JPH0830803A - 人物動画編集装置 - Google Patents

人物動画編集装置

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Publication number
JPH0830803A
JPH0830803A JP6159747A JP15974794A JPH0830803A JP H0830803 A JPH0830803 A JP H0830803A JP 6159747 A JP6159747 A JP 6159747A JP 15974794 A JP15974794 A JP 15974794A JP H0830803 A JPH0830803 A JP H0830803A
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JP
Japan
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moving image
data
material data
scenario
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP6159747A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoi Sato
基 佐藤
Junichi Mizusawa
純一 水澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0830803A publication Critical patent/JPH0830803A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録する動画素材データの数を制限し、か
つ、動画を表示した際の動作が不自然にならないように
する。また、頭の動き、体の動き、口および目の動きを
含む表情、喋べりのすべての編集作業を容易にする。ま
た、過去に作成した人物動作の一部を流用する。 【構成】 静止画の表示順序を記録し、記録した表示順
序に従い静止画を連続表示することにより人物動画を表
示する人物動画編集装置において、人物の静止画データ
を、動画素材データにおける表情素材データ、頭素材デ
ータ、体素材データとして記録する動画素材データ蓄積
手段と、前記動画素材データの読み出し順序を、動画部
品データにおける表情部品データ、頭部品データ、体部
品データとして記録する動画部品データ蓄積手段と、前
記動画部品データの読み出し順序を、シナリオデータと
して記録するシナリオデータ蓄積手段を具備したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人物動画編集装置に関
し、特に、プレゼンテーションのための案内役として、
また、通信サービスに関する提案/説明/操作補助/障
害回避を行うためのコンサルタント機能におけるオペレ
ータとして、また、データ検索などのコンピュータ利用
に関する操作代行を行うエージェントのマンマシンイン
タフェースとして、計算機を使って人物動画を編集/表
示するための人物動画編集装置に適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動画素材データである静止画の表
示順序を記録し、記録した表示順序に従い静止画(動画
素材データ)を連続表示することにより人物動画を表示
する人物動画編集装置があった。
【0003】図10は、従来の人物動画編集装置の概略
機能構成を示すブロック図であり、入力部1100は、
動画記録要求、動画変更要求および動画表示要求等がキ
ーボードやマウス等の入力装置により入力される。出力
部1200は、ディスプレイに人物動画の表示を行うも
のである。
【0004】動画素材データ蓄積部2700は、複数の
動画素材データ2710が記録されるものである。制御
部2900は、入力部1100、出力部1200及び動
画素材データ蓄積部2700を制御するものである。人
物動画編集装置2000は、入力部1100、出力部1
200、動画素材データ蓄積部2700及び制御部29
00で構成される。
【0005】図11は、従来の人物動画編集装置の動画
記録処理手順を示すフローチャートである。従来の人物
動画編集装置の動画記録処理は、図11に示すように、
動画記録処理が開始されると(ステップ900)、動画
記録要求と記録する動画素材データが入力部1100よ
り入力されて、制御部2900に送られる(ステップ9
10)。動画記録要求と動画素材データを受け取った制
御部2900は、動画素材データ記録要求と記録する動
画素材データを動画素材データ蓄積部2700に送る
(ステップ920)。
【0006】動画素材データ記録要求と動画素材データ
を受け取った動画素材データ蓄積部2700は、動画素
材データ2710の先頭に受け取った動画素材データを
記録する(ステップ930)。以降、動画素材データ蓄
積部2700は、動画素材データ記録要求を受けるごと
に、受け取った動画素材データを動画素材データ271
0に受け取った順に記録する。以上の処理により動画記
録処理が終了する。(ステップ940)。
【0007】図12は、従来の人物動画編集装置の動画
表示処理手順を示すフローチャートである。従来の人物
動画編集装置の動画表示処理は、図12に示すように、
動画表示処理が開始されると(ステップ800)、動画
表示要求が入力部1100より入力されて、制御部29
00に送られる(ステップ810)。
【0008】動画表示要求を受け取った制御部2900
は、動画素材データ出力要求を動画素材データ蓄積部2
700へ送る(ステップ820)。
【0009】動画素材データ出力要求を受け取った動画
素材データ蓄積部2700は、動画素材データ2710
の先頭から順に動画素材データを読み出し、動画素材デ
ータ表示要求とともに読み出した動画素材データを出力
部1200に送る(ステップ830)。動画素材データ
蓄積部2700は、動画素材データ2710の最後の動
画素材データを読み出すまでステップ830を繰り返
す。
【0010】動画素材データ表示要求と動画素材データ
を受け取った出力部1200は、受け取った動画素材デ
ータをディスプレイに表示する(ステップ840)。出
力部1200は、動画素材データ表示要求とともに受け
取った動画素材データを順次ディスプレイ表示すること
により、動画の表示を行う。以上の処理により動画表示
処理が終了する(ステップ850)。
【0011】図13は、従来の人物動画編集装置の動画
変更処理の手順を示すフローチャートである。従来の人
物動画編集装置の動画変更処理は、図13に示すよう
に、動画変更処理が開始されると(ステップ700)、
動画変更要求と変更する動画素材データの位置と動画素
材データが入力部1100より入力されて、制御部29
00に送られる(ステップ710)。
【0012】動画変更要求を受け取った制御部2900
は、動画素材データ変更要求と変更する動画素材データ
の位置と動画素材データを動画素材データ蓄積部270
0へ送る(ステップ720)。
【0013】動画素材データ変更要求を受け取った動画
素材データ蓄積部2700は、動画素材データ2710
における受け取った動画素材データの位置の動画素材デ
ータを受け取った動画素材データに書き換える(ステッ
プ730)。以上の処理により動画変更処理が終了する
(ステップ740)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
人物動画編集装置では、前記の図10に示すような構成
になっており、動画記録または動画変更を行った際に記
録した順に動画素材データを動画として連続表示できる
が、以下のような課題があった。
【0015】(1)動画素材データ蓄積部2700に記
録する動画素材データ2710の数を多くすると、動画
の記録に際して選択しなければならない動画素材データ
の数が多くなり記録のための作業が困難であった。
【0016】また、動画素材データ蓄積部2700に記
録する動画素材データ2710の数を制限すると、動画
を表示した際の人物動作が不自然なものとなった。
【0017】(2)組み合わせによる動画素材データの
数が極端に多くなり、また、それぞれの動作を同時に意
識しなければならないことから、人物動画の表現のため
に重要な頭の動き、体の動き、口および目の動きを含む
表情、喋りのすべてを編集することが困難であった。
【0018】(3)人物動画を作成するごとに動画素材
データを選択し記録する作業を行わなければならず、過
去に作成した人物動作の一部が同様の動作であったとし
ても流用することができなかった。
【0019】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は、記録する動画素材デ
ータの数を制限し、かつ、動画を表示した際の動作が不
自然にならいようにすることが可能な技術を提供するこ
とにある。
【0020】本発明の他の目的は、頭の動き、体の動
き、口および目の動きを含む表情、喋べりのすべての編
集作業を容易にすることが可能な技術を提供することに
ある。
【0021】本発明の他の目的は、過去に作成した人物
動作の一部を流用することが可能な技術を提供すること
にある。
【0022】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0024】静止画の表示順序を記録し、記録した表示
順序に従い静止画を連続表示することにより人物動画を
表示する人物動画編集装置において、人物の静止画デー
タを、複数種類のデータからなる動画素材データとして
記録する動画素材データ蓄積手段と、前記動画素材デー
タの読み出し順序を、複数種類のデータからなる動画部
品データとして記録する動画部品データ蓄積手段と、前
記動画部品データの読み出し順序を、シナリオデータと
して記録するシナリオデータ蓄積手段を具備したもので
ある。
【0025】また、前記複数種類からなる動画部品デー
タは、表情部品データ、頭部品データ及び体部品データ
の3種類のデータからなっている。
【0026】
【作用】前述の手段によれば、動画素材データを表情素
材データ、頭素材データ及び体素材データの3種類のデ
ータに分けて記録することにより、記録する動画素材デ
ータ数を制限することができ、かつ、前記表情素材デー
タ、頭素材データ及び体素材データの3種類のデータを
合成して動画を表示する際の当該合成の組み合わせ数
は、(表情素材データのデータ数)×(頭素材データの
データ数)×(体素材データのデータ数)だけあるの
で、これだけの数の動画素材データを用意した場合と同
様の自然な人物動作を実現することができる。
【0027】また、動画素材データである表情素材デー
タ、頭素材データ及び体素材データの各々ごとの表示順
序を、動画部品データである表情部品データ、頭部品デ
ータ及び体部品データに記述することにより、頭の動
き、体の動き、口および目の動きを含む表情、喋りを独
立に編集するので、頭の動き、体の動き、口および目の
動きを含む表情、喋りのすべての編集作業を容易にする
ことができる。
【0028】また、動画部品データである表情部品デー
タ、頭部品データ及び体部品データの表示順序を、シナ
リオデータとしてシナリオデータ蓄積部に記録し、過去
に作成した動画部品を組み合わせることにより、あらた
な人物動作を編集することが可能となるので、過去に作
成した人物動作の一部を流用することができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明による実施例を図面を参照して
詳細に説明する。
【0030】図1は、本発明による一実施例の人物動画
編集装置の概略機能構成を示すブロック図であり、10
00は人物動画編集装置である。
【0031】前記人物動画編集装置1000は、図1に
示すように、入力部1100、出力部1200、シナリ
オデータ蓄積部1500、動画部品データ蓄積部160
0、動画素材データ蓄積部1700及び制御部1900
で構成される。
【0032】入力部1100は、キーボードやマウス等
の入力装置により動画部品記録要求、動画部品変更要
求、シナリオ記録要求、シナリオ変更要求及び動画表示
要求等のコマンド信号を入力するものである。
【0033】出力部1200は、ディスプレイ装置等か
らなり、処理ソフトウェア、位置情報処理等を有し、人
物動画の表示を行うものである。
【0034】動画素材データ蓄積部1700は、書き込
み・読み出し機能を有する記憶装置(メモリ)からな
り、人物動画を構成する複数の静止画である動画素材、
例えば、表情素材データ1710、頭素材データ172
0及び体素材データ1730等を記憶して管理するもの
である。人物動画を表示するために必要な全ての動作に
対応する静止画が蓄積されている。
【0035】動画部品データ蓄積部1600は、書き込
み・読み出し機能を有する記憶装置(メモリ)からな
り、動画素材データである表情素材データ1710、頭
素材データ1720及び体素材データ1730の表示順
序を記述する動画部品データ、例えば、表情部品データ
1610、頭部品データ1620及び体部品データ16
30として記録する。
【0036】シナリオデータ蓄積部1500は、書き込
み・読み出し機能を有する記憶装置(メモリ)からな
り、前記動画部品データである表情部品データ161
0、頭部品データ1620及び体部品データ1630の
読み出し順序をシナリオデータ1510として記録す
る。
【0037】制御部1900は、前記入力部1100、
出力部1200、シナリオデータ蓄積部1500、動画
部品データ蓄積部1600及び動画素材データ蓄積部1
700を制御する。
【0038】図2は、本実施例のシナリオデータ蓄積部
1500の詳細構成を示すブロック図である。シナリオ
データ蓄積部1500は、図2に示すように、シナリオ
データ1510を記憶する。シナリオデータ1510
は、複数のシナリオ151-1、151-2、・・・より構
成され、各シナリオは、動画部品データである表情部品
データ1610、頭部品データ1620及び体部品デー
タ1630を読み出すための識別番号の体部品161-
1、161-2、・・・、162-1、162-2、・・・、1
63-1、163-2、・・・を記録する。例えば、シナリ
オの識別番号の151-1では、シナリオ151の先頭
の151-1-1から順に動画部品データを読み出すため
の識別番号を記録する。
【0039】図3は、本実施例の動画部品データ蓄積部
1600の詳細構成を示すブロック図である。動画部品
データ蓄積部1600は、図3に示すように、動画部品
データである表情部品データ1610、頭部品データ1
620及び体部品データ1630で構成される。
【0040】表情部品データ1610は、複数の表情部
品161-1、161-2、・・・より構成され、各表情部
品は表情素材データ1710を読み出すための識別番号
を記録する。例えば、表情部品161-1では、表情部
品161-1の先頭の161-1-1から順に表情素材デ
ータ1710を読み出すための表情素材の識別番号17
1-11、171-12、171-21、171-22、・・
・を記録する。
【0041】頭部品データ1620は、複数の頭部品1
62-1、162-2、・・・より構成され、各頭部品は頭
素材データ1720を読み出すための識別番号を記録す
る。例えば、頭部品162-1では、頭部品162-1の
先頭の162-1-1から順に頭素材データ1720を読
み出すための識別番号172-1-11、172-1-1
2、172-1-21、172-1-22、172-2-1
1、・・・を記録する。
【0042】体部品データ1630は、複数の表情部品
163-1、163-2、・・・より構成され、各体部品は
体素材データ1730を読み出すための識別番号を記録
する。例えば、体部品163-1では、163-1-1か
ら順に体素材データ1730を読み出すための識別番号
173-1、173-2、・・・を記録する。
【0043】図4は、本実施例の動画素材データ蓄積部
1700の詳細構成を示すブロック図である。動画素材
蓄積部1700は、図4に示すように、複数の動画素材
データ、例えば、表情素材データ1710、頭素材デー
タ1720及び体素材データ1730より構成される。
【0044】表情素材データ1710は、口と目の形に
より分類される複数の表情素材171-11、171-1
2、171-21、171-22、・・・より構成され、口
の動きと目の動きの組み合わせに対応する人物動画の表
情の静止画を記録する。
【0045】頭素材データ1720は、頭の上下、左
右、傾けにより分類される複数の頭素材172-1-1
1、172-1-12、172-1-21、172-1-2
2、172-2-11、・・・より構成され、頭の上下と左
右と傾けの組み合わせに対応する人物動画の頭の静止画
を記録する。
【0046】体素材データ1730は、体の左右の動き
によって分類される複数の体素材173-1、173-
2、・・・により構成され、体の左右の動きに対応する人
物動画の体の静止画を記録する。
【0047】図5は、本実施例の動画部品記録処理手順
を示すフローチャートである。本実施例の動画部品記録
処理は、図5に示すように、動画部品記録処理が開始さ
れると(ステップ100)、動画部品記録要求と動画部
品の識別番号と記録する動画素材データの識別番号が入
力部1100より入力されて、制御部1900に送られ
る(ステップ110)。
【0048】制御部1900が受けた動画部品の識別番
号が体部品163-1であり、動画素材データの識別番
号が体素材173-1であったと仮定する。
【0049】動画部品記録要求、動画部品の識別番号の
体部品163-1及び動画素材データの識別番号の体素
材173-1を受け取った制御部1900は、動画部品
データ記録要求、動画部品の識別番号の体部品163-
1及び動画素材データの識別番号の体素材173-1を
動画部品データ蓄積部1600に送る(ステップ12
0)。
【0050】動画部品データ記録要求を受け取った動画
部品データ蓄積部1600は、体部品163-1の先頭
の163-1-1に受け取った動画素材データの識別番号
の体素材173-1を記録する(ステップ130)。以
降、動画部品データ蓄積部1600は、体部品163-
1への動画部品データ記録要求を受けるごとに、受け取
った動画素材データの識別番号の体部品163-1の先
頭の163-1-1、163-1-2、…に受け取った順に
記録する。以上の処理により動画記録処理が終了する。
(ステップ140)。
【0051】図6は、本実施例の動画部品変更処理のフ
ローチャートである。図6において、動画部品変更処理
が開始されると(ステップ200)、動画部品変更要求
と変更する動画部品の識別番号と変更位置と変更する動
画素材データの識別番号が入力部1100より入力され
て、制御部1900に送られる(ステップ210)。
【0052】制御部1900が受けた動画部品の識別番
号が体部品163-1で、変更位置が163-1-1であ
り、変更する動画素材データの識別番号が173-2で
あったと仮定する。
【0053】動画部品変更要求を受け取った制御部19
00は、動画部品データ変更要求、動画部品の識別番号
の体部品163-1、変更位置163-1-1及び変更す
る動画素材データの識別番号の体素材173-2を動画
部品データ蓄積部1600へ送る(ステップ220)。
【0054】動画部品データ変更要求を受け取った動画
部品データ蓄積部1600は、受け取った動画部品の識
別番号で示される体部品163-1の変更位置163-1
-1の内容を動画素材データの識別番号の体素材173-
2に変更する(ステップ230)。以上の処理により動
画変更処理が終了する(ステップ240)。
【0055】図7は、本実施例のシナリオ記録処理のフ
ローチャートである。本実施例のシナリオ記録処理は、
図7に示すように、シナリオ記録処理が開始されると
(ステップ300)、シナリオ記録要求とシナリオの識
別番号と記録する動画部品データの識別番号が入力部1
100より入力されて、制御部1900に送られる(ス
テップ310)。
【0056】制御部1900が受けたシナリオの識別番
号が151-1であり、動画部品データの識別番号が体
部品163-1であったと仮定する。
【0057】シナリオ記録要求とシナリオの識別番号1
51-1と動画部品データの識別番号の体部品163-1
を受け取った制御部1900は、シナリオデータ記録要
求とシナリオ151-1と動画部品データの識別番号の
体部品163-1をシナリオデータ蓄積部1500に送
る(ステップ320)。
【0058】シナリオデータ記録要求を受け取ったシナ
リオデータ蓄積部1500は、シナリオ識別番号151
-1の先頭151-1-1に受け取った動画部品データの
識別番号の体部品163-1を記録する(ステップ33
0)。以降、シナリオデータ蓄積部1500は、シナリ
オ151-1へのシナリオデータ記録要求を受けるごと
に、受け取った動画部品データの識別番号をシナリオ1
51-1-1、151-1-2、・・・に受け取った順に記録
する。以上の処理によりシナリオ記録処理が終了する
(ステップ340)。
【0059】図8は、本実施例のシナリオ変更処理手順
を示すフローチャートである。本実施例のシナリオ変更
処理は、図8に示すように、シナリオ変更処理が開始さ
れると(ステップ400)、シナリオ変更要求、変更す
るシナリオの識別番号及び変更位置、並びに変更する動
画部品データの識別番号が制御部入力部1100より入
力されて、制御部1900に送られる(ステップ41
0)。
【0060】制御部1900が受けたシナリオの識別番
号が151-1であり、変更位置が151-1-1であ
り、変更する動画部品データの識別番号が体部品163
-2であったと仮定する。
【0061】シナリオ変更要求を受け取った制御部19
00は、シナリオデータ変更要求、シナリオの識別番号
151-1、変更位置151-1-1、変更する動画部品
データの識別番号の体部品163-2をシナリオデータ
蓄積部1500へ送る(ステップ420)。
【0062】シナリオデータ変更要求を受け取ったシナ
リオデータ蓄積部1500は、受け取ったシナリオの識
別番号で示されるシナリオ151-1の変更位置151-
1-1の内容を動画部品データの識別番号の体部品16
3-2に変更する(ステップ430)。以上の処理によ
り動画変更処理が終了する(ステップ440)。
【0063】図9は、本実施例の動画表示処理手順を示
すフローチャートである。本実施例の動画表示処理は、
図9に示すように、動画表示処理が開始されると(ステ
ップ500)、動画表示要求及び表示するシナリオの識
別番号が入力部1100より入力されて、制御部190
0に送られる(ステップ510)。
【0064】制御部1900が受けたシナリオの識別番
号が151-1であったと仮定する。
【0065】動画表示要求を受け取った制御部1900
は、シナリオ読出要求及び表示するシナリオの識別番号
151-1をシナリオデータ蓄積部1500へ送る(ス
テップ520)。
【0066】シナリオ読出要求を受けたシナリオデータ
蓄積部1500は、指定されたシナリオ151-1の先
頭の151-1-1から動画部品データの識別番号を読み
出し、シナリオ読出応答及びシナリオ151-1の先頭
の151-1-1から読み出した動画部品データの識別番
号を制御部1900に送る(ステップ530)。シナリ
オデータ蓄積部1500は、シナリオ151-1へのシ
ナリオ読出要求を受けるごとに、シナリオ151-1に
記述されている動画部品データの識別番号を先頭から順
に、151-1-1、151-1-2、・・・に読み出し、シ
ナリオ151-1の最後の動画部品データの識別番号を
読み出すまで、シナリオ読出応答を制御部1900に送
る操作を繰り返す。
【0067】制御部1900が受けた動画部品データの
識別番号を体部品163-1であったと仮定する。
【0068】シナリオ読出応答を受け取った制御部19
00は、動画部品読出要求及び表示する動画部品の体部
品163-1を動画部品データ蓄積部1600へ送る
(ステップ540)。
【0069】動画部品読出要求を受けた動画部品データ
蓄積部1600は、指定された動画部品の体部品163
-1の先頭の163-1-1から動画素材データの識別番
号を読み出し、動画部品読出応答と体部品163-1の
先頭の163-1-1から読み出した動画素材データの識
別番号を制御部1900に送る(ステップ550)。動
画部品データ蓄積部1600は、動画部品の体部品16
3-1への動画部品読出要求を受けるごとに、体部品1
63-1に記述されている動画素材データの識別番号を
先頭から順に163-1-1、163-1-2、・・・に読み
出し、体部品163-1の最後の動画素材データの識別
番号を読み出すまで、動画部品読出応答を制御部190
0に送る操作を繰り返す。
【0070】制御部1900が受けた動画素材データの
識別番号を体素材173-1であったと仮定する。
【0071】動画部品読出応答を受け取った制御部19
00は、動画素材データ出力要求及び表示する動画素材
の識別番号の体素材173-1を動画素材データ蓄積部
1700へ送る(ステップ560)。
【0072】動画素材データ出力要求を受け取った動画
素材データ蓄積部1700は、動画素材データ173-
1を読み出し、動画素材データ表示要求とともに読み出
した動画素材データ173-1を出力部1200に送る
(ステップ570)。
【0073】動画素材データ表示要求及び動画素材デー
タ173-1を受け取った出力部1200は、受け取っ
た動画素材データ173-1をディスプレイに表示する
(ステップ580)。出力部1200は、動画素材デー
タ表示要求とともに受け取った動画素材データを順次デ
ィスプレイ表示することにより、動画の表示を行う。以
上の処理により動画表示処理が終了する(ステップ59
0)。
【0074】前記本実施例によれば、人物動画編集装置
1000の利用者は、動画素材データ蓄積部1700に
記録されている、動画素材データの表情素材データ17
10、頭素材データ1720及び体素材データ1730
の表示順序を、動画部品データ蓄積部1600に動画部
品の表情部品データ1610、頭部品データ1620及
び体部品データ1630として記録し、動画部品データ
の表情部品データ1610、頭部品データ1620及び
体部品データ1630の表示順序をシナリオデータ15
10として、シナリオデータ蓄積部1500に記録する
ことができる。
【0075】また、シナリオデータ1510の指定によ
り、動画部品データの表情部品データ1610、頭部品
データ1620及び体部品データ1630の表示順序を
読み出し、読み出した動画部品データから動画素材デー
タの表情素材データ1710、頭素材データ1720及
び体素材データ1730の表示順序を読み出し、読み出
した順序に従ってディスプレイに動画素材データ(静止
画)を連続表示することにより、人物動画を表示でき
る。
【0076】すなわち、動画素材データの表示順序を動
画部品データとして動画部品データ蓄積部に記録し、動
画部品データの表示順序を、シナリオデータ1510と
してシナリオデータ蓄積部に記録することにより、人物
動作を演出することができる。
【0077】また、表示するシナリオデータ1510を
指定することにより、シナリオデータ1510に記述さ
れている動画部品データの表示順序に従い動画部品デー
タを順次読み出し、動画部品データに記述されている表
示順序に従い動画素材データを順次読み出すことにより
人物動画の表示を行うことができる。
【0078】これにより、以下のことを実現することが
できる。
【0079】(1)動画素材データを表情素材データ1
710と頭素材データ1720と体素材データ1730
に分けて記録することにより、記録する動画素材データ
数を制限することができ、かつ、動画を表示する際に、
表情素材データ1710、頭素材データ1720、体素
材データ1730の3つのデータを合成して表示するの
で、各組み合わせにより、(表情素材データ1710の
データ数)×(頭素材データ1720のデータ数)×
(体素材データ1730のデータ数)だけの動画素材デ
ータを用意した場合と同様の自然な人物動作を実現する
ことができる。
【0080】(2)動画素材データの表情素材データ1
710、頭素材データ1720及び体素材データ173
0ごとの表示順序を、動画部品データの表情部品データ
1610、頭部品データ1620及び体部品データ16
30に記述することにより、頭の動き、体の動き、口お
よび目の動きを含む表情、喋りを独立に編集することが
できる。これにより、頭の動き、体の動き、口および目
の動きを含む表情、喋りのすべての編集作業を容易にす
ることができる。
【0081】(3)動画部品データの表情部品データ1
610、頭部品データ1620及び体部品データ163
0の表示順序を、シナリオデータ1510としてシナリ
オデータ蓄積部1500に記録し、過去に作成した動画
部品を組み合わせてあらたな人物動作を編集することが
できるので、過去に作成した人物動作の一部の流用を可
能にすることができる。
【0082】以上、本発明を、前記実施例に基づき具体
的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変
更可能であることは勿論である。
【0083】
【発明の効果】本願において開示された発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以
下のとおりである。
【0084】(1)動画素材データを表情素材データ、
頭素材データ及び体素材データの3つのデータに分けて
記録することにより、記録する動画素材データ数を制限
することができ、かつ、動画を表示する際に、表情素材
データ、頭素材データ及び体素材データの3つのデータ
を合成して表示するので、各組み合わせにより(表情素
材データのデータ数)×(頭素材データのデータ数)×
(体素材データのデータ数)だけの動画素材データを用
意した場合と同様の自然な人物動作を実現することがで
きる。
【0085】(2)動画素材データを表情素材データ、
頭素材データ及ご体素材データごとの表示順序を、動画
部品データの表情部品データ、頭部品データ及び体部品
データに記述することにより、頭の動き、体の動き、口
および目の動きを含む表情、喋りを独立に編集すること
ができるので、頭の動き、体の動き、口および目の動き
を含む表情、喋りのすべての編集作業を容易にすること
ができる。
【0086】(3)動画部品データの表情部品データ、
頭部品データ及び体部品データの表示順序を、シナリオ
データとしてシナリオデータ蓄積部に記録し、過去に作
成した動画部品を組み合わせてあらたな人物動作を編集
することができるので、過去に作成した人物動作の一部
の流用を可能にすることができる。
【0087】(4)シナリオデータまたは動画部品デー
タとシナリオデータを、電子メール等で送信し、送り先
で人物動画を表示する際に、送信元の動画素材データを
遠隔に読み出すことにより、送り先で複数の人物動画を
蓄積する際の記憶容量を削減することができる。
【0088】(5)個人対応に動画素材データを用意す
ることにより、同じ表現をする人物動画でありながら、
表示を要求する端末/利用者ごとに人物映像を変更する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の人物動画編集装置の
概略機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施例のシナリオデータ蓄積部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図3】 本実施例の動画部品データ蓄積部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図4】 本実施例の動画素材データ蓄積部の詳細構成
を示すブロック図である。
【図5】 本実施例の動画部品記録処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】 本実施例の動画部品変更処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】 本実施例のシナリオ記録処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】 本実施例のシナリオ変更処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】 本実施例の動画表示処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図10】 従来の人物動画編集装置の概略機能構成を
示すブロック図である。
【図11】 従来の人物動画編集装置の動画記録処理手
順を示すフローチャートである。
【図12】 従来の人物動画編集装置の動画表示処理手
順を示すフローチャートである。
【図13】 従来の人物動画編集装置の動画変更処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1000…人物動画編集装置、1100…入力部、12
00…出力部、1500…シナリオデータ蓄積部、15
10…シナリオデータ、1600…動画部品データ蓄積
部、1610…表情部品データ、1620…頭部品デー
タ、1630…体部品データ、1700…動画素材デー
タ蓄積部、1710…表情素材データ、1720…頭素
材データ、1730…体素材データ、1900…制御
部、2000…人物動画編集装置、2700…動画素材
データ蓄積部、2710…動画素材データ、2900…
制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画の表示順序を記録し、記録した表
    示順序に従い静止画を連続表示することにより人物動画
    を表示する人物動画編集装置において、人物の静止画デ
    ータを、複数種類のデータからなる動画素材データとし
    て記録する動画素材データ蓄積手段と、前記動画素材デ
    ータの読み出し順序を、複数種類のデータからなる動画
    部品データとして記録する動画部品データ蓄積手段と、
    前記動画部品データの読み出し順序を、シナリオデータ
    として記録するシナリオデータ蓄積手段を具備したこと
    を特徴とする人物動画編集装置。
  2. 【請求項2】 静止画の表示順序を記録し、記録した表
    示順序に従い静止画を連続表示することにより人物動画
    を表示する人物動画編集装置において、人物の静止画デ
    ータを、動画素材データである表情素材データ、頭素材
    データ及び体素材データの3種類のデータとして記録す
    る動画素材データ蓄積手段と、前記動画素材データの読
    み出し順序を、動画部品データである表情部品データ、
    頭部品データ及び体部品データの3種類のデータとして
    記録する動画部品データ蓄積手段と、前記動画部品デー
    タの読み出し順序を、シナリオデータとして記録するシ
    ナリオデータ蓄積手段を具備したことを特徴とする人物
    動画編集装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009521759A (ja) * 2005-12-23 2009-06-04 ソニー ピクチャーズ エンターテイメント インコーポレーテッド モーションキャプチャにおける眼球運動データ置換
CN111145316A (zh) * 2019-12-26 2020-05-12 上海乂学教育科技有限公司 教学动画制作系统

Cited By (3)

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JP2009521759A (ja) * 2005-12-23 2009-06-04 ソニー ピクチャーズ エンターテイメント インコーポレーテッド モーションキャプチャにおける眼球運動データ置換
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