JPH08317649A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH08317649A
JPH08317649A JP7118425A JP11842595A JPH08317649A JP H08317649 A JPH08317649 A JP H08317649A JP 7118425 A JP7118425 A JP 7118425A JP 11842595 A JP11842595 A JP 11842595A JP H08317649 A JPH08317649 A JP H08317649A
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output voltage
output
voltage
switching
supply circuit
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Takashi Kashiwagi
隆 柏木
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の負荷電圧出力を有し、制御対象を切換
えることによっていずれか1つの所望する出力電圧を一
定に制御する電源回路において、切換えの過渡期におい
ても出力電圧の変動を防止することを目的とする。 【構成】 複数の負荷出力端子5、6の出力電圧のうち
の所望のいずれか1つを選択して出力電圧検出回路25
に入力させる切換え装置35を備え、切換え装置35は
複数の入力端(A、B)と出力端(C)との間にツェナ
ーダイオードとコンデンサを並列に接続すると共に、外
部より切換え信号入力端子15に入力される切換え信号
によって所望の負荷出力端子からの出力電圧を選択して
出力電圧検出回路25に入力し、この出力電圧検出回路
25の出力信号に基づいて出力電圧が一定になるよう制
御回路4はスイッチング素子3のオン/オフ動作を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、特にス
イッチングレギュレータを用いた、多出力電源回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の多出力スイッチングレギュ
レータの回路の一例である。図において、1は入力電圧
平滑コンデンサ、2はコンバータトランス、3はスイッ
チング素子、4は制御回路、5は電圧V1 を出力する負
荷出力端子、6は電圧V2 を出力する負荷出力端子、7
および8は整流ダイオード、9および10は出力電圧平
滑コンデンサ、20は出力電圧検出回路である。
【0003】次に動作について説明する。入力された電
圧Vi は、平滑コンデンサ1、コンバータトランス2を
介して、スイッチング素子3に印加される。スイッチン
グ素子3は、制御回路4からの制御信号により、オン
(閉)/オフ(開)動作を行う。スイッチング素子3が
オンの時、コンバータトランス2の1次側巻線2aの両
端に入力電圧が印加され、コンバータトランス2の1次
巻線2aには、入力端子からグランド方向に電流が流れ
コンバータトランス2にエネルギーが蓄積される。この
時、コンバータトランス2の二次側巻線2bおよび2c
には電圧が励起されるが、整流ダイオード7、8により
阻止されるため、電流は流れない。
【0004】スイッチング素子3がオフの時、コンバー
タトランス2の1次側、2次側巻線には逆起電圧が発生
し、整流ダイオード7あるいは8を通じて出力電圧平滑
コンデンサ9、10に電荷を蓄積する。これを繰り返す
ことにより出力電圧平滑コンデンサ9、10の電位は次
第に上昇する。この出力電圧平滑コンデンサ9、10に
蓄積された電荷は、負荷出力端子5あるいは6に接続さ
れた負荷へそれぞれ放電される。コンバータトランス2
からの供給されるエネルギーと負荷で消費されるエネル
ギーとが等しくなった時点で出力電圧平滑コンデンサ
9、10または負荷の電圧が平衡する。
【0005】従って、スイッチング素子3のオン/オフ
動作時間を制御することにより出力電圧が調整される。
すなわち、負荷出力端子の電圧が低くなった場合には、
スイッチング素子3のオン/オフのデューティー比を大
とすることにより負荷電圧は高くなり、負荷出力端子の
電圧が高くなった場合には、スイッチング素子のオン/
オフのデューティー比を小とすることにより負荷出力電
圧は低くなる。
【0006】例えば、図8に示すように出力電圧検出回
路20が負荷出力端子5に接続されている場合について
説明する。なお、電圧検出回路20の中には出力電圧を
一定に維持するための基準となるいわゆる基準電圧が設
定されており、負荷電圧出力端子5の電圧V1 と基準電
圧とを比較する。比較結果は制御回路4に入力され、そ
の入力により制御回路4はスイッチング素子3のオン/
オフのデューティー比を先に説明した様に変化させるこ
とにより、検出回路20が接続された負荷電圧出力端子
5の電圧V1 を一定に保つ。
【0007】一方、出力電圧検出回路20が接続されて
いない方の負荷電圧出力端子6の電圧V2 は、コンバー
タトランス2の二次巻線間の結合により、結果的に出力
電圧検出回路20が接続されている負荷電圧出力端子5
の出力電圧を制御することにより制御され、理想的に
は、一定に保たれるはずであるが、一般に、コンバータ
トランスの二次巻線間の結合は、完全ではないため、負
荷変動等により出力電圧V2 は変動する。また、逆に負
荷出力端子6の出力電圧V2 を制御するようにすれば、
負荷出力端子5の電圧V1 が変動することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の複数の負荷出力
を有したスイッチング電源回路は、上述のように構成さ
れているので、出力電圧検出回路が接続されている負荷
出力電圧は一定に保たれるが、それ以外の負荷出力は、
負荷変動等により電圧が変動するという課題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、複数の負荷出力電圧のうち所望の負荷出力端
子の出力電圧を一定に保つことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の電
源回路は、入力された電圧が印加される1次側巻線と複
数の2次側巻線とからなるコンバータトランスと、この
コンバータトランスの1次側巻線に流れる電流をオン/
オフするスイッチング手段と、このスイッチング手段の
オン/オフ動作によってコンバータトランスの複数の2
次側巻線にそれぞれ励起される電圧を整流し、それぞれ
の負荷にその出力電圧を印加する複数の出力電圧発生手
段と、この複数の出力電圧発生手段のうちの少なくとも
1つの出力電圧発生手段の出力電圧を検出して検出信号
を出力する出力電圧検出手段と、検出信号に基づいてス
イッチング手段のオン/オフ動作時間を制御して出力信
号の検出された出力電圧発生手段の出力電圧を制御する
制御手段とを備えたものである。
【0010】この発明の請求項2の電源回路は、複数の
出力電圧発生手段のそれぞれの出力電圧を検出して検出
信号を出力する複数の出力電圧検出手段と、この複数の
出力電圧検出手段のうちのいずれか1つの検出信号を選
択して制御手段に入力する検出信号切換え手段を備えた
ものである。
【0011】この発明の請求項3の電源回路は、複数の
出力電圧発生手段からの出力電圧がそれぞれ入力される
複数の入力端を有し、この複数の入力端のうちのいずれ
か1つの出力電圧を選択して出力端より出力電圧検出手
段へ出力する出力電圧切換え手段を備えたものである。
【0012】この発明の請求項4の電源回路は、出力電
圧切換え手段に入力される電圧が互いにほぼ同等の電圧
値となるように、出力電圧発生手段の出力電圧を分圧す
る手段を備えたものである。
【0013】この発明の請求項5の電源回路は、出力電
圧切換え手段の複数の入力端と出力端の間にそれぞれツ
ェナーダイオードを接続したものである。
【0014】この発明の請求項6の電源回路は、出力電
圧切換え手段の複数の入力端と出力端の間にそれぞれツ
ェナーダイオードとコンデンサを並列に接続したもので
ある。
【0015】この発明の請求項7の電源回路は、出力電
圧切換え手段を外部からの切換え信号に基づいて自動的
に切換え動作させるものである。
【0016】この発明の請求項8の電源回路は、出力電
圧切換え手段を所定タイミングの複数の外部切換え信号
によって切換え動作させるものである。
【0017】
【作用】この発明の請求項1乃至3においては、複数の
出力電圧発生手段のうちの所望の1つの出力電圧の値を
一定に制御する。
【0018】この発明の請求項4においては、出力電圧
検出手段へ入力される電圧の値は、出力電圧を分圧する
手段によっていずれもほぼ同等であるので、出力電圧切
換え手段が動作しても制御される出力電圧発生手段の出
力電圧が大幅に変動することはない。
【0019】この発明の請求項5においては、出力電圧
切換手段の切換え動作の過渡期においてもツェナーダイ
オードを介して出力電圧切換手段のいずれかの入力端と
出力端とが導通するので、切換え動作の過渡期における
出力電圧の大幅な変動を防止する。
【0020】この発明の請求項6においては、ツェナー
ダイオードにコンデンサが並列に接続されているので、
出力電圧切換手段の切換え動作の過渡期における出力電
圧の急激な変動を抑制する。
【0021】この発明の請求項7においては、外部から
入力される切換え信号によって自動的に所望の指定した
出力発生手段の出力電圧を一定に制御する。
【0022】この発明の請求項8においては、所定タイ
ミングの複数の外部切換え信号によって出力電圧切換え
手段が過渡的にオープンの状態にならないように切換え
動作させることにより、出力電圧の変動を防止する。
【0023】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図において、同一符号は従来のものと同一また
は相当のものを表す。図1はこの発明の一実施例を示す
もので、図において、1は入力電圧Vi を平滑する平滑
コンデンサ、2はコンバータトランス、2aはコンバー
タトランス2の1次側巻線、2bおよび2cはコンバー
タトランス2の2次側巻線、3はスイッチング素子、4
は制御回路、5は電圧V1 を出力する第1の負荷出力端
子、6は電圧V2 を出力する第2の負荷出力端子、7お
よび8は整流ダイオード、9および10は出力電圧平滑
コンデンサ、20および21は負荷出力端子5および6
の電圧値をそれぞれ検出する出力電圧検出回路、30は
出力電圧検出回路からの検出信号を切換えて制御回路4
に入力させる切換え装置である。
【0024】次に動作について説明する。例えば第1の
負荷出力端子5の出力電圧V1 を一定化したいときに
は、出力電圧V1 の変動を検出している出力電圧検出回
路20から出力されている検出信号を制御回路4に入力
するように切換え装置30をA側に切換え、出力電圧検
出回路20と制御回路4とを接続する。そして、この接
続によって第1の負荷出力端子5の電圧V1 が一定にな
るよう、スイッチング素子3のオン/オフのデューティ
ー比が制御回路によって制御される。また、第2の負荷
出力端子6の出力電圧V2 を一定化したいときには、出
力電圧V2 の変動を検出している出力電圧検出回路21
から出力されている検出信号を制御回路4に入力するよ
うに切換え装置30をB側に切換え動作させる。
【0025】そして、第2の負荷出力端子6の電圧V2
が一定になるよう、スイッチング素子3のオン/オフの
デューティー比が制御回路4によって制御される。この
ように、切換え装置30を動作させ、第1または第2の
出力電圧検出回路20または21の検出信号を切換えて
制御回路4に入力させることにより、任意の指定した負
荷出力電圧を一定化する事が出来る。なお、本実施例で
は、負荷出力端子が2個の場合について述べたが、3個
以上の場合も同様であることは言うまでもない。
【0026】実施例2.実施例1では、出力電圧検出回
路を複数の負荷出力端子のそれぞれに接続するよう構成
したが、図2に示すように複数の負荷出力端子(例えば
5および6)の出力電圧のうちのいずれか1つの出力電
圧を選択して出力する切換え装置31を設け、この切換
え装置31からの出力を出力電圧検出回路22に入力さ
せ、この出力電圧検出回路22の検出信号に基づいて制
御回路4を動作させる構成にすれば、実施例1のように
出力電圧検出回路を複数個設ける必要はない。
【0027】実施例3.図3は、この発明の他の実施例
を示すもので、図2に示した実施例2の構成において、
例えば第1の負荷出力端子5の出力電圧V1 が第2の負
荷出力端子6の出力電圧V2 より大きい場合に、抵抗1
1および12を用いて負荷出力端子5の出力電圧V1
負荷出力端子6の出力電圧V2 とほぼ等しくなるように
分割してから切換え装置33の端子Aに入力させてい
る。制御回路4は、ツェナー電圧等で設定される所定の
基準電圧と出力電圧検出回路23からの検出信号とを比
較して出力電圧が一定となるようにスイッチング素子3
のオン/オフのデューティー比を制御する。
【0028】従って、先に述べた実施例2の構成におい
て、負荷出力端子5および6の出力電圧V1 、V2
値、すなわち切換え装置31の切換え動作により出力電
圧検出回路22へ入力される電圧が大きく異なっている
と、いずれの電圧に対しても共用化された出力電圧検出
回路23の出力電圧を制御回路4の基準電圧値との差が
大きくなりすぎ、安定した正常なオン/オフ動作時間の
制御を行えない場合があり、負荷出力端子の出力電圧V
1 あるいはV2 が変動する。しかしながら、本実施例3
によれば、複数の負荷出力端子の各出力電圧は、抵抗分
割等によってほぼ同等の値となるように設定されてから
切換え装置32の入力端にそれぞれ入力されているの
で、出力電圧検出回路23に入力される電圧がほぼ同じ
状態に保たれ、安定した状態つまり、制御回路4の基準
電圧を出力電圧検出回路23の出力電圧の誤差電圧に対
するオン/オフ動作時間制御がリニアな状態に保たれ
る。したがって、例え、所望の負荷出力端子の一方の電
圧が高くても、出力電圧を一定に制御するように切換え
装置32を例えばA側に切換え動作させても、V2 より
も高い出力電圧V1 を一定に保ち、かつ従来のような出
力電圧の変動及び不安定さを防止することが出来る。
【0029】実施例4.図4は、この発明の他の実施例
を示すもので、33の切換え装置は、図3の切換え装置
32に外部からの切換え信号を入力する端子15を設
け、この切換え信号により切換え動作させるような機能
を追加したものである。本実施例によれば、外部から入
力される切換え信号により、自動的に任意の指定した負
荷出力端子の出力電圧をそれぞれ一定に保つことができ
る。
【0030】実施例5.図5は、この発明の他の実施例
を示すもので、図5に示された切換え装置34は、実施
例4で説明した図4の切換え装置33において、複数の
各入力端(例えば、A、B)と出力端の間にそれぞれツ
ェナーダイオード40、41が並列に接続されたもので
ある。実施例4の構成では、外部から入力される切り替
え信号により、自動的に任意の出力電圧を一定に保つこ
とができるが、切換え装置33を動作させた瞬間、出力
電圧検出回路23が、切換え装置33のいずれの入力端
にも接続されない状態が発生する場合がある。
【0031】この時、出力電圧検出回路23には、電圧
が印加されないため、出力電圧検出回路23は、出力電
圧が低下したと判断し、制御回路4は出力電圧を上昇さ
せるように動作するため、出力電圧が上昇してしまう場
合がある。しかし、本実施例によれば、出力電圧検出回
路24が、切換え装置34のいずれの入力端にも接続さ
れない状態が発生し、出力電圧が上昇しても、出力電圧
が定常時よりツェナーダイオード40あるいは41のツ
ェナー電圧以上に上昇すると、ツェナーダイオードが導
通し、出力電圧検出回路24は切換え装置34のいずれ
かの入力端と接続されるため、それ以上の出力電圧の上
昇を抑えることが出来る。
【0032】実施例6.図6は、この発明の他の実施例
を示すもので、図6に示された切換え装置35は、実施
例5で説明した切換え装置34においてツェナーダイオ
ード40および41にコンデンサ42および43がそれ
ぞれ並列に接続されたものである。実施例4の構成で
は、切換え装置34を動作させた時、出力電圧が定常時
よりツェナーダイオード40、41のツェナー電圧以上
上昇することを防ぐことが出来るが、切換え装置34を
動作させた瞬間に出力電圧が定常時より、ツェナーダイ
オードのツェナー電圧分だけ上昇する。本実施例によれ
ば、切換え装置35を動作させた瞬間に出力電圧検出回
路25が切換え装置35の入力端のいずれとも接続され
ない状態が発生しても、コンデンサ42、43を介して
出力電圧検出回路25には電圧が印加されるため急激な
出力電圧の上昇を抑えることが出来る。また、コンデン
サは切換え時に発生しやすいスパーク等を発生させる急
峻な変化の電圧に対してツェナーダイオードを保護する
役目も果たす。
【0033】実施例7.図7は、この発明の他の実施例
を示すものである。図7に示された切換え装置36は、
実施例4で説明した切換え装置33において、複数の入
力端と出力端との間のそれぞれの切換え動作を任意のタ
イミングで別々に行うことを可能とするために、外部か
ら複数の切換え信号が入力できるように複数の切換え信
号入力端子(例えば、15、16)を設けたものであ
る。
【0034】本実施例によれば、いまその出力電圧が制
御されている負荷出力端子から他の所望の負荷出力端子
の出力電圧を一定に制御するために切換え装置36の入
力端と出力端の接続を切換える時、それぞれの接続状態
を設定する切換え信号のタイミングを互いにいずれもが
接続されない状態が発生しないようにする。すなわち、
切換え装置36の切換え動作の過渡期において、出力電
圧検出回路26への入力電圧がなくならないようにする
ことができる。従って、切換え装置36を動作させて制
御対象を切換えるときの出力電圧の過渡的な変動を押さ
えることが出来る。
【0035】
【発明の効果】この本発明の請求項1乃至3によれば、
複数の出力電圧発生手段のうちの所望の1つの出力電圧
を一定に制御できるという効果がある。
【0036】この本発明の請求項4によれば、出力電圧
検出手段へ入力される電圧の値はいずれもほぼ同等であ
るので、出力電圧切換え手段が動作しても制御される出
力電圧発生手段の出力電圧が大幅に変動しないという効
果がある。
【0037】この本発明の請求項5によれば、出力電圧
切換え手段の切換え動作の過渡期においてもツェナーダ
イオードを介して出力電圧切換え手段のいずれかの入力
端と出力端とが導通するので、切換え動作の過渡期にお
ける出力電圧の大幅な変動を防止できるという効果があ
る。
【0038】この本発明の請求項6によれば、ツェナー
ダイオードに並列にコンデンサが接続されているので、
出力電圧切換え手段の切換え動作の過渡期出力電圧の急
激な変動を防止できるという効果がある。
【0039】この本発明の請求項7によれば、出力電圧
切換え手段に切換え信号の入力端子を設けたので、外部
からの切換え信号によって自動的に所望の指定した出力
発生手段の出力電圧を一定に制御できるという効果があ
る。
【0040】この本発明の請求項8によれば、所定タイ
ミングの複数の外部切換え信号によって、出力電圧切換
え手段の複数の入力端と出力端との間でオープンの状態
が発生しないように切換え動作するので、出力電圧検出
手段の入力電圧がなくなることはなく、出力電圧の変動
を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による電源回路を示す回
路図である。
【図2】 この発明の実施例2による電源回路を示す回
路図である。
【図3】 この発明の実施例3による電源回路を示す回
路図である。
【図4】 この発明の実施例4による電源回路を示す回
路図である。
【図5】 この発明の実施例5による電源回路を示す回
路図である。
【図6】 この発明の実施例6による電源回路を示す回
路図である。
【図7】 この発明の実施例7による電源回路を示す回
路図である。
【図8】 従来の電源回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力電圧平滑コンデンサ 2 コンバータトラ
ンス 3 スイッチング素子 4 制御回路 5 第1の負荷出力端子 6 第2の負荷出力
端子 7、8 整流ダイオード 9、10 出力電圧
平滑コンデンサ 20〜26 出力電圧検出回路 30〜36 切換え
装置 11、12 抵抗 40、41 ツェナ
ーダイオード 42、43 コンデンサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された電圧が印加される1次側巻線
    と複数の2次側巻線とからなるコンバータトランスと、 上記コンバータトランスの1次側巻線に流れる電流をオ
    ン/オフするスイッチング手段と、 上記スイッチング手段のオン/オフ動作によって上記コ
    ンバータトランスの複数の2次側巻線にそれぞれ励起さ
    れる電圧を整流し、それぞれの負荷にその出力電圧を印
    加する複数の出力電圧発生手段と、 上記複数の出力電圧発生手段のうちの少なくとも1つの
    出力電圧発生手段の出力電圧を検出して検出信号を出力
    する出力電圧検出手段と、 上記検出信号に基づいて、上記スイッチング手段のオン
    /オフ動作時間を制御して出力信号の検出された出力電
    圧発生手段の出力電圧を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】 複数の出力電圧発生手段のそれぞれの出
    力電圧を検出して検出信号を出力する複数の出力電圧検
    出手段と、 上記複数の出力電圧検出手段から出力される複数の検出
    信号のうちのいずれか1つの検出信号を選択して制御手
    段に入力する検出信号切換え手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 複数の出力電圧発生手段からの出力電圧
    がそれぞれ入力される複数の入力端を有し、上記複数の
    入力端のうちのいずれか1つの出力電圧を選択して出力
    端より出力電圧検出手段へ出力する出力電圧切換え手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 出力電圧切換え手段に入力される電圧が
    互いにほぼ同等の電圧値となるように、出力電圧発生手
    段の出力電圧を分圧する手段を備えたことを特徴とする
    請求項3記載の電源回路。
  5. 【請求項5】 出力電圧切換え手段は、複数の入力端と
    出力端との間にそれぞれツェナーダイオードを接続した
    ことを特徴とする請求項4記載の電源回路。
  6. 【請求項6】 出力電圧切換え手段は、各ツェナーダイ
    オードにコンデンサを並列に接続したことを特徴とする
    請求項5記載の電源回路。
  7. 【請求項7】 出力電圧切換え手段は、外部からの切換
    え信号に基づいて自動的に切換えて出力することを特徴
    とする請求項3〜6のいずれかに記載の電源回路。
  8. 【請求項8】 出力電圧切換え手段は、複数の出力電圧
    発生手段からの出力電圧を所定タイミングの複数の外部
    切換え信号によって切換え動作することを特徴とする請
    求項3〜6のいずれかに記載の電源回路。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990004632A (ko) * 1997-06-28 1999-01-15 이형도 전원공급장치의 과전압 제어회로
JP2013504928A (ja) * 2009-09-10 2013-02-07 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 電源コントローラの形成方法およびそのためのシステム

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