JPH08317360A - 動画像の多画面転送装置 - Google Patents

動画像の多画面転送装置

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JPH08317360A
JPH08317360A JP12214495A JP12214495A JPH08317360A JP H08317360 A JPH08317360 A JP H08317360A JP 12214495 A JP12214495 A JP 12214495A JP 12214495 A JP12214495 A JP 12214495A JP H08317360 A JPH08317360 A JP H08317360A
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JP
Japan
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moving image
data
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moving
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Withdrawn
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JP12214495A
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English (en)
Inventor
Yoshitake Kurokawa
能毅 黒川
Kiyokazu Nishioka
清和 西岡
Kazuhiko Tanaka
和彦 田中
Koichi Terada
光一 寺田
Yoshibumi Fujikawa
義文 藤川
Yasumasa Hattori
康政 服部
Mariko Hara
真理子 原
Masahito Ishii
雅人 石井
Toshio Tanaka
利男 田中
Ryuichi Agawa
隆一 阿川
Kazutatsu Gotou
一達 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】動画像を本体へ転送する装置において、ローカ
ルバススレーブエンジン202が画像送信開始信号21
0を発信し、データ転送タイミング作成部208が起動
し、各種タイミング信号211〜213を作成する。こ
れによって動画像処理装置113とDMAアドレス作成
部が動作し、動画像処理装置は所定のフォーマットで複
数の動画像データ217を出力し、DMAアドレス作成
部は所定のフォーマットにあわせて転送先を選択してD
MAアドレス216を作成する。これを使用してローカ
ルバスマスターエンジン210が動画像を転送する。 【効果】複数の異なる動画像の転送先へ動画像を転送す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タなどの情報処理装置に動画処理専用ハードウェアを付
加したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、動画像をデジタル化し情報圧
縮を行って、伝送または蓄積し、再生時に伸長処理を行
う事がなされてきた。主なアプリケーションでは、テレ
ビ電話、テレビ会議システムやデジタルビデオなどであ
ったが、近年ではパーソナルコンピュータ、ワークステ
ーションなどに組み込まれて、これらのコンピュータで
デジタル動画像が扱えるようになってきつつある。
【0003】これらのパーソナルコンピュータ、ワーク
ステーションなどでのデジタル動画像処理は、現在では
一部を除いてデジタル圧縮、伸長専用ハードウェアを組
み込んで、これによって処理されている。この専用ハー
ドウェアは、コンピュータが装備しているバスの拡張コ
ネクタなどに取り付けられ、本体とのデータの受渡しを
行っている。しかし、従来のパーソナルコンピュータの
持つ拡張用のバスであるISAバスでは最大で8Mバイト
/秒程度の能力しか持たないため、伸長したデジタル動
画像の送受信を行うためには不十分であった。このた
め、このISAバスはあくまでもコントロールや圧縮デー
タの送受信に使用し、伸長データ表示のために、専用の
データ送信路を別に接続する必要があった。この専用デ
ータ送信路は、アナログデータまたはデジタルデータを
扱い、データも、専用ハードウェアからコンピュータ本
体へ送る動画像伸長データである場合と、本体から専用
ハードウェアへ送るパーソナルコンピュータの画面(動
画像以外の表示部分)データである場合がある。送信さ
れたデータは送信先(本体である場合と、専用ハードウ
ェアである場合がある)で二つのデータを合成して、デ
ィスプレイに出力する。この合成のためには専用機構が
必要となり、これは現在、デジタル圧縮、伸長専用ハー
ドウェアに組み込まれているのが一般的である。
【0004】一例として、Leadtec社の「MM
Plus」というパーソナルコンピュータ用動画処理ボ
ードを挙げる。このボードは、画像のアナログ・デジタ
ル変換、画像圧縮/伸長が行える。画像のアナログ・デ
ジタル変換されたデータや伸長されたデータは、パーソ
ナルコンピュータの画面と合成して表示することが可能
となっている。
【0005】しかし、この方式は、ディスプレイの入力
が、パーソナルコンピュータ本体から切り替られる構造
になっていることと、専用ハードウェアを組み込んで、
専用のデータ送信路を接続できる必要がある。これは、
近年急速に普及したノート型のパーソナルコンピュータ
では、LCDパネルを使用した専用の表示となってい
て、ディスプレイ入力が切り替られなく、また、拡張ハ
ードウェアもカード型のものが使用されているために、
専用のデータ送信路を接続することが難しい。
【0006】一方では、パーソナルコンピュータの高速
化に伴い、ISAバスに代わり、高速なVLバス、PC
Iバスなどが発表され、デジタル動画像の送受信を行う
のに十分な能力が得られるようになった。このバスを使
用することによって、専用のデータ送信路を使用しない
でパーソナルコンピュータでデジタル動画像を利用する
事ができる。一例として、平成6年12月にIIT社か
ら発表された動画像処理チップVCPのチップセット
で、VCPをPCIバスへ接続するチップ「VPIC」
を挙げる。このチップでは、VCPが出力する伸長動画
データをPCIバスを介してパーソナルコンピュータや
ワークステーションなどの描画系へ直接動画像を転送す
る機能を実現している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなコンピュー
タ本体のバスを介して本体に動画像を転送する専用ハー
ドウェアは、1個の動画像を転送できるように構成され
ている。この構成は、デジタルビデオ再生等のアプリケ
ーションでは十分であるが、テレビ電話、テレビ会議な
どに於ては少なくとも、自画面、相手画面2個の動画像
が存在しているため、双方の動画像を表示したい場合
は、1フレーム転送の度に転送先を変更する処理を行わ
なくてはならず、ソフトウェア処理の負担がかかること
と、これに伴って転送が間に合わなくなり、フレーム転
送遅れや、フレーム落ち(1フレームの再生ができなく
なる)が発生する原因となる。
【0008】本発明では、2個の動画像を再生する場合
に発生するこれらの問題を解決する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下のよう
に構成することで解決する。すなわち、動画像を作成し
ている装置から、転送する2個の動画像を合成し1個の
動画像として転送する手段を用意する。また、本体に動
画像を転送する専用装置について、前記動画像作成装置
で合成した2個の動画像を分離するための画像の境界情
報を記憶する手段、逐次送られてくる画像データがどち
らの動画像のデータであるかをこの画像の境界情報によ
って判定する手段、そして、動画像の転送先を設定する
レジスタを2個用意し、前記判定によって転送先を選択
する手段を設ける。
【0010】
【作用】上記手段は以下のように作用し、課題を解決す
る。
【0011】動画像作成装置は2個の動画像を合成した
動画像データを転送し、動画像転送装置はこれを受取
る。このデータを画像の境界情報を使用して、どちらの
動画像のデータであるかを判定し、動画像の転送先を設
定するレジスタから転送先を選択してデータを送信す
る。これによって、2個の動画像を同時に転送する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて説明する。
【0013】第1の実施例を図1ないし図15を使用し
て説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施例の情報処理
装置全体構成図である。図中101はCPU(中央演算
処理装置)、102は主記憶・周辺調停装置、103は
主記憶装置、104は大容量記憶装置、105は通信装
置、106は通信回線網、107は描画装置、108は
画像記憶装置、109は画像出力装置のうちLCD、1
10はCRT、111はローカルバス、112は動画像
転送装置、113は動画像処理装置、114は音声入力
装置、115は動画像入力装置、116は音声出力装置
である。
【0015】111のローカルバスは、この情報処理装
置のCPU101を、大容量記憶装置104、通信装置
105、描画装置107など周辺装置に結び付けてい
る。ここに、動画処理機能を補助するための動画像処理
装置113および、ここで作成した動画像をローカルバ
ス111経由で画像出力装置109,110で出力する
ための動画像転送装置112を付加する。
【0016】113の動画像処理装置には動画像の出力
に使用される動画像転送装置112の他に音声出力装置
114、動画像入力装置115、音声入力装置116が
接続され、それぞれ、動画像及び音声の圧縮伸長処理で
の入出力として動作する。
【0017】また、通信装置105は、通信回線網10
6に接続する事によって、この情報処理装置をその他の
情報処理装置に接続することが可能となる。
【0018】動画像を出力する場合の動作を説明する。
動画像は、圧縮された動画像データを動画像処理装置1
13で伸長したものや、動画像入力装置115から入力
された動画像などがある。また、同時に2個以上の動画
像を処理する事も可能である。この動画像は一時的に動
画像処理装置113に蓄えられる。動画像転送装置11
2は、動画像処理装置113へ画像を要求する信号を送
信する。これを受けた動画像処理装置113は、現在、
画像出力装置109,110に出力するように設定され
ている動画像全てについての1フレーム分のデータを動
画像転送装置112に出力する。
【0019】動画像転送装置112は、転送されてきた
画像データがどの動画像のデータであるかを判定し、画
像記憶装置の転送先アドレスを計算する。動画像転送装
置112は、このアドレスを使用し、ローカルバス11
1を介して、画像記憶装置108の所定の場所へデータ
を送信する。
【0020】図2は、図1中の動画像転送装置112の
内部構成図である。図中、201はローカルバスマスタ
ーエンジン、202はローカルバススレーブエンジン、
204はデータ変換部、205はデータバッファ、20
6はマスクデータメモリ、207はDMAアドレス作成
部、208はデータ転送タイミング作成部、209は動
画像の圧縮データ、210は画像送信開始信号、211
は垂直タイミング信号、212は水平タイミング信号、
213は読み出しクロック、214は動画像データ、2
15はマスク情報、216はDMAアドレス、217は
データ、218はデータ転送終了信号である。
【0021】201,202はローカルバスとのインタ
ーフェースである。ローカルバスマスターエンジン20
1は、ローカルバスをコントロールする権利の要求が行
え、権利を受理すると、ローカルバスをコントロール
し、動画像を転送する。202はローカルバススレーブ
エンジンで、この動画像転送装置112や動画像処理装
置113へのCPU101や通信装置105からのコン
トロールデータや動画像の圧縮データ209を受け取
る。
【0022】動画像転送装置の動作を説明する。まず、
CPUから111のローカルバスを経由して画像出力要
求が送られてくる。これをローカルバススレーブエンジ
ンが受取り、データタイミング作成部208へ画像送信
開始信号210を発信し、これを受けて垂直タイミング
信号211、水平タイミング信号212、読み出しクロ
ック213を作成し、動画像処理装置113とDMAア
ドレス作成部207へ送信する。これらを受けて、動画
像処理装置113から動画像データ214が出力されて
くる。これをデータ変換部204で情報処理装置の画像
記憶装置108で使用可能な型へ変換し、データバッフ
ァ205へ送信する。マスクデータメモリ206には動
画像処理装置113から送信されてきたデータのうち、
ローカルバスへ送信するデータを示すマスク情報215
が入る。アドレス作成部207は、信号を受取りDMA
アドレス216を作成し、ローカルバスマスターエンジ
ン201へ転送する。ローカルバスマスターエンジン2
01は、マスクデータ215、データ217、アドレス
216を受取り、ローカルバスへ出力する。また、デー
タ転送タイミング作成部208からデータ転送終了信号
218を受取り、それ以降のデータ出力を禁止する。
【0023】図3で動画像処理装置と動画像転送装置間
の動画像データ214のフォーマットを示す。図中21
2は水平タイミング信号、211は垂直タイミング信
号、301は動画像データ領域、302は動画像データ
領域、303は非表示データ領域を表す。
【0024】このフォーマットの中で、水平表示開始位
置304、水平表示期間305、水平周期306、垂直
表示開始位置307、表示期間308、表示期間30
9、そしてこの2個の値を加えた垂直表示期間310の
パラメータが定義される。
【0025】図4でデータ転送タイミング作成部詳細図
を示す。図中401は読み出しクロック作成部、402
は水平方向カウンタ、403は水平周期レジスタ、40
4は比較器、405は垂直方向カウンタ、406は垂直
サイズレジスタ、407はORゲートである。
【0026】データ転送タイミング作成部の動作を示
す。まず、401の読み出しクロック作成部で常時読み
出しクロック213の作成を行う。これには、動作クロ
ックを分周して作成する。このクロックを402の水平
カウンタへ入力し、読み出しクロック毎に水平方向カウ
ンタをインクリメントして行く。このカウンタの値と、
水平周期レジスタ403を比較器404で比較し、水平
タイミング信号212を出力する。404の比較器は、
+側入力と、−側入力を持ち、+側の値が−側の値以上
の場合は出力がハイレベルになる。垂直タイミング信号
211及び水平タイミング信号212のOR407をと
って、水平カウンタクリア信号408として、水平カウ
ンタをクリアする。
【0027】垂直方向カウンタ405は、水平タイミン
グ信号212でインクリメントされる。また、出力は垂
直サイズレジスタ406と比較して、データ転送終了信
号218として出力する。
【0028】また、画像送信開始信号210をそのまま
垂直方向タイミング信号211として出力している。
【0029】図5は動画像処理装置内部画像送出部分の
詳細図である。図中、501は垂直カウンタ、502は
垂直表示開始位置レジスタ、503は水平カウンタ、5
04は水平表示開始位置レジスタ、505は水平表示終
了位置レジスタ、506はインデックスアドレスカウン
タ、507は動画像サイズレジスタ、508は動画像ベ
ースアドレスレジスタ、509は動画像ベースアドレス
レジスタ、510は動画像エンコーダ,デコーダ、51
1はデータメモリ、512は出力バッファ、513はA
NDゲート、514はセレクタ、515は加算器、51
6はデータイネーブル信号、517はデータイネーブル
信号、518はデータイネーブル信号、519はメモリ
データイネーブル信号、520は有効読み出しクロッ
ク、521はインデックスアドレス、522はベースア
ドレス、523はメモリ読み出しアドレス、524はメ
モリ読み出しデータを示す。
【0030】図5の動作を説明する。501の垂直カウ
ンタは水平タイミング信号212でインクリメントさ
れ、垂直タイミング信号211でクリアされる。この出
力は垂直表示開始位置レジスタ502と比較され、デー
タイネーブル信号516となる。503の水平カウンタ
は、読み出しクロック213でインクリメントされ、水
平表示開始位置レジスタ504及び水平表示終了位置レ
ジスタ505と比較され、それぞれデータイネーブル信
号517、データイネーブル信号518となる。この3
本のデータイネーブル信号はハイレベルとなっていると
きにデータをアクセスできる事を示している。これらの
データイネーブル信号をANDして、メモリデータイネ
ーブル信号519を作成する。インデックスアドレスカ
ウンタ506は、垂直タイミング信号211でクリアさ
れる。読み出しクロック213をメモリデータイネーブ
ル信号519とのANDを取り、有効読み出しクロック
520とする。このクロックをインデックスアドレスカ
ウンタ506へ入力し、この信号に合わせてカウンタを
インクリメントする。出力は、インデックスアドレス5
21として出力される。この出力と、動画像サイズレジ
スタ507を比較し、この結果によって、動画像ベース
アドレスレジスタ508と、動画像ベースアドレスレジ
スタ509のどちらかの値を選択する。セレクタ514
は、セレクト信号がローレベルになる場合はLO端子の
データを出力し、ハイレベルとなる場合はHI端子のデ
ータを出力する。具体的には、インデックスアドレスカ
ウンタ506の方が小さいときには、動画像ベースアド
レスレジスタ508を選択し、大きくなる場合は動画像
ベースアドレスレジスタ509が選択される。この出力
はベースアドレス522となって、インデックスアドレ
ス520と加算され、メモリ読み出しアドレス523と
なる。これをメモリデータイネーブル信号519がハイ
レベルのときにデータメモリ511に出力し、メモリ読
み出しデータ524として、出力バッファ512に送信
される。出力バッファ512には有効読み出しクロック
520が入力され、これに合わせて動画像転送装置11
2へデータを送信する。
【0031】図6はDMAアドレス作成部の詳細図であ
る。図中、601はDMA開始アドレスレジスタ、60
2はDMA開始アドレスレジスタ、603はDMA終了
インデックスレジスタ、604は減算器、605はDM
Aアドレスインデックスカウンタ、606はDMAアド
レスインデックスカウンタ、607は水平表示サイズレ
ジスタ、608は画素サイズレジスタ、609はインデ
ックスアドレス、610はベースアドレスである。
【0032】この部分では、ローカルバスマスタエンジ
ン201が画像記憶装置108へDMAを行うときに使
用するアドレスを作成する。ベース作成部とインデック
ス作成部の2ブロックに分かれる。ベース作成部は、ベ
ースアドレスと呼ばれる、各動画像の開始位置を示すア
ドレスを作成している。また、インデックス作成部は、
インデックスアドレスと呼ばれる、次転送位置のベース
アドレスからの距離を作成している。
【0033】インデックス作成部の動作を説明する。6
07の水平表示サイズレジスタには、画像記憶装置10
8の水平方向1行のメモリサイズを設定する。606の
DMAアドレスインデックスYカウンタは、水平タイミ
ング信号212で水平表示サイズレジスタ607に設定
してある水平方向1行のメモリサイズだけカウントアッ
プし、垂直タイミング信号211でクリアされる。この
カウンタの出力は、転送する動画像の最左1列のアドレ
スとなる。DMAアドレスインデックスカウンタ605
は、読み出しクロック213に同期して動作し、垂直タ
イミング信号211でクリアされ、水平タイミング信号
212でDMAアドレスインデックスYカウンタ606
の値が代入され、それ以外の場合はインクリメントされ
る。このように動作することによって、インデックス作
成部の出力は、読み出しクロック213に同期してイン
デックスアドレス609を作成する。
【0034】次にベース作成部の動作を説明する。ベー
ス作成部は、DMA開始アドレスレジスタ601、DM
A開始アドレスレジスタ602、DMA終了インデック
スレジスタ603の3個のレジスタを持つ。まず、DM
A終了インデックスレジスタ603と、インデックス作
成部からの出力インデックスアドレス609を比較し、
この結果から、DMA開始アドレスレジスタ601かD
MA開始アドレスレジスタ602を選択しベースアドレ
ス610として出力している。このうち、DMA開始ア
ドレスレジスタ602は、そのまま使用すると、Aの大
きさだけずれてしまうので、あらかじめDMA終了イン
デックスレジスタ603の値を減算604しておく。最
後に、インデックスアドレス609とベースアドレス6
10を加算してアドレス216として出力される。
【0035】図7から図13で第1の実施例の動作を説
明する。
【0036】図7は第1の実施例の状態遷移図である。
図中、701は電源停止状態、702は状態1、703
は状態2、704は状態3、705は初期設定、706
は処理1、707は処理2、708は処理3、709は
処理4である。これらの状態を遷移する条件と遷移する
際の処理を矢印及び遷移条件、そして処理内容を記述し
ている。
【0037】動作を説明する。まず、状態は電源停止状
態701となっていて、電源が投入されるのを待ってい
る。次に電源が投入されると、初期設定が行われ(70
5)、状態702へ移行する。
【0038】この初期設定で行う処理を図8の初期設定
フローチャートに示す。ここでの処理は、801で、D
MA開始アドレスレジスタ601、DMA開始アドレス
レジスタ602、水平表示サイズレジスタ607、水平
周期レジスタ403、垂直サイズレジスタ406、動画
像サイズレジスタ507、水平表示開始位置レジスタ5
05をクリアする。また802で、水平表示開始位置レ
ジスタ504、垂直表示開始位置レジスタ502、画素
サイズレジスタ608、動画像ベースアドレスレジスタ
508、動画像ベースアドレスレジスタ509に所定の
値をセットする。
【0039】702の状態では、動画像の表示は停止し
ており、動画像Aの表示要求が来たときに処理706を
実行する。図9に処理1の処理内容を示す。まず、DM
A開始アドレスレジスタ601に、開始アドレスを設定
する(901)。このアドレスは、表示する動画像の基
準となる画像記憶装置108のアドレスで、通常動画像
が転送される領域の中で、一番低いアドレスとなる。次
に動画像Aサイズレジスタにサイズを設定する(90
2)。ここに設定する動画像サイズは、表示する動画像
の画素データ数である。例として、横160画素、縦1
00画素の大きさの動画像では、160×100=16
000という値を設定する。次に水平表示サイズレジス
タ607に水平表示期間305を設定する(903)。
次に水平周期レジスタ403に水平周期306を設定す
る(904)。次に水平表示開始位置レジスタ504及
び水平終了位置レジスタ505を設定905,906
し、最後に垂直サイズレジスタ406にA表示期間30
8を設定する(907)。これらの処理の後、状態70
3に移行する。
【0040】状態703では、動画像Aを表示している
状態となっている。このとき動画像Bの表示要求を受け
ることによって、処理2を行った後、状態704へ移行
する(707)。図10を使用して、処理2を説明す
る。まず、DMA開始アドレスレジスタ602に開始ア
ドレスを設定する(1001)。この後、垂直サイズレ
ジスタ406に、A表示期間308とB表示期間309
の和である垂直表示期間310の値を設定する(100
2)。この処理の後、状態704へ移行する。
【0041】状態3では、動画像AとB両方が表示され
ている。この状態から、AまたはBの非表示要求が来た
場合に状態表示703へ移行する。非表示要求708が
あった場合処理3を実行し(708)、A非表示要求が
あった場合処理4を実行する(709)。708の処理
3はBをそのまま非表示にするための処理で、まず、D
MA開始アドレスレジスタ602をクリアする(110
1)。次に垂直サイズレジスタ406に表示期間308
を設定する(1102)。これによって状態2表示70
3へ戻る。709の処理4は、Bを表示にしてAを非表
示にするため、B用レジスタの値をA用レジスタに複写
して、Bとして表示してきた動画像をAとして表示し、
Aのみの表示状態である状態2へ移行する。まず、DM
A開始アドレスレジスタ601にDMA開始アドレスレ
ジスタ602の内容を複写し(1201)、DMA開始
アドレスレジスタ602をクリアする(1202)。次
に動画像ベースアドレスレジスタ508と動画像ベース
アドレスレジスタ509の内容を交換する(120
3)。次に垂直サイズレジスタ406にB表示期間を設
定する(1204)。これによって、状態2表示703
に移行した後、いままで動画像Bとして再生されてきた
動画像が動画像Aのレジスタセットによって、動画像B
の位置のままで処理される。
【0042】状態2表示703では、B表示要求による
状態3表示704への移行及び処理707以外に表示の
非表示要求によって、処理5実行の後、状態702へ移
行する(710)。図13に処理5のフローチャートを
示す。処理5では、DMA開始アドレスレジスタ601
をクリアし(1301)、次に垂直サイズレジスタ40
6をクリアする(1302)。これによって、表示停止
の状態1表示停止702となる。
【0043】図14及び図15を使用して、第1の実施
例の利用例を示す。本実施例である動画処理装置及び動
が転送装置を搭載した情報処理装置1401,1402
を使用して、利用者1403と利用者1404が、通信
回線網を使用して接続し、動画像通信を行った場合であ
る。接続を行う前は、お互いのデータを送受信しないた
め、自分自身の動画像データのみをもつ。よって、図1
5に示すように、情報処理装置1401の接続前の画面
1501では、自身の画像1502のみが表示されてい
る。これが、Bへ接続すると(1503)、自身の画像
1502の他に、画像1504が現れて、画像通信が可
能となる。図15では一方側での画像を例としたが、他
方側でも、同じ動作となる。
【0044】本発明の第2の実施例を図16以後の図面
で説明する。第2の実施例では、第1の実施例の機能に
加えて、表示する2個の動画像の水平方向サイズが違う
場合にも対応する。
【0045】図16は、第2の実施例の動画像処理装置
と動画像転送装置間の出力データフォーマットを示して
いる。第1の実施例の図3に対応する。図3と比較し
て、水平表示期間1601と水平表示期間1602のパ
ラメータが増え、また、非表示領域1603が増える。
この非表示領域1603は、動画像Aの水平サイズ(図
16では1601の水平表示期間)と動画像の水平サイ
ズ(図16では1602の水平表示期間)の差分ででき
る無効データとなる領域である。この図では水平表示期
間1601が水平表示期間1602より小さいため、動
画像データ領域301の水平方向での後ろに付加されて
いるが、水平表示期間1602が水平表示期間1601
より小さい場合には、動画像データ領域302の水平方
向での後ろに付加されることとなる。
【0046】図17は、第2の実施例の動画像処理装置
内部の画像送出部分で、第1の実施例での図5に対応す
る。図5との違いは、水平終了位置レジスタ1701と
水平終了位置レジスタ1702を新たに設け、現在の領
域が動画像領域301か動画像領域302どちらに含ま
れるかの判定を行い、その結果でどちらかを選択する。
この変更によって、データ転送の水平方向の終了位置
を、二つの動画像で独立に設定できるようになり、非表
示領域1603の転送を行わないようにできる。
【0047】図18から図21で動作説明を行う。これ
らは第1の実施例の図7から図13に対応する。
【0048】図18は第2の実施例の初期設定のフロー
チャート(705)である。状態は電源停止状態701
となっていて、電源が投入されるのを待っている。電源
が投入されると、初期設定が行われ(705)、状態1
へ移行する。まず、DMA開始アドレスレジスタ、DM
A開始アドレスレジスタ、水平表示終了位置レジスタ、
水平表示終了位置レジスタ、水平周期レジスタ、水平表
示サイズレジスタ、水平表示サイズレジスタ、垂直サイ
ズレジスタ、動画像サイズレジスタをクリアする(18
01)。次に、画素サイズレジスタ、水平表示開始位置
レジスタ、垂直表示開始位置レジスタ、動画像ベースア
ドレスレジスタ、動画像ベースアドレスレジスタに所定
の値を設定する(1802)。
【0049】図19は第2の実施例の処理1のフローチ
ャートである。第1の実施例の図9に対応する。702
の状態1では、動画像の表示は停止しており、動画像A
の表示要求が来たときに処理706を実行する。図9か
らの変更点は、A水平表示終了位置レジスタを設定する
(1901)。
【0050】図20は第2の実施例の処理2のフローチ
ャートである。第1の実施例の図10に対応する。70
3の状態2では、動画像Aを表示している状態となって
いる。このとき動画像Bの表示要求を受けることによっ
て、処理2を行った後、状態704へ移行する(70
7)。図10から変更した点は、B水平表示終了位置レ
ジスタを設定する(2001)部分である。
【0051】図21は第2の実施例の処理4のフローチ
ャートである。第1の実施例の図12に対応する。状態
3では、動画像AとB両方が表示されている。この状態
から、A非表示要求があった場合処理4を実行する(7
09)。図12と比較した変更点を以下に示す。まず、
A水平表示サイズレジスタへB水平表示サイズレジスタ
の内容を代入する(2101)。次にA水平表示終了位
置レジスタへB水平表示終了位置レジスタの内容を代入
する(2102)。
【0052】上記第1の実施例及び第2の実施例では、
2個の動画像を表示できる例であるが、3個以上の動画
像を表示できるように構成が可能である。この方法は、
上記実施例で動画像Aと動画像Bそれぞれに割り当てら
れている手段を必要な動画像の数だけ用意すれば良い。
具体的には、301と302の動画像データ領域、30
8と309の表示期間、1601と1602の水平表示
期間を複数定義し、動画像サイズレジスタ507、動画
像ベースアドレスレジスタ508,509、DMA開始
アドレスレジスタ601,602、DMA終了インデッ
クスレジスタ603、水平終了位置レジスタ1701,
1702を複数用意する事によって実現できる。
【0053】
【発明の効果】本発明は、上記実施例で示したように構
成するため、以下の効果を奏する。
【0054】第1の実施例では、情報処理装置での2個
の動画を同時に表示できる専用ハードウェアを提供す
る。さらに、第2の実施例では、大きさの違う2個の動
画を同時に表示できるようになる。
【0055】さらに、動画像を表示する手段を3個以上
定義することによって、3個以上の動画像を同時に表示
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の情報処理装置のブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施例の動画像転送装置のブロ
ック図。
【図3】動画像処理装置と動画像転送装置間の動画像デ
ータのフォーマット図。
【図4】データ転送タイミング作成部のブロック図。
【図5】動画像処理装置内部画像送出部分のブロック
図。
【図6】動画転送装置内部の画像送出部分のブロック
図。
【図7】第1の実施例の状態遷移図。
【図8】初期設定のフローチャート。
【図9】処理1のフローチャート。
【図10】処理2のフローチャート。
【図11】処理3のフローチャート。
【図12】処理4のフローチャート。
【図13】処理5のフローチャート。
【図14】第1の実施例の利用例(1)の説明図。
【図15】第1の実施例の利用例(2)の説明図。
【図16】第2の実施例の動画像処理装置と動画像転送
装置間の出力データフォーマット図。
【図17】第2の実施例の動画像処理装置内部の画像送
出部分のブロック図。
【図18】第2の実施例の初期設定のフローチャート。
【図19】第2の実施例の処理1のフローチャート。
【図20】第2の実施例の処理2のフローチャート。
【図21】第2の実施例の処理4のフローチャート。
【符号の説明】
111…ローカルバス、113…動画像処理装置、20
1…ローカルバスマスターエンジン、202…ローカル
バススレーブエンジン、204…データ変換部、205
…データバッファ、206…マスクデータメモリ、20
7…DMAアドレス作成部、208…データ転送タイミ
ング作成部、209…動画像の圧縮データ、210…画
像送信開始信号、211…垂直タイミング信号、212
…水平タイミング信号、213…読み出しクロック、2
14…動画像データ、215…マスク情報、216…D
MAアドレス、217…データ、218…データ転送終
了信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 清和 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 田中 和彦 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 寺田 光一 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 藤川 義文 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 服部 康政 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 原 真理子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 石井 雅人 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 田中 利男 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 阿川 隆一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 後藤 一達 東京都小平市上水本町五丁目22番1号株式 会社日立マイコンシステム内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置に付加される動画像を再生し
    情報処理装置本体に転送する装置において、前記動画像
    を転送する部分に、前記動画像の転送先を複数記憶する
    手段と、複数の転送先の中から1個の転送先を選択する
    手段を設け、1回の動画像転送命令で、複数の動画像の
    転送を複数の転送先全てに行うことを特徴とする動画像
    の多画面転送装置。
  2. 【請求項2】情報処理装置に付加される動画像を再生し
    情報処理装置本体に転送する装置において、動画像を再
    生する部分において、複数の動画像を合成して1個の動
    画像として情報処理装置本体に転送する部分に送る手段
    を設け、さらに動画像を転送する部分に、動画像の転送
    先を複数記憶する手段と、動画像を再生する部分から送
    られてきた1個に合成された動画像を複数の動画像のう
    ちのどれにあたるかを判定する手段と、複数の転送先の
    中から1個の転送先を選択する手段とを設け、1回の動
    画像転送命令で、複数の動画像の転送を複数の転送先全
    てに行うことを特徴とする動画像の多画面転送装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、動画像を転送する部分
    に、さらに複数の再生動画像の形状を記憶する手段を設
    け、1回の動画像転送命令で、複数の異なる形状の動画
    像の転送を複数の転送先全てに行う動画像の多画面転送
    装置。
JP12214495A 1995-05-22 1995-05-22 動画像の多画面転送装置 Withdrawn JPH08317360A (ja)

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