JPH08316805A - 周波数差検出回路 - Google Patents
周波数差検出回路Info
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- JPH08316805A JPH08316805A JP7117226A JP11722695A JPH08316805A JP H08316805 A JPH08316805 A JP H08316805A JP 7117226 A JP7117226 A JP 7117226A JP 11722695 A JP11722695 A JP 11722695A JP H08316805 A JPH08316805 A JP H08316805A
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- Japan
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- phase difference
- difference
- phase
- input clock
- clock
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R23/00—Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
- G01R23/02—Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数差の検出感度を高めるとともに周波数
差の検出時間を短縮すること。 【構成】 入力クロック100の揺らぎを吸収した高安
定な出力クロック102を第1PLL10で生成し、入
力クロック100の変動を即座に吸収した出力クロック
104を第2PLL12で生成し、入力クロック100
と出力クロック102との位相差を検出し、入力クロッ
ク100と出力クロック104の位相差を検出し、各位
相差の差分を位相差差分検出部18で検出し、この差分
に周波数差検出部20で統計的処理を施し、入力クロッ
ク100と基準周波数との周波数差を検出する。
差の検出時間を短縮すること。 【構成】 入力クロック100の揺らぎを吸収した高安
定な出力クロック102を第1PLL10で生成し、入
力クロック100の変動を即座に吸収した出力クロック
104を第2PLL12で生成し、入力クロック100
と出力クロック102との位相差を検出し、入力クロッ
ク100と出力クロック104の位相差を検出し、各位
相差の差分を位相差差分検出部18で検出し、この差分
に周波数差検出部20で統計的処理を施し、入力クロッ
ク100と基準周波数との周波数差を検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数差検出回路に係
わり、詳細には網同期装置に入力される高精度なクロッ
クの基準周波数からのずれを検出するに好適な周波数差
検出回路に関する。
わり、詳細には網同期装置に入力される高精度なクロッ
クの基準周波数からのずれを検出するに好適な周波数差
検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、周波数差検出回路として、図2に
示すものが知られている。この回路は、例えば、特開平
4─316213号公報に記載されているように、単一
のPLL(Phase Locked Loop)50
と、位相差検出部52と、周波数差検出部54を備えて
構成されている。PLL50は、入力したディファレン
スクロック200に応答して、ディファレンスクロック
200に基づいた出力クロック202を生成するととも
に、ディファレンスクロック200と出力クロック20
2との位相差を検出して位相差を零に抑制するための制
御を行い、ディファレンスクロック200と位相が同期
した出力クロック202を出力するようになっている。
すなわちPLL50は、ディファレンスクロック200
とある位相差で高安定に周波数位相の同期した出力クロ
ック202を生成するようになっている。位相差検出部
52は、ディファレンスクロック200と出力クロック
202との位相差を検出し、検出出力を周波数差検出部
54へ出力するようになっている。周波数差検出部54
は、位相差検出部52の検出による位相差を時系列デー
タとして取り込み、この時系列データを解析することに
よりディファレンスクロック200の公称周波数からの
ずれを検出するようになっている。
示すものが知られている。この回路は、例えば、特開平
4─316213号公報に記載されているように、単一
のPLL(Phase Locked Loop)50
と、位相差検出部52と、周波数差検出部54を備えて
構成されている。PLL50は、入力したディファレン
スクロック200に応答して、ディファレンスクロック
200に基づいた出力クロック202を生成するととも
に、ディファレンスクロック200と出力クロック20
2との位相差を検出して位相差を零に抑制するための制
御を行い、ディファレンスクロック200と位相が同期
した出力クロック202を出力するようになっている。
すなわちPLL50は、ディファレンスクロック200
とある位相差で高安定に周波数位相の同期した出力クロ
ック202を生成するようになっている。位相差検出部
52は、ディファレンスクロック200と出力クロック
202との位相差を検出し、検出出力を周波数差検出部
54へ出力するようになっている。周波数差検出部54
は、位相差検出部52の検出による位相差を時系列デー
タとして取り込み、この時系列データを解析することに
よりディファレンスクロック200の公称周波数からの
ずれを検出するようになっている。
【0003】図2に示す周波数差検出回路においては、
周波数位相同期時に、ディファレンスクロック200と
出力クロック202との位相差がPLL50の有する位
相誤差の範囲で揺らいだ場合でも、位相差検出部52の
検出出力に周波数差検出部54で統計的手法を用いた平
均化処理を施すとともに、PLL50の高安定性を利用
することにより、ディファレンスクロック200の変動
を長い時間かけて吸収できるようになっている。
周波数位相同期時に、ディファレンスクロック200と
出力クロック202との位相差がPLL50の有する位
相誤差の範囲で揺らいだ場合でも、位相差検出部52の
検出出力に周波数差検出部54で統計的手法を用いた平
均化処理を施すとともに、PLL50の高安定性を利用
することにより、ディファレンスクロック200の変動
を長い時間かけて吸収できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の周波数
差検出回路では、検出できる周波数差および検出時間
は、それぞれPLL50の有する定常位相誤差および追
従特性によって制限されるという問題点がある。
差検出回路では、検出できる周波数差および検出時間
は、それぞれPLL50の有する定常位相誤差および追
従特性によって制限されるという問題点がある。
【0005】そこで本発明の目的は、周波数差の検出感
度を高めるとともに周波数差の検出時間を短縮すること
ができる周波数差検出回路を提供することにある。
度を高めるとともに周波数差の検出時間を短縮すること
ができる周波数差検出回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)入力クロックに応答して入力クロックと出力
クロックとの位相差を検出してこの位相差を順次零に抑
制する制御を行う第1フェーズ・ロックド・ループ部
と、(ロ)入力クロックに応答して入力クロックと出力
クロックとの位相差を検出してこの位相差を第1フェー
ズ・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制する
制御を行う第2フェーズ・ロックド・ループ部と、
(ハ)入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ループ
部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検出
部と、(ニ)入力クロックと第2フェーズ・ロックド・
ループ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相
差検出部と、(ホ)第1位相差検出部の検出による位相
差と第2位相差検出部の検出による位相差との差分を検
出する位相差差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の
検出出力から入力クロックと基準周波数との周波数差を
検出する周波数差検出部とを周波数差検出回路に具備さ
せる。
は、(イ)入力クロックに応答して入力クロックと出力
クロックとの位相差を検出してこの位相差を順次零に抑
制する制御を行う第1フェーズ・ロックド・ループ部
と、(ロ)入力クロックに応答して入力クロックと出力
クロックとの位相差を検出してこの位相差を第1フェー
ズ・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制する
制御を行う第2フェーズ・ロックド・ループ部と、
(ハ)入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ループ
部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検出
部と、(ニ)入力クロックと第2フェーズ・ロックド・
ループ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相
差検出部と、(ホ)第1位相差検出部の検出による位相
差と第2位相差検出部の検出による位相差との差分を検
出する位相差差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の
検出出力から入力クロックと基準周波数との周波数差を
検出する周波数差検出部とを周波数差検出回路に具備さ
せる。
【0007】すなわち請求項1記載の発明では、第1フ
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力から入力クロック
と基準周波数差を検出することを特徴としている。
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力から入力クロック
と基準周波数差を検出することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明では、(イ)入力クロ
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を順次零に抑制する制御を行う第
1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力クロッ
クに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差を
検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ループ
部よりも早い速度で零に抑制する制御を行う第2フェー
ズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロックと第1
フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相
差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力クロック
と第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックと
の位相差を検出する第2位相差検出部と、(ホ)第1位
相差検出部の検出による位相差と第2位相差検出部の検
出による位相差との差分を検出する位相差差分検出部
と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時系列データ
に変換し、変換した時系列データを解析して入力クロッ
クと基準周波数との周波数差を検出する周波数差検出部
とを周波数差検出回路に具備させる。
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を順次零に抑制する制御を行う第
1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力クロッ
クに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差を
検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ループ
部よりも早い速度で零に抑制する制御を行う第2フェー
ズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロックと第1
フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相
差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力クロック
と第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックと
の位相差を検出する第2位相差検出部と、(ホ)第1位
相差検出部の検出による位相差と第2位相差検出部の検
出による位相差との差分を検出する位相差差分検出部
と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時系列データ
に変換し、変換した時系列データを解析して入力クロッ
クと基準周波数との周波数差を検出する周波数差検出部
とを周波数差検出回路に具備させる。
【0009】すなわち請求項2記載の発明では、第1フ
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力を時系列データに
変換し、変換した時系列データを解析して入力クロック
と基準周波数差を検出することを特徴としている。
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力を時系列データに
変換し、変換した時系列データを解析して入力クロック
と基準周波数差を検出することを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明では、(イ)入力クロ
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を順次零に抑制する制御を行う第
1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力クロッ
クに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差を
検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ループ
部よりも早い速度で零に抑制する制御を行う第2フェー
ズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロックと第1
フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相
差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力クロック
と第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックと
の位相差を検出する第2位相差検出部と、(ホ)第1位
相差検出部の検出による位相差と第2位相差検出部の検
出による位相差との差分を検出する位相差差分検出部
と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時系列データ
に変換し、変換した時系列データに統計的処理を施して
入力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波
数差検出部とを周波数差検出回路に具備させる。
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を順次零に抑制する制御を行う第
1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力クロッ
クに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差を
検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ループ
部よりも早い速度で零に抑制する制御を行う第2フェー
ズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロックと第1
フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相
差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力クロック
と第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロックと
の位相差を検出する第2位相差検出部と、(ホ)第1位
相差検出部の検出による位相差と第2位相差検出部の検
出による位相差との差分を検出する位相差差分検出部
と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時系列データ
に変換し、変換した時系列データに統計的処理を施して
入力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波
数差検出部とを周波数差検出回路に具備させる。
【0011】すなわち請求項3記載の発明では、第1フ
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力を時系列データに
変換し、変換した時系列データに統計的処理を施して入
力クロックと基準周波数差を検出することを特徴として
いる。
ェーズ・ロクッド・ループ部で入力クロックと出力クロ
ックとの位相差を順次零に抑制し、第2フェーズ・クド
・ループ部で入力クロックと出力クロックとの位相差を
第1フェーズ・ロクッド・ループ部よりも早い速度で零
に抑制し、入力クロックと第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部の出力クロックとの位相差を第1位相差検出部で
検出し、入力クロックと第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を第2位相差検出部で検
出し、各検出された位相差の差分を位相差差分検出部で
検出し、位相差差分検出部の検出出力を時系列データに
変換し、変換した時系列データに統計的処理を施して入
力クロックと基準周波数差を検出することを特徴として
いる。
【0012】請求項4記載の発明では、(イ)入力クロ
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を零に抑制するために、入力クロ
ックの揺らぎを吸収して高安定な出力クロックを生成す
る第1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力ク
ロックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相
差を検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制するために、入力クロ
ックの変動に即座に応答した出力クロックを生成する第
2フェーズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロッ
クと第1フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロック
との位相差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力
クロックと第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力ク
ロックとの位相差を検出する第2位相差検出部と、
(ホ)第1位相差検出部の検出による位相差と第2位相
差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相差
差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力から
入力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波
数差検出部とを周波数差検出回路に具備させる。
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を零に抑制するために、入力クロ
ックの揺らぎを吸収して高安定な出力クロックを生成す
る第1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力ク
ロックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相
差を検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制するために、入力クロ
ックの変動に即座に応答した出力クロックを生成する第
2フェーズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロッ
クと第1フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロック
との位相差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力
クロックと第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力ク
ロックとの位相差を検出する第2位相差検出部と、
(ホ)第1位相差検出部の検出による位相差と第2位相
差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相差
差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力から
入力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波
数差検出部とを周波数差検出回路に具備させる。
【0013】すなわち請求項4記載の発明では、入力ク
ロックの揺らぎを第1フェーズ・ロクッド・ループ部で
順次吸収し、入力クロックの短時間の変動を第2フェー
ズ・クド・ループ部で吸収し、入力クロックと第1フェ
ーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を
第1位相差検出部で検出し、入力クロックと第2フェー
ズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を第
2位相差検出部で検出し、各検出された位相差の差分を
位相差差分検出部で検出し、位相差差分検出部の検出出
力から入力クロックと基準周波数差を検出することを特
徴としている。
ロックの揺らぎを第1フェーズ・ロクッド・ループ部で
順次吸収し、入力クロックの短時間の変動を第2フェー
ズ・クド・ループ部で吸収し、入力クロックと第1フェ
ーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を
第1位相差検出部で検出し、入力クロックと第2フェー
ズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を第
2位相差検出部で検出し、各検出された位相差の差分を
位相差差分検出部で検出し、位相差差分検出部の検出出
力から入力クロックと基準周波数差を検出することを特
徴としている。
【0014】請求項5記載の発明では、(イ)入力クロ
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を零に抑制するために、入力クロ
ックの揺らぎを吸収して高安定な出力クロックを生成す
る第1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力ク
ロックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相
差を検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制するために、入力クロ
ックの変動に即座に応答した出力クロックを生成する第
2フェーズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロッ
クと第1フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロック
との位相差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力
クロックと第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力ク
ロックとの位相差を検出する第2位相差検出部と、
(ホ)第1位相差検出部の検出による位相差と第2位相
差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相差
差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時
系列データに変換し、変換した時系列データに統計的処
理を施して入力クロックと基準周波数との周波数差を検
出する周波数差検出部とを周波数差検出回路に具備させ
る。
ックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相差
を検出してこの位相差を零に抑制するために、入力クロ
ックの揺らぎを吸収して高安定な出力クロックを生成す
る第1フェーズ・ロックド・ループ部と、(ロ)入力ク
ロックに応答して入力クロックと出力クロックとの位相
差を検出してこの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制するために、入力クロ
ックの変動に即座に応答した出力クロックを生成する第
2フェーズ・ロックド・ループ部と、(ハ)入力クロッ
クと第1フェーズ・ロックド・ループ部の出力クロック
との位相差を検出する第1位相差検出部と、(ニ)入力
クロックと第2フェーズ・ロックド・ループ部の出力ク
ロックとの位相差を検出する第2位相差検出部と、
(ホ)第1位相差検出部の検出による位相差と第2位相
差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相差
差分検出部と、(ヘ)位相差差分検出部の検出出力を時
系列データに変換し、変換した時系列データに統計的処
理を施して入力クロックと基準周波数との周波数差を検
出する周波数差検出部とを周波数差検出回路に具備させ
る。
【0015】すなわち請求項5記載の発明では、入力ク
ロックの揺らぎを第1フェーズ・ロクッド・ループ部で
順次吸収し、入力クロックの短時間の変動を第2フェー
ズ・クド・ループ部で吸収し、入力クロックと第1フェ
ーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を
第1位相差検出部で検出し、入力クロックと第2フェー
ズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を第
2位相差検出部で検出し、各検出された位相差の差分を
位相差差分検出部で検出し、位相差差分検出部の検出出
力を時系列データに変換し、変換した時系列データに統
計的処理を施して入力クロックと基準周波数差を検出す
ることを特徴としている。
ロックの揺らぎを第1フェーズ・ロクッド・ループ部で
順次吸収し、入力クロックの短時間の変動を第2フェー
ズ・クド・ループ部で吸収し、入力クロックと第1フェ
ーズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を
第1位相差検出部で検出し、入力クロックと第2フェー
ズ・ロックド・ループ部の出力クロックとの位相差を第
2位相差検出部で検出し、各検出された位相差の差分を
位相差差分検出部で検出し、位相差差分検出部の検出出
力を時系列データに変換し、変換した時系列データに統
計的処理を施して入力クロックと基準周波数差を検出す
ることを特徴としている。
【0016】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の一実施例における周波数差
検出回路の全体構成を示したものである。
検出回路の全体構成を示したものである。
【0018】図1において、周波数検出回路は、第1フ
ェーズ・ロックド・ループ部(以下第1PLLと称す
る。)10、第2フェーズ・ロックド・ループ部(以
下、第2PLLと称する。)12、第1位相差検出部1
4、第2位相差検出部16、位相差差分検出部18、周
波数差検出部20を備えて構成されている。第1PLL
10は、網同期装置に入力される高精度なディファレン
スクロックとしての入力クロック100が入力端子22
に入力されたときに、入力クロック100に応答して、
入力クロック100に基づいた出力クロック102を生
成するとともに、入力クロック100と出力クロック1
02との位相差を検出し、この位相差を順次零に抑制す
るための制御を行い、入力クロック100の揺らぎを吸
収して高安定な出力クロック102を生成し、出力クロ
ック102を出力端子24と第1位相差検出部14へ出
力するようになっている。第1位相差検出部14は、入
力クロック100と出力クロック102の立ち上がりエ
ッジに応答して、入力クロック100と出力クロック1
02の位相差を検出し、検出した位相差を位相差差分検
出部18へ出力するようになっている。
ェーズ・ロックド・ループ部(以下第1PLLと称す
る。)10、第2フェーズ・ロックド・ループ部(以
下、第2PLLと称する。)12、第1位相差検出部1
4、第2位相差検出部16、位相差差分検出部18、周
波数差検出部20を備えて構成されている。第1PLL
10は、網同期装置に入力される高精度なディファレン
スクロックとしての入力クロック100が入力端子22
に入力されたときに、入力クロック100に応答して、
入力クロック100に基づいた出力クロック102を生
成するとともに、入力クロック100と出力クロック1
02との位相差を検出し、この位相差を順次零に抑制す
るための制御を行い、入力クロック100の揺らぎを吸
収して高安定な出力クロック102を生成し、出力クロ
ック102を出力端子24と第1位相差検出部14へ出
力するようになっている。第1位相差検出部14は、入
力クロック100と出力クロック102の立ち上がりエ
ッジに応答して、入力クロック100と出力クロック1
02の位相差を検出し、検出した位相差を位相差差分検
出部18へ出力するようになっている。
【0019】一方、第2PLL104は、入力クロック
100に応答して入力クロック100に基づいた出力ク
ロック104を生成するとともに、入力クロック100
と出力クロック104との位相差を検出し、この位相差
を第1PLL10よりも早い速度で零に抑制するための
制御を行い、入力クロック100の変動に即座に応答し
た出力クロック104を生成し、出力クロック104を
第2位相差検出部16へ出力するようになっている。第
2位相差検出部16は、入力クロック100と出力クロ
ック104の立ち上がりエッジに応答して、入力クロッ
ク100と出力クロック104の位相差を検出し、検出
出力を位相差差分検出部18へ出力するようになってい
る。位相差差分検出部18は、第1位相差検出部14の
検出による位相差と第2位相差検出部16の検出による
位相差との差分を検出するように構成されており、この
位相差差分検出部18としては、例えば、第1位相差検
出部14、第2位相差検出部16の出力をそれぞれポー
トデータとして取り込み、このポートデータを代数演算
処理するプロセッサで実現することができる。
100に応答して入力クロック100に基づいた出力ク
ロック104を生成するとともに、入力クロック100
と出力クロック104との位相差を検出し、この位相差
を第1PLL10よりも早い速度で零に抑制するための
制御を行い、入力クロック100の変動に即座に応答し
た出力クロック104を生成し、出力クロック104を
第2位相差検出部16へ出力するようになっている。第
2位相差検出部16は、入力クロック100と出力クロ
ック104の立ち上がりエッジに応答して、入力クロッ
ク100と出力クロック104の位相差を検出し、検出
出力を位相差差分検出部18へ出力するようになってい
る。位相差差分検出部18は、第1位相差検出部14の
検出による位相差と第2位相差検出部16の検出による
位相差との差分を検出するように構成されており、この
位相差差分検出部18としては、例えば、第1位相差検
出部14、第2位相差検出部16の出力をそれぞれポー
トデータとして取り込み、このポートデータを代数演算
処理するプロセッサで実現することができる。
【0020】周波数差検出部20は、位相差差分検出部
18の検出出力を時系列データに変換し、変換した時系
列データに統計的処理を施して、入力クロック100と
基準周波数(公称周波数)との周波数差を検出するよう
になっている。この周波数差検出部20としては、統計
的手法のプログラムを内蔵したプロセッサで実現するこ
とができ、この周波数差検出部20は、第1PLL10
と第2PLL12の揺らぎによる周波数差による不確定
性を統計的手法によって零にすることができる。
18の検出出力を時系列データに変換し、変換した時系
列データに統計的処理を施して、入力クロック100と
基準周波数(公称周波数)との周波数差を検出するよう
になっている。この周波数差検出部20としては、統計
的手法のプログラムを内蔵したプロセッサで実現するこ
とができ、この周波数差検出部20は、第1PLL10
と第2PLL12の揺らぎによる周波数差による不確定
性を統計的手法によって零にすることができる。
【0021】上記構成において、入力端子22に入力ク
ロック100が入力されると、第1PLL10から入力
クロック100の揺らぎを吸収した高安定な出力クロッ
ク102が生成される。一方第2PLL12により入力
クロック100の変動に敏感に応答した出力クロック1
04が生成される。そして第1位相差検出部14で入力
クロック100と出力クロック102との位相差が検出
され、第2位相差検出部16で入力クロック100と出
力クロック104との位相差が検出される。この後第1
PLL10の位相差と第2PLL12の位相差との差分
が位相差差分検出部18で検出されると、この位相差の
差分が周波数差検出部20で時系列データに変換され、
変換された時系列データに統計的処理が施され、周波数
差検出部20からは、入力クロック100と基準周波数
との周波数差を示す信号が出力される。
ロック100が入力されると、第1PLL10から入力
クロック100の揺らぎを吸収した高安定な出力クロッ
ク102が生成される。一方第2PLL12により入力
クロック100の変動に敏感に応答した出力クロック1
04が生成される。そして第1位相差検出部14で入力
クロック100と出力クロック102との位相差が検出
され、第2位相差検出部16で入力クロック100と出
力クロック104との位相差が検出される。この後第1
PLL10の位相差と第2PLL12の位相差との差分
が位相差差分検出部18で検出されると、この位相差の
差分が周波数差検出部20で時系列データに変換され、
変換された時系列データに統計的処理が施され、周波数
差検出部20からは、入力クロック100と基準周波数
との周波数差を示す信号が出力される。
【0022】この場合、第1PLL10を主とする系で
は入力クロック100の揺らぎを長い時間かけて吸収
し、第2PLL12を主とする系では入力クロック10
0の短時間の変動を即座に吸収し、周波数差検出感度を
高めるとともに周波数差の検出時間を短くすることがで
きる。
は入力クロック100の揺らぎを長い時間かけて吸収
し、第2PLL12を主とする系では入力クロック10
0の短時間の変動を即座に吸収し、周波数差検出感度を
高めるとともに周波数差の検出時間を短くすることがで
きる。
【0023】このように、本実施例によれば、入力クロ
ック100の揺らぎや変動を第1PLL10と第2PL
L12の特性の違いを利用して入力クロック100と基
準周波数との位相差を検出するようにしているため、周
波数差の検出感度を高めるとともに周波数差の検出時間
を短縮することができる。
ック100の揺らぎや変動を第1PLL10と第2PL
L12の特性の違いを利用して入力クロック100と基
準周波数との位相差を検出するようにしているため、周
波数差の検出感度を高めるとともに周波数差の検出時間
を短縮することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、入力クロックと出力クロックとの位相差を
順次零に抑制する第1フェーズ・ロックド・ループ部の
特性と、入力クロックと出力クロックとの位相差を第1
フェーズ・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑
制する第2フェーズ・ロックド・ループ部の特性とを利
用して入力クロックと基準周波数との周波数差を検出す
るようにしたため、周波数差の検出感度を高めることが
できるとともに、周波数差の検出時間を短縮することが
できる。
明によれば、入力クロックと出力クロックとの位相差を
順次零に抑制する第1フェーズ・ロックド・ループ部の
特性と、入力クロックと出力クロックとの位相差を第1
フェーズ・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑
制する第2フェーズ・ロックド・ループ部の特性とを利
用して入力クロックと基準周波数との周波数差を検出す
るようにしたため、周波数差の検出感度を高めることが
できるとともに、周波数差の検出時間を短縮することが
できる。
【0025】また請求項2記載の発明によれば、入力ク
ロックと出力クロックとの位相差を順次零に抑制する第
1フェーズ・ロックド・ループ部の特性と、入力クロッ
クと出力クロックとの位相差を第1フェーズ・ロックド
・ループ部よりも早い速度で零に抑制する第2フェーズ
・ロックド・ループ部の特性とを利用して入力クロック
と基準周波数との周波数差を検出するようにしたため、
周波数差の検出感度を高めることができるとともに、周
波数差の検出時間を短縮することができる。
ロックと出力クロックとの位相差を順次零に抑制する第
1フェーズ・ロックド・ループ部の特性と、入力クロッ
クと出力クロックとの位相差を第1フェーズ・ロックド
・ループ部よりも早い速度で零に抑制する第2フェーズ
・ロックド・ループ部の特性とを利用して入力クロック
と基準周波数との周波数差を検出するようにしたため、
周波数差の検出感度を高めることができるとともに、周
波数差の検出時間を短縮することができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、入力クロッ
クと出力クロックとの位相差を順次零に抑制する第1フ
ェーズ・ロックド・ループ部の特性と、入力クロックと
出力クロックとの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制する第2フェーズ・ロ
ックド・ループ部の特性とを利用して入力クロックと基
準周波数との周波数差を検出するようにしたため、周波
数差の検出感度を高めることができるとともに、周波数
差の検出時間を短縮することができる。
クと出力クロックとの位相差を順次零に抑制する第1フ
ェーズ・ロックド・ループ部の特性と、入力クロックと
出力クロックとの位相差を第1フェーズ・ロックド・ル
ープ部よりも早い速度で零に抑制する第2フェーズ・ロ
ックド・ループ部の特性とを利用して入力クロックと基
準周波数との周波数差を検出するようにしたため、周波
数差の検出感度を高めることができるとともに、周波数
差の検出時間を短縮することができる。
【0027】請求項4記載の発明によれば、入力クロッ
クの揺らぎを順次吸収する第1フェーズ・ロクッド・ル
ープ部の特性と、入力クロックの短時間の変動を吸収す
る第2フェーズ・クド・ループ部の特性とを利用して入
力クロックと基準周波数との周波数差を検出するように
したため、周波数差の検出感度を高めることができると
ともに、周波数差の検出時間を短縮することができる。
クの揺らぎを順次吸収する第1フェーズ・ロクッド・ル
ープ部の特性と、入力クロックの短時間の変動を吸収す
る第2フェーズ・クド・ループ部の特性とを利用して入
力クロックと基準周波数との周波数差を検出するように
したため、周波数差の検出感度を高めることができると
ともに、周波数差の検出時間を短縮することができる。
【0028】請求項5記載の発明では、入力クロックの
揺らぎを順次吸収する第1フェーズ・ロクッド・ループ
部の特性と、入力クロックの短時間の変動を吸収する第
2フェーズ・クド・ループ部の特性とを利用して入力ク
ロックと基準周波数との周波数差を検出するようにした
ため、周波数差の検出感度を高めることができるととも
に、周波数差の検出時間を短縮することができる。
揺らぎを順次吸収する第1フェーズ・ロクッド・ループ
部の特性と、入力クロックの短時間の変動を吸収する第
2フェーズ・クド・ループ部の特性とを利用して入力ク
ロックと基準周波数との周波数差を検出するようにした
ため、周波数差の検出感度を高めることができるととも
に、周波数差の検出時間を短縮することができる。
【図1】本発明の一実施例における周波数差検出回路の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図2】従来例の全体構成図である。
10 第1フェーズ・ロックド・ループ部(第1PL
L) 12 第2フェーズ・ロックド・ループ部(第2PL
L) 14 第1位相差検出部 16 第2位相差検出部 18 位相差差分検出部 20 周波数差検出部
L) 12 第2フェーズ・ロックド・ループ部(第2PL
L) 14 第1位相差検出部 16 第2位相差検出部 18 位相差差分検出部 20 周波数差検出部
Claims (5)
- 【請求項1】 入力クロックに応答して入力クロックと
出力クロックとの位相差を検出してこの位相差を順次零
に抑制する制御を行う第1フェーズ・ロックド・ループ
部と、 前記入力クロックに応答して入力クロックと出力クロッ
クとの位相差を検出してこの位相差を前記第1フェーズ
・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制する制
御を行う第2フェーズ・ロックド・ループ部と、 前記入力クロックと前記第1フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検
出部と、 前記入力クロックと前記第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相差検
出部と、 前記第1位相差検出部の検出による位相差と前記第2位
相差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相
差差分検出部と、 前記位相差差分検出部の検出出力から前記入力クロック
と基準周波数との周波数差を検出する周波数差検出部と
を具備することを特徴とする周波数差検出回路。 - 【請求項2】 入力クロックに応答して入力クロックと
出力クロックとの位相差を検出してこの位相差を順次零
に抑制する制御を行う第1フェーズ・ロックド・ループ
部と、 前記入力クロックに応答して入力クロックと出力クロッ
クとの位相差を検出してこの位相差を前記第1フェーズ
・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制する制
御を行う第2フェーズ・ロックド・ループ部と、 前記入力クロックと前記第1フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検
出部と、 前記入力クロックと前記第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相差検
出部と、 前記第1位相差検出部の検出による位相差と前記第2位
相差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相
差差分検出部と、 前記位相差差分検出部の検出出力を時系列データに変換
し、変換した時系列データを解析して前記入力クロック
と基準周波数との周波数差を検出する周波数差検出部と
を具備することを特徴とする周波数差検出回路。 - 【請求項3】 入力クロックに応答して入力クロックと
出力クロックとの位相差を検出してこの位相差を順次零
に抑制する制御を行う第1フェーズ・ロックド・ループ
部と、 前記入力クロックに応答して入力クロックと出力クロッ
クとの位相差を検出してこの位相差を前記第1フェーズ
・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制する制
御を行う第2フェーズ・ロックド・ループ部と、 前記入力クロックと前記第1フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検
出部と、 前記入力クロックと前記第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相差検
出部と、 前記第1位相差検出部の検出による位相差と前記第2位
相差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相
差差分検出部と、 前記位相差差分検出部の検出出力を時系列データに変換
し、変換した時系列データに統計的処理を施して前記入
力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波数
差検出部とを具備することを特徴とする周波数差検出回
路。 - 【請求項4】 入力クロックに応答して入力クロックと
出力クロックとの位相差を検出してこの位相差を零に抑
制するために、前記入力クロックの揺らぎを吸収して高
安定な出力クロックを生成する第1フェーズ・ロックド
・ループ部と、 前記入力クロックに応答して入力クロックと出力クロッ
クとの位相差を検出してこの位相差を前記第1フェーズ
・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制するた
めに、前記入力クロックの変動に即座に応答した出力ク
ロックを生成する第2フェーズ・ロックド・ループ部
と、 前記入力クロックと前記第1フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検
出部と、 前記入力クロックと前記第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相差検
出部と、 前記第1位相差検出部の検出による位相差と前記第2位
相差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相
差差分検出部と、 前記位相差差分検出部の検出出力から前記入力クロック
と基準周波数との周波数差を検出する周波数差検出部と
を具備することを特徴とする周波数差検出回路。 - 【請求項5】 入力クロックに応答して入力クロックと
出力クロックとの位相差を検出してこの位相差を零に抑
制するために、前記入力クロックの揺らぎを吸収して高
安定な出力クロックを生成する第1フェーズ・ロックド
・ループ部と、 前記入力クロックに応答して入力クロックと出力クロッ
クとの位相差を検出してこの位相差を前記第1フェーズ
・ロックド・ループ部よりも早い速度で零に抑制するた
めに、前記入力クロックの変動に即座に応答した出力ク
ロックを生成する第2フェーズ・ロックド・ループ部
と、 前記入力クロックと前記第1フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第1位相差検
出部と、 前記入力クロックと前記第2フェーズ・ロックド・ルー
プ部の出力クロックとの位相差を検出する第2位相差検
出部と、 前記第1位相差検出部の検出による位相差と前記第2位
相差検出部の検出による位相差との差分を検出する位相
差差分検出部と、 前記位相差差分検出部の検出出力を時系列データに変換
し、変換した時系列データに統計的処理を施して前記入
力クロックと基準周波数との周波数差を検出する周波数
差検出部とを具備することを特徴とする周波数差検出回
路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7117226A JPH08316805A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 周波数差検出回路 |
US08/645,220 US5652532A (en) | 1995-05-16 | 1996-05-13 | Frequency difference detection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7117226A JPH08316805A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 周波数差検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08316805A true JPH08316805A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14706518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7117226A Pending JPH08316805A (ja) | 1995-05-16 | 1995-05-16 | 周波数差検出回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5652532A (ja) |
JP (1) | JPH08316805A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021184219A (ja) * | 2020-05-22 | 2021-12-02 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5848265A (en) * | 1997-08-25 | 1998-12-08 | Cypress Semiconductor Corp. | Circuit and method for measuring the difference frequency between two clocks |
US6424687B1 (en) | 1999-03-15 | 2002-07-23 | Cirrus Logic, Inc. | Method and device for alignment of audio data frames using interpolation and decimation |
US6791382B1 (en) * | 2002-04-08 | 2004-09-14 | Etron Technology, Inc. | Noise reduction method and system for a multiple clock, mixed signal integrated circuit |
US7630468B2 (en) * | 2003-12-19 | 2009-12-08 | Broadcom Corporation | Dual-PLL signaling for maintaining synchronization in a communications system |
CN102353837B (zh) * | 2011-10-10 | 2013-12-18 | 国电联合动力技术有限公司 | 一种脉冲频率测量方法和装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL8502234A (nl) * | 1985-08-13 | 1987-03-02 | Philips Nv | Kloksignaalinrichting voor het regeneren van een kloksignaal. |
JPH04316213A (ja) * | 1991-04-16 | 1992-11-06 | Nec Corp | 周波数差検出回路 |
US5473285A (en) * | 1993-12-13 | 1995-12-05 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for performing phase acquisition in an all digital phase lock loop |
US5534823A (en) * | 1994-02-28 | 1996-07-09 | Nec Corporation | Phase locked loop (PLL) circuit having variable loop filter for shortened locking time |
US5463351A (en) * | 1994-09-29 | 1995-10-31 | Motorola, Inc. | Nested digital phase lock loop |
-
1995
- 1995-05-16 JP JP7117226A patent/JPH08316805A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-13 US US08/645,220 patent/US5652532A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021184219A (ja) * | 2020-05-22 | 2021-12-02 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5652532A (en) | 1997-07-29 |
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