JPH08308171A - 誘導電動機 - Google Patents

誘導電動機

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Publication number
JPH08308171A
JPH08308171A JP11285195A JP11285195A JPH08308171A JP H08308171 A JPH08308171 A JP H08308171A JP 11285195 A JP11285195 A JP 11285195A JP 11285195 A JP11285195 A JP 11285195A JP H08308171 A JPH08308171 A JP H08308171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
end surface
induction motor
face
rotor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11285195A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Mihata
幸博 身畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP11285195A priority Critical patent/JPH08308171A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転時にシャフトワッシャーとすべり軸受の
端面が摩擦せず、静かで長寿命な誘導電動機を提供する
ことを目的とする。 【構成】 反シャフト出代側のモータハウジング1の内
側の底部に永久磁石8を固定し、回転子4と複数個のシ
ャフトワッシャー5a,5bからなるシャフト組6を、
固定子コア端面3aより回転子コア端面4aをシャフト
出代側にずらし、2個のすべり軸受7で保持してなり、
すべり軸受端面7aと当接するシャフトワッシャー11
を金属製とし、シャフト6aの外周または2個のすべり
軸受7の内周のいずれか一方に動圧発生溝12を有する
流体軸受で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家電製品等のファン駆
動用に使用される誘導電動機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、家電製品のファン駆動用に使用さ
れる誘導電動機は、音が静かで長寿命のものが求められ
ている。
【0003】従来、この種の誘導電動機は、一般に図5
に示すような構成であった。すなわち、モータハウジン
グ101の内周にはコイル102が巻かれた固定子10
3が固定され、回転子104と樹脂やゴムから構成され
た複数個のシャフトワッシャー105からなるシャフト
組106は、前記固定子103のコア端面103aと回
転子104のコア端面104aが一致する状態で、前記
モータハウジング101の端面中央に固定されている2
個のすべり軸受107で保持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の誘導
電動機の構成では、特にシャフトを縦向きにして使用す
る場合、シャフト組の重量とシャフト組に固定されてい
る羽根の重量の合計が、すべり軸受の端面と当接するシ
ャフトワッシャーに全て加わるため、摩擦音が大きくな
ると共にシャフトワッシャーの磨耗が激しく破損したり
して、電動機の寿命を短くするという問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、電動
機の回転時にシャフトワッシャーとすべり軸受の端面が
摩擦しない構造を得ることを目的とする。
【0006】第2の目的は、電動機の運転開始時、停止
時にシャフトワッシャーとすべり軸受の端面が擦れて
も、磨耗が少なく破損し難いことにより電動機の寿命を
伸ばすことにある。
【0007】第3の目的は、電動機のすべり軸受そのも
のの長寿命を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的を達
成するための第1の手段は、反シャフト出代側のモータ
ハウジング内側の底部に永久磁石を固定し、回転子と複
数個のシャフトワッシャーからなるシャフト組を、固定
子コア端面より回転子コア端面をシャフト出代側にずら
し、2個のすべり軸受で保持してなる誘導電動機の構成
とする。
【0009】また、第2の目的を達成するための第2の
手段は、すべり軸受端面と当接するシャフトワッシャー
を金属製とした請求項1記載の誘導電動機の構成とす
る。
【0010】また、第3の目的を達成するための第3の
手段は、シャフトの外周または2個のすべり軸受の内周
のいずれか一方に動圧発生溝を有する流体軸受を使用し
た請求項1記載の誘導電動機の構成とする。
【0011】
【作用】本発明は、上記した第1の手段の構成により、
電動機のシャフト組が回転し始めると回転子に回転子の
コア端面と固定子のコア端面が一致しようとする方向の
力が発生し、シャフト組の端部は永久磁石に吸着してシ
ャフトワッシャーとすべり軸受の端面が摩擦しないこと
になる。
【0012】また、第2の手段の構成により、電動機が
停止してシャフト組と羽根の重量によりシャフト組が元
の位置に戻りシャフトワッシャーとすべり軸受端面が擦
れても、磨耗し難く破損したりしなくなる。
【0013】また、第3の手段の構成により、電動機の
回転中はすべり軸受とシャフトが完全潤滑するため、す
べり軸受の磨耗がなくなり寿命が長くなることとなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1およ
び図2を参照しながら説明する。
【0015】図に示すように、モータハウジング1の内
周にはコイル2が巻かれた固定子3が固定され、回転子
4と複数個の樹脂で形成されたシャフトワッシャー
(A)5aとゴムで形成されたシャフトワッシャー
(B)5bで構成されたシャフト組6が、固定子コア端
面3aより回転子コア端面4aをシャフト出代側にずら
した位置で、前記モータハウジング1の端面中央に固定
されている2個のすべり軸受7で保持されている。ま
た、反シャフト出代側の前記モータハウジング1内側の
底部には永久磁石8が固定されている。
【0016】上記のように構成された誘導電動機におい
て、シャフト組6が回転し始めると、回転子4に回転子
コア端面4aと固定子コア端面3aが一致しようとする
方向の力が発生し、また回転子4に設けてあるスキュー
9に発生する力Aのスラスト方向の分力Bも、シャフト
端部10を永久磁石8に吸着させる方向に働くようにし
てあるため、シャフト端部10は永久磁石8に吸着した
状態で回転することとなる。
【0017】このように本発明の第1実施例の誘導電動
機によれば、シャフトワッシャー(A)5aとすべり軸
受7の端面7aが摩擦しないで回転するため、静かでシ
ャフトワッシャー(A)5aの磨耗も少なくできる。
【0018】つぎに本発明の第2の実施例について図1
および図3を参照しながら説明する。
【0019】なお第1実施例と同一部分には同一記号を
付し、その詳細な説明は省略する。図に示すように、す
べり軸受7の端面7aと当接するシャフトワッシャー
(C)11は金属製で構成されている。
【0020】上記構成により、電動機が停止してシャフ
ト組6と羽根(図示せず)重量によりシャフト組6が元
の位置に戻り、シャフトワッシャー(C)11とすべり
軸受7の端面7aが擦れてもシャフトワッシャー(C)
11は磨耗し難くなる。また、始動時に擦れる場合も同
様にシャフトワッシャー(C)11が磨耗し難くなる。
【0021】このように本発明の第2実施例の誘導電動
機によれば、始動時、停止時にシャフトワッシャー
(C)11とすべり軸受7の端面7aが擦れても、磨耗
が少なく破損し難くなる。
【0022】つぎに本発明の第3の実施例について図4
を参照しながら説明する。なお第1実施例と同一部分に
は同一記号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0023】図に示すように、シャフト6aの外周には
2個のすべり軸受7と同じ位置2ヵ所に動圧発生溝12
が設けられている。
【0024】上記構成により、電動機の回転中はすべり
軸受7とシャフト6aが完全潤滑するため、静かですべ
り軸受7の磨耗が少なく、シャフトワッシャー(A)5
aと併せて長寿命化を図ることができる。
【0025】このように本発明の第3実施例の誘導電動
機によれば、電動機の回転中はすべり軸受7とシャフト
6aが完全潤滑するため、すべり軸受7の磨耗がなくな
りすべり軸受7の寿命を長くすることができる。
【0026】なお、第3の実施例ではシャフト6aの外
周に動圧発生溝12を設けているが、シャフト6aの外
周に動圧発生溝12を設けず、2個のすべり軸受7の内
周に動圧発生溝(図示せず)を設けてもその作用効果に
何ら差異を生じない。
【0027】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、シャフトワッシャーとすべり軸受
の端面が摩擦しないで回転するため、静かでシャフトワ
ッシャーの磨耗の少ない長寿命な誘導電動機を提供する
ことができる。
【0028】また、始動時や停止時にもシャフトワッシ
ャーの磨耗の少ない長寿命な誘導電動機を提供すること
ができる。
【0029】また、すべり軸受とシャフトが完全潤滑し
て回転するため、静かで軸受寿命の長い誘導電動機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2実施例の誘導電動機の
断面図
【図2】同第1実施例の誘導電動機のシャフト組を示す
一部を削除した平面図
【図3】同第2実施例の誘導電動機のシャフト組を示す
一部を削除した平面図
【図4】同第3実施例の誘導電動機の断面図
【図5】従来の誘導電動機の断面図
【符号の説明】
1 モータハウジング 3a 固定子コア端面 4 回転子 4a 回転子コア端面 5a シャフトワッシャー(A) 5b シャフトワッシャー(B) 6 シャフト組 6a シャフト 7 すべり軸受 7a すべり軸受端面 8 永久磁石 11 シャフトワッシャー(C) 12 動圧発生溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反シャフト出代側のモータハウジング内
    側の底部に永久磁石を固定し、回転子と複数個のシャフ
    トワッシャーからなるシャフト組を、固定子コア端面よ
    り回転子コア端面をシャフト出代側にずらし、2個のす
    べり軸受で保持してなる誘導電動機。
  2. 【請求項2】 すべり軸受端面と当接するシャフトワッ
    シャーを金属製とした請求項1記載の誘導電動機。
  3. 【請求項3】 シャフトの外周または2個のすべり軸受
    の内周のいずれか一方に動圧発生溝を有する流体軸受を
    使用した請求項1記載の誘導電動機。
JP11285195A 1995-05-11 1995-05-11 誘導電動機 Pending JPH08308171A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11285195A JPH08308171A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 誘導電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11285195A JPH08308171A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 誘導電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08308171A true JPH08308171A (ja) 1996-11-22

Family

ID=14597122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11285195A Pending JPH08308171A (ja) 1995-05-11 1995-05-11 誘導電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08308171A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011090026A1 (de) 2011-12-28 2015-08-13 Robert Bosch Gmbh Startvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011090026A1 (de) 2011-12-28 2015-08-13 Robert Bosch Gmbh Startvorrichtung

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