JPH08318984A - 扁平シェルの平置収納箱 - Google Patents
扁平シェルの平置収納箱Info
- Publication number
- JPH08318984A JPH08318984A JP15082895A JP15082895A JPH08318984A JP H08318984 A JPH08318984 A JP H08318984A JP 15082895 A JP15082895 A JP 15082895A JP 15082895 A JP15082895 A JP 15082895A JP H08318984 A JPH08318984 A JP H08318984A
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- JP
- Japan
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- case
- shell
- flat
- hinge
- ribs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケース内に収納する扁平シェルの厚みに対応
したシェル受けリブをシェル受片に突設することで、緩
衝材を用いることなくシェルの妄動を防止すること。 【構成】 扁平シェルを平置して収納するプラスチック
成形箱を作るに当り、ほぼ中空直方体形状に成形したケ
ース1の対向内面近傍にそれぞれ縦リブ2,2を突設
し、これら縦リブ2,2に連設したシェル受け片3の内
面にそれぞれ上下のシェル受けリブ4を突設するととも
に、前記ケース1の一側辺からVカットヒンジhを経て
延在したケース蓋5のヒンジ対向辺5aにケース1の内
面係止部1aに係合する閉蓋ロック用の係止片6を突設
し、また、ケース蓋5に形成した下向き回り縁5cを受
けてケース閉蓋時その側辺を内側に僅かに撓ませるため
の案内斜面7を前記ヒンジ対向辺5aが近付く前記縦リ
ブ2の上部に形成した。
したシェル受けリブをシェル受片に突設することで、緩
衝材を用いることなくシェルの妄動を防止すること。 【構成】 扁平シェルを平置して収納するプラスチック
成形箱を作るに当り、ほぼ中空直方体形状に成形したケ
ース1の対向内面近傍にそれぞれ縦リブ2,2を突設
し、これら縦リブ2,2に連設したシェル受け片3の内
面にそれぞれ上下のシェル受けリブ4を突設するととも
に、前記ケース1の一側辺からVカットヒンジhを経て
延在したケース蓋5のヒンジ対向辺5aにケース1の内
面係止部1aに係合する閉蓋ロック用の係止片6を突設
し、また、ケース蓋5に形成した下向き回り縁5cを受
けてケース閉蓋時その側辺を内側に僅かに撓ませるため
の案内斜面7を前記ヒンジ対向辺5aが近付く前記縦リ
ブ2の上部に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光磁気ディスクやフ
ロッピーディスク等の円盤状記録媒体内装シェルのよう
な扁平シェルの平置収納箱に関する。
ロッピーディスク等の円盤状記録媒体内装シェルのよう
な扁平シェルの平置収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の扁平シェル収納箱としては、従
来、比較的大きいプラスチックケースに収納平置した扁
平シェルの少くとも三辺を、ケース内面の縦リブで仮支
えして扁平シェルのケース内水平妄動を防止すると共
に、扁平シェルの上下動は、その最上部に介在させたス
ポンジなど緩衝材で閉蓋時シェル上面を圧迫して支持す
ることで、ケース内シェルの上下妄動を防いでいた。
来、比較的大きいプラスチックケースに収納平置した扁
平シェルの少くとも三辺を、ケース内面の縦リブで仮支
えして扁平シェルのケース内水平妄動を防止すると共
に、扁平シェルの上下動は、その最上部に介在させたス
ポンジなど緩衝材で閉蓋時シェル上面を圧迫して支持す
ることで、ケース内シェルの上下妄動を防いでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、ケースの他にスポンジやウレタン地などの緩衝材が
別途必要であったので、ケース代の他に別物品としての
緩衝材部品代がケース代の2〜3割余計に掛って大変不
経済であった。
は、ケースの他にスポンジやウレタン地などの緩衝材が
別途必要であったので、ケース代の他に別物品としての
緩衝材部品代がケース代の2〜3割余計に掛って大変不
経済であった。
【0004】また、緩衝材の手配や管理が必要である
し、ケース内に納置した扁平シェルの上にさらに緩衝材
を置かなければならないので、製品出荷前に要する組込
み作業が面倒で、緩衝材の組込み忘れによる事故も発生
し易いし、扁平シェルの厚みや収納枚数に対応した緩衝
材を多種類用意しなければならないので、その手配や管
理が面倒となり、コスト高を招いていたという問題点が
有った。
し、ケース内に納置した扁平シェルの上にさらに緩衝材
を置かなければならないので、製品出荷前に要する組込
み作業が面倒で、緩衝材の組込み忘れによる事故も発生
し易いし、扁平シェルの厚みや収納枚数に対応した緩衝
材を多種類用意しなければならないので、その手配や管
理が面倒となり、コスト高を招いていたという問題点が
有った。
【0005】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、ケース内に収納する扁平シェルの厚みに対応し
たシェル受けリブをシェル受片に突設することで、緩衝
材を用いることなくシェルの妄動を防止することを目的
とする。
ために、ケース内に収納する扁平シェルの厚みに対応し
たシェル受けリブをシェル受片に突設することで、緩衝
材を用いることなくシェルの妄動を防止することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、扁平シェルを平置して収納するプラスチック成形箱
を作るに当り、ほぼ中空直方体形状に成形したケースの
対向内面近傍にそれぞれ縦リブを突設し、これら縦リブ
に連設したシェル受け片の内面にそれぞれ上下のシェル
受けリブを突設するとともに、前記ケースの後辺からV
カットヒンジを経て延在したケース蓋のヒンジ対向辺に
ケースの内面係止部に係合する閉蓋ロック用の係止片を
突設し、また、ケース蓋に形成した下向き回り縁を受け
てケース閉蓋時その前辺を内側に僅かに撓ませるための
案内斜面を前記ヒンジ対向辺が近付く前記縦リブの上部
に形成したことで達成できた。
は、扁平シェルを平置して収納するプラスチック成形箱
を作るに当り、ほぼ中空直方体形状に成形したケースの
対向内面近傍にそれぞれ縦リブを突設し、これら縦リブ
に連設したシェル受け片の内面にそれぞれ上下のシェル
受けリブを突設するとともに、前記ケースの後辺からV
カットヒンジを経て延在したケース蓋のヒンジ対向辺に
ケースの内面係止部に係合する閉蓋ロック用の係止片を
突設し、また、ケース蓋に形成した下向き回り縁を受け
てケース閉蓋時その前辺を内側に僅かに撓ませるための
案内斜面を前記ヒンジ対向辺が近付く前記縦リブの上部
に形成したことで達成できた。
【0007】
【作用】開蓋のケース内にそのシェル受け片間におい
て、その上下の各シェル受けリブ上で扁平シェルを下の
リブから一枚ずつ上記シェル受け片の弾力に抗し挟み込
み平置して挾支することで仮固定できる。次いで、ケー
スにケース蓋をヒンジを介し被せ、ケースの係止部にケ
ース蓋の係止片を素材の弾力で係合係止することで閉蓋
状態をロック維持できる。
て、その上下の各シェル受けリブ上で扁平シェルを下の
リブから一枚ずつ上記シェル受け片の弾力に抗し挟み込
み平置して挾支することで仮固定できる。次いで、ケー
スにケース蓋をヒンジを介し被せ、ケースの係止部にケ
ース蓋の係止片を素材の弾力で係合係止することで閉蓋
状態をロック維持できる。
【0008】この閉蓋に伴ない扁平シェル挾支済のシェ
ル受け片は、その縦リブの案内斜面を滑り降りるケース
蓋の下向き回り縁により、互いに内向きにシェル受け片
と共に僅かに撓ませることができ、シェル受け片間に仮
固定状態に在る上記扁平シェルを今度はきつく挾支する
ことができ、これら各シェルをケースに対し本固定する
ことができる。
ル受け片は、その縦リブの案内斜面を滑り降りるケース
蓋の下向き回り縁により、互いに内向きにシェル受け片
と共に僅かに撓ませることができ、シェル受け片間に仮
固定状態に在る上記扁平シェルを今度はきつく挾支する
ことができ、これら各シェルをケースに対し本固定する
ことができる。
【0009】次いで、この本固定状態の扁平シェルをケ
ース内から取出すには、先ず、ケース蓋の前縁を手指で
持ち上げ、係止片をその弾力に抗しケースの係止部から
外して開蓋することで、シェル受け片を外側に弾力復帰
させることができ、挾支済扁平シエルの本固定を解い
て、仮固定状態となすことができ、開蓋状態で手指など
により扁平シェルをシエル受け片の弾力に抗し外部に取
出すことができる。
ース内から取出すには、先ず、ケース蓋の前縁を手指で
持ち上げ、係止片をその弾力に抗しケースの係止部から
外して開蓋することで、シェル受け片を外側に弾力復帰
させることができ、挾支済扁平シエルの本固定を解い
て、仮固定状態となすことができ、開蓋状態で手指など
により扁平シェルをシエル受け片の弾力に抗し外部に取
出すことができる。
【0010】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。先
ず、この発明の基本構成は、図1、図2、図3および図
6に示すように、扁平シェルSを平置して収納するプラ
スチック成形箱を構成するに当り、ポリプロピレン樹脂
などをほぼ中空直方体形状にインジェクション成形した
ケース1の対向内面近傍にそれぞれ少くとも一つずつの
縦リブ2,2を突設し、これら縦リブ2,2の内縁に対
し図6のようにほぼ直角に屈曲連設したシェル受け片3
の内面にそれぞれ少くとも上下二つのシェル受けリブ4
を突設する。
ず、この発明の基本構成は、図1、図2、図3および図
6に示すように、扁平シェルSを平置して収納するプラ
スチック成形箱を構成するに当り、ポリプロピレン樹脂
などをほぼ中空直方体形状にインジェクション成形した
ケース1の対向内面近傍にそれぞれ少くとも一つずつの
縦リブ2,2を突設し、これら縦リブ2,2の内縁に対
し図6のようにほぼ直角に屈曲連設したシェル受け片3
の内面にそれぞれ少くとも上下二つのシェル受けリブ4
を突設する。
【0011】そして、前記ケース1の後部下辺から各図
のようにVカットヒンジhおよび背板1Aならびに他の
ヒンジhを経て延在したケース蓋5のヒンジ対向辺5a
に前記ケース1の上部における内面凹所または凸部など
の係止部1aに係合する閉蓋ロック用の凸部または凹部
形成の係止片6を突設する。
のようにVカットヒンジhおよび背板1Aならびに他の
ヒンジhを経て延在したケース蓋5のヒンジ対向辺5a
に前記ケース1の上部における内面凹所または凸部など
の係止部1aに係合する閉蓋ロック用の凸部または凹部
形成の係止片6を突設する。
【0012】また、ケース蓋5に形成した下向き回り縁
5cを受けてケース閉蓋時その前辺を弾力に抗し内側に
僅かに撓ませるための案内斜面7を前記ヒンジ対向辺5
aが近付く前記縦リブ2の上部に形成して本発明による
扁平シェルの収納箱を構成する。
5cを受けてケース閉蓋時その前辺を弾力に抗し内側に
僅かに撓ませるための案内斜面7を前記ヒンジ対向辺5
aが近付く前記縦リブ2の上部に形成して本発明による
扁平シェルの収納箱を構成する。
【0013】なお、図中、符号1cで示すものは、ケー
ス1の内面に形成した補強リブ、1dは扁平シェル位置
決めリブ、1eは開蓋用爪掛けザグリ部であり、またケ
ース蓋5の回り縁5cは、ケース蓋下面の全周に形成す
る必要はなく、縦リブ2と上記補強リブ1cに対応した
ケース蓋下面部分だけに形成してもよく、さらにケース
蓋5は、背板1Aを介さずにケース1の後辺上縁からV
カットヒンジを介し一体形成してもよい。
ス1の内面に形成した補強リブ、1dは扁平シェル位置
決めリブ、1eは開蓋用爪掛けザグリ部であり、またケ
ース蓋5の回り縁5cは、ケース蓋下面の全周に形成す
る必要はなく、縦リブ2と上記補強リブ1cに対応した
ケース蓋下面部分だけに形成してもよく、さらにケース
蓋5は、背板1Aを介さずにケース1の後辺上縁からV
カットヒンジを介し一体形成してもよい。
【0014】本発明の構成は、以上のようなもので、次
にその使用例につき以下説明する。開蓋ケース1内にそ
のシェル受け片3,3間において、その上下の各シェル
受けリブ4上で扁平シェルSを下から一枚ずつ上記シェ
ル受け片3,3の弾力に抗し挟み込みながら図3のよう
に平置して挾支することで仮固定できる。
にその使用例につき以下説明する。開蓋ケース1内にそ
のシェル受け片3,3間において、その上下の各シェル
受けリブ4上で扁平シェルSを下から一枚ずつ上記シェ
ル受け片3,3の弾力に抗し挟み込みながら図3のよう
に平置して挾支することで仮固定できる。
【0015】次いで、ケース1にケース蓋5を背板1A
やヒンジhを介し図4のように被せ、ケース1の係止部
1aにケース蓋5の係止片6を素材の弾力を利用して図
5のように係合係止することで閉蓋状態をロック維持で
きる。
やヒンジhを介し図4のように被せ、ケース1の係止部
1aにケース蓋5の係止片6を素材の弾力を利用して図
5のように係合係止することで閉蓋状態をロック維持で
きる。
【0016】この閉蓋に伴ない扁平シェル挾支済のシェ
ル受け片3は、その縦リブ2の案内斜面7を図7のよう
に滑り降りるケース蓋5の下向き回り縁5cにより、図
8のように互いに内向きに僅かに撓ませて図7における
シエル受け片3の内面と扁平シェルS,Sとの微小なス
キマdを図8のようになくすることができ、シェル受け
片3,3間に仮固定状態に在る上記扁平シェルS,Sを
今度はきつく挾支することができ、これら各シェルをケ
ース1に対し本固定することができる。
ル受け片3は、その縦リブ2の案内斜面7を図7のよう
に滑り降りるケース蓋5の下向き回り縁5cにより、図
8のように互いに内向きに僅かに撓ませて図7における
シエル受け片3の内面と扁平シェルS,Sとの微小なス
キマdを図8のようになくすることができ、シェル受け
片3,3間に仮固定状態に在る上記扁平シェルS,Sを
今度はきつく挾支することができ、これら各シェルをケ
ース1に対し本固定することができる。
【0017】次いで、この本固定状態の扁平シェルSを
ケース1内から取出すには、先ず、ケース蓋5の前縁を
ケース1の爪掛け部1eなどから持ち上げて係止片6を
その弾力に抗しケース1の係止部1aから図3のように
外して開蓋することで、シェル受け片3,3を図7のよ
うに外側に弾力復帰させることにより、再び微小スキマ
dを作り、挾支済扁平シエルS,Sの本固定を解いて、
仮固定状態となすことができ、開蓋状態で手指などによ
り扁平シェルSをシエル受け片3,3の弾力に抗し外部
に取出すことができる。
ケース1内から取出すには、先ず、ケース蓋5の前縁を
ケース1の爪掛け部1eなどから持ち上げて係止片6を
その弾力に抗しケース1の係止部1aから図3のように
外して開蓋することで、シェル受け片3,3を図7のよ
うに外側に弾力復帰させることにより、再び微小スキマ
dを作り、挾支済扁平シエルS,Sの本固定を解いて、
仮固定状態となすことができ、開蓋状態で手指などによ
り扁平シェルSをシエル受け片3,3の弾力に抗し外部
に取出すことができる。
【0018】なお、本発明は図9に示すように扁平シェ
ルSの取出し用指掛けスペースをシェルの両側に形成し
てもよく、また図10のように、扁平シェルとして、周
知のフロッピーディスクシェルFを採用し収納すること
もできる。
ルSの取出し用指掛けスペースをシェルの両側に形成し
てもよく、また図10のように、扁平シェルとして、周
知のフロッピーディスクシェルFを採用し収納すること
もできる。
【0019】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、以下に記載の効果を奏する。扁平シェルを平置収納
するプラスチック成形箱を作るに当り、ほぼ中空直方体
形状に成形したケース1の対向内面近傍にそれぞれ縦リ
ブ2,2を突設し、これら縦リブ2,2またはこれに連
設したシェル受け片3の内面にそれぞれ少くとも一つ以
上のシェル受けリブ4を突設して扁平シェルSをこれら
リブ上に平置して開蓋状態での収納シェルの仮固定がで
きるので、シェルの内装組込み作業およびエンドユーザ
のシェル取出し作業を迅速かつ簡素化できるという第1
の効果が有る。
で、以下に記載の効果を奏する。扁平シェルを平置収納
するプラスチック成形箱を作るに当り、ほぼ中空直方体
形状に成形したケース1の対向内面近傍にそれぞれ縦リ
ブ2,2を突設し、これら縦リブ2,2またはこれに連
設したシェル受け片3の内面にそれぞれ少くとも一つ以
上のシェル受けリブ4を突設して扁平シェルSをこれら
リブ上に平置して開蓋状態での収納シェルの仮固定がで
きるので、シェルの内装組込み作業およびエンドユーザ
のシェル取出し作業を迅速かつ簡素化できるという第1
の効果が有る。
【0020】また、特にこの発明では、ケース1の一側
辺からVカットヒンジhを経て延在したケース蓋5のヒ
ンジ対向辺5aにケース1の内面係止部1aに係合する
閉蓋ロック用の係止片6を突設するとともに、ケース蓋
5に形成した下向き回り縁5cを受けてケース閉蓋時そ
の側辺を内側に僅かに撓ませるための案内斜面7を前記
ヒンジ対向辺5aが近付く前記縦リブ2の上部に形成し
たので、閉蓋時には、前記仮固定状態にある扁平シェル
Sを、シェル受け片3,3間に本固定できるから、搬送
時等におけるケース内シェルの水平および上下の各妄動
を、緩衝材を用いることなく確実に防止できるから、取
扱い性もよく、しかも緩衝材に掛る諸費用、組込み作業
手間を初めとして、別部品としての管理・点検・保守と
いった諸経費、手間などを一挙に不要化できたという工
業的効果も有る。
辺からVカットヒンジhを経て延在したケース蓋5のヒ
ンジ対向辺5aにケース1の内面係止部1aに係合する
閉蓋ロック用の係止片6を突設するとともに、ケース蓋
5に形成した下向き回り縁5cを受けてケース閉蓋時そ
の側辺を内側に僅かに撓ませるための案内斜面7を前記
ヒンジ対向辺5aが近付く前記縦リブ2の上部に形成し
たので、閉蓋時には、前記仮固定状態にある扁平シェル
Sを、シェル受け片3,3間に本固定できるから、搬送
時等におけるケース内シェルの水平および上下の各妄動
を、緩衝材を用いることなく確実に防止できるから、取
扱い性もよく、しかも緩衝材に掛る諸費用、組込み作業
手間を初めとして、別部品としての管理・点検・保守と
いった諸経費、手間などを一挙に不要化できたという工
業的効果も有る。
【図1】本発明実施例の斜視図
【図2】本発明実施例の一部切欠断面図
【図3】本発明実施例の閉蓋途中の係止部断面図
【図4】本発明実施例の閉蓋途中の係止部断面図
【図5】本発明実施例の閉蓋後の係止部断面図
【図6】本発明実施例の開蓋平面図
【図7】本発明実施例の閉蓋途中のシェル受け片を見た
断面図
断面図
【図8】本発明実施例の閉蓋後のシェル受け片を見た断
面図
面図
【図9】本発明の他の実施例を示す平面図
【図10】本発明の他の実施例を示す平面図
1 ケース 1A 背板 1a 係止部 2 縦リブ 3 シェル受け片 4 シェル受けリブ 5 ケース蓋 5a ケース蓋のヒンジ対向辺 5c 回り縁 6 係止片 7 案内斜面 h Vカットヒンジ
Claims (1)
- 【請求項1】 扁平シェルを平置して収納するプラスチ
ック成形箱において、ほぼ中空直方体形状に成形したケ
ース1の対向内面近傍にそれぞれ縦リブ2,2を突設
し、これら縦リブ2,2に連設したシェル受け片3の内
面にそれぞれ上下のシェル受けリブ4を突設するととも
に、前記ケース1の後辺からVカットヒンジhを経て延
在したケース蓋5のヒンジ対向辺5aにケース1の内面
係止部1aに係合する閉蓋ロック用の係止片6を突設
し、また、ケース蓋5に形成した下向き回り縁5cを受
けてケース閉蓋時その前辺を内側に僅かに撓ませるため
の案内斜面7を前記ヒンジ対向辺5aが近付く前記縦リ
ブ2の上部に形成してなる扁平シェルの平置収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15082895A JP2602484B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 扁平シェルの平置収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15082895A JP2602484B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 扁平シェルの平置収納箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318984A true JPH08318984A (ja) | 1996-12-03 |
JP2602484B2 JP2602484B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=15505291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15082895A Expired - Fee Related JP2602484B2 (ja) | 1995-05-25 | 1995-05-25 | 扁平シェルの平置収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602484B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2330984A1 (es) * | 2007-03-29 | 2009-12-17 | M. Del Mar Guell Ferrer | Caja-estuche para cuadros de control de automatismos. |
-
1995
- 1995-05-25 JP JP15082895A patent/JP2602484B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2330984A1 (es) * | 2007-03-29 | 2009-12-17 | M. Del Mar Guell Ferrer | Caja-estuche para cuadros de control de automatismos. |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602484B2 (ja) | 1997-04-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |