JPH0831193A - 電圧保持回路 - Google Patents

電圧保持回路

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JPH0831193A
JPH0831193A JP6299979A JP29997994A JPH0831193A JP H0831193 A JPH0831193 A JP H0831193A JP 6299979 A JP6299979 A JP 6299979A JP 29997994 A JP29997994 A JP 29997994A JP H0831193 A JPH0831193 A JP H0831193A
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Toshihiro Miyake
敏博 三宅
Kazuyuki Kubo
和之 久保
Seiji Yamamoto
誠二 山本
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Mitsubishi Electric Corp
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Kanebo Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧保持回路の出力端子の電位が入力端子の
電位とほぼ同等となるように保持する。 【構成】 入力端子1の電位が出力端子6の電位よりも
低い場合には、トランジスタ3は非導通状態になり、出
力端子6の電位が抵抗4とコンデンサ5との時定数によ
る中間電位に保持される。入力端子1の電位が出力端子
6の電位よりも高い場合には、抵抗7,8の影響によ
り、トランジスタ3が完全な導通状態になるまでに時間
がかかり、コンデンサ5はゆっくり充電され、出力端子
6の電位上昇時間が遅くなり、結果として、出力端子6
の電位が入力端子1の電位を上越する幅が小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電圧のピーク値を検出
し、それを保持する電圧保持回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、外部から取込んだ電圧信号の大
きさにもとづいて各種制御機器を制御する各種コントロ
ーラが公知である。例えばエアコン用コントローラにお
いては、室温検知センサからの出力電圧を取込み、電圧
保持回路で保持しておき、この電圧値と設定温度の値と
を比較し、比較値(偏差)が零となるようにコンプレッ
サ等の制御機器をフィードバック制御するのである。こ
こで、当該コントローラの空調制御の精度は、上記室温
検知センサの出力特性だけでなく、上記電圧保持回路で
いかに高精度に当該センサの出力電圧を保持できるかに
かかわる。当該センサの出力電圧の値より若干高めに、
あるいは低めに電圧を保持したのでは、満足のいく空調
制御が行えない。ところで、大型ビルに設置した全部屋
のエアコンを、集中制御室のコンピュータで一括制御す
るようにしたものでは、電力負荷、季節等に応じて各部
屋のエアコンのコントローラの特性を外部から遠隔的に
調整する必要性もあり、このために各コントローラの電
圧保持回路の電圧保持値等の特性を変更できることが肝
要である。従来から、このように外部から取込んだ電圧
信号を保持して、各種制御機器を制御したり、あるいは
この保持値を外部から変更するシステムとしては、エア
コン制御に限らず、ネットワークを介しコンピュータ間
を接続して構成したINSシステム、集中管理局と移動
局との間を無線で接続して構成した自動車電話システ
ム、あるいはロボット制御、航空制御等種々の分野の入
力処理に採用されている。
【0003】図5は従来の電圧保持回路を示す回路図で
ある。この図5において、Vddは高電位部としての電
源電位部、GNDは低電位部としての接地電位部、1は
外部からの信号を入力するための入力端子、2はコンパ
レータ、3は電圧制御素子としてのPチャンネル電界効
果トランジスタ(以下、Pchトランジスタと称す
る)、4は抵抗素子、5はコンデンサ、6は保持された
電圧のピーク値を外部に出力するための出力端子であ
る。また、コンパレータ2の反転入力端は入力端子1に
接続され、コンパレータ2の非反転入力端は出力端子6
に接続され、Pchトランジスタ3のソース電極は電源
電位部Vddに接続され、Pchトランジスタ3のゲー
ト電極がコンパレータ2の出力端に接続され、Pchト
ランジスタ3のドレイン電極が出力端子6に接続され、
抵抗素子4とコンデンサ5それぞれが出力端子6と接地
電位部GNDとに接続され、これら抵抗素子4とコンデ
ンサ5とによって時定数設定手段Aが構成されている。
【0004】この従来の電圧保持回路の動作を説明す
る。今、入力端子1の電位と出力端子6の電位とが電源
電位部Vddと接地電位部GNDとの中間にあると仮定
する。そこで、入力端子1の電位が出力端子6の電位よ
りも低くなった場合、コンパレータ2の出力は高電位と
なり、Pchトランジスタ3は非導通状態となり、コン
デンサ5には電荷の充電が行われなくなり、出力端子6
の電位はそのまま電源電位部Vddの高電位と接地電位
部GNDの低電位との間における抵抗素子4の抵抗値R
とコンデンサ5の容量Cから決定される時定数T=1/
CRによる中間電位に保持される。また、入力端子1の
電位が出力端子6の電位よりも高くなった場合、コンパ
レータ2の出力は低電位となり、Pchトランジスタ3
は導通状態となり、コンデンサ5には電荷が充電され、
出力端子6の電位が上昇を始める。そして、出力端子6
の電位が入力端子1の電位と同等もしくはそれ以上にな
ると、コンパレータ2の出力は高電位となり、Pchト
ランジスタ3は非導通状態となり、コンデンサ5には電
荷の充電が行われなくなり、出力端子6の電位は上記時
定数T=1/CRにもとづく中間電位に保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
に構成された従来の電圧保持回路では、出力端子6の電
位上昇時間と電圧保持値とは次のような相関関係にあ
る。即ち、出力端子6の電位上昇時間が速い程、出力端
子6の電圧保持値が入力端子1の電圧保持値よりも大き
くかけはなれて行き、出力端子6の電位上昇時間が遅い
程、出力端子6の電圧保持値が入力端子1の電圧保持値
に近い値となる。実際には電位上昇時間が速い程出力端
子6の電位は入力端子1の電位を越えて保持される傾向
にあるという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、出力端子の電位が入力端子の電位
とほぼ同等となるように保持できる電圧保持回路を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した第1
の発明に係る電圧保持回路は、外部から信号を入力する
ための入力端子の電位と外部に信号を出力するための出
力端子の電位とを比較するコンパレータと、出力端子を
高電位部または低電位部のうちの一方の電位部に接続す
る電界効果トランジスタのような電圧制御素子と、高電
位部または低電位部のうちの他方の電位部を出力端子に
接続する抵抗素子とコンデンサとからなる時定数設定手
段と、コンパレータから電圧制御素子のゲート電極のよ
うな制御電極に印加される制御電位の上昇時間または下
降時間としての変位時間を遅延する制御電位遅延手段と
を備える構成としたものである。
【0008】請求項2に記載した第2の発明に係る電圧
保持回路は、第1の発明における制御電位遅延手段が第
1抵抗素子と第2抵抗素子とからなり、この第1抵抗素
子が電圧制御素子接続側電位部と電圧制御素子の制御電
極とに接続され、第2抵抗素子が電圧制御素子の制御電
極とコンパレータの出力端とに接続される構成としたも
のである。
【0009】請求項3に記載した第3の発明に係る電圧
保持回路は、第1の発明における制御電位遅延手段が抵
抗素子とダイオードとからなり、この抵抗素子が電圧制
御素子接続側電位部と電圧制御素子の制御電極とに接続
され、ダイオードが電圧制御素子の制御電極とコンパレ
ータの出力端とに制御電極側からコンパレータ側に向け
順方向として接続される構成としたものである。
【0010】請求項4に記載した第4の発明に係る電圧
保持回路は、第1の発明における制御電位遅延手段が電
界効果トランジスタのような第1電圧制御素子と電界効
果トランジスタのような第2電圧制御素子とからなり、
第1電圧制御素子が第1の発明における電圧制御素子接
続側電位部と同第1の発明における電圧制御素子の制御
電極とに接続され、第2電圧制御素子が第1の発明にお
ける電圧制御素子の制御電極とコンパレータの出力端と
に接続される構成としたものである。
【0011】請求項5に記載した第5の発明に係る電圧
保持回路は、第1の発明における制御電位遅延手段が第
1電位設定群と第2電位設定群と外部制御部とからな
り、第1電位設定群が第1トランスミッションゲートと
第1抵抗素子との直列接続体を複数備え、これら複数の
第1トランスミッションゲートと第1抵抗素子との直列
接続体が電圧制御素子接続側電位部と電圧制御素子の制
御電極とに接続され、また、第2電位設定群が第2トラ
ンスミッションゲートと第2抵抗素子との直列接続体を
複数備え、これら複数の第2トランスミッションゲート
と第2抵抗素子との直列接続体が電圧制御素子の制御電
極とコンパレータの出力端との接続され、さらに外部制
御回路が第1トランスミッションゲートのうちの1つ以
上と第2トランスミッションゲートのうちの1つ以上を
導通動作することによって複数の第1抵抗素子と複数の
第2抵抗素子とからなる抵抗素子対との組み合わせを設
定する構成としたものである。
【0012】
【作用】第1の発明における電圧保持回路は、入力端子
に外部の信号が入力されると、コンパレータが入力端子
の電位と出力端子の電位とを比較し、入力端子の電位が
出力端子の電位よりも高いか低いかに応じ、コンパレー
タの出力端が高電位または低電位のいずれか一方の電位
となり、このコンパレータの出力端への電位設定に伴い
電圧制御素子が導通または非導通の状態となる。そし
て、電圧制御素子が非導通になった場合は、時定数設定
手段中のコンデンサへの電荷の充電が行なわれず、出力
端子の電位がそのまま高電位部と低電位部との間の時定
数設定手段による時定数にもとづく中間電位に保持され
る。また、電圧制御素子が導通状態になる場合は、制御
電位遅延手段がコンパレータの出力端から電圧制御素子
の制御電極へ印加される制御電位の変位時間を遅くする
ので、電圧制御素子が完全な導通状態になるまでに時間
がかかり、結果として時定数設定手段中のコンデンサに
は電荷がゆっくり充電され、出力端子の電位上昇時間が
遅くなる。したがって、出力端子の電位が入力端子の電
位よりずれる幅が小さくなる。
【0013】第2の発明における電圧保持回路は、コン
パレータの出力端から電圧制御素子の制御電極へ印加さ
れる制御電位の変位時間を遅延するのに、電流制御を重
視した回路設計が可能となる。
【0014】第3の発明における電圧保持回路は、コン
パレータの出力端から電圧制御素子の制御電極へ印加さ
れる制御電位の変位時間を遅延するのに、電圧制御を重
視した回路設計が可能となる。
【0015】第4の発明における電圧保持回路は、電圧
制御素子の制御電極長(ゲート長)Lと制御電極幅(ゲ
ート幅)Wと割合としての電圧制御素子のサイズW/L
にもとづき、制御電位の変位時間の速さを重視するか、
出力端子の電位が入力端子の電位よりずれる幅として出
力端子の電圧保持値を重視するかの回路設計が可能とな
る。
【0016】第5の発明における電圧保持回路は、第1
抵抗素子と第2抵抗素子とからなる抵抗素子対の組み合
わせに応じ、出力端子の電位変位時間と電圧保持値とが
種々選択可能となる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1及至図4を
用い、前述の従来例と同一部分に同一符号を付して説明
する。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る電圧保持回
路を示す回路図である。この図1において、コンパレー
タ2はその反転入力端に接続された入力端子1の電位
と、その非反転入力端に接続された出力端子6の電位と
を比較し、入力端子1の電位が出力端子6の電位より低
い場合はコンパレータ2の出力端には高電位が出力さ
れ、入力端子1の電位が出力端子6の電位より高いか同
等の場合はコンパレータ2の出力端には低電位が出力さ
れる。電圧制御素子を構成するPchトランジスタ3の
ソース電極は電源電位部Vddに接続され、このPch
トランジスタ3のドレイン電極は出力端子6に接続さ
れ、出力端子6は時定数設定手段Aを介して接地電位部
GNDに接続されている。この時定数設定手段Aは抵抗
素子4とコンデンサ5とで構成され、Pchトランジス
タ3の導通動作によりコンデンサ5が電荷を充電し、P
chトランジスタ3の非導通動作によりコンデンサ5が
電荷を抵抗素子4の抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cと
からなる時定数T=1/CRを以て放電する。一方、コ
ンパレータ2の出力端とPchトランジスタ3の制御電
極たるゲート電極とは制御電位遅延手段Bを介して接続
されている。この制御電位遅延手段Bは第1抵抗素子7
と第2抵抗素子8とで構成され、第1抵抗素子7は電源
電位部VddとPchトランジスタ3のゲート電極とに
接続され、第2抵抗素子8はPchトランジスタ3のゲ
ート電極とコンパレータ2の出力端とに接続され、この
第2抵抗素子8の抵抗値R8は第1抵抗素子7の抵抗値
R7よりも大きい値に設定されている(R7<R8)。
この制御電位遅延手段Bにおいて、第1抵抗素子7と第
2抵抗素子8とPchトランジスタ3のゲート電極との
接続点を第1ノード101と称し、第2抵抗素子8とコ
ンパレータ2の出力端との接続点を第2ノード102と
称する。
【0018】次に、この実施例1の動作について説明す
る。今、入力端子1の電位と出力端子6の電位とが電源
電位部Vddと接地電位部GNDの中間にあるとする。
ここで、入力端子1の電位が出力端子6の電位に比べ低
くなった場合、コンパレータ2の出力端の電位が高電位
となるとともに、これに伴い第1ノード101の電位が
高電位となり、Pchトランジスタ3は非導通状態とな
り、コンデンサ5には電荷の充電が行われなくなり、出
力端子6の電位はそのまま電源電位部Vddの高電位と
接地電位部GNDの低電位との間における抵抗素子4の
抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cから決定される時定数
T=1/CRによる中間電位に保持される。一方、入力
端子1の電位が出力端子6の電位に比べて高くなった場
合、コンパレータ2の出力端の電位が低電位となるとと
もに、これに伴い第1ノード101の電位は低電位とな
るが、第2抵抗素子8の影響で第1ノード101の電位
下降時間は遅くなり、Pchトランジスタ3が完全な導
通状態になるまでに時間がかかる。これにより、コンデ
ンサ5はゆっくり電荷を充電し、出力端子6の電位上昇
時間が遅くなり、出力端子6の電位が入力端子1の電位
を上越する幅が小さくなる。出力端子6の電位が入力端
子1の電位を上越すると、コンパレータ2の出力端の電
位および第1ノード101の電位は高電位となり、Pc
hトランジスタ3は非導通状態となる。よってコンデン
サ5には電荷の充電が行われなくなり、出力端子6の電
位は電源電位部Vddの高電位と接地電位部の低電位と
の間における抵抗素子1の抵抗値Rとコンデンサ5の容
量Cから決定される時定数T=1/CRによる中間電位
に保持される。
【0019】以上のことから、この実施例1によれば第
1抵抗素子7の抵抗値R7および第2抵抗素子8の抵抗
値R8を適宜な値に設定することにより、出力端子6の
電位上昇時間および出力端子6の電圧保持値を調節する
ことができる。特に、この実施例1のように、制御電位
遅延手段Bを第1抵抗素子7と第2抵抗素子8とで構成
することにより、電流制御ができるという観点から回路
設計ができる利点がある。この利点は請求項2に対応す
る。
【0020】実施例2.図2はこの発明の実施例2に係
る電圧保持回路を示す回路図である。この実施例2は、
図に示すように、コンパレータ2からPchトランジス
タ3のゲート電極に印加する制御電位の変位時間を遅延
するための制御電位遅延手段Cが前記実施例1の第1抵
抗素子7と同様な抵抗素子7と、ダイオード9とで構成
されたことに特徴がある。ダイオード9はPchトラン
ジスタ3のゲート電極側からコンパレータ2の出力端側
に向けて順方向に配置され、このダイオード9はPch
トランジスタ3のゲート電極とコンパレータ2の出力端
とに接続されている。ダイオードと抵抗素子7とPch
トランジスタ3のゲート電極との接続点を第1ノード1
03と称し、ダイオード9とコンパレータ2の出力端と
の接続点を第2ノード104と称する。なお、コンパレ
ータ2、Pchトランジスタ3のソース電極とドレイン
電極、時定数設定手段Aそれぞれは実施例1と同様にな
っている。つまり、コンパレータ2は入力端子1の電位
と出力端子6の電位とを比較し、入力端子1の電位が出
力端子6の電位より低い場合はコンパレータ2の出力端
には高電位が出力され、入力端子1の電位が出力端子6
の電位より高いか同等の場合はコンパレータ2の出力端
には低電位が出力される。Pchトランジスタ3のソー
ス電極は電源電位部Vddに接続され、このPchトラ
ンジスタ3のドレイン電極は出力端子6に接続され、出
力端子6は抵抗素子4とコンデンサ5とからなる時定数
設定手段Aを介して接地電位部GNDに接続されてい
る。
【0021】次に、実施例2の動作について説明する。
今、入力端子1の電位と出力端子6の電位とが電源電位
部Vddと接地電位部GNDの中間にあると仮定する。
ここで、入力端子1の電位が出力端子6の電位に比べ低
くなった場合、コンパレータ2の出力端の電位が高電位
となるとともに、これに伴い第1ノード103の電位が
高電位となり、Pchトランジスタ3は非導通状態とな
り、コンデンサ5には電荷の充電が行われなくなり、出
力端子6の電位はそのまま電源電位部Vddの高電位と
接地電位部GNDの低電位との間における抵抗素子4の
抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cから決定される時定数
T=1/CRによる中間電位に保持される。一方、入力
端子1の電位が出力端子6の電位に比べて高くなった場
合、コンパレータ2の出力端の電位が低電位となるとと
もに、これに伴い第1ノード103の電位は低電位とな
るが、ダイオード9の影響で第1ノード103の電位下
降時間は遅くなり、Pchトランジスタ3が完全な導通
状態になるまでに時間がかかる。これにより、コンデン
サ5はゆっくり充電し、出力端子6の電位上昇時間が遅
くなり、出力端子6の電位が入力端子1の電位を上越す
る幅が小さくなる。出力端子6の電位が入力端子1の電
位を上越すると、コンパレータ2の出力端の電位および
第1ノード103の電位は高電位となり、Pchトラン
ジスタ3は非導通状態となる。よってコンデンサ5は電
荷の充電が行われなくなり、出力端子6の電位は電源電
位部Vddの高電位と接地電位部GNDの低電位との間
における抵抗素子4の抵抗値Rとコンデンサ5の容量C
から決定される時定数T=1/CRによる中間電位に保
持される。
【0022】以上のことから、この実施例2によれば抵
抗素子7の抵抗値R7に対応するダイオード9の特性を
適宜な値に設定することにより、出力端子6の電位上昇
時間および出力端子6の電圧保持値を調節することがで
きる。特に、この実施例2のように、制御電位遅延手段
Bを抵抗素子7とダイオード9とで構成することによ
り、電圧制御ができるという観点から回路設計ができる
利点がある。この利点は請求項3に対応する。
【0023】実施例3.図3はこの発明の実施例3に係
る電圧保持回路を示す回路図である。この実施例3は、
図3に示すように、電圧制御素子がNチャンネル電界効
果トランジスタ(以下、Nchトランジスタと称する)
27にて構成され、コンパレータ2からNchトランジ
スタ27のゲート電極に印加される制御電位の変位時間
を遅延するための制御電位遅延手段Dが上記Nchトラ
ンジスタ27とは別の第1Nchトランジスタ11と第
2Nchトランジスタ12とで構成されたことに特徴が
ある。具体的には、Nchトランジスタ27のソース電
極が接地電位部GNDに接続され、このNchトランジ
スタ27のドレイン電極が出力端子6に接続され、この
出力端子6には電源電位部Vddが抵抗素子4とコンデ
ンサ5とからなる時定数設定手段Aを介して接続され、
第1Nchトランジスタ11のドレイン電極はコンパレ
ータ2の出力端に接続され、この第1Nchトランジス
タ11のソース電極はNchトランジスタ27のゲート
電極に接続され、第2Nchトランジスタ12のドレイ
ン電極はNchトランジスタ27のゲート電極に接続さ
れ、この第2Nchトランジスタ12のソース電極は接
地電位部GNDに接続され、上記第1Nchトランジス
タ11のドレイン電極とコンパレータ2の出力端との接
続点を第2ノード106と称し、第2Nchトランジス
タ12のゲート電極の同第2Nchトランジスタ12の
ドレイン電極との接続点を第1ノード105と称し、第
1Nchトランジスタ11のゲート電極は同第1Nch
トランジスタ11のドレイン電極に接続されている。こ
こで、電界効果トランジスタのゲート長をL、ゲート幅
をWとしたときのW/Lを電界効果トランジスタのサイ
ズと称した場合において、第2Nchトランジスタ12
のサイズW/Lは第1Nchトランジスタ11のサイズ
W/Lより大きい値に設定されている。またコンパレー
タ2はその反転入力端子に接続された入力端子の電位
と、その非反転入力端に接続された出力端子6の電位と
を比較し、入力端子1の電位が出力端子6の電位より低
い場合はコンパレータ2の出力端には高電位が出力さ
れ、入力端子1の電位が出力端子6の電位より高いか同
等の場合にはコンパレータ2の出力端には低電位が出力
される。
【0024】次に、実施例3の動作について説明する。
今、入力端子1の電位と出力端子6の電位とが電源電位
部Vddと接地電位部GNDの中間にあると仮定する。
ここで、入力端子1の電位が出力端子6の電位に比べ高
くなった場合、コンパレータ2の出力端の電位が低電位
となるとともに、これに伴い第1ノード105の電位が
低電位となり、Nchトランジスタ27は非導通状態と
なり、コンデンサ5には電荷の充電が行われなくなり、
出力端子6の電位はそのまま電源電位部Vddの高電位
と接地電位部GNDの低電位との間における抵抗素子4
の抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cから決定される時定
数T=1/CRによる中間電位に保持される。一方、入
力端子1の電位が出力端子6の電位に比べ低くなった場
合、コンパレータ2の出力端の電位および第1ノード1
05の電位は高電位となるが、第1Nchトランジスタ
11の影響で第1ノード105の電位上昇時間は遅くな
り、Nchトランジスタ27が完全な導通状態になるま
でに時間がかかる。これにより、コンデンサ5はゆっく
り電荷を充電し、出力端子6の電位下降時間が遅くな
り、出力端子6の電位が入力端子1の電位を下越する幅
が小さくなる。出力端子6の電位が入力端子1の電位を
下越すると、コンパレータ2の出力端の電位および第1
ノード105の電位は低電位となり、Nchトランジス
タ27は非導通状態となる。よってコンデンサ5は電荷
の充電がなくなり、出力端子6の電位は電源電位部Vd
dの高電位と接地電位部GNDの低電位との間における
抵抗素子4の抵抗値R4とコンデンサ5の容量Cによっ
て決定される時定数T=1/CRによる中間電位に保持
される。
【0025】以上のことから、この実施例3によれば第
1Nchトランジスタ11のサイズW/Lおよび第2N
chトランジスタ12のサイズW/Lを適宜な値に設定
することにより、出力端子6の電位下降時間および出力
端子6の電圧保持値を調節することができる。つまり、
出力端子6の電位の変位時間の速さを重視するのか、ま
たは、出力端子6の電圧保持値を重視するのかによっ
て、第1,第2NchトランジスタのサイズW/Lの設
定は異なるが、この実施例4において、電位下降時間の
速さを重視するのであれば、第1Nchトランジスタ1
1のサイズW/Lを第2Nchトランジスタ12のサイ
ズW/Lに比べ小さくすれば良いし、電圧保持値を重視
するのであれば第1Nchトランジスタ11のサイズW
/LをNchトランジスタ12のサイズW/Lに比べ大
きくすれば良いので、この実施例4では出力端子6の電
位の変化時間の速さを重視するか、出力端子6の電圧保
持値の正確を重視するかの回路設計ができるという利点
がある。この利点は特に請求項4に対応する。
【0026】実施例4.図4はこの発明の実施例4に係
る電圧保持回路を示す回路図である。この実施例4は、
図4に示すように、実施例1で示した第1抵抗素子7と
第2抵抗素子8とに相当する抵抗素子の個数を増やし、
これら抵抗素子の組み合わせを可能としたことに特徴が
ある。具体的には、コンパレータ2からPchトランジ
スタ3のゲート電極に印加する制御電位の変位時間を遅
延するための制御電位遅延手段Eは、外部制御回路14
と複数の第1抵抗素子15,17,19と複数の第2抵
抗素子16,18,20と複数の第1トランスミッショ
ンゲート21,23,25と複数の第2トランスミッシ
ョンゲート22,24,26と備えている。複数の第1
抵抗素子15,17,19と複数の第1トランスミッシ
ョンゲート21,23,25とにおいて、第1抵抗素子
15と第1トランスミッションゲート21とは直列に接
続され、この第1抵抗素子15と第1トランスミッショ
ンゲート21との接続点を第1ノード107と称し、こ
の第1抵抗素子15と第1トランスミッションゲート2
1との直列構成体が電源電位部VddとPchトランジ
スタ3のゲート電極とに接続され、この第1抵抗素子1
5とPchトランジスタ3のゲート電極との接続点を第
2ノード108と称する。また、上記とは別の第1抵抗
素子17と第1トランスミッションゲート23とは直列
に接続され、この第1抵抗素子17と第1トランスミッ
ションゲート23との接続点を上記とは別の第1ノード
110と称し、この第1抵抗素子17と第1トランスミ
ッションゲート23との直列構成体が電源電位部Vdd
とPchトランジスタ3のゲート電極とに接続され、こ
の第1抵抗素子17とPchトランジスタ3のゲート電
極との接続点を上記とは別の第2ノード111と称す
る。さらに、残りの第1抵抗素子19と第1トランスミ
ッションゲート25とは直列に接続され、この第1抵抗
素子19と第1トランスミッションゲート25との接続
点を上記とは別の第1ノード113と称し、この第1抵
抗素子19と第1トランスミッションゲート21との直
列構成体が電源電位部VddとPchトランジスタ3の
ゲート電極とに接続され、この第1抵抗素子19とPc
hトランジスタ3のゲート電極との接続点を上記とは別
の第2ノード114と称する。複数の第2抵抗素子1
6,18,20と複数の第2トランスミッションゲート
22,24,26とにおいて、第2抵抗素子16と第1
トランスミッションゲート22とは直列に接続され、こ
の第2抵抗素子16と第2トランスミッションゲート2
2との接続点を第3ノード109と称し、この第2抵抗
素子16と第2トランスミッションゲート22との直列
構成体が上記第2ノード108とコンパレータ2の出力
端とに接続されている。また上記とは別の第2抵抗素子
18と第2トランスミッションゲート24とは直列に接
続され、この第2抵抗素子18と第2トランスミッショ
ンゲート24との接続点を上記とは別の第3ノード11
2と称し、この第2抵抗素子18と第2トランスミッシ
ョンゲート24との直列構成体が上記第2ノード111
とコンパレータ2の出力端とに接続されている。さら
に、残りの第2抵抗素子20と第2トランスミッション
ゲート26とは直列に接続され、この第2抵抗素子20
と第2トランスミッションゲート26との接続点を上記
とは別の第3ノード115と称し、この第2抵抗素子2
0と第2トランスミッションゲート26との直列構成体
が上記第2ノード114とコンパレータ2の出力端とに
接続されている。また、上記複数の第1・第2トランス
ミッションゲート21〜26は外部制御回路14からの
出力によって導通または非導通に動作される。つまり、
この実施例4の制御電位遅延手段Eにおいては、外部制
御回路14が複数の第1トランスミッションゲート2
1,23,25のうちの1つ以上と複数の第2トランス
ミッションゲート22,24,26のうちの1つ以上と
を導通動作することによって、複数の第1抵抗素子1
5,17,18のうちの1つ以上と複数の第2抵抗素子
16,18,20のうちの1つ以上とからなる抵抗素子
対の組み合わせが選定可能となる。なお、第1抵抗素子
16,18,20の抵抗値R16,R18,R20は第
1抵抗素子15,17,19の抵抗値R15,R17,
R19より大きい値に設定されているものとし、図4中
の符号13は上記抵抗素子対の組み合わせを選定するた
めの外部制御回路14の入力端である。
【0027】次に、実施例4の動作について説明する。
今、入力端子1の電位と出力端子6の電位とが電源電位
部Vddと接地電位部GNDの中間にあり、外部制御回
路14の入力端子13からの入力により、外部制御回路
14を通して、トランスミッションゲート21,26が
導通状態であると仮定する。ここで入力端子1の電位が
出力端子6の電位に比べ低くなった場合、コンパレータ
2の出力端の電位が高電位となり、これに伴い第2ノー
ド108の電位が高電位となり、Pchトランジスタ3
は非導通状態となり、コンデンサ5には電荷の充電が行
われなくなり、出力端子6の電位はそのまま電源電位部
Vddの高電位と接地電位部GNDの低電位の間におけ
る抵抗素子1の抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cによっ
て決定される時定数T=1/CRによる中間電位に保持
される。一方、入力端子1の電位が出力端子6の電位に
比べ高くなった場合、コンパレータ2の出力端の電位お
よび第2ノード108の電位は低電位となるが、第2抵
抗素子20の影響で第2ノード108の電位下降時間は
遅くなり、Pchトランジスタ3が完全な導通状態にな
るまでに時間がかかる。これにより、コンデンサ5はゆ
っくり電荷を充電し、出力端子6の電位上昇時間が遅く
なり、出力端子6の電位が入力端子1の電位を上越する
幅が小さくなる。出力端子6の電位が入力端子1の電位
を上越すると、コンパレータ2の出力端の電位および第
2ノード108の電位は高電位となり、Pchトランジ
スタ3は非導通状態となる。よってコンデンサ5には電
荷の充電が行われなくなり、出力端子6の電位は電源電
位部Vddの高電位と接地電位部GNDの間における抵
抗素子4の抵抗値Rとコンデンサ5の容量Cとによって
決定される時定数T=1/CRによる中間電位に保持さ
れる。
【0028】以上のことから、この実施例4によれば第
1・第2抵抗素子15〜20の抵抗値R15〜R20を
適宜な値に設定し、外部制御回路14によりトランスミ
ッションゲート21〜26を導通,非導通状態に切り換
えることにより、出力端子6の電位上昇時間および、出
力端子6の電圧保持値を調節することができる。この実
施例4では、符号15〜20の6つの抵抗素子を例を図
示して説明したが、この発明では抵抗の個数は6個に限
定されず増減が可能である。また、第1・第2抵抗素子
15〜20の抵抗値は全て同じ値でもよい。
【0029】要するにこの実施例4によれば、外部制御
回路14とトランスミッションゲート21〜26と複数
の第1・第2抵抗素子15〜20対とを用いることから
実施例1〜3に比べ構造が複雑になるものの、抵抗素子
対の組み合わせに応じ出力端子6の電位上昇時間と電圧
保持値とを種々選択できるという利点がある。この利点
は特に請求項5に対応する。
【0030】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、制御
電位遅延手段がコンパレータの出力端から電圧制御素子
の制御電極へ印加される制御電位の上昇時間または下降
時間を遅らせるように構成したので、電圧制御素子が完
全な導通状態になるまでに時間がかかり、出力端子の電
位が入力端子の電位を越える幅が小さくなり、結果とし
て出力端子の電位が入力端子の電位とほぼ同等となるよ
うに保持できるという効果がある。
【0031】第2の発明によれば、制御電位遅延手段を
抵抗素子で構成したので、コンパレータから電圧制御素
子に印加する制御電位の変位時間を遅らせるのに、電流
制御を重視した回路設計ができるという効果がある。
【0032】第3の発明によれば、制御電位遅延手段に
ダイオード素子を用いたので、コンパレータから電圧制
御素子に印加する制御電位の変位時間を遅らせるのに、
電圧制御を重視した回路設計ができるという効果があ
る。
【0033】第4の発明によれば、制御電位遅延手段を
電界効果トランジスタのような電圧制御素子で構成した
ので、コンパレータから電圧制御素子に印加する制御電
位の変位時間を遅らせるのに、制御電位の変位時間の速
さを重視するか、出力端子の電圧保持値を重視するかの
回路設計ができるという効果がある。
【0034】第5の発明によれば、制御電位遅延手段を
外部制御回路とトランスミッションゲートと複数の抵抗
素子対とで構成したので、出力端子の電位変位時間と電
圧保持値とが抵抗素子対の組み合わせに応じ種々選択で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る電圧保持回路を示
す回路図である。
【図2】 この発明の実施例2に係る電圧保持回路を示
す回路図である。
【図3】 この発明の実施例3に係る電圧保持回路を示
す回路図である。
【図4】 この発明の実施例4に係る電圧保持回路を示
す回路図である。
【図5】 従来の電圧保持回路を示す回路図である。
【符号の説明】 A 時定数設定手段、B,C,D,E 制御電位遅延手
段、Vdd 電源電位部(高電位部)、GND 接地電
位部(低電位部)、1 入力端子、2 コンパレータ、
3 Pchトランジスタ(電圧制御素子)、4 抵抗素
子、5 コンデンサ、6 出力端子、7,15,17,
19 第1抵抗素子、8,16,18,20 第2抵抗
素子、9 ダイオード、11 第1Nchトランジスタ
(第1電圧制御素子)、12 第2Nchトランジスタ
(第2電圧制御素子)、13 外部制御回路の入力端
子、14 外部制御回路、21,23,25 第1トラ
ンスミッションゲート、22,24,26 第2トラン
スミッションゲート、27 Nchトランジスタ(電圧
制御素子)。
フロントページの続き (72)発明者 山本 誠二 伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機株式会 社北伊丹製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から信号を入力するための入力端子
    の電位と外部に信号を出力するための出力端子の電位と
    を比較するコンパレータと、前記出力端子を高電位部ま
    たは低電位部のうちの一方の電位部に接続する電圧制御
    素子と、前記高電位部または低電位部のうちの他方の電
    位部を前記出力端子に接続する抵抗素子とコンデンサと
    からなる時定数設定手段とを備え、前記電圧制御素子が
    コンパレータから出力される入力端子の電位と出力端子
    の電位との比較結果により導通または非導通に動作し、
    この電圧制御素子の導通動作にて前記出力端子の電位を
    変位し、前記電圧制御素子の非導通動作にて前記出力端
    子の電位を前記高電位部と低電位部との間の時定数設定
    手段による時定数で定められる中間電位に保持する電圧
    保持回路において、前記コンパレータの出力端が電圧制
    御素子の制御電極に同コンパレータから電圧制御素子の
    制御電極に印加される制御電位の変位時間を遅延する制
    御電位遅延手段を介して接続されたことを特徴とする電
    圧保持回路。
  2. 【請求項2】 前記制御電位遅延手段が前記電圧制御素
    子の接続される一方の電位部を同電圧制御素子の制御電
    極に接続する第1抵抗素子と、前記電圧制御素子の制御
    電極をコンパレータの出力端に接続する第2抵抗素子と
    で構成されたことを特徴とする請求項第1項記載の電圧
    保持回路。
  3. 【請求項3】 前記制御電位遅延手段が前記電圧制御素
    子の接続される一方の電位部を同電圧制御素子の制御電
    極に接続される抵抗素子と、前記電圧制御素子の制御電
    極からコンパレータの出力端側に向けて順方向に配置さ
    れ同電圧制御素子の制御電極をコンパレータの出力端に
    接続するダイオードとで構成されたことを特徴とする請
    求項第1項記載の電圧保持回路。
  4. 【請求項4】 前記制御電位遅延手段が前記電圧制御素
    子の接続される一方の電位部を同電圧制御素子の制御電
    極に接続する第1電圧制御素子と、前記電圧制御素子の
    制御電極をコンパレータの出力端に接続する第2電圧制
    御素子とで構成されたことを特徴とする請求項第1項記
    載の電圧保持回路。
  5. 【請求項5】 前記制御遅延手段が前記電圧制御素子の
    接続される一方の電位部を同電圧制御素子の制御電極に
    接続する複数の第1トランスミッションゲートとこれに
    直列に接続される複数の第1抵抗素子とからなる第1電
    位設定群と、前記電圧制御素子の制御電極をコンパレー
    タの出力端に接続する複数の第2トランスミッションゲ
    ートとこれに直列に接続される複数の第2抵抗素子群と
    からなる第2電位設定群と、この第2電位設定群と第1
    電位設定群とにおける複数の第1トランスミッションゲ
    ートのうちの1つ以上と複数の第2トランスミッション
    ゲートとのうちの1つ以上を導通動作させて複数の第1
    抵抗素子と複数の第2抵抗素子とからなる抵抗素子対の
    組み合わせを設定する外部制御部とで構成されたことを
    特徴とする請求項第1項記載の電圧保持回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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