JPH08309725A - 穴明け型の構造 - Google Patents

穴明け型の構造

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JPH08309725A
JPH08309725A JP12479295A JP12479295A JPH08309725A JP H08309725 A JPH08309725 A JP H08309725A JP 12479295 A JP12479295 A JP 12479295A JP 12479295 A JP12479295 A JP 12479295A JP H08309725 A JPH08309725 A JP H08309725A
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JP
Japan
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outer peripheral
green sheet
hole
die
upper die
Prior art date
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Pending
Application number
JP12479295A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayo Kato
雅代 加藤
Mutsumi Horikoshi
睦 堀越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上型の外周部を、上型の内部と独立に上下に
駆動することにより、セラミック基板内部の穴明け領域
を広くする。 【構成】 穴明け型を、上型1と下型で構成する。上型
1は、独立に上下動可能な外周部1aを備えている。外
周部1aは、枠3の縁に当たらないように高い位置に配
置されている。基板領域にスルーホールを形成するとき
は、上型1を下降させて、ポンチ2bで加工する。この
加工時に、外周部1aが枠3の縁に当たらないので、グ
リーンシートの可動範囲が広くなる。基準穴は、外周部
1aをシリンダ6によって下降し、ポンチ2aで加工さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミック基板などに
穴を加工する多軸のNC穴明け装置に用いられる穴明け
型の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から多軸のNC穴明け装置において
は、ポンチの全軸が同時に上下動する一括金型と、個別
に上下動する軸選択金型とが用いられている。穴明け加
工は、NCデータにより、ワークを水平方向に移動させ
ながら所定の位置で金型を上下動させることにより、全
軸または所定の軸のみで行う。
【0003】図4は、従来の穴明け方法を説明するため
の図である。図において、21は上型、22は下型、2
3はガイドポスト、24は枠貼りグリーンシート、25
はワーク台である。ワーク台25には、グリーンシート
24が載せられ、穴明け位置を決めるNCデータに従っ
てXY方向に移動される。所定の位置に移動されたグリ
ーンシート24に対して、上型21が下降され、上型2
1に設けられたポンチによって穴が形成される。なお、
穴明けされたグリーンシートは、回路パターンが印刷さ
れ焼成されてセラミック基板となる。
【0004】図5は、従来技術における上型とグリーン
シートの配置関係を説明する図である。上型21には穴
明けのためのポンチ26aと26bが設けられている。
通常、セラミック基板の穴明けにおいては、基板内の穴
(スルーホール)以外に、基板の製造上必要な位置合わ
せ用の穴(基準穴)を加工する。上型の4隅にあるポン
チ26aは基準穴を加工し、上型の内部にある9個のポ
ンチ26bはスルーホールを加工する。
【0005】これらのポンチ26a、bは、通常、上型
の下面から出ないように内部に納められていて、上型2
1が下降するに従って、その先端が上型の下面から出
て、グリーンシート24にスルーホールと基準穴を加工
する。グリーンシート24は、グリーンシート自体を保
護し、かつ自動搬送しやすいようにするために、枠27
に糊付けされている。
【0006】そして、枠27の高さが高い場合には、上
型21は枠27の縁(ふち)に当たらない範囲でのみ上
下動が可能である。従って、ワークの可動範囲、つまり
グリーンシートの可動範囲28は、上型21の端部が枠
27の縁の内側に当たらない範囲となる。
【0007】前述したように、セラミック基板の穴明け
は、基板内の穴以外に、基板の製造上必要な位置合わせ
用の穴(基準穴)をグリーンシートの外周部に加工す
る。この基準穴を加工するためのポンチが、上型の外周
部に配置されるので、これにより上型の大きさが決定さ
れ、ワークの可動範囲が決定される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】セラミック基板の穴明
け加工においては、基板内部の穴明け領域を広く確保す
るために、ワークの可動範囲を広くすることが必要であ
る。しかしながら、上記した従来の技術では、基準穴を
加工するためのポンチ(コーナーポンチ)が、ワークの
可動範囲を決定していることから、基板内部つまりグリ
ーンシート内部の穴明け領域を広くすることができない
という問題があった。
【0009】本発明の目的は、上型の外周部を、上型の
内部と独立に上下に駆動することにより、セラミック基
板内部の穴明け領域を広くすることができる穴明け型の
構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、枠に貼られたグリーンシートに対し
て、スルーホールと基準穴を加工するためのポンチを備
え、該グリーンシート面に垂直方向に上下動する上型
と、該上型の下に配置され水平方向に移動する、該グリ
ーンシートを載せたワーク台と、該ワーク台の下に配置
された下型からなる穴明け型の構造において、前記上型
は、前記スルーホールを加工するための第1の型部分
と、前記基準穴を加工するための第2の型部分で構成さ
れ、該第1の型部分と該第2の型部分はそれぞれ独立に
上下に動作し、前記スルーホールの加工時に、該第2の
型部分は前記枠に当たらない高さに位置していることを
特徴としている。
【0011】また、前記基準穴の加工時に、前記第2の
型部分を、前記位置から下降させることを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】穴明け上型の外周部を一段高く配置することに
より、ワークの縁に当たらないようにする。これによ
り、上型の内部で基板にスルーホール加工を行うとき
に、上型の外周部は、ワークの移動を妨げることがない
ため、上型の内部がワークの縁の内側に当たらない範囲
で、ワークを移動させることができる。上型の外周部を
使って基準穴を加工するときは、外周部のみが下降し、
外周部内のポンチで基板に基準穴を形成する。このと
き、ワークの可動範囲は、上型の外周部がワークの縁の
内側に当たらない範囲となるが、位置合わせ用の基準穴
は、配置されている領域が狭いことから、問題にはなら
ない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の穴明け型の構造を示
す。図において、1は上型、2aは基準穴を加工するた
めのポンチ、2bはスルーホールを加工するためのポン
チ、3は枠、4は枠に糊などで貼付けたグリーンシート
である。これらは従来のものと同様である。
【0014】本発明の上型1には、ポンチ2aを備えた
4個の外周部1aが設けられている。この外周部1a
は、エアシリンダ6によって、上型1とは独立に上下に
動作できるように構成されていて、エアシリンダ6は、
NC穴明け装置内のコントローラ7からの指令によって
制御される。
【0015】図2は、本発明の穴明け型の構造の断面図
である。図2において、8は下型である。上型1と下型
8の間に、図示しない枠に貼付られたグリーンシート4
が位置する。図3は、グリーンシート上での基板領域の
レイアウトであり、(a)はその平面図、(b)はその
断面図である。図3において、9はポンチ2bによって
穴(スルーホール)が形成される基板領域、10は基準
穴である。
【0016】グリーンシート4は、従来例と同様に枠3
に糊などで貼り付けられていて、枠3の内径は、例えば
200mm×200mm、厚さ5mm、グリーンシート
の厚さは0.2mmである。グリーンシート4内には、
例えば30mm×30mmサイズの基板領域9が35m
mピッチで、4×4個配置されている。そして、穴明け
(スルーホール)用のポンチ2bは、各基板領域9の中
心に位置するように、35mmピッチで4×4個、配置
されている。
【0017】また、基板製造上に必要な基準穴10は、
グリーンシート4の4隅、つまり180mm×180m
mの位置に配置する。そして、これに対応した4つの位
置に、基準穴用のポンチ2aを外周部1aに配置する。
【0018】外周部1aは、前述したように、エアシリ
ンダ6によって上型1とは独立に上下に駆動可能であ
る。基板領域9の内部にスルーホールを加工するとき
は、外周部1aは、その内部より10mm高い位置にあ
って、グリーンシート4の枠3に当たらない高さになっ
ている。上型1の内部には、35mmピッチで4×4個
のポンチ2bが配置され、105mm×105mmの領
域にポンチ2bがある。なお、上型1の強度を考慮する
と、ポンチ2bの外側、3mmずつは、上型1の肉厚が
必要なため、最低でも111mm×111mmの大きさ
が上型には必要となる。
【0019】基板内部の穴明けは、各ポンチ2bが30
mm×30mmの基板領域9をカバーするので、ワーク
をNC穴明け装置にセットして、±15mmの範囲で移
動させながら加工する。このとき、4個の外周部1a
は、その内部より10mm高い位置にあるため、グリー
ンシート4の枠3に当たることなく、±15mm移動さ
せることができ、図1に示すようにグリーンシート4の
可動範囲5が従来のものに比べて広くなる。
【0020】次いで、基板に基準穴10を加工するとき
は、エアシリンダ6によって、4個の外周部1aを、上
型1の下面と同一位置になるように下降させる。そし
て、外周部1aにある4本のポンチ2aによってグリー
ンシート4に、4個の基準穴10を加工する。
【0021】なお、上記した実施例では、外周部を4個
設けた構成になっているが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば2個の外周部を一つにして(直方
体形状の外周部となる)、計2個の外周部で構成するよ
うにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、基準穴を加工するためのポンチを備えた外周部と、
スルーホールを加工するためのポンチを備えた上型の内
部とをそれぞれ独立に上下に駆動できるように構成し、
スルーホール加工時には外周部が、グリーンシートの枠
に当たらない高さに位置しているので、基板の穴明け領
域が拡大され、これにより、グリーンシート内に配置で
きる基板数を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穴明け型の構造を示す。
【図2】本発明の穴明け型の構造の断面図である。
【図3】セラミック基板のレイアウトを示し、(a)は
平面図、(b)は断面図である。
【図4】従来の穴明け方法を説明するための図である。
【図5】従来技術における上型とグリーンシートの配置
関係を説明する図である。
【符号の説明】
1 上型 1a 外周部 2a、b ポンチ 3 枠 4 グリーンシート 5 グリーンシート可動範囲 6 エアシリンダ 7 コントローラ 8 下型 9 基板領域 10 基準穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠に貼られたグリーンシートに対して、
    スルーホールと基準穴を加工するためのポンチを備え、
    該グリーンシート面に垂直方向に上下動する上型と、該
    上型の下に配置され水平方向に移動する、該グリーンシ
    ートを載せたワーク台と、該ワーク台の下に配置された
    下型からなる穴明け型の構造において、前記上型は、前
    記スルーホールを加工するための第1の型部分と、前記
    基準穴を加工するための第2の型部分で構成され、該第
    1の型部分と該第2の型部分はそれぞれ独立に上下に動
    作し、前記スルーホールの加工時に、該第2の型部分は
    前記枠に当たらない高さに位置していることを特徴とす
    る穴明け型の構造。
  2. 【請求項2】 前記基準穴の加工時に、前記第2の型部
    分を、前記位置から下降させることを特徴とする請求項
    1記載の穴明け型の構造。
JP12479295A 1995-05-24 1995-05-24 穴明け型の構造 Pending JPH08309725A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6955737B2 (en) 2003-06-30 2005-10-18 International Business Machines Corporation Supported greensheet structure and method in MLC processing
JP2010221333A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Ngk Spark Plug Co Ltd シート状物の穿孔装置および配線基板の製造方法

Cited By (3)

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