JPH08317507A - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JPH08317507A
JPH08317507A JP14574095A JP14574095A JPH08317507A JP H08317507 A JPH08317507 A JP H08317507A JP 14574095 A JP14574095 A JP 14574095A JP 14574095 A JP14574095 A JP 14574095A JP H08317507 A JPH08317507 A JP H08317507A
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negative pressure
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brake
motor
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/62Hybrid vehicles

Abstract

(57)【要約】 【目的】負圧発生装置を別途設けることなく、ブレーキ
負圧を得ることのできるハイブリッド車両を提供する。 【構成】エンジン2の吸気系に接続され、エンジン2の
吸気によって負圧pを得るブレーキ負圧装置16と、ブ
レーキセンサ14によってブレーキ操作を検出すると、
エンジン2のスロットル開度θを調節して十分な負圧を
発生させるように制御を行う制御手段9とを有するハイ
ブリッド車両であり、さらに、スロットル開度θの変化
によって生ずるエンジントルクの変動は、モータトルク
を制御することによって補正する制御も行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッド車両に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンとモータとを併用した駆
動装置を有するハイブリッド型車両が提供されている。
この種のハイブリッド型車両は各種提供されており、エ
ンジンによって発電機を駆動して電気エネルギーを発生
させ、該電気エネルギーによってモータを回転させ、そ
の回転を駆動輪に伝達するシリーズ(直列)式のハイブ
リッド型車両や、エンジン及びモータによって駆動輪を
直接回転させるパラレル(並列)式のハイブリッド型車
両等に分類される。
【0003】シリーズ式ハイブリッド車両では、エンジ
ンは高効率域で定点的に運転されている。また、パラレ
ル式ハイブリッド車両では、特開平5−229351号
に記載されているように、走行負荷が大きい場合には、
エンジントルクをモータトルクで補助し、走行負荷が小
さい場合には、エンジントルクの一部をモータが回生発
電するための駆動トルクとして用い、エンジンは常に高
効率域で運転されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、従来ガソリンエ
ンジンなどのように、スロットルを用いるエンジンで
は、スロットルを閉じる方向へ操作すると、スロットル
の下流側に負圧が発生するため、この負圧を加えてブレ
ーキペダルの踏み込み力を増すブレーキ負圧装置が設け
られている。
【0005】しかし、上記ハイブリッド車両では、エン
ジンは常時最高効率領域で駆動されているため、スロッ
トルは常時全開に近い状態となっており、負圧はほとん
ど発生しない。このため、ハイブリッド車両では、スロ
ットルの操作によって生ずる負圧を利用せず、ブレーキ
負圧装置に負圧を発生させるための真空ポンプを付ける
ことにより、負圧を発生させる構成が採用されており、
装置の大型化やコスト高を招いていた。
【0006】この発明は、真空ポンプを用いることな
く、ブレーキ負圧を得ることのできるハイブリッド車両
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。
【0008】(1) 指令信号によりスロットル開度が
調整される燃焼エンジンと、駆動輪を駆動させる駆動力
を出力する駆動出力軸と、前記駆動出力軸に連結された
駆動モータとを有し、前記燃焼エンジンが出力するエン
ジントルクと、前記駆動モータの出力するモータトルク
とが前記駆動出力軸に伝達されるハイブリッド車両であ
って、前記燃焼エンジンの駆動に基づきブレーキ負圧を
得るブレーキ負圧装置と、ブレーキ負圧を検出する負圧
検出装置と、スロットル開度を調整する前記指令信号を
出力する制御手段とを有し、前記制御手段は、負圧検出
手段によって検出された検出値に応じてスロットル開度
を調整し、ブレーキ負圧を予め定められた範囲内に維持
するとともに、前記駆動モータのモータトルクを制御
し、前記スロットル開度の調整によって生じたエンジン
トルクの変動量を、前記モータトルクの制御により補正
することを特徴とするハイブリッド車両。
【0009】(2) さらに、ブレーキ操作を検出する
ブレーキセンサを有し、前記制御手段は、ブレーキセン
サによるブレーキ操作の検出に基づきスロットル開度を
調整する上記(1)に記載のハイブリッド車両。
【0010】(3) 前記制御手段は、負圧検出手段に
よって検出された検出値が、閾値を越えた時に、スロッ
トル開度を減少させるものである上記(1)に記載のハ
イブリッド車両。
【0011】(4) 前記制御手段は、予め定められた
関数に基づき、負圧検出手段によって検出された検出値
に応じて、スロットル開度を連続的に調整する上記
(1)に記載のハイブリッド車両。
【0012】
【作用】燃焼エンジンの出力は、スロットル開度を調整
することにより制御される。ブレーキ負圧装置は、燃焼
エンジンの駆動に基づきブレーキ負圧を得ることがで
き、スロットル開度を調節することによってブレーキ負
圧値が制御される。
【0013】ブレーキ操作を行うと、ブレーキを作用さ
せる方向へブレーキ負圧が加わり、ブレーキ操作力が増
強される。ブレーキ操作が行われたことをブレーキセン
サが検出すると、制御手段はブレーキ操作を十分補強で
きる程度にブレーキ負圧が発生しているかどうかを判断
し、負圧検出装置によって検出された負圧の検出値に応
じて、十分なブレーキ負圧がブレーキ負圧装置に発生す
るようにスロットル開度を調整する。
【0014】駆動出力軸に、燃焼エンジンの駆動によっ
て発生するエンジントルクと、駆動モータの駆動によっ
て発生するモータトルクとが駆動出力軸に伝達されるパ
ラレル式ハイブリッド車両では、スロットル開度を調整
した結果、エンジントルクが変化して駆動力が変動する
ことを防止するため、エンジントルクの変動量を駆動モ
ータのモータトルクを制御することによって補正する。
シリーズ式ハイブリッド車両では、燃焼エンジンの出力
が直接駆動出力軸に伝達されないので、駆動モータによ
る補正は行われない。
【0015】負圧検出装置による検出値に応じてスロッ
トル開度を調整する方法としては、検出されるブレーキ
負圧値が所定の閾値を越えた時点で、スロットル開度を
所定の値まで減少させる方法や、検出されたブレーキ負
圧値に対するスロットル開度の値を予め設定しておき、
ブレーキ負圧値の変化に対して逐次スロットル開度を制
御する方法などを採ることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について、添付図面に
基づき詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施例を
示すもので、ハイブリッド車両1の制御系を示すブロッ
ク図である。ハイブリッド車両は、内燃機関または外燃
機関で構成されるエンジン2と、エンジン2の発生する
エンジントルクによって発電するとともに、駆動電力を
受けてモータトルクを発生する駆動モータとしての発電
機/モータ3と、発電機/モータ3にモータ駆動電力を
供給するバッテリ4と、エンジンの出力軸5と、駆動ト
ルクを駆動輪17まで伝達する駆動出力軸6と、発電機
/モータ3の出力軸7とエンジン2の出力軸5との間に
介設されたクラッチ8と、エンジン2の吸気系から負圧
を得るブレーキ負圧装置16を備え、さらに上記エンジ
ン2や発電機/モータ3の駆動を制御する制御手段9を
有している。
【0017】エンジン2は、ガソリンエンジンであり、
スロットル開度を調整することによりエンジントルクが
調整される。また、ブレーキ負圧装置16に蓄えられた
負圧が、エンジン2へ吸収されないように、エンジン2
とブレーキ負圧装置16との間には、逆止弁18が介設
されている。
【0018】発電機/モータ3は、バッテリ4からの駆
動電力の供給によって、モータトルクを発生させ、また
出力軸7から駆動力を吸収することによって回生電流を
生じさせる。モータトルクは、例えば、駆動電流の大き
さを変えることにより制御される。
【0019】クラッチ8は、発電機/モータ3の出力軸
7とエンジン2の出力軸5とを、選択的に接続する。エ
ンジントルクが出力され、発電機/モータ3がモータト
ルクを出力している場合には、クラッチ8を連結するこ
とによって、駆動出力軸6には、エンジントルクとモー
タトルクとを合計したトルクが出力される。また、クラ
ッチ8が連結されている状態において、発電機/モータ
3が発電機として作用すると、エンジントルクの一部が
出力軸7に入力されて、発電機/モータ3は回生電流を
発生させる。また、クラッチ8が解放された状態では、
モータトルクのみが駆動出力軸6へ伝達される。
【0020】上記逆止弁18は、ブレーキ負圧がエンジ
ンの吸気系の負圧より大きい時に閉じられ、ブレーキ負
圧がエンジンの吸気系の負圧より小さい時に開き、エン
ジン2からの負圧をブレーキ負圧装置16へ供給する。
【0021】次に、制御系の説明をする。制御手段9
は、車両制御装置10と、エンジン制御装置11と、モ
ータ制御装置12とを備えている。各制御装置10、1
1、12は、例えばCPU(中央処理装置)、各種プロ
グラムやデータが格納されたROM(リード・オン・メ
モリ)、ワーキングエリアとして使用されるRAM(ラ
ンダム・アクセス・メモリ)等を備えたマイクロコンピ
ュータによって構成することができる。
【0022】車両制御装置10は、最終的に駆動出力軸
6に伝達される駆動出力を制御し、アクセルセンサ13
からアクセル開度αが入力され、ブレーキセンサ14か
らブレーキ踏み込み量βが入力され、負圧検出手段であ
る負圧センサ15からブレーキ負圧pが入力される。車
両制御装置10は、アクセルセンサ13から入力される
アクセル開度αに基づいて、最終的に駆動出力軸6に伝
達される駆動トルクT0 を決定し、駆動トルクT0 とエ
ンジントルクTE0 に基づき、発電機/モータ3の目標
駆動トルクTM* を算出する。駆動トルクTM* はモー
タ制御装置12に供給され、最終的に駆動トルクT0
駆動出力軸6に伝達されるように制御される。さらに、
車両制御装置10は、エンジン制御装置11へスロット
ル開度指令信号を出力し、エンジン2の出力を制御す
る。
【0023】エンジン制御装置11は、車両制御装置1
0から入力されるスロットル開度信号を受けると、信号
に応じたスロットル開度θの調整を行い、エンジン出力
を制御する。エンジン2は、エンジン制御装置11によ
って、通常最高効率域において駆動させられている。
【0024】モータ制御装置12は、供給されたトルク
TM* が発電機/モータ3から出力されるように発電機
/モータ3の電流(トルク)IMを制御する。また、モ
ータ制御装置12は、車両制御装置10から入力される
回生電流指令値を受けると、発電機/モータ3からバッ
テリ4に対して回生電力を供給するように制御する。
【0025】一方、車両制御装置10は、ブレーキセン
サ14からブレーキ踏み込み量βが入力されると、ブレ
ーキ負圧装置の負圧pが十分に得られるように、スロッ
トル開度θを決定し、スロットル開度θの変更によって
変動したエンジントルクの変動分を補正するように、モ
ータトルクTM* を決定する。
【0026】例えば、負圧センサ15から入力されるブ
レーキ負圧装置の負圧pが所定の閾値に達すると、十分
なブレーキ負圧装置の負圧pを得るために、スロットル
開度θを決定し、また、スロットル開度θの変更によっ
て変動したエンジントルクの変動分を補正するように、
モータトルクTM* を決定する。このような決定に基づ
いて、車両制御装置10は、決定されたスロットル開度
θを指示するスロットル開度信号をエンジン制御装置1
1へ供給し、上記決定されたモータトルクTM* をモー
タ制御装置12へ供給する。
【0027】即ち、ブレーキが踏み込まれて、ブレーキ
負圧装置の負圧pが不足した場合には、エンジン2のス
ロットルを閉じる方向へ調整して、十分な負圧pを発生
させ、スロットルを閉じることで減少したエンジントル
クの減少分を補うため、モータトルクを増加させる。そ
して、ブレーキが解除された場合には、エンジン2を通
常の高効率域にするべく、スロットル開度をほぼ全開状
態へ変更し、スロットルを全開としたことにより生じた
エンジントルクの上昇分を、モータトルクを減少させる
ことで補正する。
【0028】なお、通常走行時において、エンジントル
クのみで必要な駆動出力以上の出力が得られる場合に
は、余分なエンジントルクで発電機/モータ3を駆動し
て回生電力を生じさせるように、回生電流指令値を出力
する。このように、ブレーキを作用させる度に、スロッ
トル開度θが調節されてエンジン2のエンジントルクが
変動しても、最終的に駆動出力軸6に伝達されるトルク
は変動しないように制御されている。
【0029】以下、上記駆動系の車両制御装置10の制
御動作について、詳細に説明する。図2は、ブレーキ動
作を行った時のタイムチャート、および図3は、ブレー
キ動作時のサブルーチンを示すフローチャートである。
走行中にブレーキが踏み込まれると、ブレーキ負圧pが
低下する(図2中(A)位置)。車両制御装置10で
は、ブレーキペダルが踏み込まれたか否かを判断し(ス
テップS11)、ブレーキペダルを踏み込んだ時には、
ブレーキ負圧pを検出し、ブレーキ負圧pが閾値b以下
であるか否かを判断する(ステップS12)。
【0030】ブレーキ負圧pが閾値bを下回ると、スロ
ットル開度θを通常走行状態でのスロットル開度θ0
らθ1 へ下げる(ステップS13)(図2中(B)位
置)。これにより、スロットルは閉じる方向に変化し、
ブレーキ負圧pが所定の値に維持される。
【0031】スロットル開度θが小さくなった結果、エ
ンジン2の出力は低下し、エンジントルクTE0 は、T
1 へ減少する。エンジントルクTE0 の変動(減少)
によって、最終的に駆動出力軸6に伝達される駆動トル
クT0 が変動(減少)しないように、モータトルクTM
0 を補正(増加)する。即ち、駆動トルクT0 からエン
ジントルクTE1 を差し引いた値を、補正したモータト
ルクTM1 として決定する(ステップS14)(図2中
(C)位置)。モータトルクTM1 を決定するには、エ
ンジントルクTE0 の変化量ΔTEをモータトルクTM
0 に加える方法(TM1 =TM0 +ΔTE)を採っても
よい。
【0032】ブレーキの踏み込みが解除されてブレーキ
踏み込み量βが零となった場合には、ブレーキ負圧pが
上昇する(図2中(D)位置)。車両制御装置10は、
ブレーキ負圧pが閾値aを上回ったか否かを判断し(ス
テップS15)、上回っていない場合には、スロットル
開度θ1 で維持させ、上回った場合には、通常走行状態
へ復帰させる。即ち、スロットル開度θをθ1 から通常
走行状態でのスロットル開度θ0 へ上げる(ステップS
16)(図2中(E)位置)。
【0033】また、スロットル開度θの上昇によって、
エンジントルクが増加して通常走行時のエンジントルク
TE0 となる。エンジントルクTEの増加によって、ア
クセル開度に応じて決定されなければならない駆動トル
クT0 が変動(増加)しないように、エンジントルクT
Eの変動分(増加分)を補正(減少)したモータトルク
TM3 (=TM0 )を決定する(ステップS17)(図
2中(F)位置)。
【0034】上述のように、ブレーキ負圧値pは、ヒス
テリシスを有し、減少した時と、増加したときで異なる
閾値a,b(a>b)が設定され、ハンチングが防止さ
れている。以上のような制御動作によって、ブレーキ操
作時のブレーキ負圧が確保され、かつブレーキ操作を行
っても駆動出力には変化は生じない。
【0035】次に、以上のような制御動作は、例えば次
に説明するようなハイブリッド車両の駆動系に対して作
用する。以下、図4に基づいて説明する。図4には、F
F(フロントエンジン・フロントドライブ)式の車両の
駆動系の一例が示されている。従来、FF式の車両に
は、回転軸が横方向になるようにエンジンを搭載した横
置FF車両と、回転軸が縦方向になるようにエンジンを
搭載した縦置FF車両とがある。前記横置FF車両に
は、エンジンの回転をカウンタドライブギヤとカウンタ
ドリブンギヤから成るカウンタギヤを介してディファレ
ンシャル装置に伝達するカウンタギヤ式のものと、エン
ジンの回転をチェーンを介してディファレンシャル装置
に伝達するチェーン式のものがあり、前記カウンタギヤ
式のものは、更にカウンタギヤを中間部に設けた中間部
配置型のものと、カウンタギヤを後部に設けた後部配置
型のものがある。
【0036】図4に示されている構成は、回転軸が横方
向になるようにエンジン2を搭載した横置FF車両であ
り、エンジン2の回転をカウンタギヤを介してディファ
レンシャル装置21に伝達するカウンタギヤ式であり、
かつ、カウンタギヤを中間部に設けた中間部配置型の車
両である。なお、本発明は、上述の他の型の車両に適用
することもできる。
【0037】エンジン2以外の駆動系は、駆動装置ケー
ス22内に収容されており、駆動装置ケース22内に
は、発電機/モータ3と、ディファレンシャル装置21
と、トルクコンバータ23と、前進時に常時係合するク
ラッチ8と、プラネタリギヤユニット24と、ブレーキ
B1と、ワンウェイクラッチF1とが設けられている。
【0038】発電機/モータ3は、駆動装置ケース22
に固定されたステータ3aと、伝動軸25に連結された
ロータ3bとを有している。ステータ3aにはコイル3
cが巻装されていて、該コイル3cに駆動電流を流すこ
とによってロータ3bを回転させることができる。そし
て、前記エンジン2および/または発電機/モータ3の
回転は、前記伝動軸25に固定されたカウンタドライブ
ギヤ26に伝達される。
【0039】ディファレンシャル装置21からは、ディ
ファレンシャル装置21によって減速され、差動させら
れた回転を左右の駆動輪に伝達するための駆動軸27が
突設されている。プラネタリギヤユニット24はシンプ
ルプラネタリ型のものであり、リングギヤ24aと、ピ
ニオンギヤ24bと、サンギヤ24cと、ピニオンギヤ
24bを支持するキャリヤ24dとを備えている。
【0040】エンジン2の出力軸5は、トルクコンバー
タ23の入力側に接続され、トルクコンバータ23の出
力軸28は、クラッチ8の入力側に接続されている。ク
ラッチ8の出力側は、プラネタリギヤユニット24の入
力軸29に接続され、入力軸29は、キャリヤ24dに
接続されている。サンギヤ24cの回転は、ブレーキB
1によって選択的に止められる。また、ワンウェイクラ
ッチF1は、サンギヤ24cとキャリヤ24dの間に設
けられている。リングギヤ24aには、伝動軸25の一
端が接続され、他端にはカウンタドライブギヤ26が固
定されている。
【0041】伝動軸25の近傍には、伝動軸25と平行
となる位置に駆動出力軸としてのカウンタドライブシャ
フト31が配設されていて、該カウンタドライブシャフ
ト31には、カウンタドリブンギヤ32と出力ギヤ33
が設けられる。該カウンタドリブンギヤ32は前記カウ
ンタドライブギヤ26と噛合しており、該カウンタドラ
イブギヤ26の回転は、出力ギヤ33に伝達される。
【0042】そして、該出力ギヤ33の回転は、該出力
ギヤ33と噛合する出力大歯車34に伝達される。前記
出力ギヤ33の歯数に対して前記出力大歯車34の歯数
は多く、前記出力ギヤ33及び出力大歯車34で最終減
速機を構成する。該最終減速機によって減速された前記
出力大歯車34の回転は、ディファレンシャル装置21
に伝達され、差動させられて左右の駆動軸27に伝達さ
れる。
【0043】上記構成の駆動系において、前記発電機/
モータ3に駆動電流を供給せず、エンジン2を作動させ
ると、エンジン2の回転は出力軸5を介してトルクコン
バータ23に伝達され、さらに出力軸28を介してクラ
ッチ8に伝達される。そして、該クラッチ8が係合され
ると出力軸28に伝達された回転は入力軸29を介して
プラネタリギヤユニット24のキャリヤ24dに伝達さ
れる。
【0044】前記プラネタリギヤユニット24において
は、ブレーキB1が解放されると、キャリヤ24dに入
力された回転によってワンウェイクラッチF1がロック
されて直結状態になる。したがって、入力軸29の回転
がそのまま伝動軸25に伝達される。また、ブレーキB
1が係合されると、サンギヤ24cが固定され、リング
ギヤ24aから増速された回転が出力され、伝動軸25
を介してカウンタドライブギヤ26に伝達される。
【0045】そして、前述したようにカウンタドライブ
ギヤ26に伝達された回転は、カウンタドリブンギヤ3
2を介してカウンタドライブシャフト31に伝達され、
出力ギヤ33及び出力大歯車34で構成される最終減速
機によって減速されてディファレンシャル装置21に伝
達される。この時、エンジン2のみによって車両を走行
させることができ、発電機/モータ3において回生電力
を発生させるようにすることができる。
【0046】次に、クラッチ8を解放し、発電機/モー
タ3を駆動すると、該発電機/モータ3においてモータ
トルクTMが発生する。該モータトルクTMは、伝動軸
25に出力され、同様にカウンタドライブギヤ26に伝
達される。この時、発電機/モータ3のみによって車両
を走行させることも可能である。また、前記エンジン2
を作動させ、クラッチ8を係合し、発電機/モータ3を
駆動すると、エンジン2及び発電機/モータ3によって
車両を走行させることができる。
【0047】上記構成において、上記制御手段9による
制御は、クラッチ8が係合している場合になされ、スロ
ットル開度θの変更によってエンジン2のエンジントル
クTMが変動すると、発電機/モータ3のモータトルク
TMを補正して、カウンタドライブシャフト31に伝達
される駆動トルクT0 は一定に維持される。
【0048】次に、第2実施例のハイブリッド車両の構
成について説明する。本実施例では、制御手段の制御動
作のみが異なり、他の構成は上記第1実施例と同様であ
るため、制御動作のみを説明し、他の説明は省略する。
図5は、本実施例で制御する際の、スロットル開度θ
と、エンジン2の吸気系の負圧p’との間に規定される
関係を示すマップである。図5においては、横軸に負圧
p’を、縦軸にスロットル開度θが採られている。本実
施例では、スロットル開度θは、図5に示されているよ
うに、負圧p’の値に応じて連続して調整される。
【0049】図6は、本実施例におけるブレーキ動作時
のサブルーチンを示すフローチャートである。車両制御
装置10は、走行中は、エンジン11の吸気系の負圧
p’を検出しており(ステップS21)、例えば、長時
間ブレーキが踏まれない場合や、エンジン2の排管から
の漏れ等から起こる負圧p’の変動(低下)が生じてい
るが否かを判断する(ステップ22)。そして、図5に
示されているマップに基づき、該負圧p’に応じたスロ
ットル開度θ1 を決定する(ステップS23)。
【0050】通常走行時のスロットル開度θ0 が変動し
た結果、エンジントルクTE0 も変動する。最終的に駆
動出力軸6に伝達される駆動トルクT0 が変動しないよ
うに、モータトルクTM0 が補正される。即ち、駆動ト
ルクT0 から変動したエンジントルクTE1 を差し引い
た値を、補正したモータトルクTM1 として決定する
(ステップS24)。
【0051】次に、上記第1および第2実施例と異なる
駆動系を有する実施例について説明する。図7は本発明
の第3の実施例におけるハイブリッド型車両の駆動系を
示す概念図である。図において、第1軸線上には、エン
ジン2と、エンジン2を駆動させることによって発生す
る回転を出力する出力軸41と、該出力軸41を介して
入力された回転に対して変速を行う差動歯車装置である
プラネタリギヤユニット42と、該プラネタリギヤユニ
ット42における変速後の回転が出力される出力軸43
と、該出力軸43に固定された第1カウンタドライブギ
ヤ44と、発電機/モータ45と、発電機/モータ45
とプラネタリギヤユニット42とを連結する伝達軸46
とが配置されている。出力軸43は、スリーブ形状を有
し、出力軸41を包囲して配設されている。また、第1
カウンタドライブギヤ44は、プラネタリギヤユニット
42よりエンジン2側に配設されている。
【0052】プラネタリギヤユニット42は、サンギヤ
Sと、サンギヤSと歯合するピニオンPと、該ピニオン
Pと歯合するリングギヤRと、ピニオンPを回転自在に
支持するキャリヤCRとを備えている。サンギヤSは、
伝達軸46を介して発電機/モータ45と連結され、リ
ングギヤRは、出力軸43を介して第1カウンタドライ
ブギヤ44と連結され、キャリヤCRは、出力軸41を
介してエンジン2と連結されている。
【0053】さらに、発電機/モータ45は伝達軸46
に固定され、回転自在に配設されたロータ47と、該ロ
ータ47の周囲に配設されたステータ48と、該ステー
タ48に巻装されたコイル49とを備えている。発電機
/モータ45は、伝達軸46を介して伝達される回転に
よって電力を発生させる。前記コイル49は図示しない
バッテリに接続され、該バッテリに電力を供給して充電
する。
【0054】第1軸線と平行な第2軸線上には、駆動モ
ータとしてのモータ50と、モータ50の回転が出力さ
れる出力軸51と、出力軸51に固定された第2カウン
タドライブギヤ52とが配置されている。
【0055】モータ50は、出力軸51に固定され、回
転自在に配設されたロータ53と、該ロータ53の周囲
に配設されたステータ54と、該ステータ54に巻装さ
れたコイル55とを備えている。モータ50は、コイル
55に供給される電流によってトルクを発生させる。そ
のために、コイル55は図示しないバッテリに接続さ
れ、該バッテリから電流が供給されるように構成されて
いる。
【0056】本発明のハイブリッド車両が減速状態にお
いて、モータ50は、図示しない駆動輪から回転を受け
て回生電力を発生させ、該回生電力をバッテリに供給し
て充電する。そして、前記エンジン2の回転と同じ方向
に図示しない駆動輪を回転させるために、第1軸線及び
第2軸線と平行な第3軸線上には、駆動出力軸としてカ
ウンタシャフト56が配設されている。該カウンタシャ
フト56にはカウンタドリブンギヤ57が固定されてい
る。また、該カウンタドリブンギヤ57と第1カウンタ
ドライブギヤ44とが、及びカウンタドリブンギヤ57
と第2カウンタドライブギヤ52とが噛合させられ、第
1カウンタドライブギヤ44の回転及び第2カウンタド
ライブギヤ52の回転が反転されてカウンタドリブンギ
ヤ57に伝達されるようになっている。さらに、カウン
タシャフト56にはカウンタドリブンギヤ57より歯数
が小さなデフピニオンギヤ58が固定される。
【0057】そして、第1軸線、第2軸線及び第3軸線
に平行な第4軸線上にデフリングギヤ59が配設され、
該デフリングギヤ59と前記デフピニオンギヤ58とが
噛合させられる。また、前記デフリングギヤ59にディ
ファレンシャル装置60が固定され、デフリングギヤ5
9に伝達された回転が前記ディファレンシャル装置60
によって差動させられ、駆動輪に伝達される。
【0058】このように、エンジン2によって発生させ
られた回転をカウンタドリブンギヤ57に伝達すること
ができるだけでなく、モータ50によって発生させられ
た回転をカウンタドリブンギヤ57に伝達することがで
きるので、エンジン2だけを駆動するエンジン駆動モー
ド、モータ50だけを駆動するモータ駆動モード、並び
にエンジン2及びモータ50を駆動するエンジン・モー
タ駆動モードでハイブリッド型車両を走行させることが
できる。また、発電機/モータ45によってエンジン2
を始動させることもできる。
【0059】このような駆動系において、図1に示され
ているような制御手段9で制御を行う場合には、スロッ
トル開度θの調整によって変動するエンジントルクTE
の補正は、モータ50のモータトルクを調整することに
より行われる。また、発電機/モータ45とエンジン2
のトルクは比例するので、発電機/モータのトルクから
エンジントルクを推定できる。
【0060】なお、上記ブレーキ制動時に、燃料カット
してエンジンを非駆動状態とし、発電機/モータ45を
回生駆動させることにより、回生電力を生じさせるよう
に制御することもできる。この際、エンジンを非駆動状
態としても、発電機/モータ45の回転数を制御するこ
とによって、エンジン2を回転させることができ、この
回転によってピストンを駆動させて、ブレーキ負圧を生
じさせることができる。特に、エンジン2の回転をブレ
ーキ負圧を生じさせるのに必要な最小限の回転数に抑え
れば、ブレーキ動作時の回生エネルギーを最大限回生電
力に変換することが可能となる。
【0061】次に、第4実施例のハイブリッド車両の駆
動系について説明する。図8は本実施例のシリーズ型ハ
イブリッド車両の駆動系を示す概念図である。この駆動
系は、エンジン2と、該エンジン2の駆動力によって発
電する発電機71と、駆動モータであるモータ72とを
備え、モータ72の出力軸73は、駆動出力軸としてデ
ィファレンシャル装置74に連結されている。そして、
モータ72の駆動力のみが、ディファレンシャル装置7
4を介して、駆動輪75に伝達される構成となってい
る。
【0062】発電機71で発電された電力は、コンバー
タ76を介してバッテリ77に充電される。また、バッ
テリ77に蓄えられている電力は、インバータ78を介
してモータ72の駆動電力として供給される。
【0063】この上記構成の実施例では、エンジントル
クは駆動輪に伝達されないため、スロットル開度θを変
動させることによる、駆動出力系のトルクの変動を考慮
する必要がない。このため、モータ3の制御は、アクセ
ル開度に応じた駆動トルクを得るための制御のみが行わ
れ、エンジントルクの変動を補正する制御は行われな
い。つまり、図3に示されているフローチャートにおい
ては、ステップS14、S17が省略され、図6に示さ
れているフローチャートにおいては、ステップS23、
S26が省略される。他の制御動作は、第1実施例や第
2実施例で説明した内容と同様であるため、説明を省略
する。このような制御によって、シリーズ式ハイブリッ
ド車両においても、ブレーキ制動時にブレーキ負圧を確
実に生じさせることができる。
【0064】以上説明した本発明のハイブリッド車両
は、上記構成に限定されるものではなく、他の構成、例
えばシリーズ・パラレル型ハイブリッド車両などにも適
用することも可能である。シリーズ・パラレル型ハイブ
リッド車両の構成としては、例えば、発電機とトランス
ミッションの間にあるクラッチを切り離すことによりシ
リーズ型ハイブリッド車両となり、クラッチを結合する
ことによりパラレル型ハイブリッド車両となるようなも
のが挙げられる。
【0065】また、第1実施例においては、ブレーキの
踏み込みによる負圧の変動の例を示したが、第2実施例
と同様に、第1実施例においても、長時間ブレーキが踏
まれない場合や、エンジンの排管の漏れ等から起こる負
圧の変動に基づいて、アクセル開度θを制御するように
してもよい。さらに、上記構成の他、ブレーキセンサ
は、アクセルペダルの踏み込み量が減少し、または零と
なった状態を検出する構成とし、アクセルペダルの踏み
込み量が零となったときに、ブレーキ負圧pの検出に値
に基づくスロットル開度θの制御を開始する構成とする
こともできる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した本発明のハイブリッド車両
によれば、例えばバキュームポンプなどのブレーキ負圧
発生装置を別途設けることなく、ブレーキ負圧を確保す
ることができ、エンジンの小型化、軽量化を図ることが
できる。特に、エンジントルクが駆動出力軸に伝達され
るパラレル型のハイブリッド車両の場合には、エンジン
のスロットル開度の変更によって生ずるエンジントルク
の変動を、モータトルクによって補正するため、走行フ
ィーリングが良好に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイブリッド車両の制御系の構成を示
すブロック図である。
【図2】制御手段の第1実施例の制御動作を示すタイム
チャートである。
【図3】制御手段の第1実施例の制御動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明のハイブリッド車両の第1実施例の駆動
系を示す概念図である。
【図5】第2実施例の制御動作において、ブレーキ負圧
とスロットル開度との関係を示すマップである。
【図6】第2実施例の制御動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】第3実施例の駆動系を示す概念図である。
【図8】第4実施例の駆動系を示す概念図である。
【符号の説明】
1 ハイブリッド車両 2 エンジン 3 発電機/モータ 3a ステータ 3b ロータ 3c コイル 4 バッテリー 5 出力軸 6 駆動出力軸 7 出力軸 8 クラッチ 9 制御手段 10 車両制御装置 11 エンジン制御装置 12 モータ制御装置 13 アクセルセンサ 14 ブレーキセンサ 15 負圧センサ 16 ブレーキ負圧装置 17 駆動輪 18 逆止弁 21 ディファレンシャル装置 22 駆動装置ケース 23 トルクコンバータ 24 プラネタリギヤユニット 24a リングギヤ 24b ピニオンギヤ 24c サンギヤ 24d キャリア 25 伝動軸 26 カウンタドライブギヤ 27 駆動軸 28 出力軸 29 入力軸 31 カウンタドライブシャフト 32 カウンタドリブンギヤ 33 出力ギヤ 34 出力大歯車 B1 ブレーキ F1 ワンウェイクラッチ 41 出力軸 42 プラネタリギヤユニット 43 出力軸 44 第1カウンタドライブギヤ 45 発電機(G) 46 伝達軸 47 ロータ 48 ステータ 49 コイル 50 モータ 51 出力軸 52 第2カウンタドライブギヤ 53 ロータ 54 ステータ 55 コイル 56 カウンタシャフト 57 カウンタドリブンギヤ 58 デフピニオンギヤ 59 デフリングギヤ 60 ディファレンシャル装置 71 発電機 72 モータ 73 出力軸 74 ディファレンシャル装置 75 駆動輪 76 コンバータ 77 バッテリ 78 インバータ S サンギヤ P ピニオン R リングギヤ CR キャリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指令信号によりスロットル開度が調整さ
    れる燃焼エンジンと、駆動輪を駆動させる駆動力を出力
    する駆動出力軸と、前記駆動出力軸に連結された駆動モ
    ータとを有し、前記燃焼エンジンが出力するエンジント
    ルクと、前記駆動モータの出力するモータトルクとが前
    記駆動出力軸に伝達されるハイブリッド車両であって、 前記燃焼エンジンの駆動に基づきブレーキ負圧を得るブ
    レーキ負圧装置と、 ブレーキ負圧を検出する負圧検出装置と、 スロットル開度を調整する前記指令信号を出力する制御
    手段とを有し、 前記制御手段は、負圧検出手段によって検出された検出
    値に応じてスロットル開度を調整し、ブレーキ負圧を予
    め定められた範囲内に維持するとともに、前記駆動モー
    タのモータトルクを制御し、前記スロットル開度の調整
    によって生じたエンジントルクの変動量を、前記モータ
    トルクの制御により補正することを特徴とするハイブリ
    ッド車両。
  2. 【請求項2】 さらに、ブレーキ操作を検出するブレー
    キセンサを有し、前記制御手段は、ブレーキセンサによ
    るブレーキ操作の検出に基づきスロットル開度を調整す
    る請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、負圧検出手段によって
    検出された検出値が、閾値を越えた時に、スロットル開
    度を減少させるものである請求項1に記載のハイブリッ
    ド車両。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、予め定められた関数に
    基づき、負圧検出手段によって検出された検出値に応じ
    て、スロットル開度を連続的に調整する請求項1に記載
    のハイブリッド車両。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000032433A1 (fr) * 1998-12-01 2000-06-08 Hitachi, Ltd. Dispositif d'entrainement et vehicule
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