JPH08308700A - モニターテレビ付き鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、鏡の対面像だけでなく、観察用鏡
でとらえた被写体の随所の像を、鏡の一部透明個所の裏
面に設置したモニターテレビに映し、隠れたところも見
て、すぐに必要な対応ができることに役立たせる。 【構成】 観察用カメラ（４）に対応し機能するモニタ
ーテレビ（３）を、鏡（１）の一部透明個所（２）の裏
面に設置した、モニターテレビ付き鏡である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用価値】この発明は、鏡の対面像だけでな
く、観察用カメラでの被写体も見るため、鏡の一部透明
個所に、モニターテレビを装置した、モニターテレビ付
き鏡に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、対面像だけが見れる鏡や、側面像
の一部が見れる三面鏡はあつた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従来の鏡には次のよう
な問題点があつた。 （イ）鏡の対面像しか見れなかつた。 （ロ）鏡で側面像を見るためには、首や目に無理な動作
を要した。 （ハ）隠れたところが見れないため、自分自身での着付
けの具合いや手直しができず、また理美容の確かめや手
入れが困難だつた。さらにスポーツ姿勢の確認や矯正に
不自由だつた。また外面の医療個所や症状が確かめられ
ず、軽症面の簡易な手当てもできない不安や不満があつ
た。 （ニ）他の人に、当人では見えないところを見せたり、
それにともなう説明、アドバイスができなかつた。 本発明は、これらの問題点を解消し、鏡の機能性と実用
性を高めることを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】鏡（１）の一部透明個所
（２）の裏面に、観察用カメラ（４）に対応し機能する
モニターテレビ（３）を設置した。本発明は、以上のよ
うな構成からなるモニターテレビ付き鏡である。

【０００５】

【作用】観察用カメラ（４）でとらえた被写体を、鏡
（１）の一部透明個所（２）の裏面に設置したモニター
テレビ（３）に映し、鏡（１）の対面像とともに見る。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。被
写体に対応して、移動も固定も自由にできる、小型軽量
のＣＣＤ機能を備えた観察用カメラ（４）に有線、また
コードレスで機能するモニターテレビ（３）を、鏡
（１）の随意の個所に、随意の形状をした一部透明個所
（２）の裏面に設置した。本発明は、以上のような構造
で、これを使用するときは、観察用カメラ（４）で被写
体をとらえ、その被写体を、鏡（１）の一部透明個所
（２）の裏面に設置したモニターテレビ（３）に映して
見る。

【０００７】

【発明の効果】本発明は、モニターテレビの映像を、自
分の目で確かめながら、また他人に見せながら、観察用
カメラの位置や角度を自由に調整して、鏡の対面像や側
面像の一部に限らず、背面像や随意のところも、その場
ですぐに見れる便利性と実用性があるので、従来の鏡で
は隠れて見れずに不満だつた、バックのヘアスタイルの
調子見や手入れができ、また背面の服装点検や、着付け
の際のおたいこの確かめ手直しも容易にできる。さら
に、いろんな姿勢を各角度から見ての矯正や、背面にあ
る傷の個所見や手当てもできる利点がある。加えて、本
発明のモニターテレビ付き鏡は、観察用カメラを屋内外
の必要個所に設置し、観察用カメラでとらえた被写体
を、鏡の一部透明個所の裏面に設置した、モニターテレ
ビで確認できるので、監視カメラとしての役目もできる
特長がある。以上の諸点から、モニターテレビ付き鏡
は、家庭用の姿見に限定されない、機能的で広い範囲の
用途を備えている。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面図である。

【符号の説明】

１ 鏡 ２ 一部透明個所 ３ モニターテレビ ４ 観察用カメラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 観察用カメラ（４）に対応する、モニタ
   ーテレビ（３）を、鏡（１）の一部透明個所（２）の裏
   面に設置してなるモニターテレビ付き鏡。