JPH08318346A - 鋳物中子納め装置 - Google Patents
鋳物中子納め装置Info
- Publication number
- JPH08318346A JPH08318346A JP12696595A JP12696595A JPH08318346A JP H08318346 A JPH08318346 A JP H08318346A JP 12696595 A JP12696595 A JP 12696595A JP 12696595 A JP12696595 A JP 12696595A JP H08318346 A JPH08318346 A JP H08318346A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1台のロボットを用いて各種の中子を主型内
へ納めるようにし、しかも、中子が主型の内面に接触し
て主型を崩すということを防止する。 【構成】 水平方向及び垂直方向へ移動自在なアーム
と、アームの先端部に取付けられて中子を把持するハン
ド部と、ハンド部で把持した中子を主型内に納める位置
へアームを移動させる駆動手段とを有するロボットを設
ける。主型内の所定位置に下降されてこの主型の周面と
の距離を計測する非接触式の距離計測装置をハンド部に
取付け、この距離計測装置による計測結果に基づいてハ
ンド部と主型との距離を第一演算手段により演算する。
ハンド部で把持した中子を主型の周面に接触させずにこ
の主型内に納めるために必要なアームの中子納め時補正
量を第一演算手段による演算結果に基づいて第二演算手
段により演算し、第二演算手段の演算結果に基づいてア
ームを移動させることにより中子納めを行う。
へ納めるようにし、しかも、中子が主型の内面に接触し
て主型を崩すということを防止する。 【構成】 水平方向及び垂直方向へ移動自在なアーム
と、アームの先端部に取付けられて中子を把持するハン
ド部と、ハンド部で把持した中子を主型内に納める位置
へアームを移動させる駆動手段とを有するロボットを設
ける。主型内の所定位置に下降されてこの主型の周面と
の距離を計測する非接触式の距離計測装置をハンド部に
取付け、この距離計測装置による計測結果に基づいてハ
ンド部と主型との距離を第一演算手段により演算する。
ハンド部で把持した中子を主型の周面に接触させずにこ
の主型内に納めるために必要なアームの中子納め時補正
量を第一演算手段による演算結果に基づいて第二演算手
段により演算し、第二演算手段の演算結果に基づいてア
ームを移動させることにより中子納めを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋳物の鋳造工程におい
て中子を主型内に納めるための鋳物中子納め装置に関す
る。
て中子を主型内に納めるための鋳物中子納め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鋳物の鋳造工程において中子を主
型内に納める作業は、中子が小型のものである場合には
手作業で行なっているが、エンジンのシリンダブロック
のように大型の場合にはコアセッターと呼ばれる専用機
を用いて行なっている。
型内に納める作業は、中子が小型のものである場合には
手作業で行なっているが、エンジンのシリンダブロック
のように大型の場合にはコアセッターと呼ばれる専用機
を用いて行なっている。
【0003】なお、コアセッターには汎用性がなく、1
種類の中子に対して1機種準備しなければならない。
種類の中子に対して1機種準備しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、昨今の多品
種少量生産のもとでは準備すべきコアセッターの数が増
加し、多大な設備費が必要になっている。また、準備し
たコアセッターを保管する場所の確保にも苦慮してい
る。さらに、複数種類の中子を同一ライン上で順次搬送
する場合、中子の種類が変わればそれに応じてコアセッ
ターをセットし直さなければならず、その間は中子の搬
送等を一時中断させるため、作業効率が低下している。
種少量生産のもとでは準備すべきコアセッターの数が増
加し、多大な設備費が必要になっている。また、準備し
たコアセッターを保管する場所の確保にも苦慮してい
る。さらに、複数種類の中子を同一ライン上で順次搬送
する場合、中子の種類が変わればそれに応じてコアセッ
ターをセットし直さなければならず、その間は中子の搬
送等を一時中断させるため、作業効率が低下している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鋳物中子納め装
置は、水平方向及び垂直方向へ移動自在なアームとこの
アームの先端部に取付けられて中子を把持するハンド部
とを備えたロボットと、前記ハンド部で把持した前記中
子を主型内に納める位置へ前記アームを移動させる駆動
手段と、前記主型内の所定位置に下降されてこの主型の
周面との距離を計測する前記ハンド部に取付けられた非
接触式の距離計測装置と、前記距離計測装置による計測
結果に基づいて前記ハンド部と前記主型との距離を演算
する第一演算手段と、前記ハンド部で把持した前記中子
を前記主型の周面に接触させずにこの主型内に納めるた
めに必要な前記アームの中子納め時補正量を前記第一演
算手段による演算結果に基づいて演算する第二演算手段
とを有する。
置は、水平方向及び垂直方向へ移動自在なアームとこの
アームの先端部に取付けられて中子を把持するハンド部
とを備えたロボットと、前記ハンド部で把持した前記中
子を主型内に納める位置へ前記アームを移動させる駆動
手段と、前記主型内の所定位置に下降されてこの主型の
周面との距離を計測する前記ハンド部に取付けられた非
接触式の距離計測装置と、前記距離計測装置による計測
結果に基づいて前記ハンド部と前記主型との距離を演算
する第一演算手段と、前記ハンド部で把持した前記中子
を前記主型の周面に接触させずにこの主型内に納めるた
めに必要な前記アームの中子納め時補正量を前記第一演
算手段による演算結果に基づいて演算する第二演算手段
とを有する。
【0006】
【作用】本発明の鋳物中子納め装置では、ハンド部で中
子を把持した後に駆動手段によりアームを移動させ、ハ
ンド部に取り付けた非接触式の距離計測装置を主型内の
所定位置に下降させ、この距離計測装置と主型の周面と
の距離を計測する。そして、その計測結果に基づいてハ
ンド部と主型との距離を第一演算手段により演算する。
さらに、ハンド部で把持した中子を主型の周面に接触さ
せずに主型内に納めるために必要なアームの中子納め時
補正量を第一演算手段による演算結果に基づいて第二演
算手段により演算する。そして、この第二演算手段の演
算結果に基づいて駆動手段を駆動させることにより、ハ
ンド部で把持した中子を主型の周面に接触させずに主型
内へ納める。
子を把持した後に駆動手段によりアームを移動させ、ハ
ンド部に取り付けた非接触式の距離計測装置を主型内の
所定位置に下降させ、この距離計測装置と主型の周面と
の距離を計測する。そして、その計測結果に基づいてハ
ンド部と主型との距離を第一演算手段により演算する。
さらに、ハンド部で把持した中子を主型の周面に接触さ
せずに主型内に納めるために必要なアームの中子納め時
補正量を第一演算手段による演算結果に基づいて第二演
算手段により演算する。そして、この第二演算手段の演
算結果に基づいて駆動手段を駆動させることにより、ハ
ンド部で把持した中子を主型の周面に接触させずに主型
内へ納める。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図2は中子1を主型2内へ納めるロボット3の一部
を示すもので、このロボット3は、水平方向及び垂直方
向へ移動自在なアーム4と、このアーム4の先端部に取
り付けられて前記中子1を把持するハンド部5とを有し
ている。また、このロボット3には、前記アーム4を水
平方向と垂直方向とへ移動させる駆動手段である複数の
可逆式モータ(図示せず)が設けられている。さらに、
このロボット3にはロボットコントローラ(図示せず)
が接続され、ロボットコントローラにはFAコンピュー
タ6が接続されている。なお、前記中子1は中子供給ラ
イン(図示せず)上をロボット3の近傍位置まで搬送さ
れ、前記主型2は主型供給ライン(図示せず)上をロボ
ット3の近傍位置まで搬送される。
る。図2は中子1を主型2内へ納めるロボット3の一部
を示すもので、このロボット3は、水平方向及び垂直方
向へ移動自在なアーム4と、このアーム4の先端部に取
り付けられて前記中子1を把持するハンド部5とを有し
ている。また、このロボット3には、前記アーム4を水
平方向と垂直方向とへ移動させる駆動手段である複数の
可逆式モータ(図示せず)が設けられている。さらに、
このロボット3にはロボットコントローラ(図示せず)
が接続され、ロボットコントローラにはFAコンピュー
タ6が接続されている。なお、前記中子1は中子供給ラ
イン(図示せず)上をロボット3の近傍位置まで搬送さ
れ、前記主型2は主型供給ライン(図示せず)上をロボ
ット3の近傍位置まで搬送される。
【0008】つぎに、前記ハンド部5には略下方向きに
延出するロッド7が連結されており、ロッド7の先端部
には、非接触式の距離計測装置であるレーザーセンサ8
が取付けられている。なお、このレーザーセンサ8は、
レーザーセンサ8を主型2内に下降させた状態でレーザ
ーセンサ8と主型2の内周面との距離を非接触状態で測
定するもので、前記FAコンピュータ6に接続されてい
る。
延出するロッド7が連結されており、ロッド7の先端部
には、非接触式の距離計測装置であるレーザーセンサ8
が取付けられている。なお、このレーザーセンサ8は、
レーザーセンサ8を主型2内に下降させた状態でレーザ
ーセンサ8と主型2の内周面との距離を非接触状態で測
定するもので、前記FAコンピュータ6に接続されてい
る。
【0009】ここで、前記FAコンピュータ6には、前
記レーザーセンサ8による測定結果に基づいて前記ハン
ド部5と前記主型2との距離を演算する第一演算手段
と、前記ハンド部5で把持した前記中子1を前記主型2
の周面に接触させずにこの主型2内に納めるために必要
な前記アーム4の中子納め時補正量を前記第一演算手段
による演算結果に基づいて演算する第二演算手段とが設
けられている。なお、これらの第一・第二演算手段は、
FAコンピュータ6内のROMに記憶されたプログラム
に従ってFAコンピュータ6内のCPUにより実行され
る処理である。
記レーザーセンサ8による測定結果に基づいて前記ハン
ド部5と前記主型2との距離を演算する第一演算手段
と、前記ハンド部5で把持した前記中子1を前記主型2
の周面に接触させずにこの主型2内に納めるために必要
な前記アーム4の中子納め時補正量を前記第一演算手段
による演算結果に基づいて演算する第二演算手段とが設
けられている。なお、これらの第一・第二演算手段は、
FAコンピュータ6内のROMに記憶されたプログラム
に従ってFAコンピュータ6内のCPUにより実行され
る処理である。
【0010】このような構成において、中子供給ライン
上を搬送された中子1をロボット3によって主型2内へ
納める動作を図1のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、ハンド部5で中子1を把持し、レーザーセン
サ8が主型2の略上方に位置するようにアーム4を水平
方向に移動させた後、アーム4を下降させる(ステップ
1)。そして、レーザーセンサ8が図2に示すように主
型2内の所定位置に下降した時点でアーム4の下降を停
止させる(ステップ2)。
上を搬送された中子1をロボット3によって主型2内へ
納める動作を図1のフローチャートに基づいて説明す
る。まず、ハンド部5で中子1を把持し、レーザーセン
サ8が主型2の略上方に位置するようにアーム4を水平
方向に移動させた後、アーム4を下降させる(ステップ
1)。そして、レーザーセンサ8が図2に示すように主
型2内の所定位置に下降した時点でアーム4の下降を停
止させる(ステップ2)。
【0011】つぎに、レーザーセンサ8により、このレ
ーザーセンサ8から主型2の対向する周面までの距離
(+X軸方向の距離)を計測する(ステップ3)。そし
て、この計測結果に基づいて、ハンド部5と主型2との
距離(+X軸距離)を第一演算手段により演算し、その
演算結果をFAコンピュータ6内のRAMに記憶する
(ステップ4)。
ーザーセンサ8から主型2の対向する周面までの距離
(+X軸方向の距離)を計測する(ステップ3)。そし
て、この計測結果に基づいて、ハンド部5と主型2との
距離(+X軸距離)を第一演算手段により演算し、その
演算結果をFAコンピュータ6内のRAMに記憶する
(ステップ4)。
【0012】ついで、アーム4の上昇と水平移動、及
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを180
゜変え(ステップ5)、このレーザーセンサ8から主型
2の対向する周面までの距離(−X軸方向の距離)を計
測する(ステップ6)。そして、この計測結果に基づい
て、ハンド部5と主型2との距離(−X軸距離)を第一
演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピュー
タ6内のRAMに記憶する(ステップ7)。
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを180
゜変え(ステップ5)、このレーザーセンサ8から主型
2の対向する周面までの距離(−X軸方向の距離)を計
測する(ステップ6)。そして、この計測結果に基づい
て、ハンド部5と主型2との距離(−X軸距離)を第一
演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピュー
タ6内のRAMに記憶する(ステップ7)。
【0013】ついで、アーム4の上昇と水平移動、及
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを90゜
変え(ステップ8)、このレーザーセンサ8から主型2
の対向する周面までの距離(+Y軸方向の距離)を計測
する(ステップ9)。そして、この計測結果に基づい
て、ハンド部5と主型2との距離(+Y軸距離)を第一
演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピュー
タ6内のRAMに記憶する(ステップ10)。
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを90゜
変え(ステップ8)、このレーザーセンサ8から主型2
の対向する周面までの距離(+Y軸方向の距離)を計測
する(ステップ9)。そして、この計測結果に基づい
て、ハンド部5と主型2との距離(+Y軸距離)を第一
演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピュー
タ6内のRAMに記憶する(ステップ10)。
【0014】ついで、アーム4の上昇と水平移動、及
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを180
゜変え(ステップ11)、このレーザーセンサ8から主
型2の対向する周面までの距離(−Y軸方向の距離)を
計測する(ステップ12)。そして、この計測結果に基
づいて、ハンド部5と主型2との距離(−Y軸距離)を
第一演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピ
ュータ6内のRAMに記憶する(ステップ13)。
び、アーム4の再下降を行わせることによりハンド部5
の姿勢を変えると共にレーザーセンサ8の向きを180
゜変え(ステップ11)、このレーザーセンサ8から主
型2の対向する周面までの距離(−Y軸方向の距離)を
計測する(ステップ12)。そして、この計測結果に基
づいて、ハンド部5と主型2との距離(−Y軸距離)を
第一演算手段により演算し、その演算結果をFAコンピ
ュータ6内のRAMに記憶する(ステップ13)。
【0015】つぎに、ハンド部5で把持している中子1
を主型2の周面に接触させずに主型2内に納めるために
必要なアーム4の中子納め時補正量を、RAMに記憶し
てある第一演算手段による4つの演算結果に基づいて第
二演算手段により演算する(ステップ14)。そして、
この第二演算手段による演算結果に基づいて可逆式モー
タを駆動させてアーム4を移動させることにより、中子
1を主型2の周面に接触させることなく主型2内に納め
ることができる(ステップ15)。
を主型2の周面に接触させずに主型2内に納めるために
必要なアーム4の中子納め時補正量を、RAMに記憶し
てある第一演算手段による4つの演算結果に基づいて第
二演算手段により演算する(ステップ14)。そして、
この第二演算手段による演算結果に基づいて可逆式モー
タを駆動させてアーム4を移動させることにより、中子
1を主型2の周面に接触させることなく主型2内に納め
ることができる(ステップ15)。
【0016】従って、中子1を主型2内に納める際に、
中子1が主型2の周面に接触して主型2を崩してしまう
ということを防止することができる。しかも、レーザー
センサ8による主型2の周面までの距離計測はその精度
が高く、検出誤差によって中子1が主型2の周面に接触
して主型2を崩すということが防止される。
中子1が主型2の周面に接触して主型2を崩してしまう
ということを防止することができる。しかも、レーザー
センサ8による主型2の周面までの距離計測はその精度
が高く、検出誤差によって中子1が主型2の周面に接触
して主型2を崩すということが防止される。
【0017】また、主型2に対しては主型2の位置検出
用のマーク等を付けるということが不要であり、従来使
用していた主型造型機をそのまま使用することができ
る。
用のマーク等を付けるということが不要であり、従来使
用していた主型造型機をそのまま使用することができ
る。
【0018】なお、本実施例では、レーザーセンサ8に
よる主型2の周面までの距離計測を4方向(±X軸方
向,±Y軸方向)に行う場合を例に挙げて説明したが、
例えば、ステップ5〜7とステップ11〜13とを省略
し、+X軸方向と+Y軸方向とのように直交する2方向
のみにしてもよい。
よる主型2の周面までの距離計測を4方向(±X軸方
向,±Y軸方向)に行う場合を例に挙げて説明したが、
例えば、ステップ5〜7とステップ11〜13とを省略
し、+X軸方向と+Y軸方向とのように直交する2方向
のみにしてもよい。
【0019】また、レーザーセンサ8の向きを変更する
場合には、本実施例では、レーザーセンサ8をアーム4
と共に一旦上昇させてアーム4を移動させた後、再度ア
ーム4を下降させる場合を例に挙げて説明したが、ロッ
ド7に伸縮機構を設けることによりアーム4の昇降動作
を省略してもよい。さらに、ロッド7に対するレーザー
センサ8の連結部分に回転機構を設け、アーム4を移動
させずにレーザーセンサ8を回転させるようにしてもよ
い。
場合には、本実施例では、レーザーセンサ8をアーム4
と共に一旦上昇させてアーム4を移動させた後、再度ア
ーム4を下降させる場合を例に挙げて説明したが、ロッ
ド7に伸縮機構を設けることによりアーム4の昇降動作
を省略してもよい。さらに、ロッド7に対するレーザー
センサ8の連結部分に回転機構を設け、アーム4を移動
させずにレーザーセンサ8を回転させるようにしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、中子を主型内に納める
中子納め作業をコアセッターを用いずに中子を把持する
ハンド部を有するロボットを用いて行うため、中子の種
類が増えた場合でも一つのロボットによって各中子につ
いて中子納めを行うことができ、従って、多数のコアセ
ッターを準備する場合に比べて設備費を削減することが
でき、また、中子が変わった際に中子納め作業を中断し
てコアセッターを交換する必要がないために作業能率の
向上を図ることができ、さらに、非接触式の距離計測装
置によるこの距離計測装置と主型の内面との距離計測を
高精度に行うことができるため、中子を主型の周面に接
触させることなく精度良く主型内に納めることができ、
しかも、主型に対して位置検出用のマーク等を付ける必
要がないために従来の主型造型機をそのまま使用できる
ために設備費の高騰を防止することができる。
中子納め作業をコアセッターを用いずに中子を把持する
ハンド部を有するロボットを用いて行うため、中子の種
類が増えた場合でも一つのロボットによって各中子につ
いて中子納めを行うことができ、従って、多数のコアセ
ッターを準備する場合に比べて設備費を削減することが
でき、また、中子が変わった際に中子納め作業を中断し
てコアセッターを交換する必要がないために作業能率の
向上を図ることができ、さらに、非接触式の距離計測装
置によるこの距離計測装置と主型の内面との距離計測を
高精度に行うことができるため、中子を主型の周面に接
触させることなく精度良く主型内に納めることができ、
しかも、主型に対して位置検出用のマーク等を付ける必
要がないために従来の主型造型機をそのまま使用できる
ために設備費の高騰を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例における中子納め動作を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図2】レーザーセンサにより主型の周面までの距離を
計測する状態を示す正面図である。
計測する状態を示す正面図である。
1 中子 2 主型 3 ロボット 4 アーム 5 ハンド部 8 距離計測装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 裕之 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内 (72)発明者 水野 剛 長野県松本市石芝1丁目1番1号 石川島 芝浦機械株式会社松本工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 水平方向及び垂直方向へ移動自在なアー
ムとこのアームの先端部に取付けられて中子を把持する
ハンド部とを備えたロボットと、前記ハンド部で把持し
た前記中子を主型内に納める位置へ前記アームを移動さ
せる駆動手段と、前記主型内の所定位置に下降されてこ
の主型の周面との距離を計測する前記ハンド部に取付け
られた非接触式の距離計測装置と、前記距離計測装置に
よる計測結果に基づいて前記ハンド部と前記主型との距
離を演算する第一演算手段と、前記ハンド部で把持した
前記中子を前記主型の周面に接触させずにこの主型内に
納めるために必要な前記アームの中子納め時補正量を前
記第一演算手段による演算結果に基づいて演算する第二
演算手段とを有することを特徴とする鋳物中子納め装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12696595A JPH08318346A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 鋳物中子納め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12696595A JPH08318346A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 鋳物中子納め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08318346A true JPH08318346A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14948284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12696595A Withdrawn JPH08318346A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 鋳物中子納め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08318346A (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP12696595A patent/JPH08318346A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |