JPH08314474A - アクティブ消音装置 - Google Patents

アクティブ消音装置

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JPH08314474A
JPH08314474A JP7118790A JP11879095A JPH08314474A JP H08314474 A JPH08314474 A JP H08314474A JP 7118790 A JP7118790 A JP 7118790A JP 11879095 A JP11879095 A JP 11879095A JP H08314474 A JPH08314474 A JP H08314474A
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JP
Japan
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speaker
noise
active
seat
speakers
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Application number
JP7118790A
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English (en)
Inventor
Minoru Okubo
稔 大久保
Toshiyuki Uyama
俊之 宇山
Koichi Agari
晃一 上里
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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  • Stereophonic Arrangements (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設機械や農業機械等の如く、キャビンC内
に乗車したオペレータの左右各耳部位近傍の騒音を局部
的に消音して、快適な作業環境を提供する。 【構成】 座席Sやヘッドレスト1の左右にスピーカ2
・3とエラーマイク4・5を配置して、オペレータの頭
部Hの左右に局部的な消音領域を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車輛の運転室等の室内に
伝達される騒音を、制御器から出力された逆位相音波と
の干渉により消音させるアクティブ消音装置に関するも
のであり、特に運転者が座る座席の左右各耳部位近傍に
局部的な消音領域を構成することにより、効率的に消音
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、乗用車等の如く広い室内に複
数の乗員が乗車して走行する車輛室内において、逆位相
音波を出力して消音するアクティブ消音装置に関する技
術は公知とされている。例えば、特開平3−20349
3号公報に記載された技術の如くである。しかし、該従
来の技術においては、図19と図20において図示する
如く、自動車の車内のコーナー部分に複数個のスピーカ
を設置する構造となっていたのである。即ち、広い車内
には複数の人間が乗車するので、車内全域を消音するこ
とを目的としてスピーカが配置されていた。故に、ノー
ド以外の部位にスピーカを配置する等設計上の制約があ
る。また、エラーマイクの間隔以上の周波数では消音で
きない。室内の音響モードが複雑な場合には、多数のス
ピーカを配置する必要がある。また室内が大きくなると
スピーカの消費電力が大きくなる等の不具合があったの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来技術の不具合を解消するものである。特に、中央に
位置する人の頭部が音波伝播の障害となり、左右各耳部
位近傍を独立した音場とすることが可能となり、高周波
数の騒音領域まで消音効果を向上することを目的とした
ものである。また、建設機械や農業機械等の如く、多数
の種類の機械があり、それぞれにキャビンが設けられて
いる場合等において、どのようなキャビンや座席の場合
でも、アクティブ消音装置を埋設したヘッドレスト(ス
ピーカとエラーマイクを座席の一部として取り付けたも
の)の部分を共有化することにより、アクティブ消音装
置のコストを低減させるものである。またキャビンや作
業機の大きさが変化した場合にも、これらの変化に関係
なく適用可能なアクティブ消音装置を供給するものであ
る。本発明のアクティブ消音装置により、例えば10デ
シベル以上騒音を低減した最静音領域を、作業者の耳近
傍に作成することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1の発明においては、座席の
頭部空間の左右各耳部位の近傍に、局部的な最静音領域
を惹起すべく、エラーマイクとスピーカを配置し、該エ
ラーマイク位置にて騒音が最小となるように、前記スピ
ーカより逆位相音波を出力するアクティブ消音装置を構
成し、該アクティブ消音装置を座席の後部に配置した。
請求項2の発明においては、座席の頭部空間の左右各耳
部位近傍に、エラーマイクとスピーカを並設し、該スピ
ーカを2次音源とし逆位相音波を出力し、前記エラーマ
イクからの騒音信号を最小とすべく、局部的な消音領域
を惹起する制御装置を設けた。請求項3の発明において
は、スピーカとエラーマイクを、座席の一部で頭部空間
近傍に配設し、逆位相音波を該スピーカから出力させる
制御器を設けた。請求項4の発明においては、騒音域内
に配設された座席の頭部空間の左右各耳部位近傍の対向
する位置に、左右各一対のスピーカを配置し、該スピー
カの少なくとも一方側に、エラーマイクを設けた。請求
項5の発明においては、騒音域内に配置された座席の頭
部空間の左右各耳部位近傍で対向する位置に、左右一対
のスピーカを、その音波出力方向変更調節手段を介して
取り付けた。請求項6の発明においては、座席の頭部空
間の左右各耳部位近傍に、左右各耳部位の夫々に対する
距離計測手段と、左右一対のスピーカを配置し、頭部空
間の中央上部にエラーマイクを配設した。請求項7の発
明においては、座席の頭部空間の左右各耳部位近傍に、
左右一対のスピーカを配設し、頭部空間の中央上部にエ
ラーマイクを配設した。請求項8の発明においては、ア
クティブ消音装置において、消音用コントローラにより
出力される逆位相音波の信号と、ステレオオーディオア
ンプ装置の増幅器より出力される音楽信号とを混合する
手段を有し、該混合信号を消音用スピーカより音に変換
して出力し、音楽用スピーカと消音スピーカを兼用し
た。
【0005】
【作用】本発明は以上の如く構成したので、次のような
作用をするものである。即ち、頭部が音波の障害物とな
り左右各耳部位近傍を独立した音場とすることが可能と
なり、高周波数の騒音まで消音が可能となった。また座
席やヘッドレストをすべての作業機で共通化することに
より、装置の小型化を図り、低コスト化を図ることが出
来る。また、キャビンの大きさに影響されず、同一シス
テムで安定した消音効果が得られるのである。また、逆
位相音波の信号と、ステレオオーディオアンプ装置の増
幅器より出力される音楽信号とを混合して出力すること
により、音楽用スピーカと消音スピーカを兼用し、コス
ト低減も可能とした。
【0006】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明のアク
ティブ消音装置を搭載したバックホー掘削機等の建設機
械の側面図、図2は本発明のアクティブ消音装置の基本
構成を示す平面図、図3は本発明のアクティブ消音装置
を構成するヘッドレスト1と一対のスピーカ2・3と一
対のエラーマイク4・5の配置を示す図面、図4は本発
明のアクティブ消音装置の制御回路を示す図面である。
【0007】図1においては、バックホー掘削機に搭載
したアクティブ消音装置を図示しており、該バックホー
掘削機の座席Sの周囲を被覆するキャビンCの内部に、
本発明のアクティブ消音装置が配置されている。該バッ
クホー掘削機のキャビンCに限定されるものではなく、
コンバインやトラクター等の農業機械においても、キャ
ビンCが搭載されるので、該キャビンCの内部の座席S
のヘッドレスト1の部分に、本発明のアクティブ消音装
置を配置することが出来るのである。これにより、オペ
レータの頭部Hの耳部Eの部分に重複するように、最静
音領域Mが発生するのである。また、農業機械と建設機
械とは、キャビンCの構成が良く似ており、またオペレ
ータが一人のみが乗車するという点や、出力の大きなデ
ィーゼルエンジンを搭載している点でも似ているので、
同じような構成のアクティブ消音装置が搭載できるので
ある。
【0008】図2と図3においては、本発明のアクティ
ブ消音装置の基本的な構成が開示されている。座席Sの
上部にオペレータの頭部Hを接当して、楽な姿勢とする
ヘッドレスト1が設けられているのが普通である。本発
明は、この座席Sとヘッドレスト1の部分をスピーカ2
・3やエラーマイク4・5の取り付け位置として兼用し
ている。オペレータの頭部Hの左右のヘッドレスト1に
スピーカ2・3を埋め込んでいる。また該ヘッドレスト
1の、オペレータの左右各耳部位近傍に、消音量をモニ
ターするエラーマイク4・5を設置している。
【0009】図3の如く、ヘッドレスト1に対してスピ
ーカ2・3とエラーマイク4・5を配置することによ
り、図2に示す如く、オペレータの左右各耳部位近傍に
局部的な最静音領域が構成されるのである。まず、リフ
ァレンスセンサ6によりノイズ源(例えば振動、騒音又
は回転等を検出する検出器)からの騒音を検出し、該リ
ファレンスセンサ6が検出した騒音を元に、スピーカ2
・3からオペレータ耳位置近傍での騒音に対し、逆位相
となる音波を出力し、オペレータ耳位置近傍での騒音を
消音する。このときの消音により、消音出来ずに残った
騒音を、エラーマイク4・5により検出し、スピーカ2
・3より出力する音波を補正し、消音量を増加するもの
である。上記本発明による配置構成により精度の高い消
音をエラーマイク4・5とスピーカ2・3により行うこ
とが出来るのである。またヘッドレスト1は平面図にお
いて図示される如く、凹形に構成されており、該前方へ
の突出部が、オペレータの左右各耳部位近傍まで突出さ
れているものとする。この突出部にスピーカ2・3とエ
ラーマイク4・5を埋め込んで配置している。
【0010】図4においては、図2と図3の構成におけ
る回路図が図示されている。この場合には、消音用コン
トローラを構成する制御器Wを一台として、それぞれ一
対が設けられているスピーカ2・3とエラーマイク4・
5とを並列に設置することにより、安価で安定したシス
テム回路とすることが出来るのである。従来技術である
特開平3−203493号公報においては、乗用車の如
く、複数の人間が乗車する広い室内の全てを消音すると
いう思想の元で構成されているので、室内のコーナーの
位置にスピーカが配置されることとなり、各搭乗者の耳
毎にアクティブ消音するということが出来なかったので
あるが、本発明の場合に、各座席Sのヘッドレスト1毎
に消音するという思想に立っているので、それぞれの搭
乗者毎に、最適の消音効果を発揮させることが出来るの
である。
【0011】図5は、消音用コントローラを構成する制
御器Wを2台設けた構成の回路図、図6はスピーカとエ
ラーマイクをそれぞれ1台のみを配置した場合の局部的
な消音領域を示す平面図、図7は1台のみのスピーカ2
とエラーマイク5とを配置した構成を示す平面図、図8
は1台のみのスピーカ2とエラーマイク5の場合の制御
回路を示す回路図、図9はエラーマイクは1台でスピー
カは2台の場合の配置を示す平面図、図10は図9の構
成の制御回路図を示す図面、図11は座席Sに対してヘ
ッドレスト1を上下調節可能とした構成を示す前面図、
図12は頭部Hに対して、エラーマイク4・5,スピー
カ2・3の位置を前後に調整可能とした構成を示す平面
図、図13はエラーマイク7を頭部Hの上部に1台だけ
配置した構成を示す側面図、図14は同じく図13の平
面図、図15は同じく図13の制御回路図、図16はヘ
ッドレスト1の部分の左右に頭部Hとの間隔検出機構8
・9を配置した構成を示す平面図、図17は図16の構
成の場合の制御回路図、図18はステレオオーディオア
ンプAの出力信号とアクティブ消音装置の出力信号を混
合して、同一スピーカから放射可能とした構成の回路図
を示す図面、図19は自動車の場合におけるアクティブ
消音装置の従来技術を示す平面図、図20は図19の場
合の回路図を示す図面である。
【0012】図5の実施例においては、スピーカ2・3
とエラーマイク4・5をそれぞれ一対設けると共に、消
音用コントローラを構成する制御器Wをも一対設けてい
る。このように、制御器Wを一対設けて、それぞれのス
ピーカ2・3とエラーマイク4・5と制御器の回路を左
右独立した回路とすることにより、頭部Hの左右各耳部
位近傍の音場が異なる場合においても、左右の局部的消
音領域で、異なる逆位相音波を発して最高の消音効果を
挙げることが出来るのである。これにより左右各耳部位
近傍で音の大きさや騒音の周波数が相違する場合でも、
最適な逆位相音波を発することが可能となる。
【0013】図6と図7と図8においては、スピーカ2
とエラーマイク5をそれぞれ1台とした場合の実施例が
開示されている。この場合には、スピーカ2を頭部Hの
真後ろの位置に配置し、エラーマイク5は頭部Hの右耳
または左耳のどちらかの近傍に配置している。図6にお
いては、このようにスピーカ2とエラーマイク5とを1
台とした場合の局部的な消音領域Nを図示している。こ
の場合には、左右各耳部E,Eの近傍の消音効果は同じ
である。しかし、スピーカとエラーマイクと制御器Wの
それぞれが1台で済むので、コストを低減出来るという
効果を発揮する。
【0014】図9と図10においては、スピーカ2・3
は左右に1台ずつ配置されているが、エラーマイク5は
右側の1台のみが配置された構成が開示されている。こ
の場合には、図10に示す如く、制御器Wは1台であ
る。この場合にも、エラーマイク5が1台であり、制御
器Wが1台であるのでコストの低減を図ることが出来
る。
【0015】図11においては、座席Sに対してヘッド
レスト1の高さを調整可能とした構成が開示されてい
る。オペレータはその体格が相違して身長も相違するの
で、ヘッドレスト1が常時同じ位置であるとすると、頭
部Hの位置がヘッドレスト1からずれてしまい、消音効
果が低減する場合が発生するのである。本発明において
は、間隔検出機構8・9から音波やレーザー波等を発振
して、頭部Hの位置が最も近い位置にあるかどうかを検
出し、自動により、又は手動によりヘッドレスト1を上
下に調節可能としている。
【0016】図12においては、頭部Hの大きさや、オ
ペレータが楽な姿勢を取る為に身体を傾けて、左右の耳
の位置が相違する場合が発生するので、このような場合
の為に、ヘッドレスト1の左右に間隔検出機構8・9を
設けて、該頭部Hの位置を検出し、この頭部Hの位置に
合わせて、ヘッドレスト1の左右の突出部1L・1Rの
角度や位置を自動的に、もしくは手動により変更可能と
したものである。これによりオペレータは常時、頭部H
の位置を中央とした直立的な固い姿勢を取る必要がな
く、左右に自由に頭部Hを傾けることができ、またこの
場合においても、最大の消音効果を得ることが出来るの
である。
【0017】図13・図14・図15においては、エラ
ーマイク7を頭部Hの上方に1台だけ配置した構成を開
示している。この場合にも、スピーカ2・3はヘッドレ
スト1の左右に2台が配置されている。また制御器Wは
1台だけである。この場合においては、エラーマイク7
の位置は、オペレータの前方視界を遮らない位置とし、
またオペレータが乗降する場合において、邪魔にならな
い位置としている。
【0018】図16と図17においては、ヘッドレスト
1の左右に間隔検出機構8・9を配置して、頭部Hとエ
ラーマイク5との間隔を検出して、ヘッドレスト1の左
右の突出部1L・1Rの位置を自動制御する構成が開示
されている。該間隔検出機構8・9からの信号も制御器
Wに入力して、ヘッドレスト1の突出部1L・1Rの回
動制御を行っている。図18においては、本発明のアク
ティブ消音装置の制御器Wを、ステレオオーディオアン
プAの増幅器と兼用した回路図を示している。
【0019】アクティブ消音装置による消音は、主にキ
ャビン内に存在する周期的な騒音を低減する。一方作業
環境を改善するため、作業機では一般的にオーディオ装
置が設置されている。オーディオ装置より発せられる音
楽は、周期騒音とはならず、したがって、アクティブ消
音装置により消音させられることは殆どない。本発明は
上記特徴を積極利用し、アクティブ消音装置の出力信号
と、オーディオ装置の出力信号を混合する手段を設け、
その混合信号を同一のアンプ、スピーカより放射する手
段を設け、その混合信号を同一のアンプ、スピーカより
放射する構成となっている。本発明の場合、アンプ、ス
ピーカが兼用可能となり、総コストの低減が可能とな
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、中央に配置さ
れる頭部が音波伝播の障害物となり、左右各耳部位近傍
を独立した音場とすることが可能となり、高周波数の騒
音領域まで消音効果を向上することが目的としたもので
ある。第2に、建設機械や農業機械等の如く、多数の種
類の機械があり、それぞれにキャビンが設けられている
場合等において、どのようなキャビンや座席の場合で
も、ヘッドレストの部分もしくは座席を共通部品化する
ことにより、アクティブ消音装置のコストを低減させる
ものである。第3に、キャビンや作業機の大きさが変化
した場合にも、これらの変化に関係なく適用可能なアク
ティブ消音装置を供給するものである。第4に、本発明
のアクティブ消音装置により騒音を10デシベル以上低
減した、最静音領域を、オペレータの耳近傍に形成出来
るのである。第5に、アクティブ消音装置の出力信号
と、オーディオ装置の出力信号を混合する手段を設け、
その混合信号を同一のアンプ、スピーカより放射する手
段を設け、その混合信号を同一のアンプ、スピーカより
放射する構成としたので、アンプ、スピーカが兼用可能
となり、総コストの低減が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のアクティブ消音装置を搭載した
バックホー掘削機等の建設機械の側面図。
【図2】本発明のアクティブ消音装置の基本構成を示す
平面図。
【図3】本発明のアクティブ消音装置を構成するヘッド
レスト1と一対のスピーカ2・3と一対のエラーマイク
4・5の配置を示す図面。
【図4】本発明のアクティブ消音装置の制御回路を示す
図面。
【図5】制御器Wを2台設けた構成の回路図を示す図
面。
【図6】スピーカとエラーマイクをそれぞれ1台のみを
配置した場合の局部的な消音領域を示す平面図。
【図7】1台のみのスピーカ2とエラーマイク5とを配
置した構成を示す平面図。
【図8】1台のみのスピーカ2とエラーマイク5の場合
の制御回路を示す回路図。
【図9】エラーマイクは1台でスピーカは2台の場合の
配置を示す平面図。
【図10】図9の構成の制御回路図を示す図面。
【図11】座席Sに対してヘッドレスト1を上下調節可
能とした構成を示す前面図。
【図12】頭部Hに対して、エラーマイク4・5,スピ
ーカ2・3の位置を前後に調整可能とした構成を示す平
面図。
【図13】エラーマイク7を頭部Hの上部に1台だけ配
置した構成を示す側面図。
【図14】同じく図13の平面図。
【図15】同じく図13の制御回路図。
【図16】ヘッドレスト1の部分の左右に頭部Hとの間
隔検出機構8・9を配置した構成を示す平面図。
【図17】図16の構成の場合の制御回路図。
【図18】ステレオオーディオアンプAの出力信号とア
クティブ消音装置の出力信号を混合して、同一スピーカ
から放射可能とした構成の回路図を示す図面。
【図19】自動車の場合におけるアクティブ消音装置の
従来技術を示す平面図。
【図20】図19の場合の回路図を示す図面。
【符号の説明】
A ステレオオーディオアンプ C キャビン E 耳部 H 頭部 M 最静音領域 N 消音領域 S 座席 1 ヘッドレスト 2,3 スピーカ 4,5,7 エラーマイク 8,9 間隔検出機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席の頭部空間の左右各耳部位の近傍
    に、局部的な最静音領域を惹起すべく、エラーマイクと
    スピーカを配置し、該エラーマイク位置にて騒音が最小
    となるように、前記スピーカより逆位相音波を出力する
    アクティブ消音装置を構成し、該アクティブ消音装置を
    座席の後部に配置したことを特徴とするアクティブ消音
    装置。
  2. 【請求項2】 座席の頭部空間の左右各耳部位近傍に、
    エラーマイクとスピーカを並設し、該スピーカを2次音
    源として逆位相音波を出力し、前記エラーマイクからの
    騒音信号を最小とすべく、局部的な消音領域を惹起する
    制御器を設けたことを特徴とするアクティブ消音装置。
  3. 【請求項3】 スピーカとエラーマイクを、座席の一部
    で頭部空間近傍に配設し、逆位相音波を該スピーカから
    出力させる制御装置を設けたアクティブ消音装置。
  4. 【請求項4】 騒音域内に配設された座席の頭部空間の
    左右各耳部位近傍の対向する位置に、左右各一対のスピ
    ーカを配置し、該スピーカの少なくとも一方側に、エラ
    ーマイクを設けたことを特徴とするアクティブ消音装
    置。
  5. 【請求項5】 騒音域内に配置された座席の頭部空間の
    左右各耳部位近傍で対向する位置に、左右一対のスピー
    カを、その音波出力方向変更調節手段を介して取り付け
    たことを特徴とするアクティブ消音装置。
  6. 【請求項6】 座席の頭部空間の左右各耳部位近傍に、
    左右各耳部位の夫々に対する距離計測手段と、左右一対
    のスピーカを配置し、頭部空間の中央上部にエラーマイ
    クを配設したことを特徴とするアクティブ消音装置。
  7. 【請求項7】 座席の頭部空間の左右各耳部位近傍に、
    左右一対のスピーカを配設し、頭部空間の中央上部にエ
    ラーマイクを配設したことを特徴とするアクティブ消音
    装置。
  8. 【請求項8】 アクティブ消音装置において、制御器よ
    り出力させる逆位相音波の信号と、ステレオオーディオ
    アンプ装置の増幅器より出力される音楽信号とを混合す
    る手段を有し、該混合信号を消音スピーカより音に変換
    して出力し、音楽用スピーカと消音スピーカとを兼用し
    たことを特徴とするアクティブ消音装置。
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