JPH08314542A - 液面制御装置 - Google Patents

液面制御装置

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Publication number
JPH08314542A
JPH08314542A JP12245695A JP12245695A JPH08314542A JP H08314542 A JPH08314542 A JP H08314542A JP 12245695 A JP12245695 A JP 12245695A JP 12245695 A JP12245695 A JP 12245695A JP H08314542 A JPH08314542 A JP H08314542A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
liquid level
main tank
sub
empty
Prior art date
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Pending
Application number
JP12245695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Habuka
深 ▲隆▼ 羽
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Original Assignee
Individual
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンク内の液面を検出して適確に表示すると
ともにその検出結果に基づいて補給系の作動を自動的に
制御する液面制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 メインタンク1とサブタンク2とを備え、こ
れらタンクはサブタンク2からメインタンク1へ液体を
補給するための作動ポンプ3を有する管路4で接続さ
れ、前記メインタンク1およびサブタンク2内にはその
液面を検出する液面検出手段5,6を有し、メインタン
ク1の液面検出手段5がフルを検出したときそれを表示
するフルインジゲータ31と、サブタンク2の液面検出
手段6がエンプテイを検出したときそれを表示するエン
プテイインジゲータ32と、前記メインタンク1のフル
時またはサブタンク2のエンプテイ時に前記作動ポンプ
3の作動回路を遮断する切換手段25とを具有せしめた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液面制御装置に係り、な
かでもメインタンクとサブタンクとの二種のタンクを有
する長距離バス等の車両の燃料タンクの液面制御に適用
して最適な液面制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】長距離を運行するバスにおいては、通常
200リットル級のメインタンクの他に同程度の容量を
有するサブタンクを備え、メインタンク内の燃料の液面
が一定値以下に低下すると、メインタンクとサブタンク
とを接続している管路中の作動ポンプが作動して燃料を
サブタンクからメインタンクへ補給するようになされて
おり、このメインポンプを通じてエンジンへ燃料を供給
するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
燃料タンクシステムの場合、各タンク内の燃料量は運転
席に備えられている燃料計で指示されるが、この燃料計
は必ずしも高い精度を有するとはいえず、そのためサブ
タンクがエンプテイであるとき、あるいはメインタンク
がフルであるにもかかわらずポンプを作動させてしまう
という不都合があった。
【0004】本発明はこれに鑑み、タンク内の液面の位
置を検出して適確に表示するとともに、その検出結果に
応じて補給系の作動を自動的に制御し、確実な運転状態
を得ることができる液面制御装置を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として、本発明は、メインタンク
とサブタンクとを備え、これらタンクはサブタンクから
メインタンクへ液体を補給するための作動ポンプを有す
る管路で接続され、前記メインタンクおよびサブタンク
内にはその液面を検出する液面検出手段を有し、メイン
タンクの液面検出手段がフルを検出したときそれを表示
するフルインジゲータと、サブタンクの液面検出手段が
エンプテイを検出したときそれを表示するエンプテイイ
ンジゲータと、前記メインタンクのフル時またはサブタ
ンクのエンプテイ時に前記作動ポンプの作動回路を遮断
する切換手段とを具有せしめたことを特徴とする。
【0006】本発明によれば、燃料タンクの液面制御に
限らず、この液面検出を温度検出に代えて例えば車室内
の冷暖房の範囲の切換え等の制御に発展させることが可
能である。
【0007】
【作用】メインタンクがフル状態のときは、その液面検
出手段がフルを検知してフルインジゲータを作動し、L
EDの点滅、点灯等によりフル状態であることを表示す
る。またサブタンクがエンプテイでないときは、その液
面検出手段の検出結果に基づきエンプテイインジゲータ
は消滅状態にある。
【0008】メインタンクの液量が減少し、エンプテイ
に至ると、その液面検出手段の検出結果に基づいて作動
ポンプが駆動し、サブタンクからメインタンクへ液体を
補給し、フルインジゲータが点灯表示することにより補
給が完了したことを知らせる。同様にメインタンクに液
体を補給しようとするときサブタンクがエンプテイにな
ると、エンプテイインジゲータが点灯表示し、サブタン
ク内に液体が無いことを知らせるとともに切換手段が作
動ポンプの作動回路を遮断し、作動ポンプが作動せず、
空吸いが防がれる。このときはメインタンクおよびサブ
タンクに液体を外部から補給する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0010】図1は、長距離バスの燃料タンクに本発明
を適用する場合の一実施例の回路図を示すもので、燃料
のメインタンク1とサブタンク2を備え、メインタンク
1とサブタンク2とは途中に作動ポンプ3が介装された
管路4により接続されている。
【0011】前記メインタンク1およびサブタンク2に
は液面検出手段5,6が設けられている。この液面検出
手段5,6としては既存のものを用いることができる
が、図2にその一例を示すように電気抵抗式のものが用
いられている。
【0012】この液面検出手段は既知のもので、タンク
内に垂設されるフレーム7の下部にフロート8のアーム
9の基部にあるセクタギヤ10が軸11により枢支さ
れ、フレーム7の下端にはギヤ12があって前記セクタ
ギヤ10と噛合され、フロート8の上下動によりセクタ
ギヤ10を介しギヤ12が回転するようになっており、
このギヤ12に固着のロッド13の上端はタンク1,2
の上部外に固定されるケース14内に位置してロッド1
3に固着のアース板15がケース14内の抵抗線巻板1
6に摺接され、ロッド13の回動に伴い抵抗値が可変と
なるようになっている。上記抵抗値は、メインタンク1
ではフル時のアッパレベルが零オームに設定され、サブ
タンク2ではエンプテイ時のロアレベルが150オーム
に設定されている。図2中17はターミナルを示す。
【0013】図1において18は車両の運転席に設置さ
れる指示計19の指示内容をメインタンク1またはサブ
タンク2に切換えるためのゲージ切換スイッチであり、
このスイッチ18を人為的に切換えることによりメイン
タンク1または2の液量を指示させるようになってい
る。
【0014】この指示計19は、図3に示すように並列
コイル型のものが用いられ、前記液面検出手段5,6の
抵抗巻線板16に駆動コイル20と制御コイル21とに
並列に接続され、これらにより作動される可動片22の
指針23が指示目盛F,1/2,Eを指すようになされ
ている。
【0015】前記図1において24は、作動ポンプ3を
随時作動させるためのスイッチで、このスイッチ24と
作動ポンプ3のモータとを接続する回路中には常閉の切
換スイッチ25(切換手段)か設けられており、その接
片26は常時閉接点27側に位置されて作動ポンプ3は
ON状態におかれている。
【0016】上記接片26は、オートストップリレー2
8の作動により開接点29側に切換わるようになってお
り、このオートストップリレー28は制御部30に入力
される前記液面検出手段5,6からの信号に基づいてそ
の制御部30を通じ作動される。
【0017】さらに図1において31は、メインタンク
1の液面検出手段5がアッパレベルを検出したとき制御
部30を通じて点滅されるフルインジゲータであり、3
2はサブタンク2の液面検出手段6がロアレベルを検出
したとき制御部30を通じて点滅されるエンプテイイン
ジゲータである。
【0018】したがってメインタンク1がフル状態のと
きは、その液面検出手段5のフロート8がアッパレベル
に位置し、フル状態を検知してフルインジゲータ31が
点滅し、フル状態を表示する。またサブタンク2がエン
プテイでないときは、その液面検出手段6の検出結果に
基づきエンプテイインジゲータ32は消滅している。
【0019】メインタンク1の液量が減少し、エンプテ
イ状態になると、その液面検出手段5の検出結果に基づ
いて作動ポンプ3が駆動し、サブタンク2からメインタ
ンク1へ液体が補給され、フルインジゲータ31が点灯
表示することにより補給が完了したことを知らせ、ポン
プスイッチ24を切る。
【0020】一方、メインタンク1に液体を補給しよう
としてポンプスイッチ24を投入したのちサブタンク2
がエンプテイに至ると、そのエンプテイインジゲータ3
2が点滅表示し、サブタンク2内に液体が無いことを知
らせるとともに、サブタンク2の液面検出手段6からの
検出信号が制御部30へ入力され、それに基づき制御部
30を通じてオートストップリレー28が作動し、切換
スイッチ25の接片26を開接点29側へ切換え、作動
ポンプ3の回路を遮断して作動ポンプ3が自動的に停止
し、空吸いが防止される。このときは、メインタンク1
およびサブタンク2に液体を外部から補給する。なお図
4はブロックダイヤグラムを示す。
【0021】本実施例では、メインタンク1とサブタン
ク2とを有する場合のメインタンク1への補給用作動ポ
ンプ3の制御について示したが、液面検出手段5,6を
例えば温度検出手段に代え、ラジエータの水温を検出し
て暖房用の切換手段(電磁弁等)を作動させるようにす
ることもでき、また車内の冷暖房の範囲の切換え等の制
御に応用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】図1における液面検出手段の一例の一部を断面
とした正面図。
【図3】液面表示用指示計の一例を示す説明図。
【図4】図1のブロックダイヤグラム。
【符号の説明】
1 メインタンク 2 サブタンク 3 作動ポンプ 4 管路 5,6 液面検出手段 8 フロート 9 アーム 10 セクタギヤ 12 ギヤ 14 ケース 15 アース板 16 抵抗線巻板 18 ゲージ切換スイッチ 19 指示計 20 駆動コイル 21 制御コイル 23 指針 24 ポンプスイッチ 25 切替スイッチ(切換手段) 27 閉接点 28 オートストップリレー 29 開接点 30 制御部 31 フルインジゲータ 32 エンプテイインジゲータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインタンクとサブタンクとを備え、これ
    らタンクはサブタンクからメインタンクへ液体を補給す
    るための作動ポンプを有する管路で接続され、前記メイ
    ンタンクおよびサブタンク内にはその液面を検出する液
    面検出手段を有し、メインタンクの液面検出手段がフル
    を検出したときそれを表示するフルインジゲータと、サ
    ブタンクの液面検出手段がエンプテイを検出したときそ
    れを表示するエンプテイインジゲータと、前記メインタ
    ンクのフル時またはサブタンクのエンプテイ時に前記作
    動ポンプの作動回路を遮断する切換手段とを具有せしめ
    たことを特徴とする液面制御装置。
JP12245695A 1995-05-22 1995-05-22 液面制御装置 Pending JPH08314542A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12245695A JPH08314542A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 液面制御装置

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JP12245695A JPH08314542A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 液面制御装置

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JPH08314542A true JPH08314542A (ja) 1996-11-29

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ID=14836307

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12245695A Pending JPH08314542A (ja) 1995-05-22 1995-05-22 液面制御装置

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JP (1) JPH08314542A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009123407A3 (en) * 2008-04-01 2010-12-02 Lg Electronics Inc. Laundry treating machine and control method of the same
JP2013190276A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Toyota Motor Corp 燃料タンク構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009123407A3 (en) * 2008-04-01 2010-12-02 Lg Electronics Inc. Laundry treating machine and control method of the same
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