン、アルキル、
ハロアルキル、CNもしくはNO2で置換されたフェニ
ル)であり、 R7は、H、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、シア
ノ、アルキルスルフェニル、アルキルスルフィニル、ア
ルキルスルホニル、ハロアルキルスルフェニル、ハロア
ルキルスルフィニルまたはハロアルキルスルホニルであ
り、 R9は、ハロアルキル、CN、NO2、ハロゲン、H、ア
ルキルスルフェニル、アルキルスルフィニル、アルキル
スルホニル、ハロアルキルスルフェニル、ハロアルキル
スルフィニル、ハロアルキルスルホニルまたはハロアル
コキシであり、 R8、R10及びR11の各々は独立に、H、アルキル、ハ
ロ、CN、NO2またはハロアルキルであり、 R12は、OまたはSであり、 R13は、未置換、または、ハロゲン、アルコキシ、アル
キルチオ、アルキルスルホニル、アルコキシカルボニ
ル、カルバモイル、シクロアルキルもしくはアルケニル
で置換されたアルキルであり、 R14は、H、ハロゲン、ハロアルキル、アルコキシアル
キル、アルケニルオキシアルキル、メチル、アルキルス
ルフェニル、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニ
ルまたはNR34R35であり、 R15は、アルキルまたはハロアルキルであり、 R16、R17、R18、R19及びR20の各々は独立に、H、
アルキル、アルケニル、アルキニル、ハロゲン、CN、
ホルミル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニ
ル、ハロアルコキシカルボニル、ハロアルキルカルボニ
ル、NO2、SCN、ハロアルキル、アルコキシ、ハロ
アルコキシ、ハロアルケニル、アルキルスルフェニル、
アルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアル
キルスルフェニル、ハロアルキルスルフィニルまたはハ
ロアルキルスルホニルであり、 R21、R22及びR24の各々は独立に、H、ハロゲン、N
O2、OH、CN、アルキル、アルコキシイミノアルキ
ル、アルコキシアルキル、ハロアルキルまたはアルコキ
シであり、 B、C及びDの1つは、NまたはN→Oであり、B、C
及びDの残りの各々はC−R36であり、 R23は、H、ハロゲン、アルキルまたはNO2であり、 R25は、Hまたはハロゲンであり、 R27は、H;ハロゲン;NO2;CN;アルキル;アル
コキシ;アルケニルオキシ;アルキニルオキシ;アルコ
キシアルキル;カルボニルアルコキシ;アルキルオキシ
アルコキシ;シアノアルコキシ;ベンジルオキシ;アル
コキシカルボニルアルコキシ;アルキルカルボニルアル
コキシ;ハロアルキル;ヒドロキシアルキル;ホルミ
ル;アジド;COOHまたはその塩;COO−アルキ
ル;未置換、または、アルキル、アルコキシ、OH、ホ
ルミル、アルキルカルボニル(未置換、または、COO
Hもしくはアルコキシカルボキシで置換されている)、
アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニル、アミノ
カルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシ
カルボニル、アルコキシアルキル、ヒドロキシカルボニ
ルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル、アミノも
しくはジアルキルアミノで置換されたNH2;未置換、
または、アルキルもしくはハロアルキルスルホニルで置
換されたカルボキサミド;NがH及び/またはアルキル
で置換されたスルホンアミド;またはQR38であり、 R28は、H、アルキル、ハロゲン、CN、ハロアルキル
もしくはアルコキシ、またはCOOHもしくはその塩も
しくはエステルであり、 R29及びR30の各々は独立に、水素、アルキル、アルケ
ニル、アルキニル(これらのアルキル、アルケニル及び
アルキニルの各々は任意にハロゲン置換されている)、
フェニル、ピリジル、シアノ、ハロゲン、ニトロ、CH
OまたはNR39R40であり、 R31及びR32の各々は独立に、H、ハロゲン、CN、N
O2、CONH2、アルキルスルフィニル、アルキルスル
ホニル、アルキルスルフェニルまたはNR34R35であ
り、 R33は、C1−C6アルキル、シクロアルキル、シクロア
ルキルアルキルまたはハロアルキルであり、 R34及びR35の各々は独立に、H、アルキル、アルキル
カルボニル、ホルミルもしくはアルコキシカルボニルで
あるか、または、R34とR35とはそれらが結合した窒素
原子と共に5員環のピロールもしくはピラゾール部分を
形成しており、 R36は、H、ハロゲン、NO2、CN、アルキル、アル
コキシアルキル、アセトキシメチル、ヒドロキシメチ
ル、ハロアルキル、ホルミル、アルキルカルボニル、カ
ルボキシまたはその塩、COO−アルキル、N3、NH2
(未置換、または、アルキル、アルコキシ、OH、ホル
ミル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニルアル
キルオキシ、アルコキシカルボニルアルキルチオ、アル
コキシカルボニルアルキリデンカルボニル、ヒドロキシ
カルボニルアルコキシ、ヒドロキシカルボニルチオ、シ
アノアルコキシ、ヒドロキシカルボニルアルキリデンカ
ルボニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニ
ル、アミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、
アルコキシカルボニル、アルコキシアルキル、ヒドロキ
シカルボニルアルキル、アルコキシカルボニルアルキル
もしくはアミノで置換されている)、カルボキシアミド
(未置換、または、アルキル、アルキルスルホニルもし
くはハロアルキルスルホニルで置換されている)、スル
ホンアミド(NはH及び/またはアルキルで置換されて
いる)またはQR37であり、 R37は、H、アルキル、ハロアルキル、シアノアルキ
ル、アルコキシカルボニルアルキル、ヒドロキシカルボ
ニルアルキルまたはアミノカルボニルアルキル(NはH
及び/またはアルキルで置換されている)であり、 Qは、OまたはS(O)mであり、 R38は、H、ハロアルキル、シアノアルキル、アルコキ
シカルボニルアルキル、ヒドロキシカルボニルアルキル
またはアミノカルボニルアルキル(NはH及び/または
アルキルで置換されている)であり、 R39及びR40の各々は独立に、水素、置換もしくは未置
換のアルキル、アシルもしくはアリールを示すか、また
は、R39とR40とはそれらが結合した窒素と共に他のヘ
テロ環原子を任意に有する5員から7員の環を形成して
おり、 R41は、水素、アルキル、アルコキシ、アルケニルオキ
シ、アルキニルオキシ、カルボキシアルコキシ、アルコ
キシカルボニルアルコキシ、アルコキシアルコキシ、シ
アノアルコキシ、ハロアルキルスルホニルアミノ、アル
キルスルホニルアミノ、アルコキシカルボニル、ハロア
ルキル、ハロゲン、ニトロ、カルボキシ、カルボキシア
ルキル、ヒドロキシ、ベンジルオキシまたはシアノであ
り、 R42は、C7ビシクロアルキル、メチル−もしくはクロ
ロ−置換C3−C6シクロアルキル、C2−C5アルケニ
ル、メチル−置換C6シクロアルケニル、2−メチル−
1,3−ジチオラン−2−イルまたはC1−C5アルキル
であり、ここにアルキルは、ハロゲン、C1−C3アルコ
キシ、C1−C3アルキルチオ、C1−C3アルキルスルフ
ィニル、C1−C3アルキルスルホニルまたはC1−C3ア
ルコキシカルボニルで任意に置換されており、 mは、0、1または2であり、 oは、0、1、2、3または4であり、 pは、0、1または2であり、 qは、0、1または2であり、及び、 yは、0、1、2または3である〕で示されることを特
徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項13】 Aが好ましくは、その窒素原子を介し
て結合された置換または未置換のピロリル、ピラゾリル
またはイミダゾリル環であり、より好ましくはピラゾリ
ル環であることを特徴とする請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 Aが好ましくは、構造(a)、(b)また
は(c)を有することを特徴とする請求項12または13
に記載の方法。 - 【請求項15】 式(II): 【化5】 〔式中、Aは、請求項14に定義の(b)であり、 Gは、ハロアルキル、ハロアルコキシ、ハロアルキルス
ルフェニル、ハロアルキルスルフィニル、ハロアルキル
スルホニル、F、Cl、Br、I、SF5またはNO2で
あり、 R1及びR2の各々は独立に、水素、F、Cl、Brまた
はIであり、 ZはN、C−NO2またはC−R3であり、ここにR
3は、H、F、Cl、Br、I、CN、C(O)NH2、C
(S)NH2、アルキルまたはハロアルキルである〕で示
される化合物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US42665695A | 1995-04-21 | 1995-04-21 | |
US426656 | 1995-04-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08319272A true JPH08319272A (ja) | 1996-12-03 |
JP4115546B2 JP4115546B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=23691671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09710696A Expired - Lifetime JP4115546B2 (ja) | 1995-04-21 | 1996-04-18 | 農薬用1−(ハロアリール)複素環化合物の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5631381A (ja) |
EP (1) | EP0738713B1 (ja) |
JP (1) | JP4115546B2 (ja) |
KR (1) | KR100462929B1 (ja) |
CN (2) | CN1087735C (ja) |
AT (1) | ATE189676T1 (ja) |
DE (1) | DE69606575T2 (ja) |
HK (1) | HK1042899B (ja) |
TW (1) | TW324716B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009514823A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 殺虫剤としてのn−(ヘテロ)アリールインドール誘導体 |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0738713B1 (en) * | 1995-04-21 | 2000-02-09 | Rhone-Poulenc Agrochimie | Process for the preparation of pesticidal 1-(chloroaryl)heterocyclic compounds |
DE19650197A1 (de) * | 1996-12-04 | 1998-06-10 | Bayer Ag | 3-Thiocarbamoylpyrazol-Derivate |
DE19824487A1 (de) | 1998-06-02 | 1999-12-09 | Bayer Ag | Substituierte 3-Thiocarbamoylpyrazole |
AR056690A1 (es) * | 2005-10-14 | 2007-10-17 | Athersys Inc | Derivados de indol como inhibidores de indol como inhibidores del receptor 3 de histamina para el tartamiento de trastornos del sueno y cognitivos obesidad y otros trastornos de snc |
EP1968578A4 (en) | 2005-12-14 | 2011-02-23 | Makhteshim Chem Works Ltd | POLYMORPHIC AND AMORPHOUS FORMS OF 5-AMINO-L- [2,6-DICHLORO-4- (TRIFLUOROMETHYL) PHENYL] -4- [(TRIFLUOROMETHYL) SULFINYL] -IH-PYRAZOLE-3-CARBONITRIL |
UA110598C2 (uk) * | 2006-11-10 | 2016-01-25 | Басф Се | Спосіб одержання кристалічної модифікації фіпронілу |
JP5877624B2 (ja) * | 2006-11-10 | 2016-03-08 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se | フィプロニルの結晶変態 |
EP2083627A1 (en) | 2006-11-10 | 2009-08-05 | Basf Se | Crystalline modification of fipronil |
WO2008055883A1 (en) | 2006-11-10 | 2008-05-15 | Basf Se | Crystalline modification of fipronil |
CN101980600A (zh) * | 2008-02-05 | 2011-02-23 | 北美爱利思达生命科学有限责任公司 | 低熔点活性化合物的固体制剂 |
CN103313604B (zh) | 2011-01-14 | 2016-03-02 | K·H·伽达 | [5-氨基-1-(2,6-二氯-4-三氟甲苯基)-3-腈-4-三氟甲基亚磺酰基吡唑]中的多晶体 |
US9212150B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-12-15 | Dow Agrosciences Llc | Process for the preparation of certain triaryl pesticide intermediates |
WO2014163932A1 (en) | 2013-03-13 | 2014-10-09 | Dow Agrosciences Llc | Preparation of haloalkoxyarylhydrazines and intermediates therefrom |
MX2016004945A (es) | 2013-10-17 | 2016-06-28 | Dow Agrosciences Llc | Procesos para la preparacion de compuestos plaguicidas. |
US10233155B2 (en) | 2016-12-29 | 2019-03-19 | Dow Agrosciences Llc | Processes for the preparation of pesticide compounds |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2250986A (en) * | 1938-11-26 | 1941-07-29 | Gen Electric | Vacuum-tight metal-to-ceramic seal and method of making same |
US4225534A (en) * | 1978-06-12 | 1980-09-30 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Process for the production of 2-chlorobenzonitrile derivatives |
DE3714485A1 (de) * | 1987-04-30 | 1988-11-17 | Bayer Ag | Pyrrolophenylalkanolamine und ihre derivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als leistungsfoerderer |
DE3902216A1 (de) * | 1989-01-26 | 1990-08-02 | Basf Ag | Pyrrolderivate |
GB8904761D0 (en) * | 1989-03-02 | 1989-04-12 | Ciba Geigy Ag | Corrosion-resistant compositions |
GB9006479D0 (en) * | 1989-04-17 | 1990-05-23 | Ici Plc | Novel compounds |
GB8908638D0 (en) * | 1989-04-17 | 1989-06-01 | Ici Plc | Novel compounds |
GB9022444D0 (en) * | 1990-10-16 | 1990-11-28 | Ici Plc | Heterocyclic compounds |
GB2250986A (en) * | 1990-12-21 | 1992-06-24 | Rhone Poulenc Chemicals | Preparation of chlorodifluorobenzenes |
ES2082310T3 (es) * | 1991-09-21 | 1996-03-16 | Hoechst Ag | Procedimiento para la preparacion de compuestos bencenicos clorados y fluorados por fluorodesnitracion nucleofila selectiva. |
EP0738713B1 (en) * | 1995-04-21 | 2000-02-09 | Rhone-Poulenc Agrochimie | Process for the preparation of pesticidal 1-(chloroaryl)heterocyclic compounds |
-
1996
- 1996-04-11 EP EP96105711A patent/EP0738713B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-11 DE DE69606575T patent/DE69606575T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-11 AT AT96105711T patent/ATE189676T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-04-17 KR KR1019960011600A patent/KR100462929B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-04-18 JP JP09710696A patent/JP4115546B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-22 CN CN96106107A patent/CN1087735C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-05-07 TW TW085105429A patent/TW324716B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-06-28 US US08/671,691 patent/US5631381A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-02-13 US US08/799,455 patent/US5726324A/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-06-27 CN CNB011226625A patent/CN1250539C/zh not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-06-13 HK HK02104423.7A patent/HK1042899B/zh not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009514823A (ja) * | 2005-11-03 | 2009-04-09 | ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト | 殺虫剤としてのn−(ヘテロ)アリールインドール誘導体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1182080A (zh) | 1998-05-20 |
EP0738713B1 (en) | 2000-02-09 |
DE69606575D1 (de) | 2000-03-16 |
JP4115546B2 (ja) | 2008-07-09 |
DE69606575T2 (de) | 2000-09-14 |
TW324716B (en) | 1998-01-11 |
HK1042899B (zh) | 2006-11-24 |
US5726324A (en) | 1998-03-10 |
CN1250539C (zh) | 2006-04-12 |
CN1330072A (zh) | 2002-01-09 |
ATE189676T1 (de) | 2000-02-15 |
CN1087735C (zh) | 2002-07-17 |
EP0738713A1 (en) | 1996-10-23 |
US5631381A (en) | 1997-05-20 |
HK1042899A1 (en) | 2002-08-30 |
KR960037654A (ko) | 1996-11-19 |
KR100462929B1 (ko) | 2005-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4115546B2 (ja) | 農薬用1−(ハロアリール)複素環化合物の製造方法 | |
KR890001546B1 (ko) | 피라졸 술폰아미드 유도체의 제조방법 | |
CA2275796A1 (en) | Nitrogen containing heteroaromatics as factor xa inhibitors | |
EP0678519B1 (en) | Intermediates for the preparation of pyrazoloazole photographic couplers, processes of making and using them | |
KR100947402B1 (ko) | 2-할로겐-피리딘-카르복실산 아미드의 제조 방법 | |
RU2154644C2 (ru) | Замещенные производные пиразола и средство, обладающее гербицидной активностью | |
WO1994021617A1 (en) | A process for preparing halogenated isothiazoles | |
JPH0797372A (ja) | 1−置換−5(4h)−テトラゾリノン類の製造方法 | |
JP3140818B2 (ja) | 殺昆虫性、殺線虫性および殺ダニ性の2−ハロ−3−置換−5−アリールピロール化合物の製法 | |
Kim et al. | A new synthetic route to 3-acylamino-1-aryl-2-pyrazolin-5-ones | |
KR20010050935A (ko) | 피라졸로[4,3-d]피리미딘-7-온-3-피리딜술포닐 화합물 및그의 중간체의 제조 방법 | |
JP3505241B2 (ja) | 1H−1,2,4−トリアゾール誘導体及び1H−ピロロ−〔1,2−b〕〔1,2,4〕トリアゾール誘導体 | |
KR100586671B1 (ko) | 5-치환 옥사졸 화합물 및 5-치환 이미다졸 화합물의제조방법 | |
CZ298782B6 (cs) | Deriváty methylesteru kyseliny 4-jod-2-[N-(N-alkylaminokarbonyl)aminosulfonyl]benzoové, zpusob jejich výroby a jejich použití pro výrobu herbicidníchsulfonylmocovin | |
JPS6119633B2 (ja) | ||
JP4190701B2 (ja) | 5−アミノピラゾール−4−カルボン酸エステル誘導体及びその製造方法 | |
EP1286970B1 (en) | Processes for the preparation of pesticidal compounds and novel intermediates thereof | |
US10906893B2 (en) | Method for preparing methyl 4-[(4,5-dihydro-3-methoxy-4-methyl-5-oxo-1H-1,2,4-triazol-1-yl)carbonyl)sulfamoyl]-5-methylthiophene-3-carboxylate | |
JP4855392B2 (ja) | 1,5−ジフェニルピラゾールカルボン酸誘導体の調製方法 | |
JPH0136612B2 (ja) | ||
Beck et al. | A new synthesis of 1‐aryl‐5‐cyano‐1H‐pyrazole‐4‐carboxylic acid, ethyl esters | |
RU2269518C2 (ru) | Способ получения пестицидных соединений | |
JPH04327569A (ja) | スルファミド誘導体及び製法 | |
HU219612B (hu) | Szulfonamido-fenil-keton-származékok, eljárások felhasználásukkal amino-fenil-keton- és szulfamoil-karbamid-származékok előállítására | |
JPS59116656A (ja) | マゼンタカプラ−の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20060306 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20060316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060612 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070807 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071130 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080416 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |