JPH08312183A - 昇降する二段式立体駐車場 - Google Patents

昇降する二段式立体駐車場

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JPH08312183A
JPH08312183A JP15593196A JP15593196A JPH08312183A JP H08312183 A JPH08312183 A JP H08312183A JP 15593196 A JP15593196 A JP 15593196A JP 15593196 A JP15593196 A JP 15593196A JP H08312183 A JPH08312183 A JP H08312183A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の駆動力を動力とし、何処でも設置で
き、何時でも使用でき、設置費は低価格となる、省エネ
タイプの昇降する二段式立体駐車場。 【構成】 装置の構造は、フォークリフトタイプの昇降
構造である。一対の駆動ローラは、パレット上に設け、
駆動輪との接触面にスベリ止メ加工し駆動力を有効に取
り出す。動力は、駆動ローラから中間軸へそしてチェン
ブロックへと順次チェンで伝動される。中間軸は、伝動
の中継を行いチェンブロックへの接続を容易にする。チ
ェンブロックは、変性の動滑車としてパレットの昇降を
行う。駆動ローラには作用するブレーキ装置を設け、駐
車中の負荷をチェンブロックに代わり支持する保持装置
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降する二段式立体駐
車場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の昇降する二段式立体駐車場は、動
力に電力を使用している。その構成は、電動ウインチの
もの、電動モーターと油圧機器の組合せのもの、電動モ
ーターと油圧機構、リンク機構を組合せたもの等、多種
多様であった。尚、下記文献に於ては、共通して動力に
自動車の駆動力を使用している。実公昭53−5223
7号公報に於ては歯車、チェン伝動、ワイヤーロープ伝
動機構を併用し、特開54−45084号公報に於ては
チェンホイスト、チェン伝動機構を併用している。各文
献で技術的課題として認識されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の昇降する二段式
立体駐車場は、電力使用の構成のため、電源のないとこ
ろでは設置できず、停電時には使用できない不便さがあ
り、設置費は高価格であった。本発明は、電力以外の動
力を使用することで、何処でも設置でき、何時でも使用
でき、設置費は低価格となり、維持費、経費はともに僅
少で済む、省エネタイプの装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】装置の構造は、基礎に直
立する一対のマストとマストの上端を連結するアッパー
ビームの固定部と、マストをガイドして昇降するリフト
ブラケットとパレット、フォークを組にした昇降部から
なる、フォークリフトタイプの昇降構造で鉄鋼製であ
る。装置は、動力に自動車の駆動力を使用している。一
対の駆動ローラは、パレットに並列に設け、駆動輪との
接触面にスベリ止メ加工し駆動力を取り出ている。駆動
ローラから中間軸を経てチェンブロックへは、チェン又
はベルトを介して伝動される。中間軸は伝動中継の役割
を行う。チェンブロックは、変性の動滑車としてパレッ
トの昇降を行う。駆動ローラにはブレーキ装置を設け
る。駐車中の負荷を、チェンブロックに代わり支持する
保持装置を備えている。
【0005】
【作用】装置は、動力に自動車の駆動力を使用してい
る。一対の駆動ローラは、パレットに並列に設け、駆動
輪との接触面にスベリ止メ加工し駆動力を有効に取り出
ている。取り出された動力は、駆動ローラから中間軸へ
中間軸からチェンブロックへと順次チェン又はベルトを
介して伝動される。中間軸は、伝動中継の役割を行いチ
ェンブロックへの接続を容易にする。チェンブロックへ
入力された動力は出力に変わる。チェンブロックは、変
性の動滑車としてパレットの昇降を行う。二本掛けの場
合、リフトブラケットの上側クロスメンバー中央よりの
金具Aにチェンブロック本体の上フックを懸吊し、荷鎖
は、リフトブラケットの下側クロスメンバー中央の金具
Bに設けたアイドラ荷鎖車Aを回り、アッパービーム中
央の金具Cに設けた吊軸に掛けられた下フックへと掛け
回される。三本掛けの場合、リフトブラケットの上側ク
ロスメンバー中央よりの金具Aにチェンブロック本体の
上フックを懸吊し、荷鎖は、リフトブラケットの下側ク
ロスメンバー中央の金具Bに設けたアイドラ荷鎖車Aを
経て、アッパービーム中央の金具Cに設けたアイドラ荷
鎖車Bを回り、さらに金具Bに設けた吊軸に掛けられた
下フックへと掛け回される。駆動ローラには、作用する
ブレーキ装置を設け、昇降時には開放にし駐車時、出場
時には固定にする。また、駐車中の負荷を、チェンブロ
ックに代わり支持する保持装置を備え、その操作は手動
にて確実に行う。変性の動滑車として記載していること
についての説明。動滑車の荷を引き上げる力は、荷の重
さ×動滑車側の荷を吊っているロープの掛け数の逆数と
なる。荷の上がる距離は、ロープを1m引き上げると、
二本掛けの場合は1/2m、三本掛けの場合は1/3
m、四本掛けの場合は1/4mとなり、したがって、ロ
ープをX(m)引き上げると、ロープの掛け数の逆数×
X(m)となると定義づけている。変性の動滑車では、
ロープを引き上げる位置と動滑車の位置が固定されとも
に昇降する。荷を引き上げる力は、荷の重さ×動滑車側
の荷を吊っているロープの掛け数の逆数となり、前記動
滑車と同じである。しかし、荷の上がる距離はロープを
1m引き上げると、二本掛けの場合は1m、三本掛けの
場合は1/2m、四本掛けの場合は1/3mとなり、し
たがって、ロープをX(m)引き上げると、ロープの掛
け数−1の逆数×X(m)となるため、変性の動滑車と
定義づけて記載する。尚、チェンブロックは、メーカー
により異なる。例えば、荷を1m引き上げるのに要する
手鎖の牽引長さは、1tでは43m、2tでは70mと
なり、即ち1tでは1/43、2tでは1/70に減速
されている。チェンブロックの手鎖の牽引長さ1tでは
43m、2tでは70mを、それぞれ1mとみなし説明
している。
【0006】
【実施例】
実施例1。図1に基づいて実施例1を説明する。装置の
構造で、固定部では、基礎1に直立する一対のマスト
2,2aは、一定の長さの溝形鋼をエッジを一定間隔で
対向させ固設し、マストの上端を連結するアッパービー
ム3は、溝形鋼を横架している。昇降部は、図6参照、
一対のマストをガイドして昇降する。リフトブラケット
4の側柱5,5aには、一定の長さの角パイプを用い、
パレット6を載置するフォーク7,7aには、パレット
の短辺よりやや長い溝形鋼を用い、各一端を突き合わせ
内角90度に部材を成形し、その部材の一対を、側柱は
直立にフォークは水平にし一対のマストの内巾より狭く
並列させ、その間に複数のクロスメンバー8となる溝形
鋼を横架し、枠組みとしている。パレット6には、駐車
スペース分の長方形の縞鋼板をフォーク7,7a部分の
中心に合わせ載置し、パレット下側は、複数の連結部材
で補強し、昇降部は一体の溶接構造となる。また、リフ
トブラケット4の左右の側柱5,5aのガイドローラ9
は、パレット側のマストのエッジ内側に当接するように
側柱5,5aの上端に、反対側のエッジ内側に当接する
ように側柱5,5aの下端に、それぞれ設け、側柱の側
方に直角に突設軸止された長軸10の先端部に支承さ
れ、これが転動することによりパレットは略水平状態で
昇降自在となる。他に付属する昇降階段(図示なし)を
備えている。装置の構成は、自動車の駆動力を取り出す
取出装置と取り出した動力をチェンブロック11へ伝達
するチェン伝動を併せた入力部分と、伝達された動力が
チェンブロックの機能でパレットの昇降を行う出力部分
に分かれる。入力部分は次の通りである。一対の駆動ロ
ーラ12,12aは、パレットに設け、両端を軸受1
3,13a,13b,13cで軸支され回動し、駆動輪
との接触面にスベリ止メ加工し駆動力を有効に取り出し
ている。一対の駆動ローラ12,12aのマスト反対側
の軸受13,13b付近に軸着されたスプロケット1
4,14aは、ローラチェン15を介して連動してい
る。駆動ローラ12の動力を伝達する軸受13a付近に
軸着されたスプロケット18と、中間軸16のパレット
側軸受17付近に軸着されたスプロケット18aは、ロ
ーラチェン15を介して連動している。中間軸16は、
リフトブラケット4の下側クロスメンバー8上面に設
け、両端を軸受17,17aで軸支され回動する。中間
軸16は、伝動中継の役割を行い、チェンブロックへの
接続を容易にする。中間軸16のもう一方の軸受17a
付近に軸着された鎖車19は、チェンブロック11の手
鎖車20と、リングチェン21を介して連動している。
動力は、駆動ローラから中間軸へ中間軸からチェンブロ
ックへと順次チェンを介して伝動される。動力を伝達す
る軸受の向かい側の軸受13c付近に軸着されたブレー
キホイール22と作用するブレーキシュー23は、レバ
ー24を組合わせた摩擦ブレーキ装置であり、自動車の
サイドブレーキと同一構造である。(図示なし)昇降時
には開放25にし、駐車時、出場時には固定26にし、
車の出入場を容易にする。出力部分は次の通りである。
チェンブロックは、汎用されている荷役揚重機で、二重
の制動機構を有する安全設計となっている。チェンブロ
ック11は、変性の動滑車として、図5参照、パレット
の昇降を行う。二本掛けの場合、リフトブラケット4の
上側クロスメンバー8中央よりの金具A27にチェンブ
ロック本体の上フック28を懸吊し、荷鎖29は、リフ
トブラケット4の下側クロスメンバー8中央の金具B3
0に設けたアイドラ荷鎖車A31を回り、アッパービー
ム3中央の金具C32に設けた吊軸33に掛けられた下
フック34へと掛け回される。そのことにより、荷を引
き上げる力は、荷の重さの1/2となり、チェンを1m
引き上げると、荷は1m上がる。三本掛けの場合、リフ
トブラケット4の上側クロスメンバー8中央よりの金具
A27にチェンブロック本体の上フック28を懸吊し、
荷鎖29は、リフトブラケット4の下側クロスメンーバ
ー8中央の金具B30に設けたアイドラ荷鎖車A31を
経て、アッパービーム3中央の金具C32に設けたアイ
ドラ荷鎖車B35を回り、さらに金具B30に設けた吊
軸33に掛けられた下フック34へと掛け回される。そ
のことにより、荷を引き上げる力は、荷の重さの1/3
となり、チェンを1m引き上げると、荷は1/2m上が
る。四本掛けの場合、リフトブラケット4の上側クロス
メンバー8中央よりの金具A27にチェンブロック本体
の上フック28を懸吊し、荷鎖29は、リフトブラケッ
ト4の下側クロスメンバー8中央の金具B30に設けた
アイドラ荷鎖車A31を経て、アッパービーム3中央の
金具C32に設けたアイドラ荷鎖車B35を回り、金具
B30に設けたアイドラ荷鎖車C36をさらに回り、金
具C32に設けた吊軸33に掛けられた下フック34へ
と掛け回される。そのことにより、荷を引き上げる力
は、荷の重さの1/4となり、チェンを1m引き上げる
と、荷は1/3m上がる。動滑車側の掛数を変えること
で異なる車体重量に対応できる。保持装置は、図4参
照、駐車中の負荷をチェンブロック11に代わり支持
し、その操作は手動にて確実に行う。装置は、左右の側
柱5,5aに相対するバー49を設け、リフトブラケッ
ト4の中央に設けたI型ベルクランク50とロツド53
介して連結され、バー49には操作レバーが併設され
る。バー49は、直方体の厚手平鉄板を用い、リフトブ
ラケット4の側柱5,5aの所定位置に当接し、その上
端よりにスライダー52を穿設し上下摺動可能とし、側
柱の所定位置に突設したビン51aを介して遊嵌され
る。バー49の上側のストッパー48は、L字状の厚手
平鉄板を用い、バーのスライダー52よりもやや短い間
隔をとり、リフトブラケット4に固設する。バー49の
下側のストッパー48は、上側のストッパー48の逆の
形状とし、マスト2,2aの上段駐車位置40に固設す
る。バー49が上下のストッパー48に挾持されて作用
となることで、駐車中の負荷は支持される。装置は、鉄
鋼の機械的な性質を用いており、低価格の構成となる。
使用方法は次の通りである。自動車の駆動方式と進入姿
勢により駆動ローラ、マスト、その他の位置関係は変わ
り、実施例では後輪駆動でバック進入とする。上昇しよ
うとする自動車は、パレット上を進み、駆動輪を一対の
駆動ローラ12,12aの間で停止する。駆動ローラの
ブレーキを開放25にしたのち、駆動輪を前進方向に低
速で回し、パレットは上昇する。上昇上限位置37で一
旦停止し、保持装置を固定38にしたのち、駆動輪を後
退方向に低速で回し、パレットは下降する。保持装置が
作用39する上段駐車位置40で駆動輪の回転を停止
し、駆動ローラのブレーキ及び自動車のサイドブレーキ
を固定にしたのち、人員は備え付けの階段を通り、上昇
は終る。下降は、駆動ローラのブレーキ及び自動車のサ
イドブレーキを開放にしたのち、駆動輪を前進方向に低
速で回し、パレットは上昇する。上昇上限位置37で一
旦停止し、保持装置を開放41にしたのち、駆動輪を後
退方向に低速で回し、パレットは下降する。下段停止位
置42で駆動輪の回転を停止し、駆動ローラのブレーキ
を固定26にし、下降は終る。装置の安全対策として、
回転部には保護ケース、保護カーバー(図示なし)を設
け、上昇上限位置37及び上段駐車位置40には警報ブ
ザー、警報ランプ(図示なし)及び蛍光色表示の合いマ
ークを施し、下段の確認用ミラー(図示なし)を備え、
パレット上の歩行部分、階段部分にはスベリ止メ、手摺
(図示なし)を備え、安全に使用できるように整備を行
う。
【0007】実施例2。図2に基づいて実施例2を説明
する。装置の構造については、実施例1と同一であり説
明を省略する。装置の構成は、自動車の駆動力を取り出
す取出装置と取り出した動力をチェンブロック11へ伝
達するベルト伝動を併せた入力部分と、伝達された動力
がチェンブロックの機能でパレットの昇降を行う出力部
分に分かれる。入力部分は次の通りである。一対の駆動
ローラ12,12aは、パレット6に固設し、両端を軸
受13,13a,13b,13cで軸支され回動し、駆
動輪との接触面にスベリ止メ加工し駆動力を有効に取り
出している。一対の駆動ローラ12,12aのマスト反
対側の軸受13,13b付近に軸着されたベルト車4
3,43aは、ベルト44を介して連動している。駆動
ローラ12の動力を伝達する軸受13a付近に軸着され
たベルト車45と、中間軸16のパレット側軸受17付
近に軸着されたベルト車45aは、ベルト44を介して
連動している。中間軸16は、リフトブラケット4の下
側クロスメンバー8上面に設け、両端を軸受17,17
aで軸支され回動する。中間軸16は、伝動中継の役割
を行いチェンブロックへの接続を容易にする。中間軸1
6のもう一方の軸受17a付近に軸着されたベルト車4
6は、チェンブロック11のベルト車47と、ベルト4
4を介して連動している。実施例2では、ベルト伝動で
あるために、チェンブロックの手鎖車をチェンブロック
の性能、機能を損うことなくベルト車47に代えてい
る。動力は、駆動ローラから中間軸へ中間軸からチェン
ブロックへと順次ベルトを介して伝動される。ブレーキ
装置、出力部分、保持装置、使用方法、安全対策につい
ては、実施例1と同一であり説明を省略する。
【0008】実施例3。図3に基づいて実施例3を説明
する。実施例3は、一方のパレットの自動車の駆動力に
より、両方のパレットが同時に昇降する。装置の構造
で、固定部では、基礎1aに直立する一対のマスト2,
2aは、一定の長さの溝形鋼をエッジを一定間隔で対向
させ固設し、マストの上端を連結するアッパービーム3
は、溝形鋼を横架している。昇降部は、リフトブラケッ
ト4と、リフトブラケットを共有する一対のパレット
6,6a、フォーク7b,7cを組にしており、一対の
マストをガイドして昇降する。昇降部では、リフトブラ
ケット4の側柱5,5aには、一定の長さの角パイプを
用い、パレット6,6aを載置するフォーク7b,7c
には、パレットの短辺の2倍よりやや長い溝形鋼を用
い、溝形鋼の中央に角パイプを直立し部材を成形し、そ
の部材の一対を、一対のマストの内巾より狭く並列さ
せ、その間に複数のクロスメンバー8となる溝形鋼を横
架し、枠組みとしている。パレット6,6aには、駐車
スペース分の長方形の縞鋼板をフォーク7b,7cの中
心に合わせ載置し、パレット下側は、複数の連結部材で
補強し、昇降部は一体の溶接構造となる。また、リフト
ブラケット4の左右の側柱5,5aの複数のガイドロー
ラ9は、マストのエッジ内側に当接するように設け、側
柱の側方に直角に突設軸止された長軸10の先端部に支
承され、これが転動することによりパレットは略水平状
態で昇降自在となる。他に付属する昇降階段(図示な
し)を備えている。装置の構成、入力部分、ブレーキ装
置、出力部分、保持装置、使用方法、安全対策について
は、実施例1、2と同一であり説明を省略する。尚、安
全対策で、入力部分のないパレットにはタイヤ止メ(図
示なし)を設ける。実施例3では、負荷が実施例1、2
の2倍となるために、構造部、保持装置は強度をアップ
し剛性を増し、また、動滑車側のチェンの掛数を増し対
応する。
【0009】
【発明の効果】従来の装置は、電力を使用し、電源のな
いところには設置できず、停電時には使用できない不便
さがあり、設置費は高価格となる。本発明は、動力に自
動車の駆動力を使用し、取り出された動力はチェン伝動
又はベルト伝動によりチェンブロックに入力され、チェ
ンブロックは変性の動滑車としてパレットの昇降を行
う。装置は、その構成から、何処でも設置でき、何時で
も使用でき、設置費は低価格となり、維持費は使用摩耗
による部品交換、経費は昇降に要する燃料費で、維持
費、経費はともに僅少となる。経済的で、消費者のニー
ズにあった、省エネタイプの昇降する二段式立体駐車場
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の二本掛けの全体斜視図である。
【図2】実施例2の二本掛けの全体斜視図である。
【図3】実施例3の二本掛けの全体斜視図である。
【図4】保持装置の左側部分の動作説明図である。
【図5】変性の動滑車の二本掛け(a)、三本掛け
(b)、四本掛け(c)の原理説明図である。
【図6】実施例1,2の昇降部枠組みの全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基礎 2,2a マスト 3 アッパービーム 4 リフトブラケット 5,5a 側柱 6,6a パレット 7,7a,7b,7c フォーク 8 クロスメンバー 11 チェンブロック 12,12a 駆動ローラ 16 中間軸 27 金具A 28 上フック 29 荷鎖 30 金具B 31 アイドラ荷鎖車A 32 金具C 33 吊軸 34 下フック 35 アイドラ荷鎖車B 36 アイドラ荷鎖車C 44 ベルト 45,45a ベルト車 46 ベルト車 47 ベルト車 48 ストッパー 49 バー 50 I型ベルクランク 53 ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の構造は基礎に直立する一対のマス
    トとマストの上端を連結するアッパービームの固定部と
    マストをガイドして昇降するリフトブラケットとパレッ
    ト、フォークを組にした昇降部からなり、パレット上に
    並列に設けた一対の駆動ローラは自動車の駆動輪との接
    触面にスベリ止メ加工し駆動力を取り出し、動力は中間
    軸を経てチェンブロックへと伝動され、駆動ローラには
    ブレーキ装置を設け、昇降する二段式立体駐車場に於
    て、チェン伝動された駆動力はリフトブラケットの上側
    クロスメンバーに懸吊されたチェンブロックにより変性
    の動滑車としてパレットの昇降を行い、二本掛けでの荷
    鎖はリフトブラケットの上側クロスメンバー中央よりの
    金具Aに懸吊されたチェンブロック本体から、リフトブ
    ラケットの下側クロスメンバー中央の金具Bに設けたア
    イドラ荷鎖車を回り、アッパービーム中央の金具Cに設
    けた吊軸に掛けられた下フックへと掛け回され、三本掛
    けでの荷鎖はリフトブラケットの上側クロスメンバー中
    央よりの金具Aに懸吊されたチェンブロック本体から、
    リフトブラケットの下側クロスメンバー中央の金具Bに
    設けたアイドラ荷鎖車を経て、アッパービーム中央の金
    具Cに設けたアイドラ荷鎖車を回り、さらに金具Bに設
    けた吊軸に掛けられた下フックへと掛け回され、駐車中
    の負荷をチェンブロックに代わり支持する保持装置を備
    えた昇降する二段式立体駐車場。
  2. 【請求項2】 装置の動力取出装置を含む動力伝動機構
    即ち駆動ローラから中間軸を経てチェンブロックへチェ
    ンを介して伝動されることに代えてベルトを介して伝動
    される組合せの請求項1記載の昇降する二段式立体駐車
    場。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103806722A (zh) * 2014-01-21 2014-05-21 安徽华星智能停车设备有限公司 无电源液压简易升降停车设备
CN110242077A (zh) * 2019-06-28 2019-09-17 东北大学 自驱动可避让式立体停车装置

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