JPH08313819A - 内視鏡の可撓管 - Google Patents

内視鏡の可撓管

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JPH08313819A
JPH08313819A JP7138831A JP13883195A JPH08313819A JP H08313819 A JPH08313819 A JP H08313819A JP 7138831 A JP7138831 A JP 7138831A JP 13883195 A JP13883195 A JP 13883195A JP H08313819 A JPH08313819 A JP H08313819A
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JP
Japan
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net body
flexible tube
spiral
tubular
tubular net
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Application number
JP7138831A
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English (en)
Inventor
Hirokatsu Kobayashi
洋勝 小林
Shinji Takahashi
伸治 高橋
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内側及び外側の螺旋管の間に、少なくとも一
部に弾性部材のコーティングを施した第2の筒状網体を
介装することにより、可撓管を円滑な曲げが可能で、圧
縮に対する強度を向上させる。 【構成】 内側,外側の2重の螺旋管21a,21bか
らなる筒状構造部22に外郭部25を構成する第1の筒
状網体23及び外皮層24が積層されるが、内側螺旋管
21aと外側螺旋管21bとの間に第2の筒状網体26
を介装し、この第2の筒状網体26には、ゴム状弾性体
27のコーティングが施されている。可撓管部1aは挿
入経路に沿って曲がるが、内側の螺旋管21aと外側の
螺旋管21bとの間にはゴム状弾性体27をコーティン
グした第2の筒状網体26により両螺旋管21a,21
bが位置ずれして、ピッチ間隔が変化することがなく、
また圧縮方向の強度が著しく向上するから、可撓管部1
aに圧縮方向の力が作用しても、接着剤によって外皮層
24と接着されている第1の筒状網体23に無理な力が
作用することがなく、外皮層24の剥離が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用,工業用等とし
て用いられる内視鏡の挿入部やライトガイド軟性部とし
て用いられる可撓管の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療用,工業用等として広く用いられる
内視鏡は、一般に、図1に示したように、体腔や機械装
置等の内部に挿入される挿入部1の基端部に本体操作部
2を連設し、またこの本体操作部2には光源装置(図示
せず)に着脱可能に接続されるライトガイド軟性部3を
連設することにより大略構成される。挿入部1は、その
本体操作部2への連設部分から大半の長さ分が可撓管部
1aで、この可撓管部1aにはアングル部1bが、また
アングル部1bには先端部本体1cが順次連設されてい
る。また、ライトガイド軟性部3も挿入部1の可撓管部
1aとほぼ同様の構造となっている。
【0003】挿入部1を構成する3つの部位において、
先端部本体1cは、周知のように、体腔内等に照明光を
照射する照明窓及びこの照明下で体腔等の内部を観察す
るための観察窓が設けられ、また患部の治療等を行うた
めの鉗子その他の処置具を導出させるための処置具導出
口や、観察窓が体液等で汚損された時に、その洗浄を行
うための送気送水ノズルも設けられている。照明窓に
は、照明用レンズが設けられて、この照明用レンズには
光ファイババンドルからなるライトガイドの出射端が臨
んでおり、また観察窓には対物レンズが装着され、この
対物レンズの結像位置に固体撮像素子またはイメージガ
イドの入射端が臨んでいる。このために、先端部本体1
cは硬質部材で形成されており、しかもこの先端部本体
1cは体腔等の内部への挿入操作性等の観点から、その
軸線方向の長さはできるだけ短くなるように形成され
る。
【0004】一方、アングル部1bは、先端部本体1c
を所望の方向に向けるためのものであって、本体操作部
2に設けたアングルノブ4を操作することによって、上
下(または上下及び左右)に湾曲できる構成となってい
る。そして、体腔等の狭い空間内でも先端部本体1cの
方向を調整できるようにするために、アングル部1b
も、やはりその軸線方向の長さは比較的短いものとなっ
ている。
【0005】また、可撓管部1aは、先端部本体1cが
所定の観察対象部内にまで到達できる長さを確保し、か
つ本体操作部2を術者が把持して操作するのに支障を来
さない程度にまで患者等から離すためのものであって、
かなり長尺のものである。可撓管部1aは、そのほぼ全
長にわたって可撓性を持たせる必要があり、特に体腔等
の内部に挿入される部位はより可撓性に富む構造となっ
ていなければならない。ここで、可撓管部1aとして要
求される可撓性は、曲げ方向における可撓性であり、伸
縮方向及び潰れ方向においては、十分な強度を持たせる
必要がある。しかも、可撓管部1aは体腔等の挿入経路
に沿って摺動しながら挿入されるものであるから、外周
面は凹凸がなく滑りを良くしなければならない。
【0006】可撓管部1aは、少なくとも前述した条件
を満足させる必要があり、このために、図2に示したよ
うな多層体からなる可撓管10を構成している。ここ
で、可撓管10を構成する多層体は、その機能上、筒状
構造部と外郭部とに分けることができる。筒状構造部
は、内部にライトガイド,信号ケーブル(電子内視鏡の
場合)またはイメージガイド(光学式内視鏡の場合),
処置具挿通チャンネル等の挿通部材の挿通路を確保する
ためのものである。この筒状構造部に、曲げ方向の可撓
性を持たせ、かつ伸縮を抑制し、しかも耐潰性に優れる
等といった特性を持たせるために、内側,外側の2重の
螺旋管11a,11bで形成される。この2重の螺旋管
11a,11bは、それぞれ所定の幅を有する弾性金属
帯片を所定のピッチ間隔を置いて螺旋状に巻回してなる
ものであり、これらは巻回方向が相互に反対方向となっ
ている。
【0007】外郭部は、それぞれピッチ間隔を空けて巻
回されている2重の螺旋管11a,11bを覆うことに
より密閉し、かつ表面が実質的に凹凸がなく、かつ滑り
の良い状態にするためのものである。表面の滑らかさを
確保するために、軟性樹脂の成形体からなる外皮層12
と、この外皮層12の保護部材等としての機能を発揮さ
せるために、金属線材を所定の持ち数及び打ち数で編組
した筒状網体13から構成され、筒状網体13は、接着
剤を用いる等によって、外皮層12に剥離しないように
一体化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した可
撓管10の筒状構造部は、前述したように、それぞれピ
ッチ間隔を空けて巻回した内側,外側の螺旋管11a,
11bから構成され、しかもこれら両螺旋管11a,1
1bは相互に面接触しているから、以下に示すような問
題点がある。
【0009】まず、可撓管10に曲げ力が加わった時に
は、できるだけ無理のないように曲がらなければならな
いが、この可撓管10が曲がる時には、螺旋状となって
いる内側,外側の螺旋管11a,11bには捩り方向の
力も作用する。そして、両螺旋管11a,11bは面接
触した状態であり、かつ金属同士の接触であるから、そ
れらに外力が加わると、相互に摺動して相対的にずれる
方向に力が作用する。螺旋管11a,11bが相対的に
ずれると、それらのピッチ間隔が変化することになり、
再び真直ぐな状態にした時に、一応それらは弾性的に復
元するものの、繰り返し曲げが作用して、螺旋管11
a,11bに頻繁に変形する力が加わると、徐々にピッ
チ間隔に狂いが生じるようになり、螺旋管11a,11
bの軸線方向におけるピッチのばらつきに基づいて、可
撓管10の軸線方向において硬さが変化する等という問
題点がある。
【0010】また、この可撓管10を可撓管部1aとし
て構成した場合には、その体腔等の内部に位置する部
分、特にアングル部1bに連設される部位の近傍は、よ
り柔軟に曲がるようにする必要がある。ただし、可撓管
10に柔軟性を持たせると、その分だけ伸縮方向の強度
も低下する。挿入部1を体腔内に挿入する時には、それ
に対する抵抗があり、またアングル部1bを湾曲させた
時に反力が作用する等、可撓管10全体に大きな圧迫力
が加わって、圧縮されることになる。可撓管10が圧縮
されると、螺旋管11a,11bのピッチ間隔が減少す
ることになるから、その柔軟性が低下することになり好
ましくはない。
【0011】しかも、可撓管10に大きな圧縮力が作用
すると、螺旋管11a,11bが拡径する方向に変位す
ることになって、筒状網体13に対して膨出させる方向
に力が作用することになる。この結果、筒状網体13に
無理な力が加わり、剛体である金属線材からなる筒状網
体13と軟性部材で形成されている外皮層12との間に
ストレスが生じて、その間が剥離して、外皮層12が破
損するに至る等といった問題点もある。
【0012】要するに、可撓管10における構造体とし
ての内側及び外側の螺旋管11a,11bを直接重ね合
わせると、安定性及び耐久性等の点において様々な問題
点が生じる。ここで、例えば実公昭63−7206号公
報に、筒状網体を外側螺旋管に被せるのではなく、内側
及び外側の螺旋管の間に介在させる構成とすることによ
って、可撓管の耐伸縮性を向上させるように構成したも
のが示されている。ただし、筒状網体はやはり剛体であ
る金属線材を編組してなるものであり、この筒状網体も
伸縮自在のものであるから、たとえその内外に位置する
螺旋管に挟まれて、動きをある程度は規制できるにして
も、なお前述した問題点を完全に解決するには至ってい
ない。
【0013】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、円滑な曲げが可能
で、圧縮に対する強度が良好な内視鏡の可撓管を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、可撓管の筒状構造体を構成する内側
及び外側の螺旋管の間に第2の筒状網体を介装し、この
第2の筒状網体には、少なくとも一部に弾性部材のコー
ティングを施してなることをその特徴とするものであ
る。
【0015】
【作用】筒状構造体は、内側,外側の螺旋管の間に第2
の筒状網体を介在させることにより形成されるが、この
第2の筒状網体には弾性部材のコーティングを施してい
るので、内側螺旋管と外側螺旋管との間は直接接触する
のではなく、それぞれ弾性部材と当接する状態となって
いる。従って、可撓管を曲げた時には、弾性部材の撓み
により螺旋管の捩り力が吸収される。従って、螺旋管
が、そのピッチ間隔がずれる方向に変位するのを防止で
きる。しかも、第2の筒状網体は両螺旋管の間に介在し
ていることから、それが膨出したり縮小したりするのを
規制でき、しかもこの第2の筒状網体の網目内には弾性
部材が入り込んでいるから、その伸縮に対する抵抗が大
きくなり、結果として可撓管の圧縮方向及び潰れ方向の
強度が向上する。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。なお、以下の説明においては、挿入
部の可撓管部を構成する可撓管として説明するが、ライ
トガイド軟性部として構成することもできる。
【0017】図3及び図4に可撓管の構造を示す。図中
において、20は可撓管であって、この可撓管20は、
内側に内側,外側の2重の螺旋管21a,21bからな
る筒状構造部22を有し、外側螺旋管21bには筒状網
体23(以下においては、後述する第2の筒状網体26
と区別するために、第1の筒状網体23という)が被着
されており、さらにこの第1の筒状網体23に接着剤を
介して外皮層24が実質的に一体となるように積層され
ており、これら第1の筒状網体23と外皮層24とによ
り外郭部25を構成している点については、従来技術の
ものと格別の差異はない。
【0018】筒状構造部22は、螺旋管21a,21b
に加えて、内側螺旋管21aと外側螺旋管21bとの間
に介装した第2の筒状網体26を含むものである。しか
も、この第2の筒状網体26は、その全体が弾性部材と
して、例えばNBRゴム,フッ素ゴム等のゴム材や、弾
性のある樹脂、例えばウレタン樹脂からなるゴム状弾性
体27のコーティングが施されている。ここで、ゴム状
弾性体27は、軸線方向の一部、例えば挿入部1の可撓
管部1aとして構成した時に、その本体操作部2への連
設側から所定の長さ分だけにコーティングすることもで
きるが、可撓管20の全長にわたって設けることもでき
る。
【0019】第2の筒状網体26は、第1の筒状網体2
3と同じく、金属線材を所定の持ち数及び打ち数で編組
してなるものであり、金属線材の材質及びその線径、持
ち数や打ち数は同じであっても、異なっていても良い。
この第2の筒状網体26を装着するには、まず内側螺旋
管21aを形成して、この内側螺旋管21aの外表面に
筒状網体を編組することにより行える。また、予め編組
して形成した第2の筒状網体26を内側螺旋管21aに
被装させることも可能である。そして、このように形成
された第2の筒状網体26にゴム状弾性体27をコーテ
ィングするが、このコーティングは、第2の筒状網体2
6の外側からスプレ等によって溶剤に溶解させたゴム材
を吹き付けるか、またはディッピング槽に浸漬させた後
に、このゴム材を乾燥させることにより行われる。従っ
て、このゴム状弾性体27のコーティングを考えた場
合、第2の筒状網体26は内側螺旋管21とは別体の状
態で編組するのが好ましい。さらに、この第2の筒状網
体26が形成された後に、その上に金属帯片を巻回する
ようにして外側螺旋管21bを設けることにより筒状構
造部22を形成できる。外側螺旋管21b上には、さら
に第1の筒状網体23を設けた後に、接着剤を塗布し
て、成形手段等によって外皮層24を順次積層する。こ
れによって、可撓管20が形成される。
【0020】ここで、可撓管20を挿入部の可撓管部1
aとして構成した場合には、可撓管部1aは本体操作部
2への連設部側では腰を持たせ、アングル部1bに近付
くに応じて連続的に柔らかくなるようにするのが好まし
い。このために、例えば螺旋管の幅や厚みを変えたり、
筒状網体の構造を変化させたり、さらには筒状網体に対
する接着剤の塗布厚や充填量を変える等によって、可撓
管20の軸線方向における可撓性を変化させることは、
従来から行われている。可撓管20の可撓性に変化を持
たせるために、これら以外の要素を用いることができれ
ば、それらを組み合わせることにより、さらに可撓管部
1aに所望の硬さの変化を持たせることができる。しか
も、その変化を容易に、しかも正確に持たせることがで
きれば、さらに有利である。
【0021】ゴム状弾性体27をスプレによる吹き付け
手段等で形成する場合に、例えば、連続的または段階的
に、吹き付け量を変えたり、濃度を変えたり、材質を変
えたりすることによって、第2の筒状網体26の軸線方
向における可撓性が変化する。そこで、基端側には吹き
付け量を多く、先端側に向かうに応じて吹き付け量を少
なくして、最も先端部分の吹き付け量を最小限にする。
【0022】これによって、挿入部1における可撓管部
1aは、アングル部1bへの連設部に近い先端側は柔軟
性を持つことから、体腔内等に挿入した時に、先端側の
部分が挿入経路に沿うように円滑に曲がるようになる。
また、基端側は腰があることから、例えば大腸鏡等のよ
うに、体内に挿入する際に、大きな抵抗がある場合で
も、十分に押し込み推力を発揮させることができる。
【0023】可撓管部1aは挿入経路に沿って曲がる
が、内側の螺旋管21aと外側の螺旋管21bとの間に
はゴム状弾性体27をコーティングした第2の筒状網体
26が介装されて、両螺旋管21a,21b間が離間し
ているから、これら螺旋管21a,21bの押圧力によ
ってゴム状弾性体27の部位が圧縮されることになり、
またゴム状弾性体27は弾性に富むと共に、表面の摩擦
係数が高いために、両螺旋管21a,21bに対して摺
動抵抗が大きく、従って両螺旋管21a,21bが位置
ずれするのを最小限に抑制できて、ピッチ間隔が変化す
ることによる可撓管部1aの軸線方向における硬さの変
化が生じるのを防止できる。
【0024】挿入部1を体腔内等に挿入する際の抵抗に
より、またアングル部1bを湾曲させた時の操作反力に
よって、可撓管部1aには圧縮方向に力が作用する。し
かしながら、第2の筒状網体26が両螺旋管21a,2
1b間に介在しており、かつこの第2の筒状網体26の
網目の部分にはゴム状弾性体27が回り込んでいるか
ら、これら3つの部材の組み合わせにより圧縮方向の強
度が著しく向上することになり、従って接着剤によって
外皮層24と接着されている第1の筒状網体23に無理
な力が作用することがなく、外皮層24の剥離が防止さ
れる。
【0025】さらには、第2の筒状網体26に対してゴ
ム状弾性体27が網目内に入り込んでいるから、この部
位でシール機能が発揮することになる。従って、第1の
筒状網体23を外側螺旋管21bに被着させて、接着剤
を塗布した後に、外皮層24を成形手段により形成した
時に、接着剤及び外皮層を構成する樹脂が内側螺旋管2
1aの内部にまで侵入することがない。また、外皮層2
4が損傷したとしても、ゴム状弾性体27により可撓管
部1a内の密閉性が確保される。従って、内視鏡全体の
消毒を行うために、挿入部1を含めた全体を消毒液に浸
漬させた時に、消毒液が可撓管部1a内に挿通されてい
る光ファイバや信号ケーブル等といった挿通部材が汚損
されることはない。
【0026】なお、ゴム状弾性体のコーティングは第2
の筒状網体の全長にわたって設ける必要はなく、例えば
ライトガイド軟性部として用いる場合には、本体操作部
への連設部近傍と、光源装置に着脱可能に接続される光
源コネクタ部近傍部分にのみコーティングを行い、中間
部分はコーティングしないようにすることもできる。ま
た、第2の筒状網体の全長にわたって、均一にゴム状弾
性体をコーティングするように構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、内側及
び外側の螺旋管の間に第2の筒状網体を介装し、この第
2の筒状網体には、少なくとも一部に弾性部材のコーテ
ィングを施すように構成したので、円滑な曲げが可能
で、圧縮に対する強度が向上し、挿入部の可撓管部やラ
イトガイド軟性部として用いた時に、その安定性,耐久
性が著しく向上する等といった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】内視鏡の全体構成を示す外観図である。
【図2】従来技術による可撓管部の構成を示す要部断面
図である。
【図3】本発明の一実施例における可撓管の構成説明図
である。
【図4】図3の構成による可撓管の要部断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 1a 可撓管部 1b アングル部 1c 先端部本体 3 ライトガイド軟性部 20 可撓管 21a,21b 螺旋管 22 筒状構造部 23 第1の筒状網体 24 外皮層 25 外郭部 26 第2の筒状網体 27 ゴム状弾性体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状構造体として、それぞれ反対方向に
    巻回した内側及び外側の螺旋管と、外側螺旋管の外周部
    に積層され、筒状網体及びこの筒状網体に固着した軟性
    部材からなる外皮層を有する外郭体とを備えた内視鏡の
    可撓管であって、前記筒状構造体を構成する内側及び外
    側の螺旋管の間に第2の筒状網体を介装し、この第2の
    筒状網体には、少なくとも一部に弾性部材のコーティン
    グを施してなることを特徴とする内視鏡の可撓管。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材のコーティングはゴム状弾
    性体であることを特徴とする請求項1記載の内視鏡の可
    撓管。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材をコーティングした第2の
    筒状網体は、その軸線方向に硬さの差を持たせる構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の内視鏡の可撓管。
  4. 【請求項4】 前記第2の筒状網体に対するコーティン
    グの厚みを軸線方向に変えることによて硬さの差を持た
    せるようにしたことを特徴とする請求項3記載の内視鏡
    の可撓管。
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